JP4572517B2 - 四路切換弁 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和装置1の概略冷媒回路を示す図である。空気調和装置1は、冷房運転及び暖房運転が可能であり、主に、利用側熱交換器51と、圧縮機21と、四路切換弁22と、熱源側熱交換器23と、膨張回路24とを備えており、これらの機器が冷媒配管を介して接続されて冷媒回路1aを構成している。また、本実施形態において、空気調和装置1は、分離型の空気調和装置であり、主に、利用側熱交換器51を有する利用ユニット3と、圧縮機21と四路切換弁22と熱源側熱交換器23と膨張回路24とを有する熱源ユニット2と、両ユニット2、3間を接続する液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5とから構成されている。そして、熱源ユニット2と冷媒連絡管4、5とは、熱源ユニット2に設けられた液側閉鎖弁25及びガス側閉鎖弁26を介して接続されている。
冷媒回路1aの熱源ユニット2側の一部は、図2、図3及び図4に示すように、主として、プレート部材62、63及びプレート部材81〜84を貼り合わせて接合することによって内部に冷媒が流れる冷媒配管系統が形成されたプレート形冷媒配管系統部品61として一体化されている。ここで、図2は、本実施形態にかかるプレート形冷媒配管系統部品61の正面図である。図3は、本実施形態にかかるプレート形冷媒配管系統部品61の側面図である。図4は、本実施形態にかかるプレート形冷媒配管系統部品61の上面図である。
まず、四路切換弁22及びガス管部70を除く圧縮機系統64について説明する。ガス管部67は、図2の紙面左側において、上下方向に延びるように形成されている。ガス管部67の下側の端部には、プレート部材62側(正面側)に開口する接続口67bが形成されている。また、ガス管部67の上下方向の中間付近には、プレート部材62側に開口する接続口67aが形成されている。ガス管部67の上側の端部には、プレート部材62、63の端面間において開口し、四路切換弁モジュール61bに接続可能な接続口67cが形成されている。ガス管部68は、ガス管部67の側方(具体的には、図2におけるガス管部67の紙面右側)において上下方向に延びるように形成されている。ガス管部68の下側の端部には、プレート部材62側に開口する接続口68aが形成されている。ガス管部68の上側の端部には、プレート部材62、63の端面間において開口し、四路切換弁モジュール61bに接続可能な接続口68bが形成されている。ガス管部69は、ガス管部67の側方(具体的には、図2におけるガス管部67の紙面左側)において上下方向に延びるように形成されている。ガス管部69の下側の端部には、プレート部材62側に開口する接続口69aが形成されている。ガス管部69の上側の端部には、プレート部材62、63の端面間において開口し、四路切換弁モジュール61bに接続可能な接続口69bが形成されている。
四路切換弁22及びガス管部70について説明する。四路切換弁22は、図2〜図4及び図8に示されるように、主として、凹凸部や孔部が成形された4枚のプレート部材81〜84を貼り合わせてレーザー溶接により接合することによって内部に形成された冷媒流路S1〜S5と弁座82c、82d、83c、83dとを有する弁本体85と、電磁コイル88、89により駆動される2つの弁体86、87とから構成されている。ここで、図8は、四路切換弁モジュール61bの分解斜視図である。
次に、プレート形冷媒配管系統部品61の製造方法について説明する。
次に、四路切換弁22の動作について、図1、図8、図10及び図11を用いて説明する。ここで、図10は、図2のB−B断面図であって、冷房運転時における弁体86、87の動作を示す図である。図11は、図2のB−B断面図であって、暖房運転時における弁体86、87の動作を示す図である。
本実施形態の四路切換弁22には、以下のような特徴がある。
本実施形態の四路切換弁22では、貼り合わせて接合された4つのプレート部材81〜84によって冷媒流路S1〜S5と4つの弁座82c、82d、83c、83dとを有する弁本体85が構成されているため、従来の1対のプレート部材間に弁本体を配置する構造のように、プレート部材の内面と弁本体の外周面との隙間から冷媒の内部漏れを生じることがないようになっている。
本実施形態の四路切換弁22では、弁本体85を含む四路切換弁モジュール61bが、主冷媒配管系統モジュール61aを構成するプレート部材62、63に接合された構成になっており、弁本体85(すなわち、四路切換弁モジュール61b)と主冷媒配管系統モジュール61aとが別々に組み立てられている。このため、弁本体85を構成する4つのプレート部材81〜84間の接合については、それに最も適した接合方法を選択することができ、また、主冷媒配管系統モジュール61aを構成するプレート部材62、63間の接合については、それに最も適した接合方法を選択することができる。例えば、本実施形態のように、プレート形冷媒配管系統部品61の大部分を構成する主冷媒配管系統モジュール61aを同時に複数の接合箇所を接合することが可能な炉中ろう付けにより接合し、弁体86、87に樹脂等の耐熱性の低い材料を含む弁体86、87を内蔵する四路切換弁モジュール61bについては、レーザー溶接により接合箇所を接合することによって弁体86、87への熱影響を小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
四路切換弁モジュールを構成するプレート部材に形成された凹凸部や孔部の具体的な形状は、前記実施形態に限定されず、種々の形状が採用可能である。
前記実施形態では、4枚のプレート部材を用いて四路切換弁モジュールを構成しているが、これに限定されず、さらに多数枚のプレート部材を用いて四路切換弁モジュールを構成してもよい。
四路切換弁モジュールに組み込まれる冷媒配管系統は、前記実施形態に限定されず、種々のものが組み込み可能である。
22 四路切換弁
61a 主冷媒配管系統
81〜84 プレート部材
82c、82d、83c、83d 弁座
85 弁本体
86、87 弁体
88、89 電磁コイル
S1〜S5 冷媒流路
Claims (3)
- 空気調和装置(1)に用いられる四路切換弁(22)であって、
電磁コイル(88、89)により駆動される2つの弁体(86、87)と、
4以上のプレート部材(81〜84)を貼り合わせて接合することによりプレート部材間に形成された複数の冷媒流路(S1〜S5)と、前記プレート部材に前記冷媒流路間を連通させる孔を開けることにより形成され前記弁体が離反又は当接して前記冷媒流路間の連通又は遮断を可能にする4つの弁座(82c、82d、83c、83d)とを有する弁本体(85)とを備え、
前記2つの弁体の一方は、前記4つの弁座のうちの2つに対して、一方の弁座から離反し、かつ、他方の弁座に当接することが可能であり、
前記2つの弁体の他方は、前記4つの弁座のうちの残りの2つに対して、一方の弁座から離反し、かつ、他方の弁座に当接することが可能であり、
前記弁本体は、他の1対のプレート部材(62、63)を貼り合わせて接合することによって内部に冷媒が流れる冷媒配管系統(64、65、66)が形成されたプレート形冷媒配管系統部品(61a)に接合されている、
四路切換弁(22)。 - 前記弁本体(85)と前記プレート形冷媒配管系統部品(61a)とは、レーザー溶接によって接合されている、請求項1に記載の四路切換弁(22)。
- 前記弁本体(85)を構成する前記4以上のプレート部材(81〜84)は、レーザー溶接によって接合されている、請求項1又は2に記載の四路切換弁(22)。
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