JP4567496B2 - 口座振替登録方法及び口座振替登録プログラム - Google Patents

口座振替登録方法及び口座振替登録プログラム Download PDF

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Description

本発明は、支払管理サービスの口座振替の登録を行なう場合に用いる口座振替登録方法及び口座振替登録プログラムに関する。
企業において、全国に散在する支社や事業所等の関連組織の公共料金や税金を、本社が指定する支払口座から一括して収納機関(請求機関)に支払う場合がある。この場合、請求機関(例えば電力会社)は、各関連組織の電力使用量の検針データに基づいて、各関連組織等に対して請求通知書を発行すると共に、請求データを作成する。各関連組織においては、請求機関からの請求通知書を受理した後に、利用内容(例えば、電力使用量)や請求金額を確認する。確認終了後、各関連組織は本社の経理部に対して支払明細データを通知する。
一方、銀行は、請求機関から、口座振替依頼データを受けて、本社が指定する支払口座において口座振替処理を行なう。そして、利用企業は各関連組織からの支払明細データと、銀行からの引落データとをマッチングし、マッチング処理の結果に基づいて、支払いの資金手当を行い、更に自社での会計処理を行なう。このような本社が指定する支払口座からの口座振替のマッチング処理において支払内容の特定を容易にする支払管理サービスに関する技術が提供されている(例えば特許文献1参照。)。この技術は、多数の関連組織のそれぞれに対して仮想引落指定口座(口振専用口座)を割り当て、仮想引落指定口座の仮想口座番号を、支払者が指定する引落指定口座(支払口座)の口座番号に読替ができるようにリンクさせる。これにより、仮想引落指定口座により、引落指定口座の支払内容を効率的に特定することができる。
このような支払管理サービスは、例えば「ペイメント・マネージャー(サービス名)」として公知である。この支払管理サービスを利用することにより、図8に示すように、各口振専用口座に対する口座振替依頼は支払口座に読み替えられるため、公共料金等の経費の支払を、支払口座を用いて支払うことができる。更に、図9に示すように、各々の請求明細や引落明細には、請求料金毎の口振指定口座番号が情報として付与されるので、口振専用口座の口座番号を照合することにより関連組織や支払内容を特定することができる。
特開2002−15137号公報(図2〜図4)
このような支払管理サービスを利用するには、口座振替の引落口座を口座振替専用口座に変更する必要がある。この場合、以下の事務負担が発生する。
(a)利用企業においては、各収納企業に対して、引落口座の変更を依頼するための「口座振替依頼書」の作成が必要になるため、事務負担が大きい場合がある。特に、「口座振替依頼書」の項目を埋めるために、各種情報を記入する必要があり、煩雑である。
(b)銀行においては、口座届出印との照合、登録等の一連の事務が発生する。
(c)収納企業においては、口座振替依頼書の要件チェック、変更登録等の一連の事務が発生する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、効率的に口座振替の登録を行なうことができる口座振替登録方法及び口座振替登録プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、専用口座の利用申請のあった申請対象口座識別子を記録した利用申請データ記憶手段と、専用口座識別子と支払口座識別子とを関連付けて記録した読替データ記憶手段と、請求者システムと利用者システムとに接続可能な管理コンピュータとを備えた口座振替管理システムを用いて口座振替を登録する方法であって、前記管理コンピュータが、前記請求者システムから口座振替依頼を受信した場合、この口座振替依頼に含まれる口振指定口座識別子と、前記利用申請データ記憶手段に記録された申請対象口座識別子とを照合し、両者が一致する場合には、この口座振替依頼に対して専用口座識別子を割り当て、前記申請対象口座識別子を支払口座識別子として前記専用口座識別子に関連付けて前記読替データ記憶手段に記録する割当段階と、この口座振替依頼に関して割り当てた前記専用口座識別子を、前記利用者システム及び前記請求者システムに通知する通知段階と、その後、口振指定口座識別子として専用口座識別子が指定された口座振替依頼を受信した場合には、前記読替データ記憶手段において前記専用口座識別子に関連付けられて記録された支払口座識別子の口座から振替金額を引き落とし、前記専用口座識別子を付して振替結果データを前記利用者システムに通知する支払管理段階とを実行することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の口座振替登録方法において、前記通知段階においては、前記請求者システムに対して、前記専用口座識別子を前記口座振替依頼に対する振替結果に含めて前記請求者システムに通知することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の口座振替登録方法において、前記管理コンピュータが、前記口座振替依頼の受信時に、この口座振替に関する契約識別子を特定する段階を更に実行し、前記通知段階においては、前記利用者システムに対して、口座振替依頼に前記契約識別子を含めて通知することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の口座振替登録方法において、前記利用者システムは、前記契約識別子により口座振替内容を特定し、この口座振替内容に関連付けて前記専用口座識別子を管理元帳に記録し、口座振替管理システムから受信した振替結果を、前記管理元帳を用いて管理することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、専用口座の利用申請のあった申請対象口座識別子を記録した利用申請データ記憶手段と、専用口座識別子と支払口座識別子とを関連付けて記録した読替データ記憶手段と、請求者システムと利用者システムとに接続可能な管理コンピュータとを備えた口座振替管理システムを用いて口座振替を登録するプログラムであって、前記管理コンピュータを、前記請求者システムから口座振替依頼を受信した場合、この口座振替依頼に含まれる口振指定口座識別子と、前記利用申請データ記憶手段に記録された申請対象口座識別子とを照合し、両者が一致する場合には、この口座振替依頼に対して専用口座識別子を割り当て、前記申請対象口座識別子を支払口座識別子として前記専用口座識別子に関連付けて前記読替データ記憶手段に記録する割当手段と、この口座振替依頼に関して割り当てた前記専用口座識別子を、前記利用者システム及び前記請求者システムに通知する通知手段と、その後、口振指定口座識別子として専用口座識別子が指定された口座振替依頼を受信した場合には、前記読替データ記憶手段において前記専用口座識別子に関連付けられて記録された支払口座識別子の口座から振替金額を引き落とし、前記専用口座識別子を付して振替結果データを前記利用者システムに通知する支払管理手段として機能させることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の口座振替登録プログラムにおいて、前記通知手段においては、前記請求者システムに対して、前記専用口座識別子を前記口座振替依頼に対する振替結果に含めて前記請求者システムに通知することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の口座振替登録プログラムにおいて、前記管理コンピュータを、前記口座振替依頼の受信時に、この口座振替に関する契約識別子を特定する手段として更に機能させ、前記通知手段においては、前記利用者システムに対して、口座振替依頼に前記契約識別子を含めて通知することを要旨とする。
(作用)
請求項1又は5に記載の発明によれば、口座振替依頼の口振指定口座識別子が、利用申請データ記憶手段に記録されている場合、この口座振替依頼に対して専用口座識別子を割り当て、利用者システム及び請求者システムに通知する。これにより、支払管理サービスを利用するための口振専用口座の登録を効率的に行なうことができる。
請求項2又は6に記載の発明によれば、請求者システムは振替結果において専用口座識別子を取得することができるので、引落口座の置換が容易である。
請求項3又は7に記載の発明によれば、利用者システムは、受信した契約識別子に基づいて口座振替内容を把握し、支払いに用いる専用口座識別子を管理することができる。
請求項4に記載の発明によれば、利用者システムは、専用口座識別子を用いて口座振替内容を特定し、支払内容を把握・管理することができる。
本発明によれば、効率的に口座振替の登録を行なうことができ、支払管理を行なうことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図7に従って説明する。本実施形態では、公共サービス等の利用企業が支払管理サービスを利用して、公共料金等の請求機関への支払いを行なう場合に用いる口座振替登録方法及び口座振替登録プログラムとして説明する。ここでは、既に請求機関と利用企業との間で、口座振替による料金支払を行なっている場合を想定する。
この支払管理サービスでは、図1に示すように、銀行ホストシステム20が口座振替処理を行なう。本実施形態では、請求者システムとしての請求機関システム10や利用者システムとしての利用企業システム30が、ネットワークを介して、銀行ホストシステム20に接続されている。
この銀行ホストシステム20は、口座振替管理システムとして機能し、図1に示すように管理コンピュータ21を備え、口座振替サービスの管理処理等を行なう。
管理コンピュータ21は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(割当段階、通知段階、支払管理段階、契約識別子を特定する段階等を含む処理)を行なう。このための口座振替登録プログラムを実行することにより、管理コンピュータ21は、割当手段、通知手段、支払管理手段、契約識別子を特定する手段等として機能する。
また、管理コンピュータ21は、利用申請データ記憶手段としての専用口座利用申請データ記憶部22、及び読替データ記憶手段としての口振専用口座管理データ記憶部23に接続されている。
図2に示すように、専用口座利用申請データ記憶部22には、支払管理サービスの利用依頼があった専用口座利用申請データ220が記録される。この専用口座利用申請データ220は、利用企業から支払管理サービスの利用申請があった場合に記録される。専用口座利用申請データ220は、利用企業が口座振替に利用している支払口座であって、専用口座申請対象口座識別子に関するデータを含んで構成される。本実施形態では、この口座識別子は、支店、預金種目及び口座番号に関するデータを含んで構成される。
図3に示すように、口振専用口座管理データ記憶部23には、口座振替時に用いる口振専用口座管理データ230が記録されている。この口振専用口座管理データ230は、請求機関から、専用口座利用申請の対象口座に対して引落依頼があった場合に記録される。口振専用口座管理データ230は、口振専用口座識別子及び支払口座識別子に関するデータから構成されている。
口振専用口座識別子データ領域には、口振専用口座を識別するための専用口座識別子に関するデータが記録される。
支払口座識別子データ領域には、この口振専用口座に関連付けられており、口座振替により料金が引き落とされる引落口座を特定するための口座識別子に関するデータが記録される。すなわち、この口振専用口座に対する口座振替依頼があった場合、この支払口座から引落が行なわれる。
一方、請求機関システム10は、料金等の請求を行なう収納企業が管理するコンピュータシステムである。この請求機関システム10においては、この企業が提供する各種サービスの利用状況を管理し、定期的にその料金請求を行なう。このため、請求機関システム10は、料金の請求先に関するデータを管理する。そして、口座振替による料金回収を行なうために、請求機関システム10は引落口座データ記憶部12を備える。
図4に示すように、引落口座データ記憶部12には、口座振替により料金を引き落とす口座を特定するための引落口座データ120が記録されている。この引落口座データ120は、利用企業と口座振替契約を締結した場合に記録される。この引落口座データ120は、契約識別子毎に口振指定口座識別子に関するデータから構成されている。
契約識別子データ領域には、利用企業との口座振替契約を識別するための識別子に関するデータが記録される。この契約識別子を用いることにより、他のデータ記憶部を用いて、口座振替契約を締結した企業を特定することができる。口振指定口座識別子データ領域には、口座振替を行なう場合に用いる口座識別子に関するデータが記録される。
利用企業システム30は、利用企業が管理するシステムである。この利用企業システム30は、経費支払を管理するための経費支払管理元帳データ記憶部32を備える。
図5に示すように、経費支払管理元帳データ記憶部32には、請求機関に対する支払等に関する経費支払管理元帳データ320が記録される。この経費支払管理元帳データ320は、銀行から口振専用口座識別子の通知があった場合に記録される。この経費支払管理元帳データ320は、口振専用口座識別子毎に、契約識別子、利用部署、費目及び請求機関に関するデータから構成されている。
口振専用口座識別子データ領域には、銀行から通知があった口振専用口座識別子に関するデータが記録される。
契約識別子データ領域には、この口振専用口座を利用して行われる口座振替の契約を特定するための契約識別子に関するデータが記録される。
利用部署識別子データ領域には、利用企業内において、この口座振替契約を行なった部署を特定するための識別子に関するデータが記録される。
費目データ領域には、この口座振替契約の対象である費目を特定するための識別子に関するデータが記録される。この費目には、例えば、「電気」、「電話」、「ガス」等がある。
請求機関識別子データ領域には、この口座振替契約の締結先である請求機関を特定するためのデータが記録される。この請求会社には、電力会社や電話会社、ガス会社等がある。
上記のように構成されたシステムを用いて、口振専用口座の管理に関する処理手順を説明する。ここでは、専用口座利用申請データの設定処理、口座振替による引落処理の順に説明する。
(専用口座利用申請データの設定処理)
まず、支払管理サービスの利用を希望する企業は、図7に示すように、銀行に対して、専用口座利用申請500を提出する。この専用口座利用申請500には、この企業が口座振替の引落口座として利用している口座識別子に関する情報を含む。
この専用口座利用申請500を受け付けた銀行は、この利用企業の意思確認を行なった後に、専用口座利用申請データ記憶部22に、利用申請に含まれる口座識別子を登録する。
以上により、専用口座利用申請データの設定を終了する。
(口座振替による引落処理)
次に、口座振替による引落処理について、図6を用いて説明する。
請求機関システム10は、銀行ホストシステム20に口座振替依頼データを送信する。この口座振替依頼データには、請求機関を特定する情報とともに、契約識別子、口振指定口座識別子、引落金額に関するデータを含む。
銀行ホストシステム20の管理コンピュータ21は、請求機関システム10からネットワークを介して口座振替依頼データを受信する(ステップS1−1)。図7に示すように、この口座振替依頼データ510には、請求機関、契約識別子、口振指定口座識別子、引落金額に関するデータを含む。
この場合、管理コンピュータ21は、専用口座利用申請の対象口座かどうかを確認する(ステップS1−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子が、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されているかどうかを確認する。
口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子が、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されていない場合(ステップS1−2において「NO」の場合)、管理コンピュータ21は、この口振指定口座識別子が口振専用口座識別子かどうかを確認する(ステップS1−3)。具体的には、管理コンピュータ21は、口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子が、口振専用口座管理データ記憶部23に記録されているかどうかを確認する。
ここで、口振指定口座識別子が口振専用口座識別子である場合(ステップS1−3において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、専用口座振替処理を実行する(ステップS1−4)。ここでは、管理コンピュータ21は、口振専用口座管理データ記憶部23において、口振専用口座識別子に関連付けられて記録されている支払口座識別子を特定する。そして、この支払口座識別子の口座残高から、口座振替依頼データに含まれる引落金額の引落を行なうための処理を実行する。更に、利用額を請求企業の口座に入金するための処理を実行する。
次に、管理コンピュータ21は、請求機関への通知処理を実行する(ステップS1−5)。図7に示すように、この通知520には、契約識別子、引落金額、引落結果に関するデータを含める。この引落結果には、「振替済」や「残高不足」等に関する情報を含める。
次に、管理コンピュータ21は、利用企業への通知処理を実行する(ステップS1−6)。本実施形態では、この通知はファームバンキングシステム等を利用して行われる。図7に示すように、この通知530には、利用企業の支払口座識別子毎に、請求機関、契約識別子、引落金額、摘要に関するデータを含める。この摘要には、口座振替依頼に含まれる口振専用口座識別子に関する情報を含める。
一方、口振指定口座識別子が口振専用口座識別子でない場合(ステップS1−3において「NO」の場合)、管理コンピュータ21は、通常口座振替処理を実行する(ステップS1−7)。ここでは、口座振替依頼に含まれる口座識別子を用いて、この口座の残高から引落金額の引落を行なうための処理を実行する。
次に、管理コンピュータ21は、請求機関への通知処理を実行する(ステップS1−8)。この通知には、ステップS1−5における通知と同様に、契約識別子、引落金額、引落結果に関するデータを含める。この引落結果には、「振替済」や「残高不足」等に関する情報を含める。
次に、管理コンピュータ21は、利用企業への通知処理を実行する(ステップS1−9)。この通知530には、利用企業の支払口座識別子毎に、請求機関、契約識別子、引落金額、摘要に関するデータを含める。
一方、口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子が、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されている場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、口振専用口座識別子を採番し割り当てを行なう(ステップS1−10)。ここでは、管理コンピュータ21は、他の支払管理サービスにおいて利用されていない口振専用口座識別子を特定し、この口座振替に利用する。そして、管理コンピュータ21は、この口振専用口座管理データ記憶部23に、採番した口振専用口座識別子を記録する。この場合、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されている口座識別子(又は口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子)を支払口座識別子として、口振専用口座識別子に関連付けて記録する。
そして、管理コンピュータ21は、ステップS1−7と同様に、通常口座振替処理を実行する(ステップS1−11)。ここでも、引落依頼データに含まれる口座識別子の口座残高から引落金額の引落を行なうための処理を実行する。
そして、管理コンピュータ21は、請求機関システム10への通知処理を実行する(ステップS1−12)。この通知520には、ステップS1−5における通知と同様に、契約識別子、引落金額、引落結果に関するデータを含める。この引落結果には、「振替済」や「残高不足」等に関する情報を含める。更に、この通知520には、採番した口振専用口座識別子に関する情報を契約識別子に関連付けて含める。
この通知を受けた請求機関システム10は、引落口座データ記憶部12に記録された口振指定口座識別子を、銀行ホストシステム20(管理コンピュータ21)から通知された口振専用口座識別子に置換する。そして、請求機関システム10は、以降の口座振替には、この口振専用口座識別子を口振指定口座識別子して用いて口振依頼を行なう。
次に、管理コンピュータ21は、利用企業システム30への通知処理を実行する(ステップS1−13)。この場合、この通知530に、利用企業の支払口座識別子毎に、請求機関、契約識別子、引落金額、摘要に関するデータを含める。更に、管理コンピュータ21は、この通知に、採番した口振専用口座識別子に関する情報を契約識別子に関連付けて含める。
この通知を受信した利用企業システム30は、この口振専用口座識別子を経費支払管理元帳データ記憶部32に記録する(ステップS1−14)。この場合、契約識別子に基づいて、この口座振替契約を締結した利用部署、費目、請求機関を特定し、これらに口振専用口座識別子を関連付けて記録する。これにより、利用企業は、支払管理サービスを利用しての費用管理を行なう。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態においては、専用口座利用申請データ記憶部22には、支払管理サービスの利用依頼があった専用口座利用申請データ220が記録される。専用口座利用申請データ220は、利用企業が口座振替に利用している口座の口座識別子に関するデータを含んで構成される。そして、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されている口座に対して口座振替依頼があった場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、口振専用口座識別子を採番する(ステップS1−10)。そして、管理コンピュータ21は、この口振専用口座識別子を、口座振替の契約識別子に関連付けて請求機関システム10や利用企業システム30に通知する(ステップS1−12、13)。多くの企業は、工場や事業所毎、そして利用サービス毎に口座振替契約を締結している場合があり、企業によってはこの口座振替契約数は膨大になる。このような状況においても、請求機関システム10からの口座振替依頼の度に口振専用口座の割り当てが行われるので、利用企業は効率的に支払管理サービスの利用登録を行なうことができる。そして、この口振専用口座識別子に関する情報は契約識別子に関連付けて通知されるため、支払管理サービスを利用することにより、利用企業は支払経費の内容を詳細に特定することができる。
・ 本実施形態においては、口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子が、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されている場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、口振専用口座識別子を採番する(ステップS1−10)。一つの支払口座を用いて複数の口座振替を行なうことが多いが、請求機関システム10から口座振替依頼の度に、振替専用口座に置き換えることができる。更に、実際に利用されている口座振替に対してのみ、口振専用口座識別子を採番することができる。従って、口振専用口座識別子を効率的に有効利用することができる。
・ 本実施形態においては、管理コンピュータ21は、請求機関システム10への通知処理を実行する(ステップS1−12)。この通知には、契約識別子、引落金額、引落結果に関するデータの他に、採番した口振専用口座識別子に関する情報を含める。この口振専用口座識別子は、契約識別子に関連付けられているので、請求機関システム10は、引落口座データ記憶部12の口振指定口座識別子として口振専用口座識別子を、効率的に登録することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、銀行ホストシステム20の管理コンピュータ21は、請求機関システム10からネットワークを介して口座振替依頼データを受信する(ステップS1−1)。口座振替依頼データを受け取る場合には、ネットワークを介しての伝送のみならず、テープ等による受け渡しであってもよい。
○ 上記実施形態では、口振専用口座管理データ記憶部23には、口座振替時に用いる口振専用口座管理データ230が記録されている。この口振専用口座管理データ230は、口振専用口座識別子及び支払口座識別子に関するデータから構成されている。これに加えて、口振専用口座管理データ記憶部23に契約識別子を記録しておいてもよい。これにより、特定の契約識別子に対して口振専用口座識別子を割り当てた後に、再度、支払口座識別子に口座振替依頼があった場合には、振込依頼データに含まれる契約識別子に基づいて口振専用口座識別子を特定することができる。そして、この口振専用口座識別子を用いて専用口座振替処理を実行することができる。これにより、同じ契約識別子に対して、口振専用口座識別子の重複登録を防止することができる。
○ 上記実施形態では、口座振替依頼データに含まれる口振指定口座識別子が、専用口座利用申請データ記憶部22に記録されている場合、管理コンピュータ21は、口振専用口座識別子を採番する(ステップS1−10)。この場合、口振専用の口座に限られるものではなく、支払口座に読み替えて支払い可能な口座であればよい。
本発明の実施形態のシステム概略図。 専用口座利用申請データ記憶部に記録されたデータの説明図。 口振専用口座管理データ記憶部に記録されたデータの説明図。 引落口座データ記憶部に記録されたデータの説明図。 経費支払管理元帳データ記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 支払管理サービスの説明図。 経費支払管理元帳との関係の説明図。
符号の説明
10…請求機関システム、30…利用企業システム、20…銀行ホストシステム、21…管理コンピュータ、22…預金口座データ記憶手段としての専用口座利用申請データ記憶部、23…口振専用口座管理データ記憶手段としての口振専用口座管理データ記憶部、510…口座振替依頼データ、520,530…通知。

Claims (7)

  1. 専用口座の利用申請のあった申請対象口座識別子を記録した利用申請データ記憶手段と、専用口座識別子と支払口座識別子とを関連付けて記録した読替データ記憶手段と、請求者システムと利用者システムとに接続可能な管理コンピュータとを備えた口座振替管理システムを用いて口座振替を登録する方法であって、
    前記管理コンピュータが、
    前記請求者システムから口座振替依頼を受信した場合、この口座振替依頼に含まれる口振指定口座識別子と、前記利用申請データ記憶手段に記録された申請対象口座識別子とを照合し、両者が一致する場合には、この口座振替依頼に対して専用口座識別子を割り当て、前記申請対象口座識別子を支払口座識別子として前記専用口座識別子に関連付けて前記読替データ記憶手段に記録する割当段階と、
    この口座振替依頼に関して割り当てた前記専用口座識別子を、前記利用者システム及び前記請求者システムに通知する通知段階と、
    その後、口振指定口座識別子として専用口座識別子が指定された口座振替依頼を受信した場合には、前記読替データ記憶手段において前記専用口座識別子に関連付けられて記録された支払口座識別子の口座から振替金額を引き落とし、前記専用口座識別子を付して振替結果データを前記利用者システムに通知する支払管理段階と
    を実行することを特徴とする口座振替登録方法。
  2. 前記通知段階においては、前記請求者システムに対して、前記専用口座識別子を前記口座振替依頼に対する振替結果に含めて前記請求者システムに通知することを特徴とする請求項1に記載の口座振替登録方法。
  3. 前記管理コンピュータが、前記口座振替依頼の受信時に、この口座振替に関する契約識別子を特定する段階を更に実行し、
    前記通知段階においては、前記利用者システムに対して、口座振替依頼に前記契約識別子を含めて通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の口座振替登録方法。
  4. 前記利用者システムは、前記契約識別子により口座振替内容を特定し、この口座振替内容に関連付けて前記専用口座識別子を管理元帳に記録し、口座振替管理システムから受信した振替結果を、前記管理元帳を用いて管理する請求項3に記載の口座振替登録方法。
  5. 専用口座の利用申請のあった申請対象口座識別子を記録した利用申請データ記憶手段と、専用口座識別子と支払口座識別子とを関連付けて記録した読替データ記憶手段と、請求者システムと利用者システムとに接続可能な管理コンピュータとを備えた口座振替管理システムを用いて口座振替を登録するプログラムであって、
    前記管理コンピュータを、
    前記請求者システムから口座振替依頼を受信した場合、この口座振替依頼に含まれる口振指定口座識別子と、前記利用申請データ記憶手段に記録された申請対象口座識別子とを照合し、両者が一致する場合には、この口座振替依頼に対して専用口座識別子を割り当て、前記申請対象口座識別子を支払口座識別子として前記専用口座識別子に関連付けて前記読替データ記憶手段に記録する割当手段と、
    この口座振替依頼に関して割り当てた前記専用口座識別子を、前記利用者システム及び前記請求者システムに通知する通知手段と、
    その後、口振指定口座識別子として専用口座識別子が指定された口座振替依頼を受信した場合には、前記読替データ記憶手段において前記専用口座識別子に関連付けられて記録された支払口座識別子の口座から振替金額を引き落とし、前記専用口座識別子を付して振替結果データを前記利用者システムに通知する支払管理手段
    として機能させることを特徴とする口座振替登録プログラム。
  6. 前記通知手段においては、前記請求者システムに対して、前記専用口座識別子を前記口座振替依頼に対する振替結果に含めて前記請求者システムに通知することを特徴とする請求項5に記載の口座振替登録プログラム。
  7. 前記管理コンピュータを、前記口座振替依頼の受信時に、この口座振替に関する契約識別子を特定する手段として更に機能させ、
    前記通知手段においては、前記利用者システムに対して、口座振替依頼に前記契約識別子を含めて通知することを特徴とする請求項5又は6に記載の口座振替登録プログラム。
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