JP4566922B2 - 無線通信方法 - Google Patents

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本発明は、同一の周波数チャネルを用い、異なる複数の送信アンテナより独立な信号系列を空間多重して送信し、複数の受信アンテナを用いて信号を受信し、各送受信アンテナ間の伝達関数行列をもとに受信局側でデータの復調を行うMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)通信を実現する高速無線アクセスシステムにおいて、ひとつの無線局と他の複数の無線局が同時に且つ同一周波数チャネル上で空間多重して通信を行うマルチユーザMIMO通信技術を用いた無線通信方法に関する。
近年、2.4GHz帯または5GHz帯を用いた高速無線アクセスシステムとして、IEEE802.11g規格、IEEE802.11a規格などの普及が目覚しい。これらのシステムでは、マルチパスフェージング環境での特性を安定化させるための技術である直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式を用い、最大で54Mbpsの伝送速度を実現している。ただし、ここでの伝送速度とは物理レイヤ上での伝送速度であり、実際にはMAC(Medium Access Control)レイヤでの伝送効率が50〜70%程度であるため、実際のスループットの上限値は30Mbps程度である。一方で、有線LAN(Local Area Network)の世界ではEthernet(登録商標)の100Base−Tインタフェースをはじめ、各家庭にも光ファイバを用いたFTTH(Fiber to the home)の普及から、100Mbpsの高速回線の提供が普及しており、無線LANの世界においても更なる伝送速度の高速化が求められている。
そのための技術としては、MIMO技術が有力である。このMIMO技術とは、送信局側において複数の送信アンテナから同一チャネル上で異なる独立な信号を送信し、受信局側において同じく複数のアンテナを用いて信号を受信し、各送信アンテナ/受信アンテナ間の伝達関数行列を求め、この行列を用いて送信局側の各アンテナから送信した独立な信号を受信側で推定し、データを再生するものである。
ここで、N本の送信アンテナを用いてN系統の信号を送信し、M本のアンテナを用いて信号を受信する場合を考える。まず、送受信局の各アンテナ間にはM×N個の伝送のパスが存在し、第i送信アンテナから送信され第j受信アンテナで受信される場合の伝達関数をhj,iとし、これを第(j,i)成分とするM行N列の行列をHと表記する。さらに、第i送信アンテナからの送信信号をtとし(t,t,t,・・・ t)を成分とする列ベクトルをTx、第j受信アンテナでの受信信号をrとし(r,r,r,・・・ r)を成分とする列ベクトルをRx、第j受信アンテナの熱雑音をnとし(n,n,n,・・・ n)を成分とする列ベクトルをnと表記する。
この場合、以下の関係式が成り立つ。
Figure 0004566922
したがって、受信局側で受信した信号Rxをもとに、送信信号Txを推定する技術が求められている。
このMIMO通信においては、伝搬路の情報を利用して、その伝搬路に対して最適な状況で信号を送信することにより、最も効率的に通信を行うことができる。例えば、特許文献1等に記載された固有モードSDM(Space Division Multiplexing)方式を用いたMIMO伝送においては、信号の伝送方向のMIMOチャネルの伝達関数行列Hを送信局側で取得できた場合に、この伝達関数行列に対応した送信信号の最適化を行う。具体的には、伝達関数行列Hとそのエルミート共役な行列H(右肩の「H」の記号はエルミート共役を表す)の積を対角化可能なユニタリ行列Uを取得し、このユニタリ行列で送信信号を変換して信号を送信する。このユニタリ変換行列Uと伝達関数行列Hの間には以下の関係式が成り立つ。
Figure 0004566922
ここで、右辺の行列Λは対角成分のみが値を持ち、その他の成分がゼロである対角行列である。この様な特徴を持つユニタリ行列Uを列ベクトルTxに作用させて信号を送信することにより、(式1)は以下の(式3)の様に変換される。
Figure 0004566922
この変換により、送信信号はMIMOチャネル毎に直交化され、受信側での処理において簡易なZF(Zero Forcing)方式を用いた場合であっても、各送信信号をMIMOチャネル毎のSNR特性が良好になるように調整される。また、このユニタリ行列の各列ベクトルは、送信信号である列ベクトルTxを各送信アンテナに分配する際の各アンテナに乗算する係数(以降、「送信ウエイト」と呼ぶ)で構成される。また送信ウエイトで構成される列ベクトルを送信ウエイトベクトルと呼ぶ。この送信ウエイトベクトルを用いることで、各MIMOチャネル毎に直交したビーム形成を行い、それぞれのビーム(固有ビーム)に相当するチャネルの利得がその固有ベクトルの固有値となる。したがって、全MIMOチャネルのチャネル容量Cの上限は以下の(式4)で与えられる。
Figure 0004566922
ここでBは帯域幅、Pは第i番のMIMOチャネルの総送信電力、λは第i固有値、σは雑音電力の分散値を意味する。この式から、どの程度の伝送レートの伝送モード(ここではQPSK,64QAM等の変調方式と誤り訂正の符号化率の組み合わせにより規定されるモードを「伝送モード」と定義する)を適用可能か、またさらにどの程度の数のMIMOチャネルを多重化できるかが推定できる。
ちなみに、(式4)の中の送信電力Pは全てのMIMOチャネルに共通の値である必要はなく、また各MIMOチャネル毎に伝送モードを変更しても構わない。一般に、注水定理と呼ばれる手法を用いることでこのPの値を最適化することが可能である。この中で、P=0となるMIMOチャネルが存在した場合、そのチャネルは実際の伝搬には用いずに、他のMIMOチャネルに電力を配分した方が効率的であることを意味している。つまり、MIMOの多重数を元々の上限値よりも少なく設定することになる。この様にして、多重化するMIMOチャネルの最適値を判断することも可能である。
以上の固有モードSDM技術は、送信側で指向性を持った送信ビームを形成し、空間上で多重化する信号を受信側で効率的に信号分離できるようにするものである。ここで、通常のMIMO通信、すなわちひとつの送信局とひとつの受信局の間で通信を行うをシングルユーザMIMOと呼ぶ。無線LANや携帯電話等を例に見れば、基地局はサイズ的に比較的大きく、端末局側はポータブルな端末としてサイズは基地局よりも大幅に小さい。この様な小型端末の中に、MIMO通信のための複数のアンテナを実装しても、アンテナ間の距離が短く、アンテナ相関が非常に大きくなってしまう。この場合、(式4)における固有値λの値は小さくなる傾向にあり、実際に通信に利用できるMIMOチャネル数はそれほど多くはない。
この様なケースにおいて、ひとつひとつの端末との間では空間多重するMIMOチャネル数を少なくする一方、複数の異なる端末と同時に同一周波数チャネルで通信するマルチユーザMIMO通信が有効である。図3に、マルチユーザMIMOシステムの構成例を示す。同図において、101は基地局(BS:Base Station)、102〜104は端末局(MS:Mobile Station)を示し、端末局102を端末局#1(MS1)、端末局103を端末局#2(MS2)、端末局104を端末局#3(MS3)とする。実際にひとつの基地局が収容する端末局数は多数であるが、その中の数局を選び出し(図では端末局#1〜#3(102〜104))、通信を行う。
各端末局は基地局と比較して送受信アンテナ数が一般的に少ない。例えば基地局から端末局方向への通信(ダウンリンク)を行う場合を考える。基地局101は多数のアンテナを用いて、複数の指向性ビームを形成する。例えば、各端末局#1〜#3(102〜104)に対してそれぞれ3つのMIMOチャネルを割り当て、全体としては9系統の信号系列を送信する場合を考える。その際、端末局#1(102)に対して送信する信号は、端末局#2(103)および端末局#3(104)方向には指向性利得が極端に低くなるように調整し、この結果として端末局#2(103)および端末局#3(104)への干渉を抑制する。同様に、端末局#2(103)に対して送信する信号は、端末局#1(102)および端末局#3(104)方向には指向性利得が極端に低くなるように調整する。同様の処理を端末局#3(104)にも施す。この様に指向性制御を行う理由は、例えば端末局#1(102)においては、端末局#2(103)および端末局#3(104)で受信した信号の情報を知る術がないため、端末間での協調的な受信処理ができないからである。つまり、3本しかない端末局#1(102)のみの受信処理において、9系統の全ての信号系列を信号分離することは非常に厳しい。そこで、各端末局には他の端末局宛の信号が受信されないように、送信側で干渉分離を事前に行う。
以上が既存のマルチユーザMIMOシステムの概要である。次に、指向性ビームの形成方法について、以下に説明を加える。例えば図3において、基地局101の第jアンテナと端末局#1(102)の第1受信アンテナとの間の伝達関数をh1jと表記することにする。基地局101のj=1〜9の全てのアンテナに関する伝達関数を用い、行ベクトルhを(h11,h12,h13,…,h18,h19)と表記する。同様に基地局101と端末局#1(102)の第2受信アンテナ、第3受信アンテナとの伝達関数をh2jおよびh3jとし、対応する行ベクトルhおよびhを(h21,h22,h23,…,h28,h29)、(h31,h32,h33,…,h38,h39)とする。端末局#2(103)、端末局#3(104)の受信アンテナにも同様の連番をふり、行ベクトルh〜hを(h41,h42,h43,…,h48,h49)〜(h91,h92,h93,…,h98,h99)とする。加えて、基地局101が送信する9系統の信号をt〜tと表記し、これを成分とする列ベクトルをTx[all]=(t,t,t,…,t,tと表記する。ここで、右肩のTの文字はベクトル、行列の転置を表す。また同様に、端末局#1〜#3(102〜104)の9本のアンテナでの受信信号をr〜rと表記し、これを成分とする列ベクトルをRx[all]=(r,r,r,…,r,rと表記する。最後に、行ベクトルh〜hを第1から第9行成分とする行列を、全体伝達関数行列H[all]と表記する。
この様に表記した場合、システム全体としては以下の関係式が成り立つ。
Figure 0004566922
この(式5)はシングルユーザMIMOにおける(式1)に対応する。同様に(式3)に示すような送信指向性制御を行うため、9行9列の送信ウエイト行列Wを導入し、(式3)を以下の(式6)のように書き換える。
Figure 0004566922
さらに、送信ウエイト行列Wを列ベクトルw〜wに分解し、W=(w,w,w,…,w,w)と表記すると、以下の(式7)の様に表せる。
Figure 0004566922
ここで、例えば6つの行ベクトルh〜hと3つの列ベクトルw〜wの乗算(各成分同士を乗算したものの総和、複素ベクトルの場合は内積とは異なる)が全てゼロになるようにw〜wを選ぶことを考える。同様に、行ベクトルh〜hおよびh〜hと列ベクトルw〜wの積、行ベクトルh〜hと列ベクトルw〜wの積の全てがゼロになるように選ぶことにする。すると、(式7)に示す9行9列の行列は、3行3列の9個の部分行列を用いて表記すると以下の(式8)ように表すことができる。
Figure 0004566922
ここで、部分行列H[1]、H[2]、H[3]は3行3列の行列であり、
Figure 0004566922
は成分が全てゼロの3行3列の行列である。この様な条件を満たす変換行列Wを選択することで、(式8)は以下の3つの関係式に分解できる。
Figure 0004566922
Figure 0004566922
Figure 0004566922
ここで、Tx[1]=(t,t,t、Tx[2]=(t,t,t、Tx[3]=(t,t,t、Rx[1]=(r,r,r、Rx[2]=(r,r,r、Rx[3]=(r,r,rとした。この様にして、3つのシングルユーザMIMO通信とみなすことができるようになる。
国際公開第2005/055484号パンフレット
以上説明した様に、従来技術によりマルチユーザMIMO通信が実現可能であるが、例えばIEEE802.11a/b/g等の無線LANで用いられるパケットベースの通信においては問題が残る。これらの無線システムでは、有線区間ではデータ長が可変のEthernet(登録商標)フレームと呼ばれるパケットを用いて通信を行う。このパケット長は64バイトから1518バイトの間で可変である。また、IEEE802.11a/b/g等の無線LANシステムでは適応変調が採用され、BPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の様々な伝送速度の変調モードを状況に応じて可変制御する。また、先ほどから説明しているMIMO通信においても、空間多重する信号系列の多重数を変えれば、同様に伝送速度も可変となる。これらの理由のため、ある端末局との通信に必要となる所要時間は、パケット長に比例すると共に、伝送速度に反比例する。したがって、各端末毎に所要時間にばらつきが発生する。この状況を図4の従来技術におけるマルチユーザMIMO通信のフレーム構成例として示す。
同図において、301はシグナル用プリアンブル、302はシグナル情報、303−1〜303−3はMIMOチャネル推定用ロングプリアンブル、304−1〜304−3はデータペイロードを示す。同図において、横軸は時間を表し、最初にシグナル用プリアンブル301、次にシグナル情報302、次にMIMOチャネル推定用ロングプリアンブル303−1〜303−3、次にデータペイロード304−1〜304−3の順番で送信される。また、MIMOチャネル推定用ロングプリアンブル303−1とデータペイロード304−1は同一の端末局宛の信号であり、空間多重されたMIMO通信をここで行う。同時に、別の端末局とはMIMOチャネル推定用ロングプリアンブル303−2とデータペイロード304−2を、及びさらに別の端末局とはMIMOチャネル推定用ロングプリアンブル303−3とデータペイロード304−3を用いて通信する。シグナル情報302では、後続するMIMO通信の割り当ての情報が収容され、データペイロード304−1〜304−3の長さや各端末局に対する伝送速度、空間多重数等の情報が指示される。
一例として、例えばIEEE802.11a/g等のパラメータを想定し、端末局#1とは64バイトの信号を伝送速度54Mbit/sにて通信し、端末局#2とは500バイトの信号を伝送速度36Mbit/sにて通信し、端末局#3とは1518バイトの信号を伝送速度36Mbit/sにて通信する場合を考える。この場合、端末局#1との通信は3 OFDMシンボルで完了するのに対し、端末局#2との通信は28 OFDMシンボルを要し、さらに端末局#3との通信は84 OFDMシンボルを要する。この様なばらつきがあると、空間多重を行うリソースを有効に活用することができない。
さらに詳細に記述すると、OFDM変調方式を用いる場合には、全サブキャリアへの割り当てが同一であるために、そのばらつきはさらに顕著になる。図5に、従来技術におけるサブキャリア毎の空間多重割り当て例を示す。
同図において、311−1〜311−6はサブキャリア#1における空間多重割り当てを、312−1〜312−6はサブキャリア#2における空間多重割り当てを、313−1〜313−6はサブキャリア#3における空間多重割り当てを、314−1〜314−6はサブキャリア#4における空間多重割り当てをそれぞれ示す。各四角の中の記号は端末局の識別情報を示す。つまり、「A」は端末局#1、「B」は端末局#2、「C」は端末局#3を示す。ここでは、OFDM変調方式の#1から#4のサブキャリアに対し、それぞれマルチユーザMIMO技術により6系等の信号系列を空間多重する場合を示す。また、この図は、図4におけるデータペイロード304−1〜304−3のみを抜き出して示したものに相当する。データペイロード304−1には空間多重割り当て311−1〜311−2、312−1〜312−2、313−1〜313−2、及び314−1〜314−2が対応し、データペイロード304−2には空間多重割り当て311−3〜311−4、312−3〜312−4、313−3〜313−4、及び314−3〜314−4が対応し、データペイロード304−3には空間多重割り当て311−5〜311−6、312−5〜312−6、313−5〜313−6、及び314−5〜314−6が対応する。
同図に示す様に、OFDM変調方式を用いたマルチユーザMIMO通信の場合、全てのサブキャリアにおいて、端末局#1宛の「A」(空間多重割り当て311−1〜311−2、312−1〜312−2、313−1〜313−2、及び314−1〜314−2)は短時間で送信が終了する一方、端末局#3宛の「C」(空間多重割り当て311−5〜311−6、312−5〜312−6、313−5〜313−6、及び314−5〜314−6)は長時間の送信が継続し、不均一な状態となる。
したがって、より効率的なマルチユーザMIMO通信における空間多重の方法が求められている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、マルチユーザMIMO通信において、基地局から各端末局へ送信するデータペイロード長にばらつきがある場合でも、効率的に空間多重を行うことができる無線パケット通信方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、ひとつの第1の無線局と複数の第2の無線局により構成され、該第1の無線局は複数本のアンテナで構成される第1のアンテナ群を備え、該第2の無線局は複数本のアンテナで構成される第2のアンテナ群を備え、前記第1の無線局の前記第1のアンテナ群および前記第2の無線局の全てまたはその一部の備える前記第2のアンテナ群により構成されるMIMO(Multiple Input Multiple Output)チャネルを介して複数の信号系統を同一周波数チャネルおよび同一時刻に空間多重してMIMO通信する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記第1の無線局が、前記複数の第2の無線局の中からその全てまたはその一部の無線局を同時に空間多重する通信相手局として選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された複数の第2の無線局に対し、該第2の無線局毎の送信データ長および通信に用いる空間多重数ならびに各信号系列の伝送速度情報を取得する情報取得ステップと、前記情報取得ステップにおいて取得した送信データ長および空間多重数ならびに伝送速度情報を用いて、前記選択ステップにおいて選択された宛先となる第2の無線局毎に、空間多重数を考慮した総合的な伝送速度で送信データ長を除算した値すなわち換算情報量を算出する換算情報量算出ステップと、前記選択ステップにおいて選択された宛先となる全第2の無線局に渡り、前記換算情報量算出ステップにおいて算出した前記換算情報量の総和を算出する総和算出ステップと、前記換算情報量算出ステップにおいて算出した換算情報量と、前記総和算出ステップにおいて算出した換算情報量の総和とを用いて、換算情報量の総和に対する各第2の無線局の換算情報量の比率を求める比率算出ステップと、前記比率算出ステップにおいて算出した比率をもとに前記第2の無線局毎の利用サブキャリア数を算出する利用サブキャリア数算出ステップと、前記利用サブキャリア数算出において算出された利用サブキャリア数に従って、前記第2の無線局毎のサブキャリアへの割り当てを実施する割当ステップと、前記割当ステップにおいて実施されたサブキャリア割り当てに従ってデータ送信を実施する送信ステップとを有することを特徴とする無線通信方法である。
なお、上記発明においては、従来技術とは、
宛先となる第2の無線局毎に、空間多重数を考慮した総合的な伝送速度で送信データ長を除算した値すなわち換算情報量を算出する換算情報量算出ステップと、
宛先となる全第2の無線局に渡り前記換算情報量の総和を算出する総和算出ステップと、
該換算情報量の総和に対する各第2の無線局の換算情報量の比率を求める比率算出ステップと、
該比率をもとに前記第2の無線局毎の利用サブキャリア数を算出する利用サブキャリア数算出ステップと、
該算出された利用サブキャリア数にしたがって、前記第2の無線局毎のサブキャリアへの割り当てを実施する割当ステップと、
を実施する点で異なる。
すなわち、従来方式では全てのサブキャリアに等しく宛先となる第2の無線局および信号系列を割り当てていたが、本発明では各サブキャリア毎の割り当て内容をサブキャリア毎に独立に行い、換算情報量に比例するように利用サブキャリア数を配分する点が主なる相違点である。これは、送信データ長や伝送速度、空間多重数が第2の無線局毎に異なる場合においても、データ送信に要する時間長を均一化し、時空間資源を効率的に利用できるようにするためのひとつの実現方法を与えるものである。
本発明によれば、マルチユーザMIMO通信において、端末局毎にデータの送信に要する所要時間が異なり、その結果、ある端末局は早くデータ送信が終わり、ある端末局はデータ送信に長い時間を要するといった事態が発生して、マルチユーザMIMO通信中に安定して高い空間多重数を維持することができないという問題を解決し、効率的に空間多重を実現することが可能となる。また、マルチユーザMIMO通信においては、チャネル推定用のプリアンブルや各種制御情報(図4におけるシグナル情報等)等のオーバヘッド部分が長く必要となるため、端末局毎の1シンボルあたりの転送ビット数が高いと(すなわち物理レイヤでの伝送速度が高いということ)、MACレイヤでの伝送効率が低くなるという傾向が見られるが、本発明により、より多くの端末局が複数のサブキャリアを分割的に使用することになるため1シンボルあたりの転送ビット数を実質的に低減させ、MACレイヤでの伝送効率が向上するという副次的な効果もあわせて期待することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
まず最初に本発明の動作原理を説明する。
図1に、本発明の一実施形態におけるサブキャリア毎の空間多重割り当て例を示す。
同図において、11−1〜11−6はサブキャリア#1における空間多重割り当てを、12−1〜12−6はサブキャリア#2における空間多重割り当てを、13−1〜13−6はサブキャリア#3における空間多重割り当てを、14−1〜14−6はサブキャリア#4における空間多重割り当てをそれぞれ示す。空間多重割り当てに相当する各四角の中の記号は端末局の識別情報を示す。つまり、「A」は端末局A(図3の端末局102)、「B」は端末局B(図3の端末局103)、「C」は端末局C(図3の端末局104)、「D」は端末局D(図示せず)、「E」は端末局E(図示せず)、「F」は端末局F(図示せず)を示す。ここでは、OFDM変調方式の#1から#4のサブキャリアに対し、それぞれマルチユーザMIMO技術により6系等の信号系列を空間多重する場合を示す。図5に示す従来方式では、全てのサブキャリアについて空間多重を行う相手局が共通であったが、本発明の実施形態においては、宛先端末局毎に、送信するデータのバイト長、伝送速度(MIMO空間多重数を含む)に応じて、割り当てるサブキャリア数を可変とする。この可変の方法としては、データ長(単位:バイト)をサブキャリアあたりの伝送速度で割った値が大きいほど、多くのサブキャリアを割り当て、この値が小さいほど少ないサブキャリアを割り当てる。例えば図1の例では、端末局Aにはサブキャリア#1のみ、および端末局E、端末局Fに対してもサブキャリア#4のみが割り当てられている。一方、端末局Cには全てのサブキャリアが割り当てられ、端末局Bにはサブキャリア#1〜#3が割り当てられている。この図の例では、各端末局は全てのサブキャリアで2多重ずつ空間多重を行っているが、端末局毎に、及びサブキャリア毎にばらつきがあっても構わない。
次に、図2に本発明の一実施形態におけるサブキャリア割り当て処理フローを示す。
送信局(図3の基地局101)においてデータ送信の判断がなされると(S1)、送信局は、送信バッファにデータが溜まっている送信待ちの端末局(図1の端末局Aから端末局Fなど:以下、「端末」と記載)を選択し(S2)、各端末毎に、送信すべきデータ長および実現可能な伝送速度情報を取得する(S3)。ここで、実現可能な伝送速度とは、空間多重することを考慮した伝送速度を意味する。後述する処理S6にて無次元化が図られるため単位は任意のものを選ぶことが可能である。例えば、IEEE802.11a/gのパラメータを用いる場合には、64QAM R=3/4の場合には48サブキャリア全体で54Mbit/s、16QAM R=3/4の場合で36Mbit/sの様なものでも構わないし、1OFDMシンボルあたりの伝送ビット数でも構わない。前者の例では、2系統の信号系列まで空間多重し、第1および第2固有値の全サブキャリアの平均値に対応する伝送モードが64QAM R=3/4および16QAM R=3/4であったとすると、伝送速度は90Mbit/s(=54+36Mbit/s)として扱えば良い。その後、送信局は、データ長をこの伝送速度で除算し、第j番目の端末局に対してこれをLとして記録する(S4)。その後、送信局は、全端末のL値を加算した総和をとり、これをLtotalとする(S5)。送信局は、OFDM変調方式におけるデータ伝送用のサブキャリア数をK、各サブキャリアにおける空間多重数(ないしはその平均値)をNTS、第j端末の空間多重数をMとすると、各端末に対してK×L×NTS/M/Ltotalを算出し、これを端末毎の割り当てサブキャリア数Nとする(S6)。この計算では端数が出るため、端数の処理は適宜行うこととする。その後、送信局は、空間多重数の大きな端末から所要サブキャリア数Nづつサブキャリアの選択・割り当てを行い(S7)、そのサブキャリアを用いてデータの送信を行う(S8)。
なお、処理S6では端数処理を行うが、端数処理の例としては、1以下の値は全て切り上げし、それ以外は四捨五入等を行い整数化する。端末毎の空間多重数×所要サブキャリア数の総和が、NTS×Kと異なる場合には、割り当てサブキャリア数が多い端末の方から割り当てサブキャリア数の微調整を行ったり、または空間多重数の多い端末の空間多重数を一部のサブキャリアで減らすなどして調整する。
また、処理S3に関する説明では、全サブキャリアで平均化された伝送速度を用いる場合の例を説明したが、実際には処理S7では条件の良いサブキャリアを選択的に割り当てることによる周波数ダイバーシチ効果が期待でき、その為に全サブキャリアで平均化の代わりに条件の良い少数のサブキャリアで平均化した固有値に基づく伝送速度であっても構わない。
さらに、1端末あたりの空間多重する信号系統の上限は受信端末の能力に依存するが、仮に4多重以上が可能であったとしても、例えば第4固有値の値はサブキャリア毎に大きく変動するため、固有値の全サブキャリアでの平均値はあまり有益な意味を持たない。したがって、空間多重する信号系統数には適当な上限を設定するのが好ましい。
以上詳細に説明した様に、本実施の形態によれば、マルチユーザMIMO通信において端末毎にデータの送信に要する所要時間が異なり、その結果、ある端末は早くデータ送信が終わり、ある端末はデータ送信に長い時間を要するといった事態が発生して、マルチユーザMIMO通信中に安定して高い空間多重数を維持することができないという問題を解決し、効率的に空間多重を実現することが可能となる。また、マルチユーザMIMO通信においては、チャネル推定用のプリアンブルや各種制御情報(図4におけるシグナル情報等)等のオーバヘッド部分が長く必要となるため、端末毎の1シンボルあたりの転送ビット数が高いと(すなわち物理レイヤでの伝送速度が高いということ)、MACレイヤでの伝送効率が低くなるという傾向が見られるが、本実施の形態により、より多くの端末が複数のサブキャリアを分割的に使用することになるため1シンボルあたりの転送ビット数を実質的に低減させ、MACレイヤでの伝送効率が向上するという副次的な効果もあわせて期待することができる。
以上が本発明の実施形態の説明である。これらの説明をするための図中においては、各種パラメータを特定の条件に仮定して説明を行ったが、当然ながらその他の一般的なパラメータによって実施可能である。すなわち、以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することが出来る。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明の一実施形態によるサブキャリア毎の空間多重割り当て例を示す図である。 同実施の形態によるサブキャリア割り当て処理フローを示す図である。 マルチユーザMIMOシステムの構成例を示す図である。 従来技術におけるマルチユーザMIMO通信のフレーム構成例を示す図である。 従来技術におけるサブキャリア毎の空間多重割り当て例を示す図である。
符号の説明
11−1〜11−6・・・サブキャリア#1への空間多重割り当て
12−1〜12−6・・・サブキャリア#2への空間多重割り当て
13−1〜13−6・・・サブキャリア#3への空間多重割り当て
14−1〜14−6・・・サブキャリア#4への空間多重割り当て
101・・・基地局(第1の無線局)
102・・・端末局(基地局#1、第2の無線局)
103・・・端末局(基地局#2、第2の無線局)
104・・・端末局(基地局#3、第2の無線局)
301・・・シグナル用プリアンブル
302・・・シグナル情報
303−1〜303−3・・・MIMOチャネル推定用ロングプリアンブル
304−1〜304−3・・・データペイロード
311−1〜311−6・・・サブキャリア#1への空間多重割り当て
312−1〜312−6・・・サブキャリア#2への空間多重割り当て
313−1〜313−6・・・サブキャリア#3への空間多重割り当て
314−1〜314−6・・・サブキャリア#4への空間多重割り当て

Claims (1)

  1. ひとつの第1の無線局と複数の第2の無線局により構成され、該第1の無線局は複数本のアンテナで構成される第1のアンテナ群を備え、該第2の無線局は複数本のアンテナで構成される第2のアンテナ群を備え、前記第1の無線局の前記第1のアンテナ群および前記第2の無線局の全てまたはその一部の備える前記第2のアンテナ群により構成されるMIMO(Multiple Input Multiple Output)チャネルを介して複数の信号系統を同一周波数チャネルおよび同一時刻に空間多重してMIMO通信する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記第1の無線局が、
    前記複数の第2の無線局の中からその全てまたはその一部の無線局を同時に空間多重する通信相手局として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された複数の第2の無線局に対し、該第2の無線局毎の送信データ長および通信に用いる空間多重数ならびに各信号系列の伝送速度情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップにおいて取得した送信データ長および空間多重数ならびに伝送速度情報を用いて、前記選択ステップにおいて選択された宛先となる第2の無線局毎に、空間多重数を考慮した総合的な伝送速度で送信データ長を除算した値すなわち換算情報量を算出する換算情報量算出ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された宛先となる全第2の無線局に渡り、前記換算情報量算出ステップにおいて算出した前記換算情報量の総和を算出する総和算出ステップと、
    前記換算情報量算出ステップにおいて算出した換算情報量と、前記総和算出ステップにおいて算出した換算情報量の総和とを用いて、換算情報量の総和に対する各第2の無線局の換算情報量の比率を求める比率算出ステップと、
    前記比率算出ステップにおいて算出した比率をもとに前記第2の無線局毎の利用サブキャリア数を算出する利用サブキャリア数算出ステップと、
    前記利用サブキャリア数算出において算出された利用サブキャリア数に従って、前記第2の無線局毎のサブキャリアへの割り当てを実施する割当ステップと、
    前記割当ステップにおいて実施されたサブキャリア割り当てに従ってデータ送信を実施する送信ステップと
    を有することを特徴とする無線通信方法。

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