JP4586412B2 - 自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造 - Google Patents

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この発明は、自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造に関し、詳しくは、サイドドアの上部を構成する窓枠部サッシュにパーティションサッシュを締結部材を介して縦方向に装着して昇降ガラス枠部と嵌め込みガラス枠部とに分割し、前記昇降ガラス枠部に昇降ガラスと該昇降ガラスを案内かつシールするグラスランチャネルとを装着し、前記嵌め込みガラス枠部に外周にシール部材を取り付けた嵌め込みガラスを装着した自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造に関するものである。
従来、この種の技術は、一例として、図4〜図6に開示(特許文献1参照)されている。自動車用サイドドア10として一般的に左右4枚あるが、ここでは、自動車の左側のフロントドアFD及びリヤドアRDの2枚が示されている。そして、自動車用サイドドア10のパーティションサッシュ部構造は、図4の丸で囲ったA,Bに見られる。構造的には、同じであるので以下A部について説明する。
A 部は、図5,図6に詳細に示されている。すなわち、サイドドア10の上部を構成する窓枠部サッシュ20にパーティションサッシュ30を締結部材31を介して縦方向に装着して昇降ガラス枠部40と嵌め込みガラス枠部50とに分割し、昇降ガラス枠部40に昇降ガラス60と昇降ガラス60を案内かつシールするグラスランチャネル70とを装着し、嵌め込みガラス枠部50に外周にシール部材80を取り付けた嵌め込みガラス90を装着した自動車用サイドドア10のパーティションサッシュ部構造を呈している。
このパーティションサッシュ部構造においては、窓枠部サッシュ20とパーティションサッシュ30との突き当て繋ぎ部付近の水及び空気のシールが難しく水漏れあるいは風漏れ発生の対策が採られていた。例えば、グラスランチャネル70のリブ71の上端に窓枠部サッシュ20とパーティションサッシュ30との間に差し込まれるシール片72が設けられたり、図示しないエプトシールなどの補助シール材が適宜場所に挿入されていた。
特開昭60−60028号公報
しかしながら、このような特許文献1の技術では、補助シール材がはみ出したり、シール片の一部が見えるため見栄えが悪いという問題がある。また、詰めた補助シール材の反力によりパーティションサッシュが押されて隙ができたり、昇降ガラスの昇降を繰り返す内に摩擦抵抗により経時変化でグラスランチャネルが下がり上部に隙ができて雨漏れ風切り音の発生等問題が生じていた。
そこで、この発明は、上記問題に鑑みて補助シール材など使うことなく、見栄えが良く時間が経ってもグラスランチャネルが下がらずに気密水密が維持できる自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造を提供することを目的としている。
この目的を達成するため、請求項1の発明は、サイドドアの上部を構成する窓枠部サッシュにパーティションサッシュを締結部材を介して縦方向に装着して昇降ガラス枠部と嵌め込みガラス枠部とに分割し、昇降ガラス枠部に昇降ガラスと昇降ガラスを案内かつシールするグラスランチャネルとを装着し、嵌め込みガラス枠部に外周にシール部材を取り付けた嵌め込みガラスを装着した自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造において、パーティションサッシュは、グラスランチャネルとシール部材の間に位置し、縦方向に延びると共に車幅車幅方向の幅を有する固定部を備え、締結部材は、固定部の上部から上方に突出すると共に、固定部の車幅方向の幅よりも狭い車幅方向幅を有し、グラスランチャネルは、締結部材の横でパーティションサッシュの固定部の上部を越え嵌め込みガラス部側に突出して下方に延び、固定部のシール部材側の面に掛止める掛止め部を上部コーナーに形成したことを特徴とする自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造としている。
また、請求項2の発明は、請求項1において、パーティションサッシュの固定部の上部に縦方向に延びる切り欠き部を形成し、掛止め部は、切り欠き部に入り込むと共に、車幅方向に突出して固定部のシール部材側の面に係止するブロック部を形成したことを特徴とする自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造としている。
さらに、請求項3の発明は、請求項1又は2において、掛止め部は、嵌め込みガラス部側に突出した先端に、シール部材と接触してこのシール部材との間をシールする舌片を有していることを特徴とする自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造としている。
請求項1の発明によれば、グラスランチャネルと一体となった掛止め部をパーティションサッシュに掛止めるようにしたので、補助シール材など使うことなく、時間が経ってもグラスランチャネルが下がらずに気密水密が維持できる自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造を提供することができる。
請求項2の発明によれば、上記請求項1の発明の効用に加え、グラスランチャネルの動きがより規制され、窓枠部サッシュ内において車両高さ方向及び車両前後方向に加え車幅方向にも位置ずれが生じなく、より一層の気密水密の効果を奏することができる。
請求項3の発明によれば、上記請求項1及び2の発明の効用に加え、グラスランチャネルの上部で嵌め込みガラスのシール部材に接触する舌片を設けたので、なお一層の気密水密効果を奏することができる。
以下、図面に基づいてこの発明を説明する。従来と同一ないし均等な部位部材については、同一符号を付し重複した説明を省略する。
自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造は、前述したように図4に示す箇所に適用される。図1は、パーティションサッシュ部の水平断面を示し、その分解斜視図を図3に示し、その部のグラスランチャネルの斜視図を図2に示す。
パーティションサッシュ30が窓枠部サッシュ20に外表面を面一にして縦方向に突き当てL字型をした締結部材31を介してねじ止めで装着固定されている。このようにして、昇降ガラス枠部40と嵌め込みガラス枠部50とに分割されている。この昇降ガラス枠部40には昇降ガラス60と昇降ガラス60を案内かつシールするグラスランチャネル70とが装着されており、嵌め込みガラス枠部50には外周にシール部材80を取り付けた嵌め込みガラス90が装着されている。
このような自動車用サイドドア10のパーティションサッシュ部構造において、グラスランチャネル70は、締結部材31の横でパーティションサッシュ30の上部を越えて嵌め込みガラス部50側に通過させ下方に延びて、パーティションサッシュ30に緩みなく掛止める鉤型の掛止め部73をグラスランチャネル70の上部コーナーに一体に形成している。
この締結部材31の車幅方向幅をパーティションサッシュ30の固定部の幅の1/2以下とし、残りの部分に掛止め部73を通過掛止める部位としている。また、この例では、パーティションサッシュ30の上部で締結部材31が位置しない位置の縦方向に切り欠き部32を形成し、掛止め部73に切り欠き部32に係止するブロック部74を形成している。このブロック部74のため切り欠き部32から掛止め部73が抜け方向に移動しにくく、昇降ガラス60の昇降を繰り返してもグラスランチャネル70の上部コーナーが下がることはない。なお、図1において、切り欠き部32が見えるように描かれているが、実際には掛止め部73がきつく嵌合するように係止されていることが望ましい。
さらに、掛止め部73は、窓枠部サッシュ20と係合するリブ76と連続し嵌め込みガラス90のシール部材80と直接突き当てあるいは図のように面接触してシールする舌片75を有している。
この発明に係るパーティションサッシュ部構造は、以上のような構成をしているので、昇降ガラス60の昇降に伴う抵抗力がグラスランチャネル70に作用してもグラスランチャネル70の上部コーナー部も移動せず確実に位置決めできる。このため、気密水密の十分な保証ができ、雨漏れ、風切り音の発生は生じない。また、補助シール材を用いないため、安価にできることは勿論シール不良や一部はみ出しによる外観不良を生じない。
この発明の自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造を示す水平断面図である。 グラスランチャネルの上部コーナー斜視図である。 図1に示す自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造の分解斜視図である。 この発明の自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造が適用されている箇所を示すサイドドア部の正面図である。 従来の自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造の分解斜視図である。 従来の自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造の斜視図である。
符号の説明
10 サイドドア
20 窓枠部サッシュ
30 パーティションサッシュ
31 締結部材
32 切り欠き部
40 昇降ガラス枠部
50 嵌め込みガラス枠部
60 昇降ガラス
70 グラスランチャネル
73 掛止め部
74 ブロック部
75 舌片
80 シール部材
90 嵌め込みガラス

Claims (3)

  1. サイドドアの上部を構成する窓枠部サッシュにパーティションサッシュを締結部材を介して縦方向に装着して昇降ガラス枠部と嵌め込みガラス枠部とに分割し、前記昇降ガラス枠部に昇降ガラスと該昇降ガラスを案内かつシールするグラスランチャネルとを装着し、前記嵌め込みガラス枠部に外周にシール部材を取り付けた嵌め込みガラスを装着した自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造において、
    前記パーティションサッシュは、前記グラスランチャネルと前記シール部材の間に位置し、縦方向に延びると共に車幅方向の幅を有する固定部を備え、
    前記締結部材は、前記固定部の上部から上方に突出すると共に、前記固定部の車幅方向の幅よりも狭い車幅方向幅を有し、
    前記グラスランチャネルは、前記締結部材の横で前記パーティションサッシュの前記固定部の上部を越え前記嵌め込みガラス部側に突出して下方に延び、前記固定部の前記シール部材側の面に掛止める掛止め部を上部コーナーに形成したことを特徴とする自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造。
  2. 請求項1において、前記パーティションサッシュの前記固定部の上部に縦方向に延びる切り欠き部を形成し、
    前記掛止め部は、前記切り欠き部に入り込むと共に、車幅方向に突出して前記固定部の前記シール部材側の面に係止するブロック部を形成したことを特徴とする自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造。
  3. 請求項1又は2において、前記掛止め部は、前記嵌め込みガラス部側に突出した先端に、前記シール部材と接触してこのシール部材との間をシールする舌片を有していることを特徴とする自動車用サイドドアのパーティションサッシュ部構造。
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