JP4577015B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気中の粒子状物質を除去する内燃機関の排気浄化装置に関する。
内燃機関の開発及び使用においては、内燃機関からの有害な排気物質を浄化することが重要である。特に、圧縮着火内燃機関や筒内噴射式内燃機関の場合、排気中に有害な粒子状物質が含まれており、その粒子状物質をどのように浄化するかが問題となっている。
そこで、内燃機関の排気通路にプラズマ発生装置を設け、それにより排気中の粒子状物質を帯電させて、粒子状物質の粒径を大きくし、捕集されやすくする。そして、帯電させられた粒子状物質を捕集し、捕集された粒子状物質を燃焼することで、排気中の粒子状物質の除去を行う。
しかし、高温の排気がプラズマ発生装置に流れ込むとスパーク放電を起こしやすくなるため、プラズマが持続されにくくなりプラズマ発生装置による排気浄化能力が著しく低下する。そこで、プラズマ発生装置に流入する排気を冷却する冷却装置を設ける技術が公開されている(例えば、特許文献1を参照。)。この技術により、プラズマ発生装置で発生するスパーク放電を抑制する。
特開平10−169431号公報 特開2004−176679号公報 特開平10−174845号公報
内燃機関の排気中の粒子状物質を除去するために、放電装置によって粒子状物質を帯電させて捕集する手法は有用である。しかし、排気中の粒子状物質が放電装置の電極に付着すると、該電極におけるリーク電流が増加し、粒子状物質の帯電のための消費電力量が変動したり大きくなったりする虞がある。
本発明では、上記した問題に鑑み、内燃機関の排気浄化装置において、排気中の粒子状物質を帯電させて除去するにあたり、消費電力量を可及的に抑制することを目的とする。
本発明は、上記した課題を解決するために、排気中の粒子状物質への帯電を行う粒子状物質凝集手段の温度に着目した。粒子状物質凝集手段の温度を排気温度を利用して上昇させることで、粒子状物質凝集手段に付着した粒子状物質を酸化除去し、リーク電流の増加を抑制することが可能となるからである。
詳細には、本発明は、内燃機関の排気浄化装置において、内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集手段と、前記粒子状物質捕集手段を通った排気中の粒子状物質を帯電させることで、粒子状物質を凝集しその粒径を大きくする粒子状物質凝集手段と、前記粒子状物質凝集手段に流れ込む排気の温度を上昇させる排気温度上昇手段と、を備える。
上記の内燃機関の排気浄化装置においては、粒子状物質捕集手段によって排気中の粒子状物質が捕集される。ここで、粒子状物質捕集手段による排気浄化に加えて、粒子状物質凝集手段による排気浄化も行われる。この粒子状物質凝集手段による排気浄化は、粒子状
物質に対して電荷を与えて帯電させ、排気中の粒子状物質同士を電気的に結合させる。これにより粒子状物質の粒径が大きくなり、排気中の粒子状物質数が減少する。
しかし、粒子状物質凝集手段に排気中の粒子状物質が付着すると、粒子状物質に電荷を与える電極でのリーク電流が上昇する。このことは、粒子状物質を帯電させる際の消費電力量が上昇することを意味している。そこで、本発明では、上記の排気温度上昇手段を設けることで、粒子状物質凝集手段に流れ込む排気温度を上昇させて該粒子状物質凝集手段に粒子状物質が付着するのを抑制し、または付着した粒子状物質を酸化除去する。これにより、粒子状物質凝集手段でのリーク電流の上昇を抑制することが可能となり、以て排気中の粒子状物質を帯電させて除去する際の消費電力量を可及的に抑制し得る。
尚、排気温度上昇手段による排気温度の上昇は、常時行う必要はなく、所定間隔で定期的に行う等、粒子状物質凝集手段における粒子状物質の付着程度に応じて適宜行えばよい。
ここで、上記の内燃機関の排気浄化装置において、前記粒子状物質凝集手段は、前記粒子状物質捕集手段の下流側に設けられてもよい。このようにすることで、粒子状物質凝集手段は、粒子状物質捕集手段をすり抜けた粒子状物質に対してのみ帯電を行うことになり、電荷を与える粒子状物質量が比較的少なくて済むため、帯電の際の消費電力量を抑制することが可能となる。
ここで、上記の内燃機関の排気浄化装置において、前記粒子状物質凝集手段の劣化を判定する劣化判定手段を、更に備え、前記排気温度上昇手段は、前記劣化判定手段によって前記粒子状物質凝集手段が劣化していると判定されるとき該粒子状物質凝集手段に流れ込む排気の温度を上昇させるようにしてもよい。
劣化判定手段は、粒子状物質凝集手段が劣化することで粒子状物質に電荷を与える際のリーク電流が上昇しているか否かを判定する。換言すると、劣化判定手段は、粒子状物質凝集手段に粒子状物質が付着しリーク電流が上昇しているか否かを判定する。このようにすることで、排気温度上昇手段による排気温度の上昇を適切なタイミングで行うことが可能となり、温度上昇に伴うエネルギー消費を抑制し得る。
そして、前記劣化判定手段は、前記粒子状物質凝集手段に流れ込む排気に含まれる粒子状物質量を検出し又は推定し、その検出された又は推定された粒子状物質量が所定量を超えたとき該粒子状物質凝集手段が劣化していると判定してもよい。即ち、粒子状物質凝集手段に付着し得る粒子状物質量を排気中の粒子物質量に関連づけて検出または推定することで、粒子状物質凝集手段の劣化によるリーク電流の上昇を検出または推定するものである。従って、前記所定量とは、粒子状物質凝集手段が劣化していると判定されるときの、排気中の粒子状物質の閾値である。
また、前記劣化判定手段は、前記粒子状物質凝集手段におけるリーク電流を検出し又は推定し、その検出された又は推定されたリーク電流値が所定値を超えたとき該粒子状物質凝集手段が劣化していると判定してもよい。即ち、粒子状物質凝集手段でのリーク電流をイオン電流等で直接、検出または推定することで、該粒子状物質凝集手段の劣化を判定するものである。従って、前記所定値とは、粒子状物質凝集手段が劣化していると判定されるときの、リーク電流の閾値である。
内燃機関の排気浄化装置において、排気中の粒子状物質を帯電させて除去するにあたり、消費電力量を可及的に抑制することが可能となる。
ここで、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る排気浄化装置が適用される内燃機関1およびその制御系統の概略構成を表すブロック図である。内燃機関1は、4つの気筒2を有する圧縮着火式内燃機関である。また、気筒2の燃焼室に直接燃料を噴射する燃料噴射弁3を備えている。燃料噴射弁3は、所定圧に加圧された燃料を貯留する蓄圧室4と接続されている。内燃機関1には吸気枝管7が接続されており、吸気枝管7の各枝管は、吸気ポートを介して燃焼室に接続される。同様に、内燃機関1には排気枝管12が接続され、排気枝管12の各枝管は排気ポートを介して燃焼室に接続される。ここで、吸気ポートおよび排気ポートには、各々吸気弁および排気弁が設けられている。
また、吸気枝管7は吸気管8に接続されている。吸気管8の上流部には吸気管8を流れる吸入空気量を検出するエアフローメータ9が設けられ、更にその下流には、吸気管8内を流れる吸気の流量を調節する吸気絞り弁10が設けられている。この吸気絞り弁10には、ステップモータ等で構成されて該吸気絞り弁10を開閉駆動する吸気絞り用アクチュエータ11が取り付けられている。
吸気絞り弁10の上流側の吸気管8には、排気のエネルギーを駆動源として作動する過給機16のコンプレッサ側が設けられ、排気枝管12には過給機16のタービン側が設けられている。過給機16は過給圧によって排気流量を調節するアクチュエータを持つ排気過給機(一般的なターボチャージャー)か、いわゆる可変容量型過給機である。可変容量型過給機は、その内部に可動式のノズルベーンを有し、該ノズルベーンの開度を調整することで、過給機16による過給圧が制御される。過給機16より下流であって吸気絞り弁10の上流の吸気管8には、過給機16によって加圧されて高温となった吸入空気を冷却するためのインタークーラ15が設けられている。
また、過給機16のタービン側は、排気管13と接続され、この排気管13は、下流にてマフラー42に接続されている。そして、排気管13の途中には、酸化機能を有する酸化触媒14と、その下流側に排気中の粒子状物質を捕集するフィルタ18が設けられている。また、酸化触媒14の上流の排気管13には、排気中に燃料を添加する燃料添加弁17が備えられている。
更に、フィルタ18の下流側の排気管13には、フィルタ18をすり抜けた排気に含まれる粒子状物質に対して電荷を与える放電装置の電極40が設けられており、電極40は電源41から電荷の供給を受けている。放電装置は排気中の粒子状物質を放電により帯電させるための装置である。そして、放電装置の電極40によって排気中の粒子状物質が帯電させられると、該粒子状物質同士が電気的に結合し、その粒径が大きくなり、マフラー42内の微粒子状物質捕集材によって捕集される。
また、内燃機関1には、EGR装置21が設けられている。EGR装置21は排気枝管12を流れる排気の一部を吸気枝管7へ再循環させる。EGR装置21は、排気枝管12(上流側)から吸気枝管7(下流側)へ延出しているEGR通路22と、EGR通路22上に上流側から順に設けられたEGRガス冷却用のEGRクーラ23と、EGRガスの流量調整用のEGR弁24と、から構成される。
ここで、内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニット(以下、「
ECU」という)20が併設されている。このECU20は、CPUの他、後述する各種のプログラム及びマップを記憶するROM、RAM等を備えており、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態等を制御するユニットである。
燃料噴射弁3は、ECU20からの制御信号によって開閉動作を行う。即ち、ECU20からの指令によって、燃料噴射弁3からの燃料噴射時期および燃料噴射量が、内燃機関1の機関負荷や機関回転速度等の運転状態に応じて、噴射弁毎に制御される。また、燃料添加弁17、EGR弁24、過給機16のノズルベーンも、ECU20からの指令に従って制御される。更に、放電装置の電源41から電極40への電荷の供給も、ECU20によって制御されている。
また、クランクポジションセンサ30がECU20と電気的に接続されており、ECU20は内燃機関1の出力軸の回転角に応じた信号を受け取り、内燃機関1の機関回転速度や、各気筒2におけるピストン位置等を検出する。アクセル開度センサ33もECUと電気的に接続されており、ECU20はアクセル開度に応じた信号を受け取り、内燃機関1の機関負荷等を検出する。更に、フィルタ18の上流側に排気温度を検出する排気温度センサ31と、フィルタ18の下流側に排気中のスモーク濃度を検出するスモーク濃度センサ32がそれぞれ設けられ、ECU20と電気的に接続されている。
このように構成される内燃機関1の排気浄化システムにおいては、フィルタ18によって排気中の粒子状物質が捕集される。それとともに、フィルタ18のすり抜けた微粒子状物質に対しては、放電装置の電極40から電荷が与えられることで帯電させられ、その粒径が増大する。そして、その粒子状物質は、マフラー42内の粒子状物質捕集材に捕集されることで、粒子状物質が大気へ放出されるのが抑制される。
ここで、放電装置の電極40が曝される排気はフィルタ18を通ってきた排気とはいえども、その排気中には粒子状物質が若干含まれている。そして、電極40はそれらの粒子状物質に電荷を与えるが、排気中の粒子状物質の一部が電極40に付着する場合がある。電極40に粒子状物質が付着するとリーク電流が増加し、放電を発生するために要する消費電力量が増加する。
消費電力量の増加を抑制するためには、電極40において発生するリーク電流を抑制すべく、電極40に流れ込む排気の温度を上昇させて電極40に付着した粒子状物質を酸化除去させる必要がある。そこで、図2に、リーク電流の増加を抑制し放電発生のための消費電力量を抑制する制御(以下、「リーク電流抑制制御」という。)のフローチャートを示す。尚、本実施例におけるリーク電流抑制制御は、ECU20によって一定のサイクルで繰り返し実行されるルーチンである。
S101では、放電装置によって放電を発生させ、フィルタ18をすり抜けた粒子状物質を凝集させて、マフラー42において凝集させられた粒子状物質を捕集する。S101の処理が終了すると、S102へ進む。
S102では、電極40に流れ込む排気中の粒子状物質(PM)量を、スモークセンサ32の検出値に基づいて、検出する。S102の処理が終了すると、S103へ進む。
S103では、S102で検出された排気中の粒子状物質量に基づいて、電極40に付着する粒子状物質積算量Σを算出する。具体的には、スモークセンサ32によって検出されるスモーク濃度と、電極40に付着する粒子状物質量との関係を予め実験で確認しておき、その両者の関係に基づいて電極40に付着する粒子状物質積算量Σを算出する。
電極40に付着する粒子状物質積算量Σの算出に当たっては、内燃機関1の機関負荷や機関回転速度等の運転状態の履歴や、排気温度センサ31によって検出される排気温度、吸気中のEGR量の割合(EGR弁24の開度から算出が可能である。)等に基づいて、排気中に含まれる粒子状物質量を推定して、その推定値に基づいて電極40に付着する粒子状物質積算量Σを算出してもよい。例えば、内燃機関1を搭載する車輌の走行距離や、走行中の負荷の推移に基づいて、発生し電極40に付着する粒子状物質積算量Σを算出する。S103の処理が終了すると、S104へ進む。
S104では、S103で算出された粒子状物質積算量Σが、基準量Σ0より多いか否かが判定される。ここで、基準量Σ0は、リーク電流が大きくなり放電発生の際の消費電力量が大きくなると判定されるときの、電極40に付着する粒子状物質の量である。即ち、S104においては、放電装置の電極40が劣化し効率的に放電を発生させることが困難となっているか否かが判定される。粒子状物質積算量Σが基準量Σ0より多いと判定されると、電極40は劣化していることを意味しS105へ進む。一方、粒子状物質積算量Σが基準量Σ0より多くないと判定されると、電極40は劣化していないことを意味しS107へ進む。
S105では、実行していた放電装置による放電の発生を中断する。これは、後述するS106での排気温度の上昇によって、放電を効率的に発生させることが困難となるからである。S105の処理が終了すると、S106へ進む。
S106では、放電装置の電極40に付着した粒子状物質を酸化除去するために、電極40に流れ込む排気の温度を上昇させる。具体的には、内燃機関1における燃料噴射弁3からの燃料噴射時期を遅角側に移行したり、圧縮行程上死点近傍で行われる主噴射後に新たに後噴射を行ったりすることで排気温度を上昇させる。また、燃料添加弁17から燃料を排気中に添加し、酸化触媒による酸化作用で排気温度を上昇させてもよい。また、過給機16のノズルベーン開度を調整し、過給機16での仕事量を低減させることで、電極40に流れ込む排気の温度を上昇させてもよい。S106の処理後、本制御を終了する。
また、S107では、実行している放電装置による放電の発生を継続するか、もしくは放電発生を中断しているときはその再開を行う。S107の処理後、本制御を終了する。
本制御によると、電極40に粒子状物質が付着しリーク電流が増加すると判定されると、即ち電極40が劣化していると判定されると排気温度が上昇させられて、粒子状物質の酸化除去が行われる。これによって、電極40でのリーク電流が低減し、消費電力量の少ない放電発生が可能となる。
尚、図2に示すリーク電流抑制制御では、電極40にΣ0を超える量の粒子状物質が付着したとき排気温度の上昇が行われるが、それに限らず、一定の間隔毎に定期的に上述した排気温度の上昇を行ってもよい。また、フィルタ18に捕集された粒子状物質を酸化除去するいわゆるフィルタ18の再生時には、フィルタ18に捕集された粒子状物質が酸化除去されるため、その際に発生する熱エネルギーを利用して電極40に付着した粒子状物質を酸化除去してもよい。
次に、図1に示す内燃機関1の排気浄化装置において行うリーク電流抑制制御の別の実施例について、図3に基づいて説明する。尚、本実施例におけるリーク電流抑制制御は、ECU20によって一定のサイクルで繰り返し実行されるルーチンである。また、図3において、図2に示す着火時期制御と同一の処理については、同一の参照番号を付することで詳細な説明は省略する。
本実施例においては、S101の処理が終了するとS201へ進む。S201では、放電発生時のリーク電流値ILが、電源41からの信号に基づいて検出される。S201の処理が終了すると、S202へ進む。
S202では、S201で検出されたリーク電流値ILが、基準電流値IL0を超えているか否かが判定される。ここで、基準電流値IL0は、リーク電流が大きくなり放電発生の際の消費電力量が大きくなると判定されるときの、電極40に流れるリーク電流である。即ち、S202においては、放電装置の電極40が劣化し効率的に放電を発生させることが困難となっているか否かが判定される。電流値ILが基準電流値IL0を超えていると判定されると、電極40は劣化していることを意味しS105へ進む。一方、電流値ILが基準電流値IL0を超えていないと判定されると、電極40は劣化していないことと意味しS107へ進む。
本制御によると、リーク電流が増加していると判定されると、即ち電極40が劣化していると判定されると排気温度が上昇させられて、粒子状物質の酸化除去が行われる。これによって、電極40でのリーク電流が低減し、消費電力量の少ない放電発生が可能となる。
本発明の実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の概略構成を表す図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の排気浄化装置において行われるリーク電流抑制制御に関するフローチャートである。 本発明の実施例2に係る内燃機関の排気浄化装置において行われるリーク電流抑制制御に関するフローチャートである。
符号の説明
1・・・・内燃機関
13・・・・排気管
14・・・・酸化触媒
16・・・・過給機
17・・・・燃料添加弁
18・・・・フィルタ
20・・・・ECU
21・・・・EGR装置
24・・・・EGR弁
30・・・・クランクポジションセンサ
31・・・・排気温度センサ
32・・・・スモーク濃度センサ
33・・・・アクセル開度センサ
40・・・・電極
41・・・・電源
42・・・・マフラー

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集手段と、
    前記粒子状物質捕集手段を通った排気中の粒子状物質を帯電させることで、粒子状物質を凝集しその粒径を大きくする粒子状物質凝集手段と、
    前記粒子状物質凝集手段に流れ込む排気の温度を上昇させる排気温度上昇手段と、
    備え、
    前記排気温度上昇手段によって排気の温度が上昇されるとき、前記粒子状物質凝集手段による前記粒子状物質の帯電は中断されることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記粒子状物質凝集手段は、前記粒子状物質捕集手段の下流側に設けられ、
    前記粒子状物質捕集手段によって捕集された粒子状物質の酸化除去を行う該粒子状物質捕集手段の再生時に発生する熱エネルギーで、前記排気温度上昇手段は排気温度の上昇を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記粒子状物質凝集手段の劣化を判定する劣化判定手段を、更に備え、
    前記排気温度上昇手段は、前記劣化判定手段によって前記粒子状物質凝集手段が劣化していると判定されるとき該粒子状物質凝集手段に流れ込む排気の温度を上昇させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記劣化判定手段は、前記粒子状物質凝集手段に流れ込む排気に含まれる粒子状物質量を検出し又は推定し、その検出された又は推定された粒子状物質量が所定量を超えたとき該粒子状物質凝集手段が劣化していると判定することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記劣化判定手段は、前記粒子状物質凝集手段におけるリーク電流を検出し又は推定し、その検出された又は推定されたリーク電流値が所定値を超えたとき該粒子状物質凝集手段が劣化していると判定することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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