JP4586017B2 - 駆動システムの冷却システムへの動力供給最適化のための駆動システムと方法 - Google Patents

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Description

この発明は請求項1の特徴を具えた駆動システムおよび少なくとも1個の駆動システムを冷却するための冷却システムへの動力供給を最適化する方法に関するものである。
静的または動的な応用、特に少なくとも1個の駆動機関を具えた車両に使うことを意図した駆動システムは内燃機関として構成されている。これらの駆動システムは燃焼プロセス中に発生される熱を放散する冷却システムを必要としている。該冷却システムは冷媒を搬送するための環状路と熱交換器として構成された冷却機構と環状路中に冷媒を循環させる搬送機構とを有しており、該搬送機構は冷媒循環ポンプの形で与えられる。
該冷却機構にはファンの形で与えられる周囲に熱を最適に搬送するとともに周囲からの空気を搬送する機構が付設されている。従来の構成ではこのファンは駆動機関、特に内燃機関により駆動されている。これにより冷却機構に供給される空気の量は該機関の回転数に比例する。
この構成の大きな欠点としては、応答時間が遅いこと、実際の必要に対しての利用できる冷却能力の調節が不適正であることがある。過剰な空気量が供給されると、つまり駆動システムの回転数(rポンプ)が高いと、ファンを駆動するのに不必要な量の動力が消費されることになる。空気量が少な過ぎると機関はその動力が低下する。
さらにファンをオンオフに切り換えてファンの駆動のための伝達比を変えるという解決策もある。このシステムも応答時間が遅く、実際に必要なものに対して冷却システムにより供給される冷媒容積の調節が不適正となる。
他にも駆動システムとファンとの間でファン動力を調節する手段を使う構成があり、冷媒の温度の関数として開閉するクラッチ結合システムである。この場合クラッチまたは印加される圧力と冷却システム中の温度との間に直接的な比例性があり、これがこの構成の主たる欠点となっている。
かくして駆動システムそれ自身、特に調節可能な変数は冷却環状路中で調節される温度に対して正確に設定されなければならない。さらにこのシステムは現存の温度値に対して応答するので、理論的に可能な冷却能力が冷却システムにより供給されないし、またシステムの慣性応答の故に冷却能力の調節に時間遅れがある。
この発明の目的は必要な動力消費に関して最適化された冷却システムを提供することにある。
この発明の他の目的は製造コストの低減された冷却システムを提供することにある。
この発明の他の目的は冷却システムの慣性応答をできる限り補償して応答を速くすることにある。
このためこの発明の駆動システムは、特に内燃機関として具現されるものであり、少なくとも駆動機関を冷却する冷却システムを有している。該冷却システムは冷媒を導く環状路と、環状路から熱を吸収するために周囲から空気を供する供給機構とを有している。該供給機構は換気ファンとして構成されており、駆動機関と駆動連結されている。環状路には冷却機構が付設されている。
冷却システムはさらに環状路中に冷媒流を維持する冷媒循環ポンプを有している。駆動機関とファンとの間には水力クラッチの形の可制御・調節クラッチが設けられている。ポンプが駆動機関により駆動されるとき、このクラッチはポンプの後に配置される。
該クラッチは第1と第2のホイールを有しており、これらは一緒に作業流体を充填できる作業室を構成する。クラッチはホイールからは自由になっている。第1のホイールは少なくとも間接的に(つまり直接的または追加の伝動要素を介して)駆動機関に連結されており、第2のホイールは少なくとも間接的に(つまり好ましくは直接的にまたは追加の伝動要素を介して)ファン、特にその駆動軸に、連結されている。
伝動比の制御は、クラッチにより入力できる動力の制御・調節として、クラッチにより伝動されるトルクの制御・調節としてホイールの回転数の制御・調節として、クラッチにより行われる。クラッチの充填比またはクラッチを間接的に特性値はこれら全ての制御・調節機能の処理変数として働くものである。
この発明の駆動機関は、クラッチにより伝動されるトルクを変更するまたはに影響を与えることによりファンの動力の調節が駆動機関に関して自明の方法で認識できる、という利点がある。
駆動機関により供給される動力およびクラッチにより伝動される動力の関数として駆動機関へのフィードバックは行われる。これにより伝達可能なトルクの調節可能性の故に、動力テークオフ側の回転数、つまり駆動軸の回転数が変更できる。さらにこの回転数に応じてまたクラッチの滑りを考慮して、動力テークオフ側の回転数が駆動機関の回転数に調節される。
駆動システムの構成には種々の可能性がある。水力クラッチの形を取る場合には、作業流体の供給システムを有しており、そうでない場合には駆動機関の冷却システムを作業流体供給システムとして利用することができる。
コンパクトでかつ現存の部品を可能な限り利用すべく、(b)による可能性を選ぶのが望ましい。この場合には、水力クラッチは駆動連結ライン中に駆動機関のクランク軸およびファンと一緒に、つまり機関とファンとの間に配置される。冷却システム中の構成は冷媒の流れの方向に見て循環ポンプの後に配置される。水力クラッチ中へのまたはを通過する流れは弁機構により制御・調節される。
弁機構は逆の形に構成できる。それは調整可能な弁機構を含んでおり、そこでの調節は段階的または連続的に行われる。特に有利な実施例にあっては、少なくとも1個の比例弁が使用されて、必要な充填比を精密に検知した調節が行なわれる。
別個の作業流体供給システムを有した構成においては、水力クラッチに開環状路または閉環状路を付設する。閉環状路の場合には充填比の制御・調節は圧力制御により行われる。この制御・調節は環状路中に静的な重複圧力を印加することにより行うのが望ましい。開環状路の場合には、充填比の調節は例えば近似制御・調節できる充填ポンプにより行われる。
この発明によれば、少なくとも1個の駆動機関とそれに付帯する冷却システムを具えた少なくとも1個の駆動システムのための冷却システムへの動力供給を最適化する方法が提案される。
該冷却システムにおいては、冷媒を搬送する環状路と少なくとも間接的に冷媒を冷却する冷却機構と環状路または冷却機構に付設された供給機構とを有している。該供給機構は環状路または環状路機構から熱を吸収する冷却周辺空気を供給するものであって駆動機構に連結されたファンの形を取る。
以上の構成にあって、熱を吸収すべくファンにより供給される空気の量は冷却システムに必要な冷却能力を決定するためのパラメータとして、駆動機関における作業パラメータおよび作業状態および少なくとも1個の変数の関数として、調節される。該変数は少なくとも間接的に環状路中の冷媒の特性値である。
ここでクラッチは剛性クラッチまたは駆動機構の全ての作業状態において不変の伝動比を有したクラッチである。必要なファンの動力の調節は冷却能力の実際の変化の前または同時に行われる。
駆動機構の現在の作業パラメータから決定されて、冷却環状路中の温度および作業状態を少なくとも間接的に特性値は理論的に変化動作の調節であり、特に冷却環状路の冷却能力の変化である。この理論的な変化から特定の冷却能力または冷却能力範囲を維持するのに必要なファン動力が引き出される。
この発明の方法によれば、ファンの動力消費を最適の方法で環境に適応させることができる。この動力消費とは環境の各変化中に環状路により必要とされる冷媒容積である。ファンにより供給される空気の容積(つまりファン動力)と作業状態、特に駆動機構の回転数との間には決った関係はない。これらふたつの間にはいかなるフィードバックもない。さらに熱を吸収する空気の過剰供給により特徴付けられるが必要な冷却能力を供給するには全く必要のないファンの「アイドリング」は防止されている。
必要な冷却能力を供給するべくファンにより供給される空気容量の調節はファンの回転数を制御することにより行われる。何故ならファンの回転数は供給される空気の容量に実質的に比例するからであり、ファンの回転に起因する抵抗は無視できるし駆動作業中には定常なトルクが発生されるからである。
冷却システム、特に環状路中での冷却能力は環状路または冷却機構から熱を直接に吸収するためにファンにより供給される空気容量により左右されるから、冷却システムの冷却能力はまたファンの回転数の関数となる。この場合、パラメータは冷却機構により供給される冷却能力により決ってくる。冷却機構が熱交換器の形をとるときには、パラメータは例えば冷媒の形態または冷却機構内の熱を吸収する構成部品により左右される。
ここで作業パラメータとしては少なくとも駆動機構の温度および/または回転数および/またはこれらを少なくとも間接的に特性値がある。少なくとも間接的に特徴付けるとは、対応する温度と回転数およびこれらを間接的に特性値の間に関数関係があるということである。この関係は種々の形で言える。以下に記載する少なくとも1個の変数またはそれら変数の組合せが作業状態または駆動状態を特性値であると考えられる。
駆動機構の現在の作業状態の特性値。作業状態に影響するユニットの励起。駆動状態を調節および/または変更するために運転者の意図を選択する機構の位置または励動またはこれら特性値の変化。駆動機構の冷却システムが駆動システムの他のユニットを冷却するのに使われるときには、それらユニットの挙動およびそれらのユニットに必要とされる強度または冷却能力。
この発明によれば、必要とされる冷却能力の調節はファンと駆動機構、伝動比の制御手段間の駆動連結による回転数制御またはファンの調節により行われる。これらの手段はここでは調節可能なクラッチの形をとる。該クラッチにその構造に応じて動力入力の適正な調節または伝動可能なトルクの調節により左右される。
この発明によれば、ファンの回転数冷却の目的のために供給される空気の容量を決定するパラメータとして制御・調節できる。ここで調節は冷却システムの冷却能力または駆動機構の温度の制御・調節へのプロセスとして集積される。この場合、該プロセスは上にある制御・調節の制御・調節成分である。
作業流体供給システムの構造に応じて、油、水または冷媒はクラッチの作業流体として機能する。
この発明の駆動システムはクラッチにより伝動可能なトルクの調節可能性の故にこの発明の方法を実施するのに最適である。
図1にこの発明による駆動システム1の基本的構成を示す。駆動システム1は好ましくは内燃機関3として構成される駆動機構2を有している。駆動機構2には冷却システム4が併設されている。該冷却システムは少なくとも1種の冷媒を搬送する環状路5と環状路5に併設された冷却機構6とを有している。
さらに換気ファン7が設けられていて、周囲の空気を冷却機構6に供給する。該空気は冷却機構6の領域において解放された冷媒の熱を吸収する。この場合、冷却機構6は環状路5内に配置されている。冷却機構の構成には種々の可能性があり、例えば熱交換器であってもよい。ファン7は駆動機構2と駆動連結されている。
冷却システム4の冷却能力、ひいては環状路5中の冷媒の温度の調節・制御はユニットの冷却後に冷媒から放出される熱の吸収のためにファン7により供給される周囲の空気容量の制御・調節により行われる。駆動機関2と駆動連結されたファン7の回転数または回転数を少なくとも間接的に特徴付ける変数の制御・調節のために、水力クラッチ8の形で与えられる可調節クラッチ37が設けられている。該クラッチはそれ自身により伝動される動力の制御に貢献する。
該クラッチによる伝動トルクの制御により、駆動機関により定量の動力が供給される場合には、クラッチ37の出力側における回転数nAは近似的に調節される。該回転数はファン7の回転数nfanに相当するかまたは少なくとも比例する。個々の制御・調節関数を行なうべく、制御装置26が設けられている。該制御装置は少なくとも1個の制御機構27を有しており、該機構は制御ユニットの非集中的機能を司る構成または制御ユニットそのものと解される。
制御機構27は調節機構38に連結されてクラッチ37の伝動比を設定または変更する。クラッチ37の伝動比の設定・変更はこの場合下記の変数の関数として行なわれる。
冷却対象、特に燃焼機関3の温度、駆動機関の少なくとも1個の作業パラメータまたはそれを少なくとも間接的に特徴付ける変数、少なくとも間接的に駆動システムの作業状態を特徴付ける少なくとも1個の変数または、駆動システムが自動車に用いられている場合には、少なくとも間接的に駆動状態を特徴付ける少なくとも1個の変数。
駆動機関の作業パラメータとは少なくとも間接的にその機能的作業を特徴付ける変数を言い、換言すると直接それを意味しまたは直接にまたは機能的な相関により引き出される変数により意味されるものである。これらの変数としては例えば駆動機関の回転数nengine、出力動力Pengine、出力トルクMengineなどがある。該変数は例えば内燃機関の製造中にスロットル弁の位置または注入量により特定される。
作業状態を少なくとも間接的に特徴付ける変数とは駆動システムの動力バランスを左右するパラメータを言う。これらのパラメータとはある時点において存在するパラメータである。加えて変化を来たすパラメータおよび少なくとも前者を考慮に入れる。前者のパラメータとは例えばブレーキ機構の機能的作業、駆動機関の動力出力、現在の係合ギアステップなどを特徴付ける変数である。
駆動状態の変化を来たすこれらの変数としては例えばブレーキ機構の励動、特に特定の大きさのブレーキトルクを出そうとするドライバーの意図の明細、定常回転数を維持しようとするドライバーの意図の明細、駆動機関の動力出力を変更しようとするドライバーの意図の明細などがある。これらの変数は単独または組合せで与えられる。
個々の変数を検知するために検知機構が設けられている。駆動機関2の駆動状態を少なくとも間接的に示す少なくとも1個の変数のための検知機構を39で示す。駆動状態FZを少なくとも間接的に示す変数の少なくとも1個を検知する機構を40で示す。駆動機関2の温度を少なくとも間接的に示す変数を検知する機構を41で示す。
個々の検知機構39〜41は制御装置27に直列または並列に連結されている。期待されかつこれらの変数から引き出されかつ駆動機関2の現在の作業パラメータにより左右される冷却能力必要度に対応して、クラッチ37特にクラッチに併設された調節機構38により制御される回転数nfanの設定制御によりファン7の動力が調節される。
回転数nfanの設定は例えば充填比FGおよび/または流量および/または通過路の調節または作業流体への静的重複圧力の制御・調節により行われる。
この発明によれば、実際に調節される前に前以って決定された冷却能力必要度の調節が重要である。したがってシステムは事前に反応する。
図2にこの発明の方法を実施するのに有利な構成の実施例を示す。したがって同じ構成要素には同じ参照番号を用いる。駆動システム1は燃焼機関3の形で形成される駆動機関2を有している。駆動機関2、特に燃焼機関3に付設して冷却システム4が設けられていて、該システムは冷媒の搬送のための環状路5とこれに付設された冷却機構6とを有している。
さらにファン7が設けられていて、これが冷却機構6に熱を吸収する周囲の空気を供給する。ファン7は少なくとも間接的に駆動機関2、特に燃焼機関3に連結されている。すなわちファン7は駆動機関2と駆動連結にあり、この連結は直接か間に変速機構が設けられている。ファン7の動力の制御・調節のために、動力は回転数または直接にファン7の回転数nfanの関数として特徴付けられる。
可調節クラッチ37としては駆動機関2または燃焼機関3と駆動連結して水力クラッチ8が設けられている。動力伝動の方向に見たときに、水力クラッチ8は駆動機関2または燃焼機関3およびファン7の後に配置されている。
ファン7の回転数nfanの設定すなわち少なくとも制御はクラッチ8の充填比FGにより行われる。クラッチ8は流量調節水力クラッチの形で与えられる。クラッチ8は圧縮器として機能する第1ホイール9とタービンとして機能する第2ホイール10とを有している。これらは一緒になって作業流体を充填する作業室11を形成する。
第1のホイール9は少なくとも間接的に(つまり直接またはさらなる伝動手段を介して)燃焼機関3のクランク軸12に連結されている。第2のホイール10は少なくとも間接的に(つまり直接またはさらなる伝動手段を介して)ファン7、特に駆動軸13に連結されている。
クラッチ8への作業流体供給に関しては種々の態様がある。図2に示す好ましき実施例においては、クラッチ8は駆動機構2の冷却システム4から作業流体を供給されている。冷却システム4またはその構成要素はクラッチ8に併設された作業流体供給システム34を構成している。環状路5中の冷媒を循環させるべく還流ポンプ14が設けられている。
該ポンプは環状路5中の循環流れを維持し、かつ好ましくは駆動機関2に連結されている。図示の場合には、該ポンプは駆動機関2とクラッチ8との間に配置されている。かくして駆動軸の回転数は常に駆動機関2の回転数、特にクランク軸2の回転数にリンクされている。
クラッチ8に環状路5から作業流体として冷媒が供給されるとき、クラッチ8は環状路5のバイパス15内に配置される。ここで環状路5は出口18とポンプ14への入口17の間の第1の冷媒搬送部16を構成する。第2の冷媒搬送部19はバイパス15の形で与えられて、クラッチ8に作業流体を供給する。バイパス15は少なくとも第1のバイパスサブライン20と第2のバイパスサブライン22とを有している。
バイパスサブライン20はポンプ14の出口18をクラッチ8の入口21に連結する。後者は直接または間接的にさらなるラインまたはポートを介してクラッチ8の作業室11に連結されている。バイパスサブライン22は少なくともクラッチ8の出口23をポンプ14の入口17に連結している。
ここで作業室11またはその出口への連結は多数の出口で行われる。ここでは充填度FGの調節のためにポンプ14とクラッチ8の入口21との間に配置されているのは弁機構24であり、ここで少なくとも流量を制御することができる。弁機構24は可調節弁として与えられており、好ましくは非例弁25である。
環状路5から作業室11への作業流体の供給のクラッチ8から環状路5への連結はバイパス15により行われ、流れ方向に見てポンプ14とクラッチ8との間における弁機構24の配置により簡単な方法で可能となり、弁機構24の励動により対応する信号の制御またはフィードバックが行われて、クラッチ8を通る流れが調節され、充填度の変更によりホイール10またはファン7の回転数を調節する。
このシステムはコストの増加が少なくてよく、増設する構成要素も最適化される。さらにクラッチ8への作業流体供給システム34の解決の場合には、冷却システム4、特に環状路5への環流が必要である。環状路5は開または閉回路として構成され、特に制約はない。図2の実施例の場合には環状路5は閉回路の形をとっている。
この発明によりファン7の冷却能力を調節することができ、それにはファンの回転数が決定されこの回転数により、駆動機関2の回転数とは独立に、冷却能力が影響を受ける。この発明においては、ファン7の回転数の調節は駆動システム1の作業パラメータにより行われる。そして駆動機関、特に燃焼機関3を上下に調節することなしに冷却システム4の温度は維持される。作業パラメータの変更のお陰で、環状路5中の冷媒の温度の上昇下降前にファン7により引き出される冷却能力を調節することが可能となる。
これにより燃焼機関3の温度は実質的に定常となり、冷却のためのエネルギー消費が最適化されるという利点がある。この場合駆動システム1の作業パラメータとしては環状路5により冷却される構成要素、特に駆動機関2の温度である。リターダー(retarder)が用いられているときには、その温度および駆動機関と車両の作業状態を少なくとも間接的に特徴付ける変数である。
種々の変数としては、リターダーの励動、例えば回転数nengineやトルクMengineや係合しているギアーなどの駆動機関の動力出力の特性値、駆動機関2がギアボックスと連結しているときには、動力始動時に存在する特性値、特に動力始動時におけるギアボックスの特性値(例えばnpower-offやMpowertake-off)などがある。
図3aにファン7の回転数nfanの制御の可能性を示す。駆動システム1の基本的構成は図2に示されており、同じ構成要素については同じ参照番号を用いる。
該駆動システムには制御装置26が含まれており、該制御装置は好ましくは制御ユニット特にECUの形で与えられる制御機構27を有している。該制御機構は少なくとも1個の入口28(図示の場合は28.1〜28.n)、弁機構24の調節機構30に連結された少なくとも1個の出口29を有している。入口28はそれぞれ駆動システム1の作業パラメータを検知する検知機構31.1〜31.nに連結されている。
検知機構39は冷却されるユニットの温度を少なくとも間接的に示す変数を検知するものであり、検知機構40は駆動機関2の作業状態を少なくとも間接的に示す少なくとも1個の変数を検知するものであり、検知機構41は作業状態を少なくとも間接的に特徴付ける少なくとも1個の変数を検知するものである。
図示の場合、機構31.1に含まれるのは、例えば駆動機関2の回転数nengineを少なくとも間接的に特徴付ける変数を検知する検知機構40である。機構31.2に含まれるのは、駆動機関の温度を環状路5の温度の形で少なくとも間接的に特徴付ける変数を検知する検知機構39である。機構31.3に含まれるのは、作業状態を少なくとも間接的に特徴付ける変数を検知する検知機構41である。
機構31.2は好ましくはサーマスタット32として構成され、冷却機構の入口33に配置される。機構機関の回転数nengineおよび作業状態と環状路5により決定される温度T、特に現在の状況による温度の増減に応じて、機構5により必要とされる冷却能力を減少させることができる。決定好ましくは計算される冷媒温度ΔTの変化に応じて、クラッチ8の励動、特に弁機構24、特にその調節機構30により調節される充填比FGの明細が決定されて、環状路5中の冷却能力を与えるためにファン7により供給される動力を達成する。
この場合、弁機構24は調節機構30として機能して、作業室11内における充填比FGを調節する。機構機関2の温度を維持したい場合には、作業パラメータにより決る環状路5中の温度Tcoolantの変化ΔTcoolant-theoreticalを引き出す必要がある。ファン7のための操作された変数の量はこの調節変化から生み出されて、環状路5内における冷却レベルの定常を維持する。
必要とされる冷却能力Pfanの出力は回転数nfan,specifiedに比例する、特性値である。環状路中の冷媒温度Tcoolantを制御すべく、ファン7の回転数nfanが制御される。クラッチ8の出口つまりタービン10における回転数nclutchに対応するまたは回転数に機能的に関連ありかつ、好ましくは回転数に直接比例するファンの回転数nfanの制御のための変数として機能するのはクラッチ8の充填比FGであって、弁機構24により調節される。
ここで充填比とはクラッチ8により電動できるトルクMclutchを指し、このトルクが駆動機関2の回転数nengineの関数としてクラッチ8により伝動できる動力Pclutchを決定する。これに対応するブロック線図を図3bに示す。
図4は図3bに基づいて機構機関の温度Tengineの定常温度への調節を示すものであり、これには環状路5中の温度Tcoolantが調節される。冷媒の温度Tcoolantは少なくとも間接的に機構機関の温度Tengineを特徴付ける変数を構成する。この温度は連続的にモニターされて、実際値TengineまたはTcoolantが特性値Tengine-specifiedまたはTcoolant-specifiedΔTから偏倚した場合には、機関または冷媒の定常温度特に必要とされる回転数nfan,specifiedの調節装置としてのファン7の励動が起きる。
これが起きると、ファンの回転数nfanが実際値nfanを連続的または間欠的に決定して温度偏倚から結果される特性値nfan,specifiedと比較することにより調節される。励動偏倚に応じてクラッチ8の充填比FGが偏倚0が達成されるまで変更される。ついで弁機構24を励動することにより充填比FGの作業状態が行われ、これによりバイパス15を通る流量が決まる。
ファン7の回転数の制御またはフィードバックの場合には調節は冷媒温度の制御・調節または少なくとも間接的に温度を特徴付ける変数の成分である。この構成では、ファン7の回転数の調節は定常冷媒温度の調節に集積される。しかし、回転数調節を図3bの制御に集積することも可能である。さらに冷媒温度の調節にはファン回転数の1回の制御のみが使われてもよい。
図5a、5bに、ファン7.5から出力される駆動Pfanをクラッチ8.5を使うことにより制御するさらなる2通りの可能性を示す。しかし該クラッチは環状路5.5とは独立の固有の作業流体供給システム34.5を併設している。機構機関2の環状路5.5は図2に示したものに対応するが、バイパスはなくクラッチ8.5がその中に配置されている。同じ構成要素には同じ参照番号を用いる。
クラッチ8.5の作業流体供給システム34.5は種々の構造にできる。図示の場合には、開環状路35が使われている。該環状路は作業流体貯留器36を含んでおり、適宜な連結ラインによりクラッチ8.5の少なくとも1個の入口21.5と少なくとも1個の出口23.5に連結されている。このシステムは水力クラッチにおける定常出口開度を特徴としている。
このシステムにおいては、クラッチ8.5は作業流体の供給流量とともに変化する。この変化は作業室11への流れ方向について作業流体貯留器36の後に配置された冷却ポンプ37により調節される。このシステムは図1に示したものとは異なるが、同じ制御・調節を行なうことができる。決定的なことは、ファン7の動力出力を制御するのに可変充填比を有した水力クラッチを使用していることである。
これとは対照的に図5bに示す構成における作業流体供給システム34.5は閉環状路42を有しており、これが作業流体貯留器36.5に気密に連結されている。さらに貯留器中での作業流体レベルへの静的重複圧力印加手段43が設けられている。該手段はクラッチ8.5の調節機構38を構成して、動力伝動挙動を変化させ、特に充填比変更手段44の形で伝動トルクを変化させる。
図6に図2のものの変化実施例を示すが、ここでは環状路中に追加の冷媒循環ポンプ46が設けられていて、可調節クラッチ45により駆動される。該ポンプは回転数・トルクコンバーター47により駆動機関2に連結されており該コンバーターは平ホイール48の形で与えられる。この構成により、循環ポンプ46の供給量を駆動機関2の回転数とは独立に自由に調節することが可能であるという利点がある。
この発明は内燃機関などの駆動機関、特にその冷却システムの製造の分野において広く応用され得るものである。
冷却動力供給の最適化方法を実施するためのこの発明の駆動システムの基本的構成を示す模型図である。 水力クラッチを使用しかつ駆動システムのための冷却システムが作業流体供給システムとして使われているこの発明の駆動システムの望ましき実施例の模型図である。 図2の構成におけるファン回転数の制御・調節を示すブロック線図である。 図2の構成におけるファン回転数の制御・調節を示すブロック線図である。 図3bに基づいた駆動機構の温度調節の可能性を示す。 別個の作業流体供給システムを具えたクラッチによるファン出力動力の制御の他の2通りの可能性を示す模型図である。 別個の作業流体供給システムを具えたクラッチによるファン出力動力の制御の他の2通りの可能性を示す模型図である。 追加の冷媒循環ポンプを具えた図2の構成の発展形を示す。
符号の説明
1: 駆動システム
2: 駆動機関
3: 燃焼機関
4: 冷却システム
5: 冷媒環流のための環状路
6: 冷却機構
7: 換気ファン
8: 水力クラッチ
11: 作業室
14: 環流ポンプ
16: 冷媒搬送部
24: 弁機構
25: 比例弁

Claims (11)

  1. 駆動機関(2、3)と、駆動機関(2、3)を冷却する冷却システム(4)とを有しており、該冷却システムは冷媒環状路(5)と冷却機構(6)と冷却機構に付設された換気ファン(7)とを有しており、換気ファン(7)は駆動機関(2、3)に駆動連結されており、駆動機関と換気ファンとの間には制御・調節可能なクラッチが設けられており、クラッチ(37)が流体クラッチ(8)として構成されかつ第1のホイールと第2のホイールとを有しており、これらホイールは一緒になって作業流体を充填可能な作業室を構成しており、かつクラッチに付設されて作業流体供給システム(34)が設けられており、流体クラッチ(8)の伝導挙動の制御手段(49)が設けられていることを特徴とする駆動システム。
  2. 少なくとも制御・調節機構を含んだ制御・調節装置が設けられており、駆動機関の少なくとも1個の実作業パラメータと、駆動システムの作業状態を示す少なくとも1個の特性値と、冷却環状路中の温度を示す少なくとも1個の特性値とを検知するべく制御・調節機構に連結された検知機構が設けられており、制御・調節機構は移送可能なモーメントの制御のためのクラッチの調節機構に連結されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 流体クラッチ(8)の作業流体供給システム(34)が冷却システム(4)として構成されており、クラッチが冷却システム中に配置された還流ポンプ(14.5)に対して流れ方向に追加されており、該クラッチが冷媒環状路のバイパス(15)に設けられており、流体クラッチの作業室への作業媒体の流入制御のためのクラッチ制御機構として冷却システム中に配置されて弁機構(24)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 弁機構が冷媒環状路内に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 弁機構がバイパス内に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 弁機構が比例弁(25)として構成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかひとつに記載のシステム。
  7. 冷却環状路(4)内には第2の還流ポンプ(46)が設けられており、第2の還流ポンプ(46)が第1の還流ポンプに追加されており、第2の還流ポンプ(46)は駆動機関とクラッチ間で回転数・回転モーメント移送装置(47)を介して駆動機関とに連結されており、第2の還流ポンプ(46)が調節可能であることを特徴とする請求項3〜6のいずれかひとつに記載のシステム。
  8. 第2の還流ポンプ(46)の調節が駆動機関と第2の還流ポンプ間の駆動連結に配置された制御・調節可能クラッチ(45)により行われることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 制御・調節可能なクラッチ(45)が流体クラッチとして構成されていることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. クラッチに付設されて別個の作業流体供給システム(34)が設けられており、該システムが作業室(11)に連結した環状路(42)を含んでおり、環状路に付設して作業室(11)中の充填度を変更する手段(44)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  11. 環状路(42)が閉環状路として形成されており、かつ気密作業媒体容器(36.5)と気密に連結されていて、かつ作業流体中の作業流体反射体への静的移送圧力励起のための充填度媒体(43)の変更手段(44)を含んでいることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
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