JP4571292B2 - 時計ケースとバンドの連結構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は時計ケースとバンドとの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計ケースとバンドとの連結構造において、裏蓋と、時計ケースとの間にバンド先端部を挟みこむ形でバンドを固定する構造があった。これらの構造は実開昭63−111490号公報、実開平02−036313号公報、スイス特許第481416号公報等に開示されている。また、図7に示されるような、裏蓋と、時計ケースとの間に嵌合部材を介してバンドを固定する構造があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術の内、実開昭63−111490号公報に開示されている、バンドの連結部分に穿設された貫通孔を裏蓋に設けられた突出部やピンにはめ込む構造では、固定構造である突出部やピンの付近に応力集中が生じ、バンドの劣化や破損がおきやすい。このため、バンドの連結部分を強化部材等で補強しているが、補強のためのインサート成形や挟みこみ加工は、コストアップや工程の増加が見込まれる。
【0004】
また、実開昭63−111490号公報、実開平02−036313号公報、スイス特許第481416号公報に開示されている裏蓋と、時計ケースとの間にバンド先端部を挟みこむ形でバンドを固定する構造や、図7に示される裏蓋23と、時計ケース20との間に嵌合部材22を介してバンド21を固定する構造のいずれも、バンドを取り外すには裏蓋をはずす必要、すなわち、時計ケースそのものの解体が必要である。このため、防水試験時にはバンドを取り付けたまま行わなければならず取り扱いが煩雑である。
【0005】
本発明は、止めネジによって時計ケースに固定される押え板を用いる事によって、時計ケースと押え板とにバンドを挟持する構造でありながら、時計ケースの解体なくバンドの取り外しが容易で、連結部分において応力集中によるバンドの劣化や破損がおきず、かつ時計全体のデザインの自由度が高い時計ケースとバンドとの連結構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、時計ケースの外周側壁部に突設された固定部と、前記時計ケースの裏面に配置された押え板とに挟持されたバンドが、前記時計ケースの裏面方向から挿入されたバンド止めネジで、前記押え板と前記固定部とに固定され、かつ時計ケース上面側に配置されたベゼルが、ベゼル止めネジにより前記固定部に固定され、前記バンドは、前記押え板と前記ベゼルにも挟持されていることを特徴とし、このバンドが固定部と押え板とで固定されている構成により、バンド止めネジのみでバンドを時計ケースに直接固定されているときにおこる応力集中によるバンドの破損、または劣化がおきにくくなり、またバンドのネジ圧接部位に生じる応力集中に対処するため、バンド連結部に異材質部材を加える等の部分強化を図る必要が無くなる。
【0007】
また、前記時計ケースと前記バンドとの連結部分の平面形状において、前記時計ケースの側壁形状が、前記バンドの連結部分形状と、略一致していることを特徴とし、この構成により、時計ケースとバンドの一体感を持ったモデルにすることができる。
【0008】
また、前記時計ケースにおいて、前記押え板が前記固定部に前記バンド止めネジにより少なくとも1箇所以上で固定されていることを特徴とし、この1箇所、または複数の箇所で押え板が固定されている構成により、押え板は任意の方向に移動することなくバンドを固定することができる。
【0010】
また、前記時計ケースにおいて、前記ベゼルが前記固定部に前記ベゼル止めネジにより少なくとも1箇所以上で固定されていることを特徴とし、この1箇所、または複数の箇所でベゼルが固定されている構成により、ベゼルは任意の方向に移動することがなくなる。
【0011】
また、前記バンドの下面側に凹設された下面嵌合溝に前記押え板が嵌合していることを特徴とし、この押え板とバンドとが嵌合している構成により、バンドを固定をしている部分が複数となり、バンド止めネジのみで固定されているときにおこる応力集中によるバンドの破損、または劣化がおきにくくなり、また応力集中に対処するため、バンド連結部に異材質部材を加える等の部分強化を図る必要が無くなる。
【0012】
また、前記バンドの上面側に凹設された上面嵌合溝に前記時計ケース、または前記ベゼルが嵌合していることを特徴とし、この時計ケース、またはベゼルとバンドが嵌合している構成により、バンドを固定している部分が複数となり、バンド止めネジのみで固定されているときにおこる応力集中によるバンドの破損、または劣化がおきにくくなり、また応力集中に対処するため、バンド連結部に異材質部材を加える等の部分強化を図る必要が無くなる。
【0013】
また、前記バンドが、金属、合成樹脂、革、布の中から選択した少なくとも1種類以上の材質、または複合材質からなることを特徴とし、この構成により、要求品質を満たすように、色、質感、機能を選択することができる。
【0014】
また、前記ベゼル止めネジが、装飾板に覆われ外観目視できないことを特徴とし、このデザイン的に煩雑なベゼル止めネジが外観目視できなくなる構成により、時計のデザインをより精錬されたものとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる時計ケースとバンドとの連結構造を図1から図6に示す。図1は本発明に係わる実施例1で、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。図2は本発明に係わる実施例1で、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態を示す図1のA−A’断面図である。図3は本発明に係わる実施例2で、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。図4は本発明に係わる実施例2で、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態を示す図3のB−B’断面図である。図5は本発明に係わる実施例3で、時計ケースと革製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。図6は本発明に係わる実施例3で、時計ケースと革製のバンドとが連結している状態を示す図5のC−C’断面図である。
【0016】
また、本発明に係わる実施例における腕時計の構造は、時計ケース1の上面に風防ガラス15が配置され、下面に裏蓋18が配置されている。また、時計ケース1の内部には文字板16を上面に備えたモジュール17が配置されている。また、時計ケース1の上面にはベゼル8、または装飾板10が配置されている場合がある。
【0017】
以下、本発明を実施例によって説明するが、本発明は実施例に限定するものではない。
【0018】
(実施例1)
本発明に係わる時計ケースのバンドとの連結構造の実施例1を図1と図2に示す。図1は本発明における実施例1の時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。図2は本発明における実施例1の時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態を示す図1のA−A’断面図である。
【0019】
前記連結構造は以下の構成からなる。時計ケース1は、外周側壁部に突設された固定部4を有し、12時方向と、6時方向とにウレタン製のバンド2を連結している。12時方向の固定部4は、11時、1時方向の2箇所に下面から上面方向に貫通していない固定孔5を有し、6時方向の固定部4は、5時、7時方向の2箇所に下面から上面方向に貫通していない固定孔5を有し、固定孔5の内面にはネジきりが施されている。ウレタン製のバンド2は、押え板3の上面と固定部4の下面とに挟持されており、バンド2における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、バンド貫通孔6が穿設されており、押え板3における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、押え板貫通孔7が穿設されている。また、バンド止めネジ11を、押え板3の下面側から押え板貫通孔7に挿入し、つづいてバンド2の下面側からバンド貫通孔6に挿入し、さらに固定孔5に下面側から螺合することにより、バンド2は固定部4と押え板3との間に固定される。
【0020】
また、この時バンド2の上面側には上面嵌合溝14が凹設されており、時計ケース1の外周部に下方に向かって設けられた突出部と、上面嵌合溝14とは嵌合している。また、バンド2の下面側には下面嵌合溝13が凹設されており、押え板3の上面外周部に設けられた突出部と、押え板嵌合溝13とは嵌合している。
【0021】
以上の構成からなる連結構造においては、ウレタン樹脂製のバンド2は、バンド止めネジ11によって、あるいは固定部4と押え板3に挟持されることで、あるいは、時計ケース1と押え板3とに嵌合することによって時計ケース1に固定されている。このため、従来のネジ止めのみの固定方法では必要とされていた、ウレタン樹脂へインサート成形によるバンドの連結部分の強化を施す必要がなくなる。
【0022】
また、連結部分における時計ケース1の側壁形状と、バンド2の連結部分形状が平面形状にて略一致しており、時計ケース1とバンド2は一体感をもった精錬されたデザインとなっている。
【0023】
さらに、時計ケース1の1時、5時、7時、11時方向の4箇所で、押え板3はバンド止めネジ11によって固定部4に固定されているため、任意の方向に移動することがなくなっている。
【0024】
また、バンド止めネジ11を取り外し、押え板3を取り外すことで、時計ケース1そのものを解体する必要なくバンド2を取り外すことができるため、時計ケース1の防水試験やメンテナンスに煩雑さがない。
【0025】
なお、実施例1においては、バンド2としてウレタン樹脂製バンドを使用しているが、要求される機能やデザインにより、チタンやステンレス製の金属バンド、あるいは連結部分をウレタン樹脂として他の部分を革とした複合材質バンドなどを使用しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0026】
(実施例2)
本発明に係わる時計ケースのバンドとの連結構造の実施例2を図3と図4に示す。図3は本発明における実施例2の時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。図4は本発明における実施例2の時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態を示す図3のB−B’断面図である。
【0027】
前記連結構造は以下の構成からなる。時計ケース1は、外周側壁部に突設された固定部4を有し、12時方向と、6時方向とにウレタン製のバンド2を連結している。12時方向の固定部4は、11時、1時方向の2箇所に上下方向に貫通する固定孔5を有し、6時方向の固定部4は、5時、7時方向の2箇所に上下方向に貫通する固定孔5を有し、固定孔5の内面にはネジきりが施されている。ウレタン製のバンド2は、押え板3の上面と固定部4の下面とに挟持されており、バンド2における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、バンド貫通孔6が穿設されており、押え板3における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、押え板貫通孔7が穿設されている。また、バンド止めネジ11を、押え板3の下面側から押え板貫通孔7に挿入し、つづいてバンド2の下面側からバンド貫通孔6に挿入し、さらに固定孔5に下面側から螺合することにより、バンド2は固定部4と押え板3との間に固定される。
【0028】
また、ベゼル8における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、段付きのベゼル貫通孔9が穿設されており、ベゼル止めネジ12を、ベゼル8の上面側からベゼル貫通孔9に挿入し、つづいて固定孔5に上面側から螺合することによりベゼル8は固定部4の上面に固定されている。この時バンド2の上面側には上面嵌合溝14が凹設されており、ベゼル8の下面外周部に設けられた突出部と、上面嵌合溝14とは嵌合している。また、バンド2の下面側には下面嵌合溝13が凹設されており、押え板3の上面外周部に設けられた突出部と、下面嵌合溝13とは嵌合している。装飾板10は、時計ケース1を上面側から見たとき、ベゼル止めネジ12が目視できなくなるように、ベゼル8の上面側に両面テープで貼り付けてある。
【0029】
以上の構成からなる連結構造においては、ウレタン樹脂製のバンド2は、バンド止めネジ11によって、あるいは固定部4と押え板3に挟持されることで、あるいは、ベゼル8と押え板3とに嵌合することによって時計ケース1に固定されている。このため、従来のネジ止めのみの固定方法では必要とされていた、ウレタン樹脂へインサート成形によるバンドの連結部分の強化を施す必要がなくなる。
【0030】
また、連結部分における時計ケース1の側壁形状と、バンド2の連結部分形状が平面形状にて略一致しており、時計ケース1とバンド2は一体感をもった精錬されたデザインとなっている。
【0031】
さらに、時計ケース1の1時、5時、7時、11時方向の4箇所で、押え板3はバンド止めネジ11によって固定部4に固定されているため、任意の方向に移動することがなくなっている。同様に、時計ケース1の1時、5時、7時、11時方向の4箇所で、ベゼル8はベゼル止めネジ12によって固定部4に固定されているため、任意の方向に移動することがなくなっている。
【0032】
また、バンド止めネジ11を取り外し、押え板3を取り外すことで、時計ケース1そのものを解体する必要なくバンド2を取り外すことができるため、時計ケース1の防水試験やメンテナンスに煩雑さがない。
【0033】
なお、実施例2においては、バンド2としてウレタン樹脂製バンドを使用しているが、要求される機能やデザインにより、チタンやステンレス製の金属バンド、あるいは連結部分をウレタン樹脂として他の部分を革とした複合材質バンドなどを使用しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0034】
(実施例3)
本発明に係わる時計ケースのバンドとの連結構造の実施例3を図5と図6に示す。図5は本発明における実施例3の時計ケースと革製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。図6は本発明における実施例3の時計ケースと革製のバンドとが連結している状態を示す図5のC−C’断面図である。
【0035】
前記連結構造は以下の構成からなる。時計ケース1は、外周側壁部に突設された固定部4を有し、12時方向と、6時方向とに革製のバンド2を連結している。12時方向の固定部4は、11時、12時、1時方向の3箇所に上下方向に貫通する固定孔5を有し、6時方向の固定部4は、5時、6時、7時方向の3箇所に上下方向に貫通する固定孔5を有し、固定孔5の内面にはネジきりが施されている。革製のバンド2は、押え板3の上面と固定部4の下面とに挟持されており、バンド2における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、バンド貫通孔6が穿設されており、押え板3における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、押え板貫通孔7が穿設されている。また、バンド止めネジ11を、押え板3の下面側から押え板貫通孔7に挿入し、つづいてバンド2の下面側からバンド貫通孔6に挿入し、さらに固定孔5に下面側から螺合することにより、バンド2は固定部4と押え板3との間に固定されている。
【0036】
また、ベゼル2における固定孔5と上下方向にて重なる位置には、段付きのベゼル貫通孔9が穿設されており、ベゼル止めネジ12を、ベゼル8の上面側からベゼル貫通孔9に挿入し、つづいて固定孔5に上面側から螺合することによりベゼル8は固定部4の上面に固定されている。この時ベゼル8の下面側にはバンド2のすべりを抑制する凹凸が形成されている。また、押え板3の上面側にはバンド2のすべりを抑制する凹凸が形成されている。装飾板10は、時計ケース1を上面側から見たとき、ベゼル止めネジ12が目視できなくなるように、ベゼル8の上面側に両面テープで貼り付けてある。
【0037】
以上の構成からなる連結構造においては、革製のバンド2は、バンド止めネジ11によって、あるいは固定部4と押え板3に挟持されることで、あるいは、ベゼル8と押え板3とに形成されている凹凸にすべりを抑制されることによって時計ケース1に固定されている。このため、従来のネジ止めのみの固定方法では必要とされていた、革製バンドの端部に異材質を挟みこむことによる連結部分の強化を施す必要がなくなる。
【0038】
また、連結部分における時計ケース1の側壁形状と、バンド2の連結部分形状が平面形状にて略一致しており、ベゼル止めネジ12が装飾板10により外観目視できなくなっていることで、時計ケース1とバンド2は一体感をもった精錬されたデザインとなっている。
【0039】
さらに、時計ケース1の1時、5時、6時、7時、11、12時方向の6箇所で、押え板3はバンド止めネジ11によって固定部4に固定されているため、任意の方向に移動することがなくなっている。同様に、時計ケース1の1時、5時、6時、7時、11時、12時方向の6箇所で、ベゼル8はベゼル止めネジ12によって固定部4に固定されているため、任意の方向に移動することがなくなっている。
【0040】
また、バンド止めネジ11を取り外し、押え板3を取り外すことで、時計ケース1そのものを解体する必要なくバンド2を取り外すことができるため、さらに時計ケース1の防水試験やメンテナンスに煩雑さがない。
【0041】
なお、実施例3においては、バンド2として革製バンドを使用しているが、要求される機能やデザインにより、布製バンド、あるいは連結部分を金属として他の部分を革とした複合材質バンドなどを使用しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
本発明によって、時計ケースとバンドとの連結構造は、バンドを時計ケースの外周側壁部に突設された固定部と押え板によって挟持する形で、時計ケースに固定しており、ネジのみで固定している時よりも、連結部分における応力集中によるバンドの劣化や破損がおきにくくなっている。
【0043】
また、ベゼルと押え板によって挟持する形で、時計ケースに固定しており、ネジのみで固定している時よりも、連結部分における応力集中によるバンドの劣化や破損がおきにくくなっている。
【0044】
また、バンド止めネジと押え板とを取り外すことにより、時計ケースそのものを解体することなくバンドを取り外すことができるため、時計ケースの防水試験やメンテナンスに煩雑さがなくなっている。
【0045】
また、時計ケースの側壁形状が、バンドの連結部分形状と、略一致しており、さらに、ベゼル止めネジが装飾板に覆われていることにより外観目視できないようになっており、時計ケース1とバンド2とは一体感をもった精錬されたデザインとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施例1における、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。
【図2】本発明に係わる実施例1における、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態を示す図1のA−A’断面図である。
【図3】本発明に係わる実施例2における、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。
【図4】本発明に係わる実施例2における、時計ケースとウレタン製のバンドとが連結している状態を示す図3のB−B’断面図である。
【図5】本発明に係わる実施例3における、時計ケースと革製のバンドとが連結している状態の平面外観を示す概略図である。
【図6】本発明に係わる実施例3における、時計ケースと革製のバンドとが連結している状態を示す図5のC−C’断面図である。
【図7】本発明に係わる従来例における、時計ケースとバンドとが連結している状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 時計ケース
2 バンド
3 押え板
4 固定部
5 固定孔
6 バンド貫通孔
7 押え板貫通孔
8 ベゼル
9 ベゼル貫通孔
10 装飾板
11 バンド止めネジ
12 ベゼル止めネジ
13 下面嵌合溝
14 上面嵌合溝
15 風防ガラス
16 文字板
17 モジュール
18 裏蓋
20 時計ケース(従来例)
21 バンド(従来例)
22 嵌合部材(従来例)
23 裏蓋(従来例)
Claims (8)
- 時計ケースの外周側壁部に突設された固定部と、前記時計ケースの裏面に配置された押え板とに挟持されたバンドが、前記時計ケースの裏面方向から挿入されたバンド止めネジで、前記押え板と前記固定部とに固定され、かつ時計ケース上面側に配置されたベゼルが、ベゼル止めネジにより前記固定部に固定され、前記バンドは、前記押え板と前記ベゼルにも挟持されていることを特徴とする時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記時計ケースと前記バンドとの連結部分の平面形状において、前記時計ケースの側壁形状が、前記バンドの連結部分形状と、略一致していることを特徴とする請求項1記載の時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記時計ケースにおいて、前記押え板が前記固定部に前記バンド止めネジにより少なくとも1箇所以上で固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記時計ケースにおいて、前記ベゼルが前記固定部に前記ベゼル止めネジにより少なくとも1箇所以上で固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記バンドの下面側に凹設された下面嵌合溝に前記押え板が嵌合していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記バンドの上面側に凹設された上面嵌合溝に前記時計ケース、または前記ベゼルが嵌合していることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記バンドが、金属、合成樹脂、革、布の中から選択した少なくとも1種類以上の材質、または複合材質からなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の時計ケースとバンドの連結構造。
- 前記ベゼル止めネジが、装飾板に覆われ外観目視できないことを特徴とする請求項3から請求項7のいずれかに記載の時計ケースとバンドの連結構造。
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