JP2000242149A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000242149A
JP2000242149A JP11046066A JP4606699A JP2000242149A JP 2000242149 A JP2000242149 A JP 2000242149A JP 11046066 A JP11046066 A JP 11046066A JP 4606699 A JP4606699 A JP 4606699A JP 2000242149 A JP2000242149 A JP 2000242149A
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forming apparatus
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consumables
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JP11046066A
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Koji Naito
耕司 内藤
Hiroaki Ikeda
博昭 池田
Akinori Yoshida
明徳 吉田
Motomi Takemoto
もとみ 竹本
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な利用者が使用する環境において、消耗
材の適正管理と有効利用とを可能にする画像形成装置を
提供すること。 【解決手段】 消耗材がニアエンプティ状態となった場
合、利用制御部200は、利用者が画像形成要求を出す
のに使用した機器の種別と利用者の部署ID番号とから
利用者の種別を判定する。そして、この利用者種別をも
とに、特定の種別の利用者からは当該消耗材を用いる画
像形成機能の指定を受け付けないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、消耗材の適正管理と有効利用とを可能にする
ための制御を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に関しては、トナー
や用紙などの消耗材を管理するための技術がある。例え
ば、現像剤としてトナーを用いるプリンタを例に説明す
ると、トナーの残量が少なくなって所定量を下回った状
態(以下、「ニアエンプティ」という)になると、利用
者にトナー補給を促したり、トナーを効率的に利用した
りして、トナー切れで利用者がプリンタを使用できなく
なる場合を減らす技術が考案されている。
【0003】こうした技術に関しては、利用者それぞれ
が消耗材管理の必要性と消耗材補給の方法とを認識して
おり、自分のジョブ実行中に消耗材補給の必要が生じた
場合には自身で補給を行うか、管理者に連絡して補給を
行ってもらうなどの対策を取れること、また、利用者お
よびその使用目的が一定で、消耗材の将来の消費量が過
去の使用実績からある程度予測可能であること、などが
前提となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置の使用形態が多様化し、1台の装置を異なる立場
の利用者が利用する場合が多くなった結果、上記の前提
が通用しない場合が多くなっている。例えば、ある会社
の顧客窓口を有する営業所に設置される複写機について
考えると、同社の従業員が業務のために使用するだけで
なく、社外の人間(顧客)にもサービスの一環として有
料で使用することを認める、といった使用形態もありう
る。
【0005】このような使用形態においては、利用者の
種別によって、トナーや記録紙など消耗材の管理の必要
性に対する認識に差がある(社外の人間は補給のための
手段を知らず、また、補給の必要性に対しても意識が低
い)。そのため、社外の人間が指定したジョブを実行し
たタイミングで複写機のトナーがニアエンプティ、ある
いはエンプティ(ジョブに使用できる消耗材の残量が0
の状態)になった場合、当該複写機はトナー補給が行わ
れないまま放置されてしまうこともありうる。
【0006】また、従業員によるトナー消費量は業務内
容や過去の使用量の記録などから予測がつくが、社外の
人間の使用については使用目的もまちまちで過去の使用
記録から消費量を予測するのが難しい。そのため、社内
の人間の使用だけ認めていた場合にはニアエンプティか
らエンプティになるまでの期間がほぼ安定していたもの
が、社外の人間の利用を認めると、この期間が一定しな
くなる。すると、従来は、ニアエンプティ状態になった
時点で補給品を注文すれば、エンプティになる前に補給
品が納品される、という見通しがあったものが、この見
通しが立たなくなり、その結果、補給品の注文から納品
までの間に補給品切れとなることを恐れて補給品在庫を
多く抱えることになり、保管場所を広く取られるといっ
た不都合が生じる。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、多様な利用者が
装置を使用する環境において、トナーや用紙などの消耗
材の適正な管理を可能する画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画像形成装置は、複数種別の利用者から
の利用要求に応じて、電子写真方式で画像を形成する画
像形成装置であって、利用者の種別を判定する利用者判
別手段と、画像形成のために使用される消耗材の使用状
態を示す状態情報を検出する状態情報検出手段と、検出
された状態情報に応じ、所定種別の利用者に対して、前
記消耗材の使用を制限する制限手段と、を備えることを
特徴とする。
【0009】また、前記消耗材は、現像剤および記録シ
ートであり、前記状態情報は前記消耗材の残量に関する
情報である、とすることができる。また、前記利用者判
別手段は、利用者からの識別情報の入力を受け付ける識
別情報受付手段を有し、受け付けた識別情報に基づいて
利用者の種別を判定すること、としてもよい。
【0010】また、接続された外部機器を介して利用者
からの使用要求を受け付けるインタフェース手段を更に
有し、前記利用者判別手段は、前記インタフェース手段
が要求を受け付けた外部機器によって利用者の種別を判
定することとしてもよい。そして、前記インタフェース
手段は、前記外部機器として、ネットワーク接続された
端末装置、ネットワーク接続された他の画像形成装置、
コピーベンダー、識別情報管理装置のすべてあるいは一
部を介して利用者からの使用要求を受け付けること、と
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置に関
する実施の形態を、図面を参照しながら説明する。本実
施の形態における画像形成装置は、デジタル方式のカラ
ー画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という)
であり、当該画像形成装置は、複写機およびプリンタと
して使用できる公知の装置である。また、以下の説明に
おいて、「消耗材」という語は、現像剤であるトナーと
記録シートである用紙とを指すものである。 (装置の使用環境)先ず、画像形成装置の構成の説明に
先だって、その使用環境の一例を説明しておく。当該画
像形成装置が設置されている場所は、ある会社の一部署
が占有しているビルの1フロアであり、この画像形成装
置は、当該フロア内でLAN(Local Area Network:ロ
ーカルエリアネットワーク)によって複数の端末装置
(パーソナルコンピュータ、以下「PC」)に接続され
ている。当該ビルの他フロアには同社の他部署があり、
業務によりフロア間で社内の人間の行き来がある。ま
た、当該フロアには顧客窓口が設けられており、不特定
の社外の人間も出入りしている。
【0012】画像形成装置は、当該フロアに出入りする
人間すべてが複写機として使用できる。また、LAN接
続されたPCからプリンタとして使用することもでき
る。よって、当該画像形成装置の利用者は、以下の4種
類が混在している。 (1)社内・自部署の利用者 (2)社内・他部署の利用者 (3)社外利用者 (4)LAN経由のPCからの利用者(以下「ネットワ
ーク利用者」) (1)の社内・自部署の利用者は、当該画像形成装置を
管理する部署(自部署)に所属する社員であり、所属部
署を表すID番号を入力することで当該画像形成装置を
複写機として利用できる。また、消耗材管理の必要性を
認識しており、消耗材補給の方法についての知識もあ
る。当該利用者による消耗材消費量については、過去の
記録などから予測が可能である。
【0013】(2)の社内・他部署の利用者は、所属部
署を表す部署ID番号を入力することで当該画像形成装
置を複写機として利用できる。当該画像形成装置を管理
する部署以外の部署(他部署)に所属する社員であり、
消耗材管理の必要性を認識しているが、消耗材補給方法
に関しては、補給用の消耗材在庫の保管場所などの具体
的知識が、(1)の社内・自部署の者に比べると劣って
いる。また、当該利用者による利用は不規則なので、消
耗材消費量については、過去の記録などから予測するこ
とは難しい。
【0014】(3)の社外利用者は、料金を支払うこと
で当該画像形成装置を複写機として利用できる社外の人
間(顧客など)である。消耗材管理の必要性に対する認
識も低く、消耗材補給の方法についての知識もない。ま
た、当該利用者による利用は不規則なので、消耗材消費
量については、過去の記録などから予測することは難し
い。
【0015】(4)のネットワーク利用者は、(1)の
社内・自部署の人間が、当該画像形成装置から離れた位
置にあるデスクに設置されたPCからの操作により、当
該画像形成装置をプリンタとして使用するものである。
消耗材管理の必要性を認識しており、消耗材補給の方法
についての知識もあるが、装置と離れた位置から操作す
るので、補給が必要な状況で確実に補給のアクションを
取るかは不明確である。また、当該利用者による消耗材
消費量については、過去の記録などから予測が可能であ
る。 (画像形成装置全体の構成)図1は、本実施の形態にお
ける画像形成装置1の全体の構成を示す図である。本画
像形成装置1は、大きく分けてイメージリーダ部10と
プリンタ部20とから成る。イメージリーダ部10は、
複写する原稿の画像を読み取るものであり、プリンタ部
20は、イメージリーダ部10が読み取った画像や、ネ
ットワーク接続されたPCから送信されてくる画像デー
タを記録シート上に再現する。また、画像形成装置1に
は、コピーベンダー60、ID管理装置50が接続され
ているほか、ネットワーク回線70を介してパーソナル
コンピュータ(PC)701,702,703(以下、
「PC701〜703」)とも接続されている。このう
ちPC701はプリンタサーバとして動作する。
【0016】画像形成装置1の構成説明の前に、コピー
ベンダー60、ID管理装置50、ネットワーク回線7
0について説明する。ID管理装置50、コピーベンダ
ー60、ネットワーク回線70は、いずれも公知のもの
である。ID管理装置50は、社内の人間に対して所属
部署を示す部署ID番号の入力を条件に画像形成装置1
の複写機としての使用を許可するものであり、また、部
署ID番号をもとに、部署ごとの複写枚数を集計して、
月末あるいは期末に部署ごとのコピー費用を集計するた
めのものである。ID管理装置50には、部署ID番号
入力を受け付けるためにテンキー等が設置され、部署I
D番号の識別や複写枚数集計を行うマイコンが内蔵され
ている。ID管理装置50は、部署ID番号入力を受け
付けると、この部署ID番号の妥当性をチェックした上
で、画像形成装置1に複写処理要求を出力する。そし
て、複写処理が終了して、画像形成装置1から複写枚数
を通知されると、この値を当該部署ID番号に対応する
部署の複写枚数カウンタに加算する。また、ID管理装
置50は、キーボードから専用の暗証番号の入力を受け
て、複写枚数の集計情報を画像形成装置1に表示させた
り、内蔵する集計情報をクリアしたりする。
【0017】先ず、コピーベンダー60は、コインの投
入を受け付けて画像形成装置1の使用を社外利用者に許
可する装置であって、料金投入口62から硬貨が投入さ
れると表示部65に投入金額を表示すると共に、金額と
複写処理要求とを画像形成装置1に送信する。これに対
し画像形成装置1からは、複写処理が終了する毎に終了
信号とその複写処理の料金に関する情報がコピーベンダ
ー60に送信されてくる。コピーベンダー60は、終了
信号および料金に関する情報を受信すると、残金を計算
して表示部65に表示する。残金が足らなくなったり、
返却ボタン63が押下され残金が返却口64に返却され
ると、コピーベンダー60は、コピー禁止信号を画像形
成装置1に送信して、料金投入を促すメッセージを表示
させる。
【0018】ネットワーク回線70は、画像形成装置1
とPC701〜703とを接続し、利用者がPC701
〜703から画像形成装置1に画像形成処理(プリント
処理)実行を指示できるようにするものである。PC7
01〜703のいずれかから利用者がプリント処理の指
示を入力すると、ネットワーク回線70経由でプリント
処理実行要求が画像形成装置1に送信される。PC70
1〜703からの処理要求には、利用者がPCから指示
したプリント処理の設定内容(カラー/白黒、用紙サイ
ズなど)が含まれる。
【0019】次いで、画像形成装置1本体の各構成部の
説明を行う。イメージリーダ部10は、原稿の画像を、
スキャナ11を移動させて読み取る公知のものであっ
て、スキャナ11により得られた原稿画像は、折り返し
ミラー13〜16、集光レンズ(不図示)を介してフル
カラーCCDセンサ17に結像される。フルカラーCC
Dセンサ17は、原稿の画像データをレッド(R)、グ
リーン(G)、ブルー(B)の3種類の色成分デジタル
信号に変換し、この画像データをプリンタ部20に送信
する。なお、イメージリーダ部10は、複写処理の場合
にのみ上記の動作を行うものであり、画像形成装置1が
PC701〜703からのプリント処理要求を実行する
際には動作しない。
【0020】プリンタ部20は、複写処理の場合にはイ
メージリーダ部10から出力される画像データをもと
に、PC701〜703から要求されたプリント処理の
場合にはPCから送信されてくる画像データをもとに、
記録紙上に画像を再現する部分であり、プリントヘッド
部21、感光体ドラム22、トナー現像器26C,26
M,26Y,26K(以下、「トナー現像器26C〜2
6K」)、転写ドラム27、定着装置35、給紙カセッ
ト41,42、制御部100などから成る。
【0021】複写処理の場合、制御部100は、イメー
ジリーダ部10で得られた3色成分の画像データ(デジ
タル信号)に対して各種のデータ処理を加えて、更にシ
アン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラッ
ク(K)の各再現色の画像データに変換する(以下、シ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各再現色をC、
M、Y、Kと表す。また、各再現色に関連する構成部分
の番号には、このC、M、Y、Kを添字として付加して
いる)。一方、PC701〜703からの要求に応じた
プリント処理の場合、制御部100はデータ変換処理を
行わず、プリント処理要求の設定内容をチェックし、実
行可能と判定した場合には、要求元PCに画像データ
(C、M、Y、Kの再現色の画像データに変換済み)の
送信を指示し、実行不可と判定した場合には、PCに実
行不可を示す信号を送信して処理を終える。
【0022】制御部100は、イメージリーダ部10ま
たはネットワーク接続されたPCから受け取った再現色
の画像データを内蔵するメモリにいったん格納した後、
プリントヘッド部21に送出し、プリントヘッド部21
に内蔵されたレーザーダイオードを駆動して、C,M,
Y,Kのいずれかの再現色について感光体ドラム22の
表面を露光して静電潜像を形成する。なお、制御部10
0がメモリに画像データを格納して以降の画像形成装置
1の処理については、複写処理の場合とPCからの指示
によるプリント処理の場合とで違いはない。
【0023】また、制御部100は、上記の処理の他
に、各種の制御処理を行うが、制御処理の内容に関して
は後述する。C,M,Y,Kの各色のトナー現像器26
C〜26Kは、感光体ドラム22の回転に同期して、単
独で感光体ドラム22表面にC,M,Y,Kのいずれか
単色の静電潜像を現像する。また、トナー現像器26C
〜26Kはそれぞれ、内蔵するトナータンク内のトナー
残量を検出する公知のトナーセンサ(不図示)を有して
いる。トナーセンサは検出したトナー残量の情報を、制
御部100からの要求に応じて送信する。
【0024】転写ドラム27は、用紙カセット41また
は用紙カセット42から搬送されてくる記録紙を巻き取
って、周囲に配置された部材とともに、感光体ドラム2
2上のトナー像を当該記録紙上に転写させる。その転写
処理の手順は以下の通りである。先ず給紙された記録紙
の先端がタイミングローラ28を通過して吸着ローラ2
9まで到達すると、記録紙は転写ドラム27上に把持さ
れると共に、吸着用チャージャ30によって静電的に転
写ドラム27表面に吸着されて、位置ずれが生じない状
態で巻き取られる。そして、転写チャージャ31が、上
記感光体ドラム22に現像されたトナー像を、転写ドラ
ム27上に巻き取られた記録紙に転写させる。
【0025】上述のようなトナー現像および転写処理
が、フルカラーコピー時には、C,M,Y,Kの各色に
ついて繰り返し行われ、全ての色のトナー画像が記録紙
に重ね合わされてカラー画像が作成される。なお、白黒
のモノクロコピー時には、ブラック(K)色についての
み上記処理が行われる。トナー像が転写された記録紙
は、分離爪32、除電チャージャ33、34によって転
写ドラム27の表面から分離される。
【0026】定着装置35は、記録紙に転写されたトナ
ー像を加熱しながら押圧することによりトナーを記録紙
表面に定着させた後、排紙トレー36上に排出する。用
紙トレイ41,42は、制御部100からの指示を受け
て記録紙をタイミングローラ28に向けて供給する。用
紙トレイ41にはA4用紙が、用紙トレイ42にはB5
用紙が、それぞれ格納されている。また、用紙トレイ4
1,42には、用紙の残量を検知する公知の用紙センサ
(図示せず)が設けられており、用紙センサは、用紙残
量の情報を制御部100に出力する。
【0027】なお、イメージリーダ部10の上面の操作
しやすい位置には、点線で示すように操作パネル18が
設けられている。図2は、操作パネル18の概略図を示
す。操作パネル18は、利用者から複写処理の指定を受
け付けるためのもので、大きくは表示部181とキー部
185とに分かれている。キー部185にはコピー枚数
などの数値指定を受け付けるための数値キー群186、
複写処理開始を指示するためのスタートキー187、処
理を中止するためのストップキー188、指定内容をキ
ャンセルするためのクリアキー189が設けられてい
る。
【0028】表示部181は、液晶タッチパネルであ
り、画像形成装置1と利用者との対話的インタフェース
を実現する。表示部181はさらに、利用者へのメッセ
ージを表示するメッセージエリア182および、利用者
から複写処理の設定を受け付けるためのボタン表示エリ
ア183から成る。ボタン表示エリア183には、各種
複写設定受け付けのためのボタンイメージが表示され
る。ボタンイメージは、白黒コピーボタン1831、カ
ラーコピーボタン1832、A4コピーボタン183
3、B5コピーボタン1834などである。複写設定の
項目はカラー/白黒や用紙サイズの他にもあるが、ここ
では作図と説明の便宜上、上記4つに限定してある。 (制御部100の構成)次に、画像形成装置1の内部に
設置されている制御部100の構成を図面に従って説明
する。
【0029】図3は、制御部100の構成を示すブロッ
ク図である。制御部100は、画像読取制御部110、
画像信号処理部120、メモリ制御部130、プリンタ
制御部140、メイン制御部150、利用制御部20
0、インタフェース部160、画像メモリ131などか
ら成る。上記各構成部は、画像メモリ131を除いてそ
れぞれCPUを中心に構成されており、コマンドライン
(図中、点線で表示)を介して情報やコマンドを、画像
データバス(図中、実線で表示)を介して画像データ
を、相互にやり取りする。
【0030】画像読取制御部110は、イメージリーダ
部10の動作を制御するものである。すなわち、メイン
制御部150からの実行指示を受けて起動し、原稿の読
取りをイメージリーダ部10に指示して、読み取った画
像データを画像信号処理部120に出力させる。画像信
号処理部120は、イメージリーダ部10のフルカラー
CCDセンサ17から出力されてくる画像データについ
て、デジタルの多値信号に変換し、シェーディング補正
やエッジ強調などの画質改善を施すなどした上で、メモ
リ制御部130に出力する。
【0031】メモリ制御部130は、複写処理の場合に
は画像信号処理部120から出力されてくる画像データ
を、PCからの指示によるプリント処理の場合には後述
するインタフェース部160経由でPCから送信されて
くる画像データを、画像メモリ131にいったん格納す
る。そして、メイン制御部150からの同期信号に従っ
て、メモリ管理部130は、画像メモリ131から画像
データを、走査処理単位であるライン単位で読み出し、
プリント制御部140に出力する。
【0032】プリント制御部140は、上記メモリ制御
部130から出力されてきた画像データをレーザーダイ
オード駆動信号に変換し、プリントヘッド部21に出力
して、感光体ドラム22表面の露光走査を行わせる。さ
らに、プリント制御部140は、トナー現像器26C〜
26Kによるトナー像現像処理、転写ドラム27等によ
る当該トナー像の記録紙への転写処理、さらには記録紙
へのトナー像の定着、記録紙の排紙までを制御する。
【0033】利用制御部200は、ネットワーク回線7
0、コピーベンダー60、ID管理装置50などの接続
機器から複写機利用要求とともに送られてくる利用者情
報と、プリント部20に備えられた各種センサ(トナー
センサ、用紙センサ)から送られてくる消耗材情報とに
基づいて、利用者ごとに複写設定項目の指定を一部制限
する処理を行う。利用制御部200の処理内容について
は、さらに後述する。
【0034】メイン制御部150は、操作パネルからの
利用者の複写指定(複写枚数、複写開始指示、カラー/
白黒指定、用紙サイズ指定など)、あるいは、ネットワ
ーク回線70経由でのPCからのプリント設定(プリン
ト枚数、カラー/白黒指定、用紙サイズ指定など)を受
け付けると、指定内容を制御部100の構成各部に通知
する。また、構成各部の処理タイミングを統一的に制御
して、円滑な複写動作を実現する。また、メイン制御部
150は、コピーベンダー60からの利用による複写処
理の場合、記録紙サイズ別にカラーコピーと白黒コピー
にかかる料金を対応させた料金テーブル(内蔵ROM内
に予め格納)に基づいて、複写料金計算を行い、コピー
ベンダー60に通知する。また、メイン制御部150
は、ID管理装置50からの利用による複写処理の場
合、ID管理装置50による部署別複写枚数集計処理の
ために、ID管理装置50に複写枚数を通知する。
【0035】インタフェース部160は、画像形成装置
1と接続機器とのインタフェースを管理するものであ
る。インタフェースの内容については、以下、接続機器
ごとに説明する。コピーベンダー60の場合、インタフ
ェース部160は、コピーベンダー60から料金投入の
通知を受け付けると、投入金額とコピーベンダー60用
の機器IDとをメイン制御部150に通知する。そし
て、複写処理が終了する毎に、インタフェース部160
は、終了通知とその複写処理に費やした料金に関する情
報とをメイン制御部150から受け取り、これらをコピ
ーベンダー60に送信する。
【0036】ID管理装置50の場合、インタフェース
部160は、ID管理装置50からの利用者が入力した
部署ID番号を、ID管理装置50による部署ID番号
の妥当性チェックが終わったのちに受け取り、利用制御
部200にこの部署ID番号とID管理装置用の機器I
Dとを通知する。ネットワーク回線70の場合、インタ
フェース部160は、内蔵するモデム161によりPC
701,702,703からネットワーク回線70経由
でプリント処理要求を受け付け、処理要求に含まれるネ
ットワーク回線用の機器IDと、利用者がPCから指定
したプリント設定の情報とを読み出し、利用制御部20
0に送信する。そして、インタフェース部160は、当
該プリント設定に応じたプリント処理の実行可否判定
(利用制御部200が行う)を待ち、実行可という判定
であれば、要求元PCに指示して画像データを送信さ
せ、受け取った画像データをメモリ管理部140に送
る。逆に、実行不可という判定であれば、インタフェー
ス部160は、不可であることを示す信号を要求元PC
に送信する。 (4)利用制御部200の構成と動作 利用制御部200は、ネットワーク回線70、コピーベ
ンダー60、ID管理装置50などから複写機利用要求
とともに送られてくる利用者情報と、各種センサ(現像
器26C〜26K内のトナーセンサ、用紙トレイ41,
42内の用紙センサ)から送られてくる消耗材の使用状
態(残量)情報とから、当該利用者が指定可能な設定項
目(カラーコピー、白黒コピー、A4コピー、B5コピ
ーなど)を判定する。
【0037】図4は、利用制御部200の構成を示すブ
ロック図である。利用制御部200は、CPU210を
中心にRAM220、ROM230が配置された構成で
ある。CPU210には、メイン制御部150、インタ
フェース部160、現像器26C〜26K内のトナーセ
ンサ、用紙トレイ41,42内の用紙センサが接続され
ている。
【0038】CPU210は、ROM230に格納され
たプログラムを実行して処理を行う。以下、CPU21
0の処理の流れをフローチャート図に従って説明する。
RAM220、ROM230に格納されCPU210に
よって参照される各種情報については、CPU210の
処理の流れを説明する中で順次述べる。図5は、CPU
210のメイン処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【0039】CPU210は、画像形成装置1の電源投
入時に起動し、メイン制御部150から画像形成装置1
のウォームアップ完了の通知を待って、待機状態に入
る。待機状態のCPU210は、接続機器からの処理要
求(複写処理要求またはプリント処理要求)を待ち、イ
ンタフェース部160経由で要求を受け付けると、その
内容をRAM220に格納し、解析する(S501)。
要求に含まれる情報は、先ず要求元の機器種別(ネット
ワーク回線/コピーベンダー/ID管理装置)を示す機
器IDであり、さらに要求元機器ごとに固有の情報(コ
ピーベンダー60の投入金額情報、ID管理装置50か
らの部署ID番号、ネットワーク回線70からのプリン
ト設定情報など)がある。
【0040】そして、CPU210は、上記の情報をも
とに利用者情報を作成してRAM220に格納する。先
ずCPU210は、機器ID情報をもとに、利用者をネ
ットワーク利用者、コピーベンダー利用者(社外利用
者)、ID管理装置利用者に分ける(S502)。CP
U210は、ネットワーク回線70またはコピーベンダ
ー60からの利用者については、利用者情報として機器
IDをRAM220に格納する(S506、S50
7)。また、CPU210は、ID管理装置50からの
利用者については、さらに利用者が入力した部署ID番
号を参照して、(S503)、器機IDと部署ID番号
との組合わせを利用者情報としてRAM220に格納す
る(S504、S505)。接続機器の種類と部署ID
番号とによって、利用者は4種類に分類されるが、その
4種類とそれぞれに対応する利用者情報の内容は以下の
通りである。 (1)ネットワーク利用者(機器:ネットワーク回線) (2)社外利用者(機器:コピーベンダー) (3)社内・自部署利用者(機器:ID管理装置、部署
ID番号:自部署ID番号) (4)社内・他部署利用者(機器:ID管理装置、部署
ID番号:他部署ID番号) 利用者情報の作成、格納を終えたCPU210は、次い
で、画像形成装置1の消耗材の使用状態情報を取得す
る。使用状態情報とは、消耗材(カラートナー、黒トナ
ー、A4用紙、B5用紙)の残量情報である。消耗材の
使用状態には以下の3段階がある。 (1)エンプティ状態…画像形成処理に使用できる消耗
材の残量が0の状態。 (2)充分状態…消耗材を大量消費するジョブを実行し
てもエンプティ状態になるおそれがない状態。 (3)ニアエンプティ状態…エンプティ状態ではない
が、消耗材を大量消費するジョブを実行するとエンプテ
ィになるおそれがある状態。あるいは、通常のジョブの
み行っても近い将来にエンプティとなることが見込まれ
る状態。
【0041】CPU210は、トナーセンサ、用紙セン
サから得た消耗材ごとの使用状態情報をRAM220に
格納する(S508)。CPU210は、RAM220
に格納した上記の利用者情報と消耗材使用状態情報とを
基に、実行可否判定ルーチンの処理を実行して、当該利
用者に対して許可できる設定項目(カラー/白黒、用紙
サイズの設定)をチェックする(S509)。
【0042】図6および図7は、設定可否判定ルーチン
におけるCPU210の処理の流れを示すフローチャー
ト図である。先ず、CPU210はRAM220に格納
した使用状態情報のうち、カラーコピーの設定に関連す
る消耗材であるカラートナーの情報を参照する。カラー
トナーの使用状態が「充分状態」であれば(S60
1)、利用者のタイプに関わりなくカラーコピー設定は
可能なので、CPU210はカラーコピー設定可能フラ
グをONにセットする(S605)。
【0043】逆にカラートナーの使用状態が「エンプテ
ィ状態」の場合(S601)、カラーコピーは利用者の
タイプに関わらず設定不可能なので、CPU210は、
カラーコピー設定可能フラグをOFFにセットする(S
604)。カラートナーの使用状態が「ニアエンプテ
ィ」の場合は(S601)、CPU210は、さらにR
AM220の利用者情報とROM230内の設定可否判
定情報とからカラーコピー設定の可否を決定する。設定
可否判定情報は、設定内容と利用者種別との組合せごと
に、各設定項目に関係する消耗材の使用状態がニアエン
プティの場合の実行可否を示す情報であり、あらかじめ
ROM230に格納されている。設定可否は、利用者種
別の特徴(消耗材管理の必要性に対する認識、消耗材補
給方法についての知識、消耗材消費量の予測可否)を基
準に決められており、認識や知識の程度が低く、消費量
予測の難しい利用者ほど設定不可とされる場合が多い。
【0044】図8は、この設定可否判定情報の内容を表
形式で表したものである。カラートナーがニアエンプテ
ィの状態でのカラーコピー設定については、利用者がコ
ピーベンダーからの利用者(社外利用者)の場合、設定
不可であるが、それ以外の利用者であれば設定可能であ
る。黒トナーがニアエンプティの状態での白黒コピー機
能については、利用者が社外利用者(コピーベンダー利
用者)または、社内・他部署利用者の場合、設定不可で
あるが、それ以外の利用者であれば設定可能である。
【0045】A4用紙またはB5用紙がニアエンプティ
の状態でのA4コピーまたはB5コピーについては、利
用者が社内・自部署利用者である場合にのみ設定可能で
ある。CPU210は、チェックしようとする設定項目
と利用者情報との組合せに対応する設定可否判定情報を
参照して設定の可否を判断する。例えば、カラートナー
がニアエンプティであった場合、CPU210は、カラ
ーコピー設定に対応する設定可否判定情報を参照する。
そして、利用者が社外利用者であれば(S603:N
o)、カラーコピー設定は不可なので、CPU210は
カラーコピー設定可能フラグをOFFにセットし(S6
04)、利用者が社外利用者以外であれば(S603:
Yes)、CPU210は、カラーコピー設定可能フラ
グをONにセットする(S605)。
【0046】CPU210は、上記と同様の処理を、白
黒コピー設定(ステップS606〜S610)、A4コ
ピー設定(ステップS611〜S615)、B5コピー
設定(ステップS616〜S620、これのみ図7に記
載)についても行い、白黒コピー設定可能フラグ、A4
コピー設定可能フラグ、B5コピー設定可能フラグのO
N/OFFセットを行ってルーチンを抜ける。
【0047】ここで、再び図5のメインルーチンに戻
る。設定可否判定ルーチンを抜けた後のCPU210の
処理は、ネットワーク利用者からのプリント処理と、そ
れ以外の利用者からの複写処理とで分かれる。先ず、複
写処理の場合(S510:Yes)の動作を説明する。
CPU210は、設定可否判定ルーチンを抜けると、利
用者からの具体的な複写設定(カラー/白黒、用紙サイ
ズなど)を受け付けるための各種ボタンイメージをRO
M230から読み出し、メイン制御部150経由で操作
パネル18(図2参照)に表示させる(S511)。そ
の際、各種の設定可能フラグ(カラーコピー設定可能フ
ラグ、白黒コピー設定可能フラグ、A4コピー設定可能
フラグ、B5コピー設定可能フラグ)を参照し、設定不
可とされた項目については、ボタンイメージの表示を抑
止する(例えば、カラーコピー設定可能フラグがOFF
であれば、カラーコピーボタン1832の表示は抑止さ
れる)。また、メッセージエリア182にメッセージを
表示させる。
【0048】先ず、「エンプティ状態」または「ニアエ
ンプティ状態」の消耗材がなく、利用者からのコピー指
定を無条件に受け付ける場合である。この場合、CPU
210は、図2に示すように、メッセージエリア182
には「コピーできます」というメッセージを表示させ、
ボタン表示エリア183には、全てのボタンイメージ
(白黒コピーボタン1831、カラーコピーボタン18
32、A4コピーボタン1833、B5コピーボタン1
834)を表示させる。
【0049】次に「ニアエンプティ状態」の消耗材があ
るが、利用者がニアエンプティ状態での使用を認められ
る種類の者であった場合には、CPU210は、メッセ
ージエリア182には「コピーできます。(ニアエンプ
ティ状態の消耗材名)を補給してください」というメッ
セージを表示させ、ボタン表示エリア183には全ての
ボタンイメージを表示させる。
【0050】図9(a)は、この場合の、操作パネル1
8の表示部181の内容を示す(カラートナーがニアエ
ンプティの場合)。そして、「ニアエンプティ状態」の
消耗材があり、利用者がニアエンプティ状態での使用を
認められていない種類の者であった場合、あるいは「エ
ンプティ状態」の消耗材があった場合、CPU210
は、「コピーできます。(エンプティまたはニアエンプ
ティ状態の消耗材名)を補給してください」というメッ
セージを表示させる。そして、ボタン表示エリア183
には、エンプティまたはニアエンプティ状態の消耗材を
使用する設定項目に対応するボタンイメージを除くボタ
ンイメージを表示させる図9(b)は、このパターンで
の、操作パネル18の表示部181の内容を示す(カラ
ートナーがニアエンプティの場合)。
【0051】CPU210は、上記の状態の操作パネル
18からの利用者の指定を待ち(S512)、利用者の
指定が複写設定、コピースタートであれば、メイン制御
部150に制御を返して、画像形成処理を実行させる
(S515)。また、利用者の指定がキャンセル(クリ
ア)であれば、CPU210はメイン制御部150に処
理終了を指示する。
【0052】一方、ネットワーク利用者からのプリント
処理の場合(S510:No)、実行可否判定ルーチン
を抜けたCPU210は、RAM220に格納してある
プリント設定情報(PCから送信されたもの)の内容を
参照し、設定可否判定ルーチンにおいて設定不可(設定
可能フラグ=OFF)とされた内容が含まれていないか
チェックする。設定不可の内容が含まれていれば(S5
13:Yes)、CPU210はインタフェース部16
0経由で要求元のPCに実行不可を示すエラー信号を送
る(S514)。
【0053】以上の処理を終えると、CPU210はメ
イン制御部150に制御を返す。その後は、メイン制御
部150の制御のもとで、操作パネル18からの複写指
定、またはPCから送信される画像データに基づいた画
像形成処理が実行される(S515)。上記の通り、本
実施の形態における画像形成装置は、利用者が用いる接
続機器と部署ID番号とから利用者の種別を判定し、消
耗材がニアエンプティ状態となった場合には、各種別の
利用者の特徴(消耗材管理の必要性に対する認識、消耗
材補給方法についての知識、消費量予測の難しさ)に応
じてニアエンプティとなった消耗材を使用する処理を制
限することで、多様な利用者が装置を使用する環境にお
いても、消耗材の適正な管理を可能とすることができ
る。
【0054】また、本実施の形態では、利用者からの部
署ID番号の入力を、画像形成装置1外部に設置したI
D管理装置から受け付けることとしたが、部署ID番号
を画像形成装置1の操作パネル18から受け付けること
としてもよい。また、本実施の形態における部署ID番
号は利用者がキー入力するとしたが、ID情報を記憶さ
せたカードをカードリーダに差し込ませてID情報を識
別する公知の装置を用いることとしてもよい。
【0055】利用形態は上記のパターンにかぎられな
い。社内利用者と社外利用者のみ、あるいは社内自部署
と社内他部署の利用者のみといった場合も考えられるほ
か、同一部署内でも特定のIDを持つ者だけが優先して
装置を利用できるようにすることも考えられる。利用者
ごとの機能制限の内容として本実施の形態に示したもの
(図8)は一例に過ぎず、ニアエンプティの基準につい
ても可変である。本実施の形態に示したもの以外にも考
えられる。例えば、ニアエンプティを第1〜第3段階ま
で分け、第1段階では社外利用者の使用を禁じ、第2段
階では社外利用者および社内・他部署の利用者の使用を
禁じ、第3段階では社外利用者、社内・他部署の利用
者、ネットワーク利用者の使用を禁じるといった方法
で、ニアエンプティの段階と利用者との組合わせで、装
置の使用を制限することも考えられる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置は、複数種別の利用者からの利用要求に
応じて、電子写真方式で画像を形成する画像形成装置で
あって、利用者の種別を判定する利用者判別手段と、画
像形成のために使用される消耗材の使用状態を示す状態
情報を検出する状態情報検出手段と、検出された状態情
報に応じ、所定種別の利用者に対して、前記消耗材の使
用を制限するので、多様な利用者が装置を使用する環境
において、消耗材の適正な管理を可能とすることができ
る。
【0057】また、利用者の種別を識別するためには、
利用者が使用要求を出すのに用いた外部機器(ネットワ
ーク接続された端末装置、ネットワーク接続された他の
画像形成装置、コピーベンダー、識別情報管理装置な
ど)の種別、ないしは、利用者の識別情報など既存の情
報を利用しながら、各種別の利用者ごとの消耗材管理に
対する認識、消耗材補給方法に関する知識、予想される
消耗材消費量を反映した消耗材管理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施の形態における画像
形成装置の構造と当該画像形成装置に接続された外部機
器とを示す図である。
【図2】同実施の形態における画像形成装置の操作パネ
ルの構造を示す図である。
【図3】同実施の形態における画像形成装置の制御部の
構成を示すブロック図である。
【図4】同実施の形態における制御部のうち利用制御部
の構成を示すブロック図である。
【図5】同実施の形態における利用制御部のCPUによ
るメインルーチンの処理の流れを示すフローチャート図
である。
【図6】同実施の形態における利用制御部のCPUによ
る設定可否判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャ
ート図である。
【図7】同実施の形態における利用制御部のCPUによ
る設定可否判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャ
ート図の続きである。
【図8】同実施の形態において参照される設定可否判定
情報の内容を表形式で示した図である。
【図9】同実施の形態において操作パネルに表示される
メッセージの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 10 イメージリーダ部 20 プリント部 50 ID管理装置 60 コピーベンダー 70 ネットワーク回線 100 制御部 160 インタフェース部 200 利用制御部 210 CPU 220 RAM 230 ROM
フロントページの続き (72)発明者 吉田 明徳 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 竹本 もとみ 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC18 DD02 EJ04 EJ06 FA32 FA35 GB03 GB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種別の利用者からの利用要求に応じ
    て、電子写真方式で画像を形成する画像形成装置であっ
    て、 利用者の種別を判定する利用者判別手段と、 画像形成のために使用される消耗材の使用状態を示す状
    態情報を検出する状態情報検出手段と、 検出された状態情報に応じ、所定種別の利用者に対し
    て、前記消耗材の使用を制限する制限手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記消耗材は、現像剤および記録シート
    であり、前記状態情報は前記消耗材の残量に関する情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記利用者判別手段は、利用者からの識
    別情報の入力を受け付ける識別情報受付手段を有し、受
    け付けた識別情報に基づいて利用者の種別を判定するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 更に、接続された外部機器を介して利用
    者からの使用要求を受け付けるインタフェース手段を有
    し、 前記利用者判別手段は、前記インタフェース手段が要求
    を受け付けた外部機器によって利用者の種別を判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記インタフェース手段は、前記外部機
    器として、ネットワーク接続された端末装置、ネットワ
    ーク接続された他の画像形成装置、コピーベンダー、識
    別情報管理装置のすべてあるいは一部を介して利用者か
    らの使用要求を受け付けることを特徴とする請求項4記
    載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002189941A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Canon Inc コピーサービスシステム、その制御方法および記憶媒体

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