JP2013257826A - 家賃情報処理装置および請求情報処理装置、家賃・請求情報処理システム、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

家賃情報処理装置および請求情報処理装置、家賃・請求情報処理システム、方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】カード規約に違反することなく、入居者に決済手数料に相当する金銭負担を求める。
【解決手段】カード会社のサーバ(家賃情報処理装置)200は、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部204と、支払日から回収日までの利率と家賃の金額とから求められる利息と、家賃の金額とを加算して家賃相当額を導出する請求額導出部212と、導出された家賃相当額と、入居者の口座を特定する情報と、回収日とを記録する請求情報記録部218とを備え、請求情報記録部218の記録内容が、入居者の口座がある金融機関に向けて送信される。これにより、入居者の口座から家賃相当額が引き落とされる。
【選択図】図5

Description

本発明は、家賃のクレジットカードによる決済に関する。
賃貸住宅の入居者が、家賃をクレジットカード(以下、「カード」と略記することがある)で決済することを希望することがある。家賃をクレジットカードで決済するためには、賃貸住宅の所有者(以下、「大家」と記載する)が事前にカード会社にカード決済の申込をし審査手続を経た上で、カード会社に決済手数料(家賃の約4%)を支払う必要がある。もし、決済手数料を入居者に負担させれば、クレジットカード規約に違反することとなる。
しかしながら、決済手数料を支払うことは大家にとって経済的負担が増すため、大家がクレジットカードによる家賃の決済を認めることは少ない。
そこで、本発明は、カード規約に違反することなく、入居者に決済手数料に相当する金銭負担を求めることを課題とする。
本発明にかかる家賃情報処理装置は、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出部と、導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録部とを備えるように構成される。
上記のように構成された家賃情報処理装置によれば、支払・回収情報記録部が、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する。請求額導出部が、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する。請求情報記録部が、導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する。
なお、本発明にかかる家賃情報処理装置は、前記入居者の口座を特定する情報は、前記入居者のクレジットカードの番号に対応付けられたものであるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる家賃情報処理装置は、前記請求情報記録部の記録内容が、前記入居者の口座がある金融機関に向けて送信されるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる家賃情報処理装置は、前記家賃の金額と、前記支払日と、前記大家の口座を特定する情報とを記録する家賃支払情報記録部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる家賃情報処理装置は、前記家賃支払情報記録部の記録内容が、前記大家の口座がある金融機関に向けて送信されるようにしてもよい。
本発明にかかる請求情報処理装置は、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録部と、を備え、前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額であるように構成される。
上記のように構成された請求情報処理装置によれば、支払・回収情報記録部が、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する。請求額記録部が、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する。前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である。
なお、本発明にかかる請求情報処理装置は、前記請求額を、前記利息に所定の割合を乗じた値とするようにしてもよい。
なお、本発明にかかる請求情報処理装置は、前記家賃の金額を下回る金額を、前記大家に対する請求額として記録する大家請求額記録部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる請求情報処理装置は、前記入居者に対する請求額を記録する入居者請求額記録部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる請求情報処理装置は、前記入居者からの、前記家賃の金額と前記支払日とクレジットカードの番号との入力を受ける支払情報受理部を備え、前記クレジットカードの番号を、前記回収者に伝達するようにしてもよい。
なお、本発明にかかる請求情報処理装置は、前記請求額の少なくとも一部を、前記入居者に対する特典の原資とするようにしてもよい。
本発明は、請求情報処理装置と家賃情報処理装置とを備えた家賃・請求情報処理システムであって、前記請求情報処理装置は、入居者からの、家賃の金額と該家賃を大家に支払う支払日とクレジットカードの番号との入力を受ける支払情報受理部と、前記家賃の金額と、前記支払日と、家賃相当額を前記入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録部と、を備え、前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額であり、前記家賃情報処理装置は、前記家賃の金額と、前記支払日と、前記クレジットカードの番号とを前記請求情報処理装置から受信する支払情報受信部と、前記家賃相当額を導出する請求額導出部と、導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録部と、を備え、前記入居者の口座を特定する情報は、前記入居者のクレジットカードの番号に対応付けられたものである家賃・請求情報処理システムである。
本発明は、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出工程と、導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録工程と、を備えた家賃情報処理方法である。
本発明は、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録工程と、を備え、前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である請求情報処理方法である。
本発明は、家賃情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記家賃情報処理が、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出工程と、導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録工程と、を備えたプログラムである。
本発明は、請求情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記請求情報処理が、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録工程と、を備え、前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額であるプログラムである。
本発明は、家賃情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記家賃情報処理が、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出工程と、導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録工程とを備えた記録媒体である。
本発明は、請求情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記請求情報処理が、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録工程と、を備え、前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である記録媒体である。
なお、本発明にかかる家賃・請求情報処理システムは、前記請求情報処理装置が、前記家賃の金額を下回る金額を、前記大家に対する請求額として記録する大家請求額記録部と、前記入居者に対する請求額を記録する入居者請求額記録部と、を備え、前記家賃情報処理装置は、前記家賃の金額と、前記支払日と、前記大家の口座を特定する情報とを記録する家賃支払情報記録部を備え、前記請求情報記録部に記録された前記家賃相当額に、前記入居者に対する請求額を加算して書き換え、前記家賃支払情報記録部に記録された前記家賃の金額から、前記大家に対する請求額を減算して書き換えるようにしてもよい。
本発明の実施形態における家賃決済を説明する図である。 本発明の実施形態における仲介業者からの費用請求を説明する図である。 事前準備を説明する図である。 仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100の構成を示す機能ブロック図である。 カード会社のサーバ(家賃情報処理装置)200の構成を示す機能ブロック図である。 物件情報記録部102の記録内容の一例を示す図である。 支払情報合成部112により生成された情報の一例を示す図である。 支払・回収情報記録部119の記録内容の一例を示す図である。 請求額導出部120による請求額の導出を説明する図である。 支払・回収情報記録部204の記録内容の一例を示す図である。 家賃支払情報記録部211の記録内容の一例を示す図である。 請求額導出部212による家賃相当額の導出を説明する図である。 請求情報記録部218の記録内容の一例を示す図である。 毎月30日払いの家賃を、キャッシングを利用したカード決済により支払う場合の金銭の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態は、家賃のクレジットカードによる決済に関するものである。ここで、入居者、大家、カード会社および仲介業者の四者の間で金銭および情報のやりとりがあるので、説明する。
図1は、本発明の実施形態における家賃決済を説明する図である。図1を参照して、大家は、仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100を介して、物件情報(物件名および物件住所など)を提示する。入居者は、仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100を介して、家賃のクレジットカードによる決済を希望する物件を選択し、クレジットカードの番号と共に、カード会社のサーバ(家賃情報処理装置)200に与える。ここまでが、点線の矢印で示した事前準備である。事前準備については、図3を参照し、後で詳述する。
なお、入居者は、家賃84,000円を3月30日に大家の口座に入金する旨の取り決めを大家と交わしているものとする。
ここで、カード会社は、(i)家賃84,000円を支払日3月30日に大家に支払う(大家の口座に入金する)。さらに、カード会社は、(ii)家賃84,000円に利息1,381円を加えた家賃相当額85,381円を引落日5月10日に入居者から回収する(入居者の口座から引き落とす)。
ここで、「利息」という文言を用いたが、上記の決済は、入居者に対するカード会社による貸付(キャッシング)ととらえることができる。ただし、上記の決済は、入居者に対するキャッシングにも関わらず、資金の提供は大家に対して行われる。この点で、上記の決済は、通常のキャッシングと異なる。
なお、利息は、支払日から引落日(回収日)までの利率と、家賃の金額とから求められる。上記の例によれば、キャッシングの年利を15%とし、支払日(3月30日)から引落日(5月10日)までの日数を40日(計算の便宜上、いずれの月の末日も30日とする)とすると、84,000円×15%×40日/365日=1,381円となる。
なお、引落日は支払日よりも後であればいつでもよいが、支払日から引落日までの日数が長いほど利息が上がり、カード会社にとっては得になる。ただし、その反面、入居者にとっては金銭的負担が大きくなり、入居者が上記のようなキャッシングを利用したカード決済を選択する意欲を喪失することにもなりかねない。そこで、支払日から引落日までの日数は、カード会社が適当な利益を得られる程度の日数にしておく。
このようにして、カード会社は、大家への家賃84,000円の支払代行の手数料を、利息という名目で入居者から回収することができる。
図2は、本発明の実施形態における仲介業者からの費用請求を説明する図である。仲介業者は、カード会社へ、利息1,381円を下回る金額(例えば、1,381円×1/2=690円)を入居者を仲介した仲介手数料として請求する。また、仲介業者は、大家に、家賃84,000円を下回る金額(例えば、84,000円×0.01=840円)を仲介手数料として請求する。さらに、仲介業者は、入居者に、所定の金額(例えば、655円)を仲介手数料として請求する。
仲介業者が、上記のようにして請求した金銭は、その少なくとも一部を、入居者に対する特典の原資とする。特典としては、カードのマイレージサービスなどが考えられる。
図3は、事前準備を説明する図である。(1)まず、大家は、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いを受け付ける物件の情報(例えば、物件名および物件住所)および大家の口座番号を、仲介業者に与える。仲介業者は、仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100に、物件の情報および大家の口座番号を記録する。
次に、(2)仲介業者のサーバ100は、インターネット(図示省略)を介して、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いを受け付ける物件の情報を提示する。
すると、入居者は、(3)入居し、家賃を支払う物件を選択し、かつ(4)家賃額、支払日およびカード番号を、インターネット(図示省略)を介して、仲介業者のサーバ100に与える。
仲介業者のサーバ100から、カード会社のサーバ200へは、(5)入居者が入力した家賃額、支払日およびカード番号に加え、大家の口座番号を送信する。
カード会社のサーバ200では、カード番号から入居者に対する与信を行い、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いが可能であれば、(6)引落日を、仲介業者のサーバ100に通知する。
上記のような家賃決済は、仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100およびカード会社のサーバ(家賃情報処理装置)200を備えた家賃・請求情報処理システムにより実現される。
図4は、仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100の構成を示す機能ブロック図である。仲介業者のサーバ100は、物件情報記録部102、物件情報提示部104、選択物件受理部106、口座情報読出部108、支払情報受理部110、支払情報合成部112、支払情報送信部114、引落日受信部116、引落日追加部118、支払・回収情報記録部119、請求額導出部120、請求額記録部122、大家請求額記録部124、入居者請求額記録部126を備える。
物件情報記録部102は(図3の(1)を参照)、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いを受け付ける物件の情報(例えば、物件名および物件住所)および大家の口座番号を記録する。
図6は、物件情報記録部102の記録内容の一例を示す図である。物件情報記録部102は、物件名(例:○○ハイツ)、物件住所(例:東京都千代田区)および大家の口座番号(例:○○銀行、普通預金、××12×××)を記録する。なお、図6には、物件名等が一つずつしか図示されていないが、もちろん、複数の物件が記録されている。他の部分の記録内容を示す図においても同様である。
物件情報提示部104は(図3の(2)を参照)、物件情報記録部102から物件名および物件住所を受け、インターネット(図示省略)を介して、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いを受け付ける物件の情報を提示する。
選択物件受理部106は(図3の(3)を参照)、インターネット(図示省略)を介して、入居者が選択した物件を受理する。なお、入居者が選択した物件とは、入居者が、入居し、家賃を支払うことを選んだ物件をいう。
口座情報読出部108は、選択物件受理部106から入居者が選択した物件情報(例えば、物件名および物件住所)を受け、それに対応する大家の口座番号を物件情報記録部102から読み出す。
支払情報受理部110は(図3の(4)を参照)、インターネット(図示省略)を介して、入居者からの、家賃の金額と支払日とクレジットカードの番号との入力を受ける。
支払情報合成部112は、支払情報受理部110が受けた、入居者からの、家賃の金額と支払日とクレジットカードの番号とに、大家の口座番号を加えた情報を生成する。
図7は、支払情報合成部112により生成された情報の一例を示す図である。この情報には、入居者により入力された家賃の金額と支払日とクレジットカードの番号に加え、入居者が選択した物件に対応する大家の口座番号も含まれている。
支払情報送信部114は(図3の(5)を参照)、支払情報合成部112により生成された情報をカード会社のサーバ200へと送信する。これにより、入居者のクレジットカードの番号が、カード会社(回収者)に伝達される。なお、カード会社(回収者)に伝達する前に、入居者に対し、家賃相当額と、後述する入居者に対する請求額とを加算した金額を提示し、入居者の承諾を得るようにすることが好ましい。
引落日受信部116は(図3の(6)を参照)、カード会社のサーバ200から引落日を受信し、引落日追加部118に与える。
引落日追加部118は、支払情報合成部112により生成された情報に、引落日を追加する。
支払・回収情報記録部119は、引落日追加部118の出力を記録する。支払・回収情報記録部119は、少なくとも、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、引落日(家賃相当額を入居者から回収する回収日)とを記録する。なお、家賃相当額とは、先に説明したとおり、家賃に利息を加えた額である。
図8は、支払・回収情報記録部119の記録内容の一例を示す図である。支払・回収情報記録部119の記録内容には、家賃の金額と、支払日と、クレジットカードの番号と、大家の口座番号と、引落日とが含まれている。
請求額導出部120は、支払日から回収日までの利率と家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、家賃相当額の回収者(カード会社)に対する請求額として導出する。また、請求額導出部120は、家賃の金額を下回る金額を、大家に対する請求額として導出する。さらに、請求額導出部120は、入居者に対する請求額を導出する。
図9は、請求額導出部120による請求額の導出を説明する図である。
回収者(カード会社)に対する請求額は、利息1,381円に所定の割合(例えば、1/2)を乗じた金額(例えば、1,381円×1/2=690円)とする。また、大家に対する請求額は、家賃84,000円を下回る金額(例えば、84,000円×0.01=840円)とする。さらに、入居者に対する請求額は、所定の金額(例えば、655円)とする。
請求額記録部122は、支払日から回収日までの利率と家賃の金額とから求められる利息を下回る金額(例えば、690円)を、家賃相当額の回収者(カード会社)に対する請求額として記録する。
大家請求額記録部124は、家賃の金額を下回る金額(例えば、840円)を、大家に対する請求額として記録する。
入居者請求額記録部126は、入居者に対する請求額(例えば、655円)を記録する。
なお、請求額導出部120により導出され、請求額記録部122、大家請求額記録部124および入居者請求額記録部126に記録された請求額の少なくとも一部を、入居者に対する特典(例えば、カードのマイレージサービス)の原資とする。
図5は、カード会社のサーバ(家賃情報処理装置)200の構成を示す機能ブロック図である。カード会社のサーバ200は、支払情報受信部202、支払・回収情報記録部204、引落日設定部206、引落日送信部208、家賃支払情報読出部210、家賃支払情報記録部211、請求額導出部212、口座情報記録部214、請求情報生成部216、請求情報記録部218を備える。
支払情報受信部202は(図3の(5)を参照)、支払情報合成部112により生成された情報(図7参照)を仲介業者のサーバ100の支払情報送信部114から受信する。これにより、入居者のクレジットカードの番号が、カード会社(回収者)に伝達される。
支払・回収情報記録部204は、家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、引落日(家賃相当額を入居者から回収する回収日)とを記録する。家賃の金額と支払日とは、支払情報受信部202が受信した内容をそのまま記録すればよい。ただし、引落日は、家賃の金額と支払日とから、引落日設定部206が設定した日を記録する。
図10は、支払・回収情報記録部204の記録内容の一例を示す図である。支払・回収情報記録部204は、家賃の金額(84,000円)と、支払日(3/30)と、クレジットカードの番号と、大家の口座番号と、引落日(5/10)とを記録する。
引落日設定部206は、支払・回収情報記録部204から、家賃の金額と支払日とを読み出し、引落日を設定し、支払・回収情報記録部204に書き込む。
引落日送信部208は(図3の(6)を参照)、引落日設定部206から引落日を受け、仲介業者のサーバ100に向けて送信する。
家賃支払情報読出部210は、支払・回収情報記録部204から、家賃の金額と、支払日と、大家の口座番号(大家の口座を特定する情報)とを読み出す。
家賃支払情報記録部211は、家賃支払情報読出部210の読み出した家賃の金額と、支払日と、大家の口座番号(大家の口座を特定する情報)とを記録する。
図11は、家賃支払情報記録部211の記録内容の一例を示す図である。家賃支払情報記録部211の記録内容には、家賃の金額と、支払日と、大家の口座番号とが含まれている。この記録内容が、大家の口座がある金融機関に向けて送信される(図1の(i)を参照)。金融機関においては、大家の口座の残高を、家賃の金額だけ増やす処理を行う。
請求額導出部212は、支払日から回収日までの利率と家賃の金額とから求められる利息と、家賃の金額とを加算して家賃相当額を導出する。
図12は、請求額導出部212による家賃相当額の導出を説明する図である。請求額導出部212は、まず利息を導出する。利息は、図1を参照して説明したとおり、支払日から引落日(回収日)までの利率と、家賃の金額とから求められる。例えば、キャッシングの年利を15%とし、支払日(3月30日)から引落日(5月10日)までの日数を40日(計算の便宜上、いずれの月の末日も30日とする)とすると、84,000円×15%×40日/365日=1,381円となる。
次に、請求額導出部212は、利息を、家賃の金額に加算して家賃相当額を導出する。すなわち、利息1,381円を、家賃84,000円に加えて、家賃相当額85,381円を導出する。
口座情報記録部214は、入居者の口座を特定する情報(入居者の口座番号)と、入居者のクレジットカードの番号とを対応付けて記録する。
請求情報生成部216は、請求額導出部212から家賃相当額を受け、支払・回収情報記録部204から引落日および入居者のクレジットカードの番号を読み出す。さらに、請求情報生成部216は、入居者のクレジットカードの番号に対応付けられた入居者の口座番号を、口座情報記録部214から読み出す。
これにより、請求情報生成部216は、家賃相当額と、入居者の口座を特定する情報と、引落日(回収日)とを取得して、請求情報記録部218に与える。
請求情報記録部218は、請求額導出部212により導出された家賃相当額と、入居者の口座を特定する情報(口座番号)と、引落日(回収日)とを記録する。
図13は、請求情報記録部218の記録内容の一例を示す図である。請求情報記録部218は、家賃相当額85,381円と、引落日5/10と、入居者の口座番号とを記録する。
請求情報記録部218の記録内容が、入居者の口座がある金融機関に向けて送信される(図1の(ii)を参照)。金融機関においては、入居者の口座の残高を、家賃相当額だけ減らす処理(口座引き落とし)を行う。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
(1)事前準備(図3〜図5参照)
まず、家賃決済に先立ち、事前準備を行う(図3〜図5参照)。
まず、図3の(1)を参照して、仲介業者のサーバ100の物件情報記録部102に、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いを受け付ける物件の情報(例えば、物件名および物件住所)および大家の口座番号を記録する(図6参照)。
そして、図3の(2)を参照して、物件情報提示部104が、キャッシングを利用したカード決済による家賃支払いを受け付ける物件の情報を、入居者に向けて提示する。
入居者は、入居し、家賃を支払うことを選んだ物件を選択し(図3の(3)を参照)、かつ、家賃の金額と支払日とクレジットカードの番号とを入力する(図3の(4)を参照)。
前者(家賃を支払うことを選んだ物件の情報)を、選択物件受理部106が受理し、口座情報読出部108に与える。口座情報読出部108は、選択された物件に対応する大家の口座番号を物件情報記録部102から読み出して、支払情報合成部112に与える。
後者(家賃の金額と支払日とクレジットカードの番号)を、支払情報受理部110が受理し、支払情報合成部112に与える。
支払情報合成部112は、支払情報受理部110が受理した情報に、大家の口座番号を加える(図7参照)。支払情報合成部112の出力は、支払情報送信部114により、カード会社のサーバ200に送信される(図3の(5)を参照)。
カード会社のサーバ200の支払情報受信部202が、支払情報合成部112の出力(図7参照)を受信し、支払・回収情報記録部204に与える。
引落日設定部206は、支払・回収情報記録部204から、家賃の金額と支払日とを読み出し、引落日を設定し、支払・回収情報記録部204に書き込む(図10参照)。引落日設定部206の設定した引落日は、引落日送信部208により、仲介業者のサーバ100に送信される(図3の(6)を参照)。
仲介業者のサーバ100の引落日受信部116は引落日を受信して、引落日追加部118に与える。引落日追加部118は、支払情報合成部112により生成された情報に、引落日を追加し、支払・回収情報記録部119に記録する(図8参照)。
(2)家賃決済(図1、図4、図5参照)
次に、キャッシングを利用した家賃のカード決済を行う。
まず、家賃支払情報読出部210は、支払・回収情報記録部204から、家賃の金額と、支払日と、大家の口座番号(大家の口座を特定する情報)とを読み出す。家賃支払情報記録部211は、家賃支払情報読出部210の読み出した家賃の金額と、支払日と、大家の口座番号(大家の口座を特定する情報)とを記録する(図11参照)。この記録内容が、大家の口座がある金融機関に向けて送信される(図1の(i)を参照)。金融機関においては、大家の口座の残高を、家賃の金額だけ増やす処理を行う。
そして、請求額導出部212が、支払日、回収日および家賃の金額を、支払・回収情報記録部204から読み出す。さらに、請求額導出部212が、支払日から回収日までの利率と家賃の金額とから求められる利息と、家賃の金額とを加算して家賃相当額を導出する(図12参照)。
請求情報生成部216は、請求額導出部212から家賃相当額を受け、支払・回収情報記録部204から引落日および入居者のクレジットカードの番号を読み出す。さらに、請求情報生成部216は、入居者のクレジットカードの番号に対応付けられた入居者の口座番号を、口座情報記録部214から読み出す。
これにより、請求情報生成部216は、家賃相当額と、入居者の口座を特定する情報と、引落日(回収日)とを取得して、請求情報記録部218に与える(図13参照)。
請求情報記録部218の記録内容が、入居者の口座がある金融機関に向けて送信される(図1の(ii)を参照)。金融機関においては、入居者の口座の残高を、家賃相当額だけ減らす処理(口座引き落とし)を行う。
(3)仲介手数料の請求(図2、図4、図5参照)
図9を参照して、請求額導出部120は、支払日から回収日までの利率と家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、家賃相当額の回収者(カード会社)に対する請求額として導出する。例えば、利息1,381円に所定の割合(例えば、1/2)を乗じた金額(例えば、1,381円×1/2=690円)を請求額として導出する。この請求額は、請求額記録部122に記録される。
また、図9を参照して、請求額導出部120は、家賃の金額を下回る金額を、大家に対する請求額として導出する。例えば、家賃の1%(84,000円×0.01=840円)を大家に対する請求額として導出する。この請求額は、大家請求額記録部124に記録される。
さらに、図9を参照して、請求額導出部120は、入居者に対する請求額(例えば、655円)を導出する。この請求額は、入居者請求額記録部126に記録される。
なお、請求額導出部120により導出され、請求額記録部122、大家請求額記録部124および入居者請求額記録部126に記録された請求額の少なくとも一部を、入居者に対する特典(例えば、カードのマイレージサービス)の原資とする。
本発明の実施形態によれば、カード規約に違反することなく、入居者に決済手数料に相当する金銭負担を、利息という形式で求めることができる。よって、上記のようなクレジットカードによる家賃の決済を認めることに対する大家の抵抗感も少なく、大家がかかる決済を認める場合が多くなる。しかも、入居者には、利息以上となることもある特典(例えば、カードのマイレージサービス)を与えるので、入居者が上記のようなクレジットカードによる家賃の決済を希望することが多くなる。
なお、上記の実施形態においては、家賃84,000円を支払日3月30日に大家に支払い、引落日5月10日に入居者から回収するという例を説明してきた。しかし、家賃を毎月30日に支払うようにすることも可能である。かかる場合の金銭の流れを説明する。
図14は、毎月30日払いの家賃を、キャッシングを利用したカード決済により支払う場合の金銭の流れを示す図である。ただし、計算の便宜上、いずれの月の末日も30日とする。
まず、カード会社が、家賃84,000円を支払日3月30日に大家に支払う。さらに、カード会社が、家賃84,000円を支払日4月30日に大家に支払う。
そして、入居者がカード会社に、3月30日分の家賃84,000円に利息1,381円(40日分の利息)を加え、さらに、4月30日分の家賃84,000円に利息460円(年利20%で10日分の利息)を加えた額を、引落日5月10日にカード会社に支払う。
さらに、カード会社が、家賃84,000円を支払日5月30日に大家に支払う。そして、入居者がカード会社に、5月30日分の家賃84,000円に利息460円(年利20%で10日分の利息)を加えた額を、引落日6月10日にカード会社に支払う。
このような金銭の流れによれば、入居者は最初に家賃84,000円を2ヶ月分まとめて支払えば、後の利息は支払い一回につき10日分(460円)ですむ。この利息は、送金手数料程度となり、入居者にとっても負担が少なく感じられる。しかも、カード会社にとっても、10日という短期間ではあるが、年利20%(仲介業者の支払いを差し引けば、年利10%)での貸付の市場を開拓できる。
なお、本実施形態においては、図3の(1)に示すように、大家が物件の情報を仲介業者に与えることを想定している。これは、大家が、物件の情報を仲介業者のサーバ100に記録してもらうことを、ある種のメリット(メリット1:家賃の支払が支払日に確実に行われる。実際は、数日ないしさらなる滞納もあり得る。入居後に上記のようなクレジットカードによる家賃の決済を行うことにより、家賃支払日での確実な回収が実現する。/メリット2:入居者に対して、家賃にマイルが付く物件であることを訴求して、他の物件との差別化が出来る。)としてとらえて、仲介業者に手数料(例えば、家賃84,000円×0.01=840円:図2参照)を払うインセンティブを与えるためである。
なお、仲介業者のサーバ100が、物件の情報の提示(図3の(2)を参照)も行わないで、入居する物件の情報を入居者自身が仲介業者のサーバ100の選択物件受理部106に与えるようにしてもよい。この場合、大家に対し、上記のようなクレジットカードによる家賃の決済を行うことを事前に承諾を得る必要は無く、入居者の判断で自由にかかる決済を行うことができる。
なお、請求額記録部122、大家請求額記録部124および入居者請求額記録部126の記録内容をカード会社のサーバ200に送るようにしてもよい。
この場合、請求情報記録部218に記録された家賃相当額(図13参照)に、入居者に対する請求額(図9参照)を加算して書き換えるようにする。例えば、請求情報生成部216が、入居者請求額記録部126から入居者に対する請求額を受け、家賃相当額(85,381円)に、入居者に対する請求額(655円)を加算し、家賃相当額を86,036円として、家賃支払情報記録部211に書き込む。これにより、仲介業者が入居者に請求する料金は、カード会社が入居者から徴収して仲介業者に支払うこととなる。
また、家賃支払情報記録部211に記録された家賃の金額(図11参照)から、大家に対する請求額(図9参照)を減算して書き換えるようにする。例えば、家賃支払情報読出部210が、大家請求額記録部124から大家に対する請求額を受け、家賃の金額(84,000円)から、大家に対する請求額(840円)を減算、家賃の金額を83,160円として、家賃支払情報記録部211に書き込む。これにより、仲介業者が大家に請求する料金は、カード会社が大家から天引きして仲介業者に支払うこととなる。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分、例えば仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)100およびカード会社のサーバ(家賃情報処理装置)200を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
100 仲介業者のサーバ(請求情報処理装置)
102 物件情報記録部
104 物件情報提示部
106 選択物件受理部
108 口座情報読出部
110 支払情報受理部
112 支払情報合成部
114 支払情報送信部
116 引落日受信部
118 引落日追加部
119 支払・回収情報記録部
120 請求額導出部
122 請求額記録部
124 大家請求額記録部
126 入居者請求額記録部
200 カード会社のサーバ(家賃情報処理装置)
202 支払情報受信部
204 支払・回収情報記録部
206 引落日設定部
208 引落日送信部
210 家賃支払情報読出部
211 家賃支払情報記録部
212 請求額導出部
214 口座情報記録部
216 請求情報生成部
218 請求情報記録部

Claims (19)

  1. 家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出部と、
    導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録部と、
    を備えた家賃情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の家賃情報処理装置であって、
    前記入居者の口座を特定する情報は、前記入居者のクレジットカードの番号に対応付けられたものである、
    家賃情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の家賃情報処理装置であって、
    前記請求情報記録部の記録内容が、前記入居者の口座がある金融機関に向けて送信される、
    家賃情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の家賃情報処理装置であって、
    前記家賃の金額と、前記支払日と、前記大家の口座を特定する情報とを記録する家賃支払情報記録部を備えた家賃情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の家賃情報処理装置であって、
    前記家賃支払情報記録部の記録内容が、前記大家の口座がある金融機関に向けて送信される、
    家賃情報処理装置。
  6. 家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録部と、
    を備え、
    前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である、
    請求情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の請求情報処理装置であって、
    前記請求額を、前記利息に所定の割合を乗じた値とする、
    請求情報処理装置。
  8. 請求項6に記載の請求情報処理装置であって、
    前記家賃の金額を下回る金額を、前記大家に対する請求額として記録する大家請求額記録部を備えた請求情報処理装置。
  9. 請求項6に記載の請求情報処理装置であって、
    前記入居者に対する請求額を記録する入居者請求額記録部を備えた請求情報処理装置。
  10. 請求項6に記載の請求情報処理装置であって、
    前記入居者からの、前記家賃の金額と前記支払日とクレジットカードの番号との入力を受ける支払情報受理部を備え、
    前記クレジットカードの番号を、前記回収者に伝達する、
    請求情報処理装置。
  11. 請求項6ないし9のいずれか一項に記載の請求情報処理装置であって、
    前記請求額の少なくとも一部を、前記入居者に対する特典の原資とする、
    請求情報処理装置。
  12. 請求情報処理装置と家賃情報処理装置とを備えた家賃・請求情報処理システムであって、
    前記請求情報処理装置は、
    入居者からの、家賃の金額と該家賃を大家に支払う支払日とクレジットカードの番号との入力を受ける支払情報受理部と、
    前記家賃の金額と、前記支払日と、家賃相当額を前記入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録部と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録部と、
    を備え、
    前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額であり、
    前記家賃情報処理装置は、
    前記家賃の金額と、前記支払日と、前記クレジットカードの番号とを前記請求情報処理装置から受信する支払情報受信部と、
    前記家賃相当額を導出する請求額導出部と、
    導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録部と、
    を備え、
    前記入居者の口座を特定する情報は、前記入居者のクレジットカードの番号に対応付けられたものである、
    家賃・請求情報処理システム。
  13. 家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出工程と、
    導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録工程と、
    を備えた家賃情報処理方法。
  14. 家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録工程と、
    を備え、
    前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である、
    請求情報処理方法。
  15. 家賃情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記家賃情報処理が、
    家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出工程と、
    導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録工程と、
    を備えたプログラム。
  16. 請求情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記請求情報処理が、
    家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録工程と、
    を備え、
    前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である、
    プログラム。
  17. 家賃情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記家賃情報処理が、
    家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息と、前記家賃の金額とを加算して前記家賃相当額を導出する請求額導出工程と、
    導出された前記家賃相当額と、前記入居者の口座を特定する情報と、前記回収日とを記録する請求情報記録工程と、
    を備えた記録媒体。
  18. 請求情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記請求情報処理が、
    家賃の金額と、家賃を大家に支払う支払日と、家賃相当額を入居者から回収する回収日とを記録する支払・回収情報記録工程と、
    前記支払日から前記回収日までの利率と前記家賃の金額とから求められる利息を下回る金額を、前記家賃相当額の回収者に対する請求額として記録する請求額記録工程と、
    を備え、
    前記利息と前記家賃の金額とを加算したものが、前記家賃相当額である、
    記録媒体。
  19. 請求項12に記載の家賃・請求情報処理システムであって、
    前記請求情報処理装置は、
    前記家賃の金額を下回る金額を、前記大家に対する請求額として記録する大家請求額記録部と、
    前記入居者に対する請求額を記録する入居者請求額記録部と、
    を備え、
    前記家賃情報処理装置は、
    前記家賃の金額と、前記支払日と、前記大家の口座を特定する情報とを記録する家賃支払情報記録部を備え、
    前記請求情報記録部に記録された前記家賃相当額に、前記入居者に対する請求額を加算して書き換え、
    前記家賃支払情報記録部に記録された前記家賃の金額から、前記大家に対する請求額を減算して書き換える、
    家賃・請求情報処理システム。
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