JP4577653B2 - 半導体テスタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パフォーマンスボード反りを容易に防止できる半導体テスタ装置に関するものである。
半導体テスタ装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
横河電機株式会社発行、User‘s Manual、番号:IM66H1L01「パフォーマンスボード説明書」、2004年12月10日 2版、P1−2
図5は従来より一般に使用されている従来例の構成説明図、図6は図5の要部詳細説明図である。
図5において、テンプレート2は、テストヘッド本体1上に配置されている。
受圧スペーサ3は、後述するDUTソケット5に対応してテンプレート2上に配置されている。
パフォーマンスボード4は、受圧スペーサ3の上に配置されている。
DUTソケット5は、フォーマンスボード4上に配置されている。
以上の構成において、ハンドラにより搬送された検査対象ICはDUTソケット5に装着される。
このような装置においては、以下の間題点がある。
パフォーマンスボード4上のDUTソケット5の位置は、検査対象ICにより異なる。
このために、受圧スペーサ3はDUTソケット5の位置におおよそ合わせられるように、例えば、放射状にちりばめて配置されている。
従って、DUTソケット5の位置が変わると、DUTソケット5の位置と受圧スペーサ3の位置がずれ、DUTソケット5に対する最適な位置での支持ができない場合が多い。
このために、図2に示す如く、パフォーマンスボード4が反ってしまう。
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、パフォーマンスボードのDUTソケット配置位置の下にパフォーマンスボードに直接に新たな受圧スペーサを設けることにより、DUTソケットの位置変更に対応でき、パフォーマンスボードの反りを防止し、尚且つパフォーマンスボードの補強をすることが出来る半導体テスタ装置を提供することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明では、請求項1の半導体テスタ装置においては、
検査対象ICが装着されるDUTソケットが一方の面に固定されるパフォーマンスボードを具備する半導体テスタ装置において、前記パフォーマンスボードの他方の面に一方の面が接し前記DUTソケットが配置されている位置ごとに前記DUTソケットの直下に前記DUTソケットに対向して設けられた受圧スペーサと、この受圧スペーサの他方の面に一方の面が接し前記パフォーマンスボードに着脱自在に設けられた受圧プレートとを具備し、前記パフォーマンスボードの下方に配置されたテンプレートに前記受圧プレートの他方の面が支持されるように前記受圧スペーサと前記受圧プレートとの厚さが調整されたことを特徴とする。
本発明の請求項2の半導体テスタ装置においては、請求項1記載の半導体テスタ装置において、
前記受圧プレートはボスを介してパフォーマンスボードに着脱自在に固定されたことを特徴とする。
本発明の請求項3の半導体テスタ装置においては、請求項1又は請求項2記載の半導体テスタ装置において、
前記受圧プレートはねじによりパフォーマンスボードに着脱自在に固定されたことを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
ハンドラからDUTソケットに加わる圧力を、受圧スペーサを介して受圧プレートに分散することができ、パフォーマンスボードの反りを効果的に防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
受圧スペーサの他方の面に一方の面が接し、パフォーマンスボードに着脱自在に設けられた受圧プレートが設けられたので、客先の仕様によりDUTソケットの位置が変わっても、客先の変更された仕様に対応した受圧スペーサが配置された受圧プレートと取り替えることにより、パフォーマンスボードの下部に実装する受圧プレートの受圧スペーサの位置を容易に変更するができ、DUTソケットの位置と受圧スペーサの位置がずれ、DUTソケットに対する最適な位置での支持ができないため、パフォーマンスボードが反ってしまう恐れを防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
受圧スペーサと受圧プレートとが設けられたので、パフォーマンスボードの補強をすることができ、パフォーマンスボードの反りを防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
パフォーマンスボード側に受圧スペーサを直接に配置するようにしたので、テンプレート側に配置された従来例に対して、DUTソケットに対する最適な受圧位置が正確に確保でき、ずれる恐れが無い半導体テスタ装置が得られる。
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
受圧プレートはボスを介してパフォーマンスボードに着脱自在に固定されたので、受圧スペーサの厚さとボスの厚さは容易に合わせることができ、パフォーマンスボードに受圧プレートを正確に取り付けることができる半導体テスタ装置が得られる。
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
受圧プレートは、ねじによりパフォーマンスボードに着脱自在に固定されたので、簡単な構成により容易確実に、着脱自在に固定が構成できる半導体テスタ装置が得られる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、図2は図1の要部詳細説明図、図3は図1の部品詳細説明図、図4は図1の要部組立説明図である。
図において、図5と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図5との相違部分のみ説明する。
図1において、受圧スペーサ11は、パフォーマンスボード4の他方の面に一方の面が接し、DUTソケット5に対向して設けられている。
受圧プレート12は、図2,図3に示す如く、受圧スペーサ11の他方の面に一方の面が接し、パフォーマンスボード4に着脱自在に設けられている。
この場合は、図に示す如く、受圧プレート12はボス13を介してパフォーマンスボード4に着脱自在に固定されている。
また、この場合は、受圧プレート12は、ねじ14によりパフォーマンスボード4に着脱自在に固定されている。
また、この場合は、図2に示す如く、パフォーマンスボード4の下方に配置されたテンプレート2に、受圧プレート12の他方の面が支持されるように、受圧スペーサ11と受圧プレート12との厚さが調整されている。
以上の構成において、図4に示す如く、パフォーマンスボード4の下部に、受圧プレート12をねじ14で固定することにより、受圧スペーサ11がDUTソケット5の最適な受圧位置に設置される。
この結果、
ハンドラからDUTソケット5に加わる圧力を、受圧スペーサ11を介して受圧プレート12に分散することができ、パフォーマンスボード4の反りを効果的に防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
受圧スペーサ11の他方の面に一方の面が接し、パフォーマンスボード4に着脱自在に設けられた受圧プレート12が設けられたので、客先の仕様によりDUTソケット5の位置が変わっても、客先の変更された仕様に対応した受圧スペーサ11が配置された受圧プレート12と取り替えることにより、パフォーマンスボード4の下部に実装する受圧プレート11の受圧スペーサ12の位置を容易に変更するができ、DUTソケット5の位置と受圧スペーサ11の位置がずれ、DUTソケット5に対する最適な位置での支持ができないため、パフォーマンスボード4が反ってしまう恐れを防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
受圧スペーサ11と受圧プレート12とが設けられたので、パフォーマンスボード4の補強をすることができ、パフォーマンスボード4の反りを防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
パフォーマンスボード4側に受圧スペーサ11を直接に配置するようにしたので、テンプレート2側に配置された従来例に対して、DUTソケット5に対する最適な受圧位置が正確に確保でき、ずれる恐れが無い半導体テスタ装置が得られる。
受圧プレート12はボス13を介してパフォーマンスボード4に着脱自在に固定されたので、受圧スペーサ11の厚さとボス13の厚さは容易に合わせることができ、受圧プレート12をパフォーマンスボード4に正確に取り付けることができる半導体テスタ装置が得られる。
受圧プレート12は、ねじ14によりパフォーマンスボード4に着脱自在に固定されたので、簡単な構成により容易確実に、着脱自在に固定が構成できる半導体テスタ装置が得られる。
パフォーマンスボード4の下方に配置されたテンプレート2に、受圧プレート12の他方の面が支持されるように、受圧スペーサ11と受圧プレート12との厚さが調整されたので、ハンドラからDUTソケット5に加わる圧力を、受圧スペーサ11を介して受圧プレート12に分散することができ、更に、テンプレート2に分散することができ、パフォーマンスボード4の反りを更に確実に防止することができる半導体テスタ装置が得られる。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
本発明の一実施例の要部構成説明図である。 図1の要部詳細説明図である。 図1の部品詳細説明図である。 図1の要部組立説明図である。 従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。 図5の要部詳細説明図である。
符号の説明
1 テストヘッド本体
2 テンプレート
3 受圧スペーサ
4 パフォーマンスボード
5 DUTソケット
11 受圧スペーサ
12 受圧プレート
13 ボス
14 ねじ

Claims (3)

  1. 検査対象ICが装着されるDUTソケットが一方の面に固定されるパフォーマンスボードを具備する半導体テスタ装置において、
    前記パフォーマンスボードの他方の面に一方の面が接し前記DUTソケットが配置されている位置ごとに前記DUTソケットの直下に前記DUTソケットに対向して設けられた受圧スペーサと、
    この受圧スペーサの他方の面に一方の面が接し前記パフォーマンスボードに着脱自在に設けられた受圧プレートと
    を具備し、
    前記パフォーマンスボードの下方に配置されたテンプレートに前記受圧プレートの他方の面が支持されるように前記受圧スペーサと前記受圧プレートとの厚さが調整されたこと
    を特徴とする半導体テスタ装置。
  2. 前記受圧プレートはボスを介してパフォーマンスボードに着脱自在に固定されたこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体テスタ装置。
  3. 前記受圧プレートはねじによりパフォーマンスボードに着脱自在に固定されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体テスタ装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277819U (ja) * 1985-11-05 1987-05-19
JPH072981U (ja) * 1993-06-10 1995-01-17 安藤電気株式会社 バーンインボード
JP2000035458A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Advantest Corp 電子部品試験装置

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