JP4574005B2 - 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷サービスを提供する画像処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、顧客が料金を支払ってコンビニやプリントショップに設置してあるコピー機を使用して原稿を複写するコピーサービスが実施されている。
【0003】
コピーサービスの利点は、コピー機を持たない顧客や、処理速度が遅く画質の不十分なコピー機しか持たない顧客が、近隣のコンビニやプリントショップに設置してある高機能なコピー機で所望の複写物を出力できることであり、コピー機の近くに設置してあるコインベンダで支払いできるのが普通である。
【0004】
顧客がこのコピー機を利用する際には、まず、コインベンダにコインを投入することによりコピー機が使用可能となる。次に、コピー機の操作部から置数、カラーモード等各種設定を行い、スタートボタンによりコピーを開始する。
【0005】
コピー機の動作中は、顧客に対してコピーを行ったページ数分の料金の支払いが発生する。通常、この料金はコピーする用紙サイズや、カラーコピーか白黒コピーかで異なり一ページ出力する毎に、コインベンダに投入した金額から回収されていく。そして、ジョブの途中で投入した金額が不足となった場合にはそこでジョブを中断し、再び顧客によってコインが投入されればコピー動作を再開する。ジョブ終了後に残金がある場合はコインベンダの返却レバーを押すことで残金が返却される。
【0006】
このようにコインベンダによって、コピーサービス店の店員を介することなく顧客からの支払いが回収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コインベンダにより支払いを行うコピーサービスを利用した場合、顧客にとっては、用紙サイズや、カラーコピーか白黒コピーかで必要となる料金を計算してコインを投入するのに手間がかかり、また、持ち合わせの現金が足らなかった場合には、自宅に戻って再度出直さなければならず非常に不便である。
【0008】
また、現在のコインベンダによる支払いは、上述したようにコピー機とコインベンダが通信をして、給紙のときの残金情報と用紙を排出したときの課金情報を基に処理されているため、これにより、コインベンダに接続されたコピー機は動作を制限され、本来そのコピー機のもつ性能、機能が十分に発揮されていない。
【0009】
たとえば、通常カラーコピー機には、原稿をプリスキャンすることによってその原稿が白黒原稿であるかカラー原稿であるかを自動的に認識し、その認識したカラーモードで画像形成を行うACS機能がある。そしてこのACS時には、ファーストコピースピードを上げるためにプリスキャンの最中に既に用紙を収納するカセットから用紙の給紙を開始し、給紙後にプリスキャンの結果のカラーモードが分かる。
【0010】
しかし、コインベンダとカラーコピー機を接続した場合には、給紙時にカラーモード、用紙サイズをもとに次の画像形成分の残金があるかどうかを判断するために、給紙時にカラーモードが分からなければならず、ACS機能は使えないように設定されている。
【0011】
さらに、両面コピー機能を有するコピー機は、表面に画像形成した用紙を反転させ、裏面に画像を形成するために再度画像形成用搬送路へ給紙する再給紙機構を有している。
【0012】
しかし、コインベンダとカラーコピー機を接続した場合には、この再給紙時に残金がなくなったときは、裏面の画像形成は行わずに表面のみがコピーされて出力される。これでは、顧客にとって表面分の料金が無駄になるため、両面機能を持っていながら両面機能は使えないように設定されている。
【0013】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、選択された支払い方法に応じて、両面印刷モード等の機能の実行を制限する画像処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による画像処理装置は、画像データに応じて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に接続され前記印刷手段を制御する制御装置と、前記制御装置に接続されユーザが指示を入力するための操作部とを有し、前記印刷手段よる印刷サービスを提供する画像処理装置であって、前記制御装置は、前記印刷手段が記録媒体の両面に前記画像データを印刷する両面印刷モードを、前記操作部を介したユーザからの指示に応じて指定する指定手段と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に、当該1ページ分の画像データを印刷するために必要な料金分の残高があることの確認が行われる第1の支払い方法と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に前記残高の確認が行われない第2の支払い方法のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により前記第2の支払い方法が選択された場合は前記指定手段による前記両面印刷モードの指定を許可し、前記選択手段により前記第1の支払い方法が選択された場合は前記指定手段による前記両面印刷モードの指定を許可しない制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明による画像処理装置の制御方法は、画像データに応じて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に接続され前記印刷手段を制御する制御装置と、前記制御装置に接続されユーザが指示を入力するための操作部とを有し、前記印刷手段よる印刷サービスを提供する画像処理装置の制御方法であって、前記制御装置が、前記印刷手段が記録媒体の両面に前記画像データを印刷する両面印刷モードを、前記操作部を介したユーザからの指示に応じて指定する指定ステップと、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に、当該1ページ分の画像データを印刷するために必要な料金分の残高があることの確認が行われる第1の支払い方法と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に前記残高の確認が行われない第2の支払い方法のいずれかを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより前記第2の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可し、前記選択ステップにより前記第1の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可しない制御ステップとを実行することを特徴とする。
本発明によるプログラムは、画像データに応じて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に接続され前記印刷手段を制御するコンピュータと、前記コンピュータに接続されユーザが指示を入力するための操作部とを有し、前記印刷手段よる印刷サービスを提供する画像処理装置の制御方法を前記コンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記画像処理装置の制御方法は、前記印刷手段が記録媒体の両面に前記画像データを印刷する両面印刷モードを、前記操作部を介したユーザからの指示に応じて指定する指定ステップと、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に、当該1ページ分の画像データを印刷するために必要な料金分の残高があることの確認が行われる第1の支払い方法と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に前記残高の確認が行われない第2の支払い方法のいずれかを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより前記第2の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可し、前記選択ステップにより前記第1の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可しない制御ステップとを有することを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0049】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコピーサービスシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0050】
同図において、コンビニ等のコピーサービス店1には、コピー機4とそれに接続されるサーバコンピュータ2およびコインベンダ3が設置してあり、サーバコンピュータ2は、専用回線等によりインターネットNと接続されている。
【0051】
ネット銀行10は、事前に開設された個人口座12とコピーサービス店口座11を有し、専用回線等によりインターネットNと接続されてサーバコンピュータ2とネットワーク通信を行うことができる。
【0052】
本実施の形態では、顧客はまず、コピー機4の操作部画面で、料金の支払い方法としてコインベンダ3を使うか、電子決済にするかの選択をする。コインベンダ3の使用を選択した場合は、コインベンダ3にコインを投入することによりコピー中、コピー機4は、画像形成した用紙を排紙する毎にその用紙のサイズ、形成した画像のカラーモードといった課金に必要な課金情報I2をコインベンダ3に通知する。コインベンダ3は、通知された課金情報I2から料金を計算し投入されたコインから回収する。
【0053】
顧客が電子決済を選択した場合は、サーバコンピュータ2に接続されたディスプレイで電子決済用個人認証情報I3を入力することによりサーバコンピュータ2からコピー機4にコピー開始情報I1を通知し、コピー機4でコピーを実行することができる。そして、コピージョブ終了時にコピー機4からサーバーコンピュータ2に課金情報I2が送られ、サーバコンピュータ2は通知された課金情報I2から料金を計算し料金情報I4として個人認証情報I3と共にネット銀行10に送信する。
【0054】
ネット銀行10は、送られてきた個人認証情報I3と料金情報I4により個人口座12からサービス店口座11へ支払いを行う。
【0055】
次に、コピー機4について詳細に説明する。
【0056】
図2は、コピー機4の操作部の外観を示す図である。
【0057】
同図において、タッチパネルディスプレイ41には、通常、コピー枚数、選択用紙サイズ、倍率、コピー濃度が表示されている。リセットキー42は、コピーモードを標準モードに戻すためのものであり、スタートキー43は、コピー動作を開始させるためのものであり、ストップキー44は、コピー動作を中断させるためのものであり、クリアキー45は、コピーモードを標準モードに戻すためのものであり、テンキー46は、コピー枚数を設定するためのものである。
【0058】
カラーモード選択キー47は、原稿がカラーであるか白黒であるかを自動的に判別してカラーの場合はカラーで出力し白黒の場合は白黒で出力するACSキーと、原稿に関係なくカラー出力するColorキーと、原稿に関係なく白黒出力するBlackキーとからなり、いずれか一つのキーが点灯している。
【0059】
図3は、コピー機4の内部構成を示す図である。本コピー機4は、カラー画像形成装置であり、カラーリーダ部とカラープリンタ部によって構成されている。
【0060】
まず、カラーリーダ部の構成について説明する。
【0061】
101はCCD、311はCCD101の実装された基板、300は画像形成装置全体を制御する制御部、312は、図4の画像処理部の101を除いた部分および図5の201・202〜205の部分を含むプリンタ処理部、301は原稿台ガラス(プラテン)、302は原稿給紙装置(DF)(なお、この原稿給紙装置302の代わりに不図示の鏡面圧板を装着する構成もある)、303および304は原稿を照明する光源(ハロゲンランプまたは蛍光灯)、305および306は光源303・304の光を原稿に集光する反射傘、307〜309はミラー、310は原稿からの反射光または投影光をCCD101上に集光するレンズ、314はハロゲンランプ303・304と反射傘305・306とミラー307を収容するキャリッジ、315はミラー308・309を収容するキャリッジ、313は他のデバイスとの外部インターフェイス(I/F)である。なお、キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に移動することによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0062】
次に、ディジタル画像処理部312の詳細な説明を行う。図4は、ディジタル画像処理部312の詳細な構成を示すブロック図である。
【0063】
原稿台ガラス上の原稿は光源303・304からの光を反射し、その反射光はCCD101に導かれて電気信号に変換される(CCD101はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化または、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、たとえばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。
【0064】
続いてRGB信号はシェーディング部103で、シェーディング補正および黒補正が施される。なお、本実施の形態では、プリンタの画像形成部においてLEDアレーを発光させることで感光ドラムへの潜像形成を行うため、通常のシェーディング補正の他にLEDシェーディング補正を併せて行う必要がある。
【0065】
補正後のRGB信号はさらに、つなぎ&MTF補正補正&原稿検知部104で、CCD101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によって読取のMTFが変わるため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。
【0066】
読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部105によって、CCD101の分光特性および光源303・304および反射傘305・306の分光特性を補正する。入力マスキング部105の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ106に入力される。セレクタ106から出力された信号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部115に入力される。下地除去部115に入力された信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒文字信号を生成する。
【0067】
また、もう一つのセレクタ106の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。
【0068】
そして、下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。そして、黒文字判定部116で生成された信号とタイミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力信号は遅延108でタイミングを調整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモワレが除去され、110で、主走査方向に変倍処理される。
【0069】
111は、UCR&マスキング&黒文字反映部で、変倍処理部で処理された信号はCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信号にフィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映部111で処理された信号はγ補正部112で濃度調整された後フィルタ部113でスムージングまたはエッジ処理される。
【0070】
以上処理された信号は、201の2値変換部で8ビットの多値信号から2値信号に変換される(変換方法はディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改良したものいずれでもかまわない)。
【0071】
続いて、プリンタ部の構成について説明する。図3において353はプリンタ制御I/Fであり、カラーリーダ部のCPUからの制御信号の受け口となる。プリンタ部はプリンタ制御I/F353からの制御信号に基づいて以下で説明する動作を行う。
【0072】
続いて画像形成部に関して詳細に説明する。図3において317はM画像形成部、318はC画像形成部、319はM画像形成部、320はK画像形成部である。317〜320までの各画像形成部の構成は全て同一なので以下ではM画像形成部317を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0073】
M画像形成部317において、342は感光ドラムで、LEDアレー210からの光によって、その表面に潜像が形成される。なお、LEDアレー210を発光させるためのデータは、カラーリーダ部にて読み込まれた原稿をスキャンすることにより得られたRGB信号に基づきディジタル画像処理部312にて生成された2値の画像信号(以下では省略して「スキャナ画像信号」と称する。)か若しくは外部I/F313を介して画像形成装置外部より入力された2値の画像信号のどちらかとなる。
【0074】
ところで、先にも述べたように、スキャナ画像信号は予めLEDアレー210を構成する個々のLED素子の特性に対応するLEDシェーディング補正を行った信号である。そのため或る画像信号に基づいて発光させるLED素子は画像信号生成時に予め決められており、最適な画像形成を行うためにはそれを変更することはできない。但し、外部I/F313からの画像信号についてはLEDシェーディング補正を行う必要がないためその限りではない。
【0075】
321は一次帯電気で、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をする。322は現像器で、感光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像器322には、現像バイアスを印加して現像するためのスリーブ345が含まれている。323は転写帯電気で、転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録用シート媒体へ転写する。本実施例は転写効率がよいため、クリーナ部が配置されていない。(クリーナ部を装着しても問題ないことは言うまでもない。)
次に、記録用シート媒体の上へ画像を形成する手順を説明する。
【0076】
まず給紙部における記録用シート媒体の搬送動作について説明する。カセット340・341および手差し給紙部353に格納された記録用シート媒体はピックアップローラ339・338により1枚毎に給紙パス上に搬送される。給紙パス上の記録用シート媒体は給紙ローラ336・337によりレジローラ355へと搬送されると、その直前のレジセンサ356により記録用シート媒体の通過が検知される。
【0077】
続いて転写ベルト333上へ供給された記録用シート媒体の上へ画像を形成する手順について説明する。給紙された記録用シート媒体は、吸着帯電器346で帯電させられる。348は転写ベルトローラで、転写ベルト333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対になって普通紙等を帯電させ、転写ベルト333に記録用シート媒体を吸着させる。347はシート媒体先端センサで、転写ベルト333上の記録用シート媒体の先端を検知する。なお、シート媒体先端センサの検出信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0078】
この後普通紙は、転写ベルト333によって搬送され、画像形成部317〜320においてMCYKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画像形成部320を通過した普通紙は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から分離される。350は剥離帯電器で、普通紙が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止するものである。分離された普通紙は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351・352で帯電され、さらに定着器334でトナー画像が熱定着された後、排紙フラッパ357により排紙パス358側に搬送パスを切替えられ、そのまま排紙トレー335に排紙される。
【0079】
図5は、プリンタ処理部の詳細な構成を示すブロック図である。図5を用いて、LED画像記録について説明する。図3の画像処理部で生成された2値のCMYKの画像信号は紙先端センサ347からの紙先端信号を基に、2値変換部で生成された信号はそれぞれ遅延部202〜205によって紙先端センサとそれぞれの画像形成部との距離の違いを調整することにより、4色を所定の位置に印字することが可能となる。LED駆動部206〜209は、LED210〜213を駆動するための信号を生成する。
【0080】
引き続いて記録用シート媒体の裏面に画像を形成する場合の動作について詳細に説明する。記録用シート媒体の裏面に画像を形成する際には、まず記録用シート媒体の表面への画像形成が先んじて実行される。その表面への画像形成動作については先に詳細に述べたのでここでは省略するが、表面のみの画像形成であれば、画像形成後定着器334でトナー画像を熱定着された後に排紙フラッパ357により排紙パス358側に搬送パスを切替られそのまま排紙トレー335に排紙されるが、引き続いて裏面の画像形成を行う場合には排紙フラッパ357により裏面パス359側に搬送パスが切替えられ、それに併せた反転ローラ360の回転駆動によって記録用シート媒体は両面反転パス361内に一旦搬送される。その後記録用シート媒体は、シート媒体の送り方向幅の分だけ両面反転パス361内に搬送された後に反転ローラの逆回転駆動および両面パス搬送ローラ362の駆動により両面反転パスガイド369によって進行方向が切り替えられ、表面に画像形成された画像面を下向きにして両面パス363に搬送される。
【0081】
続いて記録用シート媒体は両面パス363上を再給紙ローラ364に向かって搬送されると、その直前の再給紙センサ365により記録用シート媒体の通過が検知される。その後、再給紙ローラ364を起動させることにより記録用シート媒体は、表裏が逆転した状態で再給紙パス366および給紙パス上に搬送される。その後の画像形成動作については先に述べた表面の画像形成動作と同じであるためここでは省略する。こうして表裏両面に画像形成がなされた記録用シート媒体はそのまま排紙フラッパ357により排紙パス358側に搬送パスを切替えられ、そのまま排紙トレー335に排紙される。以上のような動作により、本実施例では、操作者がシート媒体の表裏を改めてセットし直すことなく、自動的にシート媒体の両面へ画像形成を行うことが可能となっている。
【0082】
以上のように構成されたコピーサービスシステムにおいて、顧客はコピーサービスを利用するために、まずコピー機4の操作部から支払方法の選択を行う。
【0083】
タッチパネルディスプレイ41の初期画面は、コピーサービスを受け付けるために、コインベンダ3へのコインを投入するか、またはサーバコンピュータ2と接続されたディスプレイへ電子決済に必要な情報を入力するかの選択を促す図9(a)の表示となっている。電子決済を選択する場合は、サーバコンピュータ2に接続されたディスプレイに順次必要な情報を入力することにより、コピーの実行が可能となる。
【0084】
図6は、サーバコンピュータ2が顧客の入力する情報を処理する手順を示すフローチャートである。
【0085】
同図において、まず、ステップS1で電子決済でコピーサービスを利用するために、図7に示す個人認証画面を表示する。個人認証画面では、事前にネット銀行10に個人口座12を開設した時に発行された個人認証を行うためのIDとパスワードを入力する。
【0086】
次に、ステップS2で入力された個人認証情報をネット銀行10に送信し、その情報が正しいかをネット銀行10がチェックし、正しければステップS3でコピー機4へ電子決済によるコピー開始要求を通知する。
【0087】
サーバコンピュータ2から電子決済による出力開始要求が通知されると、コピー機4は、操作部のタッチパネルディスプレイ41の表示を図9(b)に切り換え、自動的に電子決済が行われることを顧客に示し、顧客が確認キーを押すことにより、コピーの実行が可能な標準画面へ移行する。
【0088】
顧客は、標準画面において、置数、カラーモード等の設定を行い、コピー機4を使用する。
【0089】
そして、コピー機4は、全ページの排紙が終了した時点で、出力した用紙分の用紙のサイズ、形成した画像のカラーモードといった課金に必要な課金情報をサーバコンピュータ2へ通知する。
【0090】
図10は、電子決済が選択されてコピーが終了した場合のサーバコンピュータ2が実行する終了処理の手順を示すフローチャートである。
【0091】
同図において、ステップS11でコピー機4より出力した用紙分の用紙のサイズ、形成した画像のカラーモードといった課金情報が通知されると、ステップS12で、通知された課金情報より顧客が支払う料金情報を算出し、ステップS13で算出した料金情報と個人認証情報を、たとえばSSL方式で暗号化してネット銀行10に送信する。ネット銀行10は、送られた情報をもとに個人口座からコピーサービス店口座へ金額を移動させる。なお、本実施の形態では、電子決済の方法としてネット銀行10による決済を例に挙げて説明したが、一般的なクレジットカードのカード番号を含む情報を暗号化して送るオンラインクレジットカード決済や、決済のための個人認証にプロバイダの認証機能を使うプロバイダによる決済によっても可能である。
【0092】
タッチパネルディスプレイ41の初期画面を示す図9(a)の表示において、コインベンダによる支払いを選択する場合は、コインベンダにコインを投入することにより、コピーの実行が可能となる。
【0093】
図8は、コインベンダ3の操作部の外観を示す図である。
【0094】
同図において、31は顧客がコインを投入するコイン投入口であり、32は投入した金額およびプリント動作中に1ページ排紙毎に残金が表示される金額表示部であり、33は全ページ出力後に残金があった場合、おつりを返却するための返却レバーである。
【0095】
図9(a)の表示で顧客がコインを投入すると、コインベンダ3は、所定の金額を越えた所でコピー機4へコピー開始情報を通知する。コピー機4は、コピー開始情報が通知されるとタッチパネルディスプレイ41をコピーの実行が可能な標準画面へ切り換える。顧客は、標準画面において、置数、カラーモード等の設定を行いコピー機4を使用する。
【0096】
コピー中は、コピー機4が用紙を給紙する前にコインベンダ3に残金があるか否かを問い合わせ、残金がある場合は用紙を給紙して画像形成を行う。残金がない場合は、用紙を給紙しないで停止処理を行う。また、コピー機4は、1ページ排紙毎に出力した用紙のカラーモード、用紙サイズといった課金に必要な課金情報をコインベンダ3に通知する。コインベンダ3は、通知された課金情報をもとに顧客が支払う料金を1ページ毎に算出し金額表示部に残金を表示する。
【0097】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るコピーサービスシステムを説明する。
【0098】
本実施の形態のコピーサービスシステムは、前記第1の実施の形態のコピーサービスに対して、その制御処理が異なるのみであるため、ハードウェアは、前記図1〜図5および図8と同様のものを使用する。
【0099】
本実施の形態において、顧客はコピーサービスを利用するために、まずコピー機4の操作部から支払方法の選択を行う。
【0100】
タッチパネルディスプレイ41の初期画面は、コピーサービスを受け付けるために、コインベンダ3へのコインを投入するか、サーバコンピュータ2と接続されたディスプレイへ電子決済に必要な情報を入力するかの選択を促す図11(a)の表示となっている。電子決済を選択する場合は、サーバコンピュータ2に接続されたディスプレイに順次必要な情報を入力することにより、コピーの実行が可能となる。
【0101】
そして、前記図6の処理と同様の処理を行う。すなわち、電子決済でコピーサービスを利用するために、前記図7に示す個人認証画面を表示する。個人認証画面では、事前にネット銀行10に個人口座12を開設した時に発行された個人認証を行うためのIDとパスワードを入力する。そして、入力された個人認証情報をネット銀行10に送信し、その情報が正しいかをネット銀行10がチェックし、正しければ、コピー機4へ電子決済によるコピー開始要求を通知する。
【0102】
サーバコンピュータ2から電子決済による出力開始要求が通知されると、コピー機4は、操作部のタッチパネルディスプレイ41の表示を図11(b)に切り換え、自動的に電子決済が行われることを顧客に示し、顧客が確認キーを押すことにより、コピーの実行が可能な標準画面の図11(c)へ移行する。
【0103】
図11(c)の中程には、両面コピーの設定を行う両面キーが設けられ、顧客は両面コピー機能を使用することができる。また、図2におけるカラーモードキー47は、ACSキーが点灯し、ACS機能を利用できる。他の二つのいずれかのカラーモードへ切り換えることも可能である。顧客は、標準画面において、置数、カラーモード等の必要な設定を行いコピー機4を使用する。
【0104】
そして、コピー機4は、全ページの排紙が終了した時点で、出力した用紙分の用紙のサイズ、形成した画像のカラーモードといった課金に必要な課金情報をサーバコンピュータ2へ通知する。続いて、前記図10の処理と同様の処理を行う。すなわち、コピー機より出力した用紙分の用紙のサイズ、形成した画像のカラーモードといった課金情報が通知されると、通知された課金情報より顧客が支払う料金情報を算出し、算出した料金情報と個人認証情報をSSL方式で暗号化してネット銀行10に送信する。ネット銀行10は、送られた情報をもとに個人口座12からコピーサービス店口座11へ金額を移動させる。
【0105】
タッチパネルディスプレイ41の初期画面を示す図11(a)の表示において、コインベンダ3による支払いを選択する場合は、コインベンダ3にコインを投入することにより、コピーの実行が可能となる。
【0106】
図11(a)の表示で顧客がコインを投入すると、コインベンダ3は、所定の金額を越えた所でコピー機4へコピー開始情報を通知する。コピー機4は、コピー開始情報が通知されるとタッチパネルディスプレイ41をコピーの実行が可能な標準画面、図11(d)へ切り換える。図11(d)では、両面コピーの設定を行う両面キーは表示されず、顧客は両面コピー機能を使用することができない。また、図2におけるカラーモードキー47はBlackキーが点灯し、ACSキーへ切り換えることはできない。このためACS機能は利用できない。なお、colorキーを選択することは可能である。
【0107】
顧客は、標準画面において、置数、カラーモード等の設定を行いコピー機4を使用する。
【0108】
コピー中は、コピー機4が用紙を給紙する前にコインベンダ3に残金があるか否かを問い合わせ、残金がある場合は用紙を給紙して画像形成を行う。残金がない場合は、用紙を給紙しないで停止処理を行う。また、コピー機4は、1ページ排紙毎に出力した用紙のカラーモード、用紙サイズといった課金に必要な課金情報をコインベンダ3に通知する。コインベンダ3は、通知された課金情報をもとに顧客が支払う料金を1ページ毎に算出し金額表示部に残金を表示する。
【0109】
なお、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0110】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0111】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0112】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0113】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0114】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、選択された支払い方法に応じて、印刷サービスに関する複数の機能のうち両面印刷モードの実行を制限する画像処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコピーサービスシステムの構成図である。
【図2】図1のコピー機の操作部の外観を示す図である。
【図3】図1のコピー機の内部構成を示す図である。
【図4】図3のディジタル画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図5】図3のLED駆動部の構成を示すブロック図である。
【図6】図1のサーバコンピュータが顧客の入力する情報を処理する手順を示すフローチャートである。
【図7】図1のサーバコンピュータの受付画面表示を示す図である。
【図8】図1のコインベンダの操作部の外観を示す図である。
【図9】図1のコピー機の操作部のパネル表示を示す図である。
【図10】電子決済選択時にサーバコンピュータが実行する終了処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るコピーサービスシステムのコピー機の操作部のパネル表示を示す図である。
【符号の説明】
1 コピーサービス店
2 サーバコンピュータ
3 コインベンダ
4 コピー機
10 ネット銀行
11 コピーサービス店口座
12 個人口座
N インターネット
31 コイン投入口
32 金額表示部
33 返却レバー
41 タッチパネルディスプレイ
42 リセットキー
43 スタートキー
44 ストップキー
45 クリアキー
46 テンキー
47 カラーモード選択キー
Claims (6)
- 画像データに応じて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に接続され前記印刷手段を制御する制御装置と、前記制御装置に接続されユーザが指示を入力するための操作部とを有し、前記印刷手段よる印刷サービスを提供する画像処理装置であって、
前記制御装置は、前記印刷手段が記録媒体の両面に前記画像データを印刷する両面印刷モードを、前記操作部を介したユーザからの指示に応じて指定する指定手段と、
1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に、当該1ページ分の画像データを印刷するために必要な料金分の残高があることの確認が行われる第1の支払い方法と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に前記残高の確認が行われない第2の支払い方法のいずれかを選択する選択手段と、
前記選択手段により前記第2の支払い方法が選択された場合は前記指定手段による前記両面印刷モードの指定を許可し、前記選択手段により前記第1の支払い方法が選択された場合は前記指定手段による前記両面印刷モードの指定を許可しない制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 原稿上の画像を読み取って前記画像データを生成する読取手段を更に備え、
前記印刷サービスとは、前記印刷手段が前記読取手段によって生成された画像データを前記記録媒体に印刷するサービスであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1の支払い方法とは、前記印刷サービスの利用にかかる料金を現金で支払う方法であって、前記第2の支払い方法とは、前記印刷サービスの利用にかかる料金を電子決済で支払う方法であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記操作部は、前記両面印刷モードを指示するためのボタンを表示する表示手段を含み、
前記制御手段は、前記選択手段により前記第2の支払い方法が選択された場合は前記ボタンを前記表示手段に表示し、前記選択手段により前記第1の支払い方法が選択された場合は前記ボタンを前記表示手段に表示しないよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 画像データに応じて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に接続され前記印刷手段を制御する制御装置と、前記制御装置に接続されユーザが指示を入力するための操作部とを有し、前記印刷手段よる印刷サービスを提供する画像処理装置の制御方法であって、
前記制御装置が、
前記印刷手段が記録媒体の両面に前記画像データを印刷する両面印刷モードを、前記操作部を介したユーザからの指示に応じて指定する指定ステップと、
1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に、当該1ページ分の画像データを印刷するために必要な料金分の残高があることの確認が行われる第1の支払い方法と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に前記残高の確認が行われない第2の支払い方法のいずれかを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより前記第2の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可し、前記選択ステップにより前記第1の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可しない制御ステップとを実行することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 画像データに応じて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に接続され前記印刷手段を制御するコンピュータと、前記コンピュータに接続されユーザが指示を入力するための操作部とを有し、前記印刷手段よる印刷サービスを提供する画像処理装置の制御方法を前記コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記画像処理装置の制御方法は、
前記印刷手段が記録媒体の両面に前記画像データを印刷する両面印刷モードを、前記操作部を介したユーザからの指示に応じて指定する指定ステップと、
1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に、当該1ページ分の画像データを印刷するために必要な料金分の残高があることの確認が行われる第1の支払い方法と、1ページ分の前記画像データの印刷を開始する前に前記残高の確認が行われない第2の支払い方法のいずれかを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより前記第2の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可し、前記選択ステップにより前記第1の支払い方法が選択された場合は前記指定ステップによる前記両面印刷モードの指定を許可しない制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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