JP4568188B2 - Ase光源 - Google Patents

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Description

本発明は、近赤外分光や医学応用に適用可能な1650nm〜1850nm帯で動作するASE(Amplitude Spontaneous Emission)光源に関する。
希土類添加ファイバを用いたASE光源は、高出力、広帯域でリップルの少ない広帯域光源として、光デバイスの損失特性評価、ローコヒーレントOTDR用の光源として用いられてきた。これまで、ASE光源は、Er3+を用いた1500nm帯(1520〜1620nm)で動作する光源、Tm3+を用いた1450nm帯(1425〜1500nm)で動作する光源、Pr3+を用いた1300nm帯(1270〜1340nm)で動作する光源等が開発された。近年同光源は、近赤外分光用の光源(近赤外分光の波長域:800〜2500nm)への適用が検討されており、その動作波長域の拡大が必要とされていた。また医療用としては、1700nm帯にあるグルコースの吸収の観測に用いられるASE光源が望まれていた。
動作波長域を拡大する方法の1つとして、1800nm帯の光が得られるTm3+の自然放出を用いる方法がある。図4(a)、(b)に、Tm3+のエネルギー凖位図と1800nm帯発光に用いるTmの33凖位間の誘導放出断面積及び吸収断面積を示す。1.2μm帯の励起光源を用いることにより、1800〜1850nmに放出のピークを有するASE光源が実現できることが分かる。しかし、本技術では、強いASE光が得られる波長域が1750〜1850nm域に限定され、またグルコースの吸収を観測するために求められていた1700nm帯の強いASE光の発生が難しかった。
そこで、1700nm帯の強いASE光を得ることを可能にするために、Tm3+をコアに添加したTm3+添加ファイバのクラッド部分にTb3+添加したTm3+/Tb3+添加ファイバが発明された。図5に、Tb3+の吸収断面積スペクトルを示す。Tb3+は1750〜2000nmに強い吸収を有する。そのため、このTb3+をTm3+添加ファイバのクラッド部分に添加することにより、Tm3+添加ファイバによって発生する1750〜1850nm帯の強いASE光を除去し、ASE光のピーク波長を短波側にシフトすることができる。
図6に、Tm3+/Tb3+添加ファイバを用いたASE光源のTb3+添加濃度依存性を示す。ファイバのTm3+添加濃度は2000wt.ppm、ファイバ長は20m、比屈折率差は2.5%、カットオフ波長1.0μmである。励起には、光量が90mWである1.2μm帯光を用いた後方励起系が採用されている。Tb3+添加濃度を増加するに従いASE光のピーク波長が短波側にシフトしてゆき、Tb3+添加濃度が2000ppmのとき、ASE光のピーク波長が1700nmとなる1700nm帯ASE光源が実現できる。
Tadashi Sakamoto et al., "35-dB Gain Tm-Doped ZBLYAN Fiber Amplifier Operating at 1.65 μm", IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, MARCH 1996, VOL. 8, NO. 3
しかし、図6に係るTm3+/Tb3+添加ファイバを用いたASE光源では、1650〜1850nmの間の任意の波長域にピーク波長を有するASE光源が実現できたが、ASE光のピーク波長を短波側にシフトするに従いASE光スペクトル幅が狭くなるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、その目的は、Tm3+/Tb3+添加ファイバを用い、1650〜1850nmの間の任意の波長域にピーク波長を有するASEスペクトルの広帯域化が可能なASE光源を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ア部にTm 3 が添加され、クラッド部にT3 が添加された光ファイバを有する光伝送媒体であって、光ファイバは、Tm3 が添加されたコア部とTb3 添加されたクラッド部を有する第1の光ファイバと、Tm3 が少なくとも添加されたコア部を有する第2の光ファイバとを含む光伝送媒体と、光伝送媒体を励起する励起光を発生する励起光源と、励起光源からの励起光を光伝送媒体に導く手段とを備えたASE光源であって、第2の光ファイバは、第1の光ファイバよりもASE光源の出射端に近い側に配置され、かつ第2の光ファイバが、クラッド部にTb 3 が添加されていない光ファイバであるか、または、クラッド部にTb 3 が添加されており、第2の光ファイバに添加されたTm 3 とTb 3 との濃度の比(Tm 3 /Tb 3 )が、第1の光ファイバに添加されたTm 3 とTb 3 との濃度の比(Tm 3 /Tb 3 )よりも大きい光ファイバであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のASE光源において、光ファイバに添加されたTm 3 とTb 3 との濃度の比を(Tm 3 /Tb 3 )とするとき、(Tm 3 /Tb 3 )=1となる光ファイバと(Tm 3 /Tb 3 )>1となる光ファイバとを組み合わせることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のASE光源において第2の光ファイバは、ASE光源の出射端に近づくに従い、光ファイバのTm3 とTb3 との添加濃度の比(Tm3 /Tb3 )が大きくなるように配置された複数のTm3 /Tb3 添加ファイバであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のASE光源において、第2の光ファイバは複数個あり、該複数個の第2の光ファイバの内、ASE光源の出射端の最近傍に配置された光ファイバは、Tm3 のみがコア部またはクラッド部に添加されたTm3 添加ファイバであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のASE光源において、光伝送媒体は、Tm3+とTb3+との添加濃度の比(Tm3+/Tb3+)が異なる複数のTm3+/Tb3+添加ファイバおよびTm3+添加ファイバが、それぞれ光アイソレータを介して結合された光伝送媒体であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のASE光源において、Tm3+/Tb3+添加ファイバおよびTm3+添加ファイバの少なくとも一方が、フッ化物系ファイバ、テルライトガラスファイバ、およびビスマスガラスファイバの内のいずれかであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のASE光源において、ASE光の発生ピーク波長が1650nm〜1850nm帯にあることを特徴とする。
本発明は、Tm3+/Tb3+添加ファイバを用いた従来のASE光源部に、Tm3+とTb3+との比(Tm3+/Tb3+)が従来のASE光源部に使用されているTm3+/Tb3+添加ファイバに比べて大きいTm3+/Tb3+添加ファイバ、或いはTb3+が未添加のTm3+添加ファイバを用いたASE改善ユニットを接続することにより、ASEスペクトルの広帯域化が容易に実現できるという利点がある。
図1に、本発明の実施形態に係るASE光源を示す。このASE光源は、Tm3+/Tb3+添加ファイバを用いた従来構成部Oの出力ポートにASE改善ユニットNのファイバ6が接続されている。
従来構成部Oでは、Tm3+/Tb3+添加ファイバ1の一端が無反射処理端5とされ、他端が励起光とASE光とを分離し、それぞれの経路を決定するWDMフィルタ3−1に接続されている。このWDMフィルタ3−1には更に、1.2μm帯励起光源2−1、光アイソレータ4が接続されている。WDMフィルタ3−1は、励起光源2−1から入射される励起光をTm3+/Tb3+添加ファイバ1へ出射し、Tm3+/Tb3+添加ファイバ1から入射するASE光のみを光アイソレータ4−1へ出射するように構成されている。
ASE改善ユニットNでは、Tm3+の濃度とTb3+の濃度との比(Tm3+/Tb3+)が従来構成部Oで使用されているTm3+/Tb3+添加ファイバ1に比べて大きいTm3+/Tb3+添加ファイバ6の一端が従来構成部Oの光アイソレータ4と接続され、他端がWDMフィルタ3−2に接続されている。このWDMフィルタ3−2には更に1.2μm帯励起光源2−2、光アイソレータ4−2が接続されている。但し、WDMフィルタ3−2はWDMフィルタ3−1と同じ構成をとるもとし、またTm3+/Tb3+添加ファイバ6はTb3+未添加のTm3+添加ファイバであってもよい。また、本明細書においてTm3+の濃度とTb3+の濃度との比とは、Tm3+の濃度をTb3+の濃度で割った値とし、Tm3+/Tb3+で表す。
本発明の実施形態に係る構成では、従来構成部Oで短波側に放出ピークを有するASE光に、ASE改善ユニットによって長波側のASE光を付加することにより広帯域化を図るものである。図2に、従来構成部Oのみと、本発明の実施形態に係るASE光源とのパワースペクトルを示す。図2(a)が従来構成部Oのみのパワースペクトルであり、図2(b)が本発明の実施形態に係るASE光源のパワースペクトルである。
従来構成部Oで用いるTm3+/Tb3+添加ファイバ1には、Tm3+添加濃度2000wt.ppm、Tb3+添加濃度2000wt.ppm、ファイバ長20m(比屈折率差2.5%、カットオフ波長1.0μm)が用いられている。ASE改善ユニットNで用いるTb3+未添加のTm3+添加ファイバ6には、Tm3+添加濃度6000ppmのTm3+添加ファイバ(Tb3+未添加、カットオフ波長1.0μm、比屈折率差1.6%、ファイバ長2m)が用いられている。
従来構成部Oを光源とするASE光のパワースペクトルが、ASE改善ユニットNを用いることにより広帯域化され、本発明の実施形態に係る構成の有効性が確認できる。
以下に図面を参照し本発明の実施形態をより具体的に詳述するが、以下に開示する実施形態は本発明の単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を何等限定するものではない。
(実施形態1)
実施形態1は、図1に示す従来構成部Oの出力ポートにASE改善ユニットNのファイバ6が接続されている構成をとる。
従来構成部Oの励起光源2−1から出射された励起光は、WDMフィルタ3−1を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ1へ入射する。この励起光によってTm3+/Tb3+添加ファイバ1中のTm3+、Tb3+が励起されることにより、Tm3+/Tb3+添加ファイバ1はASE光を自然放出する。Tm3+/Tb3+添加ファイバ1で生じたASE光は、WDMフィルタ3−1、光アイソレータ4−1を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ6へ入射する。
ASE改善ユニットNの励起光源2−2から出射された励起光は、WDMフィルタ3−2を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ6へ入射する。この励起光によってTm3+/Tb3+添加ファイバ6中のTm3+、Tb3+が励起されることにより、Tm3+/Tb3+添加ファイバ6はASE光を自然放出する。Tm3+/Tb3+添加ファイバ6で生じたASE光は、従来構成部Oから出射されたASE光と結合する。結合したASE光は、WDMフィルタ3−2、光アイソレータ4−2を介して出力される。
表1に、従来構成部Oで使用されるファイバ1とASE改善ユニットNで使用されるファイバ6との諸元、及びASE光強度が−20dBm/nm以上が得られる帯域の幅を示す。1.2μm帯励起光源2の励起光量は、従来構成部OおよびASE改善ユニットNにフッ化物ファイバ、テルライトファイバを用いた場合が90mW、石英ファイバを用いた場合が160mWである。実施形態1に係る構成のASE光源において、ASE改善ユニットNで使用されるファイバ6に表1に示す各添加比においてTm3+、Tb3+が添加された光ファイバを用いることにより、従来構成部OのみのASE光源に比べ、広帯域化を実現することができる。ここでは従来構成部OおよびASE改善ユニットNに用いる光ファイバにフッ化物ファイバ、テルライトファイバ、および石英ファイバを用いているが、この他にビスマスガラスファイバを用いることもできる。
Figure 0004568188
(実施形態2)
図3に、本発明の実施形態2に係るASE光源を示す。実施形態2では従来構成部Oの出力ポートにASE改善ユニットN−1のファイバ6が接続され、さらにASE改善ユニットN−1の出力ポートにASE改善ユニットN−2のファイバ7が接続されている。ASE改善ユニットN−1、N−2は、実施形態1におけるASE改善ユニットNと同じ構成を有する。
従来構成部Oで使用されるファイバ1には、Tm3+添加濃度2000wt.ppm、Tb3+添加濃度2000wt.ppm、ファイバ長20m(比屈折率差2.5%、カットオフ波長1.0μm)を有するフッ化物ファイバが用いられる。ASE改善ユニットN−1で使用されるファイバ6には、Tm3+添加濃度2000wt.ppm、Tb3+添加濃度1000wt.ppm、ファイバ長1m(比屈折率差2.5%、カットオフ波長1.0μm)を有するフッ化物ファイバが用いられる。ASE改善ユニットN−2で使用されるファイバ7には、Tm3+添加ファイバ(Tb3+未添加、カットオフ波長1.0μm、比屈折率差1.6%、ファイバ長2m)が用いられる。
従来構成部Oの励起光源2−1から出射された励起光は、WDMフィルタ3−1を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ1へ入射する。この励起光によってTm3+/Tb3+添加ファイバ1中のTm3+、Tb3+が励起されることにより、Tm3+/Tb3+添加ファイバ1はASE光を自然放出する。Tm3+/Tb3+添加ファイバ1で生じたASE光は、WDMフィルタ3−1、光アイソレータ4−1を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ6へ入射する。
ASE改善ユニットNの励起光源2−2から出射された励起光は、WDMフィルタ3−2を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ6へ入射する。この励起光によってTm3+/Tb3+添加ファイバ6中のTm3+、Tb3+が励起されることにより、Tm3+/Tb3+添加ファイバ6はASE光を自然放出する。Tm3+/Tb3+添加ファイバ6で生じたASE光は、従来構成部Oから出射されたASE光と結合する。結合したASE光は、WDMフィルタ3−2、光アイソレータ4−2を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ7へ入射する。
ASE改善ユニットNの励起光源2−3から出射された励起光は、WDMフィルタ3−3を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ7へ入射する。この励起光によってTm3+/Tb3+添加ファイバ6中のTm3+、Tb3+が励起されることにより、Tm3+/Tb3+添加ファイバ7はASE光を自然放出する。Tm3+/Tb3+添加ファイバ7で生じたASE光は、従来構成部OおよびASE改善ユニットN−1から出射されたASE光と結合する。結合したASE光は、WDMフィルタ3−3、光アイソレータ4−3を介して出力される。
従来構成部OのみのASE光源から出力される発生ピーク波長が1650nm〜1850nm帯にあるASE光の内−20dBm/nm以上のスペクトル強度を有するASE光の帯域幅が66nmであったのに対して、実施形態2に係る構成のASE光源から出力される発生ピーク波長が1650nm〜1850nm帯にあるASE光の内−20dBm/nm以上のスペクトル強度を有するASE光の帯域幅として156nmを実現することができる。
(実施形態3)
図7に、本発明の実施形態3に係るASE光源を示す。実施形態3は、実施形態1或いは2と異なり、従来構成部Oに対して、従来構成部Oで使用されるファイバ1と異なるTb3+未添加ファイバ7がTm3+/Tb3+添加ファイバ1とWDMフィルタ3−1との間に接続された構成をとる。つまり、実施形態3では、Tm3+/Tb3+添加ファイバ1、Tb3+未添加ファイバ7、および1組の1.2μm帯励起光源2、WDMフィルタ3、光アイソレータ4から構成される。
ファイバ1には、Tm3+添加濃度2000wt.ppm、Tb3+添加濃度2000wt.ppm、ファイバ長20m(比屈折率差2.5%、カットオフ波長1.0μm)を有するフッ化物ファイバが用いられる。ファイバ7には、Tm3+添加ファイバ(Tb3+未添加、カットオフ波長1.0μm、比屈折率差1.6%、ファイバ長2m)が用いられる。
励起光源2−1から出射された励起光は、WDMフィルタ3−1を介してTm3+/Tb3+添加ファイバ1、Tb3+未添加ファイバ7へ入射する。この励起光によってTm3+/Tb3+添加ファイバ1およびTb3+未添加ファイバ7の中のTm3+、Tb3+が励起されることにより、Tm3+/Tb3+添加ファイバ1、Tb3+未添加ファイバ7はASE光を自然放出する。Tm3+/Tb3+添加ファイバ1、Tb3+未添加ファイバ7で生じたASE光は、WDMフィルタ3−1、光アイソレータ4−1を介して出力される。
従来構成部OのみのASE光源から出力される発生ピーク波長が1650nm〜1850nm帯にあるASE光の内−20dBm/nm以上のスペクトル強度を有するASE光の帯域幅が66nmであったのに対して、実施形態3に係る構成のASE光源から出力される発生ピーク波長が1650nm〜1850nm帯にあるASE光の内−20dBm/nm以上のスペクトル強度を有するASE光の帯域幅として143nmを実現することができる。
本発明の実施形態1に係るASE光源を示す図である。 従来構成部Oのみと、本発明の実施形態に係るASE光源とのパワースペクトルを示す図である。 本発明の実施形態2に係るASE光源を示す図である。 Tm3+のエネルギー凖位図と1800nm帯発光に用いるTmの33凖位間の誘導放出断面積及び吸収断面積を示す図である。 Tb3+の吸収断面積スペクトルを示す図である。 Tm3+/Tb3+添加ファイバを用いたASE光源のTb3+添加濃度依存性を示す図である。 本発明の実施形態3に係るASE光源を示す図である。
符号の説明
1 Tm3+/Tb3+添加ファイバ
2−1〜2−3 1.2μm帯励起光源
3−1〜3−3 WDMフィルタ
4−1〜4−3 光アイソレータ
5 無反射処理端
6 ファイバ1に比べてTm3+とTb3+の比(Tm3+/Tb3+)が大きいTm3+/Tb3+添加ファイバ
7 Tb3+未添加のTm3+添加ファイバ

Claims (7)

  1. コア部にTm 3 が添加され、クラッド部にT3 が添加された光ファイバを有する光伝送媒体であって、前記光ファイバは、Tm3 が添加されたコア部とTb3 添加されたクラッド部を有する第1の光ファイバと、Tm3 が少なくとも添加されたコア部を有する第2の光ファイバとを含む光伝送媒体と、
    前記光伝送媒体を励起する励起光を発生する励起光源と、
    前記励起光源からの励起光を前記光伝送媒体に導く手段と
    を備えたASE光源であって、
    前記第2の光ファイバは、前記第1の光ファイバよりも前記ASE光源の出射端に近い側に配置され、かつ当該第2の光ファイバが、クラッド部にTb 3 が添加されていない光ファイバであるか、または、クラッド部にTb 3 が添加されており、前記第2の光ファイバに添加されたTm 3 とTb 3 との濃度の比(Tm 3 /Tb 3 )が、前記第1の光ファイバに添加されたTm 3 とTb 3 との濃度の比(Tm 3 /Tb 3 )よりも大きい光ファイバであることを特徴とするASE光源。
  2. 請求項1に記載のASE光源において、前記光ファイバに添加されたTm 3 とTb 3 との濃度の比を(Tm 3 /Tb 3 )とするとき、(Tm 3 /Tb 3 )=1となる光ファイバと(Tm 3 /Tb 3 )>1となる光ファイバとを組み合わせることを特徴とするASE光源。
  3. 請求項1に記載のASE光源において前記第2の光ファイバは、前記ASE光源の出射端に近づくに従い、前記光ファイバのTm3 とTb3 との添加濃度の比(Tm3 /Tb3 )が大きくなるように配置された複数のTm3 /Tb3 添加ファイバであることを特徴とするASE光源。
  4. 請求項1に記載のASE光源において、前記第2の光ファイバは複数個あり、該複数個の第2の光ファイバの内、前記ASE光源の出射端の最近傍に配置された光ファイバは、Tm3 のみがコア部またはクラッド部に添加されたTm3 添加ファイバであることを特徴とするASE光源。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のASE光源において、前記光伝送媒体は、前記Tm3 とTb3 との添加濃度の比(Tm3 /Tb3 )が異なる複数のTm3 /Tb3 添加ファイバおよびTm3 添加ファイバが、それぞれ光アイソレータを介して結合された光伝送媒体であることを特徴とするASE光源。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載のASE光源において、前記Tm3 /Tb3 添加ファイバおよびTm3 添加ファイバの少なくとも一方が、フッ化物系ファイバ、テルライトガラスファイバ、およびビスマスガラスファイバの内のいずれかであることを特徴とするASE光源。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のASE光源において、ASE光の発生ピーク波長が1650nm〜1850nm帯にあることを特徴とするASE光源。
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