JP4576943B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト定着装置を備える画像形成装置に関する。
表面に透明樹脂層を設けた記録紙上にトナーを形成し、加熱ローラーと加圧ローラとのニップ部で定着直後、加熱ローラに張架された定着ベルトに密着した状態で搬送され、定着ベルトで搬送中に冷却固化させた後、剥離することで高光沢で均一性の高い画像が得られるベルト定着装置がある。このような方式のベルト定着装置では、トナー及び透明樹脂層が溶融されて定着ベルトに密着して搬送されるため、加圧ロールに巻き付きくことがない。また、冷却固化後に剥離するため定着ベルトへの巻き付きも起き難い。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、画像形成動作中に記録紙の搬送異常等で、ベルト定着装置の上流又は下流工程でジャムが発生した場合、記録紙の搬送を停止する必要がある。そして、ベルト定着装置の加熱ローラと加圧ローラとのニップ部中に記録紙が挟まれた状態で停止してしまうと、加熱時間が長くなるため記録紙にブリスター(気泡膨れ)が発生する。このため、ジャム解消後に定着ベルトから記録紙を剥離すると、定着ベルト上にトナーや記録紙表面の透明樹脂がオフセットし、定着ベルトからトナーや透明樹脂を除去する必要が生じる。また、吸湿防止するための吸湿防止樹脂層を設けた記録紙を使用すると、吸湿防止樹脂がトナーとともにオフセットし、定着ベルトからの除去が一層困難となる。
また、定着装置の前後に記録紙の有無を検知する検知部材を設け、後側の検知部材の検知位置は、定着部材、又は加圧部材の周長より短かくなる位置に設け、前側の検知部材の検知位置は、後側の検知部材の検知位置との距離が記録紙の長さよりも短くなる位置に設ける構成とし、ジャム後に記録紙が取り除かれていないのに再起動し、残存記録紙が定着装置の定着部材などに巻き付き、処理が困難となることを防止している定着装置がある。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、後側の検知部材の検知位置と定着部との間が、記録紙の長さより短いため、定着部の下流側でジャムした場合、定着部に停止させないためには記録紙を検知後に所定時間経過後に停止する必要があり、確実に用紙を定着部から回避する事は困難であった。
特開平05−216322号公報 特開平06−75524号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、加熱ロールと加圧ロールとの圧接部に記録シートを停止させないことを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、熱源を有する加熱ロールと、前記加熱ロールに巻き掛けられた定着ベルトと、前記定着ベルトを回転させる第一駆動手段と、前記定着ベルトを介して、前記加熱ロールに圧接する加圧ロールと、を有し、トナー像を担持した記録シートを、前記加熱ロールと前記加圧ロールとの圧接部で把持搬送したのち該記録シートを前記定着ベルトで搬送し、前記圧接部の下流側に設けられた検知部材で前記定着ベルト上の前記記録シートの有無を検知可能なベルト定着装置を備える画像形成装置であって、前記トナー像を担持したトナー像担持面を前記加熱ローラ側として前記記録シートを前記ベルト定着装置に搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する第二駆動手段と、前記第二駆動手段と前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段とを制御する制御手段と、備え、前記ベルト定着装置の前記検知部材の検知位置と前記圧接部との距離をL、前記記録シートの搬送方向の長さをP、前記搬送手段で搬送され、先行する前記記録シートと後行する前記記録シートとの間隔をD、とするとき、P<L<P+Dの関係とし、前記制御手段は、前記第二駆動手段の駆動を停止し前記搬送手段による前記記録シートの搬送を停止しても、前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段は駆動させ続け、所定条件となると該第一駆動手段の駆動を停止し、前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段を所定条件となるまで駆動させ続け、所定条件として、前記ベルト定着装置の前記検知部材が前記定着ベルトで搬送されてきた前記記録シートの先端部を検知すること、及び、前記定着ベルトが前記L以上回転移動しても前記記録シートの先端部を検知しないこと、の二つを有することを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、ベルト定着装置を備えている。ベルト定着装置は熱源を有する加熱ロールに定着ベルトが巻き掛けられている。定着ベルトは第一駆動手段によって回転する。また、定着ベルトを介して、加熱ロールに圧接する加圧ロールを有している。そして、トナー像を担持した記録シートを加熱ロールと加圧ロールとの圧接部で把持搬送したのち、記録シートを定着ベルトで搬送する。また、圧接部の下流側に設けられた検知部材で定着ベルト上の記録シートの有無を検知可能となっている。
第二駆動手段で駆動する搬送手段が、トナー像を担持したトナー像担持面を加熱ローラ側として記録シートをベルト定着装置に搬送する。そして、第二駆動手段とベルト定着装置の第一駆動手段とを制御手段が制御している。
また、ベルト定着装置の検知部材の検知位置と圧接部との距離をL、
記録シートの搬送方向の長さをP、
搬送手段で搬送され、先行する記録シートと後行する記録シートとの間隔をD、
とするとき、
P<L<P+D
の関係としている。
さて、例えば、何らかの原因で画像形成中に記録シートが詰まる、所謂ジャムが発生すると、制御手段は第二駆動手段の駆動を停止し、搬送手段による記録シートの搬送を停止する。しかし、制御部は、ベルト定着装置の第一駆動手段は駆動させ続ける。
そして、ベルト定着装置の検知部材が定着ベルトで搬送されてきた記録シートの先端部を検知すると、ベルト定着装置の第一駆動手段を停止する。よって、搬送手段の第二駆動手段の駆動を停止した際に、記録シートが加熱ロールと加圧ロールとの圧接部に把持されていても、記録シートの長さPより、検知位置と圧接部との距離をLの方が長い(P<L)ので、記録シートは加熱ロールと加圧ロールとの圧接部から出た後に、ベルト定着装置の第一駆動手段が停止する。
なお、距離Lより、先行する記録シートと後行する記録シートとの間隔Dと記録シートの長さPと和が大きい(L<P+D)ので、搬送手段の第二駆動手段の駆動を停止した際に、先行する記録シートが検知位置より上流側にあれば、後行する記録シートは加熱ロールと加圧ロールとの圧接部より上流側にある。したがって、ベルト定着装置の第一駆動手段は駆動させ続けても、搬送手段による記録シートの搬送は停止しているので、後行する記録シートが圧接部に送られ、圧接部に把持されることはない。
また、定着ベルトが距離L以上回転移動しても、検知部材が記録シートの先端部を検知しないと、ベルト定着装置の第一駆動手段の駆動を停止する。前述したように、記録シートの長さPより、検知位置と圧接部との距離をLの方が長い(P<L)ので、定着ベルトが距離L以上回転移動すれば、記録シートは加熱ロールと加圧ロールとの圧接部に把持されていることはない。
このように、記録シートは、加熱ロールと加圧ロールとの圧接部に把持された状態でベルト定着装置が止まることはない。したがって、加熱ロールと加圧ロールとの圧接部に記録シートが把持された状態で停止することによる不具合、例えば、定着ベルトのトナーのオフセットなどが防止される。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記ベルト定着装置の前記加熱ロールの下流側に、前記定着ベルトを冷却する冷却部が配置され、前記検知部材を、前記冷却部より下流側に設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、ベルト定着装置の加熱ロールの下流側に定着ベルトを冷却する冷却部が配置されている。そして、検知部材を、冷却部より下流側に設けている。つまり、加熱ロールと検知部材との間に冷却部がある構成となっている。
よって、検知部材は加熱ロールからの熱の影響を受け難い。したがって、検知部材の熱上昇による不具合、例えば、検知精度の低下や寿命の低下などが防止される。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記ベルト定着装置の下流側に、前記記録シートの後処理を行い、第三駆動手段で駆動する後処理装置が設けられ、前記制御手段は、前記後処理装置の前記第三駆動手段も制御し、前記制御手段は、前記第二駆動手段の駆動を停止し前記搬送手段による前記記録シートの搬送を停止しても、前記後処理装置の前記第三駆動手段は駆動し続け、前記後処理装置中の前記記録シートを該後処理装置の下流側に排出することを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、ベルト定着装置の下流側に、記録シートの後処理を行い、第三駆動手段で駆動する後処理装置が設けられている。制御手段は、後処理装置の第三駆動手段も制御している。そして、制御手段は、第二駆動手段の駆動を停止し搬送手段による記録シートの搬送を停止しても、後処理装置の第三駆動手段は駆動し続け、後処理装置中の記録シートを後処理装置の下流側に排出する。
したがって、例えば、何らかの原因で搬送手段に記録シートが詰まる、所謂ジャムが発生し、制御手段が第二駆動手段の駆動を停止し搬送手段による記録シートの搬送を停止しても、後処理中の記録シートは後処理装置の下流側に排出される。
また、ベルト定着装置の圧接部に記録シートが把持された状態で止まらないように、ベルト定着装置は所定条件となるまで駆動し続けるが、後処理装置は駆動しているので、その間にベルト定着装置から後処理装置に記録シートが送られてきても、後処理を行った後、記録シートを後処理装置の下流側に排出する。
請求項4に記載画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記ベルト定着装置の下流側に、前記記録シートの後処理を行い、第三駆動手段で駆動する後処理装置が設けられ、前記制御手段は、前記後処理装置の前記第三駆動手段も制御し、前記制御手段は、前記後処理装置の前記第三駆動手段の駆動を停止すると、前記第二駆動手段の駆動も停止し前記搬送手段による前記記録シートの搬送を停止するが、前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段は駆動し続け、前記所定条件となると該第一駆動手段を停止することを特徴としている。
請求項4に記載画像形成装置は、ベルト定着装置の下流側に、記録シートの後処理を行い、第三駆動手段で駆動する後処理装置が設けられている。制御手段は、後処理装置の第三駆動手段も制御している。そして、制御手段は、後処理装置の第三駆動手段の駆動を停止すると、第二駆動手段の駆動も停止し搬送手段による記録シートの搬送を停止するが、ベルト定着装置の第一駆動手段は駆動し続け、所定条件となると第一駆動手段を停止している。
例えば、何らかの原因で後処理装置中に記録シートが詰まる、所謂ジャムが発生し、制御手段が後処理装置の第三駆動手段の駆動を停止すると、第二駆動手段の駆動も停止し搬送手段による記録シートの搬送を停止する。しかし、ベルト定着装置の第一駆動手段は駆動し続け、所定条件となると第一駆動手段を停止しているので、ベルト定着装置の圧接部に記録シートが把持された状態で停止しない。
以上説明したように本発明によれば、加熱ロールと加圧ロールとの圧接部に記録シートが把持された状態でベルト定着装置を停止させないので、圧接部に記録シートが把持された状態で停止することによる不具合、例えば、定着ベルトのトナーのオフセットなどが防止される。
図1は、本発明の画像形成装置を示している。
画像形成装置104は、画像形成装置本体100、及び、第二定着装置101、読取装置102、裁断装置103から構成している。画像形成装置104は、図示しないパーソナルコンピュータ等の画像データ入力装置から送られてくるカラー画像情報、あるいは読取装置102で読み取られたカラー画像情報に基づいて画像処理を行い、電子写真方式によって記録紙18にカラー画像を形成する。
画像形成装置本体100には、画像形成装置104全体の制御を司る制御部200を備えている。また、図8に示すように、画像形成装置本体100、及び、第二定着装置101、読取装置102、裁断装置103は、各々独立した駆動機構202,204,206,208によって、独立して駆動している。そして、制御部200は、各々の駆動機構202,204,206,208の駆動を制御している。
具体的には、駆動機構202,204,206,208には、それぞれ駆動源としての駆動モータ(図示略)と駆動伝達手段としてのギア(図示略)やクラッチ(図示略)などを備え、制御部200は、駆動モータやクラッチなどの動作を制御し、駆動機構202,204,206,208の駆動を制御している。
図1に示すように、画像形成装置本体100には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを備えている。なお、以降、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、複数の張架ロール10とバックアップロール13とによって張架された無端状の中間転写体9の進行方向に対して、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの順番で直列に配列されている。また、中間転写体9は、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの像担持体2Y,2M,2C,2Kとそれぞれ対向して配設される転写手段6Y、6M,6C,6Kとの間を挿通している。
さて、中間転写体9への画像形成の動作を、イエロートナー画像を形成する画像ユニット1Yを代表して説明する。
まず、像担持体2Yは、帯電器3Yにより、像担持体2Yの表面を一様に帯電される。つぎに、露光装置4Yによりイエロー画像に対応する像露光がなされ、像担持体2Yの表面にイエロー画像に対応する静電潜像が形成される。
イエロー画像に対応する静電潜像は、現像装置5Yによって現像され、イエロートナー画像となる。イエロートナー画像は、一次転写手段の一部を構成する一次転写ロール6Yの圧接力と静電吸引とによって、中間転写体9Y上に転写される。転写後の像担持体2Yに残留したイエロートナーは、像担持体クリーニング装置7Yによって掻き取られ除去される。像担持体2Yの表面は、除電装置8Yによって除電された後、つぎの画像形成サイクルの為、帯電器3Yで再び帯電させる。
多色のカラー画像形成を行う本画像形成装置104では、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミングで、上記と同様の画像形成工程が各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおいても行われ、中間転写体9上に順次重ねられて、フルカラートナー像が形成される。
中間転写体9に形成されたフルカラートナー像は、所定のタイミングで二次転写位置Aへと搬送される記録紙上18に、中間転写体9を支持するバックアップロール13と、バックアップロール13に圧接する二次転写手段の一部を構成する二次転写ロール12とで、圧接力と静電吸引とによって転写される。
記録紙18は、画像形成装置本体100の下部に配置された記録紙収容部としての給紙カセット17から、給紙ロール17aによって、給紙される。給紙された記録紙18は、複数の搬送ロール19及びレジストロール20によって、所定のタイミングで中間転写体9の二次転写位置Aまで搬送される。そして、記録紙18に、上述したように、二次転写手段としてのバックアップロール13と二次転写ロール12とによって、中間転写体9からフルカラートナー像が一括して転写される。
また、中間転写体9上からフルカラートナー像が転写された記録紙18は、中間転写体9から分離した後、二次転写手段の下流側に配設された第一定着装置15へと搬送され、第一定着装置15によって、熱と圧力とでフルカラートナー像が記録紙18に定着される。
また、二次転写手段で記録紙18に転写されなかった中間転写体9上の残留トナーは、中間転写体クリーニング装置14で除去される。
さて、本画像形成装置104には、通常の第一プリントモード(普通画質プリント)と高光沢の第二プリントモード(写真画質モード)とを備えている。そして、第一プリントモードを選択した場合、記録紙18は、第一定着装置15で定着された後、搬送方向切替ゲート16により、搬送路が第一記録紙排出出口21側に切り替えられ、排出ロール22によって、第一プリントモード用排紙トレイ25に、画像形成面が上面となって排出される。
一方、第二プリントモードを選択した場合、記録紙18は、第一定着装置15で定着された後、搬送方向切替ゲート16により、搬送路が第二記録紙排出口23側に切り替えられ、排出ロール24によって、第二定着装置101に送られる。第二定着装置101は、記録紙18に対して高光沢処理を行なった後、ガイド49でガイドし、排出ロール28によって、下流側にある裁断装置103に記録紙18を送る。裁断装置103は、画像の余白部分をカットした後、第二プリントモード用排紙トレイ26に、画像形成面が下面となって排出する。
なお、画像形成装置本体100から第二定着装置101に記録紙18を送る間隔、すなわち、図2に示す、先行する記録紙18Aの下端と後行する記録紙18Bと先端の間隔は間隔Dとなっている。
つぎに、第二プリントモードを選択した場合に用いられる、第二定着装置101の詳細について説明する。
図2に示すように、第二定着装置101は、加熱定着ロール40、剥離ロール44、ステアリングロール45、加熱定着ロール40と剥離ロール44とステアリングロール45とに巻き掛けられた定着ベルト47、定着ベルト47を介して加熱定着ロール40を押圧してニップ部Bを形成する加圧ロール42、ニップ部Bの下流側にて定着ベルト47を冷却する冷却器46、定着ベルト47上の記録紙18の有無を検知するセンサー50、ガイド49、排出ロール48等を有している。
加熱定着ロール40は、熱伝導性の高い金属性のコア40aを備えている。コア40aの表面にはPFAチューブ等のフッ素樹脂層からなる離型層40bが形成されている。また、コア40aの内部には、ハロゲンランプなどの加熱源41が備えられ、加熱定着ロール40の表面が所定の温度となるように加熱し、定着ベルト47とニップ部Bの記録紙18とを加熱する。また、加熱定着ロール40は駆動機構204(図8参照)によって回転する。
加圧ロール42は、熱伝導性の高い金属性のコア42aを備えている。コア42aの周囲にはゴム硬度(JIS−A)が40度程度の弾性体層42bが被覆され、更にその表面には、PFAチューブ等のフッ素樹脂層からなる離型層42cが形成されている。また、コア43aの中には、ハロゲンランプなどの加熱源43が備えられ、加圧ロール42の表面が所定の温度となるように加熱する。そして、ニップ部Bの記録紙18に圧力を印加すると同時に、記録紙18を裏面(トナー像を担持していない面)から加熱する。
なお、加熱定着ロール40と加圧ロール42の構成は、上述した構成に限定されない。記録紙18上に形成されたトナー画像を定着ベルト47を介して記録紙18を定着できる構成であれば良い。
剥離ロール44で、記録紙18自身の剛性により記録紙18を定着ベルト47から剥離させる。剥離ロール44の外径形状(寸法)は、定着ベルト47と記録紙18との間の付着力、及び定着ベルト47の剥離ロール44への巻き付け角度によって決定される。
ステアリングロール45は、定着ベルト47を回転させることにより発生するスキューによる定着ベルト47の端部の破損を防止するためのものであり、一方の軸端部が固定され、他方の軸端部を図示しない駆動装置により、加熱ロール40に対して傾かせることで、定着ベルト47が片寄った場合、逆方向に定着ベルト47の進行方向を変え、スキューを防止する役割を奏す。
定着ベルト47は、必要に応じて導電材(例えば、カーボンブラック)を分散した熱硬化型ポリイミド製の無端状フィルム上に、表面が平滑な厚さ35μmのシリコーンゴム層等を被覆したものが用いられる。なお、消費電力の観点からは、定着ベルト47は、薄いものが望ましいが、強度的な観点からポリイミド基材は75μm以上、記録紙18上のトナー像を密着させる観点からは、シリコーンゴム層は30μm以上が望ましい。
また、定着ベルト47は、加熱加圧ロール40と剥離ロール44とステアリングロール45とに巻き掛けられ、加熱定着ロール40の回転に従動回転する。
冷却器46は、定着ベルト47に密着している記録紙18を冷却するものであり、加熱定着ロール40と剥離ロール44との間に配設され、定着ベルト47の内面に接触して定着ベルト47を冷却する。
定着ベルト47に対向する位置にセンサ50が設けられている。センサ50は定着ベルト47の表面の反射率と、定着ベルト47上を密着搬送される記録紙18(裏面)の反射率との差から定着ベルト47上の記録紙18の有無を検知する。検知結果は制御部200(図1参照)に送られる。
なお、センサ50は冷却器46の下流側に配置されている。つまり、熱源41,43を備える加熱定着ロール40,加圧ロール42とセンサー50との間に冷却器46が配置されている。よって、定着ベルト47と記録紙18とが冷却器46で冷却された後の上方にセンサー50が配置される構成となっている。したがって、熱によるセンサ50の温度上昇が抑えられる。このため、センサー50の誤動作が防止される。また、センサー50の寿命も向上する。
センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L、記録紙18の搬送方向Sの長さP、記録紙18の間隔Dの関係は、下記に示す式1となっている。
P<L<P+D・・・・・(式1)
なお、記録紙18の長さPは用紙サイズによって異なる。本画像形成装置104のように異なる用紙サイズの記録紙18を収容可能な場合は、最大の用紙サイズの長さPを適用する。
記録紙18は、定着ベルト47から剥離した後、ガイド49にガイドされ、駆動機構204(図8参照)によって回転する排出ロール48によって、裁断装置103に送られる。
つぎに、第二定着装置101での高光沢処理について説明する。
第一定着層装置15でカラートナー像が定着した記録紙18が、第二定着装置101にカラートナー像が定着ベルト47と接するように(加熱定着ロール40側がカラートナー像を担持した面となるように)搬送される。加熱定着ロール40と加熱ロール42とのニップ部Bで把持搬送される際に、記録紙18の表面の透明樹脂層18a(図9参照、詳細については後述する)とカラートナー像とが溶解する。そして、溶解した記録紙18の表面の透明樹脂層18aとカラートナー像とを冷却部46で冷却させ、画像表面を定着ベルト47表面にならった平滑な状態で固化させた後、定着ベルト47から記録紙18を剥離させることで、高光沢なプリントを可能としている。
さて、第二定着装置101を使用して、より高光沢な画像するために、図9に示すように、記録紙18の表面(トナー像を担持する側の面)には、透明樹脂層18aを形成している。以下に、この透明樹脂層18aについての詳細を説明する。
記録紙18の透明樹脂層18aは、20〜200μm厚の熱可塑性樹脂からなる。記録紙18の表面の透明樹脂層18aを構成する熱可塑性樹脂としては、例えばスチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ビニルブチラール樹脂、その他素材の種類によりセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、カゼイン等が挙げられる。透明樹脂層18aは、通常、熱可塑性樹脂を、水またはアルコール系、ケトン系、ハロゲン系、エステル系、フラン系の溶剤に溶解して、これを記録紙18上に塗布、乾燥して形成することができる。
透明樹脂層18aの層厚は、カラートナー像の層厚を考慮して、20〜200μm厚、好ましくは20〜80μm厚とされる。透明樹脂層18aの層厚が過小ではカラートナー像が溶融、定着されたとき、透明樹脂層18a中に十分に埋め込まれず、凹凸の多いカラー画像が形成される。一方、透明樹脂層18aの層厚が過大ではカラートナー像が透明樹脂層18a中に拡散して解像力が低下することがあり、また透明樹脂層18aが厚すぎるため、塗布加工性が悪くなるという問題が生ずる。また、透明樹脂層18aに用いられる熱可塑性樹脂の軟化点は、トナーのバインダー樹脂の軟化点と同等か、好ましくは10〜30℃程度高いことが望ましい。
なお、カラー画像の反射光を豊富にしてより光沢性に優れるカラー画像を得るために、透明樹脂層18aの下に、例えばCaO、BaO、SrO、ZnO、TiO2 、BaSO4 等の白色顔料を分散含有させた反射層を設けてもよい。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
画像形成中に、何らかの原因で記録紙18が搬送中に詰まる、所謂ジャムが発生すると、制御部200はユーザーに制御パネル(図示略)にジャムが発生した旨を表示する。ユーザーはその表示を見てジャムを起こした記録紙18を取り除く。
さて、ジャムの発生と同時に第二定着装置101を停止すると、加熱ローラ40と加圧ローラ42とのニップ部Bに記録紙18が挟まれた状態で停止してしまうことがある。このようにニップ部Bに記録紙18が挟まれた状態で停止し加熱時間が長くなると、記録紙18にブリスター(気泡膨れ)が発生する。これにより、ジャム解消後に定着ベルト47から記録紙18を剥離すると、定着ベルト47上にトナーや記録紙18表面の透明樹脂層18a(図9参照)がオフセットしてしまう。このため、オフセットしたトナーや透明樹脂層18aを除去する必要がある。
特に、本実施形態の定着ベルト47は、前述したように数十μmと薄いフィルム状である。よって、オフセットしたトナーや透明樹脂層18aを定着ベルト47から除去する際に破損しやすいので除去作業が困難である。また、きれいに除去されないと定着ベルト47の平滑性が失われ、高光沢とならない。
また、吸湿防止するための吸湿防止樹脂層を設けた記録紙を使用する場合もある。このような記録紙を使用した場合、吸湿防止樹脂がトナーとともにオフセットし、定着ベルト47からの除去作業がより一層困難となる。
したがって、本画像形成装置104では、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止しても、制御部200は第二定着装置101の駆動機構204を駆動しつづけ、センサー50が定着ベルト47で搬送されてきた記録紙18の先端を検知した後、又は、定着ベルト47がセンサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分回転移動しても、記録紙18の先端を検知しなかった後に、駆動機構204の駆動を停止することで、第二定着装置101の加熱ローラ40と加圧ローラ42とのニップ部Bに、記録紙18が挟まれた状態で停止することを防止している。
以下に、上記について具体的に説明する。
まず、裁断装置103でジャムが発生した場合を説明する。
裁断装置103でジャムが発生すると、制御部200は、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止する。
そして、まず、センサー50が記録紙18を検知してない場合を説明する。
そして、更に、第1の場合として、図3(A)に示すように、制御部200が、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止した際、センサー50が記録紙18を検知しておらず、ニップ部Bに記録紙18が挟まっている場合を説明する。
制御部200は、第二定着装置101の駆動機構204を駆動させ定着ベルト47が、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分回転移動させ続ける。図3(B)に示すように、L分回転移動する間に記録紙18の先端が検知位置Kに搬送され、センサー50が検知すると同時に、制御部200は駆動機構204の駆動を停止する。また、L分回転して記録紙18の先端を検知しなくても、制御部200は駆動機構204の駆動を停止する。
式1(P<L<P+D)と図2とに示すように、記録紙18の搬送方向の長さPは、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離Lより短い(P<L)。よって、定着ベルト47が距離L分回転移動する間に、記録紙18は確実にニップ部Bから出ている。
次に、第二の場合として、図4(A)に示すように、制御部200が、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止した際、センサー50が先行する記録紙18Aを検知しておらず、ニップ部Bにも記録紙18Aが挟まっておらず、また、後行の記録紙18Bはニップ部Bの上流側にある場合を説明する。
制御部200は、第二定着装置101の駆動機構204を駆動させ定着ベルト47が、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分回転移動させ続ける。図4(B)に示すように、L分回転移動する間に先行する記録紙18Aの先端が検知位置Kに搬送され、センサー50が検知すると同時に、制御部200は駆動機構204の駆動を停止する。
前述したように、記録紙18の搬送方向の長さPは、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離Lより短い(P<L)。よって、定着ベルト47が距離L分回転移動する間に、記録紙18は確実にニップ部Bから出ている。制御部200は、画像形成装置本体100の駆動機構202を停止しているので、後行の記録紙18は、ニップ部Bの手前で止まったままである。
なお、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離Lは、記録紙18の搬送方向の長さPと用紙送り間隔Dと和より小さい(L<P+D)ので、図2に示すように、センサ50が先行する記録紙18Aを検知していなければ、後行する記録紙18Bは、ニップ部Bより必ず上流側にある。よって、この状態で第二定着装置101を駆動しても、後行する記録紙18Aがニップ部Bに挟まることはない。
次に、第三の場合として、図5(A)に示すように、制御部200が、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止した際、記録紙18がニップ部Bの上流側にあり、第二定着装置101内に記録紙18がない場合を説明する。
同様に、制御部200は、第二定着装置101の駆動機構204を駆動させ定着ベルト47が、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分回転移動させ続ける。図5(B)に示すように、制御部200が、画像形成装置本体100の駆動機構202を停止しているので、記録紙18は、ニップ部Bの手前で止まったままである。距離L分回転移動させ続けても、記録紙18の先端を検知しないので、制御部200は駆動機構204の駆動を停止する。
前述したように、記録紙18の搬送方向の長さPは、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離Lより短い(P<L)ので、定着ベルト47が距離L分回転移動すると、ニップ部Bに記録紙18が挟まっていることはない。
そして、次にセンサー50が記録紙18を検知している場合を説明する。
まず、第四の場合として、図6(A)に示すように、制御部200が、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止した際、センサー50が先行の記録紙18Aを検知し、また、ニップ部Bに後行の記録紙18Bが挟まっている場合を説明する。
同様に、制御部200は、第二定着装置101の駆動機構204を駆動させ定着ベルト47が、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分回転移動させ続ける。図6(B)L分回転移動する間に先行の記録紙18Aは排出される。また、後行の記録紙18の先端が検知位置Kに搬送されて検知すると同時に、制御部200は駆動機構204の駆動を停止する。
前述したように、記録紙18の搬送方向の長さPは、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離Lより短いので、定着ベルト47が距離L回転移動する間に、後行の記録紙18Bは確実にニップ部Bからでている。
次に、第五の場合として、図7(A)に示すように、制御部200が、画像形成装置本体100の駆動機構202と裁断装置103の駆動機構208との駆動を停止した際、センサー50が先行の記録紙18Aを検知し、後行の記録紙18Bはニップ部Bの上流側にある場合を説明する。
同様に、制御部200は、第二定着装置101の駆動機構204を駆動させ定着ベルト47が、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分回転移動させ続ける。図7(B)に示すように、L分回転移動する間に先行の記録紙18Aは排出される。後行の記録紙18は、ニップ部Bの手前で止まったままである。距離L分回転移動させ続けても、記録紙18の先端を検知しないので、制御部200は駆動機構204の駆動を停止する。
以上のように、裁断装置103でジャムが発生しても、第二定着装置101の加熱ローラ40と加圧ローラ42とのニップ部Bに、記録紙18が挟まれた状態で停止することを防止している。
次に、画像形成装置本体100でジャムが発生した場合を考える。
画像形成装置本体100でジャムが発生すると、制御部200は、画像形成装置本体100の駆動機構202を停止する。そして、裁断装置103でジャムが発生した場合と同様の制御を行うことで、第二定着装置101の加熱ローラ40と加圧ローラ42とのニップ部Bに、記録紙18が挟まれた状態で停止することを防止している。
なお、制御部200は、画像形成装置本体100でジャムが発生しても、裁断装置103の駆動機構208は駆動を続け、少なくとも先行する記録紙18Aが第二プリントモード用排紙トレイ26に排出されるまで駆動させ続ける。
さて、第二定着装置101は、前述したように、カラートナー像面が定着ベルト47に密着されて搬送されるので、加圧ロール42に巻きつくことは殆ど無い。また、剥離ロール44で剥離されるので、定着ベルト47に巻く付くことも殆ど無い。特に、本実施形態では、冷却固化後に剥離ロール44で剥離されるので、より容易に剥離する。
また、本実施形態のように表面に透明樹脂層18aが形成された記録紙18を使用した場合、透明樹脂層18aが形成されているので記録紙18のコシが強い。よって、更に加圧ロール42や定着ベルト47に巻き付きにくくなる。
したがって、第二定着装置101でのジャムの発生は考慮せずに、制御部200は第二定着装置101の駆動機構202の駆動を制御している。
しかし、所定の時間となってもセンサー50が記録紙18を検知しない、あるいは、所定の時間以上センサー50が記録紙18を検知し続けるなどの場合、第二定着装置101の駆動を止める制御を行っても良い。
尚、上記実施形態に限定されない。
例えば、上記の実施形態では、記録紙18の先端が検知位置Kに搬送され、センサー50が検知すると同時に、制御部200は駆動機構204の駆動を停止したが、同時でなくても、検知後、所定の時間後、駆動機構204の駆動を停止しても良い。
また、例えば、制御部200は、第二定着装置101の駆動機構204を駆動させ定着ベルト47が、センサ50の検知位置Kとニップ部Bとの距離L分、回転移動させ続けた後、駆動機構204の駆動を停止したが、距離L分以上、所定の回転移動後、駆動機構204の駆動を停止しても良い。
また、例えば、記録シートは記録紙18に限定されない。例えば、OHPシートであっても良いし、その他の記録シートであっても良い。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の第二定着装置を示す図である。 第1の場合を示し、(A)はセンサーが記録紙を検知しておらず、ニップ部に記録紙が挟まっている状態を説明する図であり、(B)は(A)の後、記録紙の先端がセンサーの検知位置に搬送され、搬送を止めた状態を説明する図である。 第2の場合を示し、(A)はセンサーが先行する記録紙を検知しておらず、ニップ部の上流側に後行する記録紙ある状態を説明する図であり、(B)は(A)の後、先行する記録紙は排出され、ニップ部の上流側に後行する記録紙がある状態を説明する図である。 第3の場合を示し、(A)はセンサーが記録紙を検知しておらず、ニップ部の上流側に記録紙がある状態を説明する図であり、(B)は(A)の後もニップ部の上流側に記録紙がある状態を説明する図である。 第4の場合を示し、(A)はセンサーが先行する記録紙を検知し、ニップ部に後行する記録紙が挟まっている状態を説明する図であり、(B)は(A)の後、先行する記録紙は排出され、後行する記録紙の先端がセンサーの検知位置に搬送され、搬送を止めた状態を説明する図である。 第5の場合を示し、(A)はセンサーが先行する記録紙を検知し、ニップ部の上流側に後行する記録紙がある状態を説明する図であり、(B)は(A)の後、先行する記録紙は排出され、ニップ部の上流側に後行する記録紙がある状態を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のブロック図である。 記録紙を説明する図である。
符号の説明
18 記録紙(記録シート)
18A 先行する記録紙(先行する記録シート)
18B 後行する記録紙(後行する記録シート)
24 排出ロール(搬送手段)
40 加熱加圧ロール(加熱ロール、第一駆動手段)
41 加熱源(熱源)
42 加圧ロール
44 剥離ロール
46 冷却器(冷却部)
47 定着ベルト
50 センサー(検知部材)
101 第二定着装置(ベルト定着装置)
103 裁断装置(後処理装置)
104 画像形成装置
200 制御部(制御手段)
202 駆動機構(第二駆動手段)
204 駆動機構(第一駆動手段)
208 駆動機構(第三駆動手段)
B ニップ部(圧接部)
K 検知位置

Claims (4)

  1. 熱源を有する加熱ロールと、
    前記加熱ロールに巻き掛けられた定着ベルトと、
    前記定着ベルトを回転させる第一駆動手段と、
    前記定着ベルトを介して、前記加熱ロールに圧接する加圧ロールと、
    を有し、
    トナー像を担持した記録シートを、前記加熱ロールと前記加圧ロールとの圧接部で把持搬送したのち該記録シートを前記定着ベルトで搬送し、前記圧接部の下流側に設けられた検知部材で前記定着ベルト上の前記記録シートの有無を検知可能なベルト定着装置を備える画像形成装置であって、
    前記トナー像を担持したトナー像担持面を前記加熱ローラ側として前記記録シートを前記ベルト定着装置に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を駆動する第二駆動手段と、
    前記第二駆動手段と前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段とを制御する制御手段と、
    備え、
    前記ベルト定着装置の前記検知部材の検知位置と前記圧接部との距離をL、
    前記記録シートの搬送方向の長さをP、
    前記搬送手段で搬送され、先行する前記記録シートと後行する前記記録シートとの間隔をD、
    とするとき、
    P<L<P+D
    の関係とし、
    前記制御手段は、前記第二駆動手段の駆動を停止し前記搬送手段による前記記録シートの搬送を停止しても、前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段は駆動させ続け、所定条件となると該第一駆動手段の駆動を停止し、
    所定条件として、
    前記ベルト定着装置の前記検知部材が前記定着ベルトで搬送されてきた前記記録シートの先端部を検知すること、及び、前記定着ベルトが前記L以上回転移動しても前記記録シートの先端部を検知しないこと、の二つを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベルト定着装置の前記加熱ロールの下流側に、前記定着ベルトを冷却する冷却部が配置され、
    前記検知部材を、前記冷却部より下流側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ベルト定着装置の下流側に、前記記録シートの後処理を行い、第三駆動手段で駆動する後処理装置が設けられ、
    前記制御手段は、前記後処理装置の前記第三駆動手段も制御し、
    前記制御手段は、前記第二駆動手段の駆動を停止し前記搬送手段による前記記録シートの搬送を停止しても、前記後処理装置の前記第三駆動手段は駆動し続け、前記後処理装置中の前記記録シートを該後処理装置の下流側に排出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ベルト定着装置の下流側に、前記記録シートの後処理を行い、第三駆動手段で駆動する後処理装置が設けられ、
    前記制御手段は、前記後処理装置の前記第三駆動手段も制御し、
    前記制御手段は、前記後処理装置の前記第三駆動手段の駆動を停止すると、前記第二駆動手段の駆動も停止し前記搬送手段による前記記録シートの搬送を停止するが、前記ベルト定着装置の前記第一駆動手段は駆動し続け、前記所定条件となると該第一駆動手段を停止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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