JP4573669B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機 Download PDF

Info

Publication number
JP4573669B2
JP4573669B2 JP2005049008A JP2005049008A JP4573669B2 JP 4573669 B2 JP4573669 B2 JP 4573669B2 JP 2005049008 A JP2005049008 A JP 2005049008A JP 2005049008 A JP2005049008 A JP 2005049008A JP 4573669 B2 JP4573669 B2 JP 4573669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
massage
cover
auxiliary roller
fan
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005049008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006230684A (ja
Inventor
尚 中村
一豊 高馬
伸明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2005049008A priority Critical patent/JP4573669B2/ja
Publication of JP2006230684A publication Critical patent/JP2006230684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4573669B2 publication Critical patent/JP4573669B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

本発明は、被施療者の足先等の患部をマッサージするのに適したマッサージ機に関するものであり、より具体的には、患部のマッサージに加えて、患部を冷却又は加温することによって、マッサージ効果をさらに高めると共に快適なマッサージが可能なマッサージ機に関する。
モータにより回転される駆動軸に、被施療者の患部、具体的には足先及び足裏を挟み揉みマッサージする1対の円盤状施療体を接近離間可能に取り付けると共に、この1対の施療体間に駆動軸と共に回転し、患部、具体的には足裏に刺激を与える突部を外周面より突出させた補助ローラを取り付け、円盤状施療体や補助ローラを通気性を有する可撓性のカバーにて覆ったマッサージ機が知られている。 (例えば、特許文献1参照)。
特開2001−218810号公報
1対の円盤状施療体間に患部である足先を挿入して、円盤状施療体で足先に挟み揉みマッサージを施しながら、補助ローラの突部で足裏に押圧マッサージを施すと、患部の血行が良くなって、患部の温度が上昇する。これに伴って特に夏場などには蒸れが生じ、不快感を感じることがあった。
また、冬場など気温が低いときには、マッサージ機に患部を載せたときに、冷たく感じ、不快感を感じることがあった。
本発明の目的は、被施療者の足先を送風又は温風により冷却又は加温することにより、マッサージ効果を高めると共に快適なマッサージが可能なマッサージ機を提供することである。
さらに患部を温めあるいは冷す温風や送風の吹き出し口と、補助ローラの間に、可撓性のカバーが巻き込まれて指等が挟まれることのないマッサージ機を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は
ケーシングに収容され、通気性を有した可撓性のカバーで包囲されたマッサージ手段によって、被施療者の足先をマッサージするようにしたマッサージ機において、
前記マッサージ手段は、マッサージ用モータにより回転される駆動軸に、互いに接近離間可能に取り付けられた被施療者の足先を挟み揉みマッサージする1対の円盤状施療体と、該1対の円盤状施療体間の前記駆動軸に取り付けられ、駆動軸と共に回転し足裏に刺激を与える突部を外周面より突出させた補助ローラとを具え、
ケーシングの内部には、送風を行なうファン及び該ファンを駆動するファン用モータと、ファンから送給される空気を被施療者の足先に誘導する流路を配置し、
該流路は、前記補助ローラの下方で補助ローラの形状に合わせて円弧状に屈曲されて、その前後の先端には、足先のつま先側とかかと側に対向するように、前記カバー内にて吹き出し口が形成されており、
前記カバーの内側には、補助ローラと前後の吹き出し口の間にカバーが侵入するのを阻止する内カバーを、つま先側からかかと側にかけて張設したものである。
具体的には、内カバーと外側のカバーは布製のカバーとし、外側のカバーは弛みを持たせ内側のカバーは突っ張らせたものである。
また前記流路内には温風が通るように、温風発生手段を具えるのが好ましい。
本発明によれば、円盤状施療体と補助ローラ部によって足先の側面と足裏を同時にマッサージすることができると共に、マッサージ機に足先へ送風、又は、温風を送る機能を具えたことにより、気温が高い場合や、マッサージによって足先が暖まって蒸れた場合などに、送風によって足先を冷却することができ、快適なマッサージができる。逆に、気温が低い場合や、マッサージ機が冷たい場合、足先が冷えている場合などには、温風発生手段により発生した温風によって、足先を温め、血行を良くすることができる。これにより、マッサージ効果を可及的に高めることができる。
また補助ローラの周囲より突出した突部により、補助ローラと、送風や温風の吹き出し口との間には、必然的に間隔が生じるが、外側の可撓性カバーの内側に張設した内カバーにより、外側のカバーがこの間隔に侵入するのを防止でき、指等が外側のカバーと一緒にこの間隔内に引き込まれて挟まれることを阻止できる。
また、外側のカバーは弛みをもたせ内側のカバーは突っ張らせたことにより、1対の円盤状施療体の接近離間運動は、支障なく行うことができると共に、突っ張った内カバーにより、補助ローラと、送風や温風の吹き出し口との間に外側のカバーや指等が侵入することを確実に阻止できる。
また、送風や温風の吹き出し口をつま先側とかかと側に設けることにより、足先全体を素早く冷却したり温めたりすることができる。また内カバーを、つま先側からかかと側にかけて張設することにより、一枚の内カバーで、つま先側、かかと側の吹き出し口と補助ローラ間の間隙より外側のカバーや指等が侵入することを阻止できる。
本発明の実施例として示すマッサージ機(10)は、被施療者の患部(被施療部位のこと)又は患部近傍に、ヒータ(60)で加温した温風や単なる風を送給することにより、患部等の冷えや蒸れを防止できるものであり、マッサージ機(10)の構成については、以下に最良の形態を示すが、本発明の明細書に開示のものに限定されるものではない。
また、患部として、足先(くるぶしよりも下側)をマッサージするマッサージ機(10)を例示しているが、ふくらはぎ、太もも、腕、腰、背中、肩、首等をマッサージするマッサージ機にも本発明を適用できることは勿論である。
図1は、本発明のマッサージ機(10)の平面図、図2は、被施療者が足先を載せた状態を示すマッサージ機(10)の左側面図である。なお、以下では、説明を判り易くするために、図1の下側及び図2の足先の先端側を「前」と称する。
図に示すように、本発明のマッサージ機(10)は、前側に向かうにつれて上方に傾斜するよう構成された樹脂製のケーシング(20)を基体として構成され、ケーシング(20)の前側の中央に形成された凹み(22)に配置されたマッサージ手段(図1及び図2では、通気性を有する可撓性のカバー(14)に覆われており視認できない)に被施療者が足先を載せることによって、足先のマッサージを受けることができるようにしたものである。ケーシング(20)には、図1に示すように、被施療者が操作する操作部(12)が配備されており、裏面後方には、マッサージ機(10)を持ち運ぶための掴み部(26)が凹設されている。なお、図1では、可撓性カバー(14)の輪郭を便宜上太い破線で示している。
図3は、図2の線A−Aに沿う断面図である。なお、図3等の断面図において、図面の簡素化を図るために、断面のハッチングを省略している箇所がある。図3に示すように、ケーシング(20)の内部には、マッサージ手段(50)(詳細については後述する)と、該マッサージ手段(50)の駆動手段となるマッサージ用モータ(51)、送風用のファン(30)、ファン用モータ(32)、送風用の流路(34)、及び、マッサージ機(10)を制御する制御手段(40)が配置されている。制御手段(40)及びファン(30)は、掴み部(26)に近い後方側に配置されている。
被施療者の患部に向けて送風を行なうファン(30)は、図3に示すように、マッサージ手段(50)と掴み部(26)との間のスペースに配置される。ファン(30)は、ファン用モータ(32)に連繋されており、ファン用モータ(32)の駆動によって回転する。ファン用モータ(32)は、制御手段(40)に電気的に接続されている。
ファン(30)は、外周をファンカバー(33)によって包囲されている。ファンカバー(33)は、ファン(30)の周囲を囲む渦巻き状側板と、上部を覆う上板とからなり、上板の中央部には吸込口(33a)(図5参照)、側板のマッサージ手段(50)側には排気口(33b)が形成されている。図3や図4では、ファンカバーの上板を取り除いて示している。
ファンカバー(33)の吸込口(33a)へのマッサージ機(10)の外部からの空気の供給は、ケーシング(20)の後端に形成された通気口(27)から行なわれる。通気口(27)は、ケーシング(20)に開設された孔に樹脂製のメッシュ体(28)を嵌め込んだものである。掴み部(26)の近傍に通気口(27)を設けることにより、マッサージ機(10)を被施療者が持ち運びするときに目に付き易く、メッシュ体(28)が埃等により目詰りしているか否かを容易に確認できる利点がある。
図4は、図3からマッサージ手段(50)を取り外した状態を示す断面図である。 ファンカバー(33)の排気口(33b)には、送風路となる空気の流路(34)が接続されている。流路(34)は、マッサージ手段(50)の下方に延びており、マッサージ手段(50)の下部にて、左右に分岐している。左右に分岐した流路(34)の先端は、さらに前後に分岐しており、前後に分岐した流路(34)は、図5に示すように、マッサージ手段(50)の形状に合わせて、上向きに円弧状に屈曲している。具体的には当該前後に分岐した流路(34)は、後述する補助ローラ(56)の周囲に沿って配置されている。
流路(34)には、図4及び図5に示すように、左右に分岐している流路(34)の分岐部分、前後に分岐している流路(34)の分岐部分、及び、流路(34)の先端には、夫々上向きに開口する空気吹き出し口(35)が形成されている。マッサージ手段(50)の前後に開口する吹き出し口(35c)(35b)は、被施療者の患部を直接的に冷やしたり温めるものであり、足先にマッサージを施す場合、つま先側とかかと側に対向するよう開口することが望ましい。マッサージ手段(50)の下方で開口する吹き出し口(35a)(35a)(35a)は、マッサージ手段(50)やその周囲を冷却又は加温して患部を間接的に冷やしたり温めるものである。
なお、後述のとおり、マッサージ手段(50)は、通気性の可撓性カバー(14)によって包囲され、吹き出し口(35a)(35b)(35c)は、カバー(14)内で開口しているため、吹き出し口(35a)(35b)(35c)から送出される空気は一部がカバー(14)内でマッサージ手段(50)を冷却又は温める。マッサージ手段(50)の下方で開口する吹き出し口(35a)は、必要に応じて設ければよい。また、図に示すように、マッサージ手段(50)の近傍を通過するように流路(34)を配設することにより、流路(34)を流れる温風の輻射熱によってマッサージ手段(50)を温めることができる。
前後に分岐した流路(34)の前端には、ケーシング(20)の前方外側に形成された吹き出し口(35d)(35d)が孔(38)(38)によって連通している。これにより、図5のように、可撓性カバー(14)内だけでなく、直接送風又は温風を患部に当てることができる。
流路(34)の吹き出し口(35)には、図5に示すように、夫々空気の吹き出し方向を制御するフラップ(37)を設けることが望ましい。フラップ(37)を形成したことにより、吹き出し口(35b)(35c)(35d)から排出される空気は、一定の方向性をもち(図5中矢印で示す)、効率的にマッサージ手段(50)や被施療者の患部を冷却又は温めることができる。図5の例では、吹き出し口(35b)の前半分と吹き出し口(35c)が足裏の中央に向かって傾き、土踏まず部分を冷却又は温め、吹き出し口(35b)の後半分と吹き出し口(35d)は上を向いてつま先やかかと部分を冷却又は温め、足裏全体を冷却又は温めることができるようにしている。
ヒータ(60)は、図4及び図5に示すように、ファンカバー(33)の直下流の流路(34)に設ける。ヒータ(60)が配置された送風路(34)の上方は、ファンカバー(33)の上板で覆われている。ヒータ(60)は、図5に示すように、電熱線をコイル状に巻回したものを例示できる。ヒータ(60)は制御手段(40)に電気的に接続されており、ヒータ(60)に電流を流すと、電熱線が昇温し、流路(34)中を通る空気が加温される。その結果、ファン(30)から供給された空気が温風となって吹き出し口(35)から放出される。
ケーシング(20)の内部においては、図5に示すように、ヒータ(60)及びヒータ(60)よりも下流の流路(34)の空間と、制御手段(40)の配置される空間は、ケーシング(20)の底面より突設した仕切り(24)によって分離している。このようにヒータ(60)と制御手段(40)とを空間的に分離することによって、ヒータ(60)の熱が制御手段(40)に伝わらず、制御手段(40)が熱的影響を受けることはない。
マッサージ手段(50)は、ケーシング(20)の前方に形成された凹み(22)に配備される。マッサージ手段(50)は、可撓性のカバー(14)(図1参照)によって覆われている。 マッサージ手段(50)は、ケーシング(20)の凹み(22)の左右に軸支(53)された駆動軸(52)と、該駆動軸(52)の中央に配備された回転ローラ部(57)、回転ローラ部(57)の両側に配備された2対の円盤状施療体(54)(54)を具える。駆動軸(52)の一端は、ケーシング(20)内に収容されたマッサージ用モータ(51)と減速機構(51a)を介して連繋されている。マッサージ用モータ(51)も制御手段(40)に電気的に接続されている。
回転ローラ部(57)は、外周面に複数の押圧玉(57a)(57a)を具えた環状体であって、駆動軸(52)と一体回転可能となっている。駆動軸(52)を回転すると、回転ローラ部(57)は、駆動軸(52)と一体に回転し、被施療者が回転ローラ部(57)に足裏やふくらはぎを載せたときに、押圧玉(57a)でもってローリングマッサージを施す。
円盤状施療体(54)(54)は、回転ローラ部(57)を挟んで左右対称に配備され、各円盤状施療体(54)は、夫々一対の円盤体(55)(55)を対称に傾斜させて形成し、円盤体(55)(55)の間に補助ローラ(56)を挟んで構成される。一対の円盤体(55)(55)の周囲には、夫々互いに向き合うように内方へ向かって複数の押圧指(55a)(55a)が突設され、補助ローラ(56)にも押圧玉(56a)を具えている。押圧玉(56a)は補助ローラ(56)に対して回転自在に取り付けられている。一対の円盤体(55)(55)は、駆動軸(52)と一体に回転する基体部(55')の外周に、対称に傾斜させた状態で枢支される。補助ローラ(56)は、駆動軸(52)と一体に回転する。
マッサージ用モータ(51)を回転すると、駆動軸(52)と一体に円盤状施療体(54)(54)の基体部(55')及び補助ローラ部(56)が回転する。円盤体(55)(55)は、基体部(55')(55')に所定角度傾斜して枢支されているから、回転によって左右の幅を広狭変化しながら揺動し、円盤体(55)(55)間の足先等の患部を挟み揉みし、足裏を補助ローラ部(56)の押圧玉(56a)で押圧する。
マッサージ手段(50)を包囲する可撓性カバー(14)は、図5に示す如く、その後端が、凹み(22)の後縁部に取り付けられ、その前端が、ケーシング(20)の前方下部に取り付けられている。詳述すれば、カバー(14)の前、後端部には、金属棒(14b)が縫い付けられ、この金属棒(14b)をケーシング(20)に形設した凹部(14c)に入れ、押え板(14d)で押さえて、ネジ(14e)でケーシング(20)に固定している。この可撓性カバー(14)は、通気性に優れた材料を用いることが望ましい。カバー(14)の材料としてポリエステル繊維からなる布を例示できる。また、実施例では、図1や図5に示すように、吹き出し口(35b)(35c)と対向する位置のみメッシュ等の通気性に優れる布(14a)で構成されている。図1においては便宜上布(14a)をハッチングにて示している。また左右の2対の円盤状施療体(54)(54)を覆う部分(14h)(14h)と中央の回転ローラ部(57)を覆う部分(14i)とは、異なる色彩の布である。
マッサージ機(10)の制御は、制御手段(40)によって行なわれる。制御手段(40)は、操作部(12)からの操作命令を受けて、ファン用モータ(32)、ヒータ(60)及びマッサージ用モータ(51)を制御する。
以下、本発明のマッサージ機(10)の制御について説明する。被施療者が送風ファン(30)及びヒータ(60)を作動させずにマッサージを受ける場合には、マッサージ手段(50)に足先等の患部を載せて、マッサージ用モータ(51)を駆動させる。これにより、マッサージ手段(50)によってマッサージを受けることができる。上記構成のマッサージ手段(50)の場合、円盤状施療体(54)と補助ローラ(56)によって足先の側面と足裏を同時にマッサージすることができる。回転ローラ部(57)に足裏を当てると、足裏のマッサージを受けることができる。
夏場や風呂上がり等、被施療者が暑いと感じるときや、体温が上がっている場合には、そのままマッサージ機(10)によってマッサージを受けると、患部がさらに昇温して、蒸れ等の不快感を感ずる。このような場合、ファン用モータ(32)を回転させて、図5に示すように、マッサージ手段(50)及び被施療者の患部に送風を行なう。送風により、適度に患部が冷却されて、蒸れや不快感を感じることなくマッサージを受けることができる。
逆に、冬場や足先等の患部が冷えている場合、そのままマッサージ機(10)によってマッサージを受けると、マッサージ機(10)自体を冷たく感じたり、体温の低下による血行不良により、十分に効果のあるマッサージを受けることができない。このような場合、ファン用モータ(32)を回転させると共に、ヒータ(60)を作動させる。図5に示すように、吹き出し口(35b)(35c)(35d)より供給される温風により、患部を直接的に温めると共に、カバー(14)内にある吹き出し口(35a)(35b)(35c)より供給される温風により、マッサージ手段(50)やカバー(14)内の空気を暖め、患部を間接的に温める。従って、マッサージ機(10)が冷たいことによる不快感を感ずることがなく、また、体温の上昇に伴って血行が促進し、マッサージ効果を可及的に高めることができる。ここで、ファン用モータ(32)、ファン(30)、ヒータ(60)が温風発生手段を構成する。
ところで、前記可撓性カバー(14)は、1対の円盤状施療体(54)が接近離間運動をし、且つ両施療体(54)間に患部を挿入するために、図1においてSで示すように弛みをもたせている。また補助ローラ(56)には押圧玉(56a)が補助ローラ(56)の外周より突出して取り付けられ、患部を押圧する突部となっており、足裏のかかとやつま先に対応して配置した吹き出し口(35b)(35c)と補助ローラ(56)の間にはある程度の間隔Kが必要となる。
そのためマッサージ中に可撓性カバー(14)が、図7のように、吹き出し口(35b)(35c)と補助ローラ(56)間の間隙Kに巻き込まれるように侵入し、指等もこの巻き込みに伴って間隙Kに挟まれてしまう恐れがある。特に実施例のように、押圧玉(56a)が回転自在になっているものでは、押圧玉(56a)の回転につられて巻き込まれやすくなる。
そのために本発明では、可撓性カバー(14)の内側に、吹き出し口(35b)(35c)と補助ローラ(56)の間隙Kへのカバー(14)や指の侵入を阻止するために、内カバー(90)を張設している。具体的には、前後の吹き出し口(35b)(35c)と対向する可撓性カバー(14)のメッシュ部分(14a) (14a)間に、図1や図5に示すように、内カバー(90)を張設している。詳しくは内カバー(90)のメッシュ部分(14a) (14a)と隣接する部分が外側のカバー(14)に縫い付けられている。外側のカバー(14)が弛みをもたせた状態であるのに対して、内カバー(90)は突っ張ったように取り付けられている。内カバー(90)も外側のカバー(14)と同様にポリエステル繊維より作られている。
このような構成にしたことによって、吹き出し口(35b)(35c)と補助ローラ(56)の間隙Kにカバー(14)が巻き込まれるのを防止できる。また指等を挿入しようとしても、内カバー(90)により確実に阻止され、安全性を向上できる。
またカバー(14)の補助ローラ(56)を覆う部分は、2重構造に結果としてなっているので、その耐久性を向上することができる。
図6は、可撓性カバー(14)にメッシュ部分を有さない場合を示し、この場合も可撓性カバー(14)の内側の図1と同様に位置に、内カバー(90)を張設している。
本発明は、このように、マッサージによって患部が蒸れた場合などには冷却し、患部が冷えている場合などには、患部を温め、血行を良くし、快適でマッサージ効果を可及的に高めることができると共に、外側のカバーは弛みをもたせて、円盤状施療体による患部の挟み揉みを支障なく行なえるようにする一方、内側のカバーは突っ張らせたことにより、補助ローラと、吹き出し口間の間隙への外側のカバーや指等の侵入を確実に阻止することができるものである。
本発明のマッサージ機の平面図である。 本発明のマッサージ機の側面図である。 図2の線A−Aに沿う矢視断面図である。 図3からマッサージ手段を取り外した状態を示す断面図である。 ファン、ヒータ、送風流路、吹き出し口、補助ローラ部分をわかりやすく図示した断面図である。 本発明の他の実施例のマッサージ機の平面図である。 本発明の構成を有さないマッサージ機の可撓性カバーの巻き込み状態を示す断面図である。
符号の説明
(51) モータ
(52) 駆動軸
(54) 円盤状施療体
(56a) 押圧玉(突部)
(56) 補助ローラ
(14) 可撓性カバー
(34) 流路
(35) 吹き出し口
(90) 内カバー
(30) 送風ファン(温風発生手段)
(60) ヒータ(温風発生手段)

Claims (3)

  1. ケーシングに収容され、通気性を有した可撓性のカバーで包囲されたマッサージ手段によって、被施療者の足先をマッサージするようにしたマッサージ機において、
    前記マッサージ手段は、マッサージ用モータにより回転される駆動軸に、互いに接近離間可能に取り付けられた被施療者の足先を挟み揉みマッサージする1対の円盤状施療体と、該1対の円盤状施療体間の前記駆動軸に取り付けられ、駆動軸と共に回転し足裏に刺激を与える突部を外周面より突出させた補助ローラとを具え、
    ケーシングの内部には、送風を行なうファン及び該ファンを駆動するファン用モータと、ファンから送給される空気を被施療者の足先に誘導する流路を配置し、
    該流路は、前記補助ローラの下方で補助ローラの形状に合わせて円弧状に屈曲されて、その前後の先端には、足先のつま先側とかかと側に対向するように、前記カバー内にて吹き出し口が形成されており、
    前記カバーの内側には、前記補助ローラと前後の吹き出し口の間にカバーが侵入するのを阻止する内カバーを、つま先側からかかと側にかけて張設することを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記内カバーと外側の前記カバーは布製のカバーとし、外側のカバーは弛みをもたせ内側のカバーは突っ張らせたことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記流路内には温風が通るように、温風発生手段を具えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマッサージ機。
JP2005049008A 2005-02-24 2005-02-24 マッサージ機 Expired - Fee Related JP4573669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005049008A JP4573669B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 マッサージ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005049008A JP4573669B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 マッサージ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006230684A JP2006230684A (ja) 2006-09-07
JP4573669B2 true JP4573669B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37038970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005049008A Expired - Fee Related JP4573669B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 マッサージ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4573669B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268713A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Daito Denki Kogyo Kk 小型マッサージ機
KR102078847B1 (ko) * 2019-06-04 2020-02-19 이천 발 쿨러

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457797U (ja) * 1977-09-29 1979-04-21
JPS5575326U (ja) * 1978-11-20 1980-05-24
JPS5917348A (ja) * 1983-06-15 1984-01-28 松下電工株式会社 マツサ−ジ機
JPS63124918U (ja) * 1987-02-09 1988-08-15
JPH0718727U (ja) * 1993-09-10 1995-04-04 株式会社寺西電機製作所 マッサージ機
JPH11169419A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Mitsubishi Electric Corp マッサージ機
JP2001218810A (ja) * 2000-02-14 2001-08-14 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機
JP2002282320A (ja) * 2002-02-12 2002-10-02 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機
JP2003260100A (ja) * 2002-03-08 2003-09-16 Toshiro Yoshizawa マッサージ機
JP2004081416A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Marutaka Co Ltd 可搬型マッサージ機

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457797U (ja) * 1977-09-29 1979-04-21
JPS5575326U (ja) * 1978-11-20 1980-05-24
JPS5917348A (ja) * 1983-06-15 1984-01-28 松下電工株式会社 マツサ−ジ機
JPS63124918U (ja) * 1987-02-09 1988-08-15
JPH0718727U (ja) * 1993-09-10 1995-04-04 株式会社寺西電機製作所 マッサージ機
JPH11169419A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Mitsubishi Electric Corp マッサージ機
JP2001218810A (ja) * 2000-02-14 2001-08-14 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機
JP2002282320A (ja) * 2002-02-12 2002-10-02 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機
JP2003260100A (ja) * 2002-03-08 2003-09-16 Toshiro Yoshizawa マッサージ機
JP2004081416A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Marutaka Co Ltd 可搬型マッサージ機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006230684A (ja) 2006-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4573656B2 (ja) マッサージ機
US8696608B2 (en) Lower leg massage apparatus
JP2005023506A (ja) 熱電モジュールを用いた機能性衣服
JP4573669B2 (ja) マッサージ機
JP2006263017A (ja) マッサージ機
JP2016538921A (ja) 多機能ヘアトリートメントデバイス
KR20110120142A (ko) 발 받침대
JP2006204680A (ja) マッサージ機
WO2009113188A1 (ja) 下肢用マッサージ装置
KR20170051021A (ko) 네일 경화기
JP2006223327A (ja) マッサージ機
KR101831640B1 (ko) 갑상선치료기
JP2009268628A (ja) 小型マッサージ機
CN111743728A (zh) 按摩机
JP2009268713A (ja) 小型マッサージ機
KR200487495Y1 (ko) 얼굴 착용형 히팅 마스크
WO2022054964A1 (ja) 足部環境改善機器
JPH0531436B2 (ja)
CN221061204U (zh) 一种具有吹风功能的手部按摩器
JP2013066508A (ja) マッサージ機
JP5683171B2 (ja) 小型マッサージ器
KR200362153Y1 (ko) 헤어드라이어
CN216394445U (zh) 眼部护理装置
CN116999307A (zh) 一种具有吹风功能的手部按摩器
KR102372152B1 (ko) 목 관리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100817

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees