JP4571093B2 - 試験システム - Google Patents

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Description

本発明は、試験システムに関し、特に、複数の被試験物の試験を複数の試験器で行う試験システムに関する。
光信号を出力する例えば半導体レーザ等の光発光装置や電気信号を出力する半導体装置等の被試験物の試験は以下の様に行う。電源、信号発生器、温度コントローラ等が被試験物(例えば半導体レーザや半導体装置)に電圧や電流、信号、温度等を加える。この電圧や電流、信号、温度等により被試験物は試験するための被試験信号(例えば光信号や電気信号)を出力する。試験器が、被試験信号を用い、被試験物の試験項目を試験する。以下、電源、信号発生器、温度コントローラ等およびこれらを制御するユニットを被試験部、試験器および試験器を制御するユニットを試験部とする。
特許文献1には、複数の被試験物から出力された電気信号を、スイッチにより複数の試験器に接続し、試験器が電気信号を用い試験する技術が開示されている。
特開平10−68753号公報
このような試験システムにおいては、被試験物と試験器が物理的に離れた場所にある場合、物理的に離れた場所の試験器を有効に利用することが求められている。また、試験時間の短縮が求められている。本発明は、試験時間の短縮または複数の試験器の有効利用が可能な試験システムを提供することを目的とする。
本発明は、被試験物に被試験信号を出力させる被試験部と、前記被試験信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する試験部と、前記被試験物から出力された前記被試験信号を前記試験部に接続するスイッチ部と、を具備し、前記スイッチ部は、前記被試験部に入力ポートが接続され複数の出力ポートのいずれかを選択し前記入力ポートに接続する第1スイッチと、前記試験部に出力ポートが接続され複数の入力ポートのいずれかを選択し前記出力ポートに接続する第2スイッチと、前記第1スイッチの前記複数の出力ポートと前記第2スイッチの前記複数の入力ポートとの間を接続する複数の伝送経路を有する接続部と、を有し、前記接続部の複数の伝送経路は、伝送距離が異なる前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続する複数の伝送経路であって、前記接続部が同じ試験部および同じ被試験部を前記伝送距離の異なる前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続する複数の伝送経路に順次接続することにより、前記同じ試験部が、前記同じ被試験部から出力され前記伝送距離の異なる前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続する複数の伝送経路を通過した被試験信号の試験をそれぞれ行なうことを特徴とする試験システムである。本発明によれば、試験時間の短縮または複数の試験器の有効利用が可能となる。
上記構成において、前記第1スイッチから出力した被試験信号を分岐し、前記第2スイッチの前記複数の入力ポートに並列に入力させる分岐部を有する構成とすることができる。この構成によれば、1つの被試験物から出力された被試験信号を複数の試験部で同時に試験することができる。よって、試験時間を短縮することができる。
本発明は、被試験物に被試験信号を出力させる被試験部と、前記被試験信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する試験部と、前記被試験物から出力された前記被試験信号を前記試験部に接続するスイッチ部と、を具備し、前記スイッチ部は、前記被試験部に入力ポートが接続され複数の出力ポートのいずれかを選択し前記入力ポートに接続する第1スイッチと、前記試験部に出力ポートが接続され複数の入力ポートのいずれかを選択し前記出力ポートに接続する第2スイッチと、前記第1スイッチの前記複数の出力ポートと前記第2スイッチの前記複数の入力ポートとの間を接続する複数の伝送経路を有する接続部と、を有し、前記接続部は、前記第1スイッチから出力した被試験信号を分岐し、前記第2スイッチの前記複数の入力ポートに並列に接続する分岐部と、前記分岐部の複数の出力に接続された伝送に関わる異なる性質を有する複数の伝送経路であって、前記接続部が同じ試験部を前記前記伝送に関わる異なる性質を有する複数の伝送経路を介しそれぞれ複数の試験部に同時に接続することにより、前記複数の試験部が、前記同じ被試験部から出力され前記伝送に関わる異なる性質を有する複数の伝送経路を通過した被試験信号の試験を同時に行なうことを特徴とする試験システムである。
本発明は、被試験物に被試験信号を出力させる被試験部と、前記被試験信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する試験部と、前記被試験物から出力された前記被試験信号を前記試験部に接続するスイッチ部と、を具備し、前記スイッチ部は、前記被試験部に入力ポートが接続され複数の出力ポートのいずれかを選択し前記入力ポートに接続する第1スイッチと、前記試験部に出力ポートが接続され複数の入力ポートのいずれかを選択し前記出力ポートに接続する第2スイッチと、前記第1スイッチの前記複数の出力ポートと前記第2スイッチの前記複数の入力ポートとの間を接続する複数の伝送経路を有する接続部と、を有し、前記接続部は、前記第1スイッチから出力した被試験信号を分岐し、前記第2スイッチの前記複数の入力ポートに並列に接続する分岐部を有し、前記試験部が複数設けられ、前記複数の試験部は、1つの前被試験物から出力された前記被試験信号を同時に試験することを特徴とする試験システムである。この構成によれば、試験時間を一層短縮させることができる。
上記構成において、前記被試験部は、前期試験部が試験可能な試験項目を示す試験項目情報を取得し、前記試験項目情報に基づき、試験すべき試験部を選択し、前記スイッチ部によって前記選択した試験部に前記被試験信号を接続させるための命令を出力する試験部選択手段を有する構成とすることができる。この構成によれば、試験システムへの新たな被試験部の接続や被試験部の離脱の際、プログラムの変更やシステムのやシステム全体を停止させる必要がない。よって、試験システムへの被試験部の接続および離脱が容易となり、稼働率を下げることなく生産性を向上できる。
上記構成において、自己が試験可能な試験項目である試験項目情報を出力する試験情報手段と、前記試験項目情報に基づいて選択された被試験物からの前記被試験信号を該当する試験項目で試験する試験実行手段と、を有する構成とすることができる。この構成によれば、試験システムへの新たな試験部の接続や試験部の離脱の際、プログラムの変更やシステム全体を停止させる必要がない。よって、試験システムへの被試験部の接続および離脱が容易となり、稼働率を下げることなく生産性を向上できる。
上記構成において、前記被試験部は、前記被試験物に第1電気信号を出力させ、前記試験システムは、前記第1電気信号を光信号に変換する第1変換部と、前記光信号を第2電気信号に変換する第2変換部と、を具備し、前記スイッチ部は、前記第1変換部で変換された前記光信号を前記第2変換部を介し前記試験部に接続し、前記試験部は、前記第2電気信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する構成とすることができる。この構成によれば、光信号は電気信号に比べ長距離を伝送させた場合の損失が小さく、耐ノイズ性能も高いことから、被試験部から物理的に大きく離れた試験部を試験に用いることができる。よって、複数の試験部をより有効に活用することができる
本発明によれば、試験時間の短縮または複数の試験器の有効利用が可能な試験システムを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照に説明する。
図1は実施例1に係る試験システムの構成を示す図である。図1より、複数の被試験部10が設けられている。図2は被試験部10のブロック図である。測定冶具15に被試験物である半導体レーザ16がセットされている。半導体レーザ16には電源13および信号発生器12が接続されている。電源13は電流を、信号発生器12は電気信号を半導体レーザ16に出力する。半導体レーザ16は光ファイバ18に被試験信号である光信号を出力する。温度コントローラ14は半導体レーザ16を所定の温度に制御する。被試験制御部11は信号発生器12、電源13、温度コントローラを制御する。被試験制御部11は例えばパーソナルコンピュータでありネットワークに接続されており、OAシステムの再起動することなくネットワークに接続および離脱が可能である。このように、被試験部10は、対応する半導体レーザ16に光信号を出力させる信号発生器12、電源13および温度コントローラ14(信号出力手段)と被試験制御部11(試験部選択手段)を有している。
図1より、複数の試験部20が設けられている。図3は試験部20のブロック図である。光ファイバ25より半導体レーザ16の光信号が入力する。試験器24は例えば、光パワーメータ、光オシロスコープ、エラービット測定器であり、光信号を用い被試験部10に対応する半導体レーザの試験項目を試験する。このように、試験部20は被試験物から出力された被試験信号を用い被試験物の試験項目を試験する。試験制御部22は例えばパーソナルコンピュータでありネットワークに接続されており、OAシステムの再起動することなくネットワークに接続および離脱が可能である。このように、試験部20は、光信号を、試験部が要求する試験項目で試験する試験器24(試験実行手段)と試験制御部22(試験情報手段)とを有している。なお、試験部20は複数の試験器24を有していても良い。また、試験部20は光信号を電気信号に変換する変換器を有し、光ファイバ25は変換器に接続され、変換器から出力された電気信号を試験器24が試験する構成であっても良い。
図1を参照に、被試験部10a、10bおよび10cから出力した被試験信号はそれぞれ光ファイバである伝送経路LA、LBおよびLCを伝播しスイッチ部30に入力する。スイッチ部30は、複数の被試験物部の少なくとも1つから出力された被試験信号(すなわち、被試験物の少なくとも1つから出力された被試験信号)を複数の試験部20のうち少なくとも1つに接続する。スイッチ部30は複数の被試験部10に接続された第1スイッチ32と、複数の試験部20に接続された第2スイッチ34と、第1スイッチ32から第2スイッチ34に被試験信号を伝送する接続部36と、を有する。ここでは、第1スイッチ32および第2スイッチ34にはマトリックススイッチを用いている。
第1スイッチ32は伝送経路LA、LBおよびLCを接続部36の光ファイバである伝送経路L1、L2およびL3の任意の線路に接続する。伝送経路L1は第2スイッチ34に入力する。伝送経路L2は光信号を分岐する分岐部38に入力する。分岐部38は例えば光用カプラであり光信号を光ファイバである伝送経路L21、L22およびL23に分岐する。伝送経路L21およびL22はそのまま第2スイッチ34に入力する。伝送経路L23は、伝送経路L21,L22とは伝送距離が長い。つまり伝送距離が異なる。伝送距離が長い伝送経路は、例えば長い光ファイバを用い伝送経路を形成することにより実現される。伝送経路L21、L22およびL23は第2スイッチ34に入力する。伝送経路L3は伝送経路L1に比べ伝送距離が長い。伝送経路L3は第2スイッチ34に入力する。第2スイッチ34は伝送経路L1、L21、L22、L23およびL3を光ファイバである伝送経路La、LbおよびLcに任意の線路に接続する。伝送経路La、LbおよびLcはそれぞれ試験部20a、20bおよび20cに接続される。各被試験部10、試験部20、第1スイッチ32、第2スイッチ34はLAN等のネットワークに接続されている。
このように、実施例1に係る試験システムは、半導体レーザ16(被試験物)に光信号を出力させる複数の被試験部10と、複数の半導体レーザ16のうち1つの半導体レーザから出力された光信号(被試験信号)を用い半導体レーザの試験項目を試験する複数の試験部20と、を備えている。さらに、複数の半導体レーザ16の少なくとも1つから出力された光信号を複数の試験部20のうち少なくとも1つに接続するスイッチ部30を備えている。
図4および図5を参照に、実施例1に係る試験システムの動作を説明する。被試験部A10aの被試験物を試験する場合を例に説明する。図4は複数の被試験部10のうちの1つである被試験部A10a(選択被試験部)が行う制御であり、図5は試験部20が行う制御である。被試験部A10aの被試験制御部11は被試験物の試験を行う試験項目のリストを有している。図6(a)は試験項目リストの例である。試験項目リストには、試験を行う順番に対応した試験項目1、2、3が記載されている。また、被試験部A10aは例えば図6(b)のような試験フローを有している。図6(b)の試験フローの例では、試験項目1から試験項目4(ステップS60からS66)を行う。その後、試験項目2から試験項目4の試験結果が全て所定の基準を満たしているか判定する(ステップS68)。所定の基準を満たしていれば、試験項目5の試験を行い(ステップS70)、試験結果を保存し終了する。ステップS68において、所定の基準を満たしていなければ、試験部20が行う試験の試験条件、半導体レーザ16に光信号を出力させる条件、スイッチ部30が選択する伝送経路等の試験条件を変更し(ステップS72)ステップS62に戻る。このように、被試験部10は、単に試験項目リストに基づき、試験を行うだけでなく、試験結果に基づき、試験条件を変更し再度試験を行うこともできる。なお、試験項目1から試験項目5は同じ試験部20で試験を行うこともできるし、それぞれ異なる試験部20で試験を行うこともできる。
次に、1つの試験項目の試験を行う際のフローを説明する。図4を参照に、まず、被試験制御部11は、各試験部20a、20b、20cに試験可能な試験項目である試験項目情報を要求する(ステップS10)。試験部20の試験制御部22は図7のように、試験可能な試験項目のリストを有している。例えば試験部a20aは試験項目1、2および3の試験が可能である。試験部b20bは試験項目1、3および4の試験が可能である。試験部c20cは試験項目2および4の試験が可能である。図5を参照に、試験部20の試験制御部22は、被試験部A10aの試験項目要求に応じ、各自の試験可能な試験項目(試験項目情報)を被試験部A10aの被試験制御部11に出力する(ステップS40)。図4を参照に、被試験部A10aの被試験制御部11は各試験部20より各試験項目情報を取得する(ステップS12)。
図4を参照に、試験部20の中で試験項目1が試験可能な試験部20は試験部a20aおよび試験部b20bである。そこで、被試験部A10aの被試験制御部11は試験すべき試験項目1を有する試験部20a、20bに順番情報等を要求する(ステップS14)。試験部20の試験制御部22は試験を行う優先順位に関する順番情報を有している。図8は試験部a20aおよび試験部b20bの順番情報の例を示した図である。順番情報には、例えば試験を行う順番、被試験部、試験項目が記載されている。試験部a20aは、次の試験として被試験部B10bの試験項目1を試験する。次に、被試験部C10cの試験項目1を試験する。試験部b20bは次に被試験部C10cの試験項目4を試験する。図5を参照に、試験部a20aおよび試験部b20bの試験制御部22は、被試験部A10aの被試験制御部11に順番情報を出力する(ステップS42)。このとき、被試験部A10aの被試験制御部11はスイッチ部30に光信号を試験器に接続させるための認識情報を、試験部20の試験の稼動状態を示す稼動情報等を被試験部A10aの被試験制御部11に出力しても良い。また、識別情報、稼動情報は、順番情報とは別の機会に被試験部A10aに出力しても良い。図4を参照に、被試験部A10aの被試験制御部11は試験部a20aおよび試験部b20bより順番情報、認識情報、稼動情報等を取得する(ステップS16)。
被試験部A10aの被試験制御部11は順番情報に基づき、試験項目1を試験させる試験部20である選択試験部を選択する(ステップS18)。例えば、順番情報として、試験待ちの順番を取得し、順番の早い試験部20を選択することができる。また、試験待ちの試験項目を入手し、試験項目の試験時間を勘案し選択試験部を選択することもできる。実施例1では試験部b20bを選択したとする。被試験部A10aの被試験制御部11は、選択試験部である試験部b20bに試験項目1の試験を指示する(ステップS20)。被試験部A10aの被試験制御部11は、試験部b20bより試験可能の通知を待つ(ステップS21)。図5を参照に、試験部b20bの試験制御部22は被試験部A10aの指示を受け、図9のように、順番情報に被試験部A10aの試験項目1を追加する(ステップS44)。
被試験部A10aの試験項目1の試験が可能となると、被試験部A10aに試験可能を通知する(ステップS48)。図4を参照に、被試験部A10aの被試験制御部11は、スイッチ部30に試験部b20bの認識情報に基づき、被試験部A10aから出力した光信号が伝播する伝送経路LAを選択試験部b20bに対応する伝送経路Lbに接続することを指示する(ステップS22)。被試験部A10aの被試験制御部11は、信号発生器12、電源13および温度コントローラ14に指示し、被試験物である半導体レーザ16に被試験信号である光信号を出力させる(ステップS24)。被試験部A10aの被試験制御部11は、試験の終了まで待機する(ステップS26)。図5を参照に、試験部b20bの試験器24は、被試験部A10aに対応する半導体レーザ16から出力した光信号を用い、試験項目1の試験を行う(ステップS50)。試験部b20bの試験制御部22は、試験が終了すると試験の終了を被試験部A10aに通知する(ステップS52)。試験部b20bの試験制御部22は、被試験部A10aに試験項目1の試験データを出力する(ステップS54)。
図4を参照に、被試験部A10aの被試験制御部11は、試験部b20bより試験データを取得する(ステップS28)。被試験部A10aの被試験制御部11は、試験データに問題がないか確認し、問題なければ、スイッチ部30および試験部b20bに試験の終了を通知する(ステップS30)。図5を参照に、試験部b20bの試験制御部22は、試験終了の通知を受け、順番情報の被試験部A10aの試験項目1を削除する(ステップS56)。図4を参照に、被試験部A10aの被試験制御部11は、試験項目リストを基に、最後の試験項目かを判断する(ステップS32)。最後の試験項目でなければ、図6(a)の試験項目リストの次の試験項目に進む(ステップS34)。ステップS32において、最後の試験項目であれば、試験を終了する。
実施例1に係る試験システムの試験装置である被試験部A10aにおいて、図4のステップS12のように、被試験部A10aの被試験制御部11(試験部選択手段)は、複数の試験部20の少なくとも一部20a、20bより、試験可能な試験項目を示す試験項目情報を取得する。図4のステップS18のように、試験項目情報に基づき、試験すべき試験項目を試験する試験部20である選択試験部20bを選択する。図4のステップS22のように、スイッチ部30に選択試験部20bに光信号を接続させるための命令を出力する。例えば、被試験部A10aを新たに接続した場合、被試験部A10aの被試験制御部11は、ある試験項目の試験を複数の試験部20のうちいずれの試験部20で行うべきかの情報を有していない。このような場合も、実施例1によれば、被試験部A10aは各試験部20の試験項目情報を取得し、試験部20を選択できる。これにより、被試験制御部11に試験項目の試験を行う試験部20を指定するようなプログラムの変更やシステムを停止することなく、試験システムへの新たな被試験部A10aの接続が可能となる。また、被試験部A10aを試験システムから離脱した場合、例えば試験部20がいずれの被試験部10の指示で試験を行うかのプログラムの変更やシステムを停止する必要がない。このように、試験システムへの被試験部10の接続および離脱が容易となる。また、ネットワークに接続された複数の試験部20より選択試験部を選択できるため、複数の試験部20を有効に利用することができる。
被試験制御部11は試験項目要求を出力せず、試験部20が定期的に出力する試験項目情報を取得しても良い。しかし、実施例1においては、図4のステップS10のように、被試験制御部11は、試験部20a、20bに試験項目情報を取得するための試験項目要求を出力する。ステップS12のように、試験項目要求に対応し、試験部20a、20bおよび20cより試験項目情報を取得する。これにより、試験項目情報の取得を効率的に行うことができる。
被試験制御部11は順番情報を入手せず、試験項目情報に基づき選択試験部を選択することもできる。しかし、実施例1においては、図4のステップS16のように、被試験制御部11は、試験部20a、20bより試験を行う待ち順番に関する順番情報を取得する。図4のステップS18のように被試験制御部11は、試験部20a、20bの順番情報に基づき、接続すべき選択試験部20bを選択する。これにより、早期に試験を行うことのできる試験部20bを選択することができる。なお、順番情報は、試験部20の試験を行う順番に関する情報であれば良く、例えば、現在、他の試験を行っているか否かの稼動情報のみでも良い。
実施例1に係る試験システムの試験装置である試験部20において、図5のステップS40のように、試験制御部22(試験情報手段)は、自己が試験可能な試験項目である試験項目情報を、複数の被試験部10の1つである選択被試験部A10aに出力する。ステップS50のように、試験器24(試験実行手段)は、選択被試験部10aに対応する半導体レーザ16から出力され、スイッチ部30により接続された光信号を、試験可能な試験項目のうち選択被試験部A10aの要求する試験項目で試験する。つまり、試験器24は、試験項目情報に基づいて選択された半導体レーザ16からの光信号を該当する試験項目で試験する。例えば、試験システムに新たに試験部b20bを接続した場合、試験部b20bの試験制御部22は,試験可能な試験項目のうちいずれの試験項目で試験を行うかの情報を有していない。このような場合も、実施例1によれば、試験部b20bは選択被試験部A10aに試験項目情報を出力し、試験器24は選択被試験部A10aの要求する試験項目で試験することができる。これにより、試験制御部22おいて試験を行う試験項目を指定するようなプログラムの変更を行うことなく、試験システムへの新たな試験部b20bの接続が可能となる。また、試験部b20bを試験システムから離脱した場合、例えば、被試験部10において、試験部20の試験項目情報のプログラム変更やシステムを停止する必要がない。このように、試験システムへの試験部20の接続および離脱が容易となる。
試験制御部22は試験項目情報を定期的に選択試験部に出力しても良い。しかし、実施例1においては、図5のステップS40のように、試験制御部22は、選択被試験部10aの要求に応じ試験項目情報を出力する。これにより、試験項目情報の出力を効率的に行うことができる。
図8のように、試験制御部22は、試験を行う順番に関する順番情報を有する。これにより、試験部20は、試験項目を順番に試験することができる。また、順番情報を被試験部10に出力することができる。
図5のステップS42のように、試験制御部22は、スイッチ部30に選択被試験部10aに対応する半導体レーザ16から出力された光信号を試験器24に接続させるための認識情報を選択被試験部10aに出力する。これにより、試験制御部22は、スイッチ部30に対応する試験器24に選択被試験部10aの光信号を接続させることができる。
図10(a)および図10(b)は、順番情報が優先情報を有する例である。図10(a)および図10(b)は試験部b20bの順番情報を示す図である。図8の順番情報の内容に加え、各順番の試験項目に対応し優先情報を有している。優先情報は2以上の優先度を有している。実施例1においては、優先または普通の2つの優先度を有する。図4のステップS20において、被試験部A10aの被試験制御部11が試験部b20bに試験を指示する際、試験項目の優先情報を同時に出力する。例えば、この優先情報が優先の場合、試験部b20bの試験制御部22は、先の試験項目(被試験部C10cの試験項目4)の優先情報が普通の(優先度が低い)場合は、図10(a)のように、先の試験項目より、被試験部A10aの試験項目4の試験の順番を先とする。つまり、被試験部A10aの試験項目4の試験を優先する。一方、図10(b)のように、先の試験項目の優先情報が優先の(優先度が同じか高い)場合は先の試験項目を優先する。
このように、被試験制御部11は、試験部b20bの順番情報の自己の試験順番を優先させることが可能である。また、図4のステップS18において、優先情報にも基づき、選択試験部を選択することもできる。
図11は実施例1に係る試験システムを用い半導体レーザ16の試験を行う例である。まず、被試験部A10aの測定冶具15に半導体レーザ16を取り付ける(ステップS100)。この所要時間は30秒である。次に、試験項目として試験項目1を行う(ステップS101)。これは、試験部a20の試験器aに光信号を接続し行う。そこで、図4のステップS18において、試験部a20aを選択試験部に選択する。ステップS22において、スイッチ部30の第1スイッチ32に接続経路LAと伝送経路L1を選択させ、第2スイッチ34に接続経路L1と接続経路Laとを接続させる。これにより、試験部a20aは、半導体レーザ16の試験項目1を行い、試験データを被試験部A10aに出力する。この所要時間は25秒である。次に、ステップS101と同様に、試験部a20aの試験器aが試験項目2を行う(ステップS102)。この所要時間は65秒である。
次に、試験部b20bの試験器bが試験項目3を行う(ステップS103)。次の試験項目である試験項目4と試験項目3とは同時に測定可能な試験項目である。そこで、被試験部A10aの被試験制御部11は、図4のステップS20の後に、再度ステップS10からS20を行い、ステップS104を行う選択試験部を選択する。または、同時にステップS103およびステップS104を選択するステップS10からS20を実施しても良い。試験項目4を行う試験部として、試験部c20cの試験器cを選択する。図4のステップS22において、被試験部A10aは、スイッチ部30の第1スイッチ32に伝送経路LAとL2との接続を、第2スイッチ34に伝送経路L21とLbとの接続および伝送経路L22とLcとの接続を指示する。以上により、試験部b20bと試験部c20cとが半導体レーザ16のそれぞれ試験項目3および試験項目4を同時に行う。このため、ステップS103の所要時間は85秒、ステップS104の所要時間は87秒であるが、ステップS103とステップS104とを所要時間87秒で行うことができる。
次に、試験項目5をステップS102と同様に行う(ステップS105)。次に、ステップS106、107および108は同時に測定可能である。そこで、図4のステップS22において、第2スイッチ34は、ステップS103およびS104に加え、光伝送距離の長い伝送経路L23を試験部c20cの試験器cとは異なる試験器dに接続する。これにより、3台の試験部20を用いステップ106から108の試験項目を同時に試験する。これにより、ステップS106からS108の所要時間は112秒となる。このようにして、半導体レーザ16の試験を行った結果、合計所要時間は349秒であった。ステップS103およびS104並びにステップS106からS108を同時に行わなかった場合の所要時間は607秒であり、試験時間を大幅に縮小させることができる。
次に別の試験例について説明する。例えば、半導体レーザ16の出力の波長に対する光出力の測定(スペクトラム測定)を行う場合の例である。図12(a)から図13(b)はそれぞれ波長範囲でのスペクトラム測定結果を示している。従来は、図12(a)の波長100nmの範囲でスペクトラム測定、図12(b)の波長50nmの範囲でスペクトラム測定、図12(c)の波長20nmの以下の範囲でスペクトラム測定、図12(d)のようにピーク信号の側部のスペクトラム測定を順次行っている。
図1は試験例を試験する試験システムのブロック図である。被試験部10に対応する1つ半導体レーザ出力された光信号は光ファイバ伝送経路LAを介し第1スイッチ32に入力する。第1スイッチ32は伝送経路LAを伝送経路L1に接続する。分岐部38は伝送経路L1の光信号を伝送経路L11、L12およびL13に分岐する。第2スイッチ34は伝送経路L11、L12およびL13をスペクトラム測定装置である試験部20a、20bおよび20cに対応する伝送経路La、LbおよびLcに接続する。このような試験システムを用いることにより、図1(a)のように、波長100nmの範囲でスペクトラム測定を行った後、図1(b)のように、波長50nmの範囲でスペクトラム測定、波長20nmの以下の範囲でスペクトラム測定、ピーク信号の側部のスペクトラム測定を同時に行うことができる。このように、試験時間を短縮させることができる。
図1のように、実施例1のスイッチ部30は、複数の被試験部10に接続された第1スイッチ32と、複数の試験部20に接続された第2スイッチ34と、第1スイッチ32から第2スイッチ34に光信号を伝送する接続部36と、を有する。第1スイッチ32は、被試験部10に伝送経路LA、LB、LCを介し接続する入力ポートPA、PB、PCと、伝送経路L1、L2、L3にそれぞれ接続する出力ポートP1、P2、P3を有している。第1スイッチ32は、複数の出力ポートP1、P2、P3のいずれかを選択し入力ポートPA、PB、PCのいずれかに接続する。第2スイッチ34は、試験部20に伝送経路La、Lb、Lcを介し接続する出力ポートPa、P、Pと、伝送経路L1、L21、22、23、L3にそれぞれ接続する入力ポートP1、P21、P22、P23、P3を有している。第2スイッチ34は、複数の入力ポートP1、P21、P22、P23、P3のいずれかを選択し出力ポートPa、Pb、Pcのいずれかに接続する。接続部30は、第1スイッチ32の複数の出力ポートP1、P2、P3と第2スイッチ34の複数の入力ポートP1、P21、P22、P23、P3との間を接続する複数の伝送経路L1、L2、L21、L22、L23、L3を有する。図11および図13(a)および図13(b)を用い説明したように、例えば接続部36において光信号を分岐し、1つの半導体レーザ16か出力した複数の試験部20で試験することができる。また、被試験部10と試験部20とが距離が離れている場合も、被試験部10の半導体レーザ16を試験部20が試験することが可能ある。これらにより、複数の試験部20を有効に利用し、試験時間を短縮することができる。
また、図1のように、接続部36は、第1スイッチ32と第2スイッチ34とに接続する伝送距離の異なる(つまり伝送に関わる異なる性質を有する)複数の伝送経路L1、L3を有する。このような構成を用い、光信号を、伝送距離の異なる(つまり伝送に関わる異なる性質を有する)複数の伝送経路L1およびL3から1つを選択し接続する。そして、選択された伝送経路L1またはL3を通過した光信号を試験部20において試験する。このように、被試験信号を伝送経路L1またはL3を伝送させることにより、同じ被試験部10と試験部20を用い伝送距離の異なる試験を行うことができる。
さらに、接続部36は、第1スイッチ32から出力した光信号を分岐し、第2スイッチ34に出力する分岐部38を有する。つまり、第1スイッチ32から出力した光信号を分岐し、第2スイッチ34の複数の入力ポートP21、P22、P23に並列に入力させる分岐部38を有する。このような構成を用い、図11のステップS103および104並びにステップS106からS108で説明したように、光信号を、分岐部38に接続する。分岐部38から並列に出力された光信号を複数の試験部20においてそれぞれ試験する。1つの半導体レーザ16から出力した光信号を同時に複数の試験部20で試験することができる。これにより、複数の試験部20を有効に利用し、試験時間を短縮することができる。
さらに、接続部36は、分岐部38の複数の出力に接続する伝送距離の異なる(つまり伝送に関わる異なる性質を有する)複数の伝送経路を有する。つまり、分岐部38から並列に出力された光信号のそれぞれは、伝送距離の異なる伝送経路を通過し、複数の試験部20にそれぞれ入力される。これにより、図11のステップS107およびS108のように、伝送距離の異なる試験を同時に行うことができる。なお、伝送に関わる異なる性質を有する伝送経路としては、伝送距離が異なる伝送経路以外にも、例えば材質の異なる伝送経路でもよい。このように、被試験信号を伝送することにより、被試験信号の損失等の特性を異ならせる伝送経路であればよい。これにより、被試験信号の伝送状態の条件を可変した試験が容易に可能となる。更にはこれらの条件の試験を同時に行うことができる。
被試験信号は電気信号または光信号等とすることができる。特に光信号を用いた場合は、光ファイバを用いることにより長距離を伝送させた場合の損失が小さく耐ノイズ性能も高いため被試験部10と試験部20とが物理的に大きく離れている場合も、実施例1に係る試験システムを用いることができる。よって、試験部20を一層効率的に利用することができる。なお、光ファイバを用いた場合、被試験信号である光信号の波長が1.3μm帯から1.5μm帯の場合、光信号の伝送による損失を一層低減することができる。また、被試験物は半導体レーザ以外であっても良く、発光ダイオードのように光信号を出力する発光素子とすることができる。被試験部10の信号出力手段は、電源13、信号発生器12および温度コントローラ14のいずれか、または被試験物に被試験信号を出力させるためのその他の装置であってもよい。試験部20の試験器24は被試験物から出力された被試験信号を試験できる装置であれば良く、一台以上の組み合わせでもよい。
被試験信号が電気信号の場合は、被試験物は例えば、電気信号としてアナログ信号やデジタル信号を出力する電子装置である。被試験部10の信号出力手段は電子装置に電気信号を出力させるための例えば電源13、信号発生器12および温度コントローラ14とすることができる。試験部20の試験器24は電気信号を試験するテスタ等の試験器とすることができる。分岐部38は電気信号を分岐する分岐部、伝送経路は電気ケーブルとすることができる。
実施例2は被試験部10に対応する被試験物から出力された電気信号を光に変換し、スイッチ部30でスイッチした後、再び電気信号に変換し、試験部20に接続する例である。図15を参照に、被試験部10には第1電気信号を出力する被試験物が設けられている。被試験物としては、デジタル信号である電気信号を出力する電子装置を用いることができる。被試験部10は電子装置に電源や、信号を供給し第1電気信号を出力される信号出力手段を有している。被試験部10の被試験物から出力した第1電気信号E1は同軸ケーブル等の電気ケーブルで第1変換部40に入力する。第1変換部40は、第1電気信号E1を光信号L40に変換する。スイッチ部30は実施例1と同様に、複数の被試験部10に対応する被試験物のうち少なくとも1つに対応する光信号L40を複数の試験部20のうち少なくとも1つに接続する。第2変換部42は、スイッチ部30から出力された光信号L42を第2電気信号E2に変換する。試験部20は、第2電気信号E2を用い被試験部10に対応した被試験物の試験を行う。
実施例2においては、被試験信号である電気信号を光信号に変換し伝送および試験部20への接続を行う。光信号は電気信号に比べ長距離を伝送させた場合の損失が小さく耐ノイズ性能も高いため、被試験部10から物理的に大きく離れた試験部20を試験に用いることができる。よって、複数の試験部をより有効に活用することができる。なお、スイッチ部30は実施例1のように第1スイッチ32および第2スイッチ34、接続部36を有する構成とすることもできる。また、実施例2に係る試験システムの制御は実施例1の図4および図5を用いて説明した方法で行うこともできる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は実施例1に係る試験システムのブロック図である。 図2は被試験部のブロック図である。 図3は試験部のブロック図である。 図4は被試験部のフローチャートである。 図5試験部のフローチャートである。 図6(a)は被試験部が有する試験項目リストの例、図6(b)は被試験部が行う試験フローの例を示す図である。 図7は試験部が有する試験項目情報の例を示す図である。 図8は試験部が有する順番情報の例を示す図である。 図9は試験部が有する順番情報の例を示す図である。 図10(a)および図10(b)は優先情報を有する順番情報の例を示す図である。 図11は実施例1を用いた試験の例である。 図12(a)から図12(d)は実施例1を用いない試験の例である。 図13(a)および図13(b)は実施例1の別の試験を行う試験システムのブロック図である。 図14は実施例1を用いた別の試験の例である。 図15は実施例2に係る試験システムのブロック図である。
符号の説明
10 被試験部
11 被試験制御部
16 半導体レーザ
20 試験部
22 試験制御部
24 試験器
30 スイッチ部
32 第1スイッチ
34 第2スイッチ
36 接続部
38 分岐部
40 第1変換部
42 第2変換部

Claims (7)

  1. 被試験物に被試験信号を出力させる被試験部と、
    前記被試験信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する試験部と、
    前記被試験物から出力された前記被試験信号を前記試験部に接続するスイッチ部と、を具備し、
    前記スイッチ部は、前記被試験部に入力ポートが接続され複数の出力ポートのいずれかを選択し前記入力ポートに接続する第1スイッチと、前記試験部に出力ポートが接続され複数の入力ポートのいずれかを選択し前記出力ポートに接続する第2スイッチと、前記第1スイッチの前記複数の出力ポートと前記第2スイッチの前記複数の入力ポートとの間を接続する複数の伝送経路を有する接続部と、を有し、
    前記接続部の複数の伝送経路は、伝送距離が異なる前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続する複数の伝送経路であって
    前記接続部が同じ試験部および同じ被試験部を前記伝送距離の異なる前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続する複数の伝送経路に順次接続することにより、前記同じ試験部が、前記同じ被試験部から出力され前記伝送距離の異なる前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続する複数の伝送経路を通過した被試験信号の試験をそれぞれ行なうことを特徴とする試験システム。
  2. 前記接続部は、前記第1スイッチから出力した被試験信号を分岐し、前記第2スイッチの前記複数の入力ポートに並列に入力させる分岐部を有することを特徴とする請求項1記載の試験システム。
  3. 被試験物に被試験信号を出力させる被試験部と、
    前記被試験信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する試験部と、
    前記被試験物から出力された前記被試験信号を前記試験部に接続するスイッチ部と、を具備し、
    前記スイッチ部は、前記被試験部に入力ポートが接続され複数の出力ポートのいずれかを選択し前記入力ポートに接続する第1スイッチと、前記試験部に出力ポートが接続され複数の入力ポートのいずれかを選択し前記出力ポートに接続する第2スイッチと、前記第1スイッチの前記複数の出力ポートと前記第2スイッチの前記複数の入力ポートとの間を接続する複数の伝送経路を有する接続部と、を有し、
    前記接続部は、前記第1スイッチから出力した被試験信号を分岐し、前記第2スイッチの前記複数の入力ポートに並列に接続する分岐部と、前記分岐部の複数の出力に接続された伝送に関わる異なる性質を有する複数の伝送経路であって、
    前記接続部が同じ試験部を前記伝送に関わる異なる性質を有する複数の伝送経路を介しそれぞれ複数の試験部に同時に接続することにより、前記複数の試験部が、前記同じ被試験部から出力され前記伝送に関わる異なる性質を有する複数の伝送経路を通過した被試験信号の試験を同時に行なうことを特徴とする試験システム。
  4. 被試験物に被試験信号を出力させる被試験部と、
    前記被試験信号を用い前記被試験物の試験項目を試験する試験部と、
    前記被試験物から出力された前記被試験信号を前記試験部に接続するスイッチ部と、を具備し、
    前記スイッチ部は、前記被試験部に入力ポートが接続され複数の出力ポートのいずれかを選択し前記入力ポートに接続する第1スイッチと、前記試験部に出力ポートが接続され複数の入力ポートのいずれかを選択し前記出力ポートに接続する第2スイッチと、前記第1スイッチの前記複数の出力ポートと前記第2スイッチの前記複数の入力ポートとの間を接続する複数の伝送経路を有する接続部と、を有し、
    前記接続部は、前記第1スイッチから出力した被試験信号を分岐し、前記第2スイッチの前記複数の入力ポートに並列に接続する分岐部を有し、
    前記試験部が複数設けられ、
    前記複数の試験部は、1つの前記被試験物から出力された前記被試験信号を同時に試験することを特徴とする試験システム。
  5. 前記被試験部は、前記試験部が試験可能な試験項目を示す試験項目情報を取得し、前記試験項目情報に基づき、試験すべき試験部を選択し、前記スイッチ部によって前記選択した試験部に前記被試験信号を接続させるための命令を出力する試験部選択手段を有することを特徴とする請求項1記載の試験システム。
  6. 前記試験部は、自己が試験可能な試験項目である試験項目情報を出力する試験情報手段と、前記試験項目情報に基づいて選択された被試験物からの前記被試験信号を該当する試験項目で試験する試験実行手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の試験システム。
  7. 前記被試験部は、前記被試験物に第1電気信号を出力させ、
    前記試験システムは、前記第1電気信号を光信号に変換する第1変換部と、前記光信号を第2電気信号に変換する第2変換部と、を具備し、
    前記スイッチ部は、前記第1変換部で変換された前記光信号を前記第2変換部を介し前記試験部に接続し、
    前記試験部は、前記第2電気信号を用い前記被試験物の試験項目を試験することを特徴とする請求項1記載の試験システム。
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