JP4569289B2 - 分岐継手の成形方法 - Google Patents

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本発明は、分岐継手の成形方法に関する。
従来、ほぼ真っ直ぐな主通路穴と、この主通路穴の途中から分岐した分岐通路穴とを有する分岐継手がある(特許文献1参照)。
また、図7(a)〜(c)に示すように、ほぼ真っ直ぐな主通路穴1aと、この主通路穴1aの途中から分岐した分岐通路穴1b,1cとを有する分岐継手1もある。
前記分岐継手1は、例えば、ゴム材で成形されていて、各分岐通路穴1a〜1cに差し込み接続したチューブによって、酸素富化装置で発生したエアー(30%の酸素を含むエアー)aを主通路穴1aから浴室内に供給する一方、分岐通路穴1bから浴槽のジェット噴射装置に供給するとともに、分岐通路穴1cから浴槽の微細気泡発生装置に供給するような用途に採用されている。なお、浴槽のジェット噴射装置と微細気泡発生装置とは、いずれか一方を選択するものである。
そして、図8(a)に示すように、分岐継手1の外面部分を成形する上型と下型〔図1(a)の上型2と下型3を参照〕との間に、主通路穴1aを成形する主通路穴用中子4Aと、この主通路穴用中子4Aの外面に端部4aを突き合わせで連結して分岐通路穴1b,1cを成形する分岐通路穴用中子4B,4Cとを配置した後に、上下型の間に加熱したゴム材を入れることにより、分岐継手1を成形するようになっている。
成形した分岐継手1は、主通路穴用中子4Aと分岐通路穴用中子4B,4Cとともに上下型の間から取り出し、主通路穴用中子4Aと分岐通路穴用中子4B,4Cとを分岐継手1から引き抜き、その後に冷却して硬化させる。
しかしながら、図8(b)に示すように、主通路穴用中子4Aの円弧状の外面に、分岐通路穴用中子4B,4Cのフラットな端部4aを突き合わせで連結しているだけであるから、主通路穴用中子4Aの円弧状の外面と分岐通路穴用中子4B,4Cのフラットな端部4aとの間の隙間にゴム材が入り込んでバリ5が発生しやすくなる。また、図8(c)に示すように、主通路穴用中子4Aの円弧状の外面に、分岐通路穴用中子4B,4Cの円弧状の端部4aを突き合わせで連結したとしても、主通路穴用中子4Aの円弧状の外面と分岐通路穴用中子4B,4Cの円弧状の端部4aとの間の僅かな隙間にもゴム材が入り込んでバリ5が発生しやすくなる。
このようなバリ5は、図8(d)のように、主通路穴1aの内面に位置する分岐通路穴1b,1cの分岐口1dを、主通路穴1aの内面に沿って塞ぐようになるから、分岐口1dの内径D1がバリ5に僅かに残る内径D2まで狭められて、エアーaの分岐流量が必要以上に減少するようになる。最悪の場合には、図8(e)のように、分岐口1dが完全に塞がれて、エアーaの分岐流量がゼロになる。
特開平2−253087号公報
このため、従来では、検査者が分岐継手1の主通路穴1aを覗いてバリ5が発生してるか否かを検査しているが、細くて暗い主通路穴1aの奥に分岐口1dが有る上に、バリ5は、主通路穴1aの内面に沿った分岐口1dよりも奥まった分岐通路穴1b,1cの内側に発生するので、検査が非常に困難である。
また、検査でバリ5を発見した場合、バリ5は、主通路穴1aの内面に沿った分岐口1dよりも奥まった分岐通路穴1b,1cの内側に発生しているから、リュータ等の電動工具を主通路穴1a内に挿入してバリ5を削り取る作業をしているが、削り取り作業が困難なうえに、削りカスが各通路穴1a〜1cに付着して残るおそれがある。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、バリが発生しても分岐通路穴の分岐口の内径を一定口径に保持して、エアー等の分岐流量の必要最小限を保証するとともに、バリの発生検査や取り除き作業を簡単に行えるようにした分岐継手の成形方法を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために、本発明の分岐継手の成形方法は、ほぼ真っ直ぐな主通路穴と、この主通路穴の途中から分岐した分岐通路穴とを有する分岐継手を成形する成形方法であって、前記分岐継手の主通路穴と分岐通路穴とを成形する際に、主通路穴の内面に位置する分岐通路穴の分岐口の内径を一定口径に保持した状態で、分岐通路穴の分岐口で発生するバリを主通路穴の内方に突出させるように成形し、その後、先端面に半球状凹部を形成して、その外周縁に刃を形成した刃付き棒と、先端面をフラットに形成した受け棒とを、両端開口から主通路穴にそれぞれ挿入し、分岐通路穴の各分岐口の付近で刃付き棒の刃と受け棒の先端面とを当接させて、主通路穴の内方に突出したバリを刃付き棒の刃で切断して受け棒の先端面との間に挟み込み、この状態で、刃付き棒と受け棒とを主通路穴から同じ方向に押し出すことで、切断されたバリを、刃付き棒の刃と受け棒の先端面との間に挟み込んだままで、主通路穴の外に取り除くようにしたことを特徴とするものである。
本発明の成形方法によれば、分岐継手の主通路穴と分岐通路穴とを成形する際に、主通路穴の内面に位置する分岐通路穴の分岐口の内径を一定口径に保持した状態で成形するから、バリが発生しても分岐通路穴の分岐口からのエアー等の分岐流量が必要最小限で保証されるので、エアー等の分岐流量が必要以上に減少することがなくなる。
また、分岐通路穴の分岐口で発生するバリを主通路穴の内方に突出させるように成形するから、検査者が分岐継手の主通路穴を覗くだけでバリが発生してるか否かの検査が簡単に行えるとともに、主通路穴の内方に突出したバリは、主通路穴内にピンセット等を差し込んで簡単に取り除くことができる。
さらに、ピンセット等に代えて、刃付き棒と受け棒とを、両端開口から主通路穴にそれぞれ挿入する。そして、分岐通路穴の各分岐口の付近で刃付き棒の刃と受け棒の先端面とを当接させることで、主通路穴の内方に突出したバリを刃付き棒の刃で切断して受け棒の先端面との間に挟み込む。この状態で、刃付き棒と受け棒とを主通路穴から同じ方向に押し出す。これにより、切断されたバリを、刃付き棒の刃と受け棒の先端面との間に挟み込んだままで、主通路穴の外に取り除くことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図1(a)(b)に示すように、ほぼ真っ直ぐな主通路穴1aと、この主通路穴1aの途中から左右対称に略L字形状で2本分岐した分岐通路穴1b,1cとを有する3分岐の分岐継手1を成形する成形金型は、分岐継手1の外面部分の上半分を成形する上成形凹部(具体的に図示せず。)を有する上型2と、分岐継手1の外面部分の下半分を成形する下成形凹部3aを有する下型3とを備えている。
また、分岐継手1の主通路穴1aを成形するほぼ真っ直ぐな主通路穴用中子6と、この主通路穴用中子6の外面の左右位置に端部7aの細径部7bを連結して分岐通路穴1b,1cを成形する2本の略L字形状の分岐通路穴用中子7A,7Bとを備えている。
前記分岐通路穴用中子7A,7Bのフラットな端部7aには細径部7bを形成するとともに、前記主通路穴用中子6の外面の左右位置には、前記分岐通路穴用中子7A,7Bの細径部7bを差し込んで連結する穴部(凹部)6aを形成している。この穴部6aは、貫通穴部でも座繰り穴部でも良い。
そして、上型2と下型3との間に、主通路穴用中子6と、この主通路穴用中子6の左右位置の穴部6aに細径部7bをそれぞれ差し込んで連結した分岐通路穴用中子7A,7Bとを配置して、各通路穴用中子6,7A,7Bの下半分を下型3の下成形凹部3aの面にそれぞれ形成した凹溝3bにそれぞれ嵌め込んでセットした後に、下型3に上型2を被せると、各通路穴用中子6,7A,7Bの上半分が上型2の上成形凹部の面にそれぞれ形成した凹溝(具体的に図示せず。)に嵌め込まれてセットされるようになる。
このように、分岐通路穴用中子7A,7Bの細径部7bを主通路穴用中子6の外面の穴部6aに差し込んで連結すれば、主通路穴用中子6に対する分岐通路穴用中子7A,7Bの端部7aの連結位置を位置決めできるから、連結位置精度が向上するようになる。
この状態で、上型2と下型3との間に加熱したゴム材を入れることにより、各成形凹部と各通路穴用中子6,7A,7Bとによって、分岐継手1が成形されるようになる。なお、ゴム材に代えて、ゴム材と同等の柔軟性を有する合成樹脂材であっても良い。また、ゴム材の入れ方については、直圧式、射出式など周知の入れ方を適宜に選択すれば良い。
成形直後で柔軟な状態の分岐継手1は、主通路穴用中子6と分岐通路穴用中子7A,7Bとともに上型2と下型3との間から取り出して、主通路穴用中子6を分岐継手1の主通路穴1aから真っ直ぐ引き抜くとともに、分岐通路穴用中子7A,7Bを分岐継手1の分岐通路穴1b,1cから無理に引き抜くようにする。なお、分岐通路穴用中子7A,7Bを分岐継手1の分岐通路穴1b,1cから無理に引き抜く際に、分岐通路穴1b,1cが一時的に拡張変形するが、分岐継手1が柔軟な状態にあるので自然に復元する。その後、分岐継手1が冷却して硬化すると成形時の形状を維持するようになる。
前記のような主通路穴用中子6と分岐通路穴用中子7A,7Bとを用いた成形金型2,3で分岐継手1を成形すれば、主通路穴用中子6の外面の穴部6aに、分岐通路穴用中子7A,7Bの細径部7bを差し込んで連結することにより、分岐継手1の主通路穴1aと分岐通路穴1b,1cとを成形する際に、図2(a)(c)のように、主通路穴用中子6の円弧状の外面と分岐通路穴用中子7A,7Bのフラットな端部7aとの間の隙間にゴム材が入り込んでバリ5が発生しやすくなる。
しかしながら、分岐通路穴用中子7A,7Bの細径部7bの外径D3によって、主通路穴1aの内面に位置する分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dの内径D4を一定口径(細径部7bの外径D3と同径…D3=D4)に保持した状態で成形できるから、バリ5が発生しても分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dからのエアー等の分岐流量が必要最小限で保証されるので、エアー等の分岐流量が必要以上に減少することがなくなる。
また、図2(b)に示すように、主通路穴用中子6の円弧状の外面に、分岐通路穴用中子7A,7Bの円弧状の端部7aを突き合わせで連結した場合でも、主通路穴用中子6の円弧状の外面と分岐通路穴用中子7A,7Bの円弧状の端部7aとの間の僅かな隙間にもゴム材が入り込んでバリ5が発生しやすくなるが、この場合でも同様に、分岐通路穴用中子7A,7Bの端部7aの細径部7bの外径D3によって、主通路穴1aの内面に位置する分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dの内径D4を一定口径(細径部7bの外径D3と同径…D3=D4)に保持した状態で成形できるから、バリ5が発生しても分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dからのエアー等の分岐流量が必要最小限で保証される。
一方、主通路穴用中子6の穴部6aと分岐通路穴用中子7A,7Bの細径部7bとの間の僅かな差し込み隙間にゴム材が入り込んでバリ5が発生しても、このバリ5は、図3(a)(b)のように、主通路穴1aの内方に突出する円筒状のバリ5であったり、図3(c)(d)のように、主通路穴1aの内方に突出する細片状のバリ5であったりするだけであるから、いずれも主通路穴1aの内方に突出するので、検査者が分岐継手1の主通路穴1aを覗くだけでバリ5が発生してるか否かの検査が簡単に行えるとともに、主通路穴1aの内方に突出したバリ5は、主通路穴1a内にピンセット等を差し込んで簡単に取り除くことができる。
図4(a)(b)は、刃付き棒8と受け棒9とを用いて、分岐継手1の主通路穴1aの内方に突出したバリ5を取り除くようにした例である。前記刃付き棒8は、先端面に半球状凹部を形成して、その外周縁に刃(エッジ)8aを形成するとともに、受け棒9は、先端面9aをフラットに形成したものである。
そして、図4(a)に矢印dで示したように、刃付き棒8と受け棒9とを両端開口から主通路穴1aにそれぞれ挿入して、分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dの付近で刃付き棒8の刃8aと受け棒9の先端面9aとを当接させるようにすると、主通路穴1aの内方に突出したバリ5は、刃付き棒8の刃8aで切断されて受け棒9の先端面9aとの間に挟み込まれるようになる。
この状態で、図4(b)に矢印eで示したように、刃付き棒8と受け棒9とを主通路穴1aから同じ方向に押し出すと、切断されたバリ5は、刃付き棒8の刃8aと受け棒9の先端面9aとの間に挟み込まれたままで、主通路穴1aの外に取り除くことができる。
前記実施形態は、主通路穴用中子6の外面の穴部6aに、分岐通路穴用中子7A,7Bの細径部7bを差し込んで連結するようにしたが、図5(a)(b)に示すように、主通路穴用中子6の外面の窪み部(凹部)6bに、分岐通路穴用中子7A,7Bのフラットな端部7aを直接差し込んで連結するようにしても良い。
この場合には、窪み部6bと分岐通路穴用中子7A,7Bの端部7aとの間の僅かな隙間にゴム材が入り込んで、バリ5が発生しやすくなるが、このバリ5は、主通路穴1aの内方に突出するので、主通路穴1a内にピンセット等を差し込んで取り除けば、主通路穴1aの内面に位置する分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dの内径D6を一定口径に保持した状態にできるから、バリ5が発生しても分岐通路穴1b,1cの各分岐口1dからのエアー等の分岐流量が必要最小限で保証される。
前記実施形態は、主通路穴用中子6の外面の凹部(穴部6a、窪み部6b)に、分岐通路穴用中子7A,7Bの端部(端部7aの細径部7b、端部7a)を差し込んで連結することで、バリ5が発生しても分岐通路穴1b,1cの分岐口1dの内径D3を一定口径に保持するとともに、分岐通路穴1b,1cの分岐口1dで発生するバリ5を主通路穴1aの内方に突出させるようにした成形金型であったが、要するに、分岐継手1の主通路穴1aと分岐通路穴1b,1cとを成形する際に、主通路穴1aの内面に位置する分岐通路穴1b,1cの分岐口1dの内径D3を一定口径に保持した状態で、分岐通路穴1b,1cの分岐口1dで発生するバリ5を主通路穴1aの内方に突出させるように成形することができれば、他の成形金型若しくは他の手段であっても良い。
前記実施形態は、図6(a)に略画的に示すように、主通路穴1aの途中から左右対称に略L字形状で2本分岐した分岐通路穴1b,1cとを有する3分岐の分岐継手1を例示したが、図6(b)のように、主通路穴1aの途中から略L字形状で1本分岐した分岐通路穴1bを有する2分岐の分岐継手1であっても良く、図6(c)のように、主通路穴1aの途中から左右非対称に略L字形状で2本分岐(3本分岐以上でも可)した分岐通路穴1b,1cとを有する3分岐の分岐継手1であっても良く、図6(d)のように、主通路穴1aの途中から左右対称(左右非対称でも可)に略V字形状で2本分岐(3本分岐以上でも可)した分岐通路穴1b,1cとを有する3分岐の分岐継手1であっても良い。その他、主通路穴1aからの分岐数や分岐形状は任意に選択すれば良い。
(a)は本発明の実施形態に係る成形金型の分解斜視図、(b)は分岐継手の斜視図である。 (a)は主通路穴用中子と分岐通路穴用中子との連結部の断面図、(b)は(a)の変形例の断面図、(c)はバリで狭まった分岐口の正面図である。 (a)は円筒状のバリの発生状況を示す分岐継手の平面断面図、(b)は(a)のバリの要部断面斜視図、(c)は細片状のバリの発生状況を示す分岐継手の平面断面図、(d)は(c)のバリの要部断面斜視図である。 (a)(b)は刃付き棒と受け棒とを用いてバリを取り除く例の斜視図である。 (a)は変形例の主通路穴用中子と分岐通路穴用中子との連結部の平面図、(b)は(a)の断面図である。 (a)〜(d)は分岐通路穴の例を示す略画図である。 (a)は分岐継手の斜視図、(b)は(a)の平面図、(c)は(b)の平面断面図である。 (a)は従来の主通路穴用中子と分岐通路穴用中子の斜視図、(b)は主通路穴用中子と分岐通路穴用中子との連結部の断面図、(c)は(b)の変形例の断面図、(d)はバリで狭まった分岐口の正面図、(e)はバリで完全に塞がれた分岐口の正面図である。
符号の説明
1 分岐継手
1a 主通路穴
1b,1c 分岐通路穴
1d 分岐口
2 上型
3 下型
5 バリ
6 主通路穴用中子
6a 穴部(凹部)
6b 窪み部(凹部)
7A,7B 分岐通路穴用中子
7a 端部
7b 細径部

Claims (1)

  1. ほぼ真っ直ぐな主通路穴と、この主通路穴の途中から分岐した分岐通路穴とを有する分岐継手を成形する成形方法であって、
    前記分岐継手の主通路穴と分岐通路穴とを成形する際に、主通路穴の内面に位置する分岐通路穴の分岐口の内径を一定口径に保持した状態で、分岐通路穴の分岐口で発生するバリを主通路穴の内方に突出させるように成形し、その後、先端面に半球状凹部を形成して、その外周縁に刃を形成した刃付き棒と、先端面をフラットに形成した受け棒とを、両端開口から主通路穴にそれぞれ挿入し、分岐通路穴の各分岐口の付近で刃付き棒の刃と受け棒の先端面とを当接させて、主通路穴の内方に突出したバリを刃付き棒の刃で切断して受け棒の先端面との間に挟み込み、この状態で、刃付き棒と受け棒とを主通路穴から同じ方向に押し出すことで、切断されたバリを、刃付き棒の刃と受け棒の先端面との間に挟み込んだままで、主通路穴の外に取り除くようにしたことを特徴とする分岐継手の成形方法。
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