JP4575702B2 - エジェクタ - Google Patents

エジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4575702B2
JP4575702B2 JP2004124705A JP2004124705A JP4575702B2 JP 4575702 B2 JP4575702 B2 JP 4575702B2 JP 2004124705 A JP2004124705 A JP 2004124705A JP 2004124705 A JP2004124705 A JP 2004124705A JP 4575702 B2 JP4575702 B2 JP 4575702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ejector
mixing
nozzle
suction
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004124705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005307829A (ja
Inventor
道明 大野
昭則 古郡
英樹 南澤
洋介 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2004124705A priority Critical patent/JP4575702B2/ja
Publication of JP2005307829A publication Critical patent/JP2005307829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4575702B2 publication Critical patent/JP4575702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/001Ejectors not being used as compression device
    • F25B2341/0012Ejectors with the cooled primary flow at high pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/001Ejectors not being used as compression device
    • F25B2341/0013Ejector control arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/01Geometry problems, e.g. for reducing size

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Description

本発明は、蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて、冷媒を減圧膨張させて蒸発器で蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機の吸入圧を上昇させるエジェクタに関する。
近年、蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいては、凝縮器から送られる液状冷媒の膨張エネルギーを利用して、蒸発器で蒸発して圧縮機に入る気相冷媒の圧力を上昇させるために、特許文献1ないし5に開示されるように、エジェクタを有するエジェクタサイクルが採用されている。これらのエジェクタサイクルにおいては、エジェクタのノズルの上流又はノズル自体に流量調整装置又は絞り機構を設けることにより、広範囲にわたる熱負荷の変動に応じた運転を円滑に行なわせるとともに、冷凍効率の向上を図っている。
特開2004−44906号公報 特開2002−318019号公報 特開2003−90635号公報 特開平10−206285号公報 特開平5−312421号公報
従来のエジェクタサイクルにおいては、蒸発器側からの気相冷媒の吸引が単段で行なわれているため、負荷が変動したとき、特に、負荷があまり大きくなく安定している状態から負荷が増大したとき、エジェクタ内において、ノズルからの駆動流を増大させることができても、蒸発器側からの気相冷媒量が少ないため、気相冷媒の吸引が効率よく行なわれず、したがってエジェクタの混合部での駆動流と気相冷媒流との混合が十分に行なわれず、結果として、エジェクタのデフューザ部での昇圧が不十分となり、圧縮機の仕事量が増大し、効率の向上が望めない恐れがある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、負荷の変動に応じ蒸発器側からの気相冷媒の吸引を少なくとも2段で行なわせる新規のエジェクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るエジェクタは、凝縮器からの高圧液相冷媒を噴出するノズルと、前記ノズルからの噴出流により蒸発器からの気相冷媒が吸引される混合ノズルと、上流側に吸引ポートが設けられ、該吸引ポートを介して前記混合ノズルからの噴出流により前記蒸発器からの気相冷媒がさらに吸引される混合管、エジェクタの中心軸線に対して回動自在であるとともに、前記中心軸線に沿って摺動自在であるシール部材を備え、前記吸引ポートは、該吸引ポートから吸引される気相冷媒の吸引量を調整すべく、前記シール部材により開閉できるようになっていることが好ましい。また、少なくとも前記凝縮器からの高圧液相冷媒を噴出するノズル、前記混合ノズル及び前記混合管とからなる気相冷媒の吸引機構は、負荷に応じて、単段から2段以上の多段に可変制御することができることが好ましい。
本発明に係るエジェクタは、上記の通りエジェクタによる気相冷媒の吸引を少なくとも2段以上とすることで吸引能力が向上する。また、2段目以降の吸引段を負荷に応じて調整できるようにすることで、最適な吸引が可能となり、効率のよい冷凍サイクルの運転が可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施態様に付き説明する。図1は、本発明に係るエジェクタを用いたエジェクタサイクルの概要図である。図2は、本発明に係るエジェクタの概略断面図であり、単段モードで使用しているときの図である。図3は、本発明に係るエジェクタの概略断面図であり、2段モードで使用しているときの図である。図4、5は、それぞれ、図2で示す単段モード、図3で示す2段モードのときの蒸気線図(モリエル線図)である。
図1に示されるように、エジェクタサイクルは、気相冷媒を圧縮する圧縮機1、外部に熱を放出して、言い換えれば冷媒を冷却して、冷媒を気相から液相に変える凝縮器2、液相冷媒の減圧膨張機構であるエジェクタ3、該エジェクタ3及び前記圧縮機1間に連結される気液分離器4、一端が該気液分離器4に連結され、他端が前記エジェクタ3の吸引部に連結される蒸発器5を含んでいる。また、図示されていないが、気液分離器4と蒸発器5との間には絞り装置が設けられている。
エジェクタ3は、図2又は3に示されるように、基端部材310、中間ケース部材330、末端部材350により形成されるエジェクタ本体300を備えている。エジェクタ本体300は、概略円筒状をなしており、中心軸線X−Xを有する。エジェクタ本体300は、その内部空間に、中心軸線X−Xに沿って配設される混合部材360をさらに含んでいる。
基端部材310には、中心軸線X−Xに沿って1段目の気相冷媒吸引機構を構成する1段目ノズルとしてのノズル311が形成され、該ノズル311周囲には冷媒流路としての吸引空間312が形成されている。凝縮器2からの冷媒導管21が、中心軸線X−Xに沿って、ノズル311に接続され、蒸発器5からの冷媒導管51が、中心軸線X−Xに直交して吸引空間312に接続される。
中間ケース部材330内には、筒状永久磁石331が、中心軸線X−Xの周りに回転自在に及び中心軸線X−Xに沿って摺動自在に配設される。この場合、筒状永久磁石331の外径は、中間ケース部材330の内径にほぼ等しい。また、筒状永久磁石331の内側には、内周面に雌ネジ332aが切られているシール部材332が、該筒状に永久磁石331と一体的に配設されている。したがって、シール部材332も、中間ケース部材330内で、筒状永久磁石331と一緒に回転及び摺動する。該シール部材332内周面に切られている雌ネジ332aは、後述する混合部材360の混合管362の外周に切られている雄ネジ362bに螺合する。なお、筒状永久磁石331は、周方向にN極とS極が交互に着磁されている。さらに、中間ケース部材330の外周には、コイル371を内蔵するステータ370が配設されている。上記構造から理解されるように、筒状永久部材331、シール部材332及びステータ370は、ステッピングモータとして機能していると言える。
末端部材350には、中心軸線X−Xに沿って、下流方向に向かって拡開するデフューザ351が形成されており、図2又は3に示されるように、デフューザ351の上流側が混合部材360(より詳細には、混合管362の第2混合流路362a)と連通するように、該混合部材360を固定、支持している。なお、デフューザ351の下流側は気液分離器4への冷媒導管41に接続される。
混合部材360は、中心軸線X−Xに沿って2段目の気相冷媒吸引機構を構成する2段目ノズルとしての混合ノズル361、混合管362及び第2段目の気相冷媒吸引機構を構成する冷媒吸引部としての複数の吸引ポート363を含んでいる。また、混合部材360は、混合管362に形成される第2混合流路362aが末端部材350のデフューザ351に連通するように、中心軸線X−Xに沿って、末端部材350に固定、支持される。
混合部材360の混合ノズル361は、図2又は3に示されるように、筒状永久磁石331と同心状に配置され、筒状永久磁石331との間に冷媒流路333が形成されるように、その外径が設定される。なお、冷媒流路333は、基端部材310の吸引空間312に連通する。また、混合ノズル361上流側には、下流に向かって漸次縮径するテーパー部361aが形成され、上記基端部材310のノズル311の先端部が該テーパー部361a内に臨んで同心状に配列されることにより、1段目の冷媒吸引機構を構成し、ノズル311とテーパー部361aとの間の隙間が1段目の冷媒吸引部を構成する。さらに、混合ノズル361のテーパー部361aに続く下流には、ノズル311からの噴流(駆動流)と、その噴流を利用して吸引される蒸発器5からの気相冷媒が混合される第1の混合部としての、断面が一定である第1混合流路361bが形成されている。
混合ノズル361に続く混合管362は、その内部に第2の混合部としての断面一定の第2混合流路362aが形成されるとともに、混合ノズル361と混合管362との間(言い換えれば、混合管362の上部)に複数の吸引ポート363が形成されている。混合ノズル361の外径は、混合管362の外径より大きく形成され、したがって、図2又は3に示されるように、段部364が形成されている。該段部364は、シール部材332の上方への移動を制限する。また、混合ノズル361の第1混合流路361bの内径は、混合管362の第2混合流路362aの内径よりも小さく設計される。このような構成により、二相(気相及び液相)の冷媒の混合流を混合ノズル361(より詳細には、第1混合流路361b)から混合管362(より詳細には、第2混合流路362a)に噴出する形態をとることになり、吸引ポート363近傍に吸引圧力が発生する。したがって、吸引ポート363が開いていれば、冷媒流路333から吸引ポート363を通って気相冷媒をさらに吸引することができる。すなわち、2段目の冷媒吸引機構が形成されることになる。
混合管362の外周には、雄ネジ362bが切られており、該雄ネジ362bは、シール部材332内周面に形成されている雌ネジ332aに螺合し、一緒に回動及び摺動(上下動)する筒状永久磁石331及びシール部332を支持している。このような構成により、コイル371に通電すると筒状永久磁石331及びこれと一体のシール部材332が回転する。また、シール部材332内周面に切られている雌ネジ332aが、混合部材360の混合管362外周面に切られている雄ネジ362bに螺合しているので、シール部材332の回転運動は、該シール部材332を同時に上下運動に変換させる。シール部材332が上下動することは、結果として、混合管362上部に形成されている複数の吸引ポート363を開閉することを可能とする。すなわち、シール部材332が上方に移動したとき、該シール部材332の上面が上記混合ノズル361の段部364の下方を向いている平面に当接し、それにより、シール部材332は、複数の吸引ポート363を閉じる(図2参照)。逆に、シール部材332を下方に移動させれば、複数の吸引ポート363が開けられる。したがって、シール部材332の下降距離、言い換えれば、シール部材332の回転度合い、さらに言えば、コイルへの通電量に応じて、複数の吸引ポート363の開口度が調整でき、結果として、2段目の吸引機構において、気相冷媒の吸引量を調整できることが理解される。図3には、複数の吸引ポート363が全開している状態が示されている。
本発明の実施態様に係るエジェクタ3は、以上のような構造を有している。次に、該エジェクタ3の作用について、図4、5を用いて説明する。図4、5において、圧力PHは、凝縮器2から冷媒導管21を介してノズル311に入ってくる駆動流としての液相冷媒の圧力であり、圧力PLは、蒸発器5から冷媒導管51を介して吸引空間312に入ってくる気相冷媒の圧力であり、圧力PDは、エジェクタ3(より詳細には、デフューザ351)を出て行く二相冷媒の圧力である。なお、圧力PDに付される数字1、2は、それぞれ単段モード、2段モードのときの圧力を示す。また、圧力PSは、圧力PHの駆動流がノズル311から噴出されることにより生成される吸引圧力(図2又は3のA点における圧力)であり、圧力PSは、混合ノズル361から二相冷媒が混合管362内に噴出されることにより生成される吸引圧力(図3のB点における圧力)である。なお、吸引圧力PSと吸引圧力PSは、図5では差がかなりあるように示されているが、混合ノズル361の長さが短いため、実際はほとんど差はないと言える。
図4は、エジェクタ3が単段モードであるときの蒸気線図である。図2に示されるように、エジェクタ3が単段(1段)モードのときは、吸引ポート363が完全に閉じられている。図4に示されるように、凝縮器3からの高圧(圧力PH)冷媒は、ノズル311からジェット流(噴流)となって噴出され、圧力エネルギーを速度エネルギーに変え、減圧膨張されるとともに、蒸発器5からの気相冷媒を吸引する。この時、冷媒の圧力は、吸引圧力PSまで減圧される。混合ノズル361の第1混合流路361b及び混合管362の第2混合流路362a内で噴流と吸引流とが混合され二相流を形成し、末端部材350のデフューザ351を流れる二相流は、デフューザ351の通路面積が拡大することにより速度を落とし、それにより速度エネルギーが圧力エネルギーに変わることにより、冷媒の圧力を圧力PDまで上昇させる。圧力上昇した気相媒体は、気液分離器4を経て、圧縮機1に吸引される。一方、気液分離器4で分離された圧力PDの液相冷媒は、絞り装置で所定の圧力PLにさらに減圧され、蒸発器5で外部より熱を吸収し、蒸発する。冷媒は、その後、エジェクタ3に吸引される。このように、従来圧縮機1が(PH−PL)分圧縮仕事をしていたのに対して、エジェクタサイクルでは、圧縮機1は、(PH−PD)分の仕事をすればよく、圧縮機の仕事量が減少した分効率が上昇する。
図5は、本発明の特徴である、エジェクタ3が2段モードであるときの蒸気線図である。説明を簡明にするために、図5の2段モードのときは、図3に示されるように、エジェクタ3において吸入ポート363は、完全に開いているものとする。凝縮器2からの高圧冷媒の圧力及び流量が、図4に示す単段モードのときと同じであるとすると、ノズル311から噴出される噴流により生成される吸引圧力PSも同じである。当該2段モードでは、さらに2段目の吸引機構で吸引圧力PSが生成され、それにより気相冷媒がさらに吸引される。それにより、噴流と吸引流との混合が十分に行なわれ、高圧冷媒の膨張エネルギーが気相冷媒の圧力上昇のための圧力エネルギーに十分に変換される。その結果、図5に示されるように、気液分離器4を経て、圧縮機1に吸引される気相冷媒の圧力を、図4に示される圧力PD1よりも高い圧力PD2にまで押上げることができる。すなわち、2段モードにすると、圧縮機の仕事はさらに減少され、効率をさらに向上させることが可能である。
さらに、本発明に係るエジェクタは、2段目の吸引量を調整できるので、結果として、圧縮機に吸引される気相冷媒の圧力と吸引圧力との差(PD−PS)を調整できるので、冷凍サイクルの負荷に応じた適正な制御、特に負荷変動時における適正な運転制御を可能にする。
以上、本発明に係るエジェクタについて説明してきたが、本発明に係るエジェクタは、上記実施態様に限られず、例えば、3以上の多段吸引機構を有していてもよいし、シート部材の下方への移動に対し停止部材を設けてもよい。
本発明に係るエジェクタは、冷凍サイクルが適用され得るあらゆる装置に適用可能であるが、特に、自動車用などの空調装置に適用すると有利である。
本発明に係るエジェクタを用いたエジェクタサイクルの概要図である。 本発明に係るエジェクタの概略断面図であり、単段モードで使用しているときの図である。 本発明に係るエジェクタの概略断面図であり、2段モードで使用しているときの図である。 図2で示す単段モードのときの蒸気線図(モリエル線図)である。 図3で示す2段モードのときの蒸気線図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 凝縮器
3 エジェクタ
4 気液分離器
5 蒸発器
21、41、51 冷媒導管
300 エジェクタ本体
311 ノズル
331 筒状永久磁石
332 シール部材
351 デフューザ
360 混合部材
361 混合ノズル
362 混合管
363 吸引ポート
370 ステータ
371 コイル

Claims (4)

  1. 冷媒を減圧膨張させて蒸発器にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して圧縮機の吸入圧を上昇させるエジェクタサイクルに使用するエジェクタであって、少なくとも、
    凝縮器からの高圧液相冷媒を噴出するノズルと、
    前記ノズルからの噴出流により前記蒸発器からの気相冷媒が吸引される混合ノズルと、
    上流側に吸引ポートが設けられ、該吸引ポートを介して前記混合ノズルからの噴出流により前記蒸発器からの気相冷媒がさらに吸引される混合管と、
    エジェクタの中心軸線に対して回動自在であるとともに、同時に前記中心軸線に沿って摺動自在であるシール部材と、
    を備え、
    前記吸引ポートは、該吸引ポートから吸引される気相冷媒の吸引量を調整すべく、前記シール部材により開閉されることを特徴とするエジェクタ。
  2. 少なくとも前記凝縮器からの高圧液相冷媒を噴出するノズル、前記混合ノズル、前記混合管、及びシール部材とを備える気相冷媒の吸引機構は、負荷に応じて、単段から2段以上の多段に可変制御することができることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  3. 前記シール部材は、前記混合管に螺合していることを特徴とする請求項1または2に記載のエジェクタ。
  4. さらに、周方向にN極とS極が交互に着磁されている筒状永久磁石と、
    前記筒状永久磁石を取り巻いて配設される、コイルを内蔵するステータと、
    を備え、
    前記筒状永久磁石は、前記シール部材と一体的に配設され、前記シール部材と一緒に回転及び摺動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエジェクタ。
JP2004124705A 2004-04-20 2004-04-20 エジェクタ Expired - Fee Related JP4575702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124705A JP4575702B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 エジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124705A JP4575702B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 エジェクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005307829A JP2005307829A (ja) 2005-11-04
JP4575702B2 true JP4575702B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=35436889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004124705A Expired - Fee Related JP4575702B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 エジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4575702B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327249U (ja) * 1989-07-26 1991-03-19
JP2002318019A (ja) * 2000-03-15 2002-10-31 Denso Corp エジェクタサイクル、これに用いる気液分離器、並びにこのエジェクタサイクルを用いた給湯器及び熱管理システム
JP2003202000A (ja) * 2001-12-28 2003-07-18 Ckd Corp プロセスチャンバ内真空圧力制御用排気ユニット

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327249U (ja) * 1989-07-26 1991-03-19
JP2002318019A (ja) * 2000-03-15 2002-10-31 Denso Corp エジェクタサイクル、これに用いる気液分離器、並びにこのエジェクタサイクルを用いた給湯器及び熱管理システム
JP2003202000A (ja) * 2001-12-28 2003-07-18 Ckd Corp プロセスチャンバ内真空圧力制御用排気ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005307829A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4069880B2 (ja) エジェクタ
US6904769B2 (en) Ejector-type depressurizer for vapor compression refrigeration system
US6779360B2 (en) Ejector having throttle variable nozzle and ejector cycle using the same
JP5920110B2 (ja) エジェクタ
US10330123B2 (en) Ejector for refrigeration cycle device
WO2013132769A1 (ja) エジェクタ
WO2015015752A1 (ja) エジェクタ
WO2014103276A1 (ja) エジェクタ
JP5786765B2 (ja) エジェクタ
JP4367168B2 (ja) 流量可変ノズル
JP4134931B2 (ja) エジェクタ
US9328742B2 (en) Ejector
JP5083106B2 (ja) 膨張弁及びそれを備えた蒸気圧縮式冷凍サイクル
WO2014162688A1 (ja) エジェクタ
JP4798355B2 (ja) ターボ圧縮機及びターボ圧縮機を備えた冷凍機
WO2014108974A1 (ja) エジェクタ
JP4575702B2 (ja) エジェクタ
JP3603552B2 (ja) ノズル装置
WO2017135093A1 (ja) エジェクタ
WO2017135092A1 (ja) エジェクタ
WO2019146322A1 (ja) エジェクタ
JP6481679B2 (ja) エジェクタ
JP4134918B2 (ja) エジェクタ
JP4016879B2 (ja) エジェクタ方式の減圧装置
JP6481678B2 (ja) エジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100813

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4575702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140827

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees