JP4577813B2 - シール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シール装置に関する。特に、外力叉は熱変形等により取り付け空間が変化する取付部に設けられるシール装置に関する。
技術背景
本発明の関連技術としてタービンエンジンに設けられるシールリングが知られている。この断面がU形状のシールリングは、タービンエンジンに於いて、高温燃焼ガス叉は圧縮ガス或いは振動力によりシールリングのシール部が弾性変形する個所に取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
叉、ガスタービン、原子力機器等の高温、高圧の個所に取り付けられる断面がE形にしたシールリングも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特表2002−523712号公報(図1) 特開2002−5290号公報(図1)
図10は、特許文献1の図1に開示されたシールリングと類似する。図10において、シールリング120は、断面がU形状をしたリング体である。叉、このU形状のシールリング120の両端は逆曲がり部132、132に形成されている。更に、シールリング120は内リング122と外リング126から成る二重層である。叉、内リング122の内周は溝134に形成されている。
そして、シールリング120は、ガスタービンの高圧タービンノズル110をシールするために取り付けられる。高圧タービンノズル110には、複数のノズルベーン112が設けられている。このノズルベーン112は、支持フランジ118に配置されている半径方向内側バンド116に一体的に取り付けられている。高圧タービンノズル110の内側バンド116を支持フランジ118に対してシールして接合するために、内側バンド116と支持フランジ118との間にシールリング120が取り付けられる。
高圧タービンノズル110は、図示省略の上流に設けられた燃焼室から送られた高温燃焼ガス114をノズルベーン112により回転させながら加速する。この為に、内側バンド116と支持フランジ118は加熱時間と共に、熱変形を受ける。熱変形を受ける内側バンド116と支持フランジ118の間に取り付けられたシールリング120は、内側バンド116と支持フランジ118の熱変形により軸方向へ弾性変形する。このとき、シールリング120は、U形状の曲げ中心の接点125が支持フランジ118に支持されている。同時に、シールリング120は、逆曲がり部132、132が内側バンド116と支持フランジ118に接触すると共に、逆曲がり部132、132の軸方向間に溝134、134、134が3個所に設けられている。この為に、シールリング120のシール面132A、132Bは、弾性変形する広い範囲で均一な接触力を得ることが困難になる。
叉、内周リング122の外周には外周リング126を嵌め込んだ二重層のために、環状一端の連結部のシール能力が悪化する。更に叉、断面がU形状をした開口側の3個の溝134、134、134のうち内周側の大きな1個の溝134とその溝134の両側の小さな2個の溝134の開口側が互いに逆方向となっている。この為に、例えば、流体の圧力を一方から受けた場合にシール効果が発揮されない欠点が存する。
更に、シールリング120には、両方の開口端に逆曲がり部132、132を形成する為に、全体の曲げ加工が困難になり、加工コストが上昇する。
図11は、断面がE形をしたシールリング200である。このシールリング200は、断面が釣り針形をした2個の環状シール部201、202を一端部の中間部205で結合した形である。そして、各環状シール部201、202の結合間に中間溝210が設けられている。各環状シール部201、202には断面が半円状に形成された第1弾性部201Bと第2弾性部202Bが設けられており、この半円状の各第1及び第2弾性部201B、202Bの端部側に取付部品と接合する第1シール面201Aと第2シール面202Aが形成されている。このシールリング200は、中間部205から、各第1シール面201A及び第2シール面202Aまでの距離がL2である。
このシールリング200は、第1弾性部201Bと第2弾性部202Bが半円状に形成されているために、第1シール面201A及び第2シール面202Aに互いに作用力を受けると第1弾性部201Bと第2弾性部202Bの弾性変形は小さいから、中間部205は中間溝210が小さくなるように弾性変形する。しかし、中間部205の弾性変形力は、中間溝210が設けられているために、第1シール面201Aと第2シール面202Aを常に均一な力で押圧することが困難になる。更に、中間溝210の幅が0寸法となって第1弾性部201Bと第2弾性部202Bが接触すると、第1弾性部201Bと第2弾性部202Bが弾性変位することになるから、この弾性変位に対しては荷重が急に増加する。この為に、このシールリング200は、シールリング200を取り付ける取付溝が変位する場合には好ましくない。叉、このシールリング200を曲げ加工する場合には、加工コストが上昇する欠点がある。
本発明は上述のような問題点に鑑み成されたものであって、現在、技術の開発が進められている。本発明が解決しようとする課題は、流体圧力、熱応力等の外力によりシール装置を取り付ける取付溝の幅が変位する場合でも広い変位範囲にわたりシール能力を発揮させることにある。叉、構造を簡単にして、加工コストを低減することにある。更に、シール装置の装着を容易にして、組立コストを低減することにある。
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その技術的解決手段は以下のように構成されている。
請求項1に係わる発明のシール装置は、断面がU形状を成して湾曲状弾性部の両側に第1側部と第2側部を有する第1シール部と、前記第1シール部と同じ形状の要部を有する第2シール部と、前記第1シール部の第2側部と前記第2シール部の第2側部の両端部を結合して前記第1シール部の第2側部と前記第2シール部の第2側部とを並列に接触させる結合部とを具備し、前記第1シール部の第1側部と前記第2シール部の第1側部との端部側外側面にそれぞれシール面を有するものである。
請求項2に係わる発明のシール装置は、シール部の弾性部を径方向の内周叉は外周にして環状に形成されているものである。
請求項3に係わる発明のシール装置は、各第1側部の端部が結合部を通る径方線の近傍に延びているものである。
請求項4に係わる発明のシール装置は、結合部が各第2側部の端部を溶着叉は断面U形のカシメ部品により結合して形成されているものである。
請求項5に係わる発明のシール装置は、両シール部がニッケル基合金材で構成されているものである。
請求項6に係わる発明のシール装置は、両シール部に支持部を有して支持部が取付溝の構成部品に保持されるものである。
この請求項1に係わる発明のシール装置によれば、断面がW形に形成されて各シール面が各第1側部の端部の外側面に設けられている。そして、各第2側部の端部に二個のシール部を結合する結合部が設けられている。この為、熱変形等の外力を受けた取付溝の側面によりシール面が互いに押圧されると、結合部を支点にして全体が弾性変形することが可能になる。このときに各第2側部の弾性部側は互いに離反するように弾性変形する。この作用によりシール面は取付溝の幅の変位に応じて大きく変位してもシール面の面圧力を略同一にしてシール能力を発揮することができる。この為に、シール面の変位範囲が大きく変位してもシール効果が発揮できる効果を奏する。
更に、シール面は結合部が支点でU形状に曲げられているから、結合部からシール面までの長さが全体で長くなり、シール部の第2側部の長さが小さくともシール面の面圧方向の変位が大きい範囲に変位できる。この為に、シール面が熱変形、圧力変形、振動変形等に対してシール能力が発揮できる効果を奏する。更に、シール装置は、第1側部と第2側部の長さによりシール面の弾性変位を決めることができるから、全体が小型にできる。更に、シール部は各々別個に加工できるから、加工が容易になり、加工コストを低減できる効果を奏する。更に叉、シール装置は、全体がW形に形成されているから取付溝を形成する構造が複雑でも、装着が容易になる効果を奏する。
この請求項2に係わる発明のシール装置によれば、両シール部の構造がW形に形成されているから、被密封流体が作用する方向に第1側部と第2側部の間の受圧溝の開口を向けた状態に形成することができる。この為に、シール装置の径方向の外側叉は内側のうちのどちらからでも被密封流体が作用する取付溝の構造であっても、シール装置を取り付けることができる効果を奏する。
この請求項3に係わる発明のシール装置によれば、第2側部が第1側部と略同一長さに形成されているから、シール効果を発揮できるシール面の接触幅が狭くできる効果を奏する。しかも、シール面の面圧方向の変位も大きくすることが可能になる。この為に、取付溝の幅が大きく変位する装置の構造に於いて、シール装置のシール効果をもたらす変位範囲が大きくできる効果を奏する。
この請求項4に係わる発明のシール装置によれば、第1側部を結合する結合部を溶着叉はカシメにより結合すれば、各シール部の加工が薄肉板であっても、厚肉板であっても加工して製作することが可能になる。この為に、シール装置の適用できる設計範囲が広くなる効果が奏する。
この請求項5に係わる発明のシール装置によれば、各シール部がニッケル基合金材製であるから、ニッケル基合金は、高温強度と耐食性に優れた析出硬化型Ni合金を選択できる。この為に、更に、高温(約700°C)でのクリープ強度に優れ、しかも、溶接性に優れ、割れも惹起しない効果が期待できる。
この請求項6に係わる発明のシール装置によれば、両シール部間に一体に支持部が設けられているから、どのような取付溝の構造にも正確に保持することが可能になる。この為に、シール面が取付溝の側面に正確に密接できるので、シール効果を発揮させることが可能になる。
以下、本発明に係わる実施の形態のシール装置を図面に基づいて詳述する。尚、以下に説明する各図面は、設計図を基にした正確な図面である。
図1は、本発明に係わる好ましい第1実施の形態を示すシール装置である。図1に於いて、シール装置1は、断面がW形のシール体1Aに形成されている。このW形のシール体1Aは、断面がU形状の2個の第1シール部2と第2シール部3を対称に抱き合わせた形状である。第1シール部2は、湾曲状の第1弾性部2Bの両側に第1側部2Aと第2側部2Dを形成する。叉、第2シール部2も、湾曲状の第2弾性部3Bの両側に第1側部3Aと第2側部3Dを形成する。そして、第1シール部2の第2側部2Dと第2シール部3の第2側部3Dを抱き合わせに接合した端部は、溶接して結合部4に形成する。尚、結合部4は溶接の他に、仮想線で示すようにビス8で結合することもできる。更に、図示省略する断面U形状のカシメ部品を、第2側部2Dと第2側部3Dとを互いに接合した内周端部に内周側から挟み込んで両端部を接合することもできる。更に、第2側部3Dの端部を第2側部2Dの端部より長くし、第2側部3Dの端部を第2側部2Dの端部にU形状に折曲げてカシメ固定することもできる。
第1シール部2の第1側部2Aの外側面に第1シール面2A1を設ける。叉、第2シール部3の第1側部3Aの外側面に第2シール面3A1を設ける。この第1シール面2A1と第2シール面3A1は軸方向線Y上に形成する。この軸方向線Yは、結合部4の位置とL1の寸法に配置する。この寸法L1は小さくすると良い。叉、必要に応じて各シール面2A1、3A1を通る軸方向線Yを結合部4より内周側に形成することもできる。このような構成に於いて、第2側部2Dの第1側面2Cと第2側部3Dの第2側面3Cは接触しているのみであり、図1の仮想線に示す第1側部2Aの第1シール面2A1と、第1側部3Aの第2シール面3A1の状態から、シール体1Aを取付溝50に装着すると、図1に示す実線のように第1側部2Aの第1シール面2A1と第1側部3Aの第2シール面3A1が変位して取付溝50の第1側面52Aと第2側面51Aに密接する。このとき、結合部4のみが結合した第1シール部2の第1側面2Cと第2シール部3の第2側面3Cは仮想線の状態から実線で示すように互いに離反することができる。
シール装置1は、前述したように取付溝50内に装着する。取付溝50はガスタービンエンジン、原子力機器等の高圧及び高温流体の作用を受ける個所に設けられている。この取付溝50を形成する一方の部品51には第2側面51Aと第2底面51Bを設ける。叉、他方の部品52にも、第1側面52Aと第1底面52Bを設ける。この一方の部品51と他方の部品52は、熱変形等を考慮して、互いの底面51B、52Bが移動可能になされており、取付溝50の幅が変位できるように構成されている。シール装置1は取付溝50に装着されて第1シール面2A1が第1側面52Aに密接する。叉、第2シール面3A1は第2側面51Aに密接する。そして、取付溝50の両側面51A、52Aの幅が狭くなるように変位すると、一方の第1側部2Aと他方の第1側部3Aは結合部4を支点に弾性変形する。このとき、第1側面2Cと第2側面3Cは互いに離反する方向へ弾性変形する。この為に、第1シール面2A1と第2シール面3A1は、取付溝50の第1側面52Aと第2側面51Aに対して略同一面圧力状態を保持しながら大きく変位することが可能になる。その結果、シール装置1は取付溝50の両側面51A、52Aの変位に対してシール効果を発揮する。叉、シール装置1は小型に構成できるので、流体通路の連結部に於ける狭い取付溝でも容易に取り付けることが可能になる。
図2は、ガスタービンエンジンの一部を示す断面図である。図1に於いて、回転軸60に取り付けられた回転ディスク61にはブレード62が設けられている。叉、流体通路55には他のブレード71が設けられている。そして、図示省略の燃焼室から送られた高温ガスDがブレード62、71を介して回転させられながら加速される。このような構造に於いて、流体通路55を形成する各連結部をシールするために連結部の取付溝50にシール装置1が取り付けられる。シール装置1を取り付ける取付溝50はプレートである一方の部品51と他方の部品52との間に設けられている。この一方の部品51と他方の部品52は熱変形や振動力を受けても連結部の取付溝50が変形可能に構成される。この流体通路55では、連結部の間隙を仕切るシール装置1が3個所に設けられている。このシール装置1は図1に示す構成のものである。この為に、図1に於いて説明したように、一方の部品51と他方の部品52が互いに変位しても、大きな変位範囲で確実に高温ガスDをシールすることが可能になる。
図1は、シール体1Aの内周に2つの受圧溝と結合部4を設けた一実施例である。これに対し、図示は省略するが、シール装置1の2つの受圧溝と結合部4を外周側にして環状に形成しても同様な発明であり、同様な効果を奏する。更に、シール体1Aが直線上の取付溝50に取り付ける場合には、直線状のシール体1Aにする。本発明のシール装置1は取付溝50の形状に応じて環状、直線状、曲線状等に形成される。このシール装置1はニッケル基合金材製である。その具体例としては、76%Ni−16%Cr−8%Fe合金のインコネルである。このインコネルは加工性に富み、熱間、冷間加工が可能で、しかも耐食性に優れる。
図3と図4は、本発明の第2実施の形態を示すシール装置1である。図3はこのシール装置1の断面図である。叉、図4は図3の斜視図である。図3及び図4に於いて、第1シール部2の第2側部2Dと第2シール部3の第2側部3Dとの間に支持部10を配置し、支持部10に各側部2D、3Dの端部を溶接して結合部4に形成する。この第1シール部2と第2シール部3の形状は、図1のシール体1Aと略同一形状である。このシール装置1の材質は、全てインコネルである。
図4に示すように、支持部10は、環状平板の本体10Hに形成する。この本体10Hの外周には周部に沿って交互に湾曲した接合部10A、10Bを形成する。叉、本体10Hの内周は周部に沿って交互に湾曲した接合部10C、10Dを形成する。この各接合部10A、10B、10C、10Dは取付溝50の各取付面に接合してシール装置1の各シール面2A1、3A1が正確に取付溝50の各側面に密接するように保持する。図3のシール装置1において、その他の構成は図1に示すシール装置1と略同様である。
図5と図6は、本発明の第3実施の形態を示すシール装置1である。このシール装置1は、支持部10が平板に形成されている。支持部10の端部と、一方側の第1シール部2の第2側部2Dの端部と、他方側の第2シール部3の第2側部3Dの端部とを溶接して結合部4に形成する。そして、図6に示すように、支持部10の他方側には周面に沿って等配に複数の孔11を形成する。この孔11を設けた支持部10は取付底面53B、54Bに圧接されてシール体1Aが保持される。同時に、第1シール面2A1と第2シール面3A1が取付溝50の側面に密接してシールする。この第1シール面2A1と第2シール面3A1は、支持部10により移動しないように保持されるので、取付溝50の側面に安定して密接することが可能になる。
この第1シール部2の第1側部2Aと第2側部2Dとの間の受圧溝と、第2シール部3の第1側部3Aと第2側部3Dとの間の受圧溝は被密封流体側に開口する。図5のシール装置1において、その他の構成は図1に示すシール装置1と略同様である。
図7は、本発明の第4実施の形態を示すシール装置1である。このシール装置1は直線状体、叉は環状体に形成できるものである。そして、全体の長さが伸縮可能にするために、全体の長さを2等配、3等配等に分割可能とする。このシール装置1の分割シール装置1Bは、熱膨張等の力によりシール装置1の全体を伸縮させることができる。叉、取付溝50がガスタービンエンジンのように複雑であるために、シール装置1の取付が困難な場合に有用である。
このシール装置1は、図1と同様に構成されている。そして、図1に示すシール装置1を2等配に分割する。この一方の第2分割シール装置1Bに於ける第2シール部3の第2嵌着溝3Rに嵌着状態に第1継手部5の密接面5Aを嵌合する。叉、図示省略した図7と同一形状の他方の第1分割シール装置1Bの第1嵌着溝2Rにも、第1継ぎ手部5と同一形状をした第2継手部5の密接面5Aを嵌着する。このようにした第1分割シール装置1Bと第2分割シール装置1Bを各継手部5を介して結合する。この結合したシール装置1は、熱膨張を受ける取付溝50に装着しても、各シール面は図1のシール装置1と同様に、第1シール面2A1と第2シール面3A1が熱変形に対応して変位し、被密封流体をシールする。同時に、シール装置1の長さ方向の変位は各継手部5、5の密接面5Aのスライドにより吸収される。この各分割シール装置1B、1Bの各継手部5、5の組み合わせ結合は、どちらからでも結合可能で方向性がないから、同一の分割シール装置1B・・を多数個に製作しておけば、必要な長さに連結できる。
図8は、本発明の第5実施の形態を示すシール装置1である。このシール装置1は、図7のシール装置1と同様な機能を成す構成のものである。図8のシール装置1では、図1と同様なシール体1Aを形成する。更に、このシール体1Aと同一長さで、この第1シール体1Aの第1嵌着溝2Rに嵌合する断面U形状の第1継手シール部7を形成する。更に、第2嵌着溝3Rに嵌着する断面U形状の第2継手シール部6を形成する。そして、第1嵌着溝2Rに嵌合した第1継手シール部7と第2嵌着溝3Rに嵌合した第2継手シール部6とを互いに各嵌着溝2R、3Rから反対方向へ同一長さに突出させる。
このように形成した分割シール装置1Cを複数製作しておき、各嵌着溝2R、3Rと、突出する各継手シール部6、7とを互いに連結する。この各嵌着溝2R、3Rと、各継手シール部6、7の各密接面6A、7Aとは、層状にして密接状態に嵌合する。この分割シール装置1Cを多数製作しておけば、分割シール装置1Cの端部は、接合するのに方向性がなく、どちらの端部からでも互いに接続できるので、分割シール装置1Cを必要な長さに接合できる。そして、熱応力等に対して分割シール装置1Cの結合部が伸縮可能となるので、取付溝50が変位する個所に用いてシール効果を発揮する。
図9は、本発明の図1に示すシール装置1の板厚を2種類に変化させた実施例1と実施例2のシール装置1と、これに対する比較例1として図11に示すシールリング200とを有限要素法(FEM)により、両シール面間方向へ圧縮した状態の変化を荷重−変位線図にするために解析した結果である。尚、更に他の比較例1として有限要素法で解析すると、図11のL2を0にした中間溝210を有する断面E形状のシールリングでも図11のシールリングと同様な結果となる。図9中の符号40の線図は、実施例1である。図1のシール装置1の第1シール部2と第2シール部3の板厚が0.3mmに形成したものについて荷重−変位線図を解析した。この実施例1の線図は、変位(mm)量の大きさに対して荷重(kgf/circ.cm)が大きくならない。つまり、シール装置1の各シール面2A1、3A1の変位量に対し、面圧を略一定にしてシール効果を発揮させることができる。叉、スプリングバック量の範囲が大きくなるので、取付溝50の側面の相対変位に対するシール能力が向上する。尚、図9の符号Aは、スプリングバック量(範囲)である。
次に、図9中に示す符号41の線図は、実施例2である。実施例2のシール装置1の第1シール部2と第2シール部3の板厚は0.4mmに形成する。このシール装置1について荷重−変位線図を有限要素法により解析した。実施例2の線図も、比較例1の図11のシールリング200の荷重−変位線図と比較し、変位mm量の大きさに対して荷重(kgf/circ.cm)がそれほど大きくならない。この荷重−変位線図から明らかなように、他の従来技術のシールリングに比較して優れたシール効果を奏する。つまり、各シール面2A1、3A1の面圧を略一定にして広範囲の変位に対応し、長期にシール効果を発揮する。叉、第1シール部2及び第2シール部3に荷重が作用しても長期に渡り塑性変形が認められない。特に実施例1及び実施例2は、共に第1シール部2と第2シール部3の板厚を薄くした場合にシール効果が発揮できるから、小型のシール装置1にできることを可能にする。尚、図9の符号Bは、スプリングバック量(範囲)である。
叉、図9中に示す符号42は、有限要素法により比較例1として図11に示すシールリング200の両シール面間を圧縮してその荷重−変位線図を解析したものである。このシールリング200は、図11に示す形状であるが、特許文献1の公報に記載の図4に示すシールリング(符号38)も同様な荷重−変位線図を示すことが認められる。この荷重−変位線図では、変位が約0.4mmまではある程度の傾斜角度で上昇するが、この0.4mmの変位を越えると急に傾斜角度を上昇させる。これら、比較例1のシールリングは、弾性部205が中間溝210を設けて曲げられているために、シール面201A、202Aが取付溝の側面の変位に対して均一なシール能力がいられない理由と考えられる。又、この比較例1では、荷重−変位線図の負荷の繰り返しにより応力が集中する湾曲部に塑性変形が認められる。この為に、シール能力の低下が認められる。尚、図9の符号Cは、スプリングバック量(範囲)である。
本発明のシール装置1は、高温、高圧流体が作用する取付溝50に取り付けられてシール能力を発揮すると共に、耐久能力を発揮する。更に、シール装置1の形状が簡単な構造にできるために、複雑な取付溝50の構造であっても、シール装置1が容易に取り付けられて取付作業のコストを低減できる。更に、取付溝50が図2に示すように、部品の組み合わせた間隙が雑な構造であっても、このシール装置1により確実にシールすることが可能になる。叉、シール装置1は第1シール部2と第2シール部3を別体に加工して組み合わせる簡単な構造であるために、シール装置1の加工コストを低減できる。
以上のように、本発明のシール装置は、高温・高圧流体をシールする一般機器の接続部に用いて有用である。特に、タービンエンジン、原子力機器等の高温・高圧流体が作用して応力変形する取付溝用として有用である。叉、どのような取付溝でも易に取り付けられるシール装置として有用である。更に、加工コストを低減できるシール装置として有用である。
本発明の第1実施の形態に係わるシール装置の断面図である。
本発明のシール装置を取り付けたエンジンの一部の断面図である。
本発明の第2実施の形態に係わるシール装置の断面図である。
図3のシール装置の斜視図である。
本発明の第3実施の形態に係わるシール装置の断面図である。
図5のシール装置の斜視図である。
本発明の第4実施の形態に係わるシール装置の斜視図である。
本発明の第5実施の形態に係わるシール装置の斜視図である。
本発明の実施例1と実施例2のシール装置と比較例1のシールリングとの荷重−変位線図である。
本発明に係わる第1関連技術として取り上げたシール装置の斜視図である。
本発明に係わる第2関連技術として取り上げたシール装置の斜視図である。
符号の説明
1 シール装置
1A シール体
1B 分割シール装置
1C 分割シール装置
2 第1シール部
2A 第1側部
2A1 第1シール面
2B 第1弾性部
2C 第1側面
2D 第2側部
2R 第1嵌着溝
3 第2シール部
3A 第1側部
3A1 第2シール面
3B 第2弾性部
3C 第2側面
3D 第2側部
3R 第2嵌着溝
4 結合部
5 継手部
5A 密接面
6 第2継手シール部
6A 密接面
7 第1継手シール部
7A 密接面
10 支持部
10A 接合部
10B 接合部
10C 接合部
10D 接合部
10H 本体
11 孔
40 実施例1
41 実施例2
42 比較例1
A 実施例1のスプリングバック量
B 実施例2のスプリングバック量
C 比較例1のスプリングバック量

Claims (5)

  1. 取付溝を形成する側面に密接してシールするシール装置であって、
    湾曲状の第1シール湾曲状弾性部と、前記第1シール湾曲状弾性部の両側にある第1シール第1側部および第1シール第2側部とによって、U形状の断面を成す第1シール部と、
    湾曲状の第2シール湾曲状弾性部と、前記第2シール湾曲状弾性部の両側にある第2シール第1側部および第2シール第2側部とによって、U形状の断面を成す第2シール部と、
    前記第1シール部の前記第1シール第2側部と前記第2シール部の前記第2シール第2側部の両端部を結合して前記第1シール部の前記第1シール第2側部と前記第2シール部の前記第2シール第2側部とを並列に接触させる結合部とを具備し、
    前記第1シール部の前記第1シール第1側部の端部側外側面に第1シール面を有し、前記第2シール部の前記第2シール第1側部の端部側外側面に第2シール面を有し、断面がW形に形成されており
    前記第1および第2シール第1側部は、前記第1および第2シール第2側部と略同一長さに形成されており、
    前記第1および第2シール面が形成される所定の軸方向線の近傍に、前記結合部が位置することを特徴とするシール装置。
  2. 前記第1および第2シール部の前記第1および第2シール湾曲状弾性部を径方向の内周叉は外周にして環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記結合部が前記第1および第2シール第2側部の端部を溶着叉は断面U形のカシメ部品により結合されていることを特徴とする請求項1叉は請求項2に記載のシール装置。
  4. 前記第1および第2シール部がニッケル基合金材製であることを特徴とする請求項1叉は請求項2又は請求項3に記載のシール装置。
  5. 取付溝を形成する側面に密接してシールするシール装置であって、
    湾曲状の第1シール湾曲状弾性部と、前記第1シール湾曲状弾性部の両側にある第1シール第1側部および第1シール第2側部とによって、U形状の断面を成す第1シール部と、
    湾曲状の第2シール湾曲状弾性部と、前記第2シール湾曲状弾性部の両側にある第2シール第1側部および第2シール第2側部とによって、U形状の断面を成す第2シール部と、
    前記第1シール部および前記第2シール部の間に配置されており、前記第1シール部および前記第2シール部を取付溝の構成部品に保持する支持部と、
    前記第1シール部の前記第1シール第2側部と前記第2シール部の前記第2シール第2側部の両端部を前記支持部に結合して前記第1シール部の前記第1シール第2側部と前記第2シール部の前記第2シール第2側部とを前記支持部に並列に接触させる結合部とを具備し、
    前記第1シール部の前記第1シール第1側部の端部側外側面に第1シール面を有し、前記第2シール部の前記第2シール第1側部の端部側外側面に第2シール面を有し、
    前記第1および第2シール第1側部は、前記第1および第2シール第2側部と略同一長さに形成されており、
    前記第1および第2シール面が形成される所定の軸方向線の近傍に、前記結合部が位置することを特徴とするシール装置。
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