JP6021675B2 - 燃焼器のシール構造及び燃焼器用シール - Google Patents

燃焼器のシール構造及び燃焼器用シール Download PDF

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Description

本発明は、圧縮した高温・高圧の空気に対して燃料を供給して燃焼し、発生した燃焼ガスをタービンに供給して回転動力を得るガスタービンにおいて、このガスタービンにおける燃焼器のシール構造及び燃焼器用シールに関するものである。
ガスタービンは、圧縮機と燃焼器とタービンにより構成されており、空気取入口から取り込まれた空気が圧縮機によって圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となり、燃焼器にて、この圧縮空気に対して燃料を供給して燃焼させ、高温・高圧の燃焼ガスがタービンを駆動し、このタービンに連結された発電機を駆動する。この場合、タービンは、車室内に複数の静翼及び動翼が交互に配設されて構成されており、燃焼ガスにより動翼を駆動することで発電機に連結される出力軸を回転駆動している。そして、タービンを駆動した燃焼ガスは、排気車室のディフューザにより静圧に変換されてから大気に放出される。
燃焼器は、周方向に沿って複数配設されており、上述したように、圧縮空気に燃料を供給して燃焼させることで高温・高圧の燃焼ガスを生成してタービンへ送る。このとき、燃焼ガスは、尾筒からタービンノズル部を通ってタービンの動翼及び静翼に導入されることから、尾筒も周方向に沿って複数配設されている。そして、尾筒における燃焼ガス出口端とタービンノズル部とは、フランジ部により接続されており、フランジ部の外周側が圧縮空気の通路であることから、圧縮空気が燃焼ガスの通路内に侵入しないように、隣接するフランジ部の間にシール部材が設けられている。
このような燃焼器のシール構造として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された燃焼器のシール構造は、尾筒出口端の隣接したフランジの対向面に沿って、このフランジ対向面に跨る凹溝を設け、この凹溝にシール部材と板ばねとからなるシール組立体を挿入し、シール部材の一対の連続した突起部が凹溝内でフランジ対向面に跨って凹溝内の燃焼ガス通路側面に向けて配置され、板ばねにより押し付けるようにしてシール面を形成するものである。
特開2010−265905号公報
上述した従来の燃焼器のシール構造におけるシール組立体は、シール部材に板ばねを組み合わせたものであるが、構造が複雑で製造コストが増加してしまう問題があり、また、長手方向に沿って安定した押付力を確保することが困難であることから、シール性能の向上が望まれている。
本発明は上述した課題を解決するものであり、構造の簡素化を図ると共にシール性能の向上を図る燃焼器のシール構造及び燃焼器用シールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の燃焼器のシール構造は、周方向に沿って配置される複数の燃焼器における尾筒出口端とタービン入口ノズルとの接続部をシールする燃焼器のシール構造において、隣接する前記尾筒出口端のフランジ部における対向面にそれぞれ設けられる第1凹部及び第2凹部と、前記第1凹部及び前記第2凹部に跨って配置されるシール部材本体と、前記シール部材本体の幅方向における各端部に設けられて前記第1凹部の第1シール面と前記第2凹部の第2シール面に接触可能な第1突起部及び第2突起部と、基端部が前記シール部材本体における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出して前記第2シール面に対向する前記第2凹部の第2押え面に接触可能な第1ばね部材と、基端部が前記シール部材本体における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出して前記第1シール面に対向する前記第1凹部の第1押え面に接触可能な第2ばね部材と、を有することを特徴とするものである。
従って、シール部材本体が第1凹部と第2凹部に跨って配置され、第1ばね部材の付勢力により第1突起部が第1凹部の第1シール面に押圧され、第2ばね部材の付勢力により第2突起部が第2シール面に押圧され、各突起部と各シール面との接触位置でシールすることで、圧縮空気と燃焼ガスとの混合が防止される。シール部材は、シール部材本体の両側に突起部とばね部材が設けられたものであることから、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。
本発明の燃焼器のシール構造では、前記第1シール面及び前記第2シール面は、燃焼ガス通路側に配置されることを特徴としている。
従って、圧縮空気は燃焼ガスよりも高圧であることから、各シール面を燃焼ガス通路側に配置することで、圧縮空気により突起部がシール面から離間することはなく、安定したシール性能を確保することができると共に、ばね部材の付勢力を小さく抑えることで製造コストを低減することができる。
本発明の燃焼器のシール構造では、前記第1ばね部材と前記第2ばね部材は、前記シール部材本体の長手方向に交互に設けられることを特徴としている。
従って、第1ばね部材と第2ばね部材をシール部材本体の長手方向に交互に設けることで、長手方向にばらつきがなく安定した押付力を確保することで、自励振動の発生を抑制することができ、その結果、シール性能を確保することができる。
本発明の燃焼器のシール構造では、前記第1突起部から第1湾曲部を介して前記第1ばね部材が設けられ、前記第2突起部から第2湾曲部を介して前記第2ばね部材が設けられることを特徴としている。
従って、突起部から湾曲部を介してばね部材を設けることで、シール部材を曲げ加工により製造することが可能となり、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができる。
本発明の燃焼器のシール構造では、前記シール部材本体における幅方向の一端部から前記第1突起部、前記第1湾曲部、前記第1ばね部材が連続して一体に設けられると共に、前記シール部材本体における幅方向の他端部から前記第2突起部、前記第2湾曲部、前記第2ばね部材が連続して一体に設けられることを特徴としている。
従って、シール部材本体から突起部と第1湾曲部と第1ばね部材を連続して一体に設けることから、各構成部材を溶接などにより接合する必要がなく、製造精度を向上することができる。
本発明の燃焼器のシール構造では、前記第1ばね部材の先端部に前記第2押え面に接触する第1押圧部が設けられ、前記第2ばね部材の先端部に前記第1押え面に接触する第2押圧部が設けられ、前記第1押圧部と前記第2突起部が対向して配置され、前記第2押圧部と前記第1突起部が対向して配置されることを特徴としている。
従って、押圧部と突起部を対向して配置することで、組付性を向上することができる。
本発明の燃焼器のシール構造では、前記第1突起部に前記第1ばね部材の基端部が接合され、前記第2突起部に前記第2ばね部材の基端部が接合されることを特徴としている。
従って、突起部とばね部材を別部材で製作することで、構成部材の歩留まりを良くして材料コストを低減することができる。
また、本発明の燃焼器用シールは、長尺形状をなすシール部材本体と、前記シール部材本体における幅方向の各端部に設けられて異なるシール面に接触可能な第1突起部及び第2突起部と、基端部が前記シール部材本体における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出する第1ばね部材と、基端部が前記シール部材本体における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出する第2ばね部材と、を有することを特徴とするものである。
従って、シール部材本体の両側に突起部とばね部材が設けられて構成されることで、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。
本発明の燃焼器のシール構造及び燃焼器用シールによれば、シール部材本体の両側に突起部とばね部材を設けて構成し、各ばね部材の付勢力により突起部が第1シール面に押圧されシールするので、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る燃焼器用シールとしてのシール部材を表す概略斜視図である。 図2は、実施例1の燃焼器のシール構造を表す概略図である。 図3は、ガスタービンを表す概略構成図である。 図4は、ガスタービンの燃焼器を表す概略構成図である。 図5は、燃焼器の出口を表す図4のV-V断面図である。 図6は、図5のVI-VI断面図である。 図7は、本発明の実施例2に係る燃焼器のシール構造を表す概略図である。 図8は、本発明の実施例3に係る燃焼器のシール構造を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る燃焼器のシール構造及び燃焼器用シールの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図3は、ガスタービンを表す概略構成図、図4は、ガスタービンの燃焼器を表す概略構成図、図5は、燃焼器の出口を表す図4のV-V断面図、図6は、図5のVI-VI断面図である。
実施例1のガスタービンは、図3に示すように、圧縮機11と燃焼器12とタービン13により構成されている。このガスタービンには、図示しない発電機が連結されており、発電可能となっている。
圧縮機11は、空気を取り込む空気取入口20を有し、圧縮機車室21内に入口案内翼(IGV:Inlet Guide Vane)22が配設されると共に、複数の静翼23と動翼24が前後方向(後述するロータ32の軸方向)に交互に配設されてなり、その外側に抽気室25が設けられている。燃焼器12は、圧縮機11で圧縮された圧縮空気に対して燃料を供給し、点火することで燃焼可能となっている。タービン13は、タービン車室26内に複数の静翼27と動翼28が前後方向(後述するロータ32の軸方向)に交互に配設されている。このタービン車室26の下流側には、排気車室29を介して排気室30が配設されており、排気室30は、タービン13に連続する排気ディフューザ31を有している。
また、圧縮機11、燃焼器12、タービン13、排気室30の中心部を貫通するようにロータ(回転軸)32が位置している。ロータ32は、圧縮機11側の端部が軸受部33により回転自在に支持される一方、排気室30側の端部が軸受部34により回転自在に支持されている。そして、このロータ32は、圧縮機11にて、各動翼24が装着されたディスクが複数重ねられて固定され、タービン13にて、各動翼28が装着されたディスクが複数重ねられて固定されており、排気室30側の端部に図示しない発電機の駆動軸が連結されている。
そして、このガスタービンは、圧縮機11の圧縮機車室21が脚部35に支持され、タービン13のタービン車室26が脚部36により支持され、排気室30が脚部37により支持されている。
従って、圧縮機11の空気取入口20から取り込まれた空気が、入口案内翼22、複数の静翼23と動翼24を通過して圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となる。燃焼器12にて、この圧縮空気に対して所定の燃料が供給され、燃焼する。そして、この燃焼器12で生成された作動流体である高温・高圧の燃焼ガスが、タービン13を構成する複数の静翼27と動翼28を通過することでロータ32を駆動回転し、このロータ32に連結された発電機を駆動する。一方、排気ガス(燃焼ガス)のエネルギは、排気室30の排気ディフューザ31により圧力に変換され減速されてから大気に放出される。
上述した燃焼器12において、図4に示すように、燃焼器外筒41は、内部に所定間隔をあけて燃焼器内筒42が支持され、この燃焼器内筒42の先端部に燃焼器尾筒43が連結されて燃焼器ケーシングが構成されている。燃焼器内筒42は、内部の中心に位置してパイロット燃焼バーナ44が配置されると共に、燃焼器内筒42の内周面に周方向に沿ってパイロット燃焼バーナ44を取り囲むように複数のメイン燃焼バーナ45が配置されている。また、燃焼器尾筒43は、バイパス管46が連結されており、このバイパス管46にバイパス弁47が設けられている。
詳細に説明すると、燃焼器外筒41は、外筒本体51の基端部に外筒蓋部52が密着し、複数の締結ボルト53により締結されて構成されている。そして、外筒本体51と燃焼器尾筒43との間に圧縮空気供給空間部54が区画され、燃焼器内筒42は、基端部が外筒蓋部52に嵌着されており、外筒蓋部52と燃焼器内筒42との間に圧縮空気供給空間部54に連通する空気通路55が形成されている。
また、燃焼器尾筒43は、燃焼ガス出口端のフランジ部56とタービン入口ノズル57とが接続されている。このタービン入口ノズル57は、タービン13における第1段動翼28a、第1段静翼27aが設けられている。
従って、高温・高圧の圧縮空気の空気流が圧縮空気供給空間部54から空気通路55に流れ込むと、この圧縮空気が燃焼器内筒42内に流れ込み、この燃焼器内筒42内にて、この圧縮空気がメイン燃焼バーナ45から噴射された燃料と混合され、予混合気の旋回流となって燃焼器尾筒43内に流れ込む。また、圧縮空気は、パイロット燃焼バーナ44から噴射された燃料と混合され、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって燃焼器尾筒43内に噴出する。このとき、燃焼ガスの一部が燃焼器尾筒43内に火炎を伴って周囲に拡散するように噴出することで、各メイン燃焼バーナ45から燃焼器尾筒43内に流れ込んだ予混合気に着火されて燃焼する。そして、形成された燃焼ガスは、燃焼器尾筒43からタービン入口ノズル57を通り、タービン13の第1段動翼28a、第1段静翼27aに送り込まれる。
ところで、燃焼器13は、周方向に所定間隔で複数配置されていることから、図5及び図6に示すように、燃焼器尾筒43も同様に、周方向に所定間隔で複数配置されている。この燃焼器尾筒43は、出口端43aが矩形状をなし、周囲にフランジ部56が設けられている。この場合、各燃焼器尾筒43の周辺部が圧縮空気供給空間部54であり、燃焼器尾筒43の出口端43a内が燃焼ガス通路58であり、圧縮空気の圧力が燃焼ガスの圧力より高いため、圧縮空気供給空間部54の圧縮空気が隣接する燃焼器尾筒43のフランジ部56間の隙間から燃焼ガス通路58へ漏洩するおそれがある。
そのため、本実施例では、燃焼器尾筒43のフランジ部56間にシール部材(燃焼器用シール)61が設けられている。即ち、燃焼器尾筒43のフランジ部56は、隣接する対向面に燃焼ガスの流動方向に沿って第1凹部91と第2凹部92が形成されており、シール部材61は、隣接するフランジ部56同士の第1凹部91と第2凹部92に跨って配置されることで、圧縮空気供給空間部54の圧縮空気がフランジ部56間の隙間(第1凹部91と第2凹部92)から燃焼ガス通路58へ漏洩するのを防止することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る燃焼器用シールとしてのシール部材を表す概略斜視図、図2は、実施例1の燃焼器のシール構造を表す概略図である。
シール部材61は、図1に示すように、シール部材本体62と、第1突起部63及び第2突起部64と、第1ばね部材65及び第2ばね部材66とを有している。この第1ばね部材65と第2ばね部材66は、シール部材本体61の長手方向に交互に設けられている。
シール部材本体62は、所定長さL及び所定幅Wを有する長尺形状の平板部材71を有し、基端部に細い幅の連結部72を介して取付部73が一体で形成され、この取付部73に取付孔74が形成されている。
このシール部材本体62は、幅方向における各端部に第1突起部63及び第2突起部64が形成されている。第1突起部63は、シール部材本体62における幅方向の一端部に下方に湾曲状に突出した形状をなし、シール部材本体62(平板部材71)の長手方向に連続して形成されている。第2突起部64は、シール部材本体62における幅方向の他端部に下方に湾曲状に突出した形状をなし、シール部材本体62(平板部材71)の長手方向に連続して形成されている。
また、このシール部材本体62は、幅方向の一端部にて、第1突起部63から第1湾曲部81を介して第1ばね部材65が連続して一体に設けられると共に、幅方向の他端部にて、第2突起部64から第2湾曲部82を介して第2ばね部材66が連続して一体に設けられている。この第1湾曲部81及び第2湾曲部82は、シール部材本体62(平板部材71)の長手方向に連続して形成されている。
この場合、第1湾曲部81は、シール部材本体62における幅方向の一端部の第1突起部63からほぼ同一の曲率半径をもって形成され、第1ばね部材65は、基端部がこの第1湾曲部81に接続され、先端部がシール部材本体62における幅方向の他端部側へ延出している。第2湾曲部82は、シール部材本体63における幅方向の他端部の第2突起部64からほぼ同一の曲率半径をもって形成され、第2ばね部材66は、基端部がこの第2湾曲部82に接続され、先端部がシール部材本体61における幅方向の一端部側へ延出している。
そして、第1ばね部材65は、先端部側がシール部材本体62に対して徐々に離間するように所定角度をもって延出しており、先端部にシール部材本体62とほぼ平行となる第1押圧部83が設けられている。第2ばね部材66は、先端部側がシール部材本体62に対して徐々に離間するように所定角度をもって延出しており、先端部にシール部材本体62とほぼ平行となる第2押圧部84が設けられている。この場合、第1ばね部材65と第2ばね部材66は、交差するように配置され、第1押圧部83と第2突起部64とが上下に対向して配置され、第2押圧部84と第1突起部63とが上下に対向して配置されている。
実施例1の燃焼器のシール構造は、燃焼器尾筒43のフランジ部56とタービン入口ノズル57との接続部をシールするものであり、第1凹部91及び第2凹部92と、上述したシール部材61とにより構成されている。
図2に示すように、隣接するフランジ部56は、その間に圧縮空気供給空間部54に連通する隙間93が設けられており、対向面56aにそれぞれ設けられる第1凹部91及び第2凹部92が形成されている。この第1凹部91及び第2凹部92は、燃焼ガス通路58側(図2にて、下側)に第1シール面94及び第2シール面95が形成され、圧縮空気供給空間部54側(図2にて、上側)に第1押え面96及び第2押え面97が形成されている。
シール部材61(シール部材本体62)は、この第1凹部91及び第2凹部92に跨って配置されている。第1突起部63は、第1凹部91の第1シール面94に接触し、第2突起部64は、第2凹部92の第2シール面95に接触している。そして、第1ばね部材65は、第1押圧部83が第2凹部92の第2押え面97に当接することで、第1突起部63が第1ばね部材65の付勢力により第1シール面94に押圧される。一方、第2ばね部材66は、第2押圧部84が第1凹部91の第1押え面96に当接することで、第2突起部64が第2ばね部材66の付勢力により第2シール面95に押圧される。
第1突起部63が第1シール面94に押圧され、第2突起部64が第2シール面95に押圧されることで、第1突起部63と第1シール面94、第2突起部64と第2シール面95との接触部がシール面となる。そのため、圧縮空気供給空間部54から隙間93を通って燃焼ガス通路58に漏洩する圧縮空気をこのシール面で止めることができる。
このように実施例1の燃焼器のシール構造にあっては、隣接する燃焼器尾筒43のフランジ部56における対向面に設けられる第1凹部91及び第2凹部92と、第1凹部91及び第2凹部92に跨って配置されるシール部材本体62と、シール部材本体62の幅方向における各端部に設けられて第1凹部91の第1シール面94と第2凹部92の第2シール面95に接触可能な第1突起部63及び第2突起部64と、基端部がシール部材本体62における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出して第2押え面97に接触可能な第1ばね部材65と、基端部がシール部材本体62における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出して第1押え面96に接触可能な第2ばね部材66を設けている。
従って、シール部材本体62が第1凹部91と第2凹部92に跨って配置され、第1ばね部材65の付勢力により第1突起部63が第1凹部91の第1シール面94に押圧され、第2ばね部材66の付勢力により第2突起部64が第2シール面95に押圧され、各突起部63,64と各シール面94,95との接触位置でシールすることで、圧縮空気と燃焼ガスとの混合を防止することができる。このシール部材61は、シール部材本体62の両側に突起部63,64とばね部材65,66が設けられたものであることから、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。
実施例1の燃焼器のシール構造では、第1シール面94及び第2シール面95を燃焼ガス通路58側に配置している。従って、圧縮空気は燃焼ガスよりも高圧であることから、各シール面94,95を燃焼ガス通路58側に配置することで、圧縮空気により突起部63,64がシール面94,95に押し付けられて離間することはなく、安定したシール性能を確保することができると共に、ばね部材65,66の付勢力を小さく抑えることで製造コストを低減することができる。
実施例1の燃焼器のシール構造では、第1ばね部材65と第2ばね部材66をシール部材本体62の長手方向に交互に設けている。従って、各突起部63,64は、長手方向にばらつきがなく安定した押付力を確保することで、自励振動の発生を抑制することができ、その結果、シール性能を確保することができる。
実施例1の燃焼器のシール構造では、第1突起部63から第1湾曲部81を介して第1ばね部材65が設けられ、第2突起部64から第2湾曲部82を介して第2ばね部材66が設けられている。従って、突起部63,64から湾曲部81,82を介してばね部材65,66を設けることで、シール部材61を曲げ加工により製造することが可能となり、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができる。
実施例1の燃焼器のシール構造では、シール部材本体62における幅方向の一端部から第1突起部63、第1湾曲部81、第1ばね部材65を連続して一体に設けると共に、シール部材本体62における幅方向の他端部から第2突起部64、第2湾曲部82、第2ばね部材66を連続して一体に設けている。従って、シール部材本体62、突起部63,64、湾曲部81,82、ばね部材65,66などの各構成部材を溶接などにより接合する必要がなく、製造精度を向上することができる。
実施例1の燃焼器のシール構造では、第1ばね部材65の先端部に第2押え面97に接触する第1押圧部83を設け、第2ばね部材66の先端部に第1押え面96に接触する第2押圧部84を設け、第1押圧部83と第2突起部64が対向して配置され、第2押圧部84と第1突起部63が対向して配置されている。従って、押圧部83,84と突起部63,64を対向して配置することで、第1押圧部83と第2突起部64を接近させると共に、第2押圧部84と第1突起部63を接近させることで、シール部材61を容易につぶして凹部91,92に挿入することができ、組付性を向上することができる。
また、実施例1のシール部材(燃焼器用シール)61にあっては、長尺形状をなすシール部材本体62と、シール部材本体62における幅方向の各端部に設けられて異なるシール面94,95に接触可能な第1突起部63及び第2突起部64と、基端部がシール部材本体62における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出する第1ばね部材65と、基端部がシール部材本体62における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出する第2ばね部材66を設けている。
従って、シール部材本体62の両側に突起部63,64とばね部材65,66が設けられて構成されることで、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。
図7は、本発明の実施例2に係る燃焼器のシール構造を表す概略図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2において、図7に示すように、シール部材101は、シール部材本体102と、第1突起部103及び第2突起部104と、第1ばね部材105及び第2ばね部材106とを有している。この第1ばね部材105と第2ばね部材106は、シール部材本体101の長手方向に交互に設けられている。
シール部材本体102は、所定長さ及び所定幅を有する長尺形状をなしている。このシール部材本体102は、幅方向における各端部に第1突起部103及び第2突起部104が形成されており、シール部材本体102の長手方向に連続して形成されている。
また、シール部材本体102は、幅方向の一端部にて、第1突起部103より外側に第1ばね部材105が接合されると共に、幅方向の他端部にて、第2突起部104より外側に第2ばね部材106が接合されている。
この場合、第1ばね部材105は、基端部がシール部材本体102の一端部に溶接B1により連結され、先端部がシール部材本体102における幅方向の他端部側へ延出している。第2ばね部材106は、基端部がシール部材本体102の他端部に溶接B2により連結され、先端部がシール部材本体102における幅方向の一端部側へ延出している。
そして、第1ばね部材105は、先端部側がシール部材本体102に対して徐々に離間するように所定角度をもって延出しており、先端部にシール部材本体102とほぼ平行となる第1押圧部107が設けられている。第2ばね部材106は、先端部側がシール部材本体102に対して徐々に離間するように所定角度をもって延出しており、先端部にシール部材本体102とほぼ平行となる第2押圧部108が設けられている。
この実施例2のシール部材101は、隣接するフランジ部56に形成された第1凹部91及び第2凹部92に跨って配置されている。第1突起部103は、第1凹部91の第1シール面94に接触し、第2突起部104は、第2凹部92の第2シール面95に接触している。そして、第1ばね部材105は、第1押圧部107が第2凹部92の第2押え面97に当接することで、第1突起部103が第1ばね部材105の付勢力により第1シール面94に押圧される。一方、第2ばね部材106は、第2押圧部108が第1凹部91の第1押え面96に当接することで、第2突起部104が第2ばね部材106の付勢力により第2シール面95に押圧される。
第1突起部103が第1シール面94に押圧され、第2突起部104が第2シール面95に押圧されることで、第1突起部103と第1シール面94、第2突起部104と第2シール面95との接触部がシール面となる。そのため、圧縮空気供給空間部54から隙間93を通って燃焼ガス通路58に漏洩する圧縮空気をこのシール面で止めることができる。
このように実施例2のシール部材(燃焼器用シール)101及び燃焼器のシール構造にあっては、シール部材本体102における幅方向の各端部に異なるシール面94,95に接触可能な第1突起部103及び第2突起部104を設け、基端部がシール部材本体102における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出する第1ばね部材105と、基端部がシール部材本体102における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出する第2ばね部材106を設け、突起部103,104にばね部材105,106を溶接により接合している。
従って、シール部材本体102の両側に突起部103,104とばね部材105,106が設けられて構成されることで、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。また、突起部103,104とばね部材105,106を別部材で製作することで、構成部材の歩留まりを良くして材料コストを低減することができる。
図8は、本発明の実施例3に係る燃焼器のシール構造を表す概略図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例3において、図8に示すように、シール部材111は、シール部材本体112と、第1突起部113及び第2突起部114と、第1ばね部材115及び第2ばね部材116とを有している。この第1ばね部材115と第2ばね部材116は、シール部材本体112の長手方向に交互に設けられている。
シール部材本体112は、所定長さ及び所定幅を有する長尺形状をなしている。このシール部材本体112は、幅方向における各端部に第1突起部113及び第2突起部114が形成されており、シール部材本体112の長手方向に連続して形成されている。
また、シール部材本体112は、幅方向の一端部にて、第1突起部113に第1ばね部材115が接合されると共に、幅方向の他端部にて、第2突起部114に第2ばね部材116が接合されている。
この場合、第1ばね部材115は、基端部の湾曲部117が第1突起部113上に重なり、溶接B1により連結され、先端部がシール部材本体112における幅方向の他端部側へ延出している。第2ばね部材116は、基端部の湾曲部118が第2突起部114上に重なり、溶接B2により連結され、先端部がシール部材本体112における幅方向の一端部側へ延出している。
そして、第1ばね部材115は、先端部側がシール部材本体112に対して徐々に離間するように所定角度をもって延出しており、先端部にシール部材本体112とほぼ平行となる第1押圧部119が設けられている。第2ばね部材116は、先端部側がシール部材本体112に対して徐々に離間するように所定角度をもって延出しており、先端部にシール部材本体112とほぼ平行となる第2押圧部120が設けられている。
この実施例3のシール部材111は、隣接するフランジ部56に形成された第1凹部91及び第2凹部92に跨って配置されている。第1突起部113は、第1凹部91の第1シール面94に接触し、第2突起部114は、第2凹部92の第2シール面95に接触している。そして、第1ばね部材115は、第1押圧部119が第2凹部92の第2押え面97に当接することで、第1突起部113が第1ばね部材115の付勢力により第1シール面94に押圧される。一方、第2ばね部材116は、第2押圧部120が第1凹部91の第1押え面96に当接することで、第2突起部114が第2ばね部材116の付勢力により第2シール面95に押圧される。
第1突起部113が第1シール面94に押圧され、第2突起部114が第2シール面95に押圧されることで、第1突起部113と第1シール面94、第2突起部114と第2シール面95との接触部がシール面となる。そのため、圧縮空気供給空間部54から隙間93を通って燃焼ガス通路58に漏洩する圧縮空気をこのシール面で止めることができる。
このように実施例3のシール部材(燃焼器用シール)111及び燃焼器のシール構造にあっては、シール部材本体112における幅方向の各端部に異なるシール面94,95に接触可能な第1突起部113及び第2突起部114を設け、基端部がシール部材本体112における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出する第1ばね部材115と、基端部がシール部材本体112における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出する第2ばね部材116を設け、突起部113,114にばね部材115,116を溶接により接合している。
従って、シール部材本体112の両側に突起部113,114とばね部材115,116が設けられて構成されることで、構造を簡素化して低コスト化を可能とすることができると共に、長手方向に安定した押付力を確保することでシール性能を向上することができる。また、突起部113,114とばね部材115,116を別部材で製作することで、構成部材の歩留まりを良くして材料コストを低減することができる。
なお、上述した実施例では、シール部材61,101,111にて、第1ばね部材65,105,115と第2ばね部材66,106,116をシール部材本体62,102,112の長手方向に1個ずつ交互に設けたが、複数個ずつ交互に設けてもよい。
11 圧縮機
12 燃焼器
13 タービン
41 燃焼器外筒
42 燃焼器内筒
43 燃焼器尾筒
54 圧縮空気供給空間部
55 空気通路
57 タービン入口ノズル
58 燃焼ガス通路
61,101,111 シール部材(燃焼器用シール)
62,102,112 シール部材本体
63,103,113 第1突起部
64,104,114 第2突起部
65,105,115 第1ばね部材
66,106,116 第2ばね部材
81 第1湾曲部
82 第2湾曲部
83,107,119 第1押圧部
84,108,120 第2押圧部
91 第1凹部
92 第2凹部
93 隙間
94 第1シール面
95 第2シール面
96 第1押え面
97 第2押え面

Claims (8)

  1. 周方向に沿って配置される複数の燃焼器における尾筒出口端とタービン入口ノズルとの接続部をシールする燃焼器のシール構造において、
    隣接する前記尾筒出口端のフランジ部における対向面にそれぞれ設けられる第1凹部及び第2凹部と、
    前記第1凹部及び前記第2凹部に跨って配置されるシール部材本体と、
    前記シール部材本体の幅方向における各端部に設けられて前記第1凹部の第1シール面と前記第2凹部の第2シール面に接触可能な第1突起部及び第2突起部と、
    基端部が前記シール部材本体における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出して前記第2シール面に対向する前記第2凹部の第2押え面に接触可能な第1ばね部材と、
    基端部が前記シール部材本体における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出して前記第1シール面に対向する前記第1凹部の第1押え面に接触可能な第2ばね部材と、
    を有することを特徴とする燃焼器のシール構造。
  2. 前記第1シール面及び前記第2シール面は、燃焼ガス通路側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の燃焼器のシール構造。
  3. 前記第1ばね部材と前記第2ばね部材は、前記シール部材本体の長手方向に交互に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼器のシール構造。
  4. 前記第1突起部から第1湾曲部を介して前記第1ばね部材が設けられ、前記第2突起部から第2湾曲部を介して前記第2ばね部材が設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の燃焼器のシール構造。
  5. 前記シール部材本体における幅方向の一端部から前記第1突起部、前記第1湾曲部、前記第1ばね部材が連続して一体に設けられると共に、前記シール部材本体における幅方向の他端部から前記第2突起部、前記第2湾曲部、前記第2ばね部材が連続して一体に設けられることを特徴とする請求項4に記載の燃焼器のシール構造。
  6. 前記第1ばね部材の先端部に前記第2押え面に接触する第1押圧部が設けられ、前記第2ばね部材の先端部に前記第1押え面に接触する第2押圧部が設けられ、前記第1押圧部と前記第2突起部が対向して配置され、前記第2押圧部と前記第1突起部が対向して配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の燃焼器のシール構造。
  7. 前記第1突起部に前記第1ばね部材の基端部が接合され、前記第2突起部に前記第2ばね部材の基端部が接合されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の燃焼器のシール構造。
  8. 長尺形状をなすシール部材本体と、
    前記シール部材本体における幅方向の各端部に設けられて異なるシール面に接触可能な第1突起部及び第2突起部と、
    基端部が前記シール部材本体における幅方向の一端部に接続されて先端部が他端部側へ延出する第1ばね部材と、
    基端部が前記シール部材本体における幅方向の他端部に接続されて先端部が一端部側へ延出する第2ばね部材と、
    を有することを特徴とする燃焼器用シール。
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