JP5465501B2 - 基地局およびチャネル割当方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局およびチャネル割当方法に関し、特に、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)方式を採用した移動通信システムに関する。
電波状況などに応じて基地局が移動局に割り当てる無線チャネルの位置(周波数帯域、タイムスロットなど)や数を決定または変更することにより、通信品質の維持向上を図る移動通信システムが知られている。
たとえば非特許文献1に記載された規格に準拠するXGP(eXtended Global Platform)では、基地局が、複数の無線チャネルの少なくとも一部を通信チャネルとして移動局に割り当てた後、割り当てた無線チャネルを1フレームまたは複数フレームごとに変更することができる。
"ARIB STD-T95 Version 1.2「OFDMA/TDMA TDD Broadband Wireless Access System (Next Generation PHS)」"、平成21年3月18日、社団法人電波産業会
SVD(Singular Value Decomposition:特異値分解)などのMIMO方式を用いて、基地局と移動局との間の無線区間に複数の空間ストリームを形成すれば、無線チャネル当たりの伝送容量を増やすことできる。
しかしながら、上記XGPなどの移動通信システムでは、MIMO方式に対応した移動局に割り当てる無線チャネルの決定方法が未だ確立されていない。たとえばSVD−MIMO方式では、同じ無線チャネルに形成される空間ストリームの間で特性が異なることを考慮して、移動局に割り当てる無線チャネルを変更することが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、MIMO方式に対応した移動局に割り当てる無線チャネルを好適に変更することができる基地局およびチャネル割当方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る基地局は、MIMO方式に対応した移動局に、複数の無線チャネルの少なくとも一部を通信チャネルとして割り当てる基地局であって、前記移動局に割り当てられている現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定し、該判定の結果に基づいて、前記現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する伝送容量算出手段と、前記移動局との間で伝送されるデータの残量を取得するデータ残量取得手段と、前記伝送容量算出手段により算出される前記現通信チャネルそれぞれの伝送容量と、前記データ残量取得手段により取得されるデータの残量と、に基づいて、前記現通信チャネルの一部または全部を前記移動局に次に割り当てる次通信チャネルとして決定するとともに、該次通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成する空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用する変調方式と、を決定するチャネル割当手段と、前記チャネル割当手段より決定される、前記次通信チャネルと、該次通信チャネルのそれぞれに形成する空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用する変調方式と、を前記移動局に通知する手段と、を含むことを特徴とする。
本発明では、基地局が、MIMO方式により移動局との間に形成される空間ストリームの数および各空間ストリームに適用される変調方式に応じて変化する各無線チャネルの伝送容量と、移動局との間で伝送されるデータの残量と、に基づいて、移動局に通信チャネルとして割り当てる無線チャネルを低減または維持する。このため、本発明よれば、MIMO方式に対応した移動局に割り当てる無線チャネルを好適に変更することができ、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
また、本発明の一態様では、前記チャネル割当手段は、前記データ残量取得手段により取得される残量のデータの伝送に要する所要伝送容量に達するまで、前記伝送容量算出手段により算出される伝送容量の大きい順に前記現通信チャネルの一部または全部を選択し、該選択された現通信チャネルを前記次通信チャネルとしてもよい。
この態様によれば、MIMO方式に対応した移動局に割り当てる無線チャネルをより低減することができ、無線リソースの利用効率をさらに向上させることができる。
また、本発明の一態様では、前記基地局は、前記現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間の伝搬路特性を推定する伝搬路特性推定手段をさらに含み、前記伝送容量算出手段は、前記伝搬路特性推定手段により推定される前記現通信チャネルそれぞれの伝搬路特性に基づき、該現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定してもよい。
また、本発明の一態様では、前記伝搬路特性推定手段は、前記移動局が有する複数のアンテナからそれぞれ送信される複数の既知信号と、該複数の既知信号の送信に応じて当該基地局が有する複数のアンテナでそれぞれ受信される信号と、に基づいて、前記移動局との間の伝搬路特性を推定してもよい。
また、本発明の一態様では、前記MIMO方式の種別は、SVD(Singular Value Decomposition:特異値分解)であり、前記移動局との間の伝搬路特性は、N行M列(Mは前記移動局が有するアンテナの数、Nは当該基地局が有するアンテナの数)のチャネル行列で表され、前記伝送容量算出手段は、前記現通信チャネルそれぞれのチャネル行列を特異値分解することにより得られる特異値に基づいて、前記現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定してもよい。
この態様では、SVD−MIMO方式に対応した移動局に割り当てる無線チャネルを好適に変更することができる。
また、本発明に係るチャネル割当方法は、MIMO方式に対応した移動局に、複数の無線チャネルの少なくとも一部を通信チャネルとして割り当てる基地局のチャネル割当方法であって、前記移動局に割り当てられている現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定し、該判定の結果に基づいて、前記現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する伝送容量算出ステップと、前記移動局との間で伝送されるデータの残量を取得するデータ残量取得ステップと、前記伝送容量算出ステップで算出される前記現通信チャネルそれぞれの伝送容量と、前記データ残量取得ステップで取得されるデータの残量と、に基づいて、前記現通信チャネルの一部または全部を前記移動局に次に割り当てる次通信チャネルとして決定するとともに、該次通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成する空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用する変調方式と、を決定するチャネル割当ステップと、前記チャネル割当ステップで決定される、前記次通信チャネルと、該次通信チャネルのそれぞれに形成する空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用する変調方式と、を前記移動局に通知するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る移動通信システムにおける無線チャネル構成を示す図である。 本実施形態に係る基地局の機能ブロック図である。 変調方式と、その変調方式を適用するために要する特異値の閾値と、の対応関係を示すテーブルの一例である。 ユーザA,B,Cの移動局それぞれに現フレームで割り当てられている通信チャネル(現通信チャネル)の一例を示す図である。 図5に示す現通信チャネル(太線枠内)それぞれについて、移動局との間に形成可能な空間ストリームおよび各空間ストリームに適用可能な変調方式の一例を示す図である。 図6Aに示す例において、現通信チャネルそれぞれに形成可能な空間ストリームの数および現通信チャネルそれぞれの伝送容量を示す図である。 ユーザAの移動局に次フレームで割り当てられる通信チャネル(次通信チャネル)の一例を示す図である。 ユーザAの移動局に割り当てられる次通信チャネルの一例を示す図である。 ユーザAの移動局に割り当てられる次通信チャネルの一例を示す図である。 図7Aに示す次通信チャネルのそれぞれに形成される空間ストリームの数および各空間ストリームに適用される変調方式を示す図である。 図7Bに示す次通信チャネルのそれぞれに形成される空間ストリームの数および各空間ストリームに適用される変調方式を示す図である。 図7Cに示す次通信チャネルのそれぞれに形成される空間ストリームの数および各空間ストリームに適用される変調方式を示す図である。 本実施形態に係るチャネル割当処理の一例を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る移動通信システム10の構成を示す図である。図1に示すように、移動通信システム10は、基地局12と、複数の移動局14(ここでは移動局14−1〜14−3のみを示す)と、を含んで構成される。
基地局12は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式およびTDMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time Division Duplex:時分割多元接続/時分割複信)方式により、複数の移動局14と多重通信を行う。
図2は、移動通信システム10における無線チャネル構成を示す図である。同図に示すように、移動通信システム10では、所定時間幅のTDMAフレーム(ここでは5ms)が上りサブフレーム(2.5ms)と下りサブフレーム(2.5ms)とに区分され、さらに各サブフレームがそれぞれ複数のタイムスロット(ここではSlot1〜Slot4)に均等に区分されている。また、所定の周波数帯域に複数のOFDMAサブチャネル(ここではSch1〜Sch18)が規定されている。基地局12が移動局14に割り当てる無線チャネルの最小単位はPRU(Physical Resource Unit)と呼ばれ、各PRUは、タイムスロット(Slot1〜Slot4)のいずれかと、サブチャネル(Sch1〜Sch18)のいずれかと、に属している。そして、上りサブフレームおよび下りサブフレームともに、72のPRUが、1から始まる連続するPRU番号(1,2,3,・・・,72)で識別されるよう定められている。なお、移動通信システム10では、上下対称にPRUが割り当てられ、PRU番号の同じPRUは上下ペアで使用されるようになっている。
これら72のPRUのうち、特定のサブチャネル(ここではSch1)に属する4つのPRU(PRU1〜PRU4)については、1以上の移動局14に共用されるCCH(Common Channel:共通チャネル)として用いられる。一方、他の68のPRU(PRU5〜PRU72)については、各移動局14に個別に割り当てられるICH(Individual Channel:個別チャネル)として用いられる。ICHには、各移動局14に原則1つ割り当てられ主に制御情報の伝送に用いられるANCH(Anchor Channel)、各移動局14に通信チャネルとして1つ以上割り当てられ主に通信データの伝送に用いられるEXCH(Extra Channel)などが含まれる。なお、基地局12は、移動局14にICHとして割り当てるPRU(特にEXCH)を1フレームまたは複数フレームごとに変更することができる。
また、移動局14の少なくとも一部および基地局12は、それぞれ、複数のアンテナを有しており、SVD−MIMO方式を用いてPRUごとに複数の空間ストリームを形成することにより、PRU当たりの伝送容量を増やすことができる。このSVD−MIMO方式では、同じ無線チャネルに形成される空間ストリームの間で特性が異なるという特徴があるため、各PRUの伝送容量はそのPRUに形成される空間ストリームそれぞれの特性に応じて変化しうる。
移動通信システム10では、基地局12がSVD−MIMO方式に対応した移動局14に通信チャネルを割り当てる際に、基地局12と移動局14との間に形成される空間ストリームそれぞれの特性に応じて変化する伝送容量が考慮される。
具体的には、基地局12が、移動局14との間に形成される空間ストリームの数および各空間ストリームに適用される変調方式に応じて変化する各PRUの伝送容量と、移動局14との間で伝送されるデータの残量と、に基づいて、移動局14に通信チャネルとして割り当てるPRUを低減または維持する。なお、基地局12が、SVD−MIMO方式に対応した移動局14に通信チャネルとして新たなPRUを割り当てる場合(通信チャネルの数を増やす場合、通信チャネルのサブチャネルを変更する場合など)、たとえばPRUの空き状況、移動局14との間で送受されるデータの量、通信種別(音声通信、データ通信など)、移動局14の契約情報(その移動局14に割当て可能なPRUの上限数に関連する情報)、各PRUの無線品質などの少なくとも1つに基づいて、移動局14に割り当てる通信チャネルを決定する。
以下では、上記処理を実現するために基地局12が備える構成を具体的に説明する。ここでは、移動局14が、複数のアンテナ(ここでは4つのアンテナ)を有しており、SVD−MIMO方式に対応しているものとする。
図3は、基地局12の機能ブロック図である。図3に示すように、基地局12は、複数のアンテナ20(ここではアンテナ20−1〜20−4)、無線通信部22、ベースバンド部24、信号処理部26(復調部28、伝搬路特性推定部30、変調部32)、制御部34(伝送容量算出部36、データ残量取得部38、チャネル割当部40、チャネル通知部42)、および記憶部44を含んで構成される。
アンテナ20−1〜20−4は、移動局14から無線信号を受信し、受信された無線信号を無線通信部22に出力する。また、アンテナ20−1〜20−4は、無線通信部22から供給される無線信号を移動局14に対して送信する。
無線通信部22は、低雑音増幅器、電力増幅器、周波数変換器、帯域通過フィルタ、A/D変換器、およびD/A変換器を含んで構成される。無線通信部22は、アンテナ20−1〜20−4から入力される無線信号を低雑音増幅器で増幅した後、中間周波数信号にダウンコンバートし、さらにディジタル信号に変換してから、ベースバンド部24に出力する。また、無線通信部22は、ベースバンド部24から入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換した後、無線信号にアップコンバートし、電力増幅器で送信出力レベルまで増幅してから、アンテナ20−1〜20−4に供給する。
ベースバンド部24は、FFT(Fast Fourier Transform)部、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部、直並列変換器、および並直列変換器を含んで構成される。ベースバンド部24は、無線通信部22から入力されるディジタル信号に、GI(Guard Interval)の除去、直並列変換、離散フーリエ変換などを施し、得られた複素シンボル列を信号処理部26に出力する。また、ベースバンド部24は、信号処理部26から入力される複素シンボル列に、逆離散フーリエ変換、並直列変換、GIの付加などを施し、得られたディジタル信号を無線通信部22に出力する。
信号処理部26は、復調部28、伝搬路特性推定部30、および変調部32を含み、ベースバンド部24から入力される複素シンボル列に対して、各空間ストリームに対応する信号成分への分離、復調、復号、誤り検出などを施し、得られた受信データを制御部34に出力する。また、信号処理部26は、制御部34から入力される移動局14への送信データに対して、誤り検出符号の付加、符号化、変調、各空間ストリームへの信号分配などを施し、得られた複素シンボル列をベースバンド部24に出力する。
伝搬路特性推定部30は、復調部28に含まれ、復調部28がベースバンド部24から入力される複素シンボル列を各空間ストリームに対応する信号成分に分離する際に必要となる、移動局14との間の伝搬路特性を推定するものである。具体的には、移動局14が有する複数のアンテナからそれぞれ送信される複数のトレーニングシンボル(所定の既知信号)と、それら複数のトレーニングシンボルの送信に応じてアンテナ20−1〜20−4でそれぞれ受信される信号と、に基づき、移動局14に現フレームで割り当てられている通信チャネル(以下「現通信チャネル」という)それぞれについて、移動局14との間の伝搬路特性を推定する。SVD−MIMO方式では、この伝搬路特性が、N行M列(Mは移動局14が有するアンテナの数(ここでは4)、Nは基地局12が有するアンテナ20の数(ここでは4))のチャネル行列Hで表される。
制御部34は、たとえばCPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成され、基地局12の各部を制御する。特に、制御部34は、伝送容量算出部36、データ残量取得部38、チャネル割当部40、およびチャネル通知部42を機能的に含み、移動局14に次フレームで割り当てる通信チャネル(以下「次通信チャネル」という)の決定、次通信チャネルのそれぞれに形成する空間ストリームの数および各空間ストリームに適用する変調方式の決定、決定された通信チャネルと空間ストリームの数と変調方式の通知などを行う。
伝送容量算出部36は、伝搬路特性推定部30により推定される現通信チャネルそれぞれの伝搬路特性に基づき、それら現通信チャネルのそれぞれについて、移動局14との間に形成可能な空間ストリームの数と、その空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定する。そして、伝送容量算出部36は、その判定結果に基づいて、現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する。
すなわち、伝送容量算出部36は、まず、伝搬路特性推定部30により算出されるN行M列(4行4列)のチャネル行列Hを特異値分解し、特異値λ〜λを対角成分に持つN行M列(4行4列)の対角行列Σを取得する(H=UΣV、U:N行N列のユニタリ行列、V:M行M列のユニタリ行列、V:Vの複素共役転置)。この特異値λ〜λは、それぞれ移動局14との間に形成されうる第1〜第4の空間ストリームの伝送容量(伝送路の太さ)に相当し、λ≧λ≧λ≧λ≧0という関係が成立する。
次に、伝送容量算出部36は、この特異値λ〜λと、記憶部44に記憶される特異値の閾値(図4参照)と、の比較結果に基づいて、移動局14との間に形成可能な空間ストリームの数と、その空間ストリームそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定する(図6A参照)。図4は、記憶部44に記憶されている、変調方式と、その変調方式を適用するために要する特異値の閾値と、の対応関係を示すテーブルの一例である。たとえば図4に示す例では、伝送容量算出部36は、閾値ε(伝送効率が最低の変調方式であるBPSKを適用するために必要な特異値の閾値)以上である特異値の数を、移動局14との間に形成可能な空間ストリームの数として判定する。BPSKすら適用できない空間ストリームでは、データを伝送することができないからである。
そして、伝送容量算出部36は、現通信チャネルのそれぞれについて判定された、移動局14との間に形成可能な空間ストリームの数と、その空間ストリームそれぞれに適用可能な変調方式と、に基づいて、現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する。伝送容量の算出には、各変調方式のシンボルレート(256QAM,64QAM,16QAM,QPSK,BPSKのシンボルレートは、それぞれ8,6,4,2,1(bit/symbol)である)を用いてもよいし、他の指標を用いてもよい。
図5は、ユーザA,B,Cの移動局14−A,14−B,14−Cそれぞれに割り当てられている現通信チャネルの一例を示す図である(移動局14−Aの通信チャネルについては単に「A」と表記)。同図に示す例では、移動局14−Aに8つのPRU(PRU13,PRU14,PRU17,PRU18,PRU21,PRU22,PRU25,PRU26)が現通信チャネルとして割り当てられている(太線枠内参照)。
図6Aは、伝送容量算出部36により移動局14−Aに割り当てられている現通信チャネル(図5の太線枠内)のそれぞれについて判定された、移動局14−Aとの間に形成可能な空間ストリームおよび各空間ストリームに適用可能な変調方式の一例を示す図である。たとえば、PRU13については、移動局14−Aとの間に形成可能な空間ストリームの数は第1空間ストリームと第2空間ストリームの2つであり、これら2つの空間ストリームに適用可能な変調方式はそれぞれ64QAM,16QAMであると判定されている。この場合、シンボルレートを用いて伝送容量を算出すると、PRU13の伝送容量は10(=6+4)となる。一方、PRU17については、移動局14−Aとの間に形成可能な空間ストリームの数は4つであり、この4つの空間ストリームに適用可能な変調方式は256QAM,64QAM,16QAM,16QAMであると判定されている。このため、PRU17の伝送容量は22(=8+6+4+4)と算出される。同様に、PRU14,PRU18,PRU21,PRU22,PRU25,PRU26の伝送容量は、それぞれ3,11,14,8,6,2となる。この場合、現通信チャネルの総伝送容量はシンボルレート換算で76(=10+3+22+11+14+8+6+2)となる。
データ残量取得部38は、移動局14との間で伝送されるデータの残量を取得する。ここで取得されるデータの残量は、基地局12から移動局14に対して伝送される予定のデータの量(下りデータの残量)および移動局14から基地局12に対して伝送される予定のデータの量(上りデータの残量)の一方または両方である。このうち、上りデータの残量については、たとえば1フレームごとに移動局14から送信される所定の上りメッセージの所定位置に含まれる情報から取得されるようにしてもよい。
チャネル割当部40は、伝送容量算出部36により算出される現通信チャネルそれぞれの伝送容量と、データ残量取得部38により取得されるデータの残量と、に基づいて、現通信チャネルの一部または全部を移動局14に次フレームで割り当てる通信チャネル(次通信チャネル)として決定する。そして、チャネル割当部40は、次通信チャネルのそれぞれについて、移動局14との間に形成する空間ストリームの数と、その空間ストリームのそれぞれに適用する変調方式と、を決定する。
たとえば、図6Aおよび図6Bに示す例において、データ残量取得部38により取得される残量のデータを伝送するために必要となる伝送容量(以下「所要伝送容量」という)がシンボルレート換算で63である場合、残りのデータを次フレームですべて伝送しきるためには、総伝送容量が63以上になるよう移動局14−Aに次通信チャネルを割り当てれる必要がある。図6Bに示すように、移動局14−Aに割り当てられている現通信チャネルの総伝送容量は76であるため、もし仮に現通信チャネルの全部を次通信チャネルとしてそのまま維持すると、次通信チャネルの総伝送容量に13だけ余裕ができる。
この場合、チャネル割当部40は、図7Aに示すように、現通信チャネルとして割り当てられている8つのPRUのうち、伝送容量が10のPRU13と伝送容量が3のPRU14を除く6つのPRUを次通信チャネルとして決定してもよい。こうすれば、2つのPRUを解放しながら、次通信チャネルの総伝送容量をちょうど63だけ確保することができるため、次フレームで残りのデータをすべて伝送することが可能となる。なお、図8Aは、図7Aに示す次通信チャネルのそれぞれに形成される空間ストリームの数(網掛け部分参照)および各空間ストリームに適用される変調方式(太線枠内参照)を示す図である。
また、チャネル割当部40は、図6Aに示すように、現通信チャネルに伝送容量の大きい順に優先順位をつけ、次通信チャネルの総伝送容量が所要伝送容量63に達するまで、優先順位が高いものから順に次通信チャネルとして選択してもよい。すなわち、チャネル割当部40は、図7Bに示すように、優先順位の低い(伝送容量の小さい)3つのPRU(PRU14,PRU25,PRU26)を除く5つのPRUを次通信チャネルとして選択してもよい。こうすれば、3つのPRUを解放しながら、次通信チャネルの総伝送容量を65も確保することができるため、次フレームで残りのデータをすべて伝送することが可能となる。なお、図8Bは、図7Bに示す次通信チャネルのそれぞれに形成される空間ストリームの数(網掛け部分参照)および各空間ストリームに適用される変調方式(太線枠内参照)を示す図である。
なお、図7Bに示す例では、所要伝送容量が63であるのに対して、次通信チャネルの総伝送容量が65も確保されるため、次通信チャネルの総伝送容量が2だけ余ってしまう。そこで、チャネル割当部40は、図7Cに示すように、PRU21の伝送容量が2である第4空間ストリームをさらに解放することにより、PRU21に形成する空間ストリームの数を3に減らしてもよい。こうすれば、PRU21に形成される空間ストリームの数を1つ減らした分だけ、他基地局への干渉や基地局12の消費電力を低減することができる。なお、図8Cは、図7Cに示す次通信チャネルのそれぞれに形成される空間ストリームの数(網掛け部分参照)および各空間ストリームに適用される変調方式(太線枠内参照)を示す図である。
チャネル通知部42は、チャネル割当部40より決定される、次通信チャネルと、次通信チャネルのそれぞれに形成する空間ストリームの数と、空間ストリームのそれぞれに適用する変調方式と、を移動局14に通知する。すなわち、チャネル通知部42は、チャネル割当部40より決定されるこれらの情報を含む所定フォーマットのチャネル通知メッセージを生成し、信号処理部26に出力することにより、このチャネル通知メッセージを移動局14に送信する。
記憶部44は、たとえば半導体メモリ素子で構成され、制御部34により実行されるプログラムや図4に示すテーブルなどを記憶する。
次に、基地局12の動作を説明する。ここでも、移動局14が、複数(4つ)のアンテナを有しており、SVD−MIMO方式に対応しているものとする。
図9は、基地局12で実行されるチャネル割当処理の一例を示すフロー図である。本処理は、たとえば1フレームごとに実行される。
本処理では、基地局12がまず、たとえばPRUの空き状況、移動局14との間で送受されるデータの量、通信種別、移動局14の契約情報、各PRUの無線品質などの少なくとも1つに基づいて、次フレームで現通信チャネル以外のPRUを移動局14に割り当てるか否かを判定する(S100)。
次フレームでは現通信チャネル以外のPRUを移動局14に割り当てない場合(S100:N)、基地局12は、現通信チャネルそれぞれのチャネル行列Hを算出し、そのチャネル行列Hを特異値分解することにより特異値λ〜λを取得する(S102)。次に、基地局12は、現通信チャネルそれぞれについて、特異値λ〜λに基づき、移動局14との間に形成可能な空間ストリームの数と各空間ストリームに適用可能な変調方式とを判定する(S104)。そして、基地局12は、S104での判定結果に基づいて、現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する(S106)。また、基地局12は、移動局14との間で伝送されるデータの残量を取得する(S108)。
続いて、基地局12は、現通信チャネルの中から移動局14に次フレームで割り当てる次通信チャネルを決定する(S110)。たとえば、基地局12は、S108で取得された残量のデータの伝送に要する所要伝送容量に達するまで、S106で算出される伝送容量の大きい順に現通信チャネルの一部または全部を選択し、選択された現通信チャネルを次通信チャネルとしてもよい。
一方、次フレームで現通信チャネル以外のPRUを移動局14に割り当てる場合(S100:Y)、基地局12は、所定のPRU選出基準に従って、現通信チャネル以外のPRUを含む次通信チャネルを決定する(S112)。
S110またはS112で次通信チャネルが決定された後に、基地局12は、S104での判定結果に基づいて、次通信チャネルのそれぞれについて移動局14との間に形成する空間ストリームの数と各空間ストリームに適用する変調方式とを決定する(S114)。そして、基地局12は、S110またはS112で決定された次通信チャネルと、S114で決定された空間ストリームの数および変調方式と、を移動局14に通知する(S116)。
以上説明した移動通信システム10によれば、SVD−MIMO方式によって基地局12と移動局14との間に形成される空間ストリームの数および各空間ストリームに適用される変調方式に応じて変化する各PRUの伝送容量と、基地局12と移動局14との間で伝送されるデータの残量と、に基づいて、移動局14に通信チャネルとして割り当てられるPRUが低減または維持される。このため、SVD−MIMO方式に対応した移動局14に割り当てるPRUを好適に変更することができ、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、本発明は、TDMA方式およびOFDMA方式を併用した基地局に限らず、複数の無線チャネルの少なくとも一部を、MIMO方式に対応した移動局に割り当てる基地局に広く適用可能である。ここでいうMIMO方式は、同じ無線チャネルに形成される空間ストリームの間で特性が異なる、などSVD−MIMO方式と類似の特徴を有するものであればよい。なお、SVD−MIMO方式とは異なるMIMO方式を採用する基地局に本発明を適用する場合、伝搬路特性(チャネル行列)を上記実施形態で例示した方法とは異なる方法で推定(算出)してもよい。
10 移動通信システム、12 基地局、14 移動局、20 アンテナ、22 無線通信部、24 ベースバンド部、26 信号処理部、28 復調部、30 伝搬路特性推定部、32 変調部、34 制御部、36 伝送容量算出部、38 データ残量取得部、40 チャネル割当部、42 チャネル通知部、44 記憶部。

Claims (6)

  1. MIMO方式に対応した移動局に、複数の無線チャネルの少なくとも一部を通信チャネルとして割り当てる基地局であって、
    前記移動局に割り当てられている現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定し、該判定の結果に基づいて、前記現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する伝送容量算出手段と、
    前記移動局との間で伝送されるデータの残量を取得するデータ残量取得手段と、
    前記現通信チャネルの総伝送容量に基づいて、前記移動局に次に割り当てる次通信チャネルの総伝送容量が前記残量のデータを伝送するために必要となる所要伝送容量になるように、前記現通信チャネルの一部または全部を利用して前記次通信チャネルを割り当てるチャネル割当手段と
    含むことを特徴とする基地局。
  2. 請求項1に記載の基地局において、
    前記チャネル割当手段は、前記所要伝送容量に達するまで、前記伝送容量算出手段により算出される伝送容量の大きい順に前記現通信チャネルの一部または全部を選択し、該選択された現通信チャネルを前記次通信チャネルとする、
    ことを特徴とする基地局。
  3. 請求項1または2に記載の基地局において、
    前記現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間の伝搬路特性を推定する伝搬路特性推定手段をさらに含み、
    前記伝送容量算出手段は、前記伝搬路特性推定手段により推定される前記現通信チャネルそれぞれの伝搬路特性に基づき、該現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定する、
    ことを特徴とする基地局。
  4. 請求項3に記載の基地局において、
    前記伝搬路特性推定手段は、前記移動局が有する複数のアンテナからそれぞれ送信される複数の既知信号と、該複数の既知信号の送信に応じて当該基地局が有する複数のアンテナでそれぞれ受信される信号と、に基づいて、前記移動局との間の伝搬路特性を推定する、
    ことを特徴とする基地局。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の基地局において、
    前記MIMO方式の種別は、SVD(Singular Value Decomposition:特異値分解)であり、
    前記移動局との間の伝搬路特性は、N行M列(Mは前記移動局が有するアンテナの数、Nは当該基地局が有するアンテナの数)のチャネル行列で表され、
    前記伝送容量算出手段は、前記現通信チャネルそれぞれのチャネル行列を特異値分解することにより得られる特異値に基づいて、前記現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定する、
    ことを特徴とする基地局。
  6. MIMO方式に対応した移動局に、複数の無線チャネルの少なくとも一部を通信チャネルとして割り当てる基地局のチャネル割当方法であって、
    前記移動局に割り当てられている現通信チャネルのそれぞれについて、前記移動局との間に形成可能な空間ストリームの数と、該空間ストリームのそれぞれに適用可能な変調方式と、を判定し、該判定の結果に基づいて、前記現通信チャネルそれぞれの伝送容量を算出する伝送容量算出ステップと、
    前記移動局との間で伝送されるデータの残量を取得するデータ残量取得ステップと、
    前記現通信チャネルの総伝送容量に基づいて、前記移動局に次に割り当てる次通信チャネルの総伝送容量が前記残量のデータを伝送するために必要となる所要伝送容量になるように、前記現通信チャネルの一部または全部を利用して前記次通信チャネルを割り当てるチャネル割当ステップと
    含むことを特徴とするチャネル割当方法。
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