JP4584206B2 - 電動機 - Google Patents

電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP4584206B2
JP4584206B2 JP2006215587A JP2006215587A JP4584206B2 JP 4584206 B2 JP4584206 B2 JP 4584206B2 JP 2006215587 A JP2006215587 A JP 2006215587A JP 2006215587 A JP2006215587 A JP 2006215587A JP 4584206 B2 JP4584206 B2 JP 4584206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
seal
rotor
axial direction
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006215587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008038799A (ja
Inventor
健一 白木
和之 岩田
征人 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006215587A priority Critical patent/JP4584206B2/ja
Publication of JP2008038799A publication Critical patent/JP2008038799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584206B2 publication Critical patent/JP4584206B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/3445Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34479Sealing of phaser devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Description

この発明は、ベーンを有する油圧アクチュエータや油圧モータ等のベーン式油圧機器を用いる電動機に関するものである。
内燃機関の吸気弁や排気弁(以下、「機関弁」と呼ぶ)の開閉タイミングを任意に変更する装置として、バルブタイミング制御装置が知られている。このバルブタイミング制御装置は、内燃機関の出力シャフトとカムシャフトの動力伝達部に両者の回転位相を変更するための位相変更手段が設けられ、この位相変更手段が車両の運転状況に応じてコントローラによって制御されるようになっている。
位相変更手段としては、例えば、ベーン式の油圧アクチュエータが用いられている。この油圧アクチュエータは、図11〜図13に示すように、軸方向の両側が側壁部材80(図12参照)によって閉塞された略筒状のハウジング81と、このハウジング81の内周側に同軸に、かつ相対回動可能に配置されたベーンロータ82と、を備え、ハウジング81の内周面に周方向に離間して複数の仕切壁83が突設されるとともに、ベーンロータ82の外周面にはハウジング81側の仕切壁83,83間に配置される羽根部84が突設されている。羽根部84は、ハウジング81内の隣接する仕切壁83,83間を2つの液室85,86に隔成し、この2つの液室85,86には作動液が選択的に給排されるようになっている。つまり、ハウジング81とベーンロータ82を一方に相対回動させる場合には、羽根部84の前後の一方の液室85(86)に作動液を供給するとともに他方の液室86(85)から作動液を排出する。
また、仕切壁83と羽根部84の各先端面には、軸方向の一端から他端に亙るようにシール溝87が形成され、この各シール溝87内に、仕切壁83とベーンロータ82の外周面の間、または、羽根部84とハウジング81の内周面の間をシールする樹脂製のシール部材88(図13参照)が収容されるとともに、このシール部材88を対峙する相手部材の周面方向に付勢するばね部材89(図13参照)が収容されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−303119号公報
上記従来のベーン式の油圧アクチュエータにおいては、シール溝87を有するハウジング81やベーンロータ82が金属で形成されるのに対し、シール部材88が金属よりも線膨張係数の大きい樹脂材料によって形成されるため、熱膨張時のサイズを考慮して常温時におけるシール部材88の軸長をシール溝87の軸長よりも短く設定しなければならない。つまり、熱膨張時におけるシール部材88が軸長がシール溝87の軸長以上に長くなると、シール部材88の軸端が側壁部材80の内面に過大な力で圧接される状況が考えられ、このような状況を回避するためには、常温時におけるシール部材88の軸長をシール溝87の軸長に対して充分に短く設定しなければならない。
また、シール部材88が長尺になると、その長さに応じて製造時における寸法公差が大きくなるため、この公差の増大を見越してシール部材88の軸長をシール溝87に対してより短くしなければならなくなる。
したがって、上記従来の油圧アクチュエータの場合、シール部材88の軸長がシール溝87の長さに対して短くなる傾向にあるため、図12に示すようにシール部材88の軸方向の端部が側壁部材80の端面から大きく離間し、ハウジング81とベーンロータ82の相対回動時に、一方の作動室85の作動液が、シール部材88の軸方向の端部と側壁部材80の間の隙間dに回り込み他方の作動室86に流れ込み易くなる。そして、このようにシール部材88の端部の隙間dを回り込んむ作動液の漏れ量が増大すると、不要なエネルギーの消費が増大してしまう。
なお、このような課題は上述したベーン式の油圧アクチュエータに限らず、同様のシール構造を用いる場合にはベーン式の油圧ポンプ等においても起こり得る。
そこでこの発明は、シール部材の端部に回り込んでの作動液の漏れを抑制して、エネルギーの利用効率の向上を図ることのできるベーン式油圧機器を用いる電動機を提供しようとするものである。
上記の課題の解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、円周方向に沿うように永久磁石(例えば、後述の実施形態における永久磁石9)が配置された内周側回転子(例えば、後述の実施形態における内周側回転子6)と、この内周側回転子の外周側に同軸に、かつ相対回動可能に配置されるとともに、円周方向に沿うように永久磁石が配置された外周側回転子(例えば、後述の実施形態における外周側回転子5)と、前記内周側回転子と外周側回転子を相対回動させて両者の回転位相を変更する位相変更手段(例えば、後述の実施形態における位相変更手段12)と、を備えた電動機(例えば、後述の実施形態における電動機1)であって、前記位相変更手段に、筒状部材(例えば、後述の実施形態における環状ハウジング15)と、この筒状部材の内周側に同軸に、かつ相対回動可能に配置された軸部材(例えば、後述の実施形態におけるベーンロータ14)と、前記筒状部材と軸部材の軸方向両側に配置されて、前記軸部材の外周面と前記筒状部材の内周面とともに空間部を形成する側壁部材(例えば、後述の実施形態におけるドライブプレート16)と、前記軸部材の外周面と前記筒状部材の内周面の少なくとも一方に突設されて、前記空間部内を複数の液室(例えば、後述の実施形態における進角側作動室24および遅角側作動室25)に隔成する羽根状の仕切壁(例えば、後述の実施形態における仕切壁21)と、この仕切壁の先端面に、軸方向の一端から他端に亙るように形成されたシール溝(例えば、後述の実施形態におけるシール溝30)と、このシール溝内に軸方向に沿って配置されて、前記仕切壁の先端面の対峙する相手部材の周面に密接するシール部材(例えば、後述の実施形態における第1シール部材11A,第2シール部材22B)と、このシール部材を前記相手部材の周面方向に付勢する付勢手段(例えば、後述の実施形態における板ばね31)と、を備えたベーン式油圧機器を用い、このベーン式油圧機器の前記仕切壁で隔成される円周方向前後の液室に作動液を給排して、前記内周側回転子と外周側回転子の回転位相を変更する駆動力を得るように構成され、前記シール溝内に配置されるシール部材が、前記付勢手段によって軸方向の一端側に付勢される第1シール部材(例えば、後述の実施形態における第1シール部材22A)と、前記付勢手段によって軸方向の他端側に付勢される第2シール部材(例えば、後述の実施形態における第2シール部材22B)を備え、前記第1シール部材の前記一端側には、前記付勢手段の押圧力を、前記シール部材の軸方向の一端側に向かう分力と、前記シール部材の軸方向と直交する方向に向かう分力として作用させる受圧面(例えば、後述の実施形態における傾斜面33a)が形成され、前記第1シール部材の前記他端側には、前記付勢手段の分力を、前記シール部材の軸方向に直交する方向に作用させるガイド突起(例えば、後述の実施形態におけるガイド突起36)が形成され、前記第1シール部材および前記第2シール部材は、同一形状で構成されるとともに、前記シール溝内に軸方向において逆向きに配置され、共通の前記付勢手段が、軸方向の一端側で、前記第1シール部材の受圧面および前記第2シール部材のガイド突起に跨るとともに、軸方向の他端側で、前記第2シール部材の受圧面および前記第1シール部材のガイド突起に跨るように配置されてなることを特徴とする。
これにより、第1シール部材と第2シール部材が、シール溝内において軸方向の相反する向きに夫々付勢され、各シール部材の端部が側壁部材に密接するようになる。また、第1シール部材と第2シール部材が共通の付勢手段によって夫々相反側の側壁部材に押し付けられるようになる。
請求項1に記載の発明によれば、第1シール部材と第2シール部材が夫々付勢手段によって軸方向の相反側の側壁部材方向に付勢されるため、シール部材の端部に回り込んでの作動液の漏れを有効に防止することができる。したがって、この発明によれば、機器作動時における作動液の漏れをより少なくし、エネルギーの利用効率を高めることができる。
また、共通の付勢手段によって第1シール部材と第2シール部材を相反側の側壁部材に押し付けることができるため、シール溝内に収容する部品の点数を少なくして組付けの容易化を図ることができる。
また、電動機の内周側回転子と外周側回転子の相対位相を変更する位相変更手段が、作動液の漏れの少ないベーン式油圧機器によって構成されるため、位相変更手段を操作するための作動液供給源の大型化を招くことなく、確実な位相変更を行うことが可能になる。
以下、この発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。最初に、図1〜図7に示す第1の実施形態について説明する。
この第1の実施形態は、ベーン式油圧機器を用いた電動機1の実施形態である。電動機1は、図1〜図4に示すように円環状の固定子2の内周側に回転子ユニット3が配置されたインナロータ型のブラシレスモータであり、例えばハイブリッド車や電動車両等の走行駆動源として用いられる。固定子2は複数相の固定子巻線2aを有し、回転子ユニット3は軸芯部に回転軸4を有している。車両の走行駆動源として用いる場合には、電動機1の回転力はトランスミッション(図示せず)を介して車輪の駆動軸(図示せず)に伝達される。この場合、電動機1は車両の減速時に発電機として機能させれば、回生エネルギーとして蓄電器に回収することもできる。また、ハイブリッド車においては、電動機1の回転軸4をさらに内燃機関のクランクシャフト(図示せず)に連結することにより、内燃機関による発電にも利用することができる。
回転子ユニット3は、円環状の外周側回転子5と、この外周側回転子5の内側に同軸に配置される円環状の内周側回転子6を備え、外周側回転子5と内周側回転子6が設定角度の範囲で回動可能とされている。
外周側回転子5と内周側回転子6は、回転子本体である円環状のロータ鉄心7,8が例えば焼結金属によって形成され、その各ロータ鉄心7,8の外周側に偏寄した位置に、複数の磁石装着スロット7a,8aが円周方向等間隔に形成されている。各磁石装着スロット7a,8aには、厚み方向に磁化された2つの平板状の永久磁石9,9が並列に並んで装着されている。同じ磁石装着スロット7a,8a内に装着される2つの永久磁石9,9は同方向に磁化され、各隣接する磁石装着スロット7a,7a、及び、8a,8aに装着される永久磁石9の対同士は磁極の向きが逆向きになるように設定されている。即ち、各回転子5,6においては、外周側がN極とされた永久磁石9の対と、S極とされた永久磁石9の対が円周方向に交互に並んで配置されている。なお、各回転子5,6の外周面の隣接する磁石装着スロット7a,7a、及び、8a,8aの各間には、永久磁石9の磁束の流れを制御するための切欠き部10が回転子5,6の軸方向に沿って形成されている。
外周側回転子5と内周側回転子6の磁石装着スロット7a,8aは夫々同数設けられ、両回転子5,6の永久磁石9…が夫々1対1で対応するようになっている。したがって、外周側回転子5と内周側回転子6の各磁石装着スロット7a,8a内の永久磁石9の対を互いに同極同士で対向させる(異極配置にする)ことにより、回転子ユニット3全体の界磁が最も弱められる弱め界磁の状態(図4,図5(b)参照)を得ることができるとともに、外周側回転子5と内周側回転子6の各磁石装着スロット7a,8a内の永久磁石9の対を互いに異極同士で対向させる(同極配置にする)ことにより、回転子ユニット3全体の界磁が最も強められる強め界磁の状態(図2,図5(a)参照)を得ることができる。
また、回転子ユニット3は、外周側回転子5と内周側回転子6を相対回動させるための回動機構11を備えている。この回動機構11は、両回転子5,6の相対位相を任意に変更するための位相変更手段12の一部を構成するものであり、非圧縮性の作動流体である作動液の圧力によって操作されるようになっている。位相変更手段12は、上記の回動機構11と、この回動機構11に供給する作動液の圧力を制御する図示しない油圧制御装置と、を主要な要素として構成されている。
回動機構11は、図1〜図3に示すように回転軸4の外周に一体回転可能にスプライン嵌合されるベーンロータ14(軸部材)と、ベーンロータ14の外周側に相対回動可能に配置される環状ハウジング15(筒状部材)とを備え、この環状ハウジング15が内周側回転子6の内周面に一体に嵌合固定されるとともに、ベーンロータ14が、環状ハウジング15と内周側回転子6の両側の側端部を跨ぐ円板状の一対のドライブプレート16,16(側壁部材)を介して外周側回転子5に一体に結合されている。したがって、ベーンロータ14は回転軸4と外周側回転子5に一体化され、環状ハウジング15は内周側回転子6に一体化されている。
ベーンロータ14は、回転軸4にスプライン嵌合される円筒状のボス部17の外周に、径方向外側に突出する複数のベーン18(仕切壁)が円周方向等間隔に設けられている。一方、環状ハウジング15は、内周面に円周方向等間隔に複数の凹部19が設けられ、この各凹部19にベーンロータ14の対応するベーン18が収容配置されるようになっている。各凹部19は、ベーン18の先端部の回転軌道にほぼ合致する円弧面を有する底壁20と、隣接する凹部19,19同士を隔成する略三角形状の仕切壁21によって構成され、ベーンロータ14と環状ハウジング15の相対回動時に、ベーン18が一方の仕切壁21と他方の仕切壁21の間を変位し得るようになっている。この実施形態の場合、仕切壁21はベーン18と当接することにより、ベーンロータ14と環状ハウジング15の相対回動を規制するストッパとしても機能する。
また、内周側回転子6に固定される環状ハウジング15のベース15a部は一定厚みの円筒状に形成されるとともに、図1に示すように内周側回転子6や仕切壁21に対して軸方向外側に突出している。このベース部15aの外側に突出した各端部は、ドライブプレート16に形成された環状のガイド溝16aに摺動自在に保持され、環状ハウジング15と内周側回転子6が、外周側回転子5や回転軸4にフローティング状態で支持されるようになっている。
外周側回転子5とベーンロータ14を連結する両側のドライブプレート16,16は、環状ハウジング15の両側面(軸方向の両端面)に摺動自在に密接し、環状ハウジング15の各凹部19の側方を夫々閉塞する。したがって、各凹部19は、ベーンロータ14のボス部17と両側のドライブプレート16,16によって夫々独立した空間部を形成し、この空間部は、作動液が導入される導入空間23となっている。各導入空間23内は、ベーンロータ14の対応する各ベーン18によって夫々2室に隔成され、一方の部屋が進角側作動室24、他方の部屋が遅角側作動室25とされている。進角側作動室24は、内部に導入された作動液の圧力によって内周側回転子6を外周側回転子5に対して進角方向に相対回動させ、遅角側作動室25は、内部に導入された作動液の圧力によって内周側回転子6を外周側回転子5に対して遅角方向に相対回動させる。この場合、「進角」とは、内周側回転子6を外周側回転子5に対して、図2,図4中の矢印Rで示す電動機1の回転方向に進めることを言い、「遅角」とは、内周側回転子6を外周側回転子5に対して、電動機1の回転方向Rと逆側に進めることを言うものとする。
また、各進角側作動室24と遅角側作動室25に対する作動液の給排は回転軸4を通して行われるようになっている。具体的には、進角側作動室24は、油圧制御装置の進角側給排通路26に接続され、遅角側作動室25は同油圧制御装置の遅角側給排通路27に接続されているが、進角側給排通路26と遅角側給排通路27の一部は、図1に示すように、夫々回転軸4に軸方向に沿って形成させた通路孔26a,27aによって構成されている。そして、各通路孔26a,27aの端部は、回転軸4の外周面の軸方向にオフセットした位置に形成された環状溝26b,27bに接続され、その各環状溝26b,27bは、ベーンロータ14のボス部17に略半径方向に沿って形成された複数の導通孔26c…,27c…に接続されている。進角側給排通路26の各導通孔26cは環状溝26bと各進角側作動室24とを接続し、遅角側給排通路27の各導通孔27cは環状溝27bと各遅角側作動室25とを接続している。
この電動機1の場合、内周側回転子6が外周側回転子5に対して最遅角位置にあるときに、外周側回転子5と内周側回転子6の永久磁石9が異極同士で対向して強め界磁の状態(図2,図5(a)参照)になり、内周側回転子6が外周側回転子5に対して最進角位置にあるときに、外周側回転子5と内周側回転子6の永久磁石9が同極同士で対向して弱め界磁の状態(図4,図5(b)参照)になるように設定されている。
なお、この電動機1は、進角側作動室24と遅角側作動室25に対する作動液の給排制御によって、強め界磁の状態と弱め界磁の状態を任意に変更し得るものであるが、こうして磁界の強さが変更されると、それに伴って誘起電圧定数が変化し、その結果、電動機1の特性が変更される。即ち、強め界磁によって誘起電圧定数が大きくなると、電動機1として運転可能な許容回転速度は低下するものの、出力可能な最大トルクは増大し、逆に、弱め界磁によって誘起電圧定数が小さくなると、電動機1の出力可能な最大トルクは減少するものの、運転可能な許容回転速度は上昇する。
ところで、回動機構11を成す前述のベーンロータ14と環状ハウジング15は、ベーン18の先端面と仕切壁21の先端面に軸方向の一端から他端に亙る断面略コ字状のシール溝30が形成され、この各シール溝30に、ベーン18と環状ハウジング15の内周面(底壁19の内面)の間、または、仕切壁21とベーンロータ14の外周面(ボス部17の外面)の間をシールする第1シール部材22Aおよび第2シール部材22Bと、この第1,第2シール部材22A,22Bを付勢する付勢手段である板ばね31(図6参照)とが収容されている。
第1,第2シール部材22A,22Bは、図6に示すように同サイズ・同形状とされ、両者が軸方向(長手方向)逆向きにしてシール溝30内に並列に並べて収容配置される。第1,第2シール部材22A,22Bは、液密性に優れた樹脂材料によって断面略矩形の竿状に形成され、長手方向に延出する偏平な一面(図6中下方側の面)が、環状ハウジング15の内周面、または、ベーンロータ14の外周面に密接する長手シール面32とされている。以下、シール部材22A,22Bの具体形状について説明するが、以下では、説明の都合上シール部材22A,22Bの長手シール面32側を「下」側、長手シール面32と相反する側を「上」側と呼ぶものとする。
第1シール部材22Aは、軸方向の中央領域が一定高さに形成されるとともに、軸方向の一端側に中央領域よりも高さの高い係止突起33が一体に形成されている。係止突起33には、中央領域上面の一般面34に向かって所定角度で下方傾斜する偏平な傾斜面33aが形成され、この傾斜面33aに板ばね31の一方の端縁31aが当接するようになっている。また、第1シール部材22Aの軸方向の他端近傍には、中央領域の前記一般面34に対し上方に半円状に膨出するガイド突起3が形成されている。このガイド突起3は、その突起の頂部を超えた軸方向他端の曲面部分に板ばね31の他方の端縁31aが当接するようになっている。なお、第2シール部材22Bについては、第1シール部材22Aと同一部分に同一符号を付して説明を省略するものとする。
また、板ばね31は中央部が円弧状に大きく湾曲し、最下位に位置されるその両側の端縁31a,31aが小さい円弧を成して湾曲している。板ばね31は、第1,第2シール部材22A,22Bの幅を合わせる幅とほぼ同幅に形成され、各端縁31a,31aの円弧部が隣接するシール部材22A,22Bの傾斜面33aとガイド突起3に跨って当接するようになっている。なお、板ばね31は、シール溝30内において中央の湾曲頂部がシール溝30の底面に当接し、両縁部31a,31aで第1,第2シール部材22A,22Bにばね反力を作用させる。
第1,第2シール部材22A,22Bは、一端側の係止突起33の傾斜面33aでばね部材31の端縁31aに当接してばね反力を受けるが、そのばね反力は、傾斜面33aによって長手シール面32方向の分力と軸方向一端側に向かう分力とに分解される。これにより、シール部材22a,22bは、長手シール面32が対峙する相手部材の曲面に押圧されるとともに、軸方向の一方の端面35がドライブプレート16の内側面方向に付勢される。なお、第1シール部材22Aと第2シール部材22Bは軸方向逆向きに配置されるため、両シール部材22A,22Bの一方の端面35は夫々逆側のドライブプレート16に押圧される。また、傾斜面33aの傾斜角度は、ばね反力の軸方向の分力がシール部材22A,22Bの最大静止摩擦力を僅かに上回る程度に設定することが望ましい。ただし、ばね反力の軸方向の分力がシール部材22A,22Bの最大静止摩擦力とほぼ釣り合うように設定した場合であっても、使用時における振動等によってシール部材22A,22Bを軸方向に移動させることが可能である。
また、板ばね31の各端縁31aは幅方向の片側半分で一方のシール部材22A(または22B)の傾斜面33aに当接するが、各端縁31aの残余半分の領域は、他方のシール部材22B(または22A)のガイド突起36に当接することによって板ばね31の支持バランスを維持する。そして、板ばね31の端縁31aは、ガイド突起36のうちの、突起の頂部を超えた軸方向他端の曲面部分に当接するため、ガイド突起36部分においても、長手シール面32方向と軸方向一端側に向かう分力を作用させる。
したがって、各シール溝30に第1,第2シール部材22A,22Bと板ばね31を配置したこの位相変更手段12においては、次のようにして進角側作動室24と遅角側作動室25の間の作動液の漏れを阻止する。
例えば、環状ハウジング15の仕切壁21の先端面にあっては、第1,第2シール部材22A,22Bが板ばね31の付勢力を受けてベーンロータ14の外周面に押圧されるとともに、夫々の軸方向の一方の端面35が両側のドライブプレート16の内面に押圧される。この結果、図7に示すように第1シール部材22Aと一方のドライブプレート16の間の隙間が無くなるとともに、第2シール部材22Aと他方のドライブプレート16の間の隙間が無くなり、軸方向側部の隙間を通した作動液の漏れが防止される。なお、ベーンロータ14のベーン18のおいても、同様にして作動液の漏れが防止される。
よって、上記のシール構造を採用したこの位相変更装置12においては、線膨張係数や寸法公差の関係で第1,第2シール部材22A,22Bがシール溝30の軸長よりも短く形成されるにも拘わらず、第1,第2シール部材22A,22Bの軸方向の端部を回り込んでの作動液の漏れを防止できるため、不要な作動液の供給を抑制して省エネルギー化を進めることが可能である。
特に、電動機1の位相変更手段12においては、回転子5,6の内側に配置される回動機構11の径を小さくする観点からベーンロータ14の軸長が長くなる傾向にあるため、シール部材22A,22Bの軸方向の寸法公差を見込んで、シール部材の軸方向の長さをシール溝30の軸長に対してより短縮するように設計しなければならなくなるが、この場合であっても、上記のシール構造を採用することで有効に液漏れを防止することができる。
また、この実施形態においては、一枚の板ばね31の両端縁31a,31aで第1,第2シール部材22A,22Bを夫々軸方向に付勢する構造となっているため、シール溝30内に収容される部品の点数が少なくなり、組付け作業が容易になるという利点がある。
図8は、この発明の第2の実施形態の第1,第2シール部材122A,122Bを示すものである。
この実施形態の第1,第2シール部材122A,122Bは、軸方向の一端側に第1の実施形態と同様の係止突起33が形成され、軸方向の他端側に一端側の係止突起33よりも低い係止突起41が形成されている。そして、シール部材122A,122Bは、軸方向の一端側から他端側に向かって幅が連続的に狭まり、両者を軸方向逆向きにして並列に並べたときに全体がほぼ一定幅になるように設定されている。
この実施形態の第1,第2シール部材122A,122Bは、第1の実施形態と同様に一端側の係止突起33の傾斜面33aで板ばねの反力を受け、そのばね反力が長手シール面32方向の分力と、軸方向一端側の分力として作用するようになるが、シール部材122A,122Bの一方の端面135aが他方の端面135bよりも幅が広くなっているため、軸方向の端部からの作動液の回り込みをより確実に抑制することができる。
また、この実施形態の場合、両シール部材122A,122Bの幅が一端から他端に向かって連続的に狭まるように、側面が直線的に傾斜して形成されているため、両シール部材122A,122Bの側面同士を常に密着させて両者間の隙間を通した作動液の漏れを無くすことができる。
さらに、各シール部材122A,122Bの端面135aがドライブプレートに密接した状態においては、一端側の係止突起33の傾斜面33aに作用する作動液の押圧力が他端側の係止突起41の傾斜面41aに作用する作動液の押圧力よりも大きくなるため、作動液の圧力を利用してシール部材122A,122Bの端面135aをドライブプレートにさらに押圧することができる。
ところで、以上で説明した各実施形態においては、シール溝内に第1シール部材と第2シール部材を各一つずつ配置したが、図9に示す第3の実施形態のように第1シール部材222Aと第2シール部材222Bを夫々2組設け、これらを幅方向に交互に重ねて配置するようにしても良い。また、第1,第2シール部材222A,222Bの数はさらに増やすことも可能である。
また、以上で説明した実施形態においては、第1,第2シール部材を付勢する付勢手段として板ばねを用いたが、付勢手段は板ばねに限らず、例えば、図10に示すように第1シール部材を付勢するコイルばね331aと、第2シール部材を付勢するコイルばね331bが連結片331cで相互に連結されたばね部材331であっても良い。
なお、この発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記ではベーン式油圧機器を電動機の位相変更手段に適用したものについて説明したが、同様のベーン式油圧機器を、内燃機関の出力シャフトとカムシャフトの相対的な回転位相を変更するバルブタイミング制御装置の位相変更手段に適用することができる。また、この発明に係るベーン式油圧機器は、上記の各位相変更装置に限らず、ベーンポンプやベーンモータ等であっても良い。
この発明の第1の実施形態の電動機の要部断面図。 同実施形態の電動機の最遅角位置に制御されている回転子ユニットの一部部品を省略した側面図。 同実施形態の電動機の回転子ユニットの分解斜視図。 同実施形態の電動機の最進角位置に制御されている回転子ユニットの一部部品を省略した側面図。 内周側回転子の永久磁石と外周側回転子の永久磁石とが同極配置された強め界磁状態を模式的に示す図(a)と、内周側回転子の永久磁石と外周側回転子の永久磁石とが異極配置された弱め界磁状態を模式的に示す図(b)を併せて記載した図。 同実施形態の電動機で用いられるシール部材と付勢部材の斜視図。 同実施形態の電動機の回転子ユニットの部分破断斜視図。 この発明の第2の実施形態を示すシール部材の斜視図。 この発明の第3の実施形態を示すシール部材の斜視図。 この発明の他の実施形態を示す付勢手段の側面図。 従来の技術を示す油圧アクチュエータの部分破断側面図。 同油圧アクチュエータの部分破断斜視図。 従来の技術を示すシール部材と付勢手段の斜視図。
符号の説明
1…電動機
5…外周側回転子
6…内周側回転子
9…永久磁石
12…位相変更手段(ベーン式油圧機器)
14…ベーンロータ(軸部材)
15…環状ハウジング(筒状部材)
16…ドライブプレート(側壁部材)
21…仕切壁
22A…第1シール部材
22B…第2シール部材
24…進角側作動室(液室)
25…遅角側作動室(液室)
30…シール溝
31…板ばね(付勢手段)

Claims (1)

  1. 円周方向に沿うように永久磁石が配置された内周側回転子と、
    この内周側回転子の外周側に同軸に、かつ相対回動可能に配置されるとともに、円周方向に沿うように永久磁石が配置された外周側回転子と、
    前記内周側回転子と外周側回転子を相対回動させて両者の回転位相を変更する位相変更手段と、
    を備えた電動機であって、
    前記位相変更手段に、筒状部材と、この筒状部材の内周側に同軸に、かつ相対回動可能に配置された軸部材と、前記筒状部材と軸部材の軸方向両側に配置されて、前記軸部材の外周面と前記筒状部材の内周面とともに空間部を形成する側壁部材と、前記軸部材の外周面と前記筒状部材の内周面の少なくとも一方に突設されて、前記空間部内を複数の液室に隔成する羽根状の仕切壁と、この仕切壁の先端面に、軸方向の一端から他端に亙るように形成されたシール溝と、このシール溝内に軸方向に沿って配置されて、前記仕切壁の先端面の対峙する相手部材の周面に密接するシール部材と、このシール部材を前記相手部材の周面方向に付勢する付勢手段と、を備えたベーン式油圧機器を用い、
    このベーン式油圧機器の前記仕切壁で隔成される円周方向前後の液室に作動液を給排して、前記内周側回転子と外周側回転子の回転位相を変更する駆動力を得るように構成され、
    前記シール溝内に配置されるシール部材が、前記付勢手段によって軸方向の一端側に付勢される第1シール部材と、前記付勢手段によって軸方向の他端側に付勢される第2シール部材を備え、
    前記第1シール部材の前記一端側には、前記付勢手段の押圧力を、前記シール部材の軸方向の一端側に向かう分力と、前記シール部材の軸方向と直交する方向に向かう分力として作用させる受圧面が形成され、
    前記第1シール部材の前記他端側には、前記付勢手段の分力を、前記シール部材の軸方向に直交する方向に作用させるガイド突起が形成され、
    前記第1シール部材および前記第2シール部材は、同一形状で構成されるとともに、前記シール溝内に軸方向において逆向きに配置され、
    共通の前記付勢手段が、軸方向の一端側で、前記第1シール部材の受圧面および前記第2シール部材のガイド突起に跨るとともに、軸方向の他端側で、前記第2シール部材の受圧面および前記第1シール部材のガイド突起に跨るように配置されてなることを特徴とする電動機。
JP2006215587A 2006-08-08 2006-08-08 電動機 Expired - Fee Related JP4584206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006215587A JP4584206B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006215587A JP4584206B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008038799A JP2008038799A (ja) 2008-02-21
JP4584206B2 true JP4584206B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=39174115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006215587A Expired - Fee Related JP4584206B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4584206B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151214A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Honda Motor Co Ltd ベーン式油圧機器、電動機および内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP6036289B2 (ja) * 2012-12-28 2016-11-30 トヨタ自動車株式会社 回転位相差変更機構のシール部材及び板ばねの組み付け方法
JP5824546B2 (ja) * 2014-03-28 2015-11-25 アイシン精機株式会社 弁開閉時期制御装置
JP6338550B2 (ja) * 2015-04-22 2018-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 減速機構と該減速機構を用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09303119A (ja) * 1996-05-14 1997-11-25 Toyota Motor Corp 内燃機関のバルブタイミング可変装置
JP2002058223A (ja) * 2000-08-11 2002-02-22 Denso Corp 永久磁石型回転電機
JP2002097910A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Mitsubishi Electric Corp バルブタイミング調整装置
JP2004072978A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Equos Research Co Ltd 電動機
JP2004320864A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Denso Corp 同期回転電機及びその制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09303119A (ja) * 1996-05-14 1997-11-25 Toyota Motor Corp 内燃機関のバルブタイミング可変装置
JP2002058223A (ja) * 2000-08-11 2002-02-22 Denso Corp 永久磁石型回転電機
JP2002097910A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Mitsubishi Electric Corp バルブタイミング調整装置
JP2004072978A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Equos Research Co Ltd 電動機
JP2004320864A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Denso Corp 同期回転電機及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008038799A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184392B2 (ja) 電動機
US7548005B2 (en) Electric motor having improved relative phase control
JP4620024B2 (ja) 電動機
JP4584206B2 (ja) 電動機
JP2008151214A (ja) ベーン式油圧機器、電動機および内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP5037083B2 (ja) 電動機
JP4223526B2 (ja) 電動機
JP4932418B2 (ja) 電動機
JP4213171B2 (ja) 電動機
JP2008278638A (ja) ローターヨークおよびローターヨークの製造方法および電動機
JP2009254005A (ja) 電動機
JP5225567B2 (ja) 電動機
JP2007244042A (ja) 電動機
JP5037076B2 (ja) 電動機
JP2008067577A (ja) 電動機
JP4828393B2 (ja) 電動機
JP2008099366A (ja) 電動機
JP5286588B2 (ja) 電動機
JP5037063B2 (ja) 車両用電動機
JP4828392B2 (ja) 電動機の特性可変システム
JP4494354B2 (ja) 電動機
JP2009027859A (ja) 電動機
JP4503543B2 (ja) 電動機
JP4961289B2 (ja) 電動機
JP2009261054A (ja) 電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees