JP4573715B2 - 電解用フッ素系陽イオン交換膜 - Google Patents
電解用フッ素系陽イオン交換膜 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4573715B2 JP4573715B2 JP2005198656A JP2005198656A JP4573715B2 JP 4573715 B2 JP4573715 B2 JP 4573715B2 JP 2005198656 A JP2005198656 A JP 2005198656A JP 2005198656 A JP2005198656 A JP 2005198656A JP 4573715 B2 JP4573715 B2 JP 4573715B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion exchange
- membrane
- electrolysis
- anode
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
最近では、特許文献1及び特許文献2などには、膜の構成をより多層化し、それぞれの層の含水率を規定したものがあり、電解電圧低減と膜強度の改善を図った提案がなされているが、この場合、陽極側に面する層の含水率が高すぎるとやはり強度低下が認められるばかりでなく、生成する水酸化アルカリ中の不純物濃度も増加する。
更に、特許文献4のように、膜の形状において、PTFEなどからなる織布を陽極面側に突出させることで膜強度を改善する方法も開示されているが、この方法では、織布による突出部分によって囲まれた部分ができるため、電解条件や電解槽の構造によっては膜の陽極表面での塩化アルカリ水溶液の供給性が低下し、生成する水酸化アルカリ中の不純物が増大する。このため、安定した品質の水酸化アルカリを得ることはできない。
1.イオン交換基を有する含フッ素重合体と多孔性基材からなり、陽極面側にイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分を持ち、突出した部分の合計面積が1cm 2 あたり0.01cm 2 〜0.6cm 2 であることを特徴とする電解用イオン交換膜。
2.膜の陽極表面から膜の陽極面側の突出した部分の頂点までを測定した高さの平均が20μm〜150μmであることを特徴とする1.に記載の電解用イオン交換膜。
3.膜の陽極面側の突出した部分の分布密度が20個/cm2〜1500個/cm2であることを特徴とする1.または2.に記載の電解用イオン交換膜。
4.膜の陽極面側の突出した部分が不連続であることを特徴とする1.から3.のいずれかに記載の電解用イオン交換膜。
5.イオン交換基を有する含フッ素重合体と多孔性基材とを積層する際に、陽極面側にエンボス処理をした離型紙を密着せしめ、離型紙表面のエンボス形状を転写することで、陽極面側にイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分を得ることを特徴とする電解用イオン交換膜の製造方法。
6.離型紙を介して減圧にすることにより該離型紙を密着させることを特徴とする、5.に記載の電解用イオン交換膜の製造方法。
本発明は、イオン交換基を有する含フッ素重合体と多孔性基材とからなり、陽極面側にイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分を持つことを特徴とする電解用イオン交換膜である。
本発明では、上記のごとく、膜の陽極面側にあるイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分の高さは、膜の陽極表面から突出した部分の頂点までの高さの平均が、好ましくは20μm〜150μm、より好ましくは20μm〜120μmであり、陽極面側に突出した部分の分布密度が、好ましくは20個/cm2〜1500個/cm2、より好ましくは50個/cm2〜1200個/cm2であり、膜の陽極面側の突出した部分の合計面積が1cm2あたり0.01cm2〜0.6cm2であることが好ましい。このような膜の形状により、膜の機械強度や電気化学的性質を損なうことなく電解時の陽極表面での塩化アルカリ水溶液の供給性が著しく向上し、電解によって得られる水酸化アルカリ中の不純物が大幅に低減されることは予想外のことである。
多孔性基材の織布または編布はモノフィラメント、マルチフィラメントまたは、これらのヤーン、スリットヤーンなどが使用され、織り方は平織り、絡み織り、編織り、コード織り、シャーサッカなど種々の織り方が使用される。
これら種々の多孔性基材の中でも、特に好ましい形態としては、例えば、PTFEから成る高強度多孔質シートをテープ状にスリットしたテープヤーン、もしくは、PTFEから成る高度に配向したモノフィラメントの50〜300デニールを使用し、織り密度が10〜50本/インチの平織り構成からなり、更にその厚みは50〜100μmの範囲でかつその開口率は60%以上であることが好ましい。更に、織布には膜の製造工程において、多孔性基材の目ズレを防止する目的で、通常犠牲芯材と呼ばれる補助繊維を含んでも良い。この補助繊維は膜の製造工程もしくは電解環境下において溶解性を有するものであり、レーヨン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、セルロース及びポリアミドなどが用いられる。この場合の補助繊維の混織量は、好ましくは織布または編布全体の10〜80wt%、より好ましくは30〜70wt%である。
該含フッ素重合体は、第1群より選ばれる少なくとも1種の単量体と、第2及び/または第3群より選ばれる少なくとも1種の単量体を共重合することにより製造することができる。
第1群の単量体としては、フッ化ビニル化合物である。例えば、フッ化ビニル、ヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、クロルトリフルオロエチレン、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)、テトラフルオロエチレンなどの少なくとも1種であり、特にアルカリ電解用膜として使用される場合に、望ましくは水素を含まないパーフルオロ単量体であるテトラフルオロエチレン、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)、ヘキサフルオロプロピレンの中より選ばれるのが好ましい。
好ましい単量体としては、CF2=CFO(CF2CYFO)n−(CF2)m−COORで表される化合物である。ここで、n=0〜2、m=1〜4の整数、Y=FまたはCF3、R=CH3、C2H5、C3H7を表す。
このような好ましい単量体としては、例えば、CF2=CFOCF2−CF(CF3)−O−CF2COOCH3、CF2=CFOCF2CF(CF2)O(CF2)2COOCH3、
CF2=CF[OCF2−CF(CF3)]2O(CF2)2COOCH3、CF2=CFOCF2CF(CF3)O(CF3)3COOCH3、
CF2=CFO(CF2)2COOCH3、CF2=CFO(CF2)3COOCH3などがある。
具体例としては、CF2=CFOCF2CF2SO2F、
CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2CF2SO2F、CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2CF2CF2SO2F、CF2=CF(CF2)2SO2F、CF2=CFO[CF2CF(CF3)O]2CF2CF2SO2F、CF2=CFOCF2CF(CF2OCF3)OCF2CF2SO2F、などがあり、これらの中でも特に好適なものとしては、CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2CF2CF2SO2F及び
CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2CF2SO2Fである。
例えば、カルボン酸エステル官能基のみを含有する重合体を要求する場合、第1群及び第2群の単量体より、それぞれ少なくとも1種を選択して共重合せしめれば良い。
また、スルホニルフルオライド官能基のみを含有する重合体を要求する場合、第1群及び第3群の単量体より、それぞれ少なくとも1種を選択して共重合せしめれば良い。
更に、カルボン酸エステル、スルホニルフルオライドの2種の官能基を共有する重合体を要求する場合には、第1群、第2群及び第3群の単量体よりそれぞれ少なくとも1種を選択して共重合せしめれば良いことになる。
一般的には、全官能基の量が交換基に転化された後、好ましくは0.5〜2.0mg当量/g乾燥樹脂、より好ましくは0.6〜1.5mg当量/g乾燥樹脂のイオン交換容量の範囲で用いられる。
イオン交換基を有する含フッ素重合体と多孔性基材とを積層する際に、陽極面側にエンボス処理をした離型紙を密着せしめ、離型紙表面のエンボス形状を転写することで、陽極面側にイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分を得ることを特徴とする電解用イオン交換膜の製造方法である。
尚、離型紙に予め加工したエンボス形状を膜の陽極面に転写する際には、転写を確実に行なうため、膜表面の温度が180℃以上300℃以下で行なうことが好ましい。
また、離型紙は、透気度が0.03MPa以下、好ましくは0.025MPa以下である離型紙を用いて、減圧下で加工することが、より膜と離型紙との密着性を上げるため、離型紙に予め加工したエンボス形状を正確に転写できるためより好ましい。
尚、離型紙の透気度の測定は、空気マイクロメーター型試験器にて、JAPAN TAPPI No.5−1:2000の規格に準じて測定した。
本発明の目的を達成するためには、円錐状、三角錐状、四角錐状などの多角錐状、半球状、ドーム状、円柱状、三角柱、四角柱などの多角柱状、スジ状、線状など種々の形状が選択可能である。
また、エンボスの深さは、イオン交換膜の一体化の際に、膜の陽極面側にそのまま転写されるため、前述の通り20〜150μmが好ましく、更に好ましくは20〜120μmである。更に、エンボスの分布密度は、20〜1500個/cm2であることが好ましく、更に好ましくは50〜1200個/cm2、エンボスの合計面積は、1cm2あたり0.01cm2〜0.6cm2であることが好ましい。
ここで、離型紙に加工されるエンボスは、不連続であることが好ましく、格子状のような密閉された形状である場合、膜の陽極表面に転写された際、突出した部分に囲まれた部分ができるため、電解時の塩化アルカリ溶液の十分な供給性を得ることは困難である。
尚、離型紙に加工されるエンボスの配置は、本発明に記載のエンボスの分布密度や深さの範囲を超えない限り、規則正しく配列されていても、ランダム状に配置されていても構わない。
本発明の含フッ素系陽イオン交換膜は、種々の電解に使用できるが、ここでは、代表例として塩化アルカリ水溶液の電解に使用する場合について説明する。電解の条件については既知の条件が採用可能である。例えば、陽極室に2.5〜5.5規定(N)の塩化アルカリ水溶液を供給し、陰極室には水または希釈した水酸化アルカリ水溶液を供給し、電解温度が50〜120℃、電流密度が5〜100A/dm2の条件で電解される。
実施例及び参考例における電解は、エキスパンドメタル陰極/多孔板(4mmΦ×6ピッチ、開孔率40%)陽極の1dm2自己循環型電解セルにて、陽極側に塩化ナトリウム水溶液205g/リットルに調整しつつ供給し、陰極側の苛性ソーダ濃度を32重量%に保ちつつ、60A/dm2の電流密度で、温度を90℃に設定し、電解槽の陰極側の液圧と陽極側の液圧との差圧を陰極側の液圧が8.8kPaだけ高い条件にて7日間行った。
多孔性基材としてポリテオラフルオロエチレン(PTFE)製100デニールのテープヤーンに900回/mの撚りをかけ糸状としたものと、補助繊維(犠牲糸)の経糸として30デニール、6フィラメントのポリエチレンテレフタレート(PET)を200回/mの撚りをかけたもの、緯糸として35デニール、8フィラメントのPET製の糸に10回/mの撚りをかけたものを準備し、これらの糸をPTFE糸が24本/インチ、犠牲糸がPTFEに対して4倍の64本/インチとなるよう交互配列で平織りして厚み100μmの織布を得た。得られた織布を加熱された金属ロールで圧着し織布の厚みを70μmに調製した。このとき、PTFE糸のみの開口率は75%であった。
ここで、用いた加工処理前の離型紙の透気度は、空気マイクロメーター型試験器にて、JAPAN TAPPI No.5−1:2000の規格に準じて測定した値が、0.005MPaのものを用いた。
得られた膜を表面観察した結果、陽極面側のフィルム(b)には、高さの平均値が60μmの半球状のイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分が250個/cm2、該突出部分の合計面積が1cm2あたり0.2cm2で形成されていることを確認した。
離型紙のエンボス加工処理において、樹脂製のプレッシャーロールの線圧を650N/cmとし、実施例1と同様の方法にて陽極面側のイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分の平均高さが35μm、突出した部分の分布密度が250個/cm2、該突出部分の合計面積が1cm2あたり0.15cm2の複合膜を作製し、実施例1と同じ条件で電解を行った。結果は同じく表1に示したが、実施例1と同様に良好な結果が得られた。
離型紙のエンボス加工処理において、樹脂製のプレッシャーロールの線圧を1800N/cmとし、イオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分の平均高さが110μm、該突出部分の合計面積が1cm2あたり0.4cm2である以外は実施例1と同様に複合膜を作製し、評価を行った。結果は表1に示した。
やはり、実施例1と同様に良好な結果が得られた。
表面に四角錘状で、その高さの平均値が150μm、突起の分布密度が約1000個/cm2の突起を有する40℃に加熱された金属製ロールに、樹脂製のプレッシャーロールの線圧900N/cm、加工速度10m/分で得られた坪量127g/m2の離型紙を用いてエンボス加工した以外は実施例1と同様に複合膜を作製し、評価を行なった。
用いた加工処理前の離型紙の透気度は、空気マイクロメーター型試験器にて、JAPAN TAPPI No.5−1:2000の規格に準じて測定した値が、0.005MPaのものを用いた。
エンボス処理をしていない離型紙を用いて、実施例1と同様に複合膜を作製し、評価を行った。陽極側表面の観察を行ったところ、実施例のような突出した部分は見られなかった。結果は表1に示したが、引張試験で確認した機械的強度は良好であったものの、電解性能のうち、電流効率の低下が大きく、また苛性ソーダ中の塩化ナトリウムの量は電解開始後2日目でも高く、7日目では著しく増加していた。
Claims (6)
- イオン交換基を有する含フッ素重合体と多孔性基材からなり、陽極面側にイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分を持ち、突出した部分の合計面積が1cm 2 あたり0.01cm 2 〜0.6cm 2 であることを特徴とする電解用イオン交換膜。
- 膜の陽極表面から膜の陽極面側の突出した部分の頂点までを測定した高さの平均が20μm〜150μmであることを特徴とする請求項1に記載の電解用イオン交換膜。
- 膜の陽極面側の突出した部分の分布密度が20個/cm2〜1500個/cm2であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電解用イオン交換膜。
- 膜の陽極面側の突出した部分が不連続であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電解用イオン交換膜。
- イオン交換基を有する含フッ素重合体と多孔性基材とを積層する際に、陽極面側にエンボス処理をした離型紙を密着せしめ、離型紙表面のエンボス形状を転写することで、陽極面側にイオン交換基を有するポリマーのみからなる突出した部分を得ることを特徴とする電解用イオン交換膜の製造方法。
- 離型紙を介して減圧にすることにより該離型紙を密着させることを特徴とする、請求項5に記載の電解用イオン交換膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005198656A JP4573715B2 (ja) | 2004-07-09 | 2005-07-07 | 電解用フッ素系陽イオン交換膜 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004203051 | 2004-07-09 | ||
JP2005198656A JP4573715B2 (ja) | 2004-07-09 | 2005-07-07 | 電解用フッ素系陽イオン交換膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006045671A JP2006045671A (ja) | 2006-02-16 |
JP4573715B2 true JP4573715B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=36024587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005198656A Active JP4573715B2 (ja) | 2004-07-09 | 2005-07-07 | 電解用フッ素系陽イオン交換膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4573715B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018131519A1 (ja) | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 旭化成株式会社 | 電解用電極、電解槽、電極積層体及び電極の更新方法 |
WO2018139028A1 (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 旭化成株式会社 | イオン交換膜及び電解槽 |
US10982341B2 (en) | 2016-10-06 | 2021-04-20 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Cation exchange membrane and electrolyzer |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4967734B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2012-07-04 | 旭硝子株式会社 | 陽イオン交換膜およびその製造方法 |
CN107532316B (zh) | 2015-05-18 | 2022-11-25 | 旭化成株式会社 | 离子交换膜 |
EP3299495B1 (en) | 2015-05-18 | 2020-06-03 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Ion exchange membrane |
JP7062396B2 (ja) * | 2016-10-06 | 2022-05-06 | 旭化成株式会社 | イオン交換膜 |
CN114351500B (zh) * | 2021-12-20 | 2023-08-15 | 山东东岳高分子材料有限公司 | 一种可重复使用的全氟离子交换膜用离型纸 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016518B2 (ja) * | 1980-07-31 | 1985-04-25 | 旭硝子株式会社 | イオン交換膜電解槽 |
JPS6315829A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-22 | Tokuyama Soda Co Ltd | 含フツ素系イオン交換膜の製造方法 |
JPH1044691A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 曲面転写方法及び曲面転写装置 |
-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005198656A patent/JP4573715B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10982341B2 (en) | 2016-10-06 | 2021-04-20 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Cation exchange membrane and electrolyzer |
WO2018131519A1 (ja) | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 旭化成株式会社 | 電解用電極、電解槽、電極積層体及び電極の更新方法 |
WO2018139028A1 (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 旭化成株式会社 | イオン交換膜及び電解槽 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006045671A (ja) | 2006-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4708133B2 (ja) | 電解用フッ素系陽イオン交換膜及びその製造方法 | |
JP6270714B2 (ja) | 強化電解質膜およびその製造方法 | |
JP4573715B2 (ja) | 電解用フッ素系陽イオン交換膜 | |
JP5774514B2 (ja) | 陽イオン交換膜、及びこれを用いた電解槽 | |
JP5793444B2 (ja) | 陽イオン交換膜及びこれを用いた電解槽 | |
JP6612410B2 (ja) | イオン交換膜 | |
JP5773906B2 (ja) | 陽イオン交換膜及びこれを用いた電解槽 | |
JP7174597B2 (ja) | イオン交換膜、イオン交換膜の製造方法及び電解槽 | |
CN109989072B (zh) | 离子交换膜、离子交换膜的制造方法和电解槽 | |
KR101967087B1 (ko) | 이온 교환막 | |
WO2016027862A1 (ja) | 塩化アルカリ電解用イオン交換膜および塩化アルカリ電解装置 | |
KR101950130B1 (ko) | 이온 교환막 | |
US10982341B2 (en) | Cation exchange membrane and electrolyzer | |
US20200392633A1 (en) | Ion exchange membrane, method for producing ion exchange membrane and electrolyzer | |
CN111139498B (zh) | 离子交换膜和电解槽 | |
JP2020204094A (ja) | イオン交換膜、イオン交換膜の製造方法及び電解槽 | |
JP2022145529A (ja) | 陽イオン交換膜及び電解槽 | |
JP2023164330A (ja) | イオン交換膜及び電解槽 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100715 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100817 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100817 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4573715 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |