JP4575406B2 - ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクに対して光学的に情報の書き込み及び読み取りを行うためのディスクドライブ装置のピックアップ装置に関し、特に薄型のディスクドライブ装置に好適なピックアップ装置に関する。
CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)などの光ディスクに情報を記録及び再生するためのディスクドライブ装置は光学式ピックアップ装置を備える。ピックアップ装置は、光ディスクに正確に情報を記録及び再生するため、光ディスクの情報記録面と対物レンズとの距離を制御するフォーカス制御を行うとともに、光ディスクの情報トラックに対して対物レンズを追従制御するトラッキング制御を行う。
ピックアップ装置は、レーザダイオードなどの光源から出射されるレーザ光を、所定の光学系部品により対物レンズへ導き、対物レンズにより光ディスクの情報記録面に照射する。通常、対物レンズは光ディスクと対向するように配置される。光源からのレーザ光は、光学系部品により光ディスクと平行な光路に沿って対物レンズの直下まで案内された後、対物レンズの直下に配置された立ち上げミラーにより垂直上方向、即ち対物レンズの方向に進路変更され、対物レンズに至る。対物レンズはレンズホルダに取り付けられており、また、レンズホルダにはコイル基板が取り付けられている。近接配置されたマグネットが形成する磁界内でコイル基板に駆動電流を流すことにより、レンズホルダが光ディスクに対して垂直及び水平な方向に移動し、これによりフォーカス制御及びトラッキング制御が行われる。このようなピックアップ装置の一例が、特許文献1に記載されている。
特開2001−229557号公報
しかし、上記のようなピックアップ装置では、矩形のレンズホルダの相対向する側面にコイル基板が取り付けられているので、水平方向においてコイル基板と同一の高さレベルにレーザ光源からのレーザ光の光路を配置することができない。つまり、対物レンズの両側に一対のコイル基板が位置しているため、コイル基板が障害物となり、コイル基板と同一の高さレベルにおいてレーザ光を対物レンズの直下に案内することができない。そのため、特開2001−229557に記載のピックアップ装置などでは、レーザ光の光路を、レンズホルダの下方に配置している。即ち、レーザ光の光路を、コイル基板よりも下方のレベルで対物レンズ直下に導き、そこから立ち上げミラーでレーザ光を対物レンズに導くように光路を構成している。
しかし、そのようにレンズホルダよりも下方の高さレベルにレーザ光の光路を配置すると、ピックアップ全体の高さ(垂直方向の厚み)が大きくなってしまうという問題がある。例えばノート型のパーソナルコンピュータに内蔵されるドライブ装置など、薄型のドライブ装置においては薄型のピックアップ装置を使用する必要があり、上記のような厚みの大きいピックアップ装置を使用することはできない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、薄型ドライブ装置に好適な薄型のピックアップ装置を提供することを課題とする。
本発明の好適な実施形態では、ピックアップ装置は、対物レンズを含むアクチュエータと、レンズホルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に支持する支持機構と、光源から出射される光ビームを前記対物レンズの下方に導く光学系と、を備え、前記光学系は、前記アクチュエータと同一の高さレベルに配置され、前記アクチュエータは、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、ジッタ方向に前記レンズを挟んで相互に部分的に対向するように前記レンズホルダの側面に取り付けられた一対のコイルと、を備え、前記アクチュエータはジッタ方向に対してトラッキング方向が長く形成されており、前記対物レンズを当該レンズホルダの重心に対して前記光路側にシフトして保持し、前記一対のコイルは、それぞれが所定距離だけ逆方向へシフトしており、前記光学系は、前記一対のコイルが対向していない空間を通じて前記対物レンズの下方へ延在している。
上記のピックアップ装置は、光ディスクのドライブ装置などに使用され、光ディスクに対向配置されて光源からの光ビームを光ディスクの情報記録面に照射する。ピックアップ装置は、光ビームを光ディスクの情報記録面上に集光するための対物レンズを含むアクチュエータを有し、対物レンズを移動することにより光ディスクへの光ビームの照射を制御する。また、ピックアップ装置は、光源から出射される光ビームを対物レンズの下方に導くための光学系を有する。ここで、光学系はアクチュエータと同一の高さレベルに配置されている。従って、光学系をアクチュエータの下方に設ける場合と比較して、ピックアップ全体の厚みを薄くすることができる。これにより、薄型のドライブ装置に好適なピックアップ装置が得られる。また、コイル基板が対向していない空間を通じて光学系を対物レンズの下方へ配置しているので、光学系の配置においてコイル基板が妨げとなることがなく、光学系をアクチュエータと同一の高さレベルに容易に配置することができる。
好適な例では、前記レンズホルダは前記対物レンズをトラッキング方向にシフトして保持し、前記一対のコイルは前記対物レンズに隣接して取り付けられている。また、他の好適な例では、前記アクチュエータと複数のサスペンションワイヤで接続されたアクチュエータベースを備え、前記サスペンションワイヤは前記アクチュエータベースから前記レンズホルダに向かって開いて接続されている。さらに他の好適な例では、前記対物レンズが前記レンズホルダに取り付けられた状態で、前記レンズホルダの中心に重心が位置している。また、一対のコイルはトラッキングコイルを含むことができる。
上記のピックアップ装置の一態様では、前記一対のコイルは、前記対物レンズに対向配置される光ディスクのトラッキング方向において、それぞれが所定距離だけ逆方向へシフトした状態で部分的に対向させることができる。これにより、一対のコイルが取り付けられたレンズホルダ全体としてのバランスを維持しつつ、光学系を対物レンズの下方に配置することができる。
上記のピックアップ装置のさらに他の一態様では、前記アクチュエータは、一対のヨークを有するアクチュエータベースと、前記一対のヨークに固定された一対のマグネットと、を備え、前記一対のマグネットの各々は、前記一対のコイルの各々と対向する位置に配置することができる。この態様によれば、マグネットが形成する磁界内でコイル上のコイルに駆動電流を通電することにより、対物レンズを移動させてフォーカス制御やトラッキング制御を行うことができる。
上記のピックアップ装置のさらに他の一態様では、前記対物レンズは、前記レンズホルダ上において、前記レンズホルダの重心位置よりも前記光学系よりの位置に配置することができる。このように、対物レンズを光学系よりに配置すれば、光学系の配置のために、レンズホルダに取り付けられるコイル基板の位置をシフトさせる量を少なくすることができる。
上記のピックアップ装置のさらに他の一態様では、前記一対のコイルの各々は、当該コイルの水平方向に並んで形成された1つのトラッキングコイルと1つのフォーカスコイルとを備え、前記一対のコイルは、前記フォーカスコイルが形成された領域においてのみ相互に対向させることができる。これにより、コイルの間に適切な磁界を形成することができるとともに、光学系を配置するための空間を確保することができる。
上記のピックアップ装置のさらに他の一態様では、前記一対のコイルは、前記フォーカスコイルが形成された領域内に一対のランドを備え、前記レンズホルダは、前記一対のコイル上の前記ランドを電気的に接続する接続ワイヤをさらに備えてもよい。これにより、コイルが対向する領域内において短い接続ワイヤでコイル間を接続することができる。
上記のピックアップ装置のさらに他の一態様では、前記一対のマグネットの各々は、略L字型の境界領域の両側にN極領域とS極領域とを有する着磁パターンを有し、前記境界領域の垂直方向に延びる領域が前記コイルのトラッキングコイルと交差し、前記境界領域の水平方向に延びる領域が前記コイルのフォーカスコイルと交差するように配置することができる。この態様によれば、マグネットの形成する磁界及びコイルへの駆動電流の通電により、正しくトラッキング制御及びフォーカス制御を行うことができる。
上記のピックアップ装置のさらに他の一態様では、前記アクチュエータベースと、前記コルとに固定され、前記レンズホルダ及びコイルを移動可能に支持する複数のサスペンションワイヤをさらに備え、前記サスペンションワイヤの前記アクチュエータベースへの複数の固定位置の水平方向距離は、前記サスペンションワイヤの前記コイルへの複数の固定位置の水平方向距離よりも小さくする。これにより、相互にシフトして対向配置されたコイルに対してサスペンションワイヤを固定することができる。また、前記サスペンションワイヤの前記コイルへの固定位置を結ぶ線分の中点を前記レンズホルダの重心位置と一致させれば、サスペンションワイヤによりレンズホルダをバランスよく支持することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1に、本発明の実施形態にかかるピックアップ装置の構成を示す。図1(a)はピックアップ装置100の上面図であり、図1(b)はピックアップ装置100の斜視図であり、図1(c)はピックアップ装置100の底面図である。図1(a)〜(c)に示すように、ピックアップ装置100は、ボディ1に対して種々の部品が取り付けられて構成される。ボディ1上には、アクチュエータベース8が固定されており、アクチュエータベース8は4本のサスペンションワイヤ10によりレンズホルダ5をフォーカス方向F及びトラッキング方向Tに移動可能に支持している。レンズホルダ5は、その対向する側面にコイル基板7a及び7bが取り付けられており、その上面に対物レンズ4が取り付けられている。
ボディ1上には、レンズホルダ5に取り付けられた一対のコイル基板7a、7bの各々と対向するように、マグネット6a、6bが固定されている。一対のマグネット6a、6bは、相互に対向する位置に固定されており、各マグネット6a、6bの着磁パターンに従って、それらの間の空間に磁界が形成される。コイル基板7a、7bが側面に取り付けられたレンズホルダ5は、一対のマグネット6a、6bにより形成される磁界内に配置される。よって、コイル基板7a、7bに形成されたフォーカスコイル及びトラッキングコイルに所定の駆動電流を通電すると、コイル内の電流と磁界とにより生じる力により、レンズホルダ5は図1のフォーカス方向F及びトラッキング方向Tに移動する。このレンズホルダ5の移動により、レンズホルダ5上の対物レンズ4が移動し、フォーカス制御及びトラッキング制御が実行される。
ボディ1の端部には、レーザ光源2が取り付けられている。レーザ光源2から出射されたレーザ光は、ボディ1内に配置された光学系により構成される光路3を通って対物レンズ4の下方に至る。対物レンズの下方には立ち上げミラー9が配置されており、レーザ光は立ち上げミラー9により上方へ進路変更されて対物レンズ4を下から上へと通過する。対物レンズ4の上方には光ディスクが配置され、対物レンズ4はレーザ光を光ディスクの情報記録面に集光する。
次に、ピックアップ装置100のアクチュエータについて図2を参照して説明する。図2(a)はアクチュエータの上面図であり、図2(b)はアクチュエータの斜視図であり、図2(c)はアクチュエータの底面図である。アクチュエータ50は対物レンズ4をフォーカス方向F及びトラッキング方向Tに移動させる機構であり、アクチュエータベース8と、レンズホルダ5と、一対のマグネット6a及び6bと、レンズホルダ5に取り付けられた一対のコイル基板7a及び7bなどを含む。
図1及び図2に示すように、アクチュエータベース8はピックアップ装置100のボディ1に固定されている。また、ボディ1には、一対のヨーク11が形成されており、各ヨーク11の内側にマグネット6a、6bが固定される。但し、本発明のピックアップ装置100では、一対のヨーク11は互いに完全に対向してはおらず、トラッキング方向Tにおいて相互にずれて配置されている。これは、図2(a)において破線で示す光路(光学系)3を配置する空間を空けるためである。ヨーク11の内側にはマグネット6a、6bが取り付けられている。これにより、一対のマグネット6a、6bの間の空間に磁界が形成される。
一方、アクチュエータベース8には、4本のサスペンションワイヤ10によりレンズホルダ5が支持されている。レンズホルダ5は、サスペンションワイヤ10の弾性により、フォーカス方向F及びトラッキング方向Tに移動可能に支持されている。レンズホルダ5上には対物レンズ4が取り付けられている。一対のマグネット6a、6bにより形成される磁界内で、レンズホルダ5に取り付けられたコイル基板7a、7b上のフォーカスコイル及びトラッキングコイルに駆動電流を供給することにより、コイル基板7a、7b及びそれと一体であるレンズホルダ5にフォーカス方向F及びトラッキング方向Tの力が与えられ、対物レンズ4が光ディスクの情報記録面及び情報トラックに対して移動される。
ここで、本発明のピックアップ装置100は、図2(a)及び(b)に良く示されるように、一対のコイル基板7a、7bが横方向(トラッキング方向T)において逆方向へそれぞれシフトした状態で配置され、水平方向において完全に対向してはいない。これは、マグネット6a、6bやコイル基板7a、7bと同一の高さレベルにレーザ光源2からの光路3を配置するためである。
通常のピックアップ装置では、一対のマグネット及びコイル基板がそれらの幅方向においてほぼ全体的に対向して配置されるため、対物レンズの両側をマグネット及びコイル基板が壁のように覆っており、それらと同一の高さ方向位置においてレーザ光を対物レンズに導くことができなかった。よって、レーザ光の光路をマグネットやコイル基板などより下方の高さレベルに配置せざるを得ず、その結果、ピックアップ装置全体の厚みが大きくならざるを得なかった。
これに対して、本発明のアクチュエータ50は、マグネット6a、6b及びコイル基板7a、7bをトラッキング方向Tにおいて相互に逆方向においてずらして配置した。即ち、一対のマグネット6a、6bは、各々の一部のみが相互に対向する。また、一対のコイル基板7a、7bも各々の一部のみが相互に対向している。こうすることにより、図2(a)及び(b)に示すように、対物レンズ4の周方向の一部分に空間が得られる。この空間に光路3を配置して、レーザ光源2からのレーザ光を対物レンズ4の下方へ導く構成としたのである。この構造により、マグネット6a、6b及びコイル基板7a、7bと、レーザ光源2からのレーザ光の光路3を同一高さレベルに配置することができるようになり、その結果、ピックアップ装置全体の高さを小さくする(薄型化する)ことが可能となる。
図3にマグネットとコイル基板との位置関係を示す。図3(a)はアクチュエータ50に対するマグネット6a及び6bの配置を示し、図3(b)はアクチュエータ50に対するコイル基板7a及び7bの配置を示し、図3(c)はアクチュエータ50に対するマグネット6a及び6b並びにコイル基板7a及び7bの配置を示す。なお、図3(a)〜(c)は、マグネット及びコイル基板を、それぞれの取付位置から上方に抜き出した状態を示している。即ち、図3(a)から(c)において、マグネット及びコイル基板は、図示の位置から下方へ平行移動した位置に固定される。
図3(a)に示すように、マグネット6a及び6bは、それぞれヨーク11の内側に、相互に対向するように固定配置される。また、図3(b)に示すように、コイル基板7a及び7bは、レンズホルダ5の長さ方向の側面にそれぞれ取り付けられる。なお、前述のようにレンズホルダ5はマグネット6a及び6bの間の空間において、4本のサスペンションワイヤ10により移動可能に支持される。その結果、図3(c)に示すように、マグネット6aとコイル基板7aとが近接して配置され、マグネット6bとコイル基板7bとが近接して配置される。
図4にマグネットの平面図を示す。図4(a)はマグネット6aを示し、図4(b)はマグネット6bを示す。マグネット6a及び6bは、所定の大きさの鉄片を、着磁装置を利用して着磁することにより得られる。着磁装置により、マグネット6a及び6bには図示の着磁パターンが形成される。図4(a)に示すように、マグネット6aは、N極の着磁領域18aと、S極の着磁領域19aと、その間にある境界領域20aとにより構成される着磁パターンを有する。また、図4(b)に示すように、マグネット6bは、N極の着磁領域18bと、S極の着磁領域19bと、その間にある境界領域20bとにより構成される着磁パターンを有する。
図4(c)にマグネット6a及び6bの相互の位置関係を示す。マグネット6a及び6bは、図3(a)に示すように相互に対向した状態でヨーク11にそれぞれ固定される。マグネット6a及び6bをヨーク11に対向配置した状態における各マグネットの着磁パターンの位置関係を図4(c)に示す。なお、図4(c)は、図3(a)における矢印80方向から見た場合のマグネット6a及び6bの着磁パターンの相対位置関係を示したものであり、マグネット6aを破線で、マグネット6bを実線で示している。
図4(c)に示すように、マグネット6aと6bは、それぞれの一部において対向しており、矢印80の方向から見た場合に横方向に部分的に重なり合う。この際、図3(a)における矢印80の方向から見た透視図において、マグネット6aのN極の着磁領域18aとマグネット6bのN極の着磁領域18bとが重なり、マグネット6aのS極の着磁領域19aとマグネット6bのS極の着磁領域19bとが重なり、さらにマグネット6aの境界領域20aとマグネット6bの境界領域20bとが重なる。その結果、マグネット6a及び6bにより、図4(c)に模式的に示す着磁パターン(以下、「合成着磁パターン」とも呼ぶ。)に対応する略凹型の磁界がマグネット6aと6bの間の空間、即ちレンズホルダ5が配置される空間に形成される。
次に、コイル基板について説明する。図5(a)はコイル基板7aの平面図であり、図5(b)はコイル基板7bの平面図である。コイル基板7aはプリント基板であり、その基板面上にトラッキングコイル13aとフォーカスコイル14aが形成されている。また、コイル基板7a上には、対向配置されるコイル基板7bとの導通のためのランド15a及び16aが形成されている。
一方、コイル基板7bも同様にプリント基板であり、その基板面上にトラッキングコイル13bとフォーカスコイル14bが形成されている。また、コイル基板7b上には、対向配置されるコイル基板7aとの導通のためのランド15b及び16bが形成されている。レンズホルダ5の側面に取り付けられた状態では、コイル基板7aのフォーカスコイル14aとコイル基板7bのフォーカスコイル7bとが相互にほぼ対向する。
図6(a)に、レンズホルダ5上に取り付けられた状態におけるコイル基板7a及び7bの相対位置関係を示す。図6(a)は、図3(b)における矢印81の方向から見た場合のレンズホルダ5上のコイル基板7aと7bの相対位置関係を透視的に示しており、コイル基板7aを破線で示し、コイル基板7bを実線で示している。図示のように、コイル基板7aと7bは、レンズホルダ5の側面方向から見て、各々のフォーカスコイル14a及び14bがほぼ重なり合うような相対位置関係でレンズホルダ5に取り付けられる。また、その状態で、コイル基板7aのランド15aとコイル基板7bのランド15bが対向し、コイル基板7aのランド16aとコイル基板7bのランド16bとが対向する。コイル基板7aと7bがそのようにレンズホルダ5に取り付けられた状態で、相互に対向するランド15aと15b、及び、ランド16aと16bがそれぞれ接続ワイヤ22により電気的に接続される(図3参照)。この電気的接続によりコイル基板7bのトラッキングコイル13b及びフォーカススコイル14bに駆動電流が供給される。
図6(b)にマグネット6a及び6bにより形成される磁界と、その磁界内におけるトラッキングコイル及びフォーカスコイルの配置を示す。図示のように、マグネット6a及び6bは略凹型の合成着磁パターンに対応する磁界を形成する(破線で示す)。図4(a)に示すマグネット6aの境界領域20aが、図5(a)に示すコイル基板7aの矩形のトラッキングコイル13aのほぼ中央を縦方向に貫く。図4(b)に示すマグネット6bの境界領域20bが、図5(b)に示すコイル基板7bの矩形のトラッキングコイル13bのほぼ中央を貫く。さらに、マグネット6a及び6bの境界領域20a及び20bが、コイル基板7a及び7bの矩形のフォーカスコイル14a及び14bのほぼ中央を横方向に貫く。このような相対位置関係が成立するように、コイル基板7a及び7bが取り付けられたレンズホルダ5がマグネット6aと6bとの間の空間に配置される。
次に、サスペンションワイヤ10の配置について説明する。サスペンションワイヤ10は、弾性を有する直線状の金属などにより構成される。本発明のアクチュエータ50においては、4本のサスペンションワイヤによりレンズホルダ5を支持する。図1(a)、図3(a)などに示されるように、4本のサスペンションワイヤ10の各々の一端はアクチュエータベース8に固定され、各々の他端はレンズホルダと一体化されたコイル基板7a及び7bに固定される。これにより、レンズホルダ5は4本のサスペンションワイヤ10により水平方向から支持された状態でマグネット6a及び6bの間の空間に配置される。サスペンションワイヤ10の弾性により、対物レンズ4を保持したレンズホルダ5はサスペンションワイヤ10の長さ方向(ジッタ方向J)に垂直なフォーカス方向F及びラッキング方向Tに移動可能となる。
アクチュエータベース8とサスペンションワイヤ10とレンズホルダ5との相対位置関係を図7(a)に示す。本発明では、コイル基板7と同一の上下方向レベルにレーザ光の光路を配置するために、対向する2枚のコイル基板7a及び7bを横方向(トラッキング方向T)にそれぞれシフトした状態でレンズホルダ5に取り付けている。従って、それに対応して、各サスペンションワイヤ10は、ジッタ方向Jに対して平行ではなく、ジッタ方向Jに対して所定角度だけ開いた方向に延び、その端部がアクチュエータベース8に固定されている。
これを図7(b)及び(c)を用いて詳しく説明する。図7(b)は一般的なアクチュエータベースとサスペンションワイヤとレンズホルダの相対位置関係を示している。図7(b)において、レンズホルダ121は4本のサスペンションワイヤ124によりアクチュエータベース123により支持されている。なお、図7(b)はアクチュエータの上方からの平面図であるため、上側の2本のサスペンションワイヤのみが図示されている。レンズホルダ121には対物レンズ120と、一対のコイル基板122a及び122bが取り付けられている。図7(b)に示すように、レンズホルダ121の両側面に一対のコイル基板122a及び122bがほぼ完全に対向するように(即ち、本発明のようにトラッキング方向Tにおけるシフトなしで)配置される場合、アクチュエータベース8とレンズホルダ121とに固定された4本のサスペンションワイヤ10は相互に平行となる。
一方、本発明のアクチュエータ50におけるアクチュエータベースとサスペンションワイヤとレンズホルダとの相対位置関係を図7(c)に模式的に示す。本発明の場合、コイル基板7aと7bはその一部のみが対向するようにレンズホルダ5の側面に取り付けられている。より具体的には、コイル基板7aを図7(c)における下方にシフトするとともに、コイル基板7bを図7(c)における上方にシフトしている。こうして、光路3を配置するスペースを作り出している。
このため、サスペンションワイヤ10は平行ではなく、レンズホルダ5の方向に幾分開いて配置されている。具体的には、図7(c)に示すように、各サスペンションワイヤ10は、レンズホルダ5の方向(即ちジッタ方向J)に対してそれぞれ角度αだけ開いた角度でレンズホルダ5の方向へ延び、その端部をアクチュエータベース8に固定されている。また、図7(b)と比較するとわかるように、サスペンションワイヤ10のアクチュエータベース8に対する固定位置31及び32はジッタ方向Jにおいて距離Lだけシフトしている。即ち、サスペンションワイヤのアクチュエータベース8への固定位置31及び32を結ぶ線分は、コイル基板7a、7bとは平行ではない。この理由は以下の通りである。レンズホルダ5側におけるサスペンションワイヤ10の支持位置はジッタ方向Jに対して段違いになっているために、アクチュエータベース8側におけるサスペンションワイヤ10の支持位置をジッタ方向Jにずらさずに設置すると、4本のサスペンションワイヤ10の長さを一致させることができなくなり、レンズホルダ5の重心と4本のサスペンションワイヤによるバネ定数との関係が崩れてしまうことになる。これを防止するため、アクチュエータベース8側におけるサスペンションワイヤ10の支持位置31及び32をジッタ方向Jにずらし、4本のサスペンションワイヤの長さを同一にしているのである。
また、サスペンションワイヤの長さが同じものを用いれば部品点数を減らすことができ、それに伴い製品コストも下げることができる。ただし、必ずしもサスペンションワイヤの長さを同じにする必要はなく、その長さは異なっていても構わない。その場合には、各サスペンションワイヤのバネ定数などを適切に設定することで構成可能である。
なお、図7(c)においては、4本のサスペンションワイヤ10のうちフォーカス方向における上側の2本のサスペンションワイヤ10のみを図示しているが、下側の2本のサスペンションワイヤ10は上側の2本のサスペンションワイヤ10に対して平行に、上側のサスペンションワイヤの下方に保持されている。
このように、本発明のアクチュエータ50においては、各サスペンションワイヤ10の方向は平行ではなくレンズホルダ5方向へ向かって若干開いている。この理由の1つは、コイル基板の位置をずらしたことによってレンズホルダのトラッキング方向の幅が広くなったため、アクチュエータベース側のバネ間隔を狭めてピックアップ全体の投影面積を小さくするためである。また、もう1つの理由は、サスペンションワイヤを平行としないことで、図3の矢印81方向から見たときのねじれ方向のサスペンションワイヤのバネ定数が上がるために、平行バネに比べて上記ねじれ方向のモード周波数(ローリング周波数)を高くすることができるためである。また、サスペンションワイヤ10のアクチュエータベース8側の固定位置31、32はジッタ方向Jにシフトしている。
次に、レンズホルダについて説明する。図8にレンズホルダ5の構造を示す。図8(a)はレンズホルダ5の上面図であり、図8(b)はレンズホルダ5の底面図であり、図8(c)はレンズホルダ5の斜め上方からの斜視図であり、図8(d)はレンズホルダ5の斜め下方からの斜視図である。
図示のように、レンズホルダ5には対物レンズ4を取り付けるための取付穴40が設けられている。ここで、取付穴40は、レンズホルダ5の重心41よりも光路3側にシフトして設けられている。通常、対物レンズはレンズホルダの中央部付近(レンズホルダ自体の重心付近)に配置される(図7(b)の例を参照)。しかし、本発明では、レンズホルダ5に取り付けられるコイル基板7a及び7bをトラッキング方向Tにシフトしてレーザ光を対物レンズ直下へ導く光路を確保した構造を有するので、レンズホルダ5上の対物レンズ取付位置を、レーザ光の光路3側へシフトした構造とした。レーザ光の光路3は対物レンズ4の直下にまで至る必要があるので、対物レンズ4がレンズホルダ5の中央部付近に位置すると、レーザ光の光路3がレンズホルダ5の中央部付近まで至ることになり、その分、光路3側のコイル基板7bをより大きくシフトさせてレンズホルダ5の側部により大きなスペースを確保しなければならない。これに対し、図8(a)に示すように対物レンズ4の位置(即ち、取付穴40の位置)を光路3側にシフトすれば、光路3がレンズホルダ5の端部よりに配置されることになるため、光路3側のコイル基板7bのシフト量を小さくすることができる。これにより、レンズホルダ5自体の長さを小さくすることができる。
また、このようにレンズホルダ5上における対物レンズ4の取付位置を光路3方向へシフトすると、対物レンズ4の取付後のレンズホルダ5自体の重心が光路3よりにシフトすることになる。そこで、図8(c)及び(d)に示すように、レンズホルダ5の対物レンズ取付穴40とは逆側の壁状部42や43を、対物レンズ取付穴40側の部分44などと比較して肉厚に形成し、対物レンズ4をレンズホルダ5に取り付けた状態でレンズホルダ5自体の重心がほぼ中央に位置するようにレンズホルダ5自体の構造を工夫している。こうして、対物レンズ位置を光路方向にシフトしたことによるレンズホルダの重心の移動を相殺している。
また、図8(a)に示すように、レンズホルダ5を支持するサスペンションワイヤ10のレンズホルダ5への固定位置33と34との中点は、レンズホルダ5の重心とほぼ一致する。即ち、図8(a)において、サスペンションワイヤ10は固定位置33及び34でレンズホルダ5(より正確にはレンズホルダ5に取り付けられたコイル基板7b及び7a)にそれぞれ固定される。ここで、固定位置33と34の中点は、レンズホルダ5の重心とほぼ一致する。その結果、サスペンションワイヤ10によりレンズホルダ5の両端を均等なバランスで保持することができ、レンズホルダ5のローリングなどを防止することができる。
また、図8(a)〜(d)に示すように、レンズホルダ5にはストッパ部50〜52が設けられている。ストッパ部50〜52は、フォーカス方向F及びトラッキング方向Tにおけるレンズホルダ5のストローク(可動範囲)を制限する役割を有する。これにより、フォーカスサーボやトラッキングサーボが誤動作を生じた場合などに、レンズホルダ5が制限無く移動してボディ1や他の部材に接触し、レンズホルダ5自身や対物レンズ4などに損傷を生じることが防止される。
ここで、本発明のレンズホルダ5では、ストッパ50はフォーカス方向のストッパとトラッキング方向のストッパの両方の機能を兼備している。即ち、ストッパ50及び51によりフォーカス方向Fにおけるレンズホルダ5の移動が制限され、ストッパ50及び52によりトラッキング方向Tにおけるレンズホルダ5の移動が制限される。
図9(a)は、フォーカス方向においてストッパ50及び51によりストロークが制限されている状態を示している。ストッパ50(破線で示す)はボディ1のカバー部55に下方から当たり、ストッパ51は同じくボディのカバー部56に下方から当たり、それによりレンズホルダ5のフォーカス方向F(図中上方)への移動が制限されている。
図9(b)及び(c)は、トラッキング方向においてストッパ50及び52によりストロークが制限されている状態を示している。図9(b)はストッパ50がボディ1に設けられた凹部57の側壁に当たっており、図9(c)ではストッパ52がボディ1に設けられた凹部58の側壁に当たっている。こうして、レンズホルダ5のトラッキング方向の移動範囲が制限される。
本発明のレンズホルダ5は、前述のように、対物レンズ4の位置を光路3方向へシフトし、それに伴って、図8(d)によく示されるように対物レンズの取付穴40側を比較的薄く、取付穴40と逆側を比較的肉厚に構成してレンズホルダ5自体の重心を調整している。また、レーザ光源2から対物レンズ4の直下へ至るレーザ光の光路を遮断しないよう、取付穴40の周囲における光路3方向にはなるべく部材を設けないことが望ましい。これらの理由から、フォーカス方向Fとトラッキング方向Fの両方のストローク制限機能をストッパ50に兼備させている。
以上説明したように、本発明のアクチュエータによれば、レンズホルダに取り付けられる一対のコイル基板をレンズホルダの長さ方向(トラッキング方向T)にシフトして、レーザ光を対物レンズ下に導くための光路を確保したので、コイル基板やマグネットと同一の高さレベルにおいてレーザ光を対物レンズ下に導くことができ、その結果、アクチュエータ全体の厚さを薄くすることができる。
本発明のピックアップ装置の構成を示す図である。 本発明のピックアップ装置におけるアクチュエータの構成を示す図である。 アクチュエータにおけるコイル基板及びマグネットの相対位置を示す図である。 本発明のアクチュエータに使用されるマグネットの着磁パターンを示す図である。 本発明のアクチュエータに使用されるコイル基板の構成を示す図である。 マグネットとコイル基板との相対位置関係を示す図である。 本発明のアクチュエータに使用されるサスペンションワイヤの構造を示す図である。 本発明のアクチュエータに使用されるレンズホルダの構造を示す図である。 レンズホルダに形成されたストッパによるストローク制限状態を示す図である。
符号の説明
1 ボディ
2 レーザ光源
3 光路
4 対物レンズ
5 レンズホルダ
6a、6b マグネット
7a、7b コイル基板
8 アクチュエータベース
9 立ち上げミラー
10 サスペンションワイヤ
11 ヨーク
13a、13b トラッキングコイル
14a、14b フォーカスコイル
50、51、52 ストッパ

Claims (13)

  1. 対物レンズを含むアクチュエータと、
    レンズホルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に支持する支持機構と、
    光源から出射される光ビームを前記対物レンズの下方に導く光学系と、を備え、
    前記光学系は、前記アクチュエータと同一の高さレベルに配置され、
    前記アクチュエータは、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、ジッタ方向に前記レンズを挟んで相互に部分的に対向するように前記レンズホルダの側面に取り付けられた一対のコイルと、を備え、
    前記アクチュエータはジッタ方向に対してトラッキング方向が長く形成されており、前記対物レンズを当該レンズホルダの重心に対して前記光路側にシフトして保持し、
    前記一対のコイルは、それぞれが所定距離だけ逆方向へシフトしており、
    前記光学系は、前記一対のコイルが対向していない空間を通じて前記対物レンズの下方へ延在していることを特徴とするピックアップ装置。
  2. 前記レンズホルダは、前記対物レンズをトラッキング方向にシフトして保持していることを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
  3. 前記一対のコイルは前記対物レンズに隣接して取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のピックアップ装置。
  4. 前記アクチュエータと複数のサスペンションワイヤで接続されたアクチュエータベースを備え、
    前記サスペンションワイヤは前記アクチュエータベースから前記レンズホルダに向かって開いて接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のピックアップ装置。
  5. 前記対物レンズが前記レンズホルダに取り付けられた状態で、前記レンズホルダの中心に重心が位置していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のピックアップ装置。
  6. 前記一対のコイルは、前記対物レンズに対向配置される光ディスクのトラッキング方向において、それぞれが所定距離だけ逆方向へシフトした状態で部分的に対向していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のピックアップ装置。
  7. 前記アクチュエータは、
    一対のヨークを有するアクチュエータベースと、
    前記一対のヨークに固定された一対のマグネットと、を備え、
    前記一対のマグネットの各々は、前記一対のコイルの各々と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のピックアップ装置。
  8. 前記一対のコイルの各々は、当該コイルの水平方向に並んで形成された1つのトラッキングコイルと1つのフォーカスコイルとを備え、
    前記一対のコイルは、前記フォーカスコイルが形成された領域においてのみ相互に対向していることを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
  9. 前記一対のコイルは、前記フォーカスコイルが形成された領域内に一対のランドを備え、
    前記レンズホルダは、前記一対のコイル上の前記ランドを電気的に接続する接続ワイヤをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のピックアップ装置。
  10. 前記一対のマグネットの各々は、略L字型の境界領域の両側にN極領域とS極領域とを有する着磁パターンを有し、前記境界領域の垂直方向に延びる領域が前記コイルのトラッキングコイルと交差し、前記境界領域の水平方向に延びる領域が前記コイルのフォーカスコイルと交差するように配置されることを特徴とする請求項7に記載のピックアップ装置。
  11. 前記アクチュエータベースと、前記コルとに固定され、前記レンズホルダ及び前記コイルを移動可能に支持する複数のサスペンションワイヤをさらに備え、
    前記サスペンションワイヤの前記アクチュエータベースへの複数の固定位置の水平方向距離は、前記サスペンションワイヤの前記コイルへの複数の固定位置の水平方向距離よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のピックアップ装置。
  12. 前記サスペンションワイヤの前記コイルへの固定位置を結ぶ線分の中点は、前記レンズホルダの重心位置と一致することを特徴とする請求項11に記載のピックアップ装置。
  13. 前記一対のコイルはトラッキングコイルを含むことを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
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