JP4580223B2 - 発泡吐出器 - Google Patents

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本発明は、発泡吐出器に関する。
特許文献1に記載の如く、発泡吐出器として、噴孔から円錐状に噴出された液体が、噴孔の前方に備える先細り筒状体の内壁の一部に衝突し、噴孔から直進する液体とともに吐出口から吐出するものがある。
また、特許文献2〜4に記載の発泡吐出器の如く、噴孔から円錐状に噴出された液体が、吐出口にて噴出方向と垂直に配置した穴のあいた板状体やメッシュ状の衝壁に衝突し、噴孔から直進する液体とともに吐出口から吐出するものがある。
特開昭52-116919 (先細りの筒) 実開平7-9415 (棒状衝壁) 特開平7-256162 (衝壁/テーパーつき) 特開平8-229463 (メッシュの多層衝壁)
特許文献1の発泡吐出器では、噴孔から円錐状に噴出された液体が先細り筒状体の内壁の一部に衝突して噴孔から直進してきた液体と衝突し、空気と混合することによって発泡するため、起泡性の低い液体では、先細り筒状体の内壁との衝突が不充分なため、十分に泡立たない問題がある。
特許文献2〜4の発泡吐出器では、噴孔から円錐状に噴出された液体が、吐出口にて噴出方向と垂直に配置された衝壁に衝突して空気と混合して発泡するため、衝壁である板状体の孔のパターン、又はメッシュの形状、枚数等によって発泡状態や泡の広がりが異なり、液体の物性や用途に応じた泡質を実現する発泡吐出器の提供が容易ではなかった。
そこで、本発明の課題は、起泡性の低い液体でも十分に発泡可能であって、用途に応じた泡質を容易に実現する発泡吐出器を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、泡生成可能な液体をノズルから吐出する発泡吐出器であって、前記ノズルは、液体を噴出する噴孔とその噴出方向前方に発泡筒を備えてなり、該発泡筒は、噴孔近傍の太筒状部と噴孔遠方の細筒状部を備えるとともに、太筒状部と細筒状部との間で発泡筒の軸方向に対して略垂直をなす段差部を少なくとも1つ備え、噴孔から円錐状に霧状となって噴出された液体の多くが前記段差部の全域に当たるように構成され、前記ノズルの噴孔と発泡筒の間に空気取り込み口を設けてなり、前記ノズルの噴孔から円錐状に霧状となって噴出された液体が前記段差部に衝突し、又はその衝突した液体と衝突し、前記空気取り込み口から流入する空気と混合して泡状となり、該ノズルの噴孔から直進する液体とともに、細筒状部を介して吐出口から吐出するようにしたものである。
以下に図面を用いて本発明の実施形態について説明をする。
発泡吐出器の一例としてトリガー式の発泡吐出器10を図1に示す。発泡吐出器10は、容器11の開口部に接続される通液体12を、容器11に螺着されるキャップ13により容器11に固定する。発泡吐出器10は、通液体12にボディ14を嵌合して一体化し(通液体12とボディ14は一体成形されることも可能である)、ボディ14の主筒部14Aをキャップ13の側から起立し、主筒部14Aの中間部から前方にシリンダ筒14Bを突設し、シリンダ筒14Bより上部から前方に向けて射出筒14Cを突設している。尚、ここでいう前方とは、発泡吐出器10から液体を噴出する方向をいう。
発泡吐出器10は、レバー15の上端部をボディ14の射出筒14Cにおける前方側に枢支させ、レバー15の中間部後面をシリンダ筒14Bに挿入されるプランジャ16の前端部に係合させ、シリンダ筒14Bに内蔵の弾性体によりプランジャ16を介してレバー15を前方に弾発させる。
発泡吐出器10は、ボディ14の射出筒14Cの前端にスピンエレメント21を介してノズル20を設け、ボディ14の射出筒14Cに液流路aを設けるとともに、液流路aと連通しうる液流路bをスピンエレメント21とノズル20によって形成し、液流路bに連通しうる旋回流路c、及び、噴孔dをノズル20に備える。
発泡吐出器10は、容器11の内部に延びるディップチューブ31をボディ14の主筒部14Aの下端部、又は通液体12の下端部に挿着して備え、通液体12の内部であって、ディップチューブ31の上部に、入側逆止弁32、出側逆止弁33を備える。
これにより、発泡吐出器10は、レバー15の引き操作に基づくプランジャ16の加圧動作により、シリンダ筒14Bの内容液を出側逆止弁33経由で射出筒14Cの液流路a、スピンエレメント21の液流路b、ノズル20の旋回流路cを介して噴孔dから噴出する。一方、レバー15の引き操作に基づくプランジャ16の加圧動作による、ディップチューブ31側への液流出が入側逆止弁32によって防止される。そして、レバー15の引き操作解除に基づくプランジャ16の戻り動作により、容器11内の液体を入側逆止弁32を経由してシリンダ筒14Bに吸いこむ。
発泡吐出器10は、旋回流路Cを形成するとともに、噴孔dを備えるノズル20をボディ14に回動自在に取着している。ノズル20をボディ14に対して回動することにより、噴孔dの後部でノズル20の内周、又は/及びスピンエレメント21の外周に設けられた溝による流路b、ノズル20の噴孔dから周方向に旋回状で延在する溝による旋回流路cによって、該噴孔dに連通しうる流路を形成する。
発泡吐出器10は、ボディ14の射出筒14Cの液流路に圧送された液体を、流路bによって流路面積を絞って流速を高めた状態で、ノズル20の旋回流路cに圧送し、旋回流路cで旋回動と遠心力を付与されて噴孔dから広がる円錐状に霧状となって噴出し、発泡筒22の内壁に当たり、又は反射し、空気取り入れ通路26から流入する空気と混合して泡化され、ノズル20の吐出口eから泡状になって吐出する。
発泡吐出器10は、ノズル20の発泡筒22と空気取り入れ通路26を以下の如くに構成する。
ノズル20は図1に示す如く、ボディ14の射出筒14Cの前端に備える嵌合部、及びスピンエレメント21の外周に取着される。ノズル20は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)で成形され、スピンレメント21の前方に位置する噴孔dと、ノズル20の前方先端部に位置する吐出口eとの間に発泡筒22を備える。
発泡筒22は、図2に示す如く、噴孔dから吐出口eに連通する孔を備え、噴孔dの近傍の太筒状部22A、及び、その前方の太筒状部22Aより孔の内径が小さな細筒状部22Bを備え、太筒状部22Aと細筒状部22Bとを連設する段差部22Cを備える。図2に示す発泡筒22の太筒状部22A、細筒状部22Bの内径は概ね一定である。尚、太筒状部22Aと細筒状部22Bの内径は必ずしも一定である必要はないが、太筒状部22Aと細筒状部22Bの連設部において細筒状部22Bより太筒状部22Aの内径を大きくして、段差部22Cを形成する。尚、太筒状部22A、細筒状部22Bは、中空の略円柱をなすことが好ましいが、円柱に限らず、多角柱の形状とすることも可能である。即ち、太筒状部22Aと細筒丈部22Bの軸方向に垂直な断面形状は、概ね円形状を成すことが好ましいが、楕円形状又は多角形状を成すことも可能である。
空気取り入れ通路26は、図2(A)に示す如く、ノズル20の外周から連通する孔状の空気取り入れ通路26により、噴孔dと発泡筒22の間に空気取り込み口fを形成する。また、他の空気取り入れ通路26として、発泡筒22の外周に沿ってノズルの先端面まで連通する孔により形成することもできる(図2(B))。尚、空気取り込み口fは、噴孔dと発泡筒22の間に設ける他、発泡筒22の太筒状部22Aであって内容液が当る領域より後部の噴孔dの近傍に備えることもできる。
図2に示す発泡筒22は、太筒状部22Aと細筒状部22Bとを連設する段差部22Cを、筒22の軸方向に対して(又は、噴孔dから吐出口eの噴出軸に対して)略垂直に形成し、段差部22Cは、噴孔dから吐出口eに向けて広がる円錐状に噴出された内容液の多くを概ね全域で衝突させる。発泡筒22は、噴孔dから噴出された内容液の少なくとも一部を段差部22Cの概ね全域に衝突させ、さらに、太筒状部22Aの内壁の先端域(段差部22Cの側)に衝突させるものであっても良い。
噴孔dから噴出された内容液の発泡は、噴出された内容液の多くが段差部22Cに衝突し、又は、その衝突した内容液と衝突し、空気取り込み口fから流入する空気と混合して泡化した泡状となって、噴孔dから直進する内容液とともに、細筒状部22Bを介して吐出口eから吐出するものとなる。
噴孔dから噴出した内容液が発泡筒22の少なくとも段差部22Cに衝突する如く、噴孔dから噴出する内容液の円錐状の広がり角度(噴出角度)に対して、太筒状部22Aの軸方向の長さ、太筒状部22Aの内径及び/又は細筒状部22Bの内径を調整する。例えば、本実施例では、噴孔dと発泡筒22との間隔(空気取り込み口fの開口巾)を1mm、発泡筒22の全長を6.0mmとした場合に、太筒状部22Aと細筒状部22Bの長さの比を変えることにより、噴孔dから段差部22Cまでの軸方向の距離を調整し、太筒状部22Aの長さを2.0mm〜5.0mm、発泡筒22の内径は、太筒状部Aの内径を3.5〜5.0mm、細筒状部22Bの内径を1.8〜3.5mmで調整した。尚、太筒状部22Aの軸方向の長さが短すぎると発泡が少なくなり、太筒状部22Aが長すぎる、及び/又は細筒状部22Bが短すぎると発泡は多いが吐出口e方向の噴出の勢いが減少し、吐出口eから吐出した泡状の内容液が下方に曲がるため、例えば、太筒状部22Aの内径を4.1mm、細筒状部22Bの内径を3.1mm、発泡筒22の軸方向の長さが6.0mmの場合には、太筒状部の長さを3.3mm〜3.7mmに調整することが好ましい。
内容液としては、泡生成可能な液体、例えば、界面活性剤を含有する洗浄剤を採用する。尚、噴孔dから噴出する内容液の噴出角度は、内容液の物性、特に、粘度や表面張力によって異なってくる。
発泡吐出器10にあっては、起泡性の低い液体であっても十分に発泡可能であって、発砲性を向上させることができる。例えば、起泡性を阻害するノニオン活性剤、特に低モル数のポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO平均付加モル数6〜12)を含有する内容液等であっても、用途に応じた泡質を実現することができる。
本発明の発泡吐出器10と、従来の発砲吐出器30、40との泡体積の比較実験の結果を表1に示す。発砲吐出器30は、本願の段差部22Cを備えず、内径が略一定の発砲筒を備えるものであり(他の構成においては共通する)、発砲吐出器40は、発砲吐出器30の発砲筒の先端に中心に向かって突出するが中心まで達しない複数個の棒状障壁を設けたものである(実開平7-9451)。泡体積の比較実験は、各発砲吐出器を用いて同一の液体(X)を、メスシリンダー内に10回吐出し、その泡体積を測定したものである。この測定により、発砲吐出器10を用いて噴出された泡は、表1に示す如く、従来の発砲吐出器30、40の2倍以上の泡体積を得ている。
Figure 0004580223
比較実験に用いた液体(X)は、アルキルポリグリコシド(アルキル基の炭素数12、グリコシド平均縮合度1.3)3.0質量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO平均付加モル数8)8.0質量%、過酸化水素4.0質量%、ラウロイルオキシ−p−ベンゼンスルホン酸ナトリウム0.8質量%、N−ドデシル−N,N,N−トリメチルアンモニウムメチル硫酸エステル塩0.5質量%、ディクエスト2010(商品名)(1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、モンサント社製)0.2質量%、残部イオン交換水を含有する。
発泡吐出器10の第2実施形態として、太筒状部22Aを図3(A)に示す如く、噴孔d近傍で内径を小さくするテーパー形状にしたり、図3(B)に示す如く、噴孔d近傍で内径を大きくするテーパー形状にすることも可能である。発泡吐出器10の起泡性は、段差部22Cの位置、面積が同じ場合では、噴孔d近傍で内径を小さくするテーパー形状にすると、噴孔dから噴出した内容液が太筒状部22Aの内壁に衝突する割合、及び、段差部22Cに衝突する割合が増すため発泡がより大となり、泡質が更に嵩高くなる。
発泡吐出器10の第3実施形態として、細筒状部22Bを図4(A)に示す如く、吐出口e近傍で内径を大きくするテーパー形状にしたり、図4(B)に示す如く、吐出口e近傍で内径を小さくするテーパー形状にすることも可能である。細筒状部22Bの内径を吐出口e近傍で大きくするテーパー形状にすると、吐出口eから吐出する泡状の内容液の吐出範囲が大となり、吐出口e近傍で小さくするテーパー形状にすると、吐出口eから吐出する泡状の内容液の吐出範囲が小さいものとなる。
発泡吐出器10の第4実施形態として、段差部22Cの発泡筒22の軸方向に対する角度θを図5(A)に示す如く鋭角としたり、図5(B)に示す如く鈍角とすることも可能である。角度θは、過度に鋭角にすると噴孔dから噴出された内容液と段差部22Cとの衝突の割合が減少して起泡性が低くなる観点から約45°〜135°程度が好ましく、より高い起泡性を確保するためには70°〜110°が好ましい。
発泡吐出器10の第5実施形態として、発泡筒22の段差部22Cを図6に示す如く複数備えることも可能である。即ち、細筒状部22Bの吐出口e側に細筒状部22Bより小径の細筒状部22B’をつなげて段差部22Cを形成する。段差部22Cを複数形成することにより、噴孔dから噴出された内容液が噴孔dから異なる距離にある段差部22Cに衝突して、空気と混合するため、異なる泡質がブレンドされた発泡を得る。尚、複数の段差部22Cの相互の距離、径の大きさ、軸方向に対する角度を変えることも可能である。
発泡吐出器10の第6実施形態として、図7に示す如く細筒状部22Bの内周であって、軸方向に延在する少なくとも1つの溝又は、突部22Dを備えることによって段差部22Cの面積を変えることも可能である。段差部22Cの面積が増加することによって、噴孔dから噴出した内容液が段差部22Cに衝突する割合が増加して発泡が大となる。
(a)発砲吐出器10にあっては、発泡筒22が噴孔d近傍の太筒状部22Aと噴孔d遠方の細筒状部とで形成する段差部22Cを備え、噴孔dから円錐状に噴出された液体が少なくとも段差部22Cの概ね全域に衝突する。従って、泡生成可能な液体を段差部22Cに衝突させて空気と混合し、発泡筒22の特に太筒状部22Aの内部で発泡した泡状の液体を細筒状部22Bを介して吐出口eから吐出する。
(b)上記(a)より、発泡筒22における太筒状部22Aと細筒状部22Bの長さ、内径、段差部22Cの面積、角度、噴孔からの距離によって発泡状態を調整することができる。即ち、段差部22Cの面積を大きしたり、段差部22Cの発泡筒22の軸方向に対する角度を変えたり、噴孔dからの距離を長くすることによって起泡性の低い液体を多量に発泡させることが可能となり、発泡状態の調整が容易である。
(c)太筒状部22Aの内径を吐出方向に向けて徐々に変化するものとすることにより、変化の方向、角度によって発泡状態を調整することを可能とし、細筒状部22Bの内径を吐出方向に向けて徐々に変化するものとすることにより、吐出範囲を調整することができる。
(d)発泡筒22における段差部22Cを発泡筒22の軸方向に対して略垂直をなすものとしたから、噴孔dから噴出した液体を段差部22Cに効果的に衝突させて十分な発泡を得ることができる。
(e)発泡筒22が複数の段差部を備えることによって、異なる泡質を混合して泡状とした液体を吐出することができる。
(f)細筒状部22Bの内周であって、軸方向に延在する少なくとも1つの溝又は突部を備えることによって、段差部22Cの面積を変更して段差部22Cに衝突する液体の割合を調整することで、発泡状態を容易に調整することができる。
上述(a)〜(f)より、ノズル20が備える発泡筒22として適宜の形状のものを採用し、又は取り替えることにより、液体の物性によらず、泡質、泡量を調整する等、任意の発泡状態を生成できる。
図1は第1実施形態の発泡吐出器の断面図である。 図2は第1実施形態の発泡筒の断面図である。 図3は第2実施形態の発泡筒の断面図である。 図4は第3実施形態の発泡筒の断面図である。 図5は第4実施形態の発泡筒の断面図である。 図6は第5実施形態の発泡筒の断面図である。 図7は第6実施形態の発泡筒の段差部を示す正面図である。
符号の説明
10 発泡吐出器
11 容器
20 ノズル
21 スピンエレメント
22 発泡筒
22A 太筒状部
22B 細筒状部
22C 段差部
26 空気取り入れ通路
d 噴孔
e 吐出孔
f 空気取り込み口

Claims (5)

  1. 泡生成可能な液体をノズルから吐出する発泡吐出器であって、
    前記ノズルは、液体を噴出する噴孔とその噴出方向前方に発泡筒を備えてなり、該発泡筒は、噴孔近傍の太筒状部と噴孔遠方の細筒状部を備えるとともに、太筒状部と細筒状部との間で発泡筒の軸方向に対して略垂直をなす段差部を少なくとも1つ備え、噴孔から円錐状に霧状となって噴出された液体の多くが前記段差部の全域に当たるように構成され、
    前記ノズルの噴孔と発泡筒の間に空気取り込み口を設けてなり、
    前記ノズルの噴孔から円錐状に霧状となって噴出された液体が前記段差部に衝突し、又はその衝突した液体と衝突し、前記空気取り込み口から流入する空気と混合して泡状となり、該ノズルの噴孔から直進する液体とともに、細筒状部を介して吐出口から吐出する発泡吐出器。
  2. 前記太筒状部細筒状部が中空の円柱をなす請求項1に記載の発泡吐出器。
  3. 前記太筒状部は、吐出方向に向けて内径が徐々に変化する請求項1又は2に記載の発泡吐出器。
  4. 前記発泡筒の軸方向の複数位置のそれぞれに前記段差部を備える請求項1〜3のいずれかに記載の発泡吐出器。
  5. 前記細筒状部の内周であって、軸方向に沿う溝及び/又は突部を備える請求項1〜4のいずれかに記載の発泡吐出器。
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