JP4582534B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、不揮発性メモリ素子へのプログラムデータの書込みがReady状態にあるか否かが設定される専用レジスタにより、あるいは専用レジスタの代替として不揮発性メモリ素子のある領域を用いることで、出力端子(ピン)が不要となり、このため、プログラムが記録される不揮発性メモリの小型化および高集積効果が得られ、遊技機における制御基板の実装スペースの有効利用もはかれる。
図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2はスロットマシン1の内部構造を表した図である。図1において、スロットマシン1は、箱状の筐体3と、筐体3と蝶番機構により開閉可能に取り付けられたフロントドア2とを備えている。
また、放音部212a,212bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓214に面して液晶表示部213が配置されている。液晶表示部213は、ゲームの演出に係る映像を表示し表示窓214を通して目視される。
中部パネル部22の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用ランプ226a,226bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用ランプ211,226a,226bが点滅等することで、ゲームの演出効果を高めるようになっている。
ベットボタン242,243,244はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン242が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン243又は244が押圧操作されることで、それぞれ2枚又は3枚のメダルが賭けられる。なお、ベットボタン244は、1回のゲームに賭けることができる最多枚数のメダルを提示するために設けられていることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
スタートレバー245は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。ストップボタン246a,246b,246cは、押圧操作することで回転中のリール311a,311b,311cをそれぞれ独立して停止させるためのスイッチである。
各リール311a,311b,311cが所定の回転数に達すると、ストップボタン246a,246b,246cによるリール停止操作が準備完了の状態となる。この状態で、遊技者がストップボタン246a,246b,246cを任意の順序で押圧操作することにより、対応するリールが停止制御される。そして、停止した3個のリール311a,311b,311cにより表示される図柄が上述の内部抽選で当選した役に対応する組合せで有効なライン上に揃うと入賞となり、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に配当されるようになっている。
なお、詳細は後述するが、スロットマシン1全体の動作は、筐体3側に設けられている主制御基板100によって統括制御されており、サブ制御基板200は、液晶表示部213の表示制御、及び演出用ランプ213,226a,226b、スピーカ252a,252bの制御等、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
回胴装置31の上方には、スロットマシン1の全体動作を集中制御する主制御基板100が取り付けられている。回胴装置31の下方には、ホッパ装置321と、ホッパ装置321から溢れたメダルを収容するための補助貯留部322と、主電源装置331が設けられている。主電源装置331の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板330が設けられている。更に、筐体3の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板390が取り付けられている。
中央表示基板240は、ベットボタン242,243,244と、スタートレバー245及びストップボタン246a,246b,246cが接続され、これらスイッチから出力される出力信号を主制御基板100へ転送する中継基板として機能する。また、中央表示基板240は、セレクト機構261に設けられている遊技メダル検出センサから出力される出力信号を主制御基板100へ転送し、メダル投入部241に投入されたメダル枚数を知らせると共に、異物の投入や目詰まりの発生等を知らせる。また、中央表示基板240には、モニタLED248が接続されており、スロットマシン1が異常の場合にそのエラー情報等を表示する。
外部集中端子基板390は、主制御基板100から出力されるスロットマシン1の状態信号又はゲームの進行状況等を示す信号を、上述のホールコンピュータへ送出するための端子基板である。
遊技者がメダル投入部241にメダルを投入し、ベットボタン242,243,244の何れかによって当該ゲームに賭けるメダル数を提示した後、スタートレバー245をオン操作すると、主制御基板100は、3個のリール311a,311b,311cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部抽選し、その結果当選した役がある場合、その当選役に対応するフラグを記憶する。
すなわち、表示窓222に面して停止した9個の図柄のうち、上中下段の横3列の線上に並んだ3組の図柄と、右斜めと左斜めの2本の対角線上に並んだ2組の図柄を調べ、何れか1つの組の図柄が当選役の条件を満足して揃うと、上述のフラグに対応する役に入賞したと判定する。役への入賞が確定すると、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルが遊技者に払い出される。
不揮発性メモリは、最小構成で、メモリセル101と、制御回路102と、遅延回路103と、書込み回路104と、アドレステコーダ105と、出力イネーブル回路106と、入出力バッファ107で構成される。
メモリセル101は、フラッシュROM等の不揮発性メモリ素子であり、外部(CPU)から読出し要求を受信したときに、そのアドレス情報(Address)をデコードした値に該当するプログラムデータ(Data)を入出力バッファ107経由で要求元であるCPUへ供給する。このとき、否定論理のOE(Output Enable)信号が有効となっており、出力イネーブル回路106によりアドレスデコーダ105に出力イネーブル信号が供給されていることが条件である。
このことにより、制御基板100に実装された不揮発性メモリが、CPUから書込み要求信号を受信して所定時間経過後に要求元に書込み許可信号を送信して書込みを許可する構成とすることで、プログラムを書替える不正行為に要する時間を長く設定できる。
なお、上記した本実施形態によれば、制御回路102からCPUに対し、書込み許可信号を通知するための1本の出力端子(Ready)が必要となる。但し、これは、レジスタ108を追加することにより不要になる。
なお、専用のレジスタ108を設けるまでもなく、メモリセル101の特定の領域で代替しても構わない。この場合、入出力バッファ107を介してCPUによって読み込まれ、プログラムデータの書込みが可能か否か判断される。
このために、一度書込みを行ったか否かを判断するために必要な書込み履歴保持回路109が付加される。書込み履歴保持回路109は、具体的にはROMにヒューズ層を形成することで一度だけプログラム可能なワンタイムプログラムブルROM(ヒューズROM)で構成され、一度も書込みが行われていなければこの書込み履歴保持回路109を動作させることなく書込み動作を行い、書込み終了後、書込み履歴保持回路109に書込み実績があることを記録する。制御回路102は書込みにあたり、書込み履歴保持回路109を参照して書込みの履歴があれば上記したように、遅延回路103を動作させて書込み動作を一定時間遅延させる。
一方、S51の判断処理で書込み履歴があることが確認された場合(S51、Yes)、制御回路102は、遅延回路103出力による所定の遅延時間が経過したか否かをチェックし(S53)、所定の遅延時間が経過するまでタイマ値の更新を行い(S54)、所定の遅延時間経過後に書込みを許可する(S52)。
また、本発明によれば、書込み許可を外部に通知するデータが設定される専用レジスタにより、あるいは専用レジスタの代替として不揮発性メモリ素子のある領域を用いることで、出力端子(ピン)が不要となり、このため、プログラムが記録される不揮発性メモリの小型化および高集積効果が得られ、遊技機における制御基板の実装スペースの有効利用もはかれる。
101 メモリセル
102 制御回路
103 遅延回路
104 書込み回路
105 アドレスデコーダ
106 出力イネーブル回路
107 入出力バッファ
108 レジスタ
Claims (2)
- 不揮発性メモリ素子と、
外部から供給された、前記不揮発性メモリ素子に対するプログラムデータの書込み要求信号を受信する制御回路と、
前記制御回路から供給された前記書込み要求信号を受信してから所定時間遅延させた後、前記制御回路へ送信する遅延回路と、
前記遅延回路から送信された前記書込み要求信号を受信した前記制御回路により起動され、外部から供給された前記プログラムデータの前記不揮発性メモリ素子への書込みを許可する書込み回路と、
前記制御回路により前記不揮発性メモリ素子への前記プログラムデータの書込みがReady状態にあるか否かが設定され、この設定内容が外部から読み出し可能なレジスタ回路と、
から成る不揮発性メモリが実装された制御基板、
を具備することを特徴とする遊技機。 - 不揮発性メモリ素子と、
外部から供給された、前記不揮発性メモリ素子に対するプログラムデータの書込み要求信号を受信する制御回路と、
前記制御回路から供給された前記書込み要求信号を受信してから所定時間遅延させた後、前記制御回路へ送信する遅延回路と、
前記遅延回路から送信された前記書込み要求信号を受信した前記制御回路により起動され、外部から供給された前記プログラムデータの前記不揮発性メモリ素子への書込みを許可する書込み回路と、
前記制御回路により前記不揮発性メモリ素子への前記プログラムデータの書込みがReady状態にあるか否かが設定され、この設定内容が外部から読み出し可能な前記不揮発性メモリ素子の任意の領域に割付けられた記憶領域と、
から成る不揮発性メモリが実装された制御基板、
を具備することを特徴とする遊技機。
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JP2004197040A JP4582534B2 (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | 遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01202021A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 書き込みタイミング信号発生回路 |
JPH07323115A (ja) * | 1994-06-01 | 1995-12-12 | Omron Corp | 当選制御回路 |
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- 2004-07-02 JP JP2004197040A patent/JP4582534B2/ja not_active Expired - Fee Related
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