JP4588258B2 - 電磁波を送受信する装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁波を送信及び/又は受信する装置に係り、特に、マイクロストリップ技術で製作されたアレイから給電される「プリントアンテナ」と呼ばれるアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
以下の説明中、「プリントアンテナ」、又は、「マイクロストリップアンテナ」は、いわゆる「マイクロストリップ」技術で製作され、放射素子、典型的に「パッチ」、スロット、ダイポールなどにより構成されたアンテナ、或いは、希望利得に応じて素子数が決まるこれらの素子のアレイにより構成されたアンテナを意味する。このタイプのアンテナは、レンズの焦点又はパラボラの焦点に一次局として使用され、或いは、平面アレイアンテナとして使用される。
【0003】
プリントアンテナの場合、放射素子は、一体的であるか、或いは、アレイの形に集められているかとは無関係に、マイクロストリップ線により構成された給電アレイから給電される。一般的に、この給電アレイは、程度に多少の差はあるが、望ましくない放射または寄生放射を放出し、アンテナの主放射を妨害する。この寄生照射から生ずる基本的な影響は、プリントアンテナのクロス偏波の上昇である。その他の望ましくない影響が、重要度に差はあるが、この寄生放射から生ずる。すなわち、寄生放射から、
−副ローブの増加及び/又は主ローブの変形を伴うアンテナの放射パターンの障害
−アンテナの効率の障害、すなわち、放射損失
が生ずる。
【0004】
寄生放射を制限、若しくは、最小限に抑えるため、従来、提案されている解決法は、
−厚さ、誘電率などの誘電基板のパラメータの賢明な選択
−線幅の最適化
−寄生放射が由来する不連続部の最小化
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これまでに提案されている解決法は、その解決法の有効性を制限する妥協が求められる。たとえば、高誘電率を示す細長い基板は、給電線の放射を最小限に抑えるが、放射素子の放射の有効性を減少させ、アンテナの効率が低下する。同様に、幅の狭い線を使用することにより寄生放射は減少するが、線の幅が狭くなる共に、抵抗性損失が増大する。
【0006】
したがって、本発明は、寄生放射の有害な影響を減少させるのではなく、アンテナの主放射に寄与するように寄生放射を利用する解決法の提案を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明は、所定の偏波の信号を送受信する少なくとも一つの放射素子と、マイクロストリップ技術で製作され寄生放射が得られるよう構成された線を含む給電アレイとを有する電磁波送受信装置であって、
上記給電アレイは、寄生放射がアンテナの放射と同じ方向及び同じ偏波を有し、アンテナの放射と同相で合成するように、構成され、寸法が決められることを特徴とする。
【0008】
よく知られた方法で、寄生放射は、給電アレイの線の不連続部、たとえば、屈曲部、T形回路、線幅変動部などによって生成される。
【0009】
本発明の一実施例によれば、寄生放射源の相対位相は、給電アレイの線の長さによって決定される。好ましくは、給電アレイは対称性のあるアレイである。
【0010】
直線偏波アンテナの場合、屈曲部の両側での線の長さLiは、以下の式、
L1=λ1/2+k1・λ1 k1=0,1,2,....
L2=k2・λ2 k2=0,1,2,....
によって与えられ、式中、λiは、長さLiの給電アレイの線に導かれる波長を表し、
【0011】
【数2】
Figure 0004588258
であり、ここで、
fは、動作周波数[GHz単位]を表し、
εr effは、長さLiの線の部分に対する材料の実効誘電率を表す。
【0012】
さらに、少なくとも2個の放射素子を有する円偏波アンテナの場合、二つの屈曲部を含むT形回路により形成された給電アレイの線の長さLiは、次式、
L’2=L2+k1・λ2/4 k1=1,2,3
L’3=L2+k2・λ3/4 k2=1,2,3
によって与えられ、式中、L’2及びL2はT形の二本の分路であり、L3及びL’3は放射素子に連結する線である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のその他の特徴並びに効果は、添付図面を参照する以下の多様な実施例の説明を読むことにより明らかになる。
【0014】
図面中、説明を簡単にするため、同じ素子には同じ参照番号を付す。
【0015】
以下では、放射素子がパッチにより構成されたプリントアンテナに関して本発明を説明する。しかし、本発明は、放射素子がマイクロストリップ技術によって製作された給電アレイへ連結された他のタイプのプリントアンテナに適用可能であることは、当業者には自明である。
【0016】
図1には、マイクロストリップ技術による線によって形成された給電アレイに製作される種々のタイプの不連続部、すなわち、屈曲線(エルボウ)1と、幅方向に線の段差がある横方向線ジャンプ2と、T形部3とが示されている。
【0017】
参考文献:J.R. James & P.S. Hall編, "Handbook of Microstrip Antennas", Peter Peregrinus Ltd., London、特に、その中で、第14章"Microstrip Antenna Feeds", page 815-817に記載されているように、図1に示されるような給電線中の不連続部は、寄生放射を生ずることがよく知られている。特に、参考文献:M. EL. Haj Sleimen, "Studies of Millimetre Printed Antenna Arrays", Laboratoire Antenna et Reseaux de Rennes in 1999によれば、屈曲部1、横方向線ジャンプ2、及び、T形部3のような不連続部の主放射の向きを推定することが可能である。
【0018】
図2には、従来型の構造をなすマイクロストリップ線により構成された給電アレイが示されている。より詳細には、給電アレイは、長さL1の分路11と長さL2の分路12とによって拡張されたT形部10を含む。分路11及び12は、それぞれ、屈曲部13及び14によって拡張される。屈曲部13は、長さL3の線セグメント15によって拡張され、屈曲部14は、長さL4の線セグメント16によって拡張される。2本の線セグメント15及び16は、それぞれ、屈曲部17及び18で終端する。また、T形部10は、本例の場合に、λ/5に一致する長さL5の区間で線幅が拡大している。図2に示されるように、種々の不連続部は、屈曲部13に対する場E1、屈曲部14に対する場E2、屈曲部17に対する場E3、屈曲部18に対する場E4、T形部10に対する場E5、及び、拡幅された線に対する場E6に応じて寄生照射を生じる。図2に示された給電アレイの6個の不連続部E1〜E6から、給電アレイによって生成される全体的な場Eを計算することができる。正規直交基準フレームI、Jを利用することにより、場E1〜E6の単位ベクトル、すなわち、
【0019】
【数3】
Figure 0004588258
が得られる。
【0020】
本例の場合、全体的な場Eを計算するため、以下のパラメータ、すなわち、
−不連続部毎の放射の有効性
−線の減衰
−各不連続部のレベルで給電によって送られる電力
が考慮される。
【0021】
これらの要素を考慮することにより、従来の方法で全体的な場を計算する。次に、全体的な場を計算した後、本願明細書では説明されていない従来の方法にしたがって、寄生放射の楕円率を決定することができる。実際上、公知の方程式に基づいて、給電アレイの寄生放射源の相対位相が長さL1、L2、L3、L4及びL5によって決定され、寄生放射源の相対振幅は、不連続部の性質に依存し、不連続部を通過する線によって伝搬された相対電力に比例する。放射源は、放射アレイに連結され、アレイの理論は、放射源の位置、相対位相及び相対振幅を知ることによって、アレイの放射パターンを計算し、特に、放射場の偏波を決定することができる。かくして、本発明に従って、寄生放射を主放射と同じ方向に向け、寄生放射に主放射と同じ偏波を与え、寄生放射を主放射と同相で合成するため、給電アレイと等価的な放射源の位相中心をアレイの位相中心と一致させ、最大放射を主放射場が最大となる方向で生じさせ、最大放射と主放射場の偏波を一致させることが必要である。
【0022】
かくして、直線偏光プリントアンテナと関係した図3に示されるように、屈曲部1、2によって与えられる寄生放射は、主放射と平行した合成結果を生ずる。より詳細には、図3に示されたプリントアンテナは、4個のパッチP1、P2、P3及びP4からなるN個のアレイを含み、より具体的には、4個のパッチからなる8個のアレイを含む。図3に示されるように、第1のアレイ中の4個のパッチP1、P2、P3及びP4は、寄生放射1、2を生ずる屈曲部1及び2と、寄生放射3、4を生ずるT形回路とを有する給電アレイを用いて対称的に連結される。4個のパッチからなる4個のアレイは、図3の右半分に示されるように、矢印5、6、7及び8によって記号表示されているような寄生放射を生じるT形マイクロストリップ線を介して、対称的に一体として連結される。本例の場合、主放射は、寄生放射と併せて、図3の下側半分に示されるように記号表示される。矢印Fで表される主放射は、主放射と平行した反対向きの放射F’を生ずる屈曲部1及び2による放射と、相互に打ち消し合うT形回路3及び4の放射と、相互に打ち消し合う寄生放射5及び6と、相互に打ち消し合う寄生放射7及び8とが加えられ、これにより、主放射Fと平行であり、かつ、振幅が小さくなった合成放射が得られる。したがって、対称的に連結された4個のパッチからなる8個のアレイを含む図3のプリントアンテナの場合、寄生放射の方向に関する条件と、この寄生放射の偏波に関する条件とが満たされた場合、位相に関する条件は満たされない。このため、放射が同相になるよう制御されていない場合、アンテナの主放射に対し、部分的若しくは全体的に対向し、アンテナの効率が低下する。アンテナの最大効率を保証するため、本発明によれば、図4に示されるように、寄生放射が主放射と同相で合成することが必要である。
【0023】
図4に示されるように、主放射Φ1を生じる4個のパッチP’1、P’2、P’3及びP’4は、屈曲部及びT形回路を有する給電アレイを介して接続される。より具体的には、パッチP’1及びP’2は、T形給電回路によって一体的に連結され、このT形給電回路は、同一の長さLの線によってパッチP’1及びP’2へ連結された屈曲部により拡張された同一の長さLを有する2本の分路を含む。また、パッチP’3及びP’4も同じ形式で接続され、二つのT形給電回路は、同一の長さLの線素子によって第1のT素子の点Cへ連結された屈曲部により拡張された同一の長さLを有する2本の同じ分路を含む別のT形給電回路によって一体的に連結される。
【0024】
図4に示されるように、直線偏波の場合に、主放射と同相で合成する寄生放射を獲得するため、上述の長さLは、以下の規則、すなわち、
=λ/2+kλ=0,1,2,....
=kλ=0,1,2,....
=λ/2=kλ=0,1,2,...
=kλ=0,1,2,....
に従う必要がある。式中、λは、長さLの給電アレイの部分に導かれる波長、すなわち、
【0025】
【数4】
Figure 0004588258
を表す。ここで、
fは、動作周波数[GHz単位]を表し、
εreffは、長さLiの線部分に対する材料の実効誘電率を表す。
【0026】
位相基準として、第1のT形部の接合点での波の位相を選択したときに、長さLが、
=λ/2+kλ=0,1,2,....
を満たすような長さである場合、第1の屈曲部のレベルでの位相φは180°、すなわち、
φ=2πL/λ=π+2kπ
であり、屈曲部によって放射された場(図4において、点線の矢印で示されている)は、同図に示されるような向きをもつ。したがって、第1のT形部の両側の二つの屈曲部の不連続部を加算することにより、二つの不連続部から放出全体的な場は、T形の不連続部によって放射された場(図4において実線で表現されている)と作図的に加算される。長さLがkλと一致する場合、屈曲部によって放射された場は、図4に示された場と反対の向きであり、合成結果は、T形部によって放射された場と正反対の向きであり、アンテナの利得が低下する。
【0027】
次に、円偏波の場合に関する本発明の一実施例について図5を参照して説明する。本例の場合、プリントアンテナは、マイクロストリップ技術で製作された給電アレイに接続された4個のパッチP”1、P”2、P”3及びP”4のアレイを含み、給電アレイは、相互に連結された二つのT形回路を含む。詳述すると、第1のT形回路は、長さL及びL’の2本の分路を有し、屈曲部C1及びC2によって拡張され、屈曲部C1は長さLの線によってパッチP”1へ連結され、屈曲部C2は長さL’の線によってパッチP”2へ連結される。パッチP”3及びP”4に関しても同様である。さらに、T形回路の二つの入力は、長さLの線及び長さL’の線を介して、共通点Aで相互連結される。図5の下側部分に示されているように、パッチP”1、P”2、P”3及びP”4の集合体は、円偏波主放射を生し、この円偏波主放射に、屈曲部C1及びC2と、T形回路3及び4とによって、同様の円偏波をもち、主放射の偏波と同じ向きを有する寄生放射が加えられる。したがって、寄生放射が加えられた主放射により構成される全体的な放射が獲得される。位相関係を充足させるため、長さは、
=L’
L’=L+kλ/4 k=1,2,3,...
=L’+kλ/4 k=1,2,3,...
を満たす必要がある。ここで、λは長さLの給電アレイの部分に導入された波長を表す。
【0028】
図6(a)及び6(b)には、順序付き循環の原理を使用して給電回路に接続された4個のパッチ10、11、12及び13のアレイを含むプリントアンテナが示されている。このアンテナは、パラボラアンテナ、又は、ルーネベルグレンズ形のアンテナの照射用に利用され得る。4個のパッチ10、11、12及び13は、給電アレイから給電される。給電アレイは、図6(a)の場合、長さL、L、L及びLの4本の線を含み、線L及び線Lは、T形回路の二つの分路を形成し、線Lは屈曲部を介して線Lに接続され、線Lは屈曲部を介して線Lに接続され、線Lは別の屈曲部を介してパッチ10及び11へ接続され、線Lは更に別の屈曲部を介してパッチ12及び13へ接続される。T形回路及び4個の屈曲部は、主放射の偏波と逆向きの円偏波をもつ寄生放射を生じる。
【0029】
図6(b)において、給電アレイは、T形回路の二本の分路の長さがL’とL’になされ、矢印Eで記号表示されるような寄生放射を生じ、屈曲部の寄生放射を加えることにより、主放射の偏波とは逆向きの円偏波をもつ寄生放射を生じるように、変更されている。本例の場合、図7に示されるように、周波数の関数としての楕円率(TE)が二つのアレイに対し獲得され、本発明の一つの効果がわかる。図6(b)の回路の場合、TEは、630MHzを超える周波数帯域で1.74dB未満である。図6(a)の回路の場合、TEは、中心周波数が12.1GHzである330MHzの周波数帯域と、中心周波数が12.7GHzである150MHzの別の周波数帯域の二つの周波数帯域で1.74dB未満になる。図7のグラフから、等価的なTEレベル(3dB)で、本発明による回路の場合に、TEの帯域幅が40%増加していることがわかる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0031】
1.アンテナの効率が改良される。
【0032】
2.基板及びアンテナ設計の両面に関して矛盾した選択を行なう必要が無い。
【0033】
3.円偏波の場合に、特に、干渉偏波のレベルが非常に低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロストリップ線に現れる種々の不連続部を表す平面図である。
【図2】場Eの向きと共に給電アレイを示す平面図である。
【図3】プリントアンテナと、プリントアンテナの寄生放射を示す給電アレイとを表す平面図である。
【図4】直線偏波の例における本発明による給電アレイの平面図である。
【図5】円偏波の例おける本発明による給電アレイの平面図である。
【図6】(a)は主放射と同じ偏波を有する寄生放射を伴う4個のパッチを有する給電アレイを表し、(b)は主放射と反対の偏波を有する寄生放射を伴う4個のパッチを有する給電アレイを表す平面図である。
【図7】図6(a)及び6(b)に示された給電アレイの楕円率を表すグラフである。
【符号の説明】
P”1,P”2、P”3,P”4 放射素子
L1,L2,L3,L4,L’2,L’3 給電アレイ
C1,C2 屈曲部
3,4 T型回路
A 共通点

Claims (5)

  1. 磁波を送受信する装置であって
    所定の偏波の信号を送受信する少なくとも一つの放射素子と、
    マイクロストリップ技術で製作され寄生放射が得られるよう構成された線を含む給電アレイと
    を有し、寄生放射がアンテナの放射と同じ向き及び同じ偏波を有し、アンテナの放射と同相で合成するように、上記給電アレイの構造と寸法決められ、寄生放射の放射源の相対位相は、上記給電アレイの線の長さによって決定される、装置。
  2. 直線偏波アンテナの場合に、
    屈曲部の両側での線の長さLi(i=1,2)は、
    L1=λ1/2+k1・λ1 k1=0,1,2,....
    L2=k2・λ2 k2=0,1,2,....
    によって与えられ、
    長λi(i=1,2)、長さLの給電アレイの線に導かれる波長を表し、λi=30/(f√εreffによって表され、
    fは、動作周波数を表し、
    εreffは、長さLiの線の部分に対する材料の実効誘電率を表す、請求項記載の装置。
  3. 上記給電アレイは対称性のあるアレイである請求項記載の装置。
  4. 少なくとも2個の放射素子を有する円偏波アンテナの場合に、
    二つの屈曲部を含むT形回路により形成された上記給電アレイの線の長さLi(i=1,2)、L’i(i=1,2)は、
    L’2=L2+k1・λ2/4 k1=1,2,3
    L’3=L+k2・λ3/4 k2=1,2,3
    によって与えられ、L’2及びL2はT形部の二本の分路の長さを表し、L3及びL’3は放射素子に連結する線の長さを表し、
    波長λiは、長さLiの上記給電アレイの線に導かれる波長を表し、λi=30/(f√εreff)によって表され、
    fは、動作周波数を表し、
    εreffは、長さLiの線の部分に対する材料の実効誘電率を表す、請求項記載の装置。
  5. 上記給電アレイは対称性のあるアレイである、請求項4記載の装置。
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