JP4591101B2 - 中継装置とそのプログラム - Google Patents

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

本発明は、無線ICタグのコード情報を基に情報サーバへアクセスして詳細情報を取得する中継装置とそのプログラムに関するものである。
無線ICタグの家電分野への応用が検討されており、特許文献1のように物品に添付された無線ICタグのコード情報に基づいて、ネットワークを経由して情報サーバにアクセスして、対象物の製造元などの詳細情報を取得する方式が考案されている。
特開2003−157477号公報
しかしながら、このように取得した詳細情報はかなり大きな情報量となるため、情報サーバにアクセスする通信経路の一部に、例えば実効レートで2400bps程度の特定小電力無線通信(以下、特小無線通信)を用いたような帯域の非常に狭い通信部分が存在した場合、その通信部分がボトルネックとなり、システム全体の応答性能が著しく落ちる、あるいは、一定時間内に処理できる対象物が非常に少なくなってしまうことが予想される。
特小無線通信は家庭内に設置されるネットワーク機器(ネットワーク家電)と中継装置の間に用いられることが多く、このようなネットワーク機器が無線ICタグの情報活用を行う際には大きな課題となる。
そこで、前記の課題を解決するために、本発明の中継装置とそのプログラムは、対象物に添付された無線ICタグのコード情報を読み取る読取手段を具備したネットワーク機器から前記コード情報を受信し、前記コード情報を元にネットワーク上の情報サーバにアクセスして前記対象物に関する詳細な情報を取得し、前記取得した詳細な情報と、前記ネットワーク機器に対応して前記ネットワーク機器が必要とする情報を特定するための情報テーブルの情報とから、前記ネットワーク機器にとって必要とされる情報だけを選別して、前記ネットワーク機器に伝達するようにした。
これにより、情報サーバにアクセスする通信経路の一部に、例えば特小無線通信を用いたような帯域の非常に狭い通信部分が存在した場合でも、その通信部分を通過する情報を必要最低限に絞り込むことにより、その通信部分がボトルネックとならず、システム全体の応答性能が著しく落ちることもなく、あるいはまた、一定時間内に処理できる対象物が非常に少なくなってしまうことも回避できる。また、ネットワーク機器ごとに必要とする情報についても、ネットワーク機器がその都度、帯域の狭い通信部分を経由して中継装置に申請する必要もなくなる。
第1の発明は、中継装置において、対象物に添付された無線ICタグのコード情報を読み取る読取手段を具備したネットワーク機器から前記コード情報を受信し、前記コード情報を元にネットワーク上の情報サーバにアクセスして前記対象物に関する詳細な情報を取得し、前記取得した詳細な情報と、あらかじめネットワーク機器に対応して前記ネットワーク機器が必要とする情報を特定するための情報テーブルの情報とから、前記ネットワーク機器にとって必要とされる情報だけを選別して、前記ネットワーク機器に伝達するようにした。
これにより、無線ICタグの情報サーバにアクセスする通信経路の一部に、帯域の狭い通信部分が存在した場合でも、その通信部分を通過する情報を必要最低限に絞り込むことにより、その通信部分がボトルネックとならず、システム全体の応答性能が著しく落ちることもなく、あるいはまた、一定時間内に処理できる対象物が非常に少なくなってしまうことも回避できる。
第2の発明は、特に第1の発明の中継装置において、記憶手段を具備し、情報サーバから取得したコード情報に対応した詳細な情報、または、前記詳細な情報の中からネットワーク機器に必要な情報だけを選別したものを、前記記憶手段にて記憶するようにした。
これにより、過去に取得したことのある無線ICタグの詳細情報については記憶手段に残っているので、何度も無線ICタグの情報サーバにアクセスする必要が無くなり、迅速な処理も期待できる。
第3の発明は、特に第1の発明の中継装置において、ネットワーク機器が複数の動作モードと、前記モードに対応した複数のIDを具備し、前記動作モードが変更された時点で、前記ネットワーク機器から送られた前記IDを受信して、前記IDに対応した情報選別を行うようにした。
これにより、その時点での動作モードに応じて、その時点で必要とする情報だけが中継装置により選別され、ネットワーク機器に送られる。
第4の発明は、特に第1〜3記載のいずれかの発明の中継装置において、少なくともひとつの機能をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、CPU、RAM、ROM、記憶装置、I/Oなどを備えた電気情報機器、コンピュータ等のハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部をプログラムとして容易に実現することができる。また記録媒体に記録あるいは、通信回線を用いてプログラム配信することにより、プログラム配布が他の手段に比べて極めて簡単に実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて一実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の無線ICタグの情報サーバへの中継装置とそのプログラムの構成一例を示す図である。ここではネットワーク機器の一例として、乾燥装置10を用いて説明を進める。
最初に乾燥装置10について説明する。乾燥装置10は、乾燥対象物1を乾燥させる装置であり、乾燥対象物1に添付された無線ICタグ2の情報を読み取る読取手段3、制御手段4a、乾燥促進手段5、特小無線通信手段6aを具備する。
乾燥装置10は乾燥促進手段5にて、乾燥すべき乾燥対象物1の乾燥を熱風などで促進し、この乾燥促進手段5は制御手段4aによって熱風温度や風量などが制御される。乾燥には加熱を伴うので、例えば麻や綿などのように耐熱温度の高い材質であれば高温で乾燥させても構わないが、ナイロンや加工品には熱に弱いものがあるため注意を要する。こういった乾燥対象物1ごとに設定された耐熱温度を予め知っておくことで、その温度に応じて乾燥温度を制御すれば、大切な衣類を傷めたりすることなく、効率良く乾燥させることが出来る。
そのために、乾燥対象物1に添付された無線ICタグ2からコード情報を活用することが考えられる。コード情報は文字通り、64〜128ビット程度の数字列で表現される数値情報であって、このコード情報だけでは乾燥に関する具体的な情報が得られない場合には、このコード情報を基にしてインターネット上のサーバにアクセスして、そもそも「対象物が乾燥機で乾かしても良いものか」、あるいは、「乾燥可能ならば乾燥温度は何度が適当であるか」、あるいは「耐熱温度は何度であるか」という乾燥に関する情報を取得する必要がある。このような情報を元に、乾燥装置10に具備された制御手段4aが乾燥促進手段5を制御して、より適切な乾燥を行うことが出来るので、上記のような情報を取得することは大変有益である。
なお、複数の条件の異なる対象物に対しては、最も条件の厳しいものに合わせて対象物の破壊を防ぐことも期待できる。ただし、本発明は乾燥機の動作に関するものではないため、ここでは乾燥方法に関しての説明は省略する。
ここで述べているような詳細な情報取得を主体的に行うのが中継装置20であり、以下ではこの中継装置20についての動作を説明する。
中継装置20は特小無線通信手段6bを具備し、この特小無線通信手段6bを介して乾燥装置10に具備された特小無線通信手段6aと通信を行う。すなわち乾燥装置10において、乾燥対象物1に添付された無線ICタグ2のコード情報を読取手段3にて読み取り、制御手段4aから特小無線通信手段6aを経由して、中継装置20の特小無線通信手段6bに送信され、中継装置20が具備している制御手段4bにて処理が開始される。
制御手段4bが受け取った無線ICタグ2のコード情報は、中継装置20に具備されたLAN通信手段7aと、ルータ30に具備されたLAN通信手段7b、および、WAN通信手段を経由して、インターネット上に存在する名前解決サーバ40に送信される。
名前解決サーバ40は、無線ICタグ2のコード情報に対応した詳細な情報がどこのサーバ(製品情報サーバ50)に存在するかを返答して、先ほどとは逆の経路、つまり、WAN通信手段8、LAN通信手段7b、LAN通信手段7aという経路で制御手段4bに伝えられる。
ただし、サーバ設置については上記に限る理由はなく、名前解決サーバ40、製品情報サーバ50が一体化した情報サーバであって、無線ICタグ2のコード情報より直接的に対応する詳細な情報を提供しても構わない。
制御手段4bはこの名前解決サーバ40から得られた製品情報サーバ50にアクセスして、対象物の詳細情報を取得する。対象物に関する詳細な情報とは、一般的にはかなり多量の情報であり、例えば、生産国、製造元、販売元、製品名、製品型番、値段、製造年月日、素材、特徴といった流通に関することから、漂白の可否、アイロンかけの可否、日向で干してよいか否か、耐熱温度、乾燥機で乾燥させて良いか否かといった取り扱いに関するような情報などが含まれている。
つまり、ここで述べているような乾燥装置10にとって不必要な情報が圧倒的に多く、乾燥装置で乾燥可能か否か、あるいは、乾燥時の耐熱温度は何度であるかといった情報だけを情報を選別(フィルタリング)することが望まれる。
選別方法にはいろいろな手法が考えられ、製品情報サーバ50が乾燥に関する情報だけを選別することも技術的には可能であり、乾燥装置に特化したような情報だけを製品情報サーバ50が選別するという個別対応であってもかまわない。ただしこのような製品情報サーバ50による個別対応が必ずしも可能でない場合もあるので、対象物に関する詳細な情報を製品情報サーバ50から一旦すべて受け取ってから、乾燥に関して必要な情報だけを、中継装置20で選別させることが好ましい。
もちろん逐次、製品情報サーバ50からメーカなど項目ごとの情報を受け取りながら、不要な情報を破棄していき、乾燥に関して必要な情報だけを中継装置20で選別させても構わない。
なお、詳細な情報から特定の情報だけを選別する進め方については、一般的なデータベース検索プログラムの使用を想定しており、そのデータベース検索プログラムに応じたデータ形式変換なども中継装置20で暗黙のうちに実施されるものとする。
このような必要とする情報の選別は、いろいろな過程で実施できるものではあるが、特に、中継装置20から製品情報サーバ50までの経路はADSL、光ファイバのように帯域の太い通信経路であるのに対して、中継装置20から乾燥装置10の経路が特小無線通信であった場合には、中継装置20が必要な情報だけを選別して、特小無線通信では最小限の必要情報だけを通信することが最も好ましいと言える。
また、中継装置20と乾燥装置10との間の通信に、ここで特に特小無線通信を例としてあげている理由は、現在の家庭内でのネットワーク機器(ネットワーク家電)がこの特小無線通信のインターフェイスを一般的に使用しているからである。
既に、この特小無線通信のインターフェイスを介して、例えば外部の携帯電話から操作されるといったことが情報家電分野、あるいはネット家電分野で行われているのが現状であり、外部からの制御のためにすでに備わっている(普及している)特小無線通信のインターフェイスをそのまま流用して、無線ICタグ2の情報解析にも利用することが最も好ましい。
もちろん、中継装置20と乾燥装置10との間には、特小無線通信以外にもPLCと呼ばれるパワーラインを用いた通信、あるいは、RS232Cに代表されるシリアル通信というインターフェイスも使用されることもありうるが、いずれにしても帯域の狭い通信路であることが多い。このような帯域の狭い通信路に製品情報サーバから取得した多量の詳細情報を送り込むことは好ましくなく、予めネットワーク機器が必要とする最低限の情報だけを選別して送り込むべきである。
加えて、中継装置20はもともと、外部から家庭内のネットワーク機器を制御するためのインターフェイスとして設置されるものであり、当然ながら乾燥装置10だけではなく、家庭内に存在するネットワーク機器と複数、同時に通信する能力が必要で、そのため、メモリーやCPUパワーが十分に強力であることが多く、ここまで述べてきたような情報の選別を中継装置20で行わせることは負荷分散的な観点でも非常に現実的である。
仮にネットワーク機器と中継装置の間が、特小無線通信ではなく無線LANなどの高帯域の通信路が用いられていたとしても、中継装置20で選別することが好ましい。その理由として、ネットワーク機器として乾燥装置10ではなく、アイロン、ストーブ、電気毛布などのように、情報処理能力が要求されないような機器であった場合には、低機能で能力の低いCPUしか搭載されていないこともあり、このような場合を含めると、情報の選別をネットワーク機器側で行うことは負荷的に厳しく、こういった観点からも中継装置20にて行うことが好ましい。
(実施の形態2)
実施の形態1の説明では、ネットワーク機器10が必要とする情報の種類を、あらかじめ中継装置20が認識しているという前提で説明してきたが、以下、図2を用いてネットワーク機器ごとに必要とする情報を中継装置20に認識させる方法に関する動作を説明する。
機器が必要とする情報を中継機器に認識させる工程においても、手順の単純化、および、ネットワーク機器10と中継装置20との間の通信データを削減することが好ましく、ネットワーク機器については予め中継装置20の制御手段4bの内部に図2に示すような情報テーブルを設置しておくことが有用である。
すなわち、ネットワーク機器は自分がどのような機器であるのかということを示す機器IDを持っており、その機器IDを中継装置20が受信するだけで、中継機器20は機器IDよりネットワーク機器が必要とする情報を特定することが出来る。このような目的で使用する情報テーブルの一例を図2に示す。
図2において、例えば、冷蔵庫は機器IDが00番であることが規定されており、00番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、冷却の可否(冷却温度)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、冷蔵庫に対しては冷却の可否(冷却温度)に関する情報だけが送られるので、冷蔵庫はその情報を用いることが出来る。
以下同様に、図2において、洗濯機は機器IDが01番であることが規定されており、01番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、洗濯の可否(弱洗、強洗)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、洗濯機に対しては洗濯の可否(弱洗、強洗)に関する情報だけが送られるので、洗濯機はその情報を有効に用いて洗濯することが出来る。
以下同様に、図2において、脱水機は機器IDが02番であることが規定されており、02番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についての脱水の可否(脱水時間)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、脱水機に対しては対象物についての脱水の可否(脱水時間)に関する情報だけが送られるので、脱水機はその情報を有効に用いて脱水することが出来る。
以下同様に、図2において、乾燥機は機器IDが03番であることが規定されており、03番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についての乾燥の可否(乾燥温度、耐熱温度)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、乾燥機に対しては対象物についての乾燥の可否(乾燥温度、耐熱温度)に関する情報だけが送られるので、乾燥機はその情報を有効に用いて乾燥させることが出来る。
以下同様に、図2において、アイロンは機器IDが04番であることが規定されており、04番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についてのアイロン掛けの可否(耐熱温度、当て布有無)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、アイロンに対しては対象物についてのアイロン掛けの可否(耐熱温度、当て布有無)に関する情報だけが送られるので、アイロンはその情報を有効に用いてアイロンかけすることが出来る。
以下同様に、図2において、電子レンジは機器IDが05番であることが規定されており、05番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についての加熱の可否(加熱温度)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、電子レンジに対しては対象物についての加熱の可否(加熱温度)に関する情報だけが送られるので、電子レンジはその情報を有効に用いて調理することが出来る。
以下同様に、図2において、食洗機は機器IDが06番であることが規定されており、06番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についての洗浄の可否(耐熱温度)に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、食洗機に対しては対象物についての洗浄の可否(耐熱温度)に関する情報だけが送られるので、食洗機はその情報を有効に用いて食器を乾燥させることが出来る。
以下同様に、図2において、体重計は機器IDが07番であることが規定されており、07番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についての重量に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、体重計に対しては重量に関する情報だけが送られるので、体重計はその情報を有効に用いて体重計測することが出来る。
以下同様に、図2において、自動販売機は機器IDが08番であることが規定されており、08番の機器IDを受け取った中継装置20は、相手の機器が必要とする情報は、対象物についての賞味期限、銘柄、価格に関する情報であることを情報テーブルから引き出すことになる。この結果、自動販売機に対しては対象物についての賞味期限、銘柄、価格に関する情報だけが送られるので、自動販売機はその情報を有効に用いて販売することが出来る。
なお、図2は一例であり、「機器」や「機器が必要とする対象物に関する情報」はこれらに限定しないし、「機器ID」の代わりに「機器が必要とする情報」が特定できる情報であればよい。
さて、実施の形態2ではネットワーク機器ごとに必要とする情報を、中継装置20に認識させる方法に関する動作を説明してきたが、これら一連の手続きを経て入手した詳細情報、もしくは、ネットワーク機器に応じて選別した情報を、中継装置20の制御手段4bが具備した記憶手段(図示しない)にて記憶しておくことも有用である。つまり一旦取得した情報に関しては、それ以降、名前解決サーバ40、製品情報サーバ50に再度アクセスして詳細な情報を取得する手間がなくなり、インターネットへの無駄なパケット送信もなくなる。
この際、記憶手段で詳細な情報をすべて記憶しておくと、その都度、必要情報の選別は必要ながら、異なるネットワーク機器からの要望に対応することが出来るので、このようにしても構わない。ここのネットワーク機器のために選別した情報だけを記憶しておけば、それ以後は選別が不要になるので、そのようにしても構わない。
中継装置20だけではなく、乾燥装置10の制御手段4aが記憶手段(図示しない)を具備して、同様に一旦取得した情報に関しては記憶しておくということでも、もちろん構わない。
ここまでの説明とは異なり、ネットワーク機器が乾燥装置のような単一機能の装置でなく、洗濯脱水乾燥装置のような場合も考えられる。この場合には、動作モードに応じて必要とする情報が刻々と変化していくことがある。すなわち、洗濯モードの時には洗濯に関して必要な情報(洗濯の可否、弱洗、強洗)であるし、脱水モードの時には脱水に関して必要な情報(脱水の可否、生乾きで終えるか否か)であるし、乾燥モードの時には乾燥に関して必要な情報(乾燥の可否、乾燥最適温度あるいは耐熱温度)である。
このそれぞれの動作モードに切り替わる時点で、ネットワーク機器(ここでは洗濯脱水乾燥機)が中継装置20に対して、自分がどのような機能を持った機器であるかということを示すために、その時点での動作モードに応じた機器IDを送信し、その機器IDを受けた中継装置はそれ以後、そのネットワーク機器には図2に示す情報テーブルを用いて必要情報を選別し、ネットワーク機器に伝えるといった動作をさせることも有用な方法である。
すなわち、ネットワーク機器(洗濯脱水乾燥機)が洗濯機として動作する時には機器IDとして01番を中継装置に送り、これを受けた中継装置は図2に示す情報テーブルを用いて、そのネットワーク機器が必要とする「洗濯可否(弱洗/強洗)」に関する情報だけを選別して伝える。
次に洗濯が終わり脱水に移行したときには、機器IDとして脱水機である02番を中継装置に送り、これを受けた中継装置は図2に示す情報テーブルを用いて、このネットワーク機器に対して「脱水可否(脱水時間)」に関する情報だけを選別して伝える。
最後に脱水が終わり乾燥に移行したときには、機器IDとして乾燥機である03番を中継装置に送り、これを受けた中継装置は図2に示す情報テーブルを用いて、このネットワーク機器に対して「乾燥可否(乾燥温度、耐熱温度)」に関する情報だけを選別して伝える。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録、もしくはインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
なお、ネットワーク機器として乾燥装置や洗濯脱水乾燥装置を例にあげて説明したが、これにかぎるものでなく、ネットワークで接続された電気機器や設備機器などであればよい。
以上のように、本発明にかかる中継装置とそのプログラムは、対象物に添付された無線ICタグのコード情報を読み取る読取手段を具備したネットワーク機器から前記コード情報を受信し、前記コード情報を元にネットワーク上の情報サーバにアクセスして前記対象物に関する詳細な情報を取得し、前記取得した詳細な情報と、前記ネットワーク機器に対応して前記ネットワーク機器が必要とする情報を特定するための情報テーブルの情報とから、前記ネットワーク機器にとって必要とされる情報だけを選別して、前記ネットワーク機器に伝達するようにした。これにより、情報サーバにアクセスする通信経路の一部に、例えば特小無線通信を用いたような帯域の非常に狭い通信部分が存在した場合でも、その通信部分を通過する情報を必要最低限に絞り込むことにより、その通信部分がボトルネックとならず、システム全体の応答性能が著しく落ちることもなく、あるいはまた、一定時間内に処理できる対象物が非常に少なくなってしまうことも回避できる。
本発明の無線ICタグ情報サーバの中継装置とそのシステム構成の一例を示す図 本発明の無線ICタグ情報サーバの中継装置への必要情報選別に用いる情報テーブルの一例を示す図
符号の説明
1 乾燥対象物(対象物)
2 無線ICタグ
3 読取手段
4a、4b 制御手段
5 乾燥促進手段
6a、6b 特小無線通信手段
7a、7b LAN通信手段
8 WAN通信手段
10 乾燥装置(ネットワーク機器)
20 中継装置
30 ルータ
40 名前解決サーバ
50 製品情報サーバ(情報サーバ)

Claims (4)

  1. 対象物に添付された無線ICタグのコード情報を読み取る読取手段を具備したネットワーク機器から前記コード情報を受信し、前記コード情報を元にネットワーク上の情報サーバにアクセスして前記対象物に関する詳細な情報を取得し、前記取得した詳細な情報と、前記ネットワーク機器の持つIDに対応して前記ネットワーク機器が必要とする情報を特定するための情報テーブルの情報とから、前記ネットワーク機器にとって必要とされる情報だけを選別して、前記ネットワーク機器に伝達することを特徴とする中継装置。
  2. 記憶手段を具備し、コード情報に対応して情報サーバから取得した詳細な情報、または、前記詳細な情報の中からネットワーク機器に必要な情報だけを選別したものを、前記記憶手段にて記憶することを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. ネットワーク機器が複数の動作モードと、前記モードに対応した複数のIDを具備し、前記動作モードが変更された時点で、前記ネットワーク機器から送られた前記IDを受信して、前記IDに対応した情報選別を行うことを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の中継装置において少なくともひとつの機能をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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