JP4582063B2 - サーマルリミッタ回路 - Google Patents

サーマルリミッタ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4582063B2
JP4582063B2 JP2006188303A JP2006188303A JP4582063B2 JP 4582063 B2 JP4582063 B2 JP 4582063B2 JP 2006188303 A JP2006188303 A JP 2006188303A JP 2006188303 A JP2006188303 A JP 2006188303A JP 4582063 B2 JP4582063 B2 JP 4582063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
temperature
signal
voltage
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006188303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008017320A (ja
Inventor
博賢 川合
信昭 辻
泰臣 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2006188303A priority Critical patent/JP4582063B2/ja
Publication of JP2008017320A publication Critical patent/JP2008017320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582063B2 publication Critical patent/JP4582063B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、サーマルリミッタ回路に関する。
回路に入力された信号の電位レベルが、予め決められた電位レベル(以下、リミット電圧という)を超えないように制御するリミッタ回路がしばしば用いられる。このリミッタ回路には、リミット電圧を任意に設定できるものがある(例えば、特許文献1に示す回路)。一方、回路を温度上昇から保護するために、サーミスタ等の温度検出素子を使用して、温度が所定値より上昇した場合には、回路に一定の制限(駆動電流の低減等)を加える回路が種々開発されている(例えば、特許文献2に示す回路)。ここで、上述した技術を用いて、温度変化に応じてリミット電圧を自動設定するように構成すれば、回路を熱暴走から保護することができるリミッタ回路(以下、サーマルリミッタ回路という)を構成することが考えられる。
特開2006−5741号公報 特開平4−170206号公報
図3に示す回路は、このようなサーマルリミッタ回路の一例である。図3において、サーマルリミッタ回路100aは、回路の温度を検出し、その結果に基づいてリミッタ回路のリミット電圧を自動設定する回路であり、バンド・ギャップ・リファレンス回路200と、温度判定回路300と、出力回路600と、リミッタ回路500とによって構成されている。
次に、バンド・ギャップ・リファレンス回路200の構成について説明する。
図3において、抵抗1,3および4と、PN接合ダイオード(あるいはダイオード接続されたバイポーラ型トランジスタ)2および5と、差動増幅器6とは、バンド・ギャップ・リファレンス回路200が構成されており、基準電圧V12を出力する。差動増幅器6の出力端子には抵抗1が接続され、抵抗1と接地間にはPN接合ダイオード2が順方向に接続されている。また、差動増幅器6の出力端子には、直列に抵抗3および4が接続され、さらに抵抗4と接地間にPN接合ダイオード5が順方向に接続されている。
そして、抵抗1とPN接合ダイオード2との接続点であるノードN1の電位DINが差動増幅器6の相入力端子に入力され、抵抗3と抵抗4との接続点であるノードN2の電位が、差動増幅器6の相入力端子に入力される。差動増幅器6の出力信号はバンド・ギャップ・リファレンス回路200の入力側にフィードバックされる。このフィードバックループによって、差動増幅器6は、ノードN1およびN2の電位が等しくなるように動作し、安定した基準電圧V12を出力する。
ここで、バンド・ギャップ・リファレンス回路200においては、PN接合ダイオード5の電流密度がPN接合ダイオード2の電流密度より小さくなるように、PN接合ダイオード5のPN接合面の面積(ダイオード接続のトランジスタを用いる場合はエミッタ面積)をPN接合ダイオード2に対して大きく設定している。
この結果、PN接合ダイオード2と5とのアノード・カソード間に電位差が生じるが、その差分ΔVはダイオードのバンドギャップに対応した安定した定電圧となる。そして、差動増幅器6は上述したフィードバックループによって、ノードN1およびN2の電位が等しくなるように動作するから、抵抗4に流れる電流による電圧降下分が、上記電位差ΔVに等しくなるように動作する。この場合、抵抗1,3および4の抵抗値を適宜設定することにより、PN接合ダイオード2および5の順方向降下電圧の温度依存をキャンセルすることができる。したがって、温度変動があっても安定した基準電位V12を維持することができる。
続いて、温度判定回路300について説明する。温度判定回路300は、検出された温度が基準温度(以下、基準温度T1という)を超えたか否かを判定する回路であり、以下の構成を有している。なお、基準温度T1は、回路の許容温度に応じて設定される。
図3において、差動増幅器6の出力端子と接地間に、抵抗7および8が直列に接続されている。抵抗7と8との接続点であるノードN3の電位V12’が差動増幅器9の正相入力端子に入力される。ノードN3の電位は、基準電圧V12が抵抗7および8によって分圧された電位である。また、差動増幅器9の逆相入力端子はノードN1に接続されており、ノードN1の電位DINが印加されている。差動増幅器9は2つの入力信号を比較するコンパレータとして機能する。
このような構成によれば、差動増幅器9の逆相入力端子に入力されるノードN1の電位DINが、正相入力端子に入力されるノードN3の電位V12’よりも低電位である場合には、差動増幅器9の出力信号はハイレベル(以下信号“”と表す)となり、ノードN1の電位DINの方が高電位である場合には、ローレベル(以下信号“”と表す)となる。
ところで、図4は、基準電圧V12およびノードN1の電位DINの温度特性の一例を示したグラフである。図4より、基準電圧V12は、バンド・ギャップ・リファレンス200によって、温度依存性のない一定電位の基準電圧V12に維持されている。一方、ノードN1の電位DINは、定常動作を行っている間は、PN接合ダイオード2の温度上昇に正比例して傾きΔVで低下する。例えばシリコンダイオードではΔV≒−2mV/℃という傾きを有する。この図から分かるように、温度変化に対して一定の割合で変化するノードN1の電位DINに着目すれば、回路の温度を知ることができる。
ここで、所定の基準温度T1に対応するときの電位DINの大きさと、V12’の値を等しく設定しておけば、回路の温度が基準温度T1を超えたときに差動増幅器9の出力信号を“H”、回路の温度が基準温度T1以下のときに差動増幅器9の出力信号を“L”とすることができる。V12’の値は、抵抗7,8の値を適宜設定することにより決めることができるから、回路の温度がT1を超えたか否かを判定することができる。
次に、リミット電圧を決定する出力回路600について説明する。
出力回路600は、スイッチング素子10および11によって構成されており、温度判定回路300の出力信号に基づいてオン/オフを切り換える。スイッチング素子10の一端にはPLMT1端子を介して制御電圧Vp1が印加されている。一方、スイッチング素子11の一端にはPLMT2端子を介して制御電圧Vp2(ただし、Vp2<Vp1である)が印加されている。そして、スイッチング素子10および11の他端はPTLMT端子に接続されており、PTLMT端子にはリミッタ回路500が接続されている。
スイッチング素子10は温度判定回路300の出力信号が“L”のときにはオン状態となり、“H”のときにはオフ状態となる。また、スイッチング素子11は温度判定回路300の出力信号が“L”のときにはオフ状態となり、“H”のときにはオン状態となる。
したがって、回路の温度Tが基準温度T1よりも低い場合には、PLMT1端子に印加されている制御電圧Vp1がPTLMT端子から出力され、回路の温度Tが基準温度T1を超えた場合には、PLMT2端子に印加されている制御電圧Vp2がPTLMT端子から出力される。
スイッチング素子10,11の具体的な実現方法の一例としては、MOSトランジスタやバイポーラ型トランジスタを用いることができ、スイッチング素子10としてPMOSトランジスタを用い、スイッチング素子11としてNMOSトランジスタを用いることができる。スイッチング素子10に用いられるPMOSトランジスタのゲートを温度判定回路300の出力端子に接続されれば、ゲート電位が十分に低い場合(つまり、温度判定回路300の出力信号が“L”)にオン状態となり、ゲート電位が十分に高い電位(温度判定回路300の出力信号が“H”)にまで上昇すればオフ状態となる。また、スイッチング素子11に用いられるNMOSトランジスタのゲートを温度判定回路300の出力端子に接続されれば、ゲート電位が十分に低い場合(温度判定回路300の出力信号が“H”)にオフ状態となり、ゲート電位が十分に高い電位(温度判定回路300の出力信号が“H”)にまで上昇すればオフ状態となる。このようにして、オン、オフとなる条件の異なる2つのトランジスタによって、どちらか一方のみのスイッチング素子をオン状態とすることができる。
次に、リミッタ回路500について説明する。
リミッタ回路500は、PTLMT端子から出力されるリミット電圧に基づいて、信号の電位レベルを制御する回路である。リミッタ回路500については、種々の構成のものを適用可能であり、汎用的な回路であるため、その詳細な説明は省略する。
リミッタ回路500におけるリミット電圧の上限側はVoで下限側は−Voである。PTLMT端子から出力されるのは、上限側のリミット電圧Voのみであるから、下限側のリミット電圧−Voについては、リミッタ回路500の内部によって上限側のリミット電圧Voを基にして生成される。
図5は、リミッタ回路500のリミッタ特性の一例を示した図である。同図(a)は、リミッタ回路500へ入力される信号(電位ein)の波形を示し、同図(b)はリミッタ回路500が機能してリミット電圧を超えないように制御された信号の波形(電位eout)を示している。なお、横軸は時間軸である。図5(a)に示すように、入力信号の電位einはt1≦t≦t2においてリミット電圧Voを超え、またt3≦t≦t4においてリミット電圧−Voを超えているため、図5(b)に示すように、t1≦t≦t2においては信号(電位eout)がリミット電圧Voを超えないように制御され、t3≦t≦t4においてリミット電圧−Voを下回らないように制御されている。
次に、リミット電圧Voの温度特性について説明する。
図6は、リミッタ回路500の回路の温度Tと、PTLMT端子から出力されるリミット電圧Voとの関係を示している。
回路の温度Tが基準温度T1未満である場合には、PLMT1端子に印加されている制御電圧Vp1がPTLMT端子から出力される。よって、リミット電圧Vo=Vp1となる。一方、回路の温度Tが基準温度T1を超える場合には、PLMT2端子に印加されている制御電圧Vp2がPTLMT端子から出力される。よって、リミット電圧Vo=Vp2となる。
つまり、回路の温度Tが基準温度T1に達すれば、PTLMT端子からはリミット電圧Vp1から、より低電位であるリミット電圧Vp2に切り換えて出力される。このようにしてリミット電圧Voの値が小さくなれば、リミッタ回路500の出力信号(電位eout)もより低い値の範囲に抑えられるため、回路を流れる電流が低減されて発熱が抑えられる。
図6に示したように、回路の温度に応じて適宜スイッチング素子の動作を切り換えることでリミット電圧を制御し、回路の温度が上昇しすぎないようにしていた。ところが、このようなリミッタ回路においては、リミッタ電圧が急激に変化するため、切り替え直後においてはリミッタ回路の信号波形に歪みが生じてしまうという問題があった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リミッタ回路の信号波形を劣化させることなく、温度に応じた信号制御を行う技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、温度に応じた信号を温度検出信号として出力する温度検出手段と、所定の値の第1の電圧値を出力する第1のモードと、前記温度検出信号と基準信号との差がないときは前記第1の電圧値を出力するとともに、前記温度検出信号と基準信号とに差が生じた場合は、前記第1の電圧値から前記差に対応して連続的に変化する信号を出力する第2のモードとを有するリミット電圧出力手段と、前記温度検出信号と前記基準信号とを比較し、この比較結果に基づいて前記リミット電圧出力手段のモードを切り替えるモード切換手段と、前記リミット電圧出力手段が出力する信号に応じてリミット電圧を設定し、出力すべき信号が前記リミット電圧を超えないように制限するリミッタ手段とを具備し、前記リミット電圧出力手段は、正相入力端子に前記第1の電圧値が印加されている差動増幅器を有し、前記差動増幅器は、前記モード切換手段によって第1のモードに切り替えられたときは前記第1の電圧値を出力するボルテージホロアとして動作し、前記モード切換手段によって第2のモードに切り替えられたときは、正相入力端子には前記第1の電圧値に加え前記温度検出信号が入力され、逆相入力端子には前記基準信号が入力されることを特徴とするサーマルリミッタ回路を提供する。
このサーマルリミッタ回路の好ましい態様において、バンド・ギャップ・リファレンス回路を有するとともに、前記バンド・ギャップ・リファレンス回路に含まれるダイオードを前記温度検出手段とし、その端子電圧を前記温度検出信号として用いてもよい。
本発明のサーマルリミッタ回路によれば、リミッタ回路の出力信号を劣化させることなく、温度に応じた信号制限を行うことができる。
以下、本発明に関する実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーマルリミッタ回路100の回路図である。サーマルリミッタ回路100は、バンド・ギャップ・リファレンス回路200と、温度判定回路300と、差動アンプ400とによって構成される。なお、図3に示す回路と共通する部分については共通の符号を用い、その説明を省略する。
本実施形態が上述した従来回路と異なる点は、出力回路600を差動アンプ400に置き換えている点である。差動アンプ400は以下の構成を有している。
図において14は差動増幅器(演算増幅器)であり、差動増幅器14の正相入力端子とPLMT端子との間には抵抗16が介挿され、逆相入力端子と出力端子間には抵抗18が介挿されている。差動増幅器14の出力端子はノードN4となり、PTLMT端子に接続されている。
また、差動増幅器14の正相入力端子は、スイッチング素子12および抵抗15を順次介してノードN1に接続されており、差動増幅器14の逆相入力端子はスイッチング素子13および抵抗17を順次介して、差動増幅器9の正相入力端子に接続されている。
スイッチング素子12および13は、温度判定回路300から供給される出力信号に基づいてオン/オフを切り換える。本実施形態においては、差動増幅器9の出力信号が“H”のときにスイッチング素子12と13とが共にオン状態となり、差動増幅器9の出力信号が“L”のときに共にオフ状態となる。スイッチング素子12および13が共にオフ状態のときは、差動アンプ400はボルテージホロアとして機能し、スイッチング素子12および13が共にオン状態のときは、差動アンプ400は差動増幅回路として機能する。
また、差動アンプ400は、それぞれの入力端にボルテージホロアを構成する差動アンプ19および20を有しており、スイッチング素子12と13とが共にオン状態となるときに、抵抗15および抵抗17を流れる電流によって、ノードN3の電位V12’が変化することを防ぐために設けられている。
次に、本実施形態の動作について説明する。まず、温度Tが基準温度T1未満の場合を説明する。この場合は、ノードN1の電位(DIN)がノードN3の電位(V12’)よりも高くなり、差動増幅器9の出力信号が“L”となる。この結果、スイッチング素子12および13が共にオフ状態となり、差動増幅器14はボルテージホロアとして動作する。したがって、その出力端であるノードN4からはPLMT端子に印加されている電圧Vpが出力される。これにより、リミッタ回路500のリミット電圧は上限がVp、下限が−Vpとなる。
次に、回路の温度が基準温度T1以上になれば、ノードN1の電位(DIN)がノードN3の電位(V12’)よりも低くなり、差動増幅器9の出力信号が“H”となる。この結果、スイッチング素子12および13が共にオン状態となり、差動増幅器14は差動増幅回路として動作する。
この結果、PTLMT端子からは、一定電位であるノードN3の電位V12’と、温度上昇と共に低下するノードN1の電位DINとの電位差に応じた信号が出力される。
ここで、差動アンプ400の抵抗15の抵抗値と抵抗17の抵抗値をR1とし、さらに抵抗16の抵抗値と抵抗18の抵抗値をR2とすると、PTLMT端子から出力されるリミット電圧Voは、次式(1)によって算出される。
Vo=−R2/R1*(V12’−DIN)+Vp・・・(1)
式(1)より、差動アンプ400の入力信号の電位差に抵抗比R2/R1を乗じて、制御電圧Vpを加算した値が、リミット電圧Voの値となる。また、式(1)よりリミット電圧Voの低下の割合(傾き)は、抵抗比R2/R1の値によって決まり、抵抗R1,R2の値を適宜選択することにより任意に設定することができる。
以上のように、回路の温度Tが基準温度T1未満のときは、リミット電圧の値はVpであり、温度Tが上昇して基準温度T1に達した後は、温度上昇に対して一定の割合で低下する電圧となる。図2は、本実施形態における温度Tとリミット電圧Voとの関係を示している。この図2からも分かるように、本実施形態においては、PTLMT端子から出力されるリミット電圧Voの電位が急激に変化することがないため、リミッタ回路500の出力信号の波形は劣化しない。
なお、本発明は種々の形態によって実施可能である。例えば、上述した実施形態を次のように変形してもよい。
上述した実施形態においては、基準電圧V12をバンド・ギャップ・リファレンス回路200内のPN接合ダイオード2のアノード電位(電位DIN)を温度検出信号として用いたが、温度検出信号を生成する構成はこれに限らない。PN接合ダイオード5のアノード電位を用いてもよく、また、サーミスタや、その他の素子を用いて、温度が反映された信号が出力されるように構成すればよい。
上述した実施形態においては、温度Tが基準温度T1を超えた場合に、リミット電圧Voの値が線形に低下するようにしたが、リミット電圧Voの変化の仕方はこれに限ることなく、任意の曲線に従って変化するように構成してもよい。要するに、リミット電圧Voの変化が不連続にならないような直線または曲線であればよい。
本発明の実施形態に係るリミッタ回路を示す回路図である。 同リミッタ回路によるリミット電圧の温度特性の一例を示す図である。 従来のリミッタ回路を示す回路図である。 バンド・ギャップ・リファレンス回路の電位を示す図である。 リミッタ回路500の特性の一例を示す図である。 従来のリミッタ回路のリミット電圧の温度特性の一例を示す図である。
符号の説明
1,3,4,7,8,15,16,17,18…抵抗、2…PN接合ダイオード(温度検出手段)、5…PN接合ダイオード、6,9,14…差動増幅器、10,11,12,13…スイッチング素子、100,100a…サーマルリミッタ回路、200…バンド・ギャップ・リファレンス回路、300…温度判定回路、500…リミッタ回路、19,20,400…差動アンプ、600…出力回路。

Claims (2)

  1. 温度に応じた信号を温度検出信号として出力する温度検出手段と、
    所定の値の第1の電圧値を出力する第1のモードと、前記温度検出信号と基準信号との差がないときは前記第1の電圧値を出力するとともに、前記温度検出信号と基準信号とに差が生じた場合は、前記第1の電圧値から前記差に対応して連続的に変化する信号を出力する第2のモードとを有するリミット電圧出力手段と、
    前記温度検出信号と前記基準信号とを比較し、この比較結果に基づいて前記リミット電圧出力手段のモードを切り替えるモード切換手段と、
    前記リミット電圧出力手段が出力する信号に応じてリミット電圧を設定し、出力すべき信号が前記リミット電圧を超えないように制限するリミッタ手段と
    を具備し、
    前記リミット電圧出力手段は、正相入力端子に前記第1の電圧値が印加されている差動増幅器を有し、
    前記差動増幅器は、前記モード切換手段によって第1のモードに切り替えられたときは前記第1の電圧値を出力するボルテージホロアとして動作し、前記モード切換手段によって第2のモードに切り替えられたときは、正相入力端子には前記第1の電圧値に加え前記温度検出信号が入力され、逆相入力端子には前記基準信号が入力される
    ことを特徴とするサーマルリミッタ回路。
  2. バンド・ギャップ・リファレンス回路を有するとともに、前記バンド・ギャップ・リファレンス回路に含まれるダイオードを前記温度検出手段とし、その端子電圧を前記温度検出信号として用いることを特徴とする請求項1記載のサーマルリミッタ回路。
JP2006188303A 2006-07-07 2006-07-07 サーマルリミッタ回路 Expired - Fee Related JP4582063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006188303A JP4582063B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 サーマルリミッタ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006188303A JP4582063B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 サーマルリミッタ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008017320A JP2008017320A (ja) 2008-01-24
JP4582063B2 true JP4582063B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=39073913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006188303A Expired - Fee Related JP4582063B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 サーマルリミッタ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4582063B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09162666A (ja) * 1995-12-06 1997-06-20 Icom Inc リミッタ回路
JPH10145205A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Hitachi Ltd 保護機能付きスイッチ回路
JP2000101403A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Nec Corp 比較増幅検出回路
JP2002198756A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Pioneer Electronic Corp 電力増幅装置
JP2004192608A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Renesas Technology Corp 基準電圧発生回路
JP2004266809A (ja) * 2003-02-12 2004-09-24 Denso Corp 演算増幅回路、過熱検出回路および比較回路
JP2006105870A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Yamaha Corp 温度センサおよび温度センサの補正方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7840015B1 (en) * 2002-09-04 2010-11-23 Cirrus Logic, Inc. Thermal feedback for switch mode amplification

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09162666A (ja) * 1995-12-06 1997-06-20 Icom Inc リミッタ回路
JPH10145205A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Hitachi Ltd 保護機能付きスイッチ回路
JP2000101403A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Nec Corp 比較増幅検出回路
JP2002198756A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Pioneer Electronic Corp 電力増幅装置
JP2004192608A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Renesas Technology Corp 基準電圧発生回路
JP2004266809A (ja) * 2003-02-12 2004-09-24 Denso Corp 演算増幅回路、過熱検出回路および比較回路
JP2006105870A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Yamaha Corp 温度センサおよび温度センサの補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008017320A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017164197A1 (ja) レギュレータ回路
TWI780282B (zh) 過電流限制電路、過電流限制方法及電源電路
JP2007133730A (ja) 定電圧電源回路
US20070132505A1 (en) Reference voltage generation circuit
JP4996203B2 (ja) 電源電圧回路
US9740222B2 (en) Overcurrent protection circuit for controlling a gate of an output transistor based on an output current
JP2017126259A (ja) 電源装置
JP2009130879A (ja) レベルシフト回路
US7135898B2 (en) Power-on reset circuit with supply voltage and temperature immunity, ultra-low DC leakage current, and fast power crash reaction
US20080048728A1 (en) Stable sense amplifier
JP2008125176A (ja) ヒステリシスコンパレータ回路および電源切り替え回路
CN109960309B (zh) 电流生成电路
CN110121685B (zh) 电源电路
JP4552569B2 (ja) 定電圧電源回路
JP4742455B2 (ja) レギュレータ回路
JP4582063B2 (ja) サーマルリミッタ回路
JP2017167753A (ja) ボルテージレギュレータ
JP2018205814A (ja) 電源回路
US10693423B2 (en) Dynamic amplification circuit
JP5849585B2 (ja) 過電流検出回路
JP4904954B2 (ja) 基準電圧発生回路
JP2008011001A (ja) 電流電圧変換回路及び電流電圧変換方法
US9654074B2 (en) Variable gain amplifier circuit, controller of main amplifier and associated control method
KR102658159B1 (ko) 과열 보호 회로 및 이것을 구비한 반도체 장치
JP2005167865A (ja) クランプ回路及びこれを備えた半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees