JP4564668B2 - ビットマップを有効に使用する選択的繰り返しarq - Google Patents

ビットマップを有効に使用する選択的繰り返しarq Download PDF

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    • H04L1/187Details of sliding window management

Description

【0001】
(関連出願の参照)
本出願は、アメリカ予備出願第60/128,041号に関連し、かつ当該出願に基づく有線権を主張しており、当該出願の内容をここに参照して取り込むものとする。
【0002】
(発明の属する技術分野)
本発明は、電気通信分野に関するものである。より具体的には、本発明は、有線および無線電気通信システムとデータネットワークにおける自動繰り返し要求(ARQ)の使用に関する。
【0003】
(発明の背景)
自動繰り返し要求(ARQ)は、電気通信システムとデータネットワークでは広く使用されている技術である。当該技術は、送信を行う主体(ここでは送信側と称することにする)から受信を行う主体(ここでは受信側と称することにする)に、ここではプロトコルデータユニット(PDU)と称するデータパケットを確実に伝達するために使用される。一般的に、ARQはデータ送信中にエラー検出コードを使用する。エラー検出コードは受信側が、PDUを正しく受け取ったか否かを決定することを可能にする。ARQは、PDUが正しく受信されたか否かを受信側が送信側に知らせるために使用するフィードバック機構を有する。送信側は、次に受信側から提供されたフィードバックに基づいてPDUを再送信することが出来る。
【0004】
ARQには主として3つの形式がある:停止と待機、ゴー−バック−N、および選択的繰り返しである。停止と待機ARQ技術によれば、送信側は、送信側が受信側から前のPDUが正しく受信されたことを示す積極的な受信確認(例えば、ACK信号)を受け取るまでは、受信側に対して新しいPDUを送信することはしない。ゴー−バック−N ARQによれば、送信側は、受信側から前のPDUに対するACK信号を受信するために1つ又は複数のPDUを送信する可能性がある。しかし、送信側が受信側から、前のPDUを正しく受信できなかったことを示す否定的な受信確認(つまり、NACK信号)を受け取ったときは、送信側は喪失されたか正しく受信されなかったPDUを、それに続くPDUと共に、それに続くPDUが正しく受信されたか否かとは無関係に、送信する。選択繰り返しARQ技術によれば、受信側はACK信号とNACK信号の組み合わせを送信する。送信側は、正しく受信されなかったPDUを再送信する。送信側は、ゴー−バック−N ARQ技術の場合とは異なり、続くPDUを全て再送信するわけではない。もちろん、これら3種の基本的なARQ形式のそれぞれについては多くの変形例が存在する。本発明は、しかし、選択的繰り返しARQ技術に関するものである。
【0005】
典型的な場合には、PDU繰り返し状態を搬送する選択的繰り返しARQメッセージは、制御PDU(C−PDU)と称する特別のPDUで受信側から送信側に搬送される。C−PDUで送信側に搬送されるPDU繰り返し状態情報は、バンド幅に関して効率的な方法でフォーマットが決められている必要があることは当然である。バンド幅を有効に使用することが出来なければ、PDU送信を不必要に遅延させることになり、これはひいては、この種の遅延に対しては極めて敏感な実時間における音声、および/または、動画アプリケーションを取り扱う場合には極めて重大な問題となる場合がある。したがって、一層効率的な方法でPDU繰り返し状態情報(たとえば、ACKとNACK情報)を搬送するために特に設計されたC−PDUフォーマットが要望されている。
【0006】
(発明の要旨)
本発明は、バンド幅を有効に使用する選択的繰り返しARQメッセージを送信するための、特にPDU状態情報(つまり、ACKおよびNACK信号)を、受信側から送信側に有線又は無線電気通信システム又はデータネットワークを介して送信するためのC−PDUフォーマットに関するものである。送信側は、PDU状態情報に基づいて、バッファに保存してあるPDUを開放して新しいPDUのための場所を作るべきか、正しく受信されていない場合には再送信すべきかを判断することが出来る。本発明に基づくバンド幅を有効に使用するC−PDUフォーマットは、複数の「部分ビットマップ」を使用し、各部分ビットマップは、送信側から受信側に送信されるPDUに対応するPDUブロックの受信状態を規定する。さらに、部分ビットマップがPDU受信状態情報を含んでいる、各対応PDUブロックは、相互に規定される。したがって、対応するPDUブロックを規定するために必要なビット数は少ない。さらに、C−PDUフォーマットは、受信側がARQ信号バンド幅の増大を要求するときに使用するARQバンド幅増大要求(ABIR)ビットを含む。
【0007】
したがって、有線又は無線電気通信システム又はネットワークにおいて、ARQメッセージ特にPDU受信状態情報を受信側から送信側に伝送することが本発明の目的の1つである。
【0008】
本発明の他の目的の1つは、制御PDU(つまり、C−PDU)を使用してPDU受信状態情報を伝送することである。
【0009】
本発明のさらに別の目的の1つは、PDU受信状態情報を伝送するために、バンド幅を有効に使用するC−PDUフォーマットを提供することである。
【0010】
本発明のさらに別の目的の1つは、PDU伝達の信頼性を向上させて、PDU送信遅延を最小にすることである。
【0011】
本発明の第1の側面によれば、上述の目的はその他の目的と共に、電気通信ネットワークを介して送信ノードから受信ノードに送信された一連のデータパケットに対する、選択的繰り返しARQスキームにしたがって、データパケット受信状態を確認返信する方法であって、各パケットに送信順序を示すシーケンス番号を割り当て、一連のデータパケットを固定されたデータパケットのブロックにグループ化する方法によって達成する。当該方法は、データパケットの第1のブロックを示す第1のビットマップ番号を作成し、第1のデータパケットに対応するデータパケットの受信状態を定義する第1のビットマップを作成することを含む。当該方法は、また、第1のデータパケットブロックに対して第2のデータパケットブロックを示す第2のビットマップ番号を作成することを含む。第1のビットマップ番号、第1のビットマップ、第2のビットマップ番号と第2のビットマップは、受信側から送信側に送られる。
【0012】
本発明の第2の側面によれば、上述の目的はその他の目的と共に、PDUを第1の複数のPDUブロックにグループ化し、各PDUに送信順序を表すシーケンス番号を割り当て、選択的繰り返しARQスキームが送信側から受信側に送信することができるPDUインターバルを規定する送信ウィンドウを使用する選択的繰り返しARQスキームを使用したプロトコルデータユニット(PDU)受信状態確認方法によって達成される。当該方法には、第1のPDUブロックを示す第1のビットマップブロック番号を作成し、第1のPDUブロックのPDUの受信状態を規定する第1のビットマップを作成することが含まれる。当該方法はさらに、第1のPDUブロックに対して第2のPDUブロックを示す第2のビットマップブロック番号を作成し、第2のPDUブロック内のPDUの受信状態を規定する第2のビットマップを作成することが含まれる。次に、制御PDUが受信側から送信側に対して送信されるが、制御PDUは、第1のビットマップブロック番号、第1のビットマップ、第2のビットマップブロック番号と第2のビットマップを含む。
【0013】
本発明の第3の側面によれば、上記の目的とその他の目的は、PDUが第1の数の固定されたPDUブロックにグループ化されて送信側から受信側に送信された複数のプロトコルデータユニット(PDU)のために選択的繰り返しARQスキームに基づいて受信状態を決定する方法であって、各PDUを対応するシーケンス番号によって識別子、選択的繰り返しARQスキームは現在送信に適合したPDUの間隔を規定する通信ウィンドウを使用し、当該PDUの間隔は、前記第1の数の固定されたPDUブロックのサブセットである第2の数の固定されたPDUブロックにグループ化された方法によって達成される。当該方法は、送信側において、第1のビットマップブロック番号、第2のビットマップブロック番号、第1ののビットマップ、および第2のビットマップを含む、受信側が送信した制御PDUを受信することを含む。第1のPDUブロックが、第1のビットマップブロック番号の値に基づいて、送信ウィンドウに対応する固定PDUブロックの第2の番号の中から識別される。次に、第1のPDUブロックに対応するPDU受信状態は第1のビットマップの関数として決定される。当該方法は、送信ウィンドウに対応した第2の番号の固定PDUブロックから、第1のPDUブロックに対して第2のPDUブロックを識別する第2のビットマップブロック番号と第1のビットマップブロック番号の値とに基づいて、第2のPDUブロックを識別することを含む。最後に、第2のPDUブロックに対応するPDUの受信状態が、第2のビットマップの関数として決定される。
【0014】
本発明に第4の側面に基づけば、第1の数の固定ブロックにグループ化され、送信側から受信側に送信された複数のプロトコルデータユニットPDUのための選択的繰り返しARQスキームにしたがって、受信状態を搬送するデータパケットプロトコルによって達成される。当該プロトコルは、第1のPDUブロックを識別する第1のビットマップブロック番号と、第1のPDUブロックに含まれる複数のPDUの受信状態を搬送する第1のビットマップを含む。プロトコルはまた、第1のPDUブロックに対して相対的に第2のPDUブロックを識別する第2のビットマップブロック番号と、第2のPDUブロックに含まれる複数のPDUの受信状態を搬送する第2のビットマップを含む。
【0015】
以下に、本発明の詳細な説明と添付の図面を参照することによって本発明の目的と利点が理解される。
【0016】
(発明の詳細な説明)
本発明は電気通信ネットワーク、特に限定されるわけではないが、高性能ローカルエリアネットワーク・タイプ2(いわゆる、ハイパープラン2)のような無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に関するものである。図1には、WLANまたはその一部を示す。WLAN100は、当業者には自明なように、たとえば、交換センター110、複数のアクセスポイント(APs)130、および、位置によってAPのうちのいずれかに接続している複数の無線端末(WT)を収容している。さらに、交換センター110は、インターネットサービスプロバイダ120を介してインターネットに接続されることもある。
【0017】
データ、および/または、制御情報がネットワークの1つのノードから他のノード、例えば、APからそれに接続されている1つ以上のWTに送られる場合、当該データ、および/または、制御情報は一連のプロトコルデータユニット(つまり、PDU)として送信される。送信側から受信側に送信が行われる前のどこかの時点において、各PDUを他のPDUから識別するため、および、PDUが包含するデータ、および/または、制御情報を識別するために、各PDUに対してもシーケンス番号が割り当てられる。PDUを他のPDUから識別することに加えて、当該シーケンス番号は、PDUが送信側から受信側に送信される順序を規定するものである。一般的に、シーケンス番号は、2進数において0から2−1、kは各シーケンス番号に含まれるビット数、で表される。以下の記述を簡単にするために、kは10ビットということにするが、当業者であれば、kは10より大きくても小さくても良いことを理解するはずである。
【0018】
各シーケンス番号が10ビットの値によって規定されると仮定すると、シーケンス番号を繰り返し使用するまでには、PDUに対して1024個のシーケンス番号を割り当てることができる。しかし、任意の時刻においては、このPDUのもっと小さなグループが送信(または再送信)される状態にあり、その時点で送信され得る状態にあるPDUのグループのことを「送信ウィンドウ」に含まれていると称する。送信ウィンドウに同時に含まれる2つのPDUが同じシーケンス番号を有することによってPDUの識別が不明瞭とならなることが無いように、送信ウィンドウの大きさ、つまり、任意の時点において送信されえる状態にあるPDUの最大数は、2k−1、ここでもkは各シーケンス番号に含まれるビット数、に制限される。kが10であると仮定すれば、送信ウィンドウの最大の大きさは512PDUである。
【0019】
図2は、送信ウィンドウの概念をより詳細に示すものである。図に示した円形のオブジェクト205は、PDUに割り当てることができるシーケンス番号の範囲を示す。シーケンス番号が10ビットであると仮定すれば、円形のオブジェクト205の周辺は0から1023(つまり0から2−1、ここでkはビット数)の番号が付番される。対照的に、半円形の→21−は、NからN+511までの範囲の最大値が512のPDUを有する送信ウィンドウを表す。これらの512のPDUは、送信ウィンドウにいるなら送信されることができる。送信ウィンドウの「底部」(BOW)は、まだ受信確認がされていないシーケンス番号の最も早いものを示す。送信ウィンドウの「頂部」(TOW)は、BOWに対応するPDUよりも最近作成されたシーケンス番号を有する送信ウィンドウ中のPDUを示し、送信ウィンドウの大きさと同じ数のPDUだけBOWに対応するPDUからは離れている。cumACKは、受信されていないものの内の最も早く作成されたシーケンス番号を有するPDUを示す。cumACKは、BOWと送信ウィンドウ210全体をシフトさせる。図2は、円形のオブジェクト205の周りの時計回りの半円形の矢印でこのシフトを表してあり、円形のオブジェクトはすでに述べたように、PDUに割り当てることができるシーケンス番号の範囲を表す。送信ウィンドウがシフトすると、図2に示したように、追加のPDUが送信可能になる。
【0020】
送信環境が理想的であることはもちろんほとんどない。従って、PDおよびより具体的には底に含まれるデータ、および/または、制御情報は、送信途中で変質したり喪失したりすることがある。PDUの受信に失敗した時、例えば、PDUが送信途中で変質していたり喪失していた場合には、ARQのような技術を用いてPDU受信状態情報を知らせ、送信側が必要なら喪失または変質したPDUを再送信できるようにする。
【0021】
すでに述べたように、種々のARQ技術が存在する。本発明は、しかし、主として、ACK、NACKとcumACK信号が一般的に受信側から送信側に送られて、送信側が現在送信ウィンドウに存在する1つ以上のPDUの受信状態を決定することができる、選択的繰り返しARQ技術に関するものである。PDU受信状態情報に基づいて、送信側は、必要で有れば、正しく受信されていないPDUを再送信すること、あるいは、正しく受信されたPDUを排除して送信ウィンドウが進んで新しいPDUが送信可能になるようにすることができる。ARQ PDU受信状態情報は、受信側から送信側に、制御PDUとして知られる(つまりC−PDU)特別なPDUによって送信されることに注意を要する。
【0022】
受信側から送信側に、C−PDUによってARQ PDU受信状態情報を伝える方法の1つは、ビットマップを使用することである。図3は、送信側にPDU受信状態情報を伝えるビットマップ310とその他の情報を含むC−PDU305の例を示すものである。受信状態情報ARQ PDUを伝えるための図3に示した具体的な方法は、ある程度一般的な方法によっており、ビットマップ310は送信ウィンドウ315内にNからN+511までのPDUのそれぞれのビットを有する。従って、C−PDU301の長さは、512ビット長でなければならない。
【0023】
C−PDU305のようなC−PDUは送信側に送信される。C−PDUを受信すると送信側は、ビットマップ310を複合化する。例えば、送信側がビットマップを複合化して特定のビットの値が「1」であると決定すると、そのことは、送信ウィンドウ内の対応するPDUが正しく受信されたことを示す。従って、ビットマップ310において値「1」を有するビットは、ACK信号と等価である。反対に、ビットマップ310において値「0」を有するビットは、送信ウィンドウ中の対応するPDUがまだ正しく受信されていないことを示し、従って、NACK信号と等価である。ビットマップ310中の最初のビットから始まる、「1」の値を有するビットの中断のない連続は、当業者なら理解することができるように、ビットマップ310の最初の5つのビットとして図示したように、cumACKに相当する。
【0024】
図3に示したビットマップ310は、送信ウィンドウのそれぞれのPDUに対してビットを有しているので、「全ビット」と呼ぶことができる。従って、ビットマップ310は、全(つまり、すべての)送信ウィンドウをカバーする。しかし、この全ビットマップによる方法は、特にバンド幅に関しては充分に効率的でない。図に示したように、ビットマップフィールド自体だけで512ビットが必要である。
【0025】
図4には、他の事項と共に、本発明の実施例に基づいてARQ PDU受信状態情報をもっと有効に伝えることができるC−PDU405が示されている。より具体的には、図4は、1024個のPDUの連続410、送信ウィンドウ415および、PDUの連続410、送信ウィンドウ415と上述のC−PDU405の関係を示している。図に示したように、PDUの連続410は、0から1023のシーケンス番号の間で変化し、各ブロックが8個のPDUを含む、128のPDUブロックを有する。図示したように、送信ウィンドウ415は、1024PDUの512個、または64個のPDUブロックをカバーし、BOWはシーケンス番号Nが与えられたPDUに対応し、TOWはシーケンス番号N+511が与えられたPDUに対応する。従って、NからN+511までのPDUは、現在送信することができることは上述のとおりである。
【0026】
512個の「全」ビットマップを有するC−PDU315とは異なり、C−PDU405は、ARQ PDU受信状態情報を伝達するために複数の「部分」ビットマップを有する。C−PDU405のような9バイトのC−PDUは、3つまでの、8−ビット部分ビットマップ、BMP、BMPとBMP、各部分ビットマップ(つまり8ビット)の番号は、PDUブロック(8個のPDU)におけるPDUの番号に対応する。後に詳細に説明するように、ビットマップBMP、BMPとBMPはそれぞれ、送信ウィンドウ415に置かれている、BLOCK、BLOCKとBLOCKと称するPDUのブロックのPDU受信状態情報を有している。少なくとも1つのビットマップを繰り返して3つよりも少ないユニークなビットマップを使用してさらに耐性を高めることもできることが当然理解される。
【0027】
部分ビットマップ、BMP、BMPとBMP、の他に、C−PDU405はそれぞれの部分ビットマップBMP、BMPとBMP、にそれぞれ対応するビットマップブロック番号BMN、BMNとBMNを有する。本発明の好ましい実施例によれば、各ビットマップブロックの番号は、対応する部分ビットマップがPDU受信状態情報を有するPDUブロックを規定する。従って、ビットマップブロック番号BMN は、BLOCKの位置を規定し、BMPは当該BLOCK内の8つのPDUに関するPDU受信状態情報を含む。同様に、ビットマップブロック番号BMN は、BLOCKの位置を規定し、BMPは当該BLOCK内の8つのPDUに関するPDU受信状態情報を含む。最後に、ビットマップブロック番号BMN は、BLOCKの位置を規定し、BMPは当該BLOCK内の8つのPDUに関するPDU受信状態情報を含む。
【0028】
本発明の好ましい実施例によれば、さらに、第1のビットマップブロック番号BMNはBLOCKの位置を絶対指標に基づいて規定する。ここで「絶対」とは、BMNの値がそれ自体で、PDUのシーケンス410を構成する128個のPDUブロックの内の1つであるBLOCKを定義することを意味する。より具体的には、BMN1は、図4で破線420で示したように、BLOCKの最初のPDUのシーケンス番号を規定することによって第1のBLOCKを定義する。128個のブロックはそれぞれ8個のPDUを含んでおり、128このブロックそれぞれの最初のPDUはシーケンス番号0000000000(2進数)なので、各128個のPDUブロックの最初のPDUは図5に示すように、対応するシーケンス番号の最初の7ビットによって他のPDUから識別することに注意する必要が有る。換言すれば、128個のPDUブロックのそれぞれの中の最初のPDUのシーケンス番号に対応する最後の3ビットは、対応するブロックを定義する意味からは無視することができる。従って、ビットマップブロック番号BMNは、BLOCKの最初のPDUのシーケンス番号の最初の7ビットの関数として、128個のPDUブロックのいずれのものも「絶対」的に定義することが可能である。この理由により、C−PDU405の中のBMNが7ビットを有する様子が図示されている。
【0029】
本発明の好ましい実施例にさらに基づけば、第2のビットマップブロック番号BMNは、BLOCKの最初のPDUのシーケンス番号を定義する。しかし、バンド幅を節約するために、BMNは、破線430で図示されているように、BLOCKの最初のPDUのシーケンス番号との相対的な意味においてBLOCKの最初のPDUを定義する。送信ウィンドウ415は64個の連続したPDUブロックから構成されているので、BLOCKとBLOCKとの間を隔てているブロックの数は、矢印422と425で示したように、最大で32ブロックである。従って、BMNは、32の異なる値の内の1つを取ることで充分である。したがって、BMNは、5ビットの長さを有する。
【0030】
第3のビットマップブロック番号BMNは当然ながら、BLOCKの最初のPDUのシーケンス番号を定義する。BMNはBLOCKの最初のPDUのシーケンス番号に対してBLOCKの最初のPDUのシーケンス番号を相対的に定義する。あるいは、BMNはBLOCKの最初のPDUのシーケンス番号をBLOCKの最初のPDUのシーケンス番号に対して、破線435で示したように相対的に定義する。どちらの場合にも、BMNがBLOCKまたはBLOCKに対して前方向あるいは後ろ方向の、送信ウィンドウ410内の32個のPDUブロックに対応する32の異なる値のどの値をもとることができるようにするためには、BMNの長さは5ビットを超える必要はない。
【0031】
C−PDU405に含まれる部分ビットマップは固定または変動するビットマップである。固定長のビットマップはすべてのシーケンス番号例えばPDUシーケンス410のすべてのシーケンスに対応するシーケンス番号を固定された数のブロックに分割することによって構成される。例えば、最初のビットマップはシーケンス番号0から7に対応し、第2のビットマップはシーケンス番号8から15に対応する等である。この手法によれば、1024のシーケンス番号に対して128のビットマップが得られる。変動ビットマップは、ビットマップが任意の位置、つまり、cumACK点から開始する8つの連続したシーケンス番号を表す。記憶装置の取り扱いを容易にするために、固定ビットマップが好ましい。
【0032】
C−PDUはまた累積的ACK(cumACK)使用ビット(CAI)を有する。CAIビットは、「1」の値である時は、最初のビットマップBMPがcumACK信号であることを示す。より具体的には、CAIビットが「1」であれば、BLOCK1は受信成功の確認が得られていない最も早いPDUに割り当てられたシーケンス番号のPDUを有する。すべてのC−PDUがcumACKを有していることは必要ではないが、cumACKは少なくとも規則的に現れて、送信側がバッファから受信確認がされたPDUを排除して、新しいPDUを収容する場所を確保し、送信ウィンドウが進むことができるようにすることが必要である。
【0033】
ARQ C−PDUはまたARQバンド幅増大要求(ABIR)ビットを有し、当該ビットは、受信側がARQシグナリングバンド幅の増大を要求するために使用される。ABIRビットのデフォールト値は、ARQフィードバックシグナリングバンド幅が充分であることを示す0である。追加のバンド幅の実際の大きさは、スケジューラによって決定することも可能である。
【0034】
C−DPU405は、フロー制御(FC)ビットを有する。FCビットが設定されている場合は、フロー制御ストップ状態を示す。受信側は、起動事象が発生したとき、例えば、RECEIVERに受信バッファスペースが無くなった場合、FCビットを設定する。ネットワークのロックアップを防止するために、受信側は、FCビットの値が「1」に設定されている時は、新しいPDUをすべて破棄する。受信側は、しかし、受領することのできないPDUブロックをカバーするARQメッセージを含むC−PDUを送りつづけることができる。FCビットが「0」に設定されている場合は、正常な受信動作を示している。FCビットは、受信側がSTOP状況を経験している限りすべてのC−PDUに含められても良い。
【0035】
C−PDU405のその他の制御フィールドにはC型フィールドが含まれる。C−型フィールドは4ビットの長さを有し、ARQメッセージ、容量要求メッセージ、アンテナ制御メッセージのような16種類の異なる制御メッセージを識別することができる。C−PDU405は、また、PHY−モード領域を有することもできる。PHY−モード領域は、7ビットの長さで、物理レイヤにおいて制御動作のために使用することができる。たとえば、PHY−モード領域は、変調手順の変更のために使用される。
【0036】
本発明の種々の側面と異なる実施例について記載した。しかし、本発明の技術思想に基づいて、本発明を上述の実施例とは異なる形で実現することもできることは当業者にとって自明である。実施例について述べた種々の側面は例示であって、制限的な意味を持つものと理解してはならない。本発明の範囲は、上述の記述ではなく添付の特許請求の範囲によって定められなければならず、特許請求の範囲の記載に属するすべての変形と均等物は権利範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 典型的な無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を図示する。
【図2】 PDU送信ウィンドウの概念を示す。
【図3】 「全」ビットマップ法によりPDU受信状態情報を搬送する制御PDUの例である。
【図4】 本発明の実施例に基づいて「部分」ビットマップによってPDU受信状態情報を搬送する制御PDUの例である。
【図5】 ブロック毎に8個のPDUが含まれるときに、PDUの1つのブロックを区別するためには、各PDUブロック内の第1のPDUに対応したシーケンス番号の最も大きい側の7ビットで十分である理由を示すものである。

Claims (22)

  1. 選択的繰り返しARQ手法に基づいて、電気通信ネットワークを介して送信側のノードから受信側のノードに送信された一連のデータパケットに関するパケット受信状態を通知する方法であって、各データパケットには送信順序を表すシーケンス番号が割り振られ、一連のデータパケットはデータパケットの固定されたブロックにグループ化されており、
    データパケットの第1のブロックを識別する第1のビットマップ番号を作成し、
    第1のデータパケットブロックに対応するデータパケットの受信状態を定義する第1のビットマップを作成し、
    データパケットの第1のブロックに対してデータパケットの第2のブロックを識別する第2のビットマップ番号を作成し、
    第2のデータパケットブロックに対応するデータパケットの受信状態を定義する第2のビットマップを作成し、
    受信側から送信側に、第1のビットマップ番号、第1のビットマップ、第2のビットマップ番号、第2のビットマップを送信する方法。
  2. 第1のビットマップ番号が、第1のデータパケットブロックに含まれる最初のデータパケットのシーケンス番号を定義することによって第1のブロックを識別する請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のビットマップ番号は、第1のデータパケットブロックの中の最初のデータパケットに対応するシーケンス番号を、それ以外のすべてのデータパケットブロックの中の最初のデータパケットに対応するシーケンス番号から区別するために必要な第1の数のビットを有する請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2のビットマップ番号は、第2のデータパケットブロックの中の最初のデータパケットのシーケンス番号を、第1のデータパケットブロックの中の最初のデータパケットに対応するシーケンス番号との関連において定義することで、第2のデータパケットブロックを識別する請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のビットマップ番号は、第2のデータパケットブロックの中の第1のデータパケットに対応するシーケンス番号を、第1のデータパケットブロックの中の第1のデータパケットシーケンス番号との関係において識別するために必要な第2の数のビットを有する請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2のビットマップ番号と対応する前記第2のビット数は、前記第1のビットマップ番号に対応する第1のビット数よりも少ない請求項5に記載の方法。
  7. 選択的繰り返しARQ手法にしたがってプロトコルデータユニット(PDU)の受信状態を確認返信する方法であって、PDUは第1の数のPDUブロックにグループ化されており、それぞれのPDUに対して送信順序を表すシーケンス番号が割り当てられており、選択的繰り返しARQ手法は送信側から受信側に送信することができるPDUの長さを定義する送信ウィンドウを使用し、
    第1のPDUブロックを識別する第1のビットマップブロック番号を作成し、
    第1のPDUブロックに含まれるPDUの受信状態を定義する第1のビットマップを作成し、
    第1のPDUブロックとの関連において、第2のPDUブロックを識別する第2のビットマップブロック番号を作成し、
    第2のPDUブロックに含まれるPDUの受信状態を定義する第2のビットマップを作成し、
    受信側から送信側に、第1のビットマップ番号、第1のビットマップ、第2のビットマップ番号、第2のビットマップを含む制御PDUを送信する方法。
  8. 前記送信ウィンドウは、第2の数のPDUブロックを含み、PDUブロックの第2の数は、PDUブロックの第1の数の2分の1よりも大きくはなく、前記第1のビットマップブロック数で定義された第1のPDUブロックはPDUの第1の数のいずれかである請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のビットマップブロック番号は、第1のPDUブロックに含まれる第1のPDUに対応するシーケンス番号をその他のすべてのPDUブロックに含まれる最初のPDUに対応するシーケンス番号から識別するために必要な数のビットを有し、前記第2のビットマップブロック番号は、第2のPDUブロックに含まれる第1のPDUに対応するシーケンス番号を第1のPDUブロックの最初のPDUとの関連において識別するために必要な数のビットを有しており、前記第1のビットマップブロックに対応する第1の数のビットは前記第2のビットマップブロック番号に対応する第2の数のビットよりも大きい請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のビットマップが第1のPDUブロックのPDUが正しく受信されなかったことを示す制御ビットを制御PDUに設定し、送信ウィンドウ中の正しく受信されていない他のPDUの前に、送信側から受信側にPDUを送信される請求項7に記載の方法。
  11. 制御PDUに制御ビットを設定し、当該制御ビットは、STOP状況を示し、制御ビットが設定されている時は、受信側がすでに送信された以外のPDUを受け取ることができない請求項7に記載の方法。
  12. 送信側から受信側に送信された複数のプロトコルデータユニット(PDU)のための、選択的繰り返しARQ手法に基づく受信状態決定方法であって、PDUは第1の数の固定PDUブロックにグループ化されており、それぞれのPDUは対応するシーケンス番号によって識別され、選択的繰り返しARQ手法はその時点で送信可能なPDUの長さを定義する送信ウィンドウを使用し、当該PDU長さは前記第1の数の固定PDUブロックのサブセットである第2の数の固定PDUブロックにグループ化されており、
    第1のビットマップブロック番号と、第2のビットマップブロック番号と、第1のビットマップと第2のビットマップを含む制御PDUを、受信側から送信して送信側で受信し、
    第1のビットマップブロック番号の値に基づいて、送信ウィンドウに対応する第2の数の固定PDUブロックから第1のPDUブロックを識別し、
    第1のビットマップの関数として、第1のPDUブロックに対応したPDUの受信状態を決定し、
    第2のビットマップブロック番号は第1のPDUブロックに対して第2のPDUブロックを識別する第2のビットマップブロック番号と第1のビットマップブロック番号の値に基づいて、送信ウィンドウに対応した第2の数の固定PDUブロックから第2のPDUブロックを識別し、
    第2のビットマップの関数として第2のPDUブロックに対応するPDUの受信状態を決定する方法。
  13. 前記第1のビットマップブロック番号は、第1のPDUブロックの最初のPDUのシーケンス番号を定義し、第2のビットマップブロック番号は、第2のPDUブロック内の最初のPDUのシーケンス番号を定義する請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のビットマップブロック番号は、第1のPDUブロックに含まれる第1のPDUに対応するシーケンス番号をその他のすべてのPDUブロックに含まれる最初のPDUに対応するシーケンス番号から識別するために必要な数のビットを有しており、前記第2のビットマップブロック番号は、第2のPDUブロックに含まれる第1のPDUに対応するシーケンス番号を第1のPDUブロックの最初のPDUとの関連において識別するために必要な数のビットを有しており、前記第1のビットマップブロックに対応する第1の数のビットは前記第2のビットマップブロック番号に対応する第2の数のビットよりも大きい請求項13に記載の方法。
  15. 制御PDUの制御ビットが設定されているか否かを決定し、
    制御ビットが設定されていれば、第1のPDUブロックを正しく受信されていないPDUを含み、さらにまだ正しく受信されていない送信ウィンドウ中のPDUの前にPDUが送信されたことを示すシーケンス番号を含む請求項12に記載の方法。
  16. 設定されている時はSTOP状態を示し、その間は受信側はすでに送信されたもの以外のPDUを受け付けることができない、制御PDUの制御ビットが設定されているか否かを決定する請求項12に記載の方法。
  17. 制御人が設定されていると決定した場合には、すでに送信されたもの以外のPDUを受信側に送信することを禁止する過程を有する請求項16に記載の方法。
  18. 設定されたときには、受信側がすでに送信されたPDU以外は受け付けることができないSTOP状態を送信側に知らせるフロー制御ビットを有する請求項12に記載の方法
  19. STOP状態が存在することを知らされると送信側は、すでに送信されたもの以外のPDUの送信を中止する請求項18に記載の方法
  20. 設定されたときには、送信側が充分な受信状態フィードバックを提供するように受信側がバンド幅の拡大を要求してることを示す資源要求ビットを含む請求項12に記載の方法
  21. 前記第2のPDUブロックに対して相対的に第3のPDUブロックを識別する第3のビットマップブロック番号と、
    前記第3のPDUブロックに含まれる複数のPDUの受信状態を伝達する第3のビットマップとを有する請求項12に記載の方法
  22. さらに、前記第1のPDUブロックに対して相対的に第3のPDUブロックを識別する第3のビットマップブロック番号と、
    前記第3のPDUブロックに含まれる複数のPDUの受信状態を伝達する第3のビットマップとを有する請求項12に記載の方法
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