JP4575306B2 - 器具及びオプション部材 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、天井に取り付ける器具、オプション部材及びオプション部材を器具に取り付ける方法に関するものである。
従来のオプション(ルーバー等)の取付方法は、器具の幅手両側にラッチ、及びヒンジを備え、ラッチを操作することにより、オプションの幅手片側を取り外すことができ、ヒンジを軸にオプションを回転させ、開閉することができる構造であった。また、長手端部に取り付ける手法は特許文献1に示す様にオプション端部に別部品として取付金具を必要とし、更にオプションの落下防止機能となるひも、チェーン、ワイヤー等を必要としていた。
実開平6−31015号公報
従来の方法では、オプション端部に別部品として取付金具を必要としているため、構造および取り付け方法が複雑となる課題があった。また、落下防止機能となるひも、チェーン、ワイヤー等を必要とするため部材数が多くなり、そのためコストがかかるという課題があった。
また、従来の方法では、照明器具本体側にラッチ、ヒンジを取り付ける為の角穴が、オプション装着前は目立ってしまう為、ノックアウト加工を設ける必要があった。
本発明は上記の課題を踏まえ、例えば、従来技術のラッチ(もしくは取付金具部分)をオプション本体と別部品とすることなく一体化することにより構造を簡略化し、従来技術と比較して少ないコストで製作することを目的とする。また、例えば、オプションの取り付け、取り外し作業が片手で行える様、ランプ交換時の作業量を低減することを目的とする。更に、従来の方法では必要であるノックアウト加工を省略することを目的とする。
本発明のオプション部材は、
天井に設置される器具に取り付けられる取り外し可能なオプション部材であって、一方の端部と他方の端部とを有するオプション本体を備え、一方の端部に、前記器具に取り付けられた軸を受ける長穴を有し、該オプション本体を前記長穴の長径方向にスライド自在となるよう保持する軸保持部と、他方の端部に、前記器具の端部にあるスリットに引掛ける突起を有する引掛部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、器具本体の一方の端部に軸と、他方の端部にスリットを備え、オプション本体の一方の端部に前記軸を受ける長穴を有し、他方の端部に、前記スリットに引掛けるスリットを有しているため、従来技術のラッチ(もしくは取付金具部分)をオプション本体と別部品とすることなく、器具本体とオプション部材を一体化でき、構造を簡略化できる為、従来技術と比較して少ないコストで製作が可能となる効果を奏する。また、オプション部材をスライドすることにより、オプションの取り付け、取り外し作業が片手で行える為、ランプ交換時の作業量を低減させるという効果を奏する。
更に、従来の手法では器具本体側にラッチ、ヒンジを取り付ける為の角穴が、オプション部材装着前は目立ってしまい、ノックアウト加工を設ける必要があったが、本発明の方式ではオプション部材側面に軸を取り付ける長穴と、オプション部材の引掛部と、器具本体端部に取り付ける為のスリットとをオプション部材の装着前に目立たない状態で加工可能であるため、ノックアウト加工を省略できるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1、図2、図11、図12、図13を用いて説明する。
図1は、本実施の形態1に係る器具及びオプション部材を示す分解斜視図である。図2は、器具にオプション部材を取り付ける方法を示す図である。器具とはうつわであって、例えば、天井に取り付ける照明を入れるためのケースが器具に当てはまる。また、オプション部材とは、器具の一部であって、取り外し可能な部材である。例えば、照明装置が入った前記器具であれば、器具の蓋、カバー、蛍光灯の光の放射方向を制限するルーバー等がオプション部材に当たる。
本実施の形態1に係る器具およびオプション部材の構造について、図1を用いて説明する。器具10は天井に設置される器具であって、形状は直方体であり、図に示していないが、一般的には蛍光灯等の照明装置が中に備え付けられている。また、オプション部材20は、図1に示す例では直方体の形状をした照明装置を覆うカバーであるが、これは一例であり、オプション部材20は蛍光灯の光の放射方向を制限するルーバーであっても構わない。
オプション部材20はオプション本体21を備えている。オプション本体21は一方の端部22と、他方の端部23とを有する。本実施の形態では、オプション本体は直方体の形状をしている。オプション右側面70、オプション左側面71は面として構成されているが、オプション上面72およびオプション底面73は空いていても構わない。また、オプション正面74及びオプション裏面75も空いていても構わない。すなわち、オプション右側面70とオプション左側面71とが一定の間隔Tで維持できればどのような形状でも構わない。図13にオプション本体21の他の例を示す。図13(a)はオプション底面73によりオプション右側面70とオプション左側面71とが維持されている。照明を覆うケースがこれに該当する。図13(b)はオプション上面72が2枚の板で構成されており、その2本の棒によりオプション右側面70とオプション左側面71との間隔Tを維持されている。図13(c)はオプション右側面70とオプション左側面71との間に複数の板を設けオプション右側面70とオプション左側面71との間隔Tを維持している。ルーバー等がこれに該当する。図13(d)は、オプション右側面70とオプション左側面71との形状を針金等で構築し、2枚の板でつなげたものである。
オプション本体21の一方の端部22の側面両側(オプション右側面70及びオプション左側面71)に、後述する器具本体11に取り付けられた軸14を受ける軸保持部24が備えられている。軸保持部24には、オプション部材20の側面の長辺に対し略平行となるように、長穴29が設けられている。オプション右側面70とオプション左側面71の軸保持部には、同じ高さRで長穴29が設けられている。当該長穴29に後述する器具本体11の軸14を通すことにより、オプション部材20の一端が軸14により係止され、横方向(AB方向)にスライド可能に、かつ、器具10に対してCD方向に回動可能に取付けることが可能となる。
また、この長穴29の形状は、図1では、オプション部材20の長辺と略平行となるように設けている。平行に設けることにより、オプション部材20の取り外し容易にする効果を奏する。また、略平行に長穴29を設けるのは長穴29の形状の一例であり、例えば、図11(a)若しくは図11(b)に示すように、オプション部材20の長辺に対し傾斜をつけた長穴として設けても構わないし、図11(c)若しくは図11(d)に示すように長穴29を弧状長穴としたものでも構わない。長穴29の長径方向をオプション部材20の長辺に対し傾斜をつけたり、長穴29の形状を弧状長穴とすることにより、オプション部材をより強固に器具本体に取り付け、取り外し難くするという効果を奏する。
オプション本体21の他方の端部23には、引掛部25が有る。引掛部25には、板状の突起26が2箇所に設けられている。この突起26を、後述する器具本体11の端部にあるオプション保持部12に設けられたスリット15に差し込むことにより、オプション部材20を係止し、器具本体11の軸14とあわせて、オプション部材20が落下することを防ぐ。
器具10は、器具本体11と、端部に軸部13と、他方の端部にオプション保持部12とを備えている。器具本体11は、オプション部材20より一回り大きい直方体の形状をしている。器具本体11は図1では、オプション部材20の形状に合わせた直方体の形状である。器具10の形は、端部に軸部13と、他方の端部にオプション保持部12とを備えていれば、どのようなものでもよい。ただし、器具右側面80と器具左側面81との間隔Sは、前記オプション本体のオプション右側面70とオプション左側面71との間隔Tよりも大きい必要がある。図示していないが、器具本体上部は一般的に蛍光灯等の照明装置が備えられており、底部はオプション部材20等を下方から格納するため空いた状態となっている。軸部13には軸穴16が設けられている。軸14は、例えば、ネジであり、軸穴16に軸14を通し、回転させることにより、軸14を器具本体11に固定する。
器具本体11の他方の端部には、オプション保持部12が有る。図の例ではオプション保持部12には、スリット15が二つ設けられている。このスリット15は、オプション部材20の引掛部25に備えられた突起26と係合するよう設けられている。このスリット15にオプション部材20の突起26を通し係合することにより、オプション部材20がCD方向に回動することを係止する。
突起26は、下部固定部28として器具本体11の端部のスリット15に引掛けるための爪加工が施されている。この下部固定部28は、突起26をスリット15に挿した後、オプション部材20の位置を固定できるようにV字状又はU字状に切り込み加工したものである。
下部固定部28を設けることにより、オプション部材20を、より確実に器具10に取り付けることが可能となる効果を奏する。
また、突起26には、上部固定部27として、V字状又はU字状に上部にも切り込み加工が施されている。この上部固定部27は、地震等の災害時にオプション部材20が上下方向(EF方向)に震動した場合、オプション部材20が器具10よりはずれ落下することを防ぐために設けている。
上部固定部27を設けることにより、オプション部材20を、より安全な状態で器具10に固定することが可能となる効果を奏する。
図では、オプション部材20の突起26の形状は、板状でありオプション部材の上下方向(EF方向)すなわち縦方向に設置している。そのため、器具10のスリット15も、突起26の形状に合わせて縦方向に長い形状の穴(孔)として設けている。縦方向に長い形状の穴(孔)は突起26及びオプション保持部12の形状の一例であり、図12(d)に示すように、突起26の形状が棒状であれば、棒を通すことが出来る穴でも構わない。また、図12(a)のように突起26の板を横に設置しても構わない。また、2箇所に突起26を設けているが、図12(b)のように中央部付近に1箇所の突起26を設けても構わないし、図12(c)のように、2箇所以上複数設けても構わない。突起26を複数設けた場合は、より強固にオプション部材20を固定できるという効果を奏する。
次に、オプション部材20を器具10に取り付ける取り付け方法について、図2を用いて説明する。まず最初に、オプション部材の一方の端部22を器具10の底面から挿入し、長穴29、軸穴の順に器具本体とオプション部材との内側から軸14を通す(軸取付ステップ)。この段階で、オプション部材20の一端を器具10に対してCD方向に回動可能に取り付けることが出来る。他方の端部は、器具に固定されていないため、オプション部材は重力方向にぶら下がることになる。
次に、他方の端部の突起26と、器具本体11のスリットとが略同じ高さとなるよう、軸14を中心にオプション部材20をD方向に回動させ、他方の端部23を持ち上げる(オプション部材回動ステップ)。
次に、オプション部材20を、長穴29の長径方向(横方向、水平方向、A方向)にスライドさせ、引掛部25の突起26をスリット15に挿入する(オプション部材スライドステップ)。
最終的に自重によりオプション部材20がF方向に下がることにより、突起26の下部固定部28がスリット15の下端に係止され、オプション部材20は器具10に固定することが可能となる(オプション部材引掛ステップ)。
本実施の形態によれば、器具本体の一方の端部に軸と、他方の端部にスリットを備え、オプション本体の一方の端部に前記軸を受ける長穴を有し、他方の端部に、前記スリットに引掛けるスリットを有しているため、従来技術のラッチ(もしくは取付金具部分)をオプション本体と別部品とすることなく、器具本体とオプション部材を一体化でき、構造を簡略化できる為、従来技術と比較して少ないコストで製作が可能となる効果を奏する。また、オプション部材をスライドすることにより、オプションの取り付け、取り外し作業が片手で行える為、ランプ交換時の作業量を低減させるという効果を奏する。
更に、従来の手法では器具本体側にラッチ、ヒンジを取り付ける為の角穴が、オプション部材装着前は目立ってしまい、ノックアウト加工を設ける必要があったが、本実施の形態1の方式ではオプション部材側面に軸を取り付ける長穴と、オプション部材の引掛部と、器具本体端部に取り付ける為のスリットとをオプション部材の装着前に目立たない状態で加工可能であるため、ノックアウト加工を省略できるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2について、図3〜図7を用いて説明する。実施の形態2は、実施の形態1のオプション部材20をルーバーとした場合の例であり、以下には、主として前述した実施の形態1と異なる点について説明する。
図3は、実施の形態1のオプション部材20をルーバーとした場合の平面図及び断面図である。図3(b)は、本実施の形態2に係る器具にオプション部材を取り付けた状態を示す平面図であり、図3(a)は、本実施の形態2に係る器具にオプション部材を取り付けた状態を示すA−A断面図である。オプション部材20の2本のオプション本体21の間にはルーバー30が略等間隔に取り付けられている。以下、2本のオプション本体21を区別しないときは、単にオプション本体21という。
図4は、実施の形態2に係るオプション部材の取り付け時における動作を示す図である。図5は、本実施の形態2に係る器具10を示す四面図である。図6は、本実施の形態2に係るオプション部材20を示す四面図である。図7は、本実施の形態2に係る器具にオプション部材を取り付けた場合を示す図3(b)のD−D断面図である。図8は、本実施の形態2に係る器具にオプション部材を取り付けるための軸を示す図である。
図5に本実施の形態に係るオプション部材20であるルーバーを示す。図3と同様にオプション本体21にルーバー30が平行にかつ略等間隔に取り付けられている。このルーバー30の形状は一例であり、ルーバー30は縦横に配置した格子状に取り付けられたものであっても構わないし、ルーバー30の間隔は図5に示した間隔よりも、大きくても小さくても構わない。また、ルーバー30はオプション本体21の長径方向に対して略垂直に取り付けているが、傾斜して取り付けても構わない。オプション本体21の先端A部には本体端部のスリットに引掛ける為の爪加工を施している。この爪は、器具本体11のスリット15に挿した後ルーバー位置が固定できる様に、下部に切り欠き加工を行っている(図5(e)参照)。ルーバー(オプション部材20)の終端側面には、軸14を取り付ける為の長穴29が有る。この長穴29により、ルーバー(オプション部材20)はCD方向への回転移動に加え、前後(AB方向)にスライド移動が可能である。本実施の形態ではスライド移動の可動範囲Lは略20mmであるが、これはスライド移動の範囲の一例であり、突起26の大きさMに合わせて、20mm以下の長さ(例えば10mm)でも構わないし、20mm以上(例えば30mm)でも構わない。ただし、長穴29の長径Lは突起26の大きさMよりも大きく(L>M)なければならない。また、器具本体11の内面90と軸14との距離Nは、突起26の大きさMよりも大きくなければならず(N>M)、さらに長穴29の長径Lよりも大きいことが望ましい(N>L)。
図6に本実施の形態に係る器具10の本体であるケースASSY(アッセンブリー)を示す。器具10のケース側面には軸14を取り付ける為のネジ穴(バーリング、軸穴16)を4ヶ所設けている。さらに、ケース端部にはルーバー先端の爪(突起26)を引掛ける為のスリット15を4ヶ所設けている。実際に使用するのはネジ穴(軸穴16)、スリット15共に2ヶ所であるが、ルーバー(オプション部材20)の取り付け方向を2者択一で任意に設定できる。
図4にオプション部材20の開閉状態を示す。実際には本体端部スリット15に挿したルーバー先端の爪(突起26)を斜め後方(H方向)に持ち上げる要領でスリットから外す事により、自重でルーバー(オプション部材20)がC方向へ回転移動し、器具本体11から外れた状態になる。ルーバー(オプション部材20)の移動経路を図中に矢印とルーバーの軌跡で示す。
図7に軸14として使用するネジを示す。図7(a)はネジ(軸14)の平面図、図7(b)はネジ(軸14)の側面図である。このネジ(軸14)は、ネジ頭の根元からオプション本体21で使用する材料の厚み分P(後述の図8(b)を参照)の範囲に長さQの不完全ネジ部37(ネジ山加工を行わない部分)を設けている(P=Q又はP<Q)。これにより、ネジを締め付けても、オプション部材20は、器具10に固定される事なく、前後へのスライド移動、及び回転移動が可能となる。範囲Q以外の部分はネジ部38である。また、軸14のネジ頭には軸つまみ部35が備えられており、マイナスドライバー等で引掛けて回転させ締め付けられるよう、軸凹部36が有る。また、手でも容易に締め付けられるよう、軸つまみ部35の周囲には滑り止め91が設けられている。
図8(a)はオプション部材20を取り付けた状態の器具10の図3のD−D断面図であり、図8(b)は図8(a)の一部を拡大したネジ取付部詳細断面図である。ネジ取付部詳細断面図は、ネジ穴(軸穴16)と長穴29に図7で示した軸14を挿入し、オプション本体21と器具本体11とを係合した場合の断面図である。端板11aは、器具本体11の側面に取り付けられた部材である。右下のネジ取付部詳細断面図に示す斜線部が図7で示した軸14の不完全ネジ部37である。また、オプション本体21のネジ穴(軸穴16)はメネジであり、また、ネジ部38はオネジである。ネジ穴(軸穴16)とネジ部38は軸つまみ部35によりネジ締めが可能である。図7で示したように不完全ネジ部37の長さQは、オプション本体21で使用する材料の厚みPと同様かそれ以上有ればよい。ただし、ネジ穴(軸穴16)でネジ締めが可能な範囲である必要が有る。図8(b)の様に、ケース側(器具本体)のネジ穴(軸穴16)に不完全ネジ部37が接する為、ネジ(軸14)はこれ以上締め付けることはできず、ルーバー(オプション部材20)が器具10に固く固定されない為、ルーバー(オプション部材20)は前後移動、回転移動をスムーズに行うことが可能となる。尚、図8(a)には、オプション本体21に取り付けられたルーバー30及びスリット15が表示されている。
本実施の形態では、オプション本体21は2本で構成されるものとして説明したが、図14(a)で示すようにオプション本体21は1本で構成されていても構わない。さらに、図14(b)で示すように、例えば、オプション本体21を平行に複数並べることにより、3本以上で構成されていても構わない。
本実施の形態によれば、実施の形態1の効果に加え、器具本体に4ヶ所のネジ穴を備え、さらに4ヶ所のスリットを備えている。実際に利用するのは2ヶ所のネジ穴と、2ヶ所のスリットであるが、ルーバー(オプション部材20)の取り付け方向を2者択一で任意に設定できる効果を奏する。
さらに、軸に不完全ネジ部を設けることにより、ネジを締め付けても、オプション部材を器具に固定されることなく、前後へのスライド移動、及び回転移動を可能とする効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態3について図9〜図10を用いて説明する。実施の形態3は、実施の形態2で示したルーバー(オプション部材20)及び器具10を使用した照明器具60の実施形態の一例を示したものである。照明器具60は、例えば、600mmグリッド幅のシステム天井用器具であり、実施の形態2で示したルーバー(オプション部材20)、器具10を2個ずつ使用し、1台のシステム天井器具として構成されている。以下には、主として前述した実施の形態と異なる点について説明する。
図9(a)は、照明器具60の平面図、図9(b)は、照明器具60の底面図、図10(a)は図9に示した照明器具60のE−E断面図、図10(b)は図9に示した照明器具60のF−F断面図である。
図9(a)に示すように、照明器具には電源端子台47が備えられている。また、照明器具60に取り付けられた二つの器具10の上面には、廃熱用のリターン穴46が備えられている。
また、図9(b)に示すように照明器具60を構成する器具10には内部配線用として、片側の側面にのみ、2箇所の角穴33を設けている。照明器具60では2つの器具10の角穴33が、どちらも照明器具60の中心側に配置される様、設備プレート43により並べて組合わされている。2つの器具10にはあらかじめ4ヶ所のルーバー取付用ネジ穴(軸穴16)及び4ヶ所のルーバー引掛け爪用スリット15を設けている為、照明器具60を天井に取り付ける際、どの様な配置であっても、2つの器具10に取り付けたルーバー(オプション部材20)を同方向から取り付けつつ、かつ、同方向に開閉させることができる。
図9(b)に示すように、照明器具60に備えられた2つの器具10の間には、設備プレート43が設けられている。照明器具60を天井に設置する場所により、設備プレート43の間には空調吹出口42を設けても構わないし空調吹出口は無くても構わない。また、図10(a)に示すように、設備プレートの落下を防止するための設備プレート落下防止吊具44が備えられている。
さらに、照明器具60の周辺には、照明器具60を天井ユニットに設置するためのメインバー40及びクロスバー41が有る。これを用いて天井から吊り下げられたTバー39(図10参照)に係合させることにより、照明器具60を天井に備え付けることが可能となる。
図10(a)の照明器具60の断面図に示すように、2つの器具10の内部にはそれぞれに照明装置としての灯体50が設置されている。灯体50にはランプソケット49と反射板51が備えられており、さらにランプソケット49にはランプ61が取り付けられている。ランプ61がランプソケット49から落ちないよう、ランプフォルダー54が備えられている。照明器具60に取り付けられた器具10の一方に電子安定器48が備えられている。この電子安定器48からは角穴33を通じて、他方の器具10にも配線することが可能となっている。
また、さらに、Tバー39に、照明器具60を取り付けることができるよう、Tバー取付金具兼接続金具52、ルーバー引掛ツメ53が照明器具60の周囲に設置されている。
尚、実施の形態3では、オプション部材20の一例として、ルーバーを示したが、カバーオプションもオプション部材20の先端に引掛け爪(突起26)を設け、オプション部材20の側面の軸保持部24に長穴29を設けることにより、本方法にて取り付ける事が可能である。
実施の形態3では、器具10を2台用いて構成された、例えば、システム天井ユニットである照明器具60について説明した。本形態によれば、実施の形態1及び2で示した効果に加え、器具10に複数の角穴を備え付けることにより、システム天井ユニットの取付位置がどのような場合であっても、オプション部材20を器具10に同方向から取り付けつつ、かつ、同方向に開閉させることが可能となる効果を奏する。
また、実施の形態1〜3で示した、オプション部材の取り付け方法は、オプション部材を設備プレートとすることにより、天井に設置する設備プレート(例えば天井の点検孔等)の開閉にも流用可能である。
本実施の形態1に係るオプション部材及び器具の分解斜視図である。 本実施の形態1に係る器具へオプション部材を取り付け方法を示す図である。 本実施の形態2に係るオプション部材及び器具の平面図及び断面図である。 本実施の形態2に係るオプション部材の取り外し動作を示す図である。 本実施の形態2に係るオプション部材を示す図である。 本実施の形態2に係る器具を示す図である。 本実施の形態2に係るオプション部材を取り付ける軸を示す図である。 本実施の形態2に係るオプション部材及び器具のD−D断面図である。 本実施の形態3に係る器具の平面図及び底面図である。 本実施の形態3に係る器具の断面図である。 本実施の形態に係る長穴の他の実施例を示す図である。 本実施の形態に係る突起の他の実施例を示す図である。 本実施の形態に係るオプション本体の他の実施例を示す図である。 本実施の形態に係るオプション本体の他の実施例を示す図である。
符号の説明
10 器具、11 器具本体、12 オプション保持部、13 軸部、14 軸、15 スリット、16 軸穴、20 オプション部材、21 オプション本体、22 一方の端部、23 他方の端部、24 軸保持部、25 引掛部、26 突起、27 上部固定部、28 下部固定部、29 長穴、30 ルーバー、31 側面天井取付部、32 上面天井取付部、33 角穴、34 通線開口部、35 軸つまみ部、36 軸凹部、37 不完全ネジ部、38 ネジ部、39 Tバー、40 メインバー、41 クロスバー、42 空調吹出口、43 設備プレート、44 設備プレート落下防止吊具、46 リターン穴、47 電源端子台、48 電子安定器、49 ランプソケット、50 灯体、51 反射板、52 Tバー取付金具兼接続金具、53 ルーバー引掛ツメ、54 ランプフォルダー、60 照明器具、61 ランプ、70 オプション右側面、71 オプション左側面、72 オプション上面、73 オプション底面、74 オプション正面、75 オプション裏面、80 器具右側面、81 器具左側面、82 器具上面、83 器具底面、84 器具正面、85 器具裏面、90 内面、91 滑り止め。

Claims (3)

  1. 天井に設置される器具に取り付けられる取り外し可能なオプション部材であって、
    一方の端部と他方の端部とを有するオプション本体を備え、
    一方の端部に、前記器具に取り付けられた軸を受ける長穴を有し、該オプション本体を前記長穴の長径方向にスライド自在となるよう保持する軸保持部と、
    他方の端部に、前記器具の端部にあるスリットに引掛ける突起を有する引掛部と
    を備え
    前記引掛部は、下部に切り欠き加工を行い、前記スリットに係合して、前記オプション部材がスライド方向にスライドするのを規制する下部固定部と、この下部固定部の上部に切り欠き加工を行った上部固定部とを備えた
    ことを特徴とするオプション部材。
  2. 前記長穴は、
    前記オプション部材の長辺に対し略平行となるように設けたことを特徴とする請求項1記載のオプション部材。
  3. 天井に設置され、取り外し可能なオプション部材を備える器具であって、
    前記オプション部材は、
    一方の端部と他方の端部とを有するオプション本体を備え、
    一方の端部に、前記器具に取り付けられた軸を受ける長穴を有し、該オプション本体を前記長穴の長径方向にスライド自在となるよう保持する軸保持部と、
    他方の端部に、前記器具の端部にあるスリットに引掛ける突起を有する引掛部と
    を備え
    前記引掛部は、下部に切り欠き加工を行い、前記スリットに係合して、前記オプション部材がスライド方向にスライドするのを規制する下部固定部と、この下部固定部の上部に切り欠き加工を行った上部固定部とを備え、
    前記器具は、
    前記オプション部材の軸保持部の長穴を通る軸を備えた軸部と、
    前記オプション部材の引掛部の突起を受けるスリットを有するオプション保持部と
    を備えたことを特徴とする器具。
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