JP4578741B2 - 信号発生装置、信号発生方法及び信号発生プログラム - Google Patents

信号発生装置、信号発生方法及び信号発生プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、マイクロ波やミリ波帯の増幅器のNPR(ノイズパワーレシオ:Noise Power Ratio)特性を測定する際に用いる信号を発生する信号発生装置、信号発生方法及び信号発生プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
増幅器は入力電力の増加に対して、飽和まで線形であることが望まれるが、能動素子の非線形性により利得が低下する特性を有する。この非線形性を評価するパラメータとしてNPR特性がある。NPR特性は、マルチキャリアに見立てた白色雑音に狭いノッチを作り、ノッチ形成後の白色雑音を増幅する際にノッチに漏れ込む電力を測定することで得られる。
【0003】
ノッチを形成した白色雑音を生成する方法としては、例えば“MMIC技術の基礎と応用(伊藤康之,高木直著,リアライズ社)”に開示されている。
即ち、当該文献には、下記に示すように、ハードウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する方法と、ソフトウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する方法が開示されている。
【0004】
図7はハードウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する従来の信号発生装置を示す構成図であり、図において、1は白色雑音を発生する白色雑音発生器、2は白色雑音発生器1により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去するノッチフィルタ、3はノッチ形成後の白色雑音を出力する出力端子である。
【0005】
次に動作について説明する。
まず、白色雑音発生器1が白色雑音を発生すると、ノッチフィルタ2が白色雑音発生器1により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去してノッチを形成する。
ノッチフィルタ2によりノッチが形成された白色雑音は、出力端子3から外部に出力される。
【0006】
図8はソフトウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する従来の信号発生装置を示す構成図であり、図において、4は波形データを記憶する波形データ記憶部、5は波形データ記憶部4に記憶されている波形データにしたがってディジタル信号処理を実施することによりノッチ形成信号を生成するディジタル信号処理部、6はディジタル信号処理部5により生成されたディジタルのノッチ形成信号をアナログのノッチ形成信号に変換するD/Aコンバータ、7は信号発生器、8はノッチ形成信号から折り返し歪や高調波などの不要波を除去する不要波除去フィルタ、9はノッチ形成信号を出力する出力端子である。
【0007】
次に動作について説明する。
まず、ディジタル信号処理部5が波形データ記憶部4に記憶されている波形データにしたがってディジタル信号処理を実施することによりノッチ形成信号を生成する。即ち、ソフトウエアを用いてノッチ形成信号を生成する。
そして、D/Aコンバータ6がディジタル信号処理部5により生成されたディジタルのノッチ形成信号をアナログのノッチ形成信号に変換し、不要波除去フィルタ8がアナログのノッチ形成信号から折り返し歪や高調波などの不要波を除去する。
不要波除去フィルタ8により不要波が除去されたノッチ形成信号は、ノッチ形成後の白色雑音として出力端子9から外部に出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の信号発生装置は以上のように構成されているので、ハードウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する場合、比較的簡単な回路構成によって所望のノッチが形成された白色雑音が得られるとともに、広帯域な白色雑音を発生できる白色雑音発生器1を用いることにより、非常に広帯域な白色雑音を容易に生成することができる。しかしながら、ノッチフィルタ2の制作上の制約からノッチ幅を狭くするのが困難である課題があった。なお、周波数が固定されたノッチフィルタ2を用いれば、ノッチ幅を狭くすることができるが、この場合、ノッチの周波数やノッチの幅を変更することができなくなる課題があった。
【0009】
一方、ソフトウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する場合、回路構成が若干複雑になるが、容易にノッチ幅の狭い白色雑音を生成することができる。また、ノッチの位置や幅をソフトウエアで制御できるため、ノッチの周波数やノッチの幅を容易に変更することができる。しかしながら、白色雑音の帯域幅やノッチの幅及び深さが信号発生器7の性能により制限され、一般には雑音帯域幅を広げると、ノッチ幅や深さなどの特性が悪化する。そのため、ソフトウエアを用いた方法では、広帯域な白色雑音を生成することが困難である課題があった。
【0010】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成することができる信号発生装置、信号発生方法及び信号発生プログラムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る信号発生装置は、信号除去手段による除去後の白色雑音とノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号を加算するようにしたものである。
【0012】
この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生成手段をソフトウエアにより構成するものである。
【0013】
この発明に係る信号発生装置は、ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成するようにしたものである。
【0014】
この発明に係る信号発生装置は、周波数可変ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成するようにしたものである。
【0015】
この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生成手段がノッチ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更を受け付けるようにしたものである。
【0016】
この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号の電力を調整する調整手段を設けたものである。
【0017】
この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、その白色雑音の電力を調整する調整手段を設けたものである。
【0018】
この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生成手段が生成後のノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号を生成するようにしたものである。
【0019】
この発明に係る信号発生装置は、加算手段の出力信号の周波数を変換する変換手段を設けたものである。
【0020】
この発明に係る信号発生方法は、白色雑音発生器により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル信号処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ形成信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成信号を加算するようにしたものである。
【0021】
この発明に係る信号発生プログラムは、信号除去処理手順による除去後の白色雑音とノッチ生成処理手順により生成されたノッチ形成信号を加算するようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による信号発生装置を示す構成図であり、図において、11は白色雑音を発生する白色雑音発生器、12は白色雑音発生器11により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去するノッチフィルタ(信号除去手段)、13は波形データを記憶する波形データ記憶部、14は波形データ記憶部13に記憶されている波形データにしたがってディジタル信号処理を実施することによりノッチ形成信号を生成するディジタル信号処理部、15はディジタル信号処理部14により生成されたディジタルのノッチ形成信号をアナログのノッチ形成信号に変換するD/Aコンバータ、16はノッチ形成信号から折り返し歪や高調波などの不要波を除去する不要波除去フィルタ、17はソフトウエアを用いてノッチ形成信号を生成する信号発生器(ノッチ生成手段)、18はノッチフィルタ12による除去後の白色雑音と信号発生器17により生成されたノッチ形成信号を加算する電力合成器(加算手段)、19は電力合成器の出力信号を外部に出力する出力端子である。
【0023】
図2はこの発明の実施の形態1による信号発生装置の処理内容を示す説明図である。
なお、図1の信号発生装置の各構成要素をハードウエアを用いて構成してもよいが(ソフトウエア的に処理を実行する構成要素も含む)、各構成要素の処理内容が記述されたプログラムを用意し、図示しないコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
【0024】
次に動作について説明する。
まず、ノッチフィルタ12は、白色雑音発生器11が白色雑音を発生すると、その白色雑音の一部の周波数帯域を除去する(ステップST1)。
一方、信号発生器17のディジタル信号処理部14は、波形データ記憶部13に記憶されている波形データにしたがってディジタル信号処理を実施することによりノッチ形成信号を生成する(ステップST2)。即ち、ソフトウエアを用いてノッチ形成信号を生成する。
【0025】
信号発生器17のD/Aコンバータ15は、ディジタル信号処理部14がディジタルのノッチ形成信号を生成すると、そのディジタルのノッチ形成信号をアナログのノッチ形成信号に変換し、不要波除去フィルタ16がアナログのノッチ形成信号から折り返し歪や高調波などの不要波を除去する。
【0026】
電力合成器18は、ノッチフィルタ12が白色雑音の一部の周波数帯域を除去し、不要波除去フィルタ16がノッチ形成信号から不要波を除去すると、その白色雑音と不要波除去後のノッチ形成信号を加算する。
電力合成器18による加算後の信号は、出力端子19から外部に出力される(ステップST3)。
【0027】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、白色雑音発生器11により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル信号処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ形成信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成信号を加算するように構成したので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成することができる効果を奏する。
【0028】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、ノッチフィルタ12が白色雑音の一部の周波数帯域を除去するものについて示したが、図3に示すように、周波数可変ノッチフィルタ20が除去する周波数帯域を変更しながら、白色雑音の一部の周波数帯域を除去するようにしてもよい。
これにより、図4に示すように、白色雑音帯域内の任意の位置における増幅器のNPRを測定することができるようになり、帯域内の周波数に対するNPRを把握することができる。また、広帯域な信号の各チャンネルでの通信品質を決定するビットエラーレートの把握にも役立てることができる。
【0029】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、ディジタル信号処理部14がディジタル信号処理を実施することにより、所定の周波数帯域にノッチ形成信号を生成するものについて示したが、ディジタル信号処理部14がノッチ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更を受け付けるようにしてもよい。即ち、ディジタル信号処理部14がノッチの周波数帯域幅を適宜変更するようにしてもよい。
これにより、白色雑音帯域内において、任意のノッチ幅で増幅器のNPRを測定することができるとともに、ノッチフィルタ12の遮断特性やディジタル信号処理部14で発生する量子化誤差等の影響が最小になるように、ノッチの幅を最適化することができる。
【0030】
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4による信号発生装置を示す構成図であり、図において、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
21は電力合成器18の出力信号を分波する分波器、22は分波器21により分波された出力信号を観測するスペクトルアナライザ、23はスペクトルアナライザ22の観測結果を監視して、信号発生器17により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、可変減衰器24を制御する制御回路、24は制御回路23の指示の下、そのノッチ形成信号の電力を調整する可変減衰器である。
なお、分波器21,スペクトルアナライザ22,制御回路23及び可変減衰器24から調整手段が構成されている。
【0031】
次に動作について説明する。
上記実施の形態1と同様にして、電力合成器18が白色雑音とノッチ形成信号を加算すると、分波器21が電力合成器18の出力信号を分波し、スペクトルアナライザ22が分波器21による分波信号を観測する。
【0032】
そして、制御回路23は、スペクトルアナライザ22の観測結果を監視して、信号発生器17により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力(ノッチの部分を除く)と白色雑音の電力が一致するように可変減衰器24を制御して、そのノッチ形成信号の電力を調整する。
【0033】
これにより、2つの信号を組み合わせたことによる帯域内での信号電力の平坦性を改善することができる。
なお、この実施の形態4では、可変減衰器24がノッチ形成信号の電力を調整するものについて示したが、可変減衰器24が白色雑音発生器11により発生された白色雑音の電力を調整するようにしてもよい。
また、波形データ記憶部13により記憶されている波形データを操作することにより、ディジタル信号処理部14が生成するノッチ形成信号の電力を調整するようにしてもよい。
【0034】
実施の形態5.
図6はこの発明の実施の形態5による信号発生装置を示す構成図であり、図において、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
25はローカル信号を発生するローカル信号発生器、26は電力合成器18の出力信号にローカル信号を乗算して、その出力信号の周波数を変換するミキサーである。
なお、ローカル信号発生器25及びミキサー26から変換手段が構成されている。
【0035】
次に動作について説明する。
上記実施の形態1等では、特に言及していないが、ミキサー26が電力合成器18の出力信号にローカル信号を乗算することにより、その出力信号の周波数を所望の周波数に変換するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、信号除去手段による除去後の白色雑音とノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号を加算するように構成したので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成することができる効果がある。
【0037】
この発明によれば、ノッチ生成手段をソフトウエアにより構成したので、ノッチの周波数やノッチの幅を容易に変更することができる効果がある。
【0038】
この発明によれば、ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成するようにしたので、構成の複雑化を招くことなく、白色雑音の一部の周波数帯域を除去することができる効果がある。
【0039】
この発明によれば、周波数可変ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成するようにしたので、白色雑音帯域内の任意の位置における増幅器のNPRを測定することができるようになり、帯域内の周波数に対するNPRを把握することができる効果がある。また、広帯域な信号の各チャンネルでの通信品質を決定するビットエラーレートの把握にも役立てることができる効果がある。
【0040】
この発明によれば、ノッチ生成手段がノッチ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更を受け付けるように構成したので、白色雑音帯域内において、任意のノッチ幅で増幅器のNPRを測定することができるとともに、ノッチフィルタの遮断特性やディジタル信号処理部で発生する量子化誤差等の影響が最小になるように、ノッチの幅を最適化することができる効果がある。
【0041】
この発明によれば、ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号の電力を調整する調整手段を設けるように構成したので、2つの信号を組み合わせたことによる帯域内での信号電力の平坦性を改善することができる効果がある。
【0042】
この発明によれば、ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、その白色雑音の電力を調整する調整手段を設けるように構成したので、2つの信号を組み合わせたことによる帯域内での信号電力の平坦性を改善することができる効果がある。
【0043】
この発明によれば、ノッチ生成手段が生成後のノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号を生成するように構成したので、2つの信号を組み合わせたことによる帯域内での信号電力の平坦性を改善することができる効果がある。
【0044】
この発明によれば、加算手段の出力信号の周波数を変換する変換手段を設けるように構成したので、加算手段の出力信号の周波数を所望の周波数に変換することができる効果がある。
【0045】
この発明によれば、白色雑音発生器により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル信号処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ形成信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成信号を加算するように構成したので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成することができる効果がある。
【0046】
この発明によれば、信号除去処理手順による除去後の白色雑音とノッチ生成処理手順により生成されたノッチ形成信号を加算するように構成したので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による信号発生装置を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1による信号発生装置の処理内容を示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態2による信号発生装置を示す構成図である。
【図4】可動ノッチを示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態4による信号発生装置を示す構成図である。
【図6】この発明の実施の形態5による信号発生装置を示す構成図である。
【図7】ハードウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する従来の信号発生装置を示す構成図である。
【図8】ソフトウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する従来の信号発生装置を示す構成図である。
【符号の説明】
11 白色雑音発生器、12 ノッチフィルタ(信号除去手段)、13 波形データ記憶部、14 ディジタル信号処理部、15 D/Aコンバータ、16 不要波除去フィルタ、17 信号発生器(ノッチ生成手段)、18 電力合成器(加算手段)、19 出力端子、20 周波数可変ノッチフィルタ、21 分波器(調整手段)、22 スペクトルアナライザ(調整手段)、23 制御回路(調整手段)、24 可変減衰器(調整手段)、25 ローカル信号発生器(変換手段)、26 ミキサー(変換手段)。

Claims (11)

  1. 白色雑音発生器により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する信号除去手段と、ディジタル信号処理を実施して、上記信号除去手段により除去された周波数帯域にノッチ形成信号を生成するノッチ生成手段と、上記信号除去手段による除去後の白色雑音と上記ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号を加算する加算手段とを備えた信号発生装置。
  2. ノッチ生成手段をソフトウエアにより構成することを特徴とする請求項1記載の信号発生装置。
  3. ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成することを特徴とする請求項1記載の信号発生装置。
  4. 周波数可変ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成することを特徴とする請求項1記載の信号発生装置。
  5. ノッチ生成手段は、ノッチ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更を受け付けることを特徴とする請求項1記載の信号発生装置。
  6. ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号の電力を調整する調整手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  7. ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、その白色雑音の電力を調整する調整手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  8. ノッチ生成手段は、生成後のノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  9. 加算手段の出力信号の周波数を変換する変換手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  10. 白色雑音発生器により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル信号処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ形成信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成信号を加算する信号発生方法。
  11. 白色雑音発生器により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する信号除去処理手順と、ディジタル信号処理を実施して、上記信号除去処理手順により除去された周波数帯域にノッチ形成信号を生成するノッチ生成処理手順と、上記信号除去処理手順による除去後の白色雑音と上記ノッチ生成処理手順により生成されたノッチ形成信号を加算する加算処理手順とをコンピュータに実行させるための信号発生プログラム。
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