JPH021632A - 光線路試験方式 - Google Patents

光線路試験方式

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JPH021632A
JPH021632A JP63186169A JP18616988A JPH021632A JP H021632 A JPH021632 A JP H021632A JP 63186169 A JP63186169 A JP 63186169A JP 18616988 A JP18616988 A JP 18616988A JP H021632 A JPH021632 A JP H021632A
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optical
test
pulse tester
light
switch
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Nobuo Tomita
信夫 富田
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杉本 禎男
Hiroaki Koga
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信分野に利用される。 本発明は、光ファイバケーブルを用いた光伝送方式にお
ける光線路試験方式に関し、特に通信回線が使用状態で
も通信に影響を与えないで光ファイバケーブルの試験お
よび監視を行う光線路試験方式に関する。 〔従来の技術〕 第18図は、通信回線を使用した状態で光ファイバケー
ブルの試験および監視を行う従来の方式を示すブロック
構成図である(特開昭59−166837号公報参照)
。第18図において、1および2は光伝送端局、3は光
ファイバケーブル、4および5はそれぞれ光伝送端局1
および2が使用する通信波長光のみを通過する光フィル
タ、6はこの通信波長と異なる波長の試験波長光を繰り
返し発射する光フアイバロケータ、7は光分岐装置であ
る。 第19図は光フィルタ4および5の挿入損失波長特性を
示しており、通信波長のみを通過する特性を有している
。 第20図は光分岐装置7の各ポート間の挿入損失を示す
説明図で、各ポー)a、bおよび0間の損失は第1表に
示すようになっている。 第1表 光分岐装置の損失特性 ポートaおよびCは光ファイバケーブル3に、bは光フ
アイバロケータ6に接続される。ここで、ボー)a−c
およびb−c間は挿入損失3dB、 ab間は40dB
であり、通信波長光は比較的低損失でポートaからCへ
通過するがポートbすなわち光フアイバロケータ6には
入らない。また光フアイバロケータ6から発射された試
験波長光はポートbからCへ比較的低損失で挿入される
。光フアイバロケータ6から発射された試験波長光は前
述の光分岐装置7を経由して光ファイバケーブル3に挿
入され、光伝送端局2へ向けて進行する。その際、光フ
ァイバケーブル3の任意の地点での後方散乱光およびフ
レネル反射光が試験波長光と逆の経路で光分岐装置7を
経由して光フアイバロケータ6へ戻り、その受光時間お
よび受光レベルを初期のものと比較し続けることにより
故障の発見および故障位置の特定ができる。前記試験波
長光および後方散乱光等は光フィルタ4および5により
遮断され光伝送端局1および2では受信されないため、
通信に影響を与えずに光ファイバケーブルの試験および
監視ができる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前述の従来の光線路試験方式では、 ■ 光伝送端局lまたは光フィルタ4と光分岐装置7の
間の光ファイバケーブル3の試験および監視ができない
。 ■ 光伝送端局1および2間の伝送方式が波長多重双方
向伝送方式の場合(例えば、F−6M光伝送方式)、光
伝送端局2から発射される通信波長光が光分岐装置7か
ら光フアイバロケータ6に入射し測定不能となる。 ■ 光ファイバケーブル3が多心の場合、試験対象心線
が複数となり試験のたびに光フアイバロケータ6と光分
岐装置7とを接続替えする必要があり測定の遠隔自動化
ができない。 という欠点があった。 本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、光
伝送端局間の光ファイバで構成された先導波路区間全域
にわたり通信信号に影響を与えることなく、遠隔自動で
迅速な光ファイバケーブルの試験および監視ができる光
線路試験方式を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、光伝送装置間に接続された光ファイバケーブ
ルの途中に挿入され外部からの試験波長光の前記光ファ
イバケーブルへの挿入の制御を行う光分岐手段と、前記
試験波長光の発生ならびに前記光ファイバケーブルから
戻された前記試験波長光の検出を行う光パルス試験器を
含む試験手段とを備えた光線路試験方式において、前記
光分岐手段は、前記光ファイバケーブルの任意の点に挿
入されたN/2個(Nは偶数)の合分波形光カプラを含
み、前記試験手段は、前記合分波形光カプラの試験回線
用ポートを選択する1×N光スイッチと、この1×N光
スイッチのプログラム制御を行う制御手段とを含むこと
を特徴とする。 また本発明は、前記光伝送装置の直近に挿入された第一
の光フィルタと、前記光パルス試験器の直近に挿入され
た第二の光フィルタとを含むことができる。 また本発明は、第一の光フィルタはしゃ断特性が緩やか
なフィルタであり、第二の光フィルタは前記光パルス試
験器に内蔵されることができる。 また本発明は、前記1×N光スイッチと前記光パルス試
験器との間に挿入された1×M光スイッチ(Mは自然数
)と、この1xlvi光スイツチに前記光パルス試験器
と並列に接続された光信号モニタ装置および光信号送出
装置を含む複数の光信号装置を含むことができる。 また本発明は、前記1×N光スイッチおよび前記1×M
光スイッチの替わりにN×M光スイッチを用いることが
できる。 また本発明は、前記合分波形光カプラが広波長域形光カ
プラであることが好ましい。 〔作用〕 合分波形光カプラは4個のポートを有しており、このう
ちの相対する2個はそれぞれ光フアイバ心線に接続され
、他の相対する2個はそれぞれ1×N光スイツチからの
挿入用光フアイバ心線に接続される。そして通信波長光
は相対する2個のポート間をほとんど損失なく通過でき
、他の2個のポートにはほとんど通過しない。一方試験
波長光は斜めに上側のポートにはほとんど損失なく通過
でき他のポートにはほとんど通過しない。 従って、通信波長光と波長の異なる試験波長光を一方の
ポートへ挿入すると試験波長光は一方の光フアイバ心線
へほとんど損失なく挿入でき、同様に他方のポートへ挿
入された試験波長光は他方の光フアイバ心線へ挿入され
、それぞれ光ファイバケーブルの試験および監視を行う
ことができる。 前記合分波形光カプラとして広波長域形光カプラを用い
た場合には、通信波長光および試験波長光はともに広波
長域においてポート間を損失一定で通過でき、これらの
損失はカプラの製造条件を変えることにより容易に所望
値に設定できる。従って試験波長光として通信波長光以
外の任意の光を使用でき、光ファイバケーブルの試験お
よび監視をより容易に行うことができる。 1×N光スイッチは、制御手段の制御によりN本の光フ
アイバ心線に対して試験波長光の挿入の切り換えを行い
、光パルス試験器で試験波長光の発生と検出を行い、制
御手段によりデータ処理を行う。 すなわち、光伝送装置間に接続された光ファイバケーブ
ルの全域にわたり通信信号に影響を与えることなく、遠
隔自動で迅速な試験および監視を行うことが可能となる
。 また、光伝送装置の直近に試験波長光が前記光伝送装置
へ進入しない構成にて第一の光フィルタを挿入し、さら
に前記光パルス試験器の直近に通信波長光が前記光パル
ス試験器へ侵入しない構成にて第二の光フィルタを挿入
することにより、通信信号への影響をより少なくし試験
および監視の精度を上げることができる。 また、前記光パルス試験器の受光器直近に通信波長光が
前記光パルス試験器へ侵入しない構成にて前記第二の光
フィルタを挿入し、前記光パルス試験器の試験波長光の
レベルを可変にし試験波長光のレベルを前記光伝送装置
へ侵入しないレベルに調整することにより、同様に通信
信号への影響をより少なくし試験および監視の精度を上
げることができる。 また、前記1×N光スイッチと前記光パルス試験器との
間に1×M光スイッチを挿入し、この1×M光スイッチ
のMポートに前記光パルス試験器ならびに光信号モニタ
装置および光信号送出装置等を接続し、さらにこれらの
遠隔自動化手段を接続することにより、光通信回線の試
験および監視を遠隔自動化することができる。なお、こ
の場合、前記1×N光スイッチと前記1×M光スイッチ
の替わりにN×M光スイッチを用いても同様の性能を得
ることができる。 また、合分波形光カプラ(広波長域形光カプラを含む)
を光ファイバケーブルの中心地点に挿入することにより
1×N光スイッチの操作により、前記合分波形光カプラ
が挿入された上位および下位の光ファイバケーブルの試
験ができるので、前記光パルス試験器のダイナミックレ
ンジを上げることなく、試験可能距離を従来の2倍にす
ることができる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。 〔実施例1〕 第1図は本発明の第一実施例を示すブロック構成図であ
る。 本第−実施例は、光伝送端局1および2間に接続された
上位および下位の光ファイバケーブル31および32と
、光ファイバケーブル31および32間に挿入され外部
からの試験波長光の光ファイバケーブル31および32
への挿入の制御を行う光分岐手段としてのN個の合分波
形光カプラ10と、前記試験波長光の発生ならびに光フ
ァイバケーブル31または32から戻された前記試験波
長光の検出を行う光パルス試験器12を含む試験手段と
しての、N/2個(Nは偶数)の合分波形光カプラ10
の試験回線用ポートを選択する1×N光スイッチ11と
、1×N光スイツチ11および光パルス試験器12のプ
ログラム制御およびデータ処理を行う制御装置14と表
示装置15とを含んでいる。 なお、81および82は各々上位および下位の先ファイ
バ心線、91.92.93および94は合分波形光カプ
ラ10の各ポート、83.84および85は試験光伝送
用光フアイバ心線、13はバスである。ここで、1×N
光スイツチ11は光パルス試験器12に接続する端子を
1個、試験波長光挿入のため合分波形光カプラ10に接
続する端子をN個有しており、このN個の端子から一個
を選択して光パルス試験器12に接続される。 本発明の特徴は、第1図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14とを設けた
ことにある。 次に、本第−実施例の動作について説明する。 初めに合分波形光カプラ10のより詳細な構造とその動
作を説明する。第2図は合分波形光カプラ10の具体的
構成例を示す説明図であって、86および87は各々光
フアイバ心線81〜84およびカプラ888におけるク
ラッド部分およびコア部分である。この合分波形光カプ
ラ10は第1図に示すように4個のポー)91〜94を
有しており、91および93が各々通信用光フアイバ心
線81および82に接続されており、92および94が
各々試験光伝送用光フアイバ心線83および84に接続
されている。通信波長λアおよびλ。の光についてはポ
ート91および93間でほとんど損失なく通過でき、そ
の他のポート92および94にはほとんど通過しない。 また、試験波長λ。 の光についてはポート92−93問およびポート94−
91間でほとんど損失なく通過でき、ポート91から9
2へ、ポート94から93へはほとんど通過しない特性
を有している。第2図中のカプラ部88において、光導
波路である2本のコア87について適当な間隔dおよび
長さlを維持しておくとエバネセント効果により、この
dおよびlから波長λ。、λ7、λ′0の値が決められ
、前述した合分波特性が生じる。第2表はこの合分波形
光カプラ10の各ポート間の挿入損失の一例を示したも
ので、米国グールド社製合分波形光カプラ(ファイバ形
、V W D9768)についての実測結果である。通
信波長IJμ山、試験波長1.55μmとして、通信波
長光の挿入損失および試験波長光が通信用心線に伝搬す
る挿入損失が0.5dB以下、その他の各ポート間の挿
入損失がすベて20dB以上という良好な特性が得られ
ている。 第2表 合分波形光カプラの挿入損失 (λ。=λ’、=1.3μm、λ。=1.55μm)従
って、試験波長光λ。を光フアイバ心線83からポート
92へ挿入すると、ポート93に伝搬し下位の光フアイ
バ心線82へ挿入でき、また光フアイバ心線84からポ
ート94へ挿入すると、ポート91に伝搬し上位の光フ
アイバ心線81へ極めて小さい損失で挿入できる。 次に、本第二実施例の動作を説明する。第1図において
、制御装置14からのプログラム制御により1×N光ス
イッチ11が任意の合分波形光カプラ10の試験光挿入
ポート92を選択して光パルス試験器12に接続する。 次に光パルス試験器12から試験光パルスを発射して被
試験光ファイバ心線82の損失特性測定および故障位置
検知を行う。さらに、lxN光スイッチ11で試験光挿
入ポート94を選択して光パルス試験器12により前述
と同様な試験を行う。この操作を繰り返すことにより光
伝送端局1および2間の伝送路の上位および下位の光フ
ァイバケーブル31および32の全域にわたり試験およ
び監視ができる。なお、光パルス試験器12から送出す
る試験波長光のレベルは光伝送品質を劣化させない程度
に通信波長光のレベルより小さく設定しておく。また、
光パルス試験器12の受光器は通信波長光を受光しない
程度に狭波長域のものを使用する。 このような動作をするので、 ■ 光伝送端局1および2間の光ファイバケーブル全域
にわたり任意の位置から通信波長が複数で双方向伝送の
場合でも通信に影響なく試験ができる。 ■ 合分波形光カプラ10の挿入地点を伝送路の中心地
点とすれば、1×N光スイッチの操作により上位および
下位光ファイバケーブル31および32の試験ができる
ので、光パルス試験器12のダイナミックレンジを上げ
ることなく試験可能距離を従来の2倍に向上することが
できる。 ■ lxN光スイッチ10を用いるので多数の試験心線
を1台の光パルス試験器12で自動的に試験することが
できるため装置コストおよび保守コストの削減ができる
。 この結果から明らかなように、従来の技術に比べて光フ
ァイバケーブル伝送路全域にわたり任意の地点で双方向
伝送方式の場合でも通信に影響なく線路の試験および監
視ができること、光パルス試験器のダイナミックレンジ
を上げることなく試験可能距離を最大2倍に向上できる
こと、多数の試験回線を一台の光パルス試験器で自動的
に試験ができ保守コスト削減ができること等の効果が得
られた。 〔実施例2〕 第3図は本発明の第二実施例を示すブロック構成図であ
る。本第二実施例は、第1図の第一実施例において、光
伝送端局1および2と光フアイバ心線81および82と
の間、および1×N光スイッチ11と光パルス試験器1
2との間に合分波形光カプラ10’aおよび10bをそ
れぞれを挿入し、光伝送端局lおよび2へ試験波長光の
進入および光パルス試験器12へ通信波長光の進入を少
なくしたものである。 本発明の特徴は、第3図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14とを設けた
ことにある。なお、合分波形光カプラ10’aおよび1
011が付加される。 本第二実施例、]ま前述のような構成であるので、光パ
ルス試験器12の試験波長光送出レベルをある程度大き
くしても通信へ妨害を与えにくく、また通信波長光の光
パルス試験器12への進入を小さくできる。従って、光
パルス試験器12のダイナミックレンジを大きくできる
効果がある。その他の効果については第一実施例と同様
である。 〔実施例3〕 第4図は本発明の第三実施例を示すブロック構成図であ
る。本第三実施例は第1図の第一実施例において、光伝
送端局1および2と光フアイバ心線81および82との
間および1×N光スイッチ11と光パルス試験器12と
の間にそれぞれ光フィルタ16および17を挿入し、光
伝送端局lおよび2へ試験波長光の進入および光パルス
試験器12へ通信波長光の進入を少な″くしたものであ
る。ここで、試験回線挿入用の光フィルタ16は第5図
に示すような損失特性を有しており、第5図中19.2
0および21は各々試験波長λ。1、λ。2およびλ、
3の場合であり、通信波長光を通過して試験波長光を遮
断する特性である。また、1×N光スイッチ11と光パ
ルス試験器12の間に挿入された光フィルタ17は、第
6図に示すような損失特性を有しており、第6図中22
.23および24は各々試験波長がλ。1、λo2およ
びλ。3の場合であり、試験波長光を通過して通信波長
光を遮断する特性である。 本第三実施例は、前述のような構成であるので、光パル
ス試験器12の試験波長光送出レベルをある程度大きく
しても、通信への妨害を与えに<(シ、また、光パルス
試験器12の受光器をある程度広波長域にしても通信波
長光の光パルス試験器12への進入を小さくできる。 従って、光パルス試験器12のダイナミックレンジを大
きくできる利点がある。その他の効果については第一実
施例と同様である。 本発明の特徴は、第4図において、合分波形光カプラ1
0と、1xN光スイツチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14と、光フィ
ルタ16および17とを設けたことにある。 〔実施例4〕 第7図は本発明の第四実施例を示すブロック構成図であ
る。本第四実施例は第1図の第一実施例における光パル
ス試験器12を光出力可変形にした光パルス試験器25
に替え、さらに1×N光スイッチ11と光パルス試験器
25との間に合分波形光カプラ1011を挿入したもの
である。第8図は光パルス試験器25の試験光のレベル
を可変にするため、同試験器内蔵の発受光モジュール(
LDモジュール)26に光減衰器27を挿入して改造し
たものであり、29は光サーキュレータ、28は受光部
、35は発光部、36はCPUである。試験波長光は光
サーキュレータ29のポート34から30へ挿入され、
受信光はポート30から33へ伝搬する。このような構
成であるので、試験波長光の光レベルを光減衰器28で
変化させて光伝送端局1および2における通信波長光と
試験波長光とのレベル差を大きくし、通信への影響を小
さくすることができる。 本第四実施例の効果としては、第二および第三実施例に
おける光伝送端局lおよび2の直近に設置した合分波形
光カプラ10’aが不用となるので、これらの実施例よ
り経済的にシステム構成ができる。その他の効果は第二
および第三実施例と同様である。 本発明の特徴は、第7図において、合分波形光カプラ1
0と、lxN光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14と、試験光
レベル可変形の光パルス試験器25とを設けたことにあ
る。なお、合分波形光カプラ10bが付加される。 〔実施例5〕 第9図は本発明の第五実施例を示すブロック構成図であ
る本第五実施例は、第7図の第四実施例において、合分
波形光カプラ10bに替えて光フィルタ17を挿入した
ものであり、その動作ならびに効果は第四実施例と同様
である。 本発明の特徴は、第9図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14と、光フィ
ルタ17と、試験光レベル可変形の光パルス試験器25
とを設けたことにある。 〔実施例6〕 第10図は本発明の第六実施例を示すブロック構成因で
ある。本第六実施例は、第1図に示した第一実施例にお
いて、合分波形光カプラ10を広波長域形光カプラIO
Cに替え、さらに制御装置14に試験結果を保存するデ
ータベース14’aを接続したものである。 本発明の特徴は、第10図において、広波長域形光カプ
ラtOCと、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッ
チ11のプログラム制御手段を有する制御装置14とを
設けたことにある。 次に、本第六実施例の動作について説明する。 初めに広波長域形光カプラIOCのより詳細な構造とそ
の動作を説明する。広波長域形光カプラ10cの構造は
第2図に示した合分波形光カプラ10と同じで、86お
よび87は各々光フアイバ心線81〜84およびカプラ
部88におけるクラッド部分およびコア部分である。こ
の広波長域形光カプラIOCは第10図に示すように4
個のポート91〜94を有しており、91および93が
各々通信用光フアイバ心線81および82に接続されて
おり、92および94が各々試験光伝送用光フアイバ心
線83および84に接続されている。 通信波長λ。およびλ′7の光についてはポート91お
よび93間で広波長域かつ一定損失で通過できる。 また、試験波長λ。の光についてはポー)92−93問
およびポー)94−91間で広波長域かつ一定損失で通
過できる。従って、通信波長、試験波長とも広波長域に
わたり自由に選択できる。第2図中のカプラ部88にお
いて、光導波路である2本のコア87について適当な間
隔dおよび長さβを維持し、更にコア径を少し変えてお
くとエバネセント効果により、広波長域の光結合特性が
生じる。第3表はこの広波長域形光カプラ10cの各ポ
ート間の挿入損失の一例を示したもので、米国グールド
社製広波長域形光カプラ(ファイバ形、WICAタイプ
、分岐比20 : 80)についての実測結果である。 (以下本頁余白) 第3表 広波長域形光カプラの挿入損失(1200nm
≦λ7、λ′7、λ。≦1650nm)1200nmか
ら1650nmの広波長域にわたり通信ポート91H9
3間の損失が1.5dB以下であり、また、試験光挿入
ポート間92→93.94→91の損失も6〜9dB程
度の良好な特性を示している。 本第六実施例は前述の説明から明らかなように、前述の
第一実施例と同様の動作を行う。 そして前述の第一実施例の効果に加えて、合分波形光カ
プラとして前述の特性を有する広波長域形光カプラ10
cを用いているので、通信波長光および試験波長光の波
長を自由に選択できる効果が得られる。 〔実施例7〕 第11図は本発明の第七実施例を示すブロック構成図で
ある。本第七実施例は第10図の第六実施例において、
光伝送端局1および2と光フアイバ心線81および82
との間および1×N光スイッチ11と光パルス試験器1
2との間にそれぞれ光フイルタ16右よび17を挿入し
、光伝送端局1および2へ試験波長光の進入および光パ
ルス試験器12へ通信波長光の進入を少なくしたもので
あり、合分波形光カプラを用いた第4図の第三実施例に
対応する。 本第七実施例は前述のような構成であるので、光パルス
試験器12の試験波長光送出レベルをある程度大きくし
ても通信へ妨害を与えにくく、また光パルス試験器12
の受光器をある程度広波長域に゛しても通信波長光の光
パルス試験器12への進入を小さくできる。従って、光
パルス試験器12のダイナミックレンジを大きくできる
効果がある。その他の効果については第六実施例と同様
である。 本発明の特徴は、第11図において、広波長域形光カプ
ラ10Cと、lxN光スイッチ11と、1×N光スイッ
チ11のプログラム制御手段を有する制御装置14と、
光フィルタ16および17とを設けたことにある。 〔実施例8〕 第12図は本発明の第八実施例を示すブロック構成図で
ある。本第八実施例は第11図の第七実施例における光
パルス試験器12を光出力可変形および光フイルタ17
内蔵形にした光パルス試験器25’aに替え、さらに光
フィルタ16をしゃ断特性をある程度悪く緩やかにした
光フィルタ16’aに替えたものである。第13図は光
パルス試験器25’aの試験光のレベルを可変にするた
めおよび光フィルタ17を内蔵するため、同試験器内蔵
の発受光モジュール26’aに光減衰器27および光フ
ィルタ17を挿入して改造したものであり、29は光サ
ーキユレータ、28は受光部、35は発光部、36はC
PUである。試験波長光は光サーキュレータ29のボー
ト34から30へ挿入され、受信光はボート30から3
3へ伝搬する。このような構成であるので、試験波長光
の光レベルを光減衰器28で変化させて光伝送端局lお
よび2における通信波長光と試験波長光とのレベル差を
大きくし、通信への影響を小さくすることができる。 さらに、光フィルタ17によって通信光をしゃ断し、受
光部28へ広波長域の受光器の使用が可能となる。 本第八実施例の効果としては、第七実施例における光伝
送端局1および2の直近に設置した光フィルタ16をし
ゃ断特性の悪く、経済的に作製できる光フィルタ16’
aに代えたため、第七実施例より経済的にシステム構成
ができる。その他の効果は第七実施例と同様である。 本発明の特徴は、第12図および第13図において、広
波長域形光カプラIOCと、lxN光スイッチ11と、
1×N光スイッチ11のプログラム制御手段を有する制
御装置14と、試験光レベル可変形および光フイルタ1
7内蔵形の光パルス試験器25’aとを設けたことにあ
る。 〔実施例9〕 第14図は本発明の第九実施例を示すブロック構成図で
ある。本第九実施例は、第10図の第六実施例において
、1×N光スイッチ11と光パルス試験器12との間に
1×MXN光スイツチ37入し、1×M光スイッチ37
0Mボートに光パルス試験器12と、光信号モニタ装置
38および光信号送出装置39を含む光信号装置とを接
続し、さらにI、XN光スイツチ11.1×M光スイッ
チ37、光パルス試験器12、光信号モニタ装置38お
よび光信号送出装置39が遠隔自動化操作できるように
、モデム40b1光線路試験ワークステーシヨン42お
よびデータベース14aを含む広域保守センタ43とモ
デム40’aとがモデム通信回線41により接続された
遠隔自動化手段44を設け、表示装置15を除いたもの
である。 本第九実施例の動作は、光線路ワークステーション42
からのプログラム制御により、光信号モニタ装置38に
よる通信回線のモニタリング、光信号送出装置39によ
る心線対照光の送出ならびに光パルス試験器12による
通信回線の試験および監視が遠隔自動化できる。従って
、通信回線モニタならびにケーブル移転工事時の心線対
照光送出の遠隔自動化が図られる効果があるほか、第六
実施例と同様の効果がある。 本発明の特徴は、第14図において、広波長域形光カプ
ラ10c と、1×N光スイッチ11と、ixM光スイ
ッチ37と、光パルス試験器12と、制御装置14と、
光信号モニタ装置38と、光信号送出装置39と、モデ
ム4.Oaおよび広域保守センタ43を含む遠隔自動化
手段44を設けたことにある。 〔実施例10〕 第15図は本発明の勇士実施例を示すブロック構成図で
ある。本第九実施例は、第九実施例を第八実施例に適用
したものであり、効果は第八および第九実施例と同様で
ある。 本発明の特徴は、第15図において、第14図の第九実
施例に対して光フィルタ16aを付加したことにある。 〔実施例11〕 第16図は本発明の勇士−実施例を示すブロック構成図
である。本勇士−実施例は、第14図の第九実施例の1
×N光スイッチと1×M光スイッチ37の替わりにN8
M光スイッチ45を配置したものである。従って、本勇
士−実施例は、光パルス試験器12、光信号モニタ装置
38および光信号送出装置39等、N8M光スイッチ4
5のMボートに接続された装置から同時に通信回線を選
択およびアクセスできる効果が得られるほか、第九実施
例と同様の効果が得られる。 本発明の特徴は、第16図において、広波長域形光カプ
ラIOCと、N8M光スイッチ45と、光パルス試験器
12と、制御装置14と、光信号モニタ装置38と、光
信号送出装置39と、モデム40’aおよび広域保守セ
ンタ43を含む遠隔自動化手段44とを設けたことにあ
る。 〔実施例12〕 第17図は本発明の勇士二実施例を示すブロック構成図
である。本勇士二実施例は、第15図の勇士実施例の1
×N光スイッチ11とlxM光スイッチ37の替わりに
N8M光スイッチ45を配置したものである。従って、
勇士−実施例と同様に、N8M光スイッチ45のMポー
トに接続された装置か′ら同時に通信回線を選択および
アクセスできる効果が得られるほか、勇士実施例と同様
の効果が得られる。 本発明の特徴は、第17図において、第16図の勇士−
実施例に対して光フィルタ16aを付加したことにある
。 なお、第3図の第二実施例、第7図の第四実施例および
第9図の第五実施例において、それぞれの合分波形光カ
プラ10の替わりに広波長域形光カプラIOCを用いる
ことで、第六実施例で付加された効果が同様にそれぞれ
付加される。 なお、以上の実施例の説明においては、合分波形光カプ
ラ10および広波長域形光カプラIOCの数を複数とし
たけれども、N=2すなわち1個の場合においても本発
明は同様に適用される。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、従来の技術に比
べて光ファイバケーブル伝送路全域にわたり任意の地点
で双方向伝送方式の場合でも通信に影響なく線路の試験
および監視ができ、また光パルス試験器のダイナミック
レンジを上げることなく試験可能距離を最大2倍に向上
でき、さらに多数の試験回線を一台の光パルス試験器で
自動的に試験ができ、合分波形光カプラとして広波長域
形光カプラを使用した場合には、さらに通信波長光およ
び試験波長光の波長を広波長域で任意に選択できるので
、経済的で投首条件の緩やかなまた保守コストの大幅な
削減ができる光線路試験方式を提供でき、その効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示すブロック構成図。 第2図はその合分波形光カプラおよび広波長域形光カプ
ラの構造を示す説明図。 第3図は本発明の第二実施例を示すブロック構成図。 第4図は本発明の第三実施例を示すブロック構成図。 第5図はその光フィルタ16の挿入損失特性図。 第6図はその光フィルタ17の挿入損失特性図。 第7図は本発明の第四実施例を示すブロック構成図。 第8図はその光パルス試験器の発受光モジュールを示す
ブロック構成図。 第9図は本発明の第五実施例を示すブロック構成図。 第10図は本発明の第六実施例を示すブロック構成図。 第11図は本発明の第七実施例を示すブロック構成図。 第12図は本発明の第八実施例を示すブロック構成図。 第13図はその光パルス試験器の発受光モジュールを示
すブロック構成図。 第14図は本発明の第九実施例を示すブロック構成図。 第15図は本発明の勇士実施例を示すブロック構成因。 第16図は本発明の勇士−実施例を示すブロック構成図
。 第17図は本発明の勇士二実施例を示すブロック構成図
。 第18図は従来例を示すブロック構成図。 第19図はその光フィルタ5の挿入損失特性図。 第20図はその分岐装置の挿入損失特性の説明図。 1.2・・・光伝送端局、3.31.32・・・光ファ
イバケーブル、4.5.16.16’a 、 17−・
・光フィルタ、6・・・光フアイバロケータ、7・・・
光分岐装置、10、lQ’a 、10b・・・合分波形
光カプラ、10c・・・広波長域形光カプラ、11・I
 X N光スイッチ、12.25.25’a・・・光パ
ルス試験器、13・・・バス、14・・・制御装置、1
4a・・・データベース、15・・・表示装置、19〜
24・・・光フィルタの損失特性、26.26’a・・
・発受光モジュール、27・・・光減衰器、28・・・
受光部、29・・・光サーキュレータ、30.33.3
4.91〜94・・・ポート、35・・・発光部、36
・・・CPU、37・・・1xM光スイッチ、38・・
・光信号モニタ装置、39・・・光信号送出装置、40
’a 、 40b・・・モデム、41・・・モデム通信
回線、42・・・光線路試験ワークステーション、43
・・・広域保守センタ、44・・・遠隔自動化手段、4
5・・・N×M光スイッチ、81.82・・・光フアイ
バ心線、83.84.85・・・試験光挿入用光フアイ
バ心線、86・・・クラッド部、87・・・コア部、8
8・・・カプラ部。 特許出願人  日本電信電話株式会社 代理人  弁理士 井 出 直 孝 扇 扇 ニ 従来例の構ミ 肩180 波長 fS190 8、補正の内容 9、添付書類の目録 (1)訂正明細書  1通 (2)図面(第21図)   1通 手続補正書 平成元年5月/に日 昭和63年特許願第186169号 2、発明の名称 光線路試験方式 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都千代田区内幸町1丁目1番6号名 称
  (422)日本電信電話株式会社代表者山口開生 4、代理人 住 所  東京都練馬区関町北二丁目26番18号2氏
名 弁理士(7g 23>井出直孝 電話 03−928−5673 5、補正命令の日付 (自発補正) 6、補正により増加する請求項の数 な  し 訂正明細書 一□ 10発明の名称 光線路試験方式 2、特許請求の範囲 ■、光伝送装置間に接続された光ファイバケーブル(3
132)の途中に挿入され外部からの試験波長光の前記
光ファイバケーブルへの挿入の制御を行う光分岐手段と
、 前記試験波長光の発生ならびに前記光ファイバケーブル
から戻された前記試験波長光の検出を行う光パルス試験
器(12)を含む試験手段とを備えた光線路試験方式に
おいて、 前記光分岐手段は、前記光ファイバケーブルの任意の点
に挿入されたN/2個(Nは偶数)の合分波形光カプラ
(10)を含み、 前記試験手段は、前記合分波形光カプラの試験回線用ポ
ートを選択する1×N光スイッチ(11)と、この1×
N光スイッチのプログラム制御を行う制細手段(14〉
とを含む ことを特徴とする光線路試験方式。 2、光伝送装置の直近に挿入された第一の光フィルタ(
16)と、光パルス試験器の直近に挿入された第二の光
フィルタ(17)とを含む請求項1記載の光線路試験方
式。 3、請求項2記載の光線路試験方式において、第一の光
フィルタはそのしゃ断特性が緩やかなフィルタであり、
第二の光フィルタは光パルス試験器に内蔵されたことを
特徴とする光線路試験方式。 4、1×N光スイッチと光パルス試験器との間に挿入さ
れた1×M光スイッチ(Mは自然数)と、このlxM光
スイッチに前記光パルス試験器と並列に接続された光信
号モニタ装置および光信号送出装置を含む複数の光信号
装置と、前記光パルス試験器および前記光信号装置の動
作の遠隔自動制御を行う遠隔自動化手段とを含む請求項
1ないし請求項3のいずれかに記載の光線路試験方式。 5、1×N光スイッチおよび1×M光スイッチの替わり
にN×M光スイッチを用いた請求項4に記載の光線路試
験方式。 6、合分波形光カプラが広波長域形光カプラである請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載の光線路試験方式
。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信分野に利用される。 本発明は、光ファイバケーブルを用いた光伝送方式にお
ける光線路試験方式に関し、特に通信回線が使用状態で
も通信に影響を与えないで光ファイバケーブルの試験お
よび監視を行う光線路試験方式に関する。 〔従来の技術〕 第18図は、通信回線を使用した状態で光ファイバケー
ブルの試験および監視を行う従来の方式を示すブロック
構成図である(特開昭59−166837号公報参照)
。第18図において、1および2は光伝送端局、3は光
ファイバケーブル、4および5はそれぞれ光伝送端局1
および2が使用する通信波長光のみを通過する光フィル
タ、6はこの通信波長と異なる波長の試験波長光を繰り
返し発射する光フアイバロケータ、7は光分岐装置であ
る。 第19図は光フィルタ4および5の挿入損失波長特性を
示しており、通信波長のみを通過する特性を有している
。 第20図は光分岐装置7の各ポート間の挿入損失を示す
説明図で、各ボー)a、bおよび0間の損失は第1表に
示すようになっている。 第1表 光分岐装置の損失特性 ポートaおよびCは光ファイバケーブル3に、bは光フ
アイバロケータ6に接続される。ここで、ボー)a−c
およびb−c間は挿入損失3daSa−b間は40dB
であり、通信波長光は比較的低損失でボー)aからCへ
通過するがボー)bすなわち光フアイバロケータ6には
入らない。また光フアイバロケータ6から発射された試
験波長光はポートbからCへ比較的低損失で挿入される
。光フアイバロケータ6から発射された試験波長光は前
述の光分岐装置7を経由して光ファイバケーブル3に挿
入され、光伝送端局2へ向けて進行する。その際、光フ
ァイバケーブル3の任意の地点での後方散乱光およびフ
レネル反射光が試験波長光と逆の経路で光分岐装置7を
経由して光フアイバロケータ6へ戻り、その受光時間お
よび受光レベルを初期のものと比較し続けることにより
故障の発見および故障位置の特定ができる。前記試験波
長光および後方散乱光等は光フィルタ4および5により
遮断され光伝送端局1および2では受信されないため、
通信に影響を与えずに光ファイバケーブルの試験および
監視ができる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前述の従来の光線路試験方゛式では、 ■ 光伝送端局1または光フィルタ4と光分岐装置70
間の光ファイバケーブル3の試験および監視ができない
。 ■ 光伝送端局2に光送信装置がある場合、または光伝
送端局1および2間の伝送方式が波長多重双方向伝送方
式の場合(例えば、F−6M光伝送方式)、光伝送端局
2から発射される通信波長光が光分岐装置7から光フア
イバロケータ6に入射し測定不能となる。 ■ 光ファイバケーブル3が多心の場合、試験対象心線
が複数となり試験のたびに光フアイバロケータ6と光分
岐装置7とを接続替えする必要があり測定の遠隔自動化
ができない。 という欠点があった。 本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、光
伝送端局間の光ファイバで構成された光導波路区間全域
にわたり通信信号に影響を与えることなく、遠隔自動で
迅速な光ファイバケーブルの試験および監視ができる光
線路試験方式を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、光伝送装置間に接続された光ファイバケーブ
ルの途中に挿入され外部からの試験波長光の前記光ファ
イバケーブルへの挿入の制御を行う光分岐手段と、前記
試験波長光の発生ならびに前記光ファイバケーブルから
戻された前記試験波長光の検出を行う光パルス試験器を
含む試験手段とを備えた光線路試験方式において、前記
光分岐手段は、前記光ファイバケーブルの任意の点に挿
入されたN/2個(Nは偶数)の合分波形光カプラを含
み、前記試験手段は、前記合分波形光カプラの試験回線
用ポートを選択するlxN光スイッチと、この1×N光
スイッチのプログラム制御を行う制御手段とを含むこと
を特徴とする。 また本発明は、前記光伝送装置の直近に挿入された第一
の光フィルタと、前記光パルス試験器の直近に挿入され
た第二の光フィルタとを含むことができる。 また本発明は、第一の光フィルタはしゃ断特性が緩やか
なフィルタであり、第二の光フィルタは前記光パルス試
験器に内蔵されることができる。 また本発明は、前記1×N光スイッチと前記光パルス試
験器との間に挿入された1×M光スイッチ(Mは自然数
)と、この1×M光スイッチに前記光パルス試験器と並
列に接続された光信号モニタ装置および光信号送出装置
を含む複数の光信号装置を含むことができる。 また本発明は、前記lxN光スイッチおよび前記1×M
光スイッチの替わりにN×M光スイッチを用いることが
できる。 また本発明は、前記合分波形光カプラが広波長域形光カ
プラであることが好ましい。 〔作用〕 合分波形光カプラは4個のポートを有しており、このう
ちの相対する2個はそれぞれ光フアイバ心線に接続され
、他の相対する2個はそれぞれ1×N光スイツチからの
試験波長光挿入用光フアイバ心線に接続される。そして
通信波長光は相対する2個のポート間をほとんど損失な
く通過でき、他02個のポートにはほとんど通過しない
。一方試験波長光は斜めに上側のポートにはほとんど損
失なく通過でき他のポートにはほとんど通過しない。 従って、通信波長光と波長の異なる試験波長光を一方の
ポートへ挿入すると試験波長光は一方の光フアイバ心線
へほとんど損失なく挿入でき、同様に他方のポートへ挿
入された試験波長光は他方の光フアイバ心線へ挿入され
、それぞれ光ファイバケーブルの試験および監視を行う
ことができる。 前記合分波形光カプラとして広波長域形光カプラを用い
た場合には、通信波長光および試験波長光はともに広波
長域にふいてポート間を損失一定で通過でき、これらの
損失はカプラの製造条件を変えることにより容易に所望
値に設定できる。従って試験波長光として通信波長光以
外の任意の光を使用でき、光ファイバケーブルの試験お
よび監視をより容易に行うことができる。 1×N光スイッチは、制御手段の制御によりN本の光フ
アイバ心線に対して試験波長光の挿入の切り換えを行い
、光パルス試験器で試験波長光の発生と検出を行い、制
御手段によりデータ処理を行う。 すなわち、光伝送装置間に接続された光ファイバケーブ
ルの全域にわたり通信信号に影°響を与えることなく、
遠隔自動で迅速な試験および監視を行うことが可能とな
る。 また、光伝送装置の直近に試験波長光が前記光伝送装置
へ進入しない構成にて第一の光フィルタを挿入し、さら
に前記光パルス試験器の直近に通信波長光が前記光パル
ス試験器へ侵入しない構成にて第二の光フィルタを挿入
することにより、通信信号への影響をより少なくし試験
および監視の精度を上げることができる。 また、前記光パルス試験器の受光器直近に通信波長光が
前記光パルス試験器へ侵入しない構成にて前記第二の光
フィルタを挿入し、前記光パルス試験器の試験波長光の
レベルを可変にし試験波長光のレベルを前記光伝送装置
へ侵入しないレベルに調整することにより、同様に通信
信号への影響をより少なくし試験および監視の精度を上
げることができる。 また、前記1×N光スイッチと前記光パルス試験器との
間に1×M光スイッチを挿入し、この1×M光スイッチ
のMポートに前記光パルス試験器ならびに光信号モニタ
装置および光信号送出装置等を接続し、さらにこれらの
遠隔自動化手段を接続することにより、光通信回線の試
験および監視を遠隔自動化することができる。なお、こ
の場合、前記1×N光スイッチと前記1×M光スイッチ
の替わりにN8M光スイツチを用いても同様の性能を得
ることができる。 また、合分波形光カプラ(広波長域形光カプラを含む)
を光ファイバケーブルの中心地点に挿入することにより
、1×N光スイツチの操作により、前記合分波形光カプ
ラが挿入された上位および下位の光ファイバケーブルの
試験ができるので、前記光パルス試験器のダイナミック
レンジを上げることなく、試験可能距離を従来の2倍に
することができる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。 〔実施例1〕 第1図は本発明の第一実施例を示すブロック構成図であ
る。 本箱−実施例は、光伝送端局1および2間に接続された
上位および下位の光ファイバケーブル31および32と
、光ファイバケーブル31および32間に挿入され外部
からの試験波長光の光ファイバケーブル31および32
への挿入の制御を行う光分岐手段としてのN個の合分波
形光カプラ10と、前記試験波長光の発生ならびに光フ
ァイバケーブル31または32から戻された前記試験波
5長先の検出を行う光パルス試験器12を含む試験手段
としての、N/2個(Nは偶数)の合分波形光カプラ1
0の試験回線用ポートを選択する1×N光スイッチ11
と、’1xN光スイッチ11および光パルス試験器12
のプログラム制御およびデータ処理を行う制御装置14
と表示装置15とを含んでいる。 なお、81および82は各々上位および下位の光フアイ
バ心線、91.92.93および94は合分波形光カプ
ラ10の各ポー) 、83.81よび85は試験光伝送
用光フアイバ心線、13はバスである。ここで、1×N
光スイッチ11は光パルス試験器12に接続する端子を
1個、試験波長光挿入のため合分波形光カプラ10に接
続する端子をN個有してあり、このN個の端子から一個
を選択して光パルス試験器12に接続される。 本発明の特徴は、第1図に右いて、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイツチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14とを設けた
ことにある。 次に、本箱−実施例の動作について説明する。 初めに合分波形光カプラ10のより詳細な構造とその動
作を説明する。第2図は合分波形光カプラ10の具体的
構成例を示す説明図であって、86および87は各々光
フアイバ心線81〜84およびカプラ部88におけるク
ラッド部分およびコア部分である。この合分波形光カプ
ラ10は第1図に示すように4個のポート91〜94を
有しており、91および93が各々通信用光フアイバ心
線81および82に接続されており、92および94が
各々試験光伝送用光フアイバ心線83および84に接続
されている。通信波・長λ、およびλl、(λ。は光伝
送端局lから2へ送信される波長、λ′0は光伝送端局
2から1へ送信される波長)の光についてはポート91
および93間でほとんど損失なく通過でき、その他のポ
ート92および94にはほとんど通過しない。また、試
験波長λ。 の光についてはボー)92−93問およびポート94−
91間でほとんど損失なく通過でき、ポート91から9
2へ、ポート94から93へはほとんど通過しない特性
を有している。第゛2図中のカプラ部88において、先
導波路である2本のコア87について適当な間隔dおよ
び長さlを維持しておくとエバネセント効果により、こ
のdおよびβから波長λ。、λ7、λtの値が決められ
、前述した合分波特性が生じる。第2表はこの合分波形
光カプラ10の各ボート間の挿入損失の一例を示したも
ので、米国グールド社製合分波形光カプラ(ファイバ形
、V W D9768)についての実測結果である。通
信波長1.3μm1試験波長1.55μmとして、通信
波長光の挿入損失および試験波長光が通信用心線に伝搬
する挿入損失が0.5dB以下、その他の各ポート間の
挿入損失がすべて20dB以上という良好な特性が得ら
れている。 第2表 合分波形光カプラの挿入損失 (λア=λ’、=lJμ、、λo = 1.55μm)
従って、試験波長光λ。を光フアイバ心線83からポー
ト92へ挿入すると、ポート93に伝搬し下位の光フア
イバ心線82へ挿入でき、また光フアイバ心線84から
ポート94へ挿入すると、ポート91に伝搬し上位の光
フアイバ心線81へ極めて小さい損失で挿入できる。 次に、本第−実施例の動作を説明する。第1図において
、制御装置14からのプログラム制御により1×N光ス
イッチ11が任意の合分波形光カプラlOの試験光挿入
ボート92を選択して光パルス試験器12に接続する。 次に光パルス試験器12から試験光パルスを発射して被
試験光ファイバ心線82の損失特性測定および故障位置
検知を行う。さらに、1×N光スイッチ11で試験光挿
入ポート94を選択して光パルス試験器12により前述
と同様な試験を行う。この操作を繰り返すことにより光
伝送端局1および2間の伝送路の上位および下位の光フ
ァイバケーブル31および32の全域にわたり試験およ
び監視ができる。なお、光パルス試験器12から送出す
る試験波長光のレベルは光伝送品質を劣化させない程度
に通信波長光のレベルより小さく設定しておく。また、
光パルス試験器12の受光器は通信波長光を受光しない
程度に狭波長域のものを使用する。 このような動作をするので、 ■ 光伝送端局1および2間の光ファイバケーブル全域
にわたり任意の位置から通信波長が複数で双方向伝送の
場合でも通信に影響なく試験ができる。 ■ 合分波形光カプラ10の挿入地点を伝送路の中心地
点とすれば、1×N光スイツチの操作により上位および
下位光ファイバケーブル31および32の試験ができる
ので、光パルス試験器12のダイナミックレンジを上げ
ることなく試験可能距離を従来の2倍に向上することが
できる。 ■ 1×N光スイッチ10を用いるので多数の試験心線
を1台の光パルス試験器12で自動的に試験することが
できるため装置コストおよび保守コストの削減ができる
。 この結果から明らかなように、従来の技術に比べて光フ
ァイバケーブル伝送路全域にわたり任意の地点で双方向
伝送方式の場合でも通信に影響なく線路の試験および監
視ができること、光パルス試験器のダイナミックレンジ
を上げることなく試験可能距離を最大2倍に向上できる
こと、多数の試験回線を一台の光パルス試験器で自前的
に試験ができ保守コスト削減ができること等の効果が得
られた。 〔実施例2〕 第3図は本発明の第二実施例を示すブロック構成図であ
る。本第二実施例は、第1図の第一実施例において、光
伝送端局lおよび2と光フアイバ心線81および82と
の間、および1×N光スイッチ11と光パルス試験器1
2との間に合分波形光カプラ10aおよび10bをそれ
ぞれを挿入し、光伝送端局1および2へ試験波長光の進
入および光パルス試験器12へ通信波長光の進入を少な
くしたものである。 本発明の特徴は、第3図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14とを設けた
ことにある。なふ、合分波形光カプラ10aおよび10
bが付加される。 本第二実施例は前述のような構成であるので、光パルス
試験器12の試験波長光送出レベルをある程度大きくし
ても通信へ妨害を与えにくく、また通信波長光の光パル
ス試験器12への進入を小さくできる。従って、光パル
ス試験器12のダイナミックレンジを大きくできる効果
がある。その他の効果については第一実施例と同様であ
る。 〔実施例3〕 第4図は本発明の第三実施例を示すブロック構成図であ
る。本第三実施例は第1図の第一実施例において、光伝
送端局1よび2と光フアイバ心線81および82との間
および1×N光スイッチ11と光パルス試験器12との
間にそれぞれ光フィルタ16および17を挿入し、光伝
送端局1および2へ試験波長光の進入および光パルス試
験器12へ通信波長光の進入を少なくしたものである。 ここで、試験回線挿入用の光フィルタ16は第5図に示
すような損失特性を有しており、第5図中19.20お
よび21は各々試験波長λ。1、λ。2およびλ。3の
場合であり、通信波長光を通過して試験波長光を遮断す
る特性である。また、1×N光スイッチ11と光パルス
試験器12の間に挿入された光フィルタ17は、第6図
に示すような損失特性を有しており、第6図中22.2
3および24は各々試験波長がλ。1、λ。2およびλ
o3の場合であり、試験波長光を通過して通信波長光を
遮断する特性である。 本第三実施例は、前述のような構成であるので、光パル
ス試験器12の試験波長光送出レベルをある程度大きく
しても、通信への妨害を与えに<<シ、また、光パルス
試験器12の受光器をある程度広波長域にしても通信波
長光の光パルス試験器12への進入を小さくできる。 従って、光パルス試験器12のダイナミックレンジを大
きくできる利点がある。その他の効果については第一実
施例と同様である。 本発明の特徴は、第4図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14と、光フィ
ルタ16および17とを設けたことにある。 〔実施例4〕 第7図は本発明の第四実施例を示すブロック構成図であ
る。本第四実施例は第1図の第一実施例における光パル
ス試験器12を通信波長光への影響を小さくするため光
パルス出力レベルを自動的に減少できる光パルス試験器
25に替え、さらに1×N光スイッチ11と光パルス試
験器25との間に合分波形光カプラ10bを挿入したも
のである。光パルス出力レベルを減少させる手段として
は、LDの駆動電流を減少する方法、または光減衰器を
挿入する方法が考えられる。第8図は前述の後者の例を
示しており光パルス試験器25の試験光のレベルを減少
させるため、同試験器内蔵の発受光モジニール(LDモ
ジニール)26に光減衰器27を挿入して改造したもの
である。ここで、29は光サーキユレータ、28は受光
部、35は発光部、36はCPUである。試験波長光は
光サーキュレータ29のボート34から30へ挿入され
、受信光はボート30から33へ伝搬する。このような
構成であるので、試験波長光の光レベルを光減衰器28
で減少させて光伝送端局lおよび2における通信波長光
と試験波長光とのレベル差を大きくすることにより、通
信への影響を小さくすることができる。 本第四実施例の効果としては、第二および第三実施例に
おける光伝送端局1および2の直近に設置した合分波形
光カプラ10aが不用となるので、これらの実施例より
経済的にシステム構成ができる。その他の効果は第二お
よび第三実施例と同様である。 本発明の特徴は、第7図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14と、試験光
レベルを減少できる光パルス試験器25とを設けたこと
にある。なお、合分波形光カプラ10bが付加される。 〔実施例5〕 第9図は本発明の第五実施例を示すブロック構成図であ
る。本第五実施例は、第7図の第四実施例において、合
分波形光カプラ10bに替えて光フィルタ17を挿入し
たものであり、その動作ならびに効果は第四実施例と同
様である。 本発明の特徴は、第9図において、合分波形光カプラ1
0と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイッチ11
のプログラム制御手段を有する制御装置14と、光フィ
ルタ17と、試験光レベルを減少できる光パルス試験器
25とを設けたことにある。 〔実施例6〕 第10図は本発明の第六実施例を示すブロック構成可で
ある。本第六実施例は、第1図に示した第一実施例にお
いて、合分波形光カプラ10を広波長域形光カプラIO
Cに替え、さらに制御装置14に試験結果を保存するデ
ータベース14aを接続したものである。 本発明の特徴は、第10図において、広波長域形光カプ
ラ10c と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイ
ッチ11のプログラム制御手段を有する制御装置14と
を設けたことにある。 次に、本第六実施例の動作について説明する。 初めに広波長域形光カプラIOCのより詳細な構造とそ
の動作を説明する。広波長域形光カプラIOCの構造は
第2図に示した合分波形光カプラ10と同じで、86お
よび87は各々光フアイバ心線81〜84およびカプラ
部88におけるクラッド部分およびコア部分である。こ
の広波長域形光カプラIOCは第10図に示すように4
個のボート91〜94を有しており、91および93が
各々通信用光フアイバ心線81および82に接続されて
おり、92および94が各々試験光伝送用光フアイバ心
線83および84に接続されている。 通信波長λ7およびλ′0の光についてはポート91お
よび93間で広波長域かつ一定損失で通過できる。 また、試験波長λ。の光についてはポー)92−93問
およびポー)94−91間で広波長域かつ一定損失で通
過できる。従って、通信波長、試験波長とも広波長域に
わたり自由に選択できる。第2図中のカプラ部88にお
いて、先導波路である2本のコア87について適当な間
隔dおよび長さlを維持し、更にコア径を少し変えてお
くとエバネセント効果により、広波長域の光結合特性が
生じる。第3表はこの広波長域形光カプラ10cの各ポ
ート間の挿入損失の一例を示したもので、米国グールド
社製広波長域形光カプラ(ファイバ形、WICAタイプ
、分岐比20:80)についての実測結果である。 第3表 広波長域形光カプラの挿入損失(1200nm
≦λい λ−1λ。616501m)1200nmから
1650nmの広波長域にわたり通信ポート91→93
間の損失が1.5dB以下であり、また、試験光挿入ボ
ート間92→93.94→91の損失も6〜9dB程度
の良好な特性を示している。 本第六実施例は前述の説明から明らかなように、前述の
第一実施例と同様の動作を行う。 そして前述の第一実施例の効果に加えて、合分波形光カ
プラとして前述の特性を有する広波長域形光がブラIO
Cを用いているので、通信波長光および試験波長光の波
長を自由に選択できる効果が得られる。従って、線路建
設時は通信波長での試験、保守時は試験波長光による監
視の遠隔自動化ができる。 〔実施例7〕 第11図は本発明の第七実施例を示すブロック構成図で
ある。本第七実施例は第10図の第六実施例において、
光伝送端局1および2と光フアイバ心線81および82
との間およびlxN光スイッチ11と光パルス試験器1
2との間にそれぞれ光フィルタ16および17を挿入し
、光伝送端局lおよび2へ試験波長光の進入および光パ
ルス試験器12へ通信波長光の進入を少なくしたもので
あり、合分波形光カプラを用いた第4図の第三実施例に
対応する。 本第七実施例は前述のような構成であるので、光パルス
試験器12の試験波長光送出レベルをある程度大きくし
ても通信へ妨害を与えにくく、また光パルス試験器12
の受光器をある程度広波長域にしても通信波長光の光パ
ルス試験器12への進入を小さくできる。従って、光パ
ルス試験器12のダイナミックレンジを大きくできる効
果がある。その他の効果については第六実施例と同様で
ある。 本発明の特徴は、第11図において、広波長域形光カブ
510c と、1×N光スイッチ11と、1×N光スイ
ッチ11のプログラム制御手段を有する制御装置14と
、光フィルタ16および17とを設けたことにある。 〔実施例8〕 第12図は本発明の第八実施例を示すブロック構成図で
ある。本第八実施例は第11図の第七実施例にふける光
パルス試験器12を光出力減少形および光フイルタ17
内蔵形にした光パルス試験器25aに替え、さらに光フ
ィルタ16をしゃ断特性をある程度悪く緩やかにした光
フィルタ16aに替えたものである。第13図は光パル
ス試験器25aの試験光のレベルを可変にするためおよ
び光フィルタ17を内蔵するため、同試験器内蔵の発受
光モジュール26aに光減衰器27および光フィルタ1
7を挿入して改造したものであり、29は光サーキユレ
ータ、28は受光部、35は発光部、36はCPUであ
る。試験波長光は光サーキユレータ29のポート34か
ら30へ挿入され、受信光はボート30から33へ伝搬
する。このような構成であるので、試験波長光の光レベ
ルを光減衰器28で減少させて光伝送端局1および2に
おける通信波長光と試験波長光とのレベル差を大きくす
ることにより、通信への影響を小さくすることができる
。さらに、光フィルタ17によって通信光をしゃ断し、
受光部28へ広波長域の受光器の使用が可能となる。 本第八実施例の効果としては、第七実施例における光伝
送端局1および2の直近に設置した光フィルタ16をし
ゃ断特性の悪く、経済的に作製できる光フィルタ16a
に代えたため、第七実施例より経済的にシステム構成が
できる。その他の効果は第七実施例と同様である。 本発明の特徴は、第12図および第13図において、広
波長域形光カプラIOCと、1×N光スイッチ11と、
lxN光スイッチ11のプログラム制御手段を有する制
御装置14と、試験光レベル可変形および光フイルタ1
7内蔵形の光パルス試験器25aとを設けたことにある
。 〔実施例9〕 第1・4図は本発明の第九実施例を示すブロック構成図
である。本第九実施例は、第10図の第六実施例におい
て、1×N光スイツチ11と光パルス試験器12との間
に1×M光スイッチ37を挿入し、lxM光スイッチ3
7のMボートに光パルス試験器12と、光信号モニタ装
置38および光信号送出装置39を含む光信号装置とを
接続し、さらに1×N光スイッチILlxM光スイッチ
37、光パルス試験器12、光信号モニタ装置38およ
び光信号送出装置39が遠隔自動化操作できるように、
モデム40b1光線路試験ワークステーシヨン42およ
びデータベース14aを含む広域保守センタ43とモデ
ム40aとがモデム通信回線41により接続された遠隔
自動化手段44を設け、表示装置15を除いたものであ
る。 本第九実施例の動作は、光線路ワークステーション42
からのプログラム制御により、光°信号モニタ装置38
による通信回線のモニタリング、光信号送出装置39に
よる心線対照光の送出ならびに光パルス試験器12によ
る通信回線の試験および監視が遠隔自動化できる。従っ
て、通信回線モニタならびにケーブル移転工事時の心線
対照光送出の遠隔自動化が図られる効果があるほか、第
六実施例と同様の効果がある。 本発明の特徴は、第14図において、広波長域形光カプ
ラ10c と、・1×N光スイッチ11と、1×M光ス
イッチ37と、光パルス試験器12と、制御装置14と
、光信号モニタ装置38と、光信号送出装置39と、モ
デム40aおよび広域保守センタ43を含む遠隔自動化
手段44を設けたことにある。 〔実施例10) 第15図は本発明の策士実施例を示すブロック構成図で
ある。本第九実施例は、第九実施例を第八実施例に適用
したものであり、効果は第八および第九実施例と同様で
ある。 本発明の特徴は、第15図において、第14図の第九実
施例に対して光フィルタ16aを付加したことにある。 〔実施例11) 第16図は本発明の勇士−実施例を示すブロック構成図
である。本勇士−実施例は、第14図の第九実施例の1
×N光スイッチと1×M光スイッチ37の替わりにNx
M光スイッチ45を配置したものである。従って、本勇
士−実施例は、光パルス試験器12、光信号モニタ装置
38および光信号送出装置39等、N×M光スイッチ4
5のMボートに接続された装置から同時に通信回線を選
択およびアクセスできる効果が得られるほか、第九実施
例と同様の効果が得られる。 本発明の特徴は、第16図において、広波長域形光カプ
ラ10Cと、N×M光スイッチ45と、光パルス試験器
12と、制御装置14と、光信号モニタ装置38と、光
信号送出装置39と、モデム40a iaよび広域保守
センタ43を含む遠隔自動化手段44とを設けたことに
ある。 〔実施例12〕 第17図は本発明の第十三実施例を示すブロック構成図
である。本第十三実施例は、第15図の策士実施例の1
×N光スイッチ11と1×M光スイッチ37の替わりに
N×M光スイッチ45を配置したものである。従って、
勇士−実施例と同様に、N×M光スイッチ450Mポー
トに接続された装置から同時に通信回線を選択およびア
クセスできる効果が得られるほか、策士実施例と同様の
効果が得られる。 本発明の特徴は、第17図において、第16図の勇士−
実施例に対して光フィルタ16aを付加したことにある
。 〔実施例13〕 第21図は本発明の第十三実施例を示すブロック構成図
である。 本第十三実施例は、第17図の第十三実施例におけるN
×M光スイッチ45をNXm光スイツチ46およびmX
l光スイツチ48で構成し、接続する装置類として光伝
送端局装置1右よび2に各々対応する予備用伝送装置5
1a’によび51b1光パルス試験器12の入出力ファ
イバにフィルタ17の挿入が自動的に行えるIX2光ス
イッチ50、さらに浸水検知ファイバ81aを追加した
ことを特徴としている。 NXm光スイツチ46は、複数個の広波長域形光カプラ
10Cの試験用のポート92および94の複数の光ファ
イバ83および84の先端に、線路用多心コネクタ゛の
固定多心フェルール47bを取りつけ、これらの固定多
心フェルール47bは固定しておき、可動の多心コネク
タの可動多心フェルール47aにより、固定多心フェル
ール47bを選択してスイッチングする構成である。 ここで用いた線路用多心コネクタは、ピンかん合により
数μm以下のファイバ位置決めを行い低損失で接続でき
るものである(特開昭55−36809号公報参照)。 本第十三実施例では、可動多心フェルール47aが左右
に移動してスイッチング対象フェルールの前で停止し、
さらに上方に移動して同フエルールに固定されたビン5
2が固定多心フェルール47bの結合穴53に挿入され
ることにより、心線接続ができる。 次に、mXl光スイツチ48は、前記N・×m光スイッ
チ46の可動多心フェルール47aから出た複数の光フ
ァイバの先端に固定単心フェルール49bを取りつけ、
これらの固定単心フェルール49bは固定しておき、可
動単心フェルール49aにより、固定単心フェルール4
9bを選択してスイッチングを行う。ここで、可動単心
フェルール49aは、可動板49dに固定されているの
ですべて同時に同一方向へ移動する。可動板49dが左
右に移動し、スイッチング対象固定単心フェルール49
bの前で停止し、上方に移動し、割スリーブ54内に可
動単心フェルール49aが挿入されて心線接続ができる
。すなわち数μm以下の軸合せは通常の単心コネクタと
同様に割スリーブ54で行う構成である。なお、第21
図において49Cは固定ダミーフェルールである。 次に、IX2光スイッチ50は、動作は前述のm×1光
スイツチ48と同様であるが、第21図の状態から可動
板49dを右に移動させて、可動単心フェルール49a
を上方へ移動せて、割スリーブ54へ挿入することによ
り、光パルス試験器12と広波長域形光カプラIOCの
間に光フィルタ17を挿入できる。 本第十三実施例はこのような構成であるので、勇士二実
施例の効果に加えて次に示す効果が得られる。 ■ 光パルス試験器12または光信号送出装置39から
発射された光信号は、広波長域形カプラIOCを経由し
て、通信ケーブルの光フェルール81および82に挿入
されるが、その挿入パワーはポート94から光ファイバ
84を経由して光信号モニタ装置38へ挿入されるので
、常時そのレベルを自己確認できる機能を付加できる。 ■ 光伝送端局装置1および2が故障の場合、NXm光
スイツチ46およびmXl光スイツチ48を動作させて
故障回線を予備用伝送装置51aまたは51bに遠隔自
動で接続することにより、迅速に故障を復旧することが
でき、サービス性向上が図れる。 ■ NXm光スイツチ46およびmXN光スイツチ48
としては、可動板49dの移動方向は2方向であるので
、移動機構が2軸で良いため小型化および経済化が図れ
る。 ■ 前述のようにIX2光スイッチ50は、可動単心フ
ェルール49aの移動により、光パルス試験器12と広
波長域形光カプラ10cの間に光フィルタ17を挿入で
きる。線路建設時は、光伝送端局装置lおよび2と光ケ
ーブル31および32が接続されてないので、フィルタ
入りの1×2光スイツチ50を動作させてフィルタ17
を挿入しない構成として、通信光と同じ波長で光パルス
試験を実施する。−方、建設工事が終了し、通信回線が
設定された後は、1×2光スイツチ50を動作させて光
フィルタ17を挿入する構成として、通信光と異なる波
長の光で試験を実施し、通信に影響を与えず、保守試験
ができる。 ■ 浸水検知ファイバ81aには、水を吸収して体積が
増大する物質によりファイバに曲げを与える浸水検知器
55がついており、ケーブル接続部のフロージャ内等に
設定されている。もし、浸水があればファイバに曲げ損
失が生じ、光パルス試験器12aによりその位置が遠隔
自動で検知できる。 なお、第3図の第二実施例、第7図の第四実施例および
第9図の第五実施例にふいて、それぞれの合分波形光カ
プラ10の替わりに広波長域形光カプラtOCを用いる
ことで、第六実施例で付加された効果が同様にそれぞれ
付加される。 なお、以上の実施例の説明においては、合分波形光カプ
ラ10および広波長域形光カプラ10Cの数を複数とし
たけれども、N=2すなわち1個の場合においても本発
明は同様に適用される。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、従来の技術に比
べて光ファイバケーブル伝送路全域にわたり任意の地点
で双方向伝送方式の場合でも通信に影響なく線路の試験
および監視ができ、また光パルス試験器のダイナミック
レンジを上げることなく試験可能距離を最大2倍に向上
でき、さらに多数の試験回線を一台の光パルス試験器で
自動的に試験ができ、合分波形光カプラとして広波長域
形光カプラを使用した場合には、さらに通信波長光およ
び試験波長光の波長を広波長域で任意に選択できるので
、経済的で設置条件の緩やかなまた保守コストの大幅な
削減ができる光線路試験方式を提供でき、その効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示すブロック構成図。 第2図はその合分波形光カプラおよび広波長域形光カプ
ラの構造を示す説明図。 第3図は本発明の第二実施例を示すブロック構成図。 第4図は本発明の第三実施例を示すブロック構成図。 第5図はその光フィルタ16の挿入損失特性図。 第6図はその光フィルタ17の挿入損失特性図。 第7図は本発明の第四実施例を示すブロック構成図。 第8図はその光パルス試験器の発受光モジュールを示す
ブロック構成図。 第9図は本発明の第五実施例を示すブロック構成図。 第10図は本発明の第六実施例を示すブロック構成図。 第11図は本発明の第七実施例を示すブロック構成図。 第12図は本発明の第八実施例を示すブロック構成図。 第13図はその光パルス試験器の発受光モジュールを示
すブロック構成図。 第14図は本発明の第九実施例を示すブロック構成図。 第15図は本発明の勇士実施例を示すブロック構成図。 第16図は本発明の第十三実施例を示すブロック構成図
。 第17図は本発明の第十三実施例を示すブロック構成図
。 第18図は従来例を示すブロック構成図。 第19図はその光フィルタ5の挿入損失特性図。 第20図はその分岐装置の挿入損失特性の説明図。 第21図は本発明の第十三実施例を示すブロック構成図
。 1.2・・・光伝送端局、3.3L 32・・・光ファ
イバケーブル、4.5.16.16a 、 17・・・
光フィルタ、6・・・光フアイバロケータ、7・・・光
分岐装置、10、lQa 、 10b・・・合分波形光
カプラ、10C・・・広波長域形光カプラ、11・I 
X N光スイッチ、12.25.25a・・・光パルス
試験器、13・・・バス、14・・・制御装置、14a
・・・データベース、15・・・表示装置、19〜24
・・・光フィルタの損失特性、26.26a・・・発受
光モジュール、27・・・光減衰器、28・・・受光部
、29・・・光サーキユレータ、30.33.34.9
1〜94・・・ポート、35・・・発光部、36・・・
CPU、37・・・1×M光スイッチ、38・・・光信
号モニタ装置、39・・・光信号送出装置、4Qa 、
4Qb・・・モデム、41・・・モデム通信回線、42
・・・光線路試験ワークステーション、43・・・広域
保守センタ、44・・・遠隔自動化手段、45・・・N
×M光スイッチ、46・・・NXm光スイッチ、47a
・・・可動多心フェルール、47b・・・固定多心フェ
ルール、48・・・mXl光スイッチ、49a・・・可
動単心フェルール、49b・・・固定単心フェルール、
49C・・・固定タミーフェルール、49d・・・可動
板、50・・・IX2光スイッチ、51a 、 51b
・・・予備用伝送装置、52・・・がん合ピン、53・
・・かん金穴、54・・・割スリーブ、55・・・浸水
センサ、81a・・・浸水検知ファイバ、81.82・
・・光フアイバ心線、83.84.85・・・試験光挿
入用光フアイバ心線、86・・・クラッド部、87・・
・コア部、88・・・カプラ部、91〜94・・・ポー
ト。 特許出願人  日本電信電話株式会社 代理人  弁理士 井 出 直 孝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光伝送装置間に接続された光ファイバケーブル(3
    1、32)の途中に挿入され外部からの試験波長光の前
    記光ファイバケーブルへの挿入の制御を行う光分岐手段
    と、 前記試験波長光の発生ならびに前記光ファイバケーブル
    から戻された前記試験波長光の検出を行う光パルス試験
    器(12)を含む試験手段とを備えた光線路試験方式に
    おいて、 前記光分岐手段は、前記光ファイバケーブルの任意の点
    に挿入されたN/2個(Nは偶数)の合分波形光カプラ
    (10)を含み、 前記試験手段は、前記合分波形光カプラの試験回線用ポ
    ートを選択する1×N光スイッチ(11)と、この1×
    N光スイッチのプログラム制御を行う制御手段(14)
    とを含む ことを特徴とする光線路試験方式。 2、光伝送装置の直近に挿入された第一の光フィルタ(
    16)と、光パルス試験器の直近に挿入された第二の光
    フィルタ(17)とを含む請求項1記載の光線路試験方
    式。 3、請求項2記載の光線路試験方式において、第一の光
    フィルタはそのしゃ断特性が緩やかなフィルタであり、
    第二の光フィルタは光パルス試験器に内蔵されたことを
    特徴とする光線路試験方式。 4、1×N光スイッチと光パルス試験器との間に挿入さ
    れた1×M光スイッチ(Mは自然数)と、この1×M光
    スイッチに前記光パルス試験器と並列に接続された光信
    号モニタ装置および光信号送出装置を含む複数の光信号
    装置と、前記光パルス試験器および前記光信号装置の動
    作の遠隔自動制御を行う遠隔自動化手段とを含む請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の光線路試験方式。 5、1×N光スイッチおよび1×M光スイッチの替わり
    にN×M光スイッチを用いた請求項4に記載の光線路試
    験方式。 6、合分波形光カプラが広波長域形光カプラである請求
    項1ないし請求項5のいずれかに記載の光線路試験方式
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