JP4569274B2 - 階段用見切り材及び階段 - Google Patents

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Description

本発明は、階段に用いられる見切り材に関する。さらに詳しくは、既設の踏み板の上面に施工された踏み板材の端面と側壁との隙間に装着される階段用見切り材およびそれを用いた階段に関する。
通常、室内階段は側壁と側壁との間に水平に架設された踏み板とその下方に踏み板を支持するように垂直に取り付けられた蹴込み板とを含んで構成される。上記踏み板としては、ムクの板材や化粧合板と複合して形成される種々の複合材等が用いられるが、リフォーム等を行う場合、例えば、上記踏み板の上面に化粧用の踏み板材を重ねて施工される。他方、上記踏み板および蹴込み板と側壁との間に施工公差内で生じた隙間を見切り材で塞いで納めた階段が知られている。
特開平9−279799号公報(第1−3頁、第1図)
ところで、リフォーム時等、既設の踏み板の上面に化粧用の踏み板材を施工したとき、側壁と踏み板材の端面との間に多少の隙間を生じることは避け難く、従来、テープ状または板状の見切り材を上記隙間に埋め込んで隠すようにされていた。しかしながら、上記従来の見切り材を用いて隙間を埋める作業は手間が掛かって作業性が悪く、また仕上げ後の見栄えも必ずしもよいものとはいえない。本発明はこのような問題を解決して、階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間に作業性よく、また見栄えよく隙間を隠すことのできる階段用見切り材およびそれを用いた階段を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本願第1発明によれば、階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間に装着される見切り材であって、該見切り材は本体部とクッション部とからなるとともに、上記本体部は踏み板材の端面を覆う被覆部とこの被覆部の後端面から垂設され上記隙間に挿入される挿入部とからなり、この挿入部の踏み板材側にはクッション部が設けられ、上記本体部が硬質材から形成されるとともに、上記クッション部が軟質弾性材料から形成され、該クッション部が半円筒状に形成されてその略中央部が踏み板側に膨出された階段用見切り材が提供される。
上記被覆部の側断面が略三角形であることが好ましい。とくに、被覆部の後端面から踏み板材側に向かって側断面が略鋭角直角三角形の形状であることが好ましい。また、上記本体部として用いられる硬質材としては、ポリプロピレン、ABS、ポリカーボネート樹脂等の硬質合成樹脂が好ましく用いられ、上記クッション部として用いられる軟質弾性材料としては、天然ゴム、ブチル系ゴム、ポリブタジエン系ゴム等の合成ゴムが好ましく用いられる。
本願第2発明によれば、既設踏み板の上面に踏み板材が施工された階段であって、該階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間には、該踏み板材の端面を覆う被覆部とこの被覆部の後端面から垂設され上記隙間に挿入される挿入部とからなる本体部と、上記挿入部の踏み板材側に設けられたクッション部とからなる見切り材が装着され、上記本体部が硬質材から形成されるとともに、上記クッション部が軟質弾性材料から形成され、該クッション部が半円筒状に形成されてその略中央部が踏み板側に膨出された階段が提供される。
請求項1に記載の第1発明にかかる階段用見切り材は、階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間に装着されるとともに、被覆部とこの被覆部の後端面から垂設される挿入部とからなる本体部と、クッション部とからなり、この挿入部の踏み板材側にはクッション部が設けられているため、簡単に、作業性よく、また見栄えよく隙間を覆うことができる。しかも、上記本体部が硬質材から形成されるとともに、上記クッション部が軟質弾性材料から形成されているため、硬質材を例えば、硬質合成樹脂から形成することによって、本体部を上記隙間に滑らかに装着することが可能となり、また、クッション部を軟質弾性材料、例えば合成ゴムから形成することにより、本体部とともに、上記隙間にしっかりと弾性係止させることができる。さらに上記クッション部の略中央部が膨出しているため、この膨出部が踏み板材の端面に弾接し、抜けたり、外れたりすることなく、しっかりと固定することができる。
上記被覆部の側断面が略三角形とされている、階段の側壁と踏み板材とがなす直角角部に見栄えよく納めることができる。とくに、被覆部の後端面から踏み板材側に向かって側断面を略鋭角直角三角形の形状とすることにより、本体部が緩やかに傾斜して上記踏み板材の端面を覆い、上記本体部と踏み板材とが連続性を保って、さらに見栄えのよいものとなる。
請求項に記載の第2発明にかかる階段は、上記第1発明にかかる階段用見切り材が、該階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間に装着されているため、上記端面が見栄えよく隠され、デザイン性に優れた階段とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本願第1発明にかかる階段用見切り材Aを示す斜視図である。図1からよくわかるように、上記階段用見切り材Aは、被覆部11とこの被覆部11の後端面から垂設された挿入部12とからなる本体部1と、上記挿入部12の踏み板材3(図2、図3参照)側に設けられたクッション部2とからなる。上記本体部1は硬質プラスチックから形成され、クッション部2は合成ゴムを半円筒状に形成してなるとともに、上記本体部1とクッション部2とを一体的に形成することにより、階段用見切り材Aが製造される。
図2は、上記階段用見切り材Aを階段の側壁4と既設踏み板5の上面に施工された踏み板材3の端面との隙間6に装着した状態を示す正断面図であり、図3は、図2の要部を示す部分正断面図である。図2、図3から明らかなように、階段用見切り材Aの本体部1の被覆部11は踏み板材3の端面を見栄えよく覆うとともに、上記被覆部11の後端面から垂設された挿入部12はクッション部2と一体的に上記隙間6に挿入される。このとき、クッション部2はその略中央部が踏み板材3側に膨出しているため、踏み板材3の端面に弾接し、隙間6にしっかりと弾性係止する。なお、図2における符号7は階段を構成する蹴込み板を示す。
図4は、上記階段用見切り材Aを装着して施工された本願第2発明にかかる階段Bを示す斜視図である。図4から明らかなように、上記階段用見切り材Aが、既設踏み板5の上面に施工された踏み板材3の端面と階段Bの側壁4との隙間に見栄えよく装着され、リフォーム等で施工された踏み板材3の端面を見栄えよく隠し、デザイン性に優れた階段Bとすることができる。
第1発明にかかる階段用見切り材を示す斜視図である。 上記階段用見切り材を階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間に装着した状態を示す正断面図である。 図2の要部を示す部分正断面図である。 第2発明にかかる階段を示す斜視図である。
符号の説明
A 本願第1発明にかかる階段用見切り材
B 本願第2発明にかかる階段
1 本体部
11 被覆部
12 挿入部
2 クッション部
3 踏み板材
4 側壁
5 既設踏み板
6 隙間
7 蹴込み板

Claims (3)

  1. 階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間に装着される見切り材であって、該見切り材は本体部とクッション部とからなるとともに、上記本体部は踏み板材の端面を覆う被覆部とこの被覆部の後端面から垂設され上記隙間に挿入される挿入部とからなり、この挿入部の踏み板材側にはクッション部が設けられ、上記本体部が硬質材から形成されるとともに、上記クッション部が軟質弾性材料から形成され、該クッション部が半円筒状に形成されてその略中央部が踏み板側に膨出された階段用見切り材。
  2. 上記被覆部の側断面が略三角形である請求項1に記載の階段用見切り材。
  3. 既設踏み板の上面に踏み板材が施工された階段であって、該階段の側壁と既設踏み板の上面に施工された踏み板材の端面との隙間には、該踏み板材の端面を覆う被覆部とこの被覆部の後端面から垂設され上記隙間に挿入される挿入部とからなる本体部と、上記挿入部の踏み板材側に設けられたクッション部とからなる見切り材が装着され、上記本体部が硬質材から形成されるとともに、上記クッション部が軟質弾性材料から形成され、該クッション部が半円筒状に形成されてその略中央部が踏み板側に膨出された階段。
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