JP2003101350A - 信号発生装置、信号発生方法及び信号発生プログラム - Google Patents

信号発生装置、信号発生方法及び信号発生プログラム

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JP2003101350A JP2001289694A JP2001289694A JP2003101350A JP 2003101350 A JP2003101350 A JP 2003101350A JP 2001289694 A JP2001289694 A JP 2001289694A JP 2001289694 A JP2001289694 A JP 2001289694A JP 2003101350 A JP2003101350 A JP 2003101350A
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直 高木
Hiroaki Nakaaze
弘晶 中畔
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエアを用いて白色雑音にノッチを形
成する場合、ノッチフィルタ2の制作上の制約からノッ
チ幅を狭くするのが困難である課題があった。一方、ソ
フトウエアを用いて白色雑音にノッチを形成する場合、
広帯域な白色雑音を生成することが困難である課題があ
った。 【解決手段】 白色雑音発生器11により発生された白
色雑音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル
信号処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ
形成信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成
信号を加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波やミ
リ波帯の増幅器のNPR(ノイズパワーレシオ:Noi
se Power Ratio)特性を測定する際に用
いる信号を発生する信号発生装置、信号発生方法及び信
号発生プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】増幅器は入力電力の増加に対して、飽和
まで線形であることが望まれるが、能動素子の非線形性
により利得が低下する特性を有する。この非線形性を評
価するパラメータとしてNPR特性がある。NPR特性
は、マルチキャリアに見立てた白色雑音に狭いノッチを
作り、ノッチ形成後の白色雑音を増幅する際にノッチに
漏れ込む電力を測定することで得られる。
【0003】ノッチを形成した白色雑音を生成する方法
としては、例えば“MMIC技術の基礎と応用(伊藤康
之,高木直著,リアライズ社)”に開示されている。即
ち、当該文献には、下記に示すように、ハードウエアを
用いて白色雑音にノッチを形成する方法と、ソフトウエ
アを用いて白色雑音にノッチを形成する方法が開示され
ている。
【0004】図7はハードウエアを用いて白色雑音にノ
ッチを形成する従来の信号発生装置を示す構成図であ
り、図において、1は白色雑音を発生する白色雑音発生
器、2は白色雑音発生器1により発生された白色雑音の
一部の周波数帯域を除去するノッチフィルタ、3はノッ
チ形成後の白色雑音を出力する出力端子である。
【0005】次に動作について説明する。まず、白色雑
音発生器1が白色雑音を発生すると、ノッチフィルタ2
が白色雑音発生器1により発生された白色雑音の一部の
周波数帯域を除去してノッチを形成する。ノッチフィル
タ2によりノッチが形成された白色雑音は、出力端子3
から外部に出力される。
【0006】図8はソフトウエアを用いて白色雑音にノ
ッチを形成する従来の信号発生装置を示す構成図であ
り、図において、4は波形データを記憶する波形データ
記憶部、5は波形データ記憶部4に記憶されている波形
データにしたがってディジタル信号処理を実施すること
によりノッチ形成信号を生成するディジタル信号処理
部、6はディジタル信号処理部5により生成されたディ
ジタルのノッチ形成信号をアナログのノッチ形成信号に
変換するD/Aコンバータ、7は信号発生器、8はノッ
チ形成信号から折り返し歪や高調波などの不要波を除去
する不要波除去フィルタ、9はノッチ形成信号を出力す
る出力端子である。
【0007】次に動作について説明する。まず、ディジ
タル信号処理部5が波形データ記憶部4に記憶されてい
る波形データにしたがってディジタル信号処理を実施す
ることによりノッチ形成信号を生成する。即ち、ソフト
ウエアを用いてノッチ形成信号を生成する。そして、D
/Aコンバータ6がディジタル信号処理部5により生成
されたディジタルのノッチ形成信号をアナログのノッチ
形成信号に変換し、不要波除去フィルタ8がアナログの
ノッチ形成信号から折り返し歪や高調波などの不要波を
除去する。不要波除去フィルタ8により不要波が除去さ
れたノッチ形成信号は、ノッチ形成後の白色雑音として
出力端子9から外部に出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号発生装置は
以上のように構成されているので、ハードウエアを用い
て白色雑音にノッチを形成する場合、比較的簡単な回路
構成によって所望のノッチが形成された白色雑音が得ら
れるとともに、広帯域な白色雑音を発生できる白色雑音
発生器1を用いることにより、非常に広帯域な白色雑音
を容易に生成することができる。しかしながら、ノッチ
フィルタ2の制作上の制約からノッチ幅を狭くするのが
困難である課題があった。なお、周波数が固定されたノ
ッチフィルタ2を用いれば、ノッチ幅を狭くすることが
できるが、この場合、ノッチの周波数やノッチの幅を変
更することができなくなる課題があった。
【0009】一方、ソフトウエアを用いて白色雑音にノ
ッチを形成する場合、回路構成が若干複雑になるが、容
易にノッチ幅の狭い白色雑音を生成することができる。
また、ノッチの位置や幅をソフトウエアで制御できるた
め、ノッチの周波数やノッチの幅を容易に変更すること
ができる。しかしながら、白色雑音の帯域幅やノッチの
幅及び深さが信号発生器7の性能により制限され、一般
には雑音帯域幅を広げると、ノッチ幅や深さなどの特性
が悪化する。そのため、ソフトウエアを用いた方法で
は、広帯域な白色雑音を生成することが困難である課題
があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広
帯域な白色雑音を生成することができる信号発生装置、
信号発生方法及び信号発生プログラムを得ることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号発生
装置は、信号除去手段による除去後の白色雑音とノッチ
生成手段により生成されたノッチ形成信号を加算するよ
うにしたものである。
【0012】この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生
成手段をソフトウエアにより構成するものである。
【0013】この発明に係る信号発生装置は、ノッチフ
ィルタを用いて信号除去手段を構成するようにしたもの
である。
【0014】この発明に係る信号発生装置は、周波数可
変ノッチフィルタを用いて信号除去手段を構成するよう
にしたものである。
【0015】この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生
成手段がノッチ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更
を受け付けるようにしたものである。
【0016】この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生
成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当
たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノ
ッチ形成信号の電力を調整する調整手段を設けたもので
ある。
【0017】この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生
成手段により生成されたノッチ形成信号の単位周波数当
たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、その白
色雑音の電力を調整する調整手段を設けたものである。
【0018】この発明に係る信号発生装置は、ノッチ生
成手段が生成後のノッチ形成信号の単位周波数当たりの
電力と白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形
成信号を生成するようにしたものである。
【0019】この発明に係る信号発生装置は、加算手段
の出力信号の周波数を変換する変換手段を設けたもので
ある。
【0020】この発明に係る信号発生方法は、白色雑音
発生器により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を
除去する一方、ディジタル信号処理を実施して、その除
去した周波数帯域にノッチ形成信号を生成し、除去後の
白色雑音と当該ノッチ形成信号を加算するようにしたも
のである。
【0021】この発明に係る信号発生プログラムは、信
号除去処理手順による除去後の白色雑音とノッチ生成処
理手順により生成されたノッチ形成信号を加算するよう
にしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による信
号発生装置を示す構成図であり、図において、11は白
色雑音を発生する白色雑音発生器、12は白色雑音発生
器11により発生された白色雑音の一部の周波数帯域を
除去するノッチフィルタ(信号除去手段)、13は波形
データを記憶する波形データ記憶部、14は波形データ
記憶部13に記憶されている波形データにしたがってデ
ィジタル信号処理を実施することによりノッチ形成信号
を生成するディジタル信号処理部、15はディジタル信
号処理部14により生成されたディジタルのノッチ形成
信号をアナログのノッチ形成信号に変換するD/Aコン
バータ、16はノッチ形成信号から折り返し歪や高調波
などの不要波を除去する不要波除去フィルタ、17はソ
フトウエアを用いてノッチ形成信号を生成する信号発生
器(ノッチ生成手段)、18はノッチフィルタ12によ
る除去後の白色雑音と信号発生器17により生成された
ノッチ形成信号を加算する電力合成器(加算手段)、1
9は電力合成器の出力信号を外部に出力する出力端子で
ある。
【0023】図2はこの発明の実施の形態1による信号
発生装置の処理内容を示す説明図である。なお、図1の
信号発生装置の各構成要素をハードウエアを用いて構成
してもよいが(ソフトウエア的に処理を実行する構成要
素も含む)、各構成要素の処理内容が記述されたプログ
ラムを用意し、図示しないコンピュータが当該プログラ
ムを実行するようにしてもよい。
【0024】次に動作について説明する。まず、ノッチ
フィルタ12は、白色雑音発生器11が白色雑音を発生
すると、その白色雑音の一部の周波数帯域を除去する
(ステップST1)。一方、信号発生器17のディジタ
ル信号処理部14は、波形データ記憶部13に記憶され
ている波形データにしたがってディジタル信号処理を実
施することによりノッチ形成信号を生成する(ステップ
ST2)。即ち、ソフトウエアを用いてノッチ形成信号
を生成する。
【0025】信号発生器17のD/Aコンバータ15
は、ディジタル信号処理部14がディジタルのノッチ形
成信号を生成すると、そのディジタルのノッチ形成信号
をアナログのノッチ形成信号に変換し、不要波除去フィ
ルタ16がアナログのノッチ形成信号から折り返し歪や
高調波などの不要波を除去する。
【0026】電力合成器18は、ノッチフィルタ12が
白色雑音の一部の周波数帯域を除去し、不要波除去フィ
ルタ16がノッチ形成信号から不要波を除去すると、そ
の白色雑音と不要波除去後のノッチ形成信号を加算す
る。電力合成器18による加算後の信号は、出力端子1
9から外部に出力される(ステップST3)。
【0027】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、白色雑音発生器11により発生された白色雑
音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル信号
処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ形成
信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成信号
を加算するように構成したので、ノッチ幅が狭くてノッ
チが深い広帯域な白色雑音を生成することができる効果
を奏する。
【0028】実施の形態2.上記実施の形態1では、ノ
ッチフィルタ12が白色雑音の一部の周波数帯域を除去
するものについて示したが、図3に示すように、周波数
可変ノッチフィルタ20が除去する周波数帯域を変更し
ながら、白色雑音の一部の周波数帯域を除去するように
してもよい。これにより、図4に示すように、白色雑音
帯域内の任意の位置における増幅器のNPRを測定する
ことができるようになり、帯域内の周波数に対するNP
Rを把握することができる。また、広帯域な信号の各チ
ャンネルでの通信品質を決定するビットエラーレートの
把握にも役立てることができる。
【0029】実施の形態3.上記実施の形態1では、デ
ィジタル信号処理部14がディジタル信号処理を実施す
ることにより、所定の周波数帯域にノッチ形成信号を生
成するものについて示したが、ディジタル信号処理部1
4がノッチ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更を受
け付けるようにしてもよい。即ち、ディジタル信号処理
部14がノッチの周波数帯域幅を適宜変更するようにし
てもよい。これにより、白色雑音帯域内において、任意
のノッチ幅で増幅器のNPRを測定することができると
ともに、ノッチフィルタ12の遮断特性やディジタル信
号処理部14で発生する量子化誤差等の影響が最小にな
るように、ノッチの幅を最適化することができる。
【0030】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による信号発生装置を示す構成図であり、図におい
て、図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示すので説明を省略する。21は電力合成器18の出
力信号を分波する分波器、22は分波器21により分波
された出力信号を観測するスペクトルアナライザ、23
はスペクトルアナライザ22の観測結果を監視して、信
号発生器17により生成されたノッチ形成信号の単位周
波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致するように、
可変減衰器24を制御する制御回路、24は制御回路2
3の指示の下、そのノッチ形成信号の電力を調整する可
変減衰器である。なお、分波器21,スペクトルアナラ
イザ22,制御回路23及び可変減衰器24から調整手
段が構成されている。
【0031】次に動作について説明する。上記実施の形
態1と同様にして、電力合成器18が白色雑音とノッチ
形成信号を加算すると、分波器21が電力合成器18の
出力信号を分波し、スペクトルアナライザ22が分波器
21による分波信号を観測する。
【0032】そして、制御回路23は、スペクトルアナ
ライザ22の観測結果を監視して、信号発生器17によ
り生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力
(ノッチの部分を除く)と白色雑音の電力が一致するよ
うに可変減衰器24を制御して、そのノッチ形成信号の
電力を調整する。
【0033】これにより、2つの信号を組み合わせたこ
とによる帯域内での信号電力の平坦性を改善することが
できる。なお、この実施の形態4では、可変減衰器24
がノッチ形成信号の電力を調整するものについて示した
が、可変減衰器24が白色雑音発生器11により発生さ
れた白色雑音の電力を調整するようにしてもよい。ま
た、波形データ記憶部13により記憶されている波形デ
ータを操作することにより、ディジタル信号処理部14
が生成するノッチ形成信号の電力を調整するようにして
もよい。
【0034】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による信号発生装置を示す構成図であり、図におい
て、図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示すので説明を省略する。25はローカル信号を発生
するローカル信号発生器、26は電力合成器18の出力
信号にローカル信号を乗算して、その出力信号の周波数
を変換するミキサーである。なお、ローカル信号発生器
25及びミキサー26から変換手段が構成されている。
【0035】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等では、特に言及していないが、ミキサー26が電
力合成器18の出力信号にローカル信号を乗算すること
により、その出力信号の周波数を所望の周波数に変換す
るようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、信号
除去手段による除去後の白色雑音とノッチ生成手段によ
り生成されたノッチ形成信号を加算するように構成した
ので、ノッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音
を生成することができる効果がある。
【0037】この発明によれば、ノッチ生成手段をソフ
トウエアにより構成したので、ノッチの周波数やノッチ
の幅を容易に変更することができる効果がある。
【0038】この発明によれば、ノッチフィルタを用い
て信号除去手段を構成するようにしたので、構成の複雑
化を招くことなく、白色雑音の一部の周波数帯域を除去
することができる効果がある。
【0039】この発明によれば、周波数可変ノッチフィ
ルタを用いて信号除去手段を構成するようにしたので、
白色雑音帯域内の任意の位置における増幅器のNPRを
測定することができるようになり、帯域内の周波数に対
するNPRを把握することができる効果がある。また、
広帯域な信号の各チャンネルでの通信品質を決定するビ
ットエラーレートの把握にも役立てることができる効果
がある。
【0040】この発明によれば、ノッチ生成手段がノッ
チ形成信号におけるノッチの帯域幅の変更を受け付ける
ように構成したので、白色雑音帯域内において、任意の
ノッチ幅で増幅器のNPRを測定することができるとと
もに、ノッチフィルタの遮断特性やディジタル信号処理
部で発生する量子化誤差等の影響が最小になるように、
ノッチの幅を最適化することができる効果がある。
【0041】この発明によれば、ノッチ生成手段により
生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と
白色雑音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号
の電力を調整する調整手段を設けるように構成したの
で、2つの信号を組み合わせたことによる帯域内での信
号電力の平坦性を改善することができる効果がある。
【0042】この発明によれば、ノッチ生成手段により
生成されたノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と
白色雑音の電力が一致するように、その白色雑音の電力
を調整する調整手段を設けるように構成したので、2つ
の信号を組み合わせたことによる帯域内での信号電力の
平坦性を改善することができる効果がある。
【0043】この発明によれば、ノッチ生成手段が生成
後のノッチ形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑
音の電力が一致するように、そのノッチ形成信号を生成
するように構成したので、2つの信号を組み合わせたこ
とによる帯域内での信号電力の平坦性を改善することが
できる効果がある。
【0044】この発明によれば、加算手段の出力信号の
周波数を変換する変換手段を設けるように構成したの
で、加算手段の出力信号の周波数を所望の周波数に変換
することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、白色雑音発生器により
発生された白色雑音の一部の周波数帯域を除去する一
方、ディジタル信号処理を実施して、その除去した周波
数帯域にノッチ形成信号を生成し、除去後の白色雑音と
当該ノッチ形成信号を加算するように構成したので、ノ
ッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成す
ることができる効果がある。
【0046】この発明によれば、信号除去処理手順によ
る除去後の白色雑音とノッチ生成処理手順により生成さ
れたノッチ形成信号を加算するように構成したので、ノ
ッチ幅が狭くてノッチが深い広帯域な白色雑音を生成す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による信号発生装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による信号発生装置
の処理内容を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による信号発生装置
を示す構成図である。
【図4】 可動ノッチを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による信号発生装置
を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による信号発生装置
を示す構成図である。
【図7】 ハードウエアを用いて白色雑音にノッチを形
成する従来の信号発生装置を示す構成図である。
【図8】 ソフトウエアを用いて白色雑音にノッチを形
成する従来の信号発生装置を示す構成図である。
【符号の説明】
11 白色雑音発生器、12 ノッチフィルタ(信号除
去手段)、13 波形データ記憶部、14 ディジタル
信号処理部、15 D/Aコンバータ、16不要波除去
フィルタ、17 信号発生器(ノッチ生成手段)、18
電力合成器(加算手段)、19 出力端子、20 周
波数可変ノッチフィルタ、21 分波器(調整手段)、
22 スペクトルアナライザ(調整手段)、23 制御
回路(調整手段)、24 可変減衰器(調整手段)、2
5 ローカル信号発生器(変換手段)、26 ミキサー
(変換手段)。
フロントページの続き (72)発明者 高木 直 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中畔 弘晶 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高津 寿三鈴 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G036 AA09 AA10 BA41 CA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色雑音発生器により発生された白色雑
    音の一部の周波数帯域を除去する信号除去手段と、ディ
    ジタル信号処理を実施して、上記信号除去手段により除
    去された周波数帯域にノッチ形成信号を生成するノッチ
    生成手段と、上記信号除去手段による除去後の白色雑音
    と上記ノッチ生成手段により生成されたノッチ形成信号
    を加算する加算手段とを備えた信号発生装置。
  2. 【請求項2】 ノッチ生成手段をソフトウエアにより構
    成することを特徴とする請求項1記載の信号発生装置。
  3. 【請求項3】 ノッチフィルタを用いて信号除去手段を
    構成することを特徴とする請求項1記載の信号発生装
    置。
  4. 【請求項4】 周波数可変ノッチフィルタを用いて信号
    除去手段を構成することを特徴とする請求項1記載の信
    号発生装置。
  5. 【請求項5】 ノッチ生成手段は、ノッチ形成信号にお
    けるノッチの帯域幅の変更を受け付けることを特徴とす
    る請求項1記載の信号発生装置。
  6. 【請求項6】 ノッチ生成手段により生成されたノッチ
    形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が
    一致するように、そのノッチ形成信号の電力を調整する
    調整手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項
    5のうちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  7. 【請求項7】 ノッチ生成手段により生成されたノッチ
    形成信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が
    一致するように、その白色雑音の電力を調整する調整手
    段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のう
    ちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  8. 【請求項8】 ノッチ生成手段は、生成後のノッチ形成
    信号の単位周波数当たりの電力と白色雑音の電力が一致
    するように、そのノッチ形成信号を生成することを特徴
    とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載
    の信号発生装置。
  9. 【請求項9】 加算手段の出力信号の周波数を変換する
    変換手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項
    8のうちのいずれか1項記載の信号発生装置。
  10. 【請求項10】 白色雑音発生器により発生された白色
    雑音の一部の周波数帯域を除去する一方、ディジタル信
    号処理を実施して、その除去した周波数帯域にノッチ形
    成信号を生成し、除去後の白色雑音と当該ノッチ形成信
    号を加算する信号発生方法。
  11. 【請求項11】 白色雑音発生器により発生された白色
    雑音の一部の周波数帯域を除去する信号除去処理手順
    と、ディジタル信号処理を実施して、上記信号除去処理
    手順により除去された周波数帯域にノッチ形成信号を生
    成するノッチ生成処理手順と、上記信号除去処理手順に
    よる除去後の白色雑音と上記ノッチ生成処理手順により
    生成されたノッチ形成信号を加算する加算処理手順とを
    コンピュータに実行させるための信号発生プログラム。
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