JP4579832B2 - 急速継手 - Google Patents

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    • F16L29/00Joints with fluid cut-off means
    • F16L29/04Joints with fluid cut-off means with a cut-off device in each of the two pipe ends, the cut-off devices being automatically opened when the coupling is applied
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、接続および分離自在な急速継手に関し、例えば、工作機械のテーブルに着脱自在に固定されるワークパレットに圧油を給排するために設けられる急速継手に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の急速継手には下記の特許文献1に示すように、第1継手であるソケットと第2継手であるプラグとを分離した状態で上記ソケット内の摺動筒に第1閉止部材の弁面を上側から接当させたものがある。
【特許文献1】
特開2003−117748号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1の構成は、上記ソケットとプラグの分離状態において、操作ミスや電気信号の誤動作等の何らかの事情で上記ソケットの給排ポートに圧油が誤って供給されてしまった場合には、上記の第1閉止部材の弁面と弁座との間から圧油が漏れ出すおそれがあった。
【課題を解決するための手段及び効果】
【0004】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0005】
(第1の発明)
第1の発明の急速継手は、例えば図2、図5、図6、又は図7に示すように、互いに接続される第1継手1及び第2継手2を有し、以下のように構成した。
第1継手1の第1ハウジング11に、摺動筒15が保密状に嵌合されて進退方向に移動自在とされる。その摺動筒15の内部の第1流体室13に圧力流体を出入りさせるために、第1流路14が前記第1ハウジング11に設けられる。逆止弁Vは、その第1流路14から前記第1流体室13への圧力流体の流れを阻止すると共に、その反対の流れを許容するように設けられる。前記摺動筒15には第1弁座16が設けられる。第1閉止部材17は、その摺動筒15に対し退入方向に相対移動することで前記第1弁座16に接触し、また、同上の摺動筒15に対し進出方向に相対移動することで同上の第1弁座16から離間するように設けられる。その第1閉止部材17を進出方向へ押動可能なピストン67が設けられる。前記摺動筒15を進出方向へ付勢するとともに前記第1閉止部材17を退入方向へ付勢する第1付勢手段Qが設けられる。前記第2継手2の第2ハウジング21内に第2流体室23が設けられる。その第2流体室23に圧力流体を出入りさせるための第2流路24が前記第2ハウジング21に設けられる。前記第2ハウジング21に第2弁座26が設けられる。第2閉止部材27は、進出方向に移動することで前記第2弁座26に接触し、退入方向に移動することで同上の第2弁座26から離間するように設けられる。その第2閉止部材27を進出方向に付勢する第2付勢手段86が設けられる。前記第2流路24と第2流体室23との間に設置される圧力保持弁体29を閉弁方向に付勢する第3付勢手段89が設けられる。前記の第1継手1と第2継手2との接続時には、その第2継手2の第2ハウジング21が第1継手1の前記摺動筒15に封止接当して上記摺動筒15を退入させることで前記第1閉止部材17を前記第1弁座16から離間させるとともに、前記第2継手2側の部材が前記逆止弁Vを強制開弁させて、前記第1流路14から前記第1流体室13への圧力流体の流れを許容し、前記第1閉止部材17が前記第2閉止部材27を退入させることで前記第2閉止部材27を前記第2弁座26から離間させ、これによって第1流体室13と第2流体室23とを流通させるように構成する。上記の接続状態において前記ピストン67を進出方向に押動することで、前記第1閉止部材17及び前記第2閉止部材27を介して前記の圧力保持弁体29を前記の第3付勢手段89に抗して開弁させ、これによって前記第1流路14と前記第2流路24との間で圧力流体を流通させるように構成する。前記逆止弁Vは、上記第1閉止部材17の外周で上記第1ハウジング11に設けた環状の逆止弁座77と、上記第1閉止部材17と上記第1ハウジング11との間の環状空間に設けた環状の逆止部材75とを備え、その逆止部材75を、退入側から前記逆止弁座77に対面させると共に前記摺動筒15によって退入方向へ押動可能に構成した。
【0006】
ここで、「進出」とは、相手側の継手に近づくことをいう。即ち第1継手1においては第2継手2に近づくことを意味し、第2継手2においては第1継手1に近づくことをいう。また、「退入」とは、「進出」と逆で、相手側の継手から離れることをいう。
【0007】
また、「第2継手2側の部材が前記逆止弁Vを強制開弁させる」とは、第2継手2側の何らかの部材が、第1継手1側の逆止弁Vを開弁させるための力を作用させることをいう。即ち、第2継手2側の部材が逆止弁Vの弁体を直接押動する場合と、第2継手2側の部材が他の部材を介して逆止弁Vの弁体を押動する場合との両方が含まれる。
【0008】
本発明によれば、上記の両継手の分離状態において、操作ミス等の何らかの事情で前記第1流路に圧力流体が供給されてしまったとしても、前記第1流路から前記第1流体室への圧力流体の流れは、前記逆止弁によって阻止される。従って、前記第1流体室が高圧とならず、前記第1閉止部材と前記第1弁座との間から圧力流体が漏れることを防止することができる。
【0009】
更には、前記第1継手と前記第2継手とを接続したときは、第2継手側の部材によって前記逆止弁が自動的に強制開弁される。従って、前記逆止弁を開弁させるための特別の操作を必要とせずに、単に継手同士を相互接続するだけで、前記第1流路から前記第1流体室へ(ひいては前記第2継手側へ)圧力流体を供給できる状態となる。即ち、上述の圧力流体の漏出防止機能を、急速継手の良好な作業性を損なうことなく提供することができる。
【0010】
(第2の発明)
第1の発明においては、例えば図3に示すように、前記接続時には、前記第2継手2側の部材が前記摺動筒15を押動し、この押動により退入される前記摺動筒15が前記逆止弁Vを強制開弁させるように構成することが好ましい。
【0011】
この構成により、前記逆止弁を強制開弁するための構成を簡素にできる。
【0012】
(第3の発明)
第1の発明においては、例えば図2、図5、図6、又は図7に示すように、前記逆止弁Vの弁面76がテーパ面に構成されていることが好ましい。
【0013】
これによれば、前記第1ハウジングの内部のスペースを有効に利用して逆止弁を設置できる。従って、前記第1継手のコンパクト化が達成される。
【0014】
(第4の発明)
第1から第3の発明においては、例えば図2又は図5に示すように、前記逆止部材75と前記摺動筒15とが別体に形成されていることが好ましい。
【0015】
これによれば、前記の両継手の接続と前記逆止弁の強制開弁とを簡素な構成で連動できる。
【0016】
(第5の発明)
第4の発明においては、例えば図2又は図5に示すように、前記逆止弁Vは、前記第1継手1と前記第2継手2との接続時に前記摺動筒15が前記逆止部材75に直接接当して退入させることで強制開弁可能に構成されていることが好ましい。
【0017】
これによれば、前記摺動筒と前記バルブ部材とを連動させる構成を簡素にでき、部品点数を削減できる。
【0018】
(第6の発明)
第1から第3の発明においては、例えば図6又は図7に示すように、前記逆止部材75と前記摺動筒15とが一体に形成されていることが好ましい。
【0019】
これによれば、前記逆止弁の部品点数を削減して一層簡素な構成とすることができる。
【0020】
(第7の発明)
第7の発明の急速継手は、例えば、図2から図4、図5、図6又は図7に示すように、以下のように構成した。
第1継手1の第1ハウジング11と第2継手2の第2ハウジング21とを接続することにより、上記の第1ハウジング11に進退可能に挿入した摺動筒15を基端方向へ退入させると共に、その摺動筒15に挿入した第1閉止部材17と上記の第2ハウジング21に挿入した第2閉止部材27とが相互に突き合って、上記の第1ハウジング11の第1流路14を、上記の第1閉止部材17の外周に配置した第1流体室13と上記の第2閉止部材27の外周に配置した第2流体室23とを介して上記の第2ハウジング21の第2流路24へ連通させるように構成する。上記の第1閉止部材17の外周で上記第1ハウジング11に環状の逆止弁座77を設け、上記第1閉止部材17と上記第1ハウジング11との間の環状空間に、上記逆止弁座77に基端側から対面すると共に上記の摺動筒15によって基端方向へ押動可能な環状の逆止部材75を設ける。上記の両継手1・2の分離状態では、上記の摺動筒15の第1弁座16に上記の第1閉止部材17が先端側から閉止接当すると共に、上記の逆止部材75が上記の逆止弁座77に基端側から閉止接当することによって上記の第1流路14と上記の第1流体室13との連通を遮断する。上記の両継手1・2の前記の接続状態では、基端方向へ退入された前記の摺動筒15が上記の逆止部材75を上記の逆止弁座77から離間させる。
【0021】
上記の第7の発明は、次の作用効果を奏する。
上記の両継手の分離状態において、操作ミス等の何らかの事情で前記の第1流路に圧力流体が供給されてしまったとしても、その第1流路から前記の第1流体室への圧力流体の流れは前記の逆止部材によって阻止される。従って、上記の第1流体室が高圧とならず、前記の第1閉止部材と第1弁座との間から圧力流体が漏れることを防止できる。
また、上記の両継手の接続状態では、前記の摺動筒が上記の逆止部材を自動的に開弁させるので、専用の開弁手段を省略して急速継手を簡素に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】マシニングセンタのテーブルとワークパレットに本発明の第1実施形態に係る急速継手を適用した概略構成を示す縦断面図。
【図2】第1実施形態の急速継手の分離状態を示す縦断面図。
【図3】急速継手の接続状態を示す縦断面図。
【図4】図3の接続状態から圧油を供給してピストンを上昇させ、弁体を開弁させた様子を示す図。
【図5】第2実施形態の急速継手の第1継手を示す縦断面図。
【図6】第3実施形態の急速継手の第1継手を示す縦断面図。
【図7】第4実施形態の急速継手の第1継手を示す縦断面図。
【符号の説明】
【0023】
X 急速継手
1 第1継手
2 第2継手
11 第1ハウジング
13 第1流体室
14 第1流路
15 摺動筒
16 第1弁座
17 第1閉止部材
21 第2ハウジング
23 第2流体室
24 第2流路
26 第2弁座
27 第2閉止部材
29 圧力保持弁体
65 付勢バネ
66 別の付勢バネ
67 ピストン
75 バルブ部材(逆止部材)
76 弁面
77 逆止弁座
86 第2付勢バネ(第2付勢手段)
89 第3付勢バネ(第3付勢手段)
V 逆止弁
Q 第1付勢手段
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の第1実施形態を図1から図4によって説明する。この実施形態は、マシニングセンタのテーブルとワークパレットとの間で圧油を給排するために本発明を適用した場合を示したものである。
【0025】
全体構成を、図1の模式図を参照して説明する。図1は、マシニングセンタのテーブルTとワークパレットPに本発明の急速継手を適用した概略構成を示す縦断面図である。
【0026】
上記テーブルTとワークパレットPとの間に、複数セットのロック装置Aと複数セットの急速継手Xとが設けられる。ワークパレットPの上面には、複数の油圧クランプとワークピース(いずれも図示せず)とが配置されている。
【0027】
そして、前記の油圧クランプに上記急速継手Xを介して圧油を供給又は排出することによって、上記ワークピースを固定及び固定解除できるように構成している。なお、図1では、上記ロック装置Aと上記急速継手Xとを、それぞれ1セットのみ図示している。
【0028】
ロック装置Aの構成を図1を参照して以下説明する。ワークパレットPの下部には、テーパスリーブ206とプルロッド207とが、互いに同心させて固定される。テーブルTからは支持筒208が上向きに突出され、この支持筒208のテーパ外周面209が、上記テーパスリーブ206のテーパ内周面210を受け止めるようになっている。上記の支持筒208の筒孔内には、複数のコレットチャック211が周方向に並べて配置される。
【0029】
図1におけるロック装置Aでは、右半図にロック状態が示され、左半図にアンロック状態が示されている。ロック状態では、上側油圧室213へ供給した圧油がピストン214を下降させ、このピストン214が、ピストンロッド215と前記コレットチャック211とを介して、前記プルロッド207を下向きに引っ張る。これにより、上記ワークパレットPが前記支持筒208に位置決め及び固定される。
【0030】
一方、アンロック状態では、下側油圧室216へ供給した圧油が前記ピストン214とピストンロッド215とを介して、上記コレットチャック211を外側上方の斜め方向に退避させる。これによって、上記ワークパレットPの固定が解除され、当該ワークパレットPの上昇が許容される。
【0031】
前記急速継手Xは、上記テーブルTに固定した第1継手1と上記ワークパレットPに固定した第2継手2とによって構成される。
【0032】
まず、第1継手1について図2を参照して説明する。その図2は、急速継手Xの分離状態を示す縦断面図である。
【0033】
図2の下半部分に示すように、ソケット形の第1継手1の第1ハウジング11は、基体11aと、その基体11aの段付き円孔51に保密状に嵌合固定される筒体11bと、上記の基体11aの上面にボルト52にて締結されるカバー体11cとにより構成される。上記の第1ハウジング11を図示しない締付ボルトでテーブルTに固定している。
【0034】
なお、基体11aの下部には、前記円孔51と同心状に形成したシリンダ部54が、下方へ突出されている。前記テーブルTの上面には収容穴110が凹設されており、この収容穴110に前記シリンダ部54を保密状に嵌入させてある。
【0035】
また、前記基体11aには第1流路14が斜め状に穿設される。この第1流路14の上端を後述の第1流体室13に連通させ、同上の第1流路14の下端を、テーブルTに穿設された第1縦路111に連通させている。
【0036】
前記円孔51の下部には、逆止弁Vのバルブ部材75が、上下方向(進退方向)に移動自在で保密状に嵌合される。このバルブ部材(逆止部材)75は筒状に形成するとともに、その中間高さ部の外周面には環状かつテーパ状の弁面76を形成している。このバルブ部材75の上下動によって、前記弁面76は、前記筒体11bの下端面に形成された環状かつテーパ状の弁座(逆止弁座)77に対し、接触および離間可能である。前記弁面76よりも上側の位置で、前記バルブ部材75には貫通孔74が径方向に穿設されている。
【0037】
前記円孔51の下部の内周面には縮径フランジ57が内方突出状に設けられる。この縮径フランジ57と前記バルブ部材75との間には閉じバネ78が装着される。この閉じバネ78は、前記バルブ部材75に上向き(進出方向)の付勢力を常時作用させている。
【0038】
上記構成の逆止弁Vは、そのバルブ部材75の外周の流通空間79から第1流体室13への圧力流体の流れを阻止し、その反対の流れを許容するように構成されている。
【0039】
前記筒体11bには、金属製の摺動筒15が上下方向(進退方向)に移動可能で保密状に内嵌される。この摺動筒15の内周面の上端部には、第1弁座16が形成される。また、この摺動筒15の内部には前記の第1流体室13が形成されている。
【0040】
摺動筒15の外周面における上側寄りの部位に、大径のフランジ部59が一体形成される。このフランジ部59の上面にはスリーブ60が固定される。摺動筒15の上端部の段部と前記スリーブ60の内周面との間に形成される環状溝62に、封止具61が嵌着される。その封止具61は、摺動筒15の上端面及びスリーブ60の上端面よりも上方に突出するように設けられている。
【0041】
前記カバー体11cの筒孔の先端側内周面には縮径部73が形成されている。前記摺動筒15の可動ストロークの上端は、前記スリーブ60が前記縮径部73に接当することで規定される。
【0042】
前記摺動筒15の下端部は、前記バルブ部材75の上端部に、所定の隙間を空けて対面されている。従って、前記摺動筒15が退入方向に移動すると、前記バルブ部材75を前記閉じバネ78の付勢力に抗して下向きに押動し、前述の逆止弁Vを開く。これにより、前記第1流路14は、前記流通空間79及び前記貫通孔74を介して前記の第1流体室13に連通する。
【0043】
前記摺動筒15には、上下方向に細長い金属製の第1閉止部材17が上下方向(進退方向)に移動自在となるように挿入されている。この第1閉止部材17の上端部は上側(進出方向)に行くに従って拡径する形状に形成されており、この部分の外周面(弁面72)が前記第1弁座16に対し接触及び離間可能となるように構成している。
【0044】
第1閉止部材17は、前記摺動筒15に対し下方向(退入方向)に相対移動することでその弁面72を前記第1弁座16に接触させ、前記摺動筒15に対し上方向(進出方向)に相対移動することでその弁面72を前記第1弁座16から離間させるように構成されている。
【0045】
第1閉止部材17の長手方向の途中部に形成されたフランジと前記摺動筒15との間には付勢バネ65が装着される。この付勢バネ65は第1閉止部材17を下方向(退入方向)に付勢する役割を果たす。
【0046】
前記縮径フランジ57の下方で前記シリンダ部54の内周面には、ピストン67が上下方向移動自在となるように保密状に嵌合されている。このピストン67から上向きに突出されたピストンロッド68の上端面には挿入穴70が開口される。この挿入穴70には、前記第1閉止部材17の下部が挿入される。この結果、前記第1閉止部材17は、前記ピストンロッド68に対し所定のストロークで相対移動可能となっている。
【0047】
前記ピストンロッド68に外嵌したバネ受け53と前記摺動筒15との間には、別の付勢バネ66が装着される。なお、この別の付勢バネ66により前記摺動筒15に加えられる上向きの弾発力は、前記カバー体11cの前記縮径部73を介して、第1ハウジング11によって受け止められる。
【0048】
本実施形態では、上記の別の付勢バネ66と前記付勢バネ65とで第1付勢手段Qを構成している。この第1付勢手段Qは、前記摺動筒15を上方向(進出方向)に付勢するとともに、前記第1閉止部材17を下方向(退入方向)に付勢する。
【0049】
前記テーブルTにはパイロットポート112が形成されている。このパイロットポート112は、前述の収容穴110の底部に連通されており、上記ピストン67の下面に油圧力を付与できるようになっている。前記パイロットポート112に圧油を供給すると、前記ピストン67が前記の別の付勢バネ66の付勢力に抗して上昇して、前記ピストンロッド68の上端面が前記第1閉止部材17に接触して当該第1閉止部材17を上方(進出方向)へ押動させることができる。
【0050】
シリンダ部54の下端部の内周面に形成した縮径部69がピストン67のストロークの下限(退入方向限界)を規定している。なお、前述の別の付勢バネ66により前記ピストン67に加えられる下向き(退入方向)の弾発力は、前記縮径部69を介して第1ハウジング11によって受け止められる。
【0051】
前記縮径フランジ57の内周面と前記ピストンロッド68の外周面との間には、所定の嵌合隙間を形成している。この嵌合隙間によって環状の絞り路71が構成される。前記摺動筒15内の第1流体室13と前記ピストン67の上側に形成される油室58とが当該絞り路71を介して連通している。
【0052】
図2に鎖線で示すように、前記基体11aにはブロー流路95が形成されている。このブロー流路95の下端は、前記テーブルTに形成したブローポート113に連通している。また、このブロー流路95の上端は、前記第1ハウジング11に固設したブローケース96のノズル孔97に連通している。このノズル孔97は、前記摺動筒15の上端面に向けられている。前記ブローポート113に圧縮空気を供給すると、その圧縮空気は、前記ノズル孔97から噴出して、前記摺動筒15の上端面等に付着している切り粉等の異物を吹き飛ばして清掃することができる。
【0053】
次に、第2継手2について説明する。
図2の上半部分に示すように、プラグ形の第2継手2の第2ハウジング21は、中空の基体21aと、この基体21aの内部に保密状に嵌着される中間ケース21bとにより構成される。
【0054】
ワークパレットPの下面には収容穴120が凹設されており、この収容穴120に前記基体21aの大部分を保密状に嵌合させるようにして、当該基体21aをボルト83によりワークパレットPに固定している。
【0055】
前記基体21aの下部には、下向き(進出方向)に突出する突出部81を一体的に形成している。この突出部81の下面(先端面)には、前記摺動筒15に接触可能で平坦な押動面28が形成されている。
【0056】
前記中間ケース21bは、基体21aの内部空間を上下の2つに区画するようにして設けられている。上側の空間は後述の圧力保持弁体29を収納する空間とされ、下側の空間は第2流体室23とされている。また、前記基体21aの上部に設けた第2流路24が、ワークパレットPに形成した第2縦路121に通じている。
【0057】
前記基体21aの下面に開口させた軸孔80の内周面には、下方へ窄まるテーパ面からなる第2弁座26が形成されている。
【0058】
前記中間ケース21bに形成した支持孔84に、ポペット状の第2閉止部材27の軸部が、上下方向(進退方向)に摺動自在に支持される。第2閉止部材27の頭部(下端部)に嵌着した封止部材85が前記第2弁座26に対して接触および離間可能とされている。この第2閉止部材27は、下方向(進出方向)へ移動することで前記第2弁座26に接触し、上方向(退入方向)に移動することで前記第2弁座26から離間するように構成している。
【0059】
前記中間ケース21bと前記第2閉止部材27の頭部との間に、第2付勢手段としての第2付勢バネ86が設けられている。この第2付勢バネ86は、前記第2閉止部材27を下方向(進出方向)に常時付勢している。前記中間ケース21bには径方向に流通孔87が形成されている。前記支持孔84と前記第2流体室23とが上記の流通孔87を介して連通される。
【0060】
前記支持孔84の上面開口の周縁には、環状の弁シート部90が上向きに突出させて形成される。一方、前記基体21aの上部には、ポペット形の圧力保持弁体29の軸部が、上下方向(進退方向)に摺動自在に支持される。
【0061】
前記弁体29は、上方向(退入方向)に移動することで弁シート部90から離間して開弁し、下方向(進出方向)に移動することで弁シート部90に接触して閉弁する。基体21aの上部と上記弁体29の頭部との間には、第3付勢手段としての第3付勢バネ89が装着される。この第3付勢バネ89は、上記弁体29を下方向(進出方向すなわち閉弁方向)に常時付勢している。
【0062】
前記第2流体室23を径方向内側と外側とに区画するように、筒状のフィルタ91が設けられる。また、前記弁体29を収容している空間を径方向内側と外側とに区画するように、筒状のフィルタ92が設けられる。
【0063】
上記の第1継手1と第2継手2とを接続する動作を、上記の図2と図3及び図4によって説明する。図3は急速継手の接続状態を示す縦断面図である。図4は、図3の接続状態でピストン67を上昇させ、圧力保持弁体29を開弁させた様子を示す図である。
【0064】
図2に示す分離状態では、前記ロック装置Aはアンロック状態に切り替えられており、前記第1縦路111及び前記パイロットポート112の圧力は消失している。この分離状態において、前記第1継手1の前記第1閉止部材17は、前記付勢バネ65の作用によって、その弁面72を前記第1弁座16に接当させた状態となっている。また、摺動筒15は、前記の別の付勢バネ66の作用によってストローク上端に位置し、前記カバー体11cの前記縮径部73に接触している。
【0065】
更には、前記ピストン67は、前記の別の付勢バネ66の作用によってストローク下端に位置し、前記縮径部69に接触した状態となっている。この状態では、前記ピストンロッド68の上端面と前記第1閉止部材17の段部との間には、上下方向(進退方向)の小さい隙間Bが形成されている。この隙間Bにより、前記第1継手1の各種の構成部材の進退方向の寸法誤差が吸収され、第1閉止部材17の弁面72を第1弁座16に確実に接当させることができる。従って、前記摺動筒15の内部空間(即ち、前記第1流体室13)の油が外部に漏れることは防止されている。また、前記バルブ部材75は、前記閉じバネ78の作用によって、その弁面76を前記弁座77に接触させた状態となっている。即ち、前記逆止弁Vは閉弁状態となっている。
【0066】
また、この分離状態において、第2継手2の前記第2閉止部材27は、前記の第2付勢バネ86の作用によって前記第2弁座26に接触した状態となっている。この結果、前記第2流体室23の油が外部に漏れることが防止されている。更に、前記第2継手2の前記の圧力保持弁体29は、前記の第3付勢バネ89の作用によって、前記弁シート部90に接触した閉弁状態にある。
【0067】
この図2の状態から、テーブルTに対してワークパレットPを下降させていく。すると、前記第2継手2の前記押動面28が前記第1継手1の前記摺動筒15の上端面に接触して、前記封止具61により封止される。なお、前記ワークパレットPの下降時においては、前記ブローポート113に圧縮空気を供給して、前記摺動筒15の上端面や前記押動面28に対し前記ノズル孔97から空気を噴出させてクリーニングすることが望ましい。
【0068】
更にワークパレットPを下降させると、図3に示すように、前記押動面28が前記摺動筒15を別の付勢バネ66に抗して下向きに退入させ、その摺動筒15は前記バルブ部材75を前記閉じバネ78に抗して下向きに押動する。こうして前記逆止弁Vが強制開弁される。
【0069】
これとほぼ同時に、前記第2閉止部材27と前記第1閉止部材17とが相互に付き合って、前記の図2中の隙間Bを消失させて前記第1閉止部材17が前記第1弁座16から離間すると共に、前記第2閉止部材27が前記第2弁座26から離間する。こうして、前記封止具61によるシール状態を保ちながら、第1流体室13と第2流体室23とが相互流通可能な状態となる。この状態で前記ロック装置Aをロック状態に切り換えておく。
【0070】
なお、図3に示すように、前記第1閉止部材17と前記第2閉止部材27とが突き合っている状態では、閉弁している前記圧力保持弁体29と当該第2閉止部材27との間に接当隙間Gが形成されている。この接当隙間Gは、前記ピストン67の可動ストロークSよりも小さい値に設定している。
【0071】
次いで、前記パイロットポート112に圧油を供給する。すると図4に示すように、前記ピストン67が上方へ移動し、このピストン67に押動されて進出する前記第1閉止部材17が前記第2閉止部材27を更に上方へ押し上げて退入させる。従って、図3に図示の前記隙間Gが消失して前記第2閉止部材27の上端面が前記圧力保持弁体29に接当し、当該弁体29を第3付勢バネ89に抗して押し上げる(退入させる)。この結果、前記弁体29は前記弁シート部90から離間して開弁する。
【0072】
この図4の状態では、前記第1流路14と前記第2流路24との間の流通が許容されている。即ち、この状態で第1縦路111に圧油を供給すると、この圧油は、前記第1流路14から前記流通空間79へ流れ、開弁状態の前記逆止弁Vを経由して前記第1流体室13へ導かれるとともに、前記第2流体室23と前記第2流路24とを経由して、前記第2縦路121へ至る。
【0073】
なお、前記第1縦路111に圧油を供給したときは、前記摺動筒15に設けた前記封止具61の内側断面積に加わる油圧力が前記第2ハウジング21を押し上げるように作用する。しかしながら、この力は、ロック状態の前記ロック装置Aにより受け止められるので、前記ワークパレットPがテーブルTから浮き上がることは防止される。
【0074】
上述の圧油供給が完了した後は、パイロットポート112の圧油を排出する。これにより、前記ピストン67を押し上げていた油圧力が消失するので、図3に示すように、前記ピストン67は前記の別の付勢バネ66の作用で下降する。これに伴って、前記第1閉止部材17が前記付勢バネ65の作用で下降し、前記第2閉止部材27も前記第2付勢バネ86の作用で下降し、前記の圧力保持弁体29が前記第3付勢バネ89の作用で下降する。この結果、その弁体29が閉弁するので、前記第1縦路111の圧油を排出しても、前記第2縦路121側の圧力を高い状態に保つことができる。
【0075】
なお、前記弁体29の閉弁状態は、前記の第3付勢バネ89によって維持される。従って、図2に示すように、ロック装置Aをアンロック状態に切り換えて前記ワークパレットPを上昇させ、前記第1継手1と前記第2継手2とを分離しても、前記第2縦路121側の圧力を高い状態に保つことができる。
【0076】
また、第1継手1と第2継手2とを分離すると、下方への押動が解除された前記摺動筒15が前記付勢バネ66の作用で上昇し、これと同時に、前記バルブ部材75も前記閉じバネ78の作用で上昇して、その弁面76と前記弁座77とが接触する。この結果、前記逆止弁Vは閉弁状態に戻り、前記第1流路14から第1流体室13への圧油の流入が阻止されることになる。
【0077】
なお、前述の圧油供給時において、前記パイロットポート112に強制開弁用の圧油を供給しない状態で前記第1縦路111に圧油を供給してもよい。即ち、図3の接続状態において、上記の第1縦路111から前記第1流路14へ圧油を供給すると、その圧油が、前記の圧力保持弁体29を押し開いて前記第2流路24から前記第2縦路121へ供給されていく。そして、前記第2縦路121の圧油が設定圧力に到達すると、上記の弁体29が前記第3付勢バネ89によって弁シート部90(弁座)に閉止接当される。この状態で、上記の第1縦路111への圧油の供給を停止すればよい。
【0078】
前記第2縦路121側の圧油を前記第1縦路111側から抜くには、図3に示すように再びワークパレットPを下降させて前記第1継手1と前記第2継手2とを再接続し、前述のロック装置Aをロック状態とする。次いで図4に示すように、前記パイロットポート112に圧油を供給して前記ピストン67を押し上げ、前記第1閉止部材17及び前記第2閉止部材27を介して前記の圧力保持弁体29を押動し、当該弁体29を前記の第3付勢バネ89に抗して強制開弁させる。すると、前記第2縦路121側の圧油は、前記第2流路24と前記第2流体室23と前記第1流体室13と前記流通空間79と前記第1流路14と順に経由して、前記第1縦路111から排出される。
【0079】
なお、上述の圧力保持弁体29の強制開弁時には、強制開弁用の上向き力が前記第2ハウジング21に作用するが、その上向き力もロック装置Aによって受け止められる。従って、前記ワークパレットPの浮き上がりを防止することができる。
【0080】
前記第2縦路121側の圧油排出が完了した後は、前記パイロットポート112の圧油を排出すればよい。これによって、図3に示すように、前記ピストン67が前記別の付勢バネ66の作用で下降し、前記第1閉止部材17が前記付勢バネ65の作用で下降し、前記の第2閉止部材27も前記の第2付勢バネ86の作用で下降し、前記弁体29も前記第3付勢バネ89の作用で下降する。その後、図2に示すように、前記ロック装置Aをロック状態からアンロック状態へ切り換え、前記ワークパレットPを前記テーブルTから上昇させて、急速継手Xの第1継手1と第2継手2とを分離する。
【0081】
上記の実施形態の効果は、以下の通りである。
図2に示す分離状態において、操作ミス等の何らかの事情で前記第1縦路111に圧油を供給しても、前記第1流路14から前記第1流体室13への圧油の流れは、前記逆止弁Vによって阻止される。従って、前記第1流体室13が高圧とならず、前記弁面72と前記第1弁座16との間から圧油が漏れることを防止することができる。
【0082】
特に本実施形態のように、前記第1閉止部材17の前記弁面72や前記第1弁座16を何れも弾性変形不能な金属で構成した場合は、当該弁面72あるいは第1弁座16を弾性変形可能なシール部材(例えば、ゴムや合成樹脂)によって構成する場合に比べ、そのシール性能は不十分とならざるを得ない。従って、前記弁面72や前記第1弁座16を精密に加工し、更に前記付勢バネ65のバネ力を大きく設定した場合でも、前記第1流体室13が高圧となると、前記弁面72と前記第1弁座16との間の隙間から圧油が漏れ易くなってしまう。
【0083】
これに対して、本実施形態では、分離状態において前記第1流路14から前記第1流体室13に圧油が供給されることは前記逆止弁Vによって阻止されるので、前記弁面72と前記第1弁座16との間からの圧油漏れが回避される。
【0084】
更には、前記第1継手1と前記第2継手2とを接続したときは、第2継手2側の部材(具体的には、第2ハウジング21)によって前記逆止弁Vが自動的に強制開弁される。より詳細には、前記第2ハウジング21の前記押動面28によって前記摺動筒15が下降され、その摺動筒15によって逆止弁Vが開弁される。従って、その逆止弁Vを開弁させるための特別の操作を必要とせずに、単に継手同士を相互接続するだけで前記第1縦路111から前記第1流体室13へ圧油を供給できる状態となって、前述したとおり前記第2縦路121側を高圧とすることができる。即ち、急速継手の本来有する良好な作業性は、本実施形態の構成によっても損なわれていない。また、逆止弁Vを強制開弁するための構成を合理的かつ簡素にできる。
【0085】
加えて、本実施形態では前記第1弁座16や前記弁面72が弾性変形不能に構成されているので、第1継手1と第2継手2との接続および分離の繰り返し(前記第1弁座16と前記弁面72との接触および離間の繰り返し)によっても前記第1弁座16や前記弁面72が損耗しにくく、耐久性が良好である。
【0086】
更には、本実施形態では前記第1弁座16や前記弁面72が金属で構成されているので、前記第1閉止部材17と前記第1弁座16の製造および加工が容易で、第1継手1の製造コストを低減できる。具体的には、本実施形態は、金属製の前記摺動筒15あるいは前記第1閉止部材17を単に弁座あるいは弁面の形に加工するだけで、前記第1弁座16や前記弁面72を構成することができている。
【0087】
また、本実施形態では、前記第1ハウジング11の内部のスペースを有効に利用して逆止弁Vを設置できる。具体的には、環状の前記弁面76の内側を前記ピストンロッド68や前記第1閉止部材17が挿通する配置になっているので、前記逆止弁Vが前記第1閉止部材17又は前記ピストンロッド68と干渉しない合理的な構成となっている。従って、前記第1継手1のコンパクト化が達成される。
【0088】
更に、本実施形態では、前記逆止弁Vは、前記バルブ部材75が退入方向に移動することによって開弁するように構成されている。従って、前記の両継手1・2の接続(即ち、前記摺動筒15の退入方向への移動)と前記逆止弁Vの強制開弁とを簡素な構成で連動できる。
【0089】
また本実施形態では、前記逆止弁Vは、前記第1継手1と前記第2継手2との接続時に前記摺動筒15が前記バルブ部材75に直接接当して退入させることで強制開弁可能に構成されている。従って、前記摺動筒15と前記バルブ部材75とを連動させる構成を簡素にでき、部品点数を削減できる。
【0090】
次に、図5から図7を参照して、本発明の第2〜第4実施形態を説明する。以下に説明する別の実施形態においては前記第2継手2の構成は前述の第1実施形態と同じであるので、その説明は省略する。また、これらの別の実施形態においては、上記の第1実施形態の構成部材と類似する部材には原則として同一の符号を付している。
【0091】
〔第2実施形態〕
図5は、第2実施形態の第1継手1を示した立面断面図である。この第2実施形態の第1継手1は、前記の第1実施形態とは以下の点で異なっている。
【0092】
前記第1弁座16は、合成樹脂やゴム等の弾性部材によって形成されている。この第1弁座16を前記摺動筒15に固定するための固定カラー63が、前記摺動筒15の筒孔に挿入される。この固定カラー63は、後述する第1付勢バネ66の弾発力を摺動筒15に伝達させるバネ受けとしての役割を兼ねている。
【0093】
前記第1閉止部材17は、前記ピストン67に一体形成されている。そして、この第1閉止部材17にバネ受け53が嵌着される。このバネ受け53と前記固定カラー63との間に前記第1付勢バネ66が装着される。この第1付勢バネ66は、前記摺動筒15を上側(進出方向)へ付勢すると同時に、前記第1閉止部材17及び前記ピストン67を下側(退入方向)へ付勢する。
【0094】
この構成は、第1閉止部材17とピストン67とが一体的に進退移動する構成であるので、1本の第1付勢バネ66に、第1閉止部材17及びピストン67を退入方向に付勢する役割と、前記摺動筒15を進出方向に付勢する役割の両方を兼ねさせることができる。この結果、付勢バネの本数を減らすことができ、構成を簡素化できる。具体的には、本実施形態では、前記第1実施形態の付勢バネ(図1の符号65)を省略できている。本実施形態では、前記1本の第1付勢バネ66が第1付勢手段Qを構成する。
【0095】
また、第1弁座16は合成樹脂またはゴム等の弾性体によって構成しているから、次の長所を奏する。即ち、各種の構成部材の進退方向の寸法誤差が累積して、第1閉止部材17の弁面72の位置に狂いが生じたとしても、その狂いは、第1弁座16の弾性変形によって容易に吸収することができる。従って、上述のように簡素な構成でありながら、第1弁座16と第1閉止部材17との間のシールを十分確実なものとできる。
【0096】
ゴムや合成樹脂などの弾性体で構成した第1弁座16は、前記の固定カラー63を利用することに代えて、接着や焼付け等を利用して摺動筒15に装着しても良い。また、第1弁座16側を上記の弾性体で構成することに代えて、弁面72側を上記の弾性体で構成することも可能である。これは、後述する第4実施形態でも同様である。
【0097】
〔第3実施形態〕
図6は、第3実施形態の第1継手1を示した立面断面図である。この第3実施形態の第1継手1は、前記の第1実施形態とは以下の点で異なっている。
【0098】
この第3実施形態では、前記の摺動筒15とバルブ部材75とを一体に形成し、そのバルブ部材75の上部外周面にテーパ状の弁面76を形成している。そして、前記摺動筒15が進退方向に移動することで、前記弁面76が前記弁座77に接触および離間可能なように構成している。前記摺動筒15を進出方向に付勢する別の付勢バネ66の作用により、前記弁面76は前記弁座77に接触して閉弁されている。この摺動筒15と弁座77と別の付勢バネ66とにより逆止弁Vが構成される。そして、前記摺動筒15が前記第2継手2の前記押動面28(ここでは図示せず)によって退入方向に押動されることで、前記逆止弁Vが開弁するようになっている。
【0099】
本実施形態では、前記摺動筒15の可動ストロークの進出方向端部は、前記弁面76が前記弁座77に接当することで規定される。従って、前記カバー体11cには、前記第1実施形態の符号73(図2参照)で示すような縮径部は、本実施形態では設けられていない。
【0100】
前記カバー体11cには合成樹脂製のダストシール94が装着されている。このダストシール94は、前記摺動筒15の外周面に密着して、金属加工の切り粉等の異物が前記第1ハウジング11の内部に侵入することを防止している。なお、本実施形態では、前記摺動筒15の上端面等を清掃するための図2中の前記ブローケース96や前記ノズル孔97等は省略されている。
【0101】
本実施形態では上述したとおり、前記逆止弁Vの弁面76が前記摺動筒15と一体に形成されているので、前記の両継手1及び2の接続と前記逆止弁Vの強制開弁とを簡素な構成で連動できる。また、前記逆止弁Vの部品点数を削減して一層簡素な構成とすることができる。
【0102】
また、本実施形態においては、前記摺動筒15を進出方向に付勢する別の付勢バネ66が前記逆止弁Vを閉弁付勢する役割をも兼ねるので、付勢バネの本数を減らすことができ、構成を簡素化できる。具体的には、本実施形態では、前記第1実施形態の閉じバネ(図2の符号78)を省略することができている。本実施形態では、2本の前記付勢バネ65・66が第1付勢手段Qを構成する。
【0103】
〔第4実施形態〕
図7は、第4実施形態の第1継手1を示した立面断面図である。この第4実施形態は、前記第2実施形態と第3実施形態を組み合わせたものに相当する。
【0104】
即ち、前記第1弁座16は、合成樹脂やゴム等の弾性部材によって形成されている。この第1弁座16を前記摺動筒15に固定するための固定カラー63が、前記摺動筒15の筒孔に挿入される。この固定カラー63は、後述する第1付勢バネ66の弾発力を摺動筒15に伝達させるバネ受けとしての役割を兼ねている。
【0105】
前記第1閉止部材17は、前記ピストン67に一体形成されている。そして、この第1閉止部材17にバネ受け53が嵌着される。このバネ受け53と前記固定カラー63との間に前記第1付勢バネ66が装着される。この第1付勢バネ66は、前記摺動筒15を上側(進出方向)へ付勢すると同時に、前記第1閉止部材17及び前記ピストン67を下側(退入方向)へ付勢する。
【0106】
前記摺動筒15の外周面にはテーパ状の弁面76を形成している。そして、前記摺動筒15が進退方向に移動することで、前記弁面76が前記弁座77に接触および離間可能なように構成している。前記摺動筒15を進出方向に付勢する第1付勢バネ66の作用により、前記弁面76は前記弁座77に接触して閉弁されている。この摺動筒15と弁座77と第1付勢バネ66とにより逆止弁Vが構成される。そして前記摺動筒15が前記第2継手2の前記押動面28(ここでは図示せず)によって退入方向に押動されることで、前記逆止弁Vが開弁するように構成される。
【0107】
この第4実施形態では、1本の第1付勢バネ66に、前記第1閉止部材17及び前記ピストン67を退入方向に付勢する役割と、前記摺動筒15を進出方向に付勢する役割と、前記逆止弁Vを閉弁付勢する役割の三つを兼ねさせることができる。この結果、付勢バネの本数を減らすことができ、構成を簡素化できる。具体的には、本実施形態では、前記第1実施形態の2本のバネ(図2の符号65・78)を省略できている。本実施形態では、前記1本の前記第1付勢バネ66が第1付勢手段Qを構成する。
【0108】
〔変更態様〕
以上に本発明の4つの実施形態を説明したが、本発明は更に以下のように変更して実施することができる。
【0109】
(削除)
【0110】
(削除)
【0111】
(1)前述の実施形態では、継手1及び2の接続時に、第2継手2側の部材(具体的には、前記第2ハウジング21の前記押動面28)によって前記摺動筒15が押動され、退入される摺動筒15が前記バルブ部材75を押動することで前記逆止弁Vは強制開弁される。しかしながら、この構成に限定されるものでもない。
例えば、以下の構成が考えられる。前記第1ハウジング11に伝動具としてのピンを進退可能に支持し、そのピンの一端を前記バルブ部材75に近接させ、他端を前記第1ハウジング11から進出方向に突出させておく。そして、両継手1及び2の接続時には、例えば前記第2ハウジング21を固定する前記ボルト83の頭部が前記ピンを押動し、退入する当該ピンが前記バルブ部材75を退入方向に押動して強制開弁させる。
【0112】
(2)第1縦路111と第2縦路121との間で給排される圧力流体は、圧油に代えて、他の種類の液体や圧縮空気等の気体であっても良い。また、パイロットポート112に供給される圧力流体も、圧油に代えて、他の種類の液体や圧縮空気等の気体であっても良い。
【0113】
(3)前記付勢バネ(65・66・78・86・89)は、コイルバネに代えて皿バネ等の他の形状のバネを使用可能である。また、バネを使用することに限らず、例えばゴムや合成樹脂等の復元力を利用して前記第1閉止部材17や前記ピストン67等の部材を付勢できるものであっても良い。
【0114】
(4)前記ロック装置Aは、図1に示した構成に限定されず、種々の構成を採用可能である。また、このロック装置Aは、工作機械の前記テーブルTにワークパレットPを位置決め固定する装置を利用することに代えて、前記の急速継手Xを固定するための専用の装置であっても良い。
【0115】
(5)第1継手1と第2継手2の接続及び分離の方向は、例示した上下方向(垂直方向)に代えて、水平方向又は斜め方向であっても良い。また、工作機械はマシニングセンタに限定されない。加えて、第1継手1と第2継手2を取り付ける対象は、前記のテーブルTとワークパレットPとの組み合わせに限定されるものではない。例えば、テーブルTとクランプとの組み合わせ、ワークパレットPとクランプとの組み合わせ等が考えられる。

Claims (7)

  1. 互いに接続される第1継手(1)及び第2継手(2)を有する急速継手であって、
    上記の第1継手(1)は、
    第1ハウジング(11)と、
    その第1ハウジング(11)に保密状に嵌合されて進退方向に移動自在とされる摺動筒(15)と、
    その摺動筒(15)の内部の第1流体室(13)と、
    その第1流体室(13)に圧力流体を出入りさせるために前記第1ハウジング(11)に設けられる第1流路(14)と、
    その第1流路(14)から前記第1流体室(13)への圧力流体の流れを阻止し、その反対の流れを許容する、逆止弁(V)と、
    前記摺動筒(15)に設けられる第1弁座(16)と、
    その摺動筒(15)に対し退入方向に相対移動することで前記第1弁座(16)に接触し、また、同上の摺動筒(15)に対し進出方向に相対移動することで同上の第1弁座(16)から離間する、第1閉止部材(17)と、
    その第1閉止部材(17)を進出方向へ押動可能なピストン(67)と、
    前記摺動筒(15)を進出方向へ付勢するとともに前記第1閉止部材(17)を退入方向へ付勢する第1付勢手段(Q)とを含み、
    前記の第2継手(2)は、
    第2ハウジング(21)と、
    その第2ハウジング(21)内に設けられる第2流体室(23)と、
    その第2流体室(23)に圧力流体を出入りさせるために前記第2ハウジング(21)に設けられる第2流路(24)と、
    前記第2ハウジング(21)に設けられる第2弁座(26)と、
    進出方向に移動することで前記第2弁座(26)に接触し、退入方向に移動することで同上の第2弁座(26)から離間する、第2閉止部材(27)と、
    その第2閉止部材(27)を進出方向に付勢する第2付勢手段(86)と、
    前記第2流路(24)と第2流体室(23)との間に設置される圧力保持弁体(29)と、
    その圧力保持弁体(29)を閉弁方向に付勢する第3付勢手段(89)とを含み、
    前記の第1継手(1)と第2継手(2)との接続時には、その第2継手(2)の第2ハウジング(21)が第1継手(1)の前記摺動筒(15)に封止接当して上記摺動筒(15)を退入させることで前記第1閉止部材(17)を前記第1弁座(16)から離間させるとともに、前記第2継手(2)側の部材が前記逆止弁(V)を強制開弁させて、前記第1流路(14)から前記第1流体室(13)への圧力流体の流れを許容し、前記第1閉止部材(17)が前記第2閉止部材(27)を退入させることで前記第2閉止部材(27)を前記第2弁座(26)から離間させ、これによって第1流体室(13)と第2流体室(23)とを流通させるように構成し、
    上記の接続状態において前記ピストン(67)を進出方向に押動することで、前記第1閉止部材(17)及び前記第2閉止部材(27)を介して前記の圧力保持弁体(29)を前記の第3付勢手段(89)に抗して開弁させ、これによって前記第1流路(14)と前記第2流路(24)との間で圧力流体を流通させるように構成し、
    前記逆止弁(V)は、上記第1閉止部材(17)の外周で上記第1ハウジング(11)に設けた環状の逆止弁座(77)と、上記第1閉止部材(17)と上記第1ハウジング(11)との間の環状空間に設けた環状の逆止部材(75)とを備え、その逆止部材(75)を、退入側から前記逆止弁座(77)に対面させると共に前記摺動筒(15)によって退入方向へ押動可能に構成した、
    ことを特徴とする急速継手。
  2. 請求項1に記載の急速継手であって、前記接続時には、前記第2継手(2)側の部材が前記摺動筒(15)を押動し、この押動により退入される前記摺動筒(15)が前記逆止弁(V)を強制開弁させるように構成した、ことを特徴とする急速継手。
  3. 請求項1に記載の急速継手であって、前記逆止弁(V)の弁面(76)がテーパ面に構成されている、ことを特徴とする急速継手。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の急速継手であって、前記逆止部材(75)と前記摺動筒(15)とが別体に形成されている、ことを特徴とする急速継手。
  5. 請求項4に記載の急速継手であって、前記逆止弁(V)は、前記第1継手(1)と前記第2継手(2)との接続時に前記摺動筒(15)が前記逆止部材(75)に直接接当して退入させることで強制開弁可能に構成されている、ことを特徴とする急速継手。
  6. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の急速継手であって、前記逆止部材(75)と前記摺動筒(15)とが一体に形成されている、ことを特徴とする急速継手。
  7. 第1継手(1)の第1ハウジング(11)と第2継手(2)の第2ハウジング(21)とを接続することにより、上記の第1ハウジング(11)に進退可能に挿入した摺動筒(15)を基端方向へ退入させると共に、その摺動筒(15)に挿入した第1閉止部材(17)と上記の第2ハウジング(21)に挿入した第2閉止部材(27)とが相互に突き合って、上記の第1ハウジング(11)の第1流路(14)を、上記の第1閉止部材(17)の外周に配置した第1流体室(13)と上記の第2閉止部材(27)の外周に配置した第2流体室(23)とを介して上記の第2ハウジング(21)の第2流路(24)へ連通させるように構成した急速継手であって、
    上記の第1閉止部材(17)の外周で上記第1ハウジング(11)に環状の逆止弁座(77)を設け、上記第1閉止部材(17)と上記第1ハウジング(11)との間の環状空間に、上記逆止弁座(77)に基端側から対面すると共に上記の摺動筒(15)によって基端方向へ押動可能な環状の逆止部材(75)を設け、
    上記の両継手(1)(2)の分離状態では、上記の摺動筒(15)の第1弁座(16)に上記の第1閉止部材(17)が先端側から閉止接当すると共に、上記の逆止部材(75)が上記の逆止弁座(77)に基端側から閉止接当することによって上記の第1流路(14)と上記の第1流体室(13)との連通を遮断し、
    上記の両継手(1)(2)の前記の接続状態では、基端方向へ退入された前記の摺動筒(15)が上記の逆止部材(75)を上記の逆止弁座(77)から離間させる、
    ことを特徴とする急速継手。
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