JP4242060B2 - ディジタル通信システムにおける方法および構成 - Google Patents

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  • Communication Control (AREA)

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、各情報の通信毎に通信資源の量が異なり、誤受信したパケットが選択的に再送信されるディジタル通信システムにおいて、前進型誤信号訂正(FEC)により符号化されたパケット情報を送受信する方法に関するものである。本発明の方法によれば、送信側から受信側にパケットを伝送するための推定総合時間が最小化される。
【0002】
また、本発明は、上記の方法を実行するための構成にも関するものである。
本発明は、特にGSM(Global System for Mobile telecommunication)内で規格化されたGPRS(General Packet Radio Service)システムにおける使用に適している。
【0003】
【従来技術】
パケットとは、1つまたは複数の通信資源を介して送信側から受信側へ転送できる一定量の情報と定義される。通信資源とは、通常はチャネルであり、例えばFDMA(周波数分割多元接続)システムにおいては特定のキャリア周波数、TDMA(時間分割多元接続)システムにおいては特定のタイムスロット、CDMA(符号分割多元接続)システムにおいては特定の符号またはシーケンス、OFDM(直交周波数分割多重)システムにおいては特定のサブチャネル、WDMA(波長分割多元接続)システムにおいては特定の波長であることが考えられる。通常、各パケットは複数のデータブロックに区分される。非常に短いパケットであれば、1つのデータブロックに収まるが、大半の場合、1つのパケットは2つ以上のデータブロックからなるものである。
【0004】
さらに、パケットの定義は通信システムの論理レベルによって異なる場合がある。そのため、第一の論理レベルでは1つのパケットであるものが、第二の論理レベルでは複数のパケットと認識される可能性がある。例えば、GPRSにおいて、上位レベルのパケットは大気インタフェースを介した転送の前に2つ以上のいわゆるLLC(リンクレイヤ制御)フレームに分割される。この発明に関連しては、そのようなLLCフレームや対応するサブパケットは同様にパケットと見なす。
【0005】
さらに、データブロックを送出する前に、そのデータブロックに冗長記号を含ませる。冗長記号は、データブロック内のペイロード情報に相関させ、伝送の際のある程度のデータの劣化を、受信側で訂正可能とする。冗長記号を追加する方法は、前進型誤信号符号化(FEC)と称し、符号化方式に従って行われる。
【0006】
冗長記号が多いほど、通信による劣化を許容することができる。しかし、データブロックの大きさは一定である。そのため、冗長度が高いとデータブロックの数が増え、冗長記号が追加されない場合より通信時間が当然長くなる。逆に、冗長度が低いと、伝送中の回復不可能な誤りの発生により、データブロックの再送信の確率が高くなる。このような再送信が多数あれば、パケットに収まれる情報の総合通信時間が確実に長くなる。
【0007】
米国特許第5,526,399号から、無線通信システムにおいて情報を送受信する方法であって、前進型誤信号訂正(FEC)および自動繰り返し要求(ARQ)の組み合わせにより、通信効率を良好とする方法が公知である。単位時間間隔あたりの繰り返し通信要求の数を監視し、この数が第一の値より大きい場合、前進型誤信号訂正の量を増やす。逆に、単位時間感覚あたりの繰り返し通信要求の数が第二の値より小さい場合、前進型誤信号訂正の量を減らす。
【0008】
国際特許出願公開第WO,A1,96/36146号には、不透明データ通信の方法が開示されている。この文献には、チャネル符号化が、第一の利用者から第二の利用者へ転送される情報に使用する様子が記述されている。不透明接続の品質を監視し、品質が特定のレベルを下回ると、チャネル符号化方式をより効率的なものに変更する。効率のより良いチャネル符号化方式を使用する際、ペイロード情報のチャネル毎の通信速度の低下を補償するため、割り当てるチャネル容量も同時に大きくする。
【0009】
米国特許第4,939,731号には、各データブロックにつき、ペイロード情報に対して冗長度を増やすことにより、繰り返し通信要求の増加に対応する方法の例が開示されている。ただし、ここではペイロード通信速度の低下の補償は行わない。
【0010】
文献"Performance of the Burst-Level ARQ Error Protection Scheme in an Indoor Mobile Radio Environment", IEEE Transactions on Vehicular Technology, No. 1, March 1994, pp. 1412-1416において、E. Malkamaki氏は、冗長が要求されたときにのみ送信される、音声通信のための従来からのFEC符号化に代わるバーストレベルARQ方式を発表した。
【0011】
上記の方法はいずれも、送信側から受信側への情報の転送を効率的に行うため、単位時間間隔あたりのデータブロックの再送信回数と前進型誤信号訂正の量との関係を適応的に設定するものである。
【0012】
しかし、既知の方法では、情報の総合通信時間を最小化することを最優先の目的とするものは無かった。これらの方法は単に、一時的にペイロード情報の効率が許容できる程度となるように前進型誤信号訂正の量を調整するだけのものである。
【0013】
【発明の開示】
本発明は、通信システムにおいてペイロード情報の平均通信時間を最小化することを目的とするものである。
また、本発明は、無線通信システムにおいてパケット情報を送受信する際に、大気インタフェースを可能な限り効率的に使用することも目的とする。
さらに、本発明は、通信状況が不安定な環境において、パケット情報を高い信頼性で送受信することも目的とする。
【0014】
本発明において、システム内で送受信される各パケットの推定通信時間を事前に最小化することでこれらの目的を達成する。一般的に、利用可能な通信資源の通信品質は大きく異なる。故に、これらの資源の中から、適当な選択を行うことが重要である。十分に高い通信品質を有する資源の数と、これらの資源間の品質の差によって、ある特定の符号化方式が最適の方式である。そのため、割り当てられた通信資源に伴って、どの符号化方式を選択するかが重大な課題である。さらに、割り当てられた通信資源への符号化データブロックの配分も、最適化されるべきパラメータである。
【0015】
本発明の一実施形態によれば、ディジタル通信システムにおいてパケット情報を送受信する方法が提供される。この方法は、各パケットにつき、通信資源の量が異なり、システムが誤受信されたパケットの選択的再送信を容認するプロトコルに従って作動することを前提とする。さらに、情報を受信側に送信する前に、2つ以上の異なる符号化方式により、ペイロード情報を前進型誤信号訂正が可能であることが必要である。
【0016】
この方法は、各パケットと利用可能な通信資源のセットとにつき、パケットに含まれる情報の推定通信時間を最小化する符号化方式と資源のサブセットとの組み合わせを求める。通信時間とは、パケットの最初のデータブロックの送信の開始から、該パケットに対する陽性認知メッセージの受信までの時間を意味し、すなわち中間的な遅延や待合時間をも含む。当然、上記の通信時間条件さえ守られていれば、符号化方式と資源のサブセットとの選択は他の条件によるものであっても良い。このような符号化方式と通信資源の最適な組み合わせを求めた後、パケットはこの符号化方式に従って符号化され、この資源を介して受信側に送信される。
上記の方法が特徴とするところは、請求項1に記載するとおりである。
【0017】
本発明のほかの実施形態によれば、上記と同様にディジタル通信システムにおいてパケット情報の通信を行う方法であって、各パケットと利用可能な資源のセットにつき、利用可能な資源のサブセットから符号化方式と符号化データブロックの分布の組み合わせを求める方法を提供する。
【0018】
この方法は、次の不連続なステップを有する。システム内のすべての通信資源にうち、現在特定のパケットを転送するために利用可能なものを求め、利用可能の通信資源から、パケットを転送するために最適の資源を含む指定のセットを選択し、指定された資源のセットを介して2つ以上の別の方式で符号化されたパケットを転送するために必要な通信時間を推定し、符号化されたパケットを構成する符号化データブロックを送信するための推定通信時間を最小化する符号化データブロックの分布と符号化方式の組み合わせを選択する。そのため、分布は、どの符号化データブロックがどの通信資源を介して転送されるかを規定する。最後に、選択された符号化方式との組み合わせで、通信時間の観点から最適であることが期待される分布に従って、パケットが選択された符号化方式によって符号化され、指定された通信資源のセットを介して送信される。
この形態によるディジタル通信システムにおいて情報の通信を行うための方法は、請求項3に記載された事項を特徴とする。
【0019】
本発明のさらに別の実施形態によれば、上記と同様にディジタル通信システムにおいてパケット情報の通信を行う方法であって、各パケットと利用可能な資源のセットにつき、利用可能な資源のサブセットから符号化方式と符号化データブロックの分布の組み合わせを求める方法を提供する。
【0020】
この方法は、次の連続したステップを有する。第一に、システム内のすべての通信資源のうち、現在特定のパケットを転送するために利用可能なものを求める。第二に、これらの各通信資源の推定通信品質を求める。第三に、利用可能な資源から、パケットの送信に最適な資源を含む指定されたセットを選択する。第四に、システム内で利用可能な符号化方式から任意の符号化方式を選択する。第五に、選択された符号化方式でパケットを符号化した場合に得られる符号化パケットに含まれる符号化データブロックの数を計算する。第六に、指定された通信資源のセットに対する、符号化処理によって得られる符号化データブロックの第一の対応分布を選択する。第七に、そのような転送に必要な推定通信時間を計算する。第八に、符号化方式と符号化データブロックの対応分布の各組み合わせについて推定通信時間が得られるまで割り当て、符号化および計算のステップを繰り返す。
【0021】
対応分布とは、推定通信品質が高い通信資源が、それより低い推定通信品質を有する通信資源以上の特定の符号化パケットの符号化データブロックを常に送信するものである。ただし、対応分布において、指定されたセットで認識される1つ以上の資源に符号化データブロックがまったく割り当てられないようにすることも可能である。さらに、対応分布は、指定されたセットが、送信側と受信側のうち、容量がより低いほうが取り扱うことのできる資源の数を超えることがないことも意味してもよい。
【0022】
第九に、特定の分布との組み合わせで、元のパケットに含まれるペイロード情報の通信時間が最短であることが期待される符号化パケットを選択する。第十に、この分布に従ってこの符号化パケットを指定された資源のセットを介して転送する。
この形態によるディジタル通信システムにおいて情報の通信を行うための方法は、請求項7に記載された事項を特徴とする。
【0023】
本発明によるディジタル通信システムにおいてパケット情報の通信を行う構成は、特定のパケットを構成するデータブロックを記憶するバッファ手段、バッファ手段からパケットを取得し、それから符号化データブロックを含む符号化パケットを作成する符号化手段、(i)現在利用可能な資源の各通信資源につき、品質測定値を求め、(ii)現在利用可能な資源から、符号化パケットを送信するための指定の通信資源のセットを決定し、(iii)指定の通信資源のセットへの符号化データブロックの対応分布を決定し、(iv)2つ以上の異なる符号化方式と分布の組み合わせによる符号化パケットを転送するための推定通信時間を計算するための演算手段、および符号化パケットを、特定の符号化方式との組み合わせで最短の推定通信時間が得られる分布に従って、指定された通信資源のセットに含まれる1つ以上の資源を介して受信側に送信するための送信手段を有するものである。
上記の構成が特徴とするところは、請求項18に記載するとおりである。
【0024】
本発明の一側面によると、発明の構成を有する、例えばGPRS等の無線通信システム用の基地局制御装置が提供される。
この側面は請求項21から明らかである。
【0025】
本発明のほかの側面によると、発明の構成を有する、パケット交換通信網における交換装置が提供される。
この側面は請求項22から明らかである。
【0026】
本発明による構成は、勿論のこと、移動式または固定式ディジタル通信システムにおけるほかのあらゆる資源割り当て装置に含めることができる。
【0027】
本発明は、各パケットについて、そのパケットの推定通信時間を最短とする前進型誤信号訂正符号化方式と利用可能な通信資源に対するブロック分布の組み合わせを選択することで、通信システムにおいてペイロード情報の平均通信時間を最小化するという課題の解決法を提供する。よって、推定が的確であれば、どの情報の通信時間も、平均して最短となる。
【0028】
その結果、この方法は転送される各情報に必要な無線資源の総量を最小化するため、このパケット通信方法をその大気インタフェースに適用する無線通信システムは、その大気インタフェースも可能な限り効率よく使用することができる。
【0029】
この方法は、さらに、通信状況が不安定な環境においても、信頼性のある情報の通信を保障する。個々の通信資源の通信品質の差に関係なく、現在もっとも効率のよい前進型誤信号訂正符号化方式と利用可能な通信資源に対するブロック分布の組み合わせが選択される。
【0030】
【好適な実施形態】
図1には、選択的ARQプロトコルを使用するディジタル通信システムにおいて、データブロックB〜Bからなる小さいパケットを、1つの通信資源chxを介して、送信側から受信側に転送するための既知の方法を示す。パケットが誤受信される場合に備え、選択的ARQプロトコルは、パケット内で誤受信された特定のデータブロックの再送信を認める。ここに示す例では、パケットの2番目のデータブロックBが誤受信された。よって、受信側は、第一の待機時間Wの後、送信側に否定的確認メッセージNACK(2)を送ることでその旨を示す。それから第二の待機時間Wが経過したら第二のデータブロックBが再送信され、さらなる第一の待機時間W後、受信側は送信側に肯定的確認メッセージACKを送り返すことで第二のデータブロックBを正常に受け取ったことを知らせる。1つのデータブロックを転送するために時間τが必要であり、確認メッセージACK、NACKの転送時間がCであることとすると、パケットの総合通信時間Ttransは、Ttrans=4τ+2W+W+2Cとなる。
【0031】
より大きなパケットを送信する場合、複数の通信資源を使用するとより効率的である。図2には、12個のデータブロックB〜B12からなるパケットを、4つの通信資源ch1〜ch4を介して転送する従来の方法を示す。横軸は時間軸であり、縦軸には各通信資源ch1〜ch4の内容を示す。通信資源ch1〜ch4は、均等の通信品質を有することとし、データブロックをそれに均一に配分する。資源間でデータブロックB〜B12を最も簡単に均一に配分するには、データブロックを資源ch1〜ch4に循環的に割り当てる、つまり第一のデータブロックBを第一の通信資源ch1に、第二のデータブロックBを第二の通信資源ch2に、その後同様にして順番に割り当てることで行うことができる。その結果、データブロックB、BおよびBは第一の資源ch1、データブロックB、BおよびB10は第二の資源ch2、データブロックB、BおよびB11は第三の資源ch3、そしてデータブロックB、BおよびB12は第四の資源ch4をそれぞれ介して送信される。しかし、伝送中、6番目のデータブロックBと11番目のデータブロックB11に誤りが発生する。受信側は送信側に否定的確認メッセージNACK(6、11)を送り返すことでこの旨を示す。後受信されたデータブロックBおよびB11は再送信され、今度は両方とも正常に受信した。よって、受信側は、パケットが完全に正常に受信できたことを示す肯定的確認メッセージACKを送る。
【0032】
スウェーデン特許公報第SE,C2 504 577号には、誤受信されたデータブロックを、以前の通信において最高の通信品質を有することが証明された通信資源を介して選択的に再送信することを教示する記述がある。ここで、特定の資源を介して転送されたブロックの総数に対して誤受信されたデータブロックの数が低いかあるいは誤受信されたデータブロックの割合が低いことが通信品質の高さを示すこととする。よって、その文献によれば、誤受信されたデータブロックを、これらのデータブロックを最初に送信するために使用したものとは別の、通信品質がより高いと見られる通信資源を介して再送信することが望ましい。
【0033】
図3は、図2に示したパケットを、同じ4つの通信資源ch1〜ch4を介して送信するための他の方法を示す。資源ch1〜ch4は、最初の通信品質が等しいこととする。しかし、今度は6番目のデータブロックBと11番目のデータブロックB11の伝送中に誤りが発生したことは、第二ch2および第三ch3通信資源の通信品質が第一ch1および第四ch4通信資源の通信品質より低い結果であると解釈する。誤受信されたデータブロックBおよびB11に再度誤りが発生する確率を下げるため、これらのデータブロックは代わってそれぞれ第一ch1と第四ch4通信資源を介して再送信される。再送信に割り当てられた通信資源ch1、ch4が変更されるが、ペイロード情報に適用される符号化方式はそのままであり、すなわち全く同じの符号化データブロックBおよびB11が再度受信側に送信される。
【0034】
データブロックの再送信を少なくするために、各パケットのデータブロックにある程度の冗長を含ませることが周知である。この冗長は、パケットのペイロード情報から得られ、受信側に、各データブロック内で特定の数の誤りを訂正するために使用される。このような冗長は、符号化方式cによりパケットPをFEC符号化することでパケットPに付加する。このFEC符号化の結果、符号化パケットPciが得られる。この方法とともに、一組の通信資源ch1〜chnにおける符号化データブロックB〜BΓの配分を、図4に示す。
【0035】
パケットの冗長度が高いほど、通信の劣化を許容できる。しかし、データブロックの大きさは通常一定である。そのため、符号化パケットPciは常にそれに対応する非符号化パケットPよりデータブロックの数が多い。データブロックb〜bからなる元のパケットPは、ここで符号化方式cによりFEC符号化され、符号化データブロックB〜BΓからなる符号化パケットPciとなる。なお、ここでΓ>m。そして、符号化データブロックB〜BΓは、特定の分布dに従って一組の通信資源ch1〜chnに分配され、受信側に送信され、そこでパケットPに含まれる情報が再生される。
【0036】
符号化率Rは、各データブロックにおけるペイロードデータビットnPLの数と符号化ビットnの数(すなわち、ビットの総数−情報ビットおよび付加冗長ビット)との比率、R=nPL/nである。ブロック誤り確率BLERは、データブロックに1つ以上の誤信号がある確率である。特定の通信品質を有する通信資源において、ブロック誤り確率BLERは符号化率Rの増加に伴って増加する。ブロック誤り確率BLERが高ければ、ブロックの再送信が多くなるため、通信時間が長くなる。逆に、符号化率Rが低ければ、符号化データブロックが多くなり、転送に特定の最小時間を要する。その結果、特定の組の利用可能な資源をもって、あるパケットにつき通信時間を最小とする符号化率Rを求めるのは、複雑な最適化問題である。図5a〜bおよび6a〜bに、この問題を説明する。
【0037】
図5aには、パケットが、R=1/2の符号化率で、24個の符号化データブロックB〜B24にFEC符号化される様子を示す。符号化データブロックB〜B24は、一つの通信資源ch1を介して送信側から受信側へ転送される。高度の符号化(R=1/2)であるため、通信中にはブロックの誤りは発生しない。よって、受信側は、符号化パケットの最後の符号化データブロックB24の受信から第一の待機時間W後に肯定的確認メッセージACKを送り返す。転送時間が図1に関連して定義したとおりであるとすると、符号化パケットの通信時間TtransはTtrans=24τ+W+Cである。
【0038】
図5bには、同一のパケットが、若干高い符号化率R=3/4でFEC符号化される様子を示す。これにより、16個の符号化データブロックB〜B16が得られる。符号化データブロックB〜B16は、同一の通信資源ch1を介して送信側から受信側に転送される。この場合、FEC符号化が低い(R=3/4)ため、2つのデータブロックBおよびB14の誤信号の訂正に失敗した。誤受信されたデータブロックBおよびB14は、否定的確認メッセージNACK(7、14)により示され、これは符号化パケットの最後の符号化データブロックB16を受信してから第一の待機時間W後に受信側から送り返される。第二の待機時間Wが経過すると、データブロックBおよびB14が再送信され、正常に受け取られる。最後に、受信側から送信側に、肯定的確認メッセージACKが送信される。この場合、符号化パケットの総合通信時間Ttransは、前回より短いTtrans=18τ+2W+W+Cである。前提とした条件下では、後者の場合の若干弱いFEC符号化は、2つのデータブロックが再送信されたにも関わらず、前者の場合に使用した強力なFEC符号化より短い通信時間Ttransとなる。
【0039】
逆の関係の例を図6aおよび6bに示す。図6aには、再度パケットが、符号化率R=1/2で、24個の符号化データブロックB〜B24にFEC符号化される様子を示す。ただし、符号化データブロックB〜B24は、今度は同等の通信品質を有することとする4つの通信資源ch1〜ch4に均一に分配され、受信側に転送される。第一の通信資源ch1は符号化データブロックB、B、B、B13、B17およびB21を転送し、第二の通信資源ch2は符号化データブロックB、B、B10、B14、B18およびB22を転送し、第三の通信資源ch3は符号化データブロックB、B、B11、B15、B19およびB23を転送し、第四の通信資源ch4は符号化データブロックB、B、B12、B16、B20およびB24を転送する。前記の例の通信状況がそのまま保持されるため、R=1/2の符号化により、通信中に回復不可能な誤りが起きないことが保証される。よって、受信側は、最後の符号化データブロックB24の受信から待機時間W後に肯定的確認メッセージACKを送り返す。その結果、符号化パケットの通信時間Ttransは、Ttrans=6τ+W+Cとなる。
【0040】
図6bには、パケットが、R=3/4の符号化率で、16個の符号化データブロックB〜B16にFEC符号化される様子を示す。これら16個のデータブロックはB〜B16は同様に4つの通信資源ch1〜ch4に均等に分配される。同様なブロック誤りが、符号化データブロックBおよびB14で発生する。第一の待機時間W後、否定的確認メッセージNACK(7、14)が送信され、さらに第二の待機時間W後に、後受信された符号化データブロックBおよびB14が再送信される。スウェーデン特許公報第SE,C2 504 577が教示するとおり、再送信は第一ch1および第四ch4通信資源を介して行われる。ここで、符号化パケットの通信時間Ttransは、Ttrans=5τ+2W+W+Cとなり、上記のR=1/2の場合より長くなる。
【0041】
図5a〜bおよび図6a〜bに示す例から明らかなように、その時利用可能な通信資源の量によって、最短の通信時間Ttransが得られる符号化率Rが違う。ここまで、いずれの利用可能な資源も同一の通信品質を有することを前提とした。しかし、実際の通信システム、特に無線通信システムにおいてはそうではない。このようなシステムにおける待機インタフェースの潜在的な不安定性により、特定の時間に異なる通信資源間でも、特定の通信資源で異なる時刻間でも通信状況は大きく変動する。
【0042】
その結果、パケットの通信時間Ttransを推定するためには、利用可能な通信資源のそれぞれの現在の通信品質の推定値を得る必要がある。推定通信品質に基づき、符号化データブロックの再送信が1回、2回、3回等がある確率を推定することができる。本発明によれば、このような確率の計算は、予め各符号化率R(すなわちFEC符号化方式)につき、標本化推定通信品質測定で行われ、結果は表に蓄積される。それにより、ある推定通子音品質測定値および符号化方式について、符号化データブロックの再送信が0回、1回、または複数回ある推定確率がすぐに解る。
【0043】
現在利用可能な通信資源の推定品質測定値間の差によって、通信時間の観点からは、符号化データブロックの資源への最適配分は異なる。図7には、符号化データブロックB〜Bを3つの通信資源ch1〜ch3に分配した7つの異なる対応分布d〜dを示す。通信資源ch1〜ch3は品質の順にランキングされ、一番高い推定通信品質測定値Qを有する第一の資源ch1は1番にランキングされ、二番目に高い推定通信品質測定値Qを有する第ニの資源ch2は2番にランキングされ、推定通信品質測定値Qが最も低い第三の資源ch3は3番にランキングされる。対応分布とは、ある特定の推定通信品質測定値を有する通信資源には、それより低い推定通信品質測定値を有する通信資源以上の符号化データブロックが分配される分布を意味する。図7に示した7つの分布d〜dは、いずれも7つの符号化データブロックB〜Bを3つの通信資源ch1〜ch3に分配した対応分布である。最初の4つの分布d〜dでは、利用可能の通信資源ch1〜ch3のうち、一部ch1またはch1〜ch2のみ使用される。このような分布は、利用可能な通信資源のうち1つまたは複数が、極端に低い推定通信品質Q〜QまたはQを有するときに有効である。次の3つの分布d〜dでは、利用可能な通信資源はいずれも少なくとも1つのデータブロックの通信が割り当てられている。このような分布は、通常、利用可能な通信資源の推定通信品質測定値間で極端な差がない場合、パケットの通信時間を短くするために最も有効である。また、最後の分布dでは、符号化データブロックB〜Bが、利用可能な資源ch1〜ch3にできるだけ均等に割り当てる。通信の初期遅延を最小化することが重要な場合、すなわち第一の符号化データブロックをできるだけ早く送信したいとき、推定通信時間Ttransを、少なくとも各符号化方式に伴い、この分布dにつき計算する必要がある。これは、主に1つの通信資源に最も多く割り当てられるデータブロックの数max(N7)によって決定される最小無誤り通信時間Ttrans が、この分布dにおいて最も短いことからなる。ある分布dの最小無誤り通信時間Ttrans は、より正確には、1つの通信資源max(Ni)に割り当てられるデータブロックの数の最大値をデータブロックを転送するために必要な時間τを掛け、第一の待機時間Wと肯定的確認メッセージACKを送受信するための時間Cを足したものであり、すなわちTtrans =max(Ni)τ+W+Cである。
【0044】
当然、分布dが及ぶ通信資源が少ないほど、最小無誤り通信時間max(Ni)が長い。利用可能な資源はいずれも極端に低い通信品質を有しない場合、最小無誤り通信時間max(Ni)を最小化することは、若干大ざっぱであれ、符号化パケットの総合通信時間Ttransを短くするために適切な手段である。
【0045】
図1、5a〜b、6a〜bおよび7を参照すると、TDMAシステムにおいて送受信される符号化パケットPciの通信時間Ttransのより正確な推定値を次の式で得ることができる。
【0046】
【数1】
Figure 0004242060
【0047】
ここで、τは符号化パケットの符号化データブロックB〜BΓのうち1つの符号化ブロックを転送するために必要な時間を示し、Yは符号化パケットを完全に転送するために必要な転送の推定総数(推定通信品質Q〜Qから割り出す)を示し、Ni,NはL番目の送信で通信資源iを介して送信される符号化データブロックの数を示し、Wは通信の最後の符号化データブロックと送信側における受信側からの確認メッセージACK/NACKの受信との間の推定待機時間を示し、Wは否定的確認メッセージNACKの受信から誤受信されたブロックの再送信の開始までの推定時間間隔を示し、Cは確認メッセージACK/NACKを送信するために要する推定時間を示す。
【0048】
TDMAシステムにおいて符号化パケットPciの転送時間TΓを推定する他の方法として、次のアルゴリズムを利用して推定値を反復的に求める方法がある。
【0049】
【数2】
Figure 0004242060
【0050】
ここで、τは符号化パケットの符号化データブロックB〜BΓのうち1つの符号化ブロックを転送するために必要な時間を示し、Cは確認メッセージACK/NACKを送信するために要する推定時間を示し、Wは通信の最後の符号化データブロックと送信側における受信側からの確認メッセージACK/NACKの受信との間の推定待機時間を示し、Wは否定的確認メッセージNACKの受信から誤受信されたブロックの再送信の開始までの推定時間間隔を示し、Γは符号化パケットに含まれる符号化データブロックB〜BΓの数を示し、PΓ(k)は符号化パケット全体がΓ個の符号化データブロックB〜BΓを有することとする場合z回の再送信がある推定確率を示し、max(Ni,L)はL番目の送信で通信資源iを介して送信される符号化データブロックの最大数である。
【0051】
図8は、本発明による方法の第一の実施形態を示したフローチャートである。パケットPを構成するデータブロックb〜bが、第一のステップ800で蓄積され、第二のステップ810において、どの通信資源ch1〜chNが現在利用可能か求める。次のステップ820で、利用可能な資源ch1〜chNから、指定の通信資源ch1〜chnのサブセットが選択される。指定の通信資源ch1〜chnは、様々な条件で選択することができる。選択は、少なくとも各利用可能通信資源ch1〜chNの推定通信品質測定値に基づくものである。ただし、指定の通信資源ch1〜chnのセットは、特定の情報通信に関わる利用者の最大通信容量を越える数の通信資源を有するものとはしない。送信側の最大通信容量が、受信側の最大通信容量より低い場合、通信資源ch1〜chnの量は送信側の容量により決まり、受信側の最大受信容量が送信側の最大通信容量より低い場合、受通信資源ch1〜chnの量は受信側の容量により決まる。
【0052】
第四のステップ830で、符号化方式cと符号化データブロックの指定されたセットの資源ch1〜chnへの対応分布dの各組み合わせの通信時間Ttransを計算する。次のステップ840で、最短の推定通信時間min(Ttrans)に対応する符号化方式cと分布dとの組み合わせ(c,d)を選択する。次なるステップ850は、選択された組み合わせ(c,d)の符号化方式cを介してパケットPを符号化パケットPciに符号化することを前提とする。最後のステップ860では、選択された組み合わせ(c,d)の分布dに従って指定された通信資源ch1〜chnのセットを介して、符号化パケットPciを送信側から受信側に転送する。
【0053】
図9に、本発明による方法の第二の実施形態のフローチャートを示す。第一のステップ900で、パケットPを構成するデータブロックb〜bを蓄積する。第二のステップ910で、どの通信資源ch1〜chNが現在利用可能か求め、第三のステップ921で各利用可能通信資源ch1〜chNの通信品質測定値Qを推定する。次のステップ922では、利用可能通信資源ch1〜chNから、指定の通信資源ch1〜chnのサブセットを選択する。選択は、推定品質測定Q:sに基づくものである。次のステップ931で任意の符号化方式cを選択し、さらにその次のステップ932では、パケットPが符号化方式cを使用して符号化された場合のデータブロックの数Γciを求める。そして、ステップ933で、指定の通信資源ch1〜chnのセットに対する符号化データブロックの対応分布d。次に、ステップ934で,符号化方式cで符号化したパケットPの推定通信時間Ttransを計算する。その次のステップ935で、すべての対応分布d:sが適用されたか問い合わせ、そうであればステップ936に進み、そうでなければステップ933に戻り、既に選択された分布dとは別の対応分布dj+1を選択する。その次のステップで、すべての符号化方式c:sが適用されたか問い合わせ、そうであればステップ940に進み、そうでなければステップ931に戻り、新しい符号化方式ci+1を選択する。ステップ940で、最短の推定通信時間min(Ttrans)に対応する符号化方式cと分布dの組み合わせ(c,d)を選択する。次のステップ950で、選択された組み合わせ(c,d)の符号化方式cを介してパケットPを符号化パケットPciの符号化を前提とする。最後のステップ960では、選択された組み合わせ(c,d)の分布dに従って指定された通信資源ch1〜chnのセットを介して、符号化パケットPciを送信側から受信側に転送する。
【0054】
図10は、本発明による構成を示すブロック図である。この構成は、到着したパケットPを保存するための第一バッファ手段1005、符号化手段1010、2つ以上の各符号化方式c、c、...、c(i+k)によってFEC符号化された場合のパケットPに含まれる符号化データブロックの数を表わす値Γc1、Γc2、...、Γc(i+k)を保持する第一の記憶手段1020、現在利用可能な通信資源ch1〜chNの指数を保持する第二の記憶手段1025、現在利用可能の各通信資源ch1〜chNの品質測定値Q〜Qを保持する第三の記憶手段1035、符号化データブロックB〜BΓの指定の通信資源のセットへの対応分布d、d、...、d(j+d)を保持する第四の記憶手段、利用可能な各符号化方式cで符号化したパケットPciを転送するために要する総通信数の推定値Yおよび/またはΓ個の符号化データブロックを含む特定の符号化パケットPciの特定数zの再送信がある推定確率PΓ(z)を保持する第五の記憶手段1045、推定通信時間Ttransとともにそれに対応する符号化方式cと対応分布dの組み合わせを蓄積するための第六の記憶手段、分布dに従って送信側から受信側に符号化パケットPci:を送信するための送信手段1055、様々な計算を行うための演算手段1030、ディジタル通信システム内の全通信資源chα〜chω上の事象に関する統計を蓄積および保持するためのログ手段1090および信号trigおよびCKにより構成に含まれるほかの装置をすべてトリガし、同期させるための制御手段1095。
【0055】
構成は次のように作動する。ペイロード情報を含み、データブロックb、b、...、bからなるパケットPが第一のバッファ手段1005に記憶される。次に、パケットPは、符号化手段1010からの第一符号化方式cとともに演算手段1030に供給される。演算手段1030は、パケットPが第一符号化方式cで符号化された場合のデータブロックの数Γciを計算する。その値Γciは第一記憶手段1020に記憶される。少なくとも1つのほかの符号化方式c〜c(i+k)の対応する値Γc2〜Γc(i+k)も計算され、記憶される。そのため、符号化手段1010は2つ以上の符号化方式c、c、...、c(i+k)を含むバンク1015を有するものである必要がある。各値Γci〜Γc(i+k)は、符号化データブロックB〜BΓの、指定の資源ch1〜chnのセットへの異なる分布d〜d(j+d)による各符号化方式c、c、...、c(i+k)に従って符号化されたパケットPを転送するための推定通信時間Ttransの計算のため、一つずつ演算手段1030に送信される。現在利用可能な通信資源ch1〜chNは定期的に検出され、その状態を示す更新されたインデックスが、第二記憶手段に記憶される。第二記憶手段1025の内容は、どの資源に対して通信品質測定値Qを計算すべきかを決定するときに、演算手段1030が使用する。これらの計算結果Q、Q、...、Qは、第三記憶手段1035に記憶される。推定通信品質測定値Q〜Qのセット、ログ手段からの現在の情報および送信側および受信側の能力に関するデータ(Tdata、Rdata)をもって、計算手段1030は、好ましくは演算手段1030内の記憶手段1070に記憶されるパケットPの指定の通信資源ch1〜chnのセットを決定する。各通信資源chxに関するログ手段1090からの情報は、例えば、肯定的確認メッセージAの数を示す値、否定的確認メッセージNの数を示す値、測定信号強度Sおよび推定BER(BER=ビット誤り率)のうち1つ以上の情報が含まれる。指定のセットの通信資源ch1〜chnの推定通信品質測定値Q〜Qを表1080に適用することで、計算手段1030は、指定セットの各資源ch1〜chnを介して転送されるときの、各符号化方式cで符号化した場合にパケットPを転送するために必要となる総通信数の推定値Yおよび/またはΓ個の符号化データブロックを有する符号化パケットに対して特定数zの再送信がある推定確率PΓ(z)を求める。確率Y、PΓ(z)は第五記憶手段1045に記憶される。計算手段1030は、記憶手段1020〜1045のデータを基に、本発明の方法による符号化方式cと対応分布dの各組み合わせ(c、d)に対する推定通信時間Ttransを計算し、その結果を第六記憶手段1050に記憶する。計算手段1030は、第六記憶手段に記憶された最短の推定通信時間Ttransを選択し、それに対応する符号化方式cおよび対応分布dを認識する。次に、パケットPは、認識された符号化方式cにより符号化され、その結果得られる符号化パケットPciは、第四記憶手段1040からの認識された分布dとともに、送信手段1055に供給される。
【0056】
そして、送信手段1055は、本発明の方法に従って、符号化データブロックB、B、...、BΓからなる符号化パケットPciを、指定されたセットの資源ch1〜chnを介して受信側に送信する。受信側から送り返される確認メッセージACK、NACKは、望ましくは送信手段1055に含まれる状況受信手段1055により取り扱われる。否定的確認メッセージNACKの場合、メッセージで指摘された誤受信の符号化データブロックは本発明の方法に従って再送信され、肯定的確認メッセージACKが戻された場合、第一バッファ手段1005がリセットされ、新しいパケットPが供給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1つの通信資源を介して小さなパケットを転送するための従来の方法を示したものである。
【図2】 複数の通信資源を介してより大きなパケットを転送するための従来の方法を示したものである。
【図3】 複数の通信資源を介してより大きなパケットを転送するためのほかの既知の方法を示したものである。
【図4】 本発明に従って、複数の通信資源に亘ってパケットが復号化、分配される様子を示したものである。
【図5a,b】 1つの通信資源を介してパケットを符号化、転送するためのそれ自体既知の第一および第二の方法を示したものである。
【図6a,b】 複数の通信資源を介してパケットを符号化、転送するためのそれ自体既知の第一および第二の方法を示したものである。
【図7】 特定のパケットの符号化データブロックを指定の数の通信資源に割り当てるための7つの該当分布の候補を示したものである。
【図8】 本発明による方法の第一実施形態のフローチャートを示したものである。
【図9】 本発明による方法の第ニ実施形態のフローチャートを示したものである。
【図10】 本発明による構成を示したブロック図である。

Claims (22)

  1. ディジタル通信システムにおいて、送信側から受信側への各パケットの転送に利用可能な通信資源が可変であり、誤受信されたパケットを選択的に再送信することができ、情報が送信側から受信側に転送される前に少なくとも2つの異なる符号化方式(c〜ci+k)のうちのいずれかにより前進型誤信号訂正符号化されるパケット情報の通信を行う方法であって、
    パケット(P)が転送される前に、符号化方式(c)と(n)個の指定された通信資源(ch1〜chn)のセットの組み合わせが、少なくとも計算された数(Γci)の符号化データブロックからなる符号化パケット(Pci)の推定通信時間(Ttrans、TΓ)を基に選択され、その結果組み合わせの符号化方式(c)に従ってパケットPが符号化されることを特徴とする方法。
  2. パケット(P)の通信中、符号化方式(c)が常に固定されていることを特徴とする請求項1による方法。
  3. ディジタル通信システムにおいて、送信側から受信側への各パケットの転送に利用可能な通信資源が可変であり、誤受信されたパケットを選択的に再送信することができ、情報が送信側から受信側に転送される前に少なくとも2つの異なる符号化方式(c〜ci+k)のうちのいずれかにより前進型誤信号訂正符号化されるパケット情報の通信を行う方法であって、各パケット(P)につき、
    現在利用可能な通信資源(ch1〜chN)の量(N)を求め(810)、
    (n)個の指定された通信資源(ch1〜chn)のセットを選択し(820)、
    各々1つ以上の符号化データブロック(B〜BΓ)からなり、特定の符号化方式(c)によりパケット(P)を符号化することで得られる少なくとも2つの符号化パケット(Pci)の、(n)個の指定の通信資源(ch1〜chn)を介して送信するために必要な通信時間(Ttrans、TΓ)を推定し(830)、
    符号化データブロック(B〜BΓ)の推定通信時間(Ttrans、TΓ)が最短である符号化方式(c)と符号化方式(c)により符号化されたパケット(P)を表わす符号化データブロック(B〜BΓ)の、(n)個の指定された通信資源(ch1〜chn)への分布(d)との組み合わせを選択し(840)、
    パケット(P)を、符号化方式(c)に従って、符号化データブロック(B〜BΓ)を含む符号化パケット(Pci)となるよう符号化し(850)、
    該分布(d)に従って(n)個の指定された通信資源(ch1〜chn)のセットを介して符号化データブロック(B〜BΓ)を送信する(860)ステップを含むことを特徴とする方法。
  4. 推定通信時間(Ttrans、TΓ)が、少なくとも通信中のデータブロックの再送信の推定数から得られる推定総合通信遅延を考慮して計算されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれかによる方法。
  5. 推定されるデータブロック再送信の数が、現在利用可能の(N)個の各通信資源(ch1〜chN)の推定通信品質測定値(Q〜Q)から計算されることを特徴とする請求項4による方法。
  6. 通信品質測定値(Q〜Q)が、
    現在利用可能な(N)個の通信資源(ch1〜chN)の以前の情報通信結果、
    現在利用可能な(N)個の通信資源(ch1〜chN)の推定ビット誤り率(BER)、および
    現在利用可能な(N)個の通信資源(ch1〜chN)の測定信号強度(S)の少なくとも1つから推定することを特徴とする請求項5による方法。
  7. ディジタル通信システムにおいて、送信側から受信側への各パケットの転送に利用可能な通信資源が可変であり、誤受信されたパケットを選択的に再送信することができ、情報が送信側から受信側に転送される前に少なくとも2つの異なる符号化方式(c〜ci+k)のうちのいずれかにより前進型誤信号訂正符号化されるパケット情報の通信を行う方法であって、各パケット(P)につき、
    現在利用可能な通信資源(ch1〜chN)の量(N)を求め(910)、
    現在利用可能の(N)個の各通信資源(ch1〜chN)の通信品質測定値(Q〜Q)を推定し(921)、
    現在利用可能の(N)個の通信資源(ch1〜chN)から指定の(n)個の通信資源(ch1〜chn)を選択し(922)、
    第一の符号化方式(c)を選択し(931)、
    第一の符号化方式(c)でパケット(P)を符号化した結果得られるデータブロックの数(Γci)を計算し(932)、
    指定された(n)個の通信資源(ch1〜chn)への符号化データブロック(B〜BΓ)の第一の分布(d)を選択し(933)、
    選択された符号化方式(c)と分布(d)の組み合わせに従って符号化データブロック(B〜BΓ)を転送するために必要な推定通信時間(Ttrans、TΓ)を計算し(934)、
    可能な分布(d、d、...、dj+d)のすべてに適用されるまでほかの可能な分布(d、d、...、dj+d)に対して前記の2つのステップ(933、934)を繰り返し(935)、
    前に選択した符号化方式(c)とは別の符号化方式(c)を選択し、この符号化方式(c)について前記の4つのステップ(932〜935)を繰り返し(931゜)、
    符号化方式(c〜ci+k)と対応分布(d〜dj+d)の全組み合わせにつき、推定通信時間(Ttrans)が計算されるまで上のステップ(931゜)を繰り返し(936)、
    符号化データブロック(B〜BΓ)の推定通信時間(Ttrans、TΓ)が最短である符号化方式(c)と符号化方式(c)により符号化されたパケット(P)を表わす符号化データブロック(B〜BΓ)の、(n)個の指定された通信資源(ch1〜chn)への分布(d)との組み合わせを選択し(940)、
    パケット(P)を、符号化方式(c)に従って、符号化データブロック(B〜BΓ)を含む符号化パケット(Pci)となるよう符号化し(950)、
    該分布(d)に従って(n)個の指定された通信資源(ch1〜chn)のセットを介して符号化データブロック(B〜BΓ)を送信する(960)ステップを含むことを特徴とする方法。
  8. 指定された(n)個の通信資源(ch1〜chn)のセットの資源の量が最大で、(i)送信側での最大送信容量、および(ii)受信側での最大受信容量のうち低いほうにより決定することを特徴とする請求項7による方法。
  9. 指定された(n)個の通信資源(ch1〜chn)のセットが、特定の限度測定値(Q)以上の品質測定値(Q〜Q)を有する資源をのみ含むことを特徴とする請求項7または8による方法。
  10. 対応分布(d〜dj+d)が、特定の推定通信品質測定値(Q)を有する通信資源に割り当てられる符号化データブロックの数が、それより低い(Q > Q)推定通信品質測定値(Q)を有する通信資源(ch2)に割り当てられる数以上であることを特徴とする請求項7〜9のうちいずれかによる方法。
  11. 指定されたセット内の(n)個すべての通信資源(ch1〜ch3)が、いずれの対応分布(d〜d)にも使用されることを特徴とする請求項7〜10のうちいずれかによる方法。
  12. 対応分布(d〜dj+d)が、符号化データブロック(B〜B)の、可能な限り均一の分布(d)であることを特徴とする請求項7〜11のうちいずれかによる方法。
  13. 推定通信時間(Ttrans、TΓ)が、通信中のデータブロックの再送信の推定数から得られる推定総合通信遅延を考慮して計算されることを特徴とする請求項7〜12のうちいずれかによる方法。
  14. データブロックの再送信の推定数が、現在利用可能な(N)個の各通信資源(ch1〜chN)の推定通信品質測定(Q〜Q)により計算されることを特徴とする請求項13による方法。
  15. 推定通信時間(Ttrans)が、次の式:
    Figure 0004242060
    (式中、τは符号化パケットの符号化データブロックB〜BΓのうち1つの符号化ブロックを転送するために必要な時間を示し、
    Yは符号化パケットを完全に転送するために必要な転送の推定総数を示し、
    i,NはL番目の送信で通信資源iを介して送信される符号化データブロックの数を示し、
    は通信の最後の符号化データブロックと送信側における受信側からの確認メッセージACK/NACKの受信との間の推定待機時間を示し、
    は否定的確認メッセージNACKの受信から誤受信されたブロックの再送信の開始までの推定時間間隔を示し、
    Cは確認メッセージACK/NACKを送信するために要する推定時間を示す)により計算されることを特徴とする請求項7〜12のうちいずれかによる方法。
  16. 推定通信時間(TΓ)が、次の式:
    Figure 0004242060
    (式中、τは符号化パケットの符号化データブロックB〜BΓのうち1つの符号化ブロックを転送するために必要な時間を示し、
    Cは確認メッセージACK/NACKを送信するために要する推定時間を示し、
    は通信の最後の符号化データブロックと送信側における受信側からの確認メッセージACK/NACKの受信との間の推定待機時間を示し、
    は否定的確認メッセージNACKの受信から誤受信されたブロックの再送信の開始までの推定時間間隔を示し、
    Γは符号化パケットに含まれる符号化データブロックB〜BΓの数を示し、
    Γ(k)は符号化パケット全体がΓ個の符号化データブロックB〜BΓを有することとする場合z回の再送信がある推定確率を示し、
    max(Ni,L)はL番目の送信で通信資源iを介して送信される符号化データブロックの最大数を示す)により計算されることを特徴とする請求項7〜12のうちいずれかによる方法。
  17. 通信品質測定値(Q〜Q)が、
    現在利用可能な(N)個の通信資源(ch1〜chN)の以前の情報通信結果、および
    現在利用可能な(N)個の通信資源(ch1〜chN)の測定信号強度(S)の少なくとも1つから推定することを特徴とする請求項7〜16のうちいずれかによる方法。
  18. ディジタル通信システムにおいてパケット情報の通信を行う構成であって、
    1つのパケット(P)を構成するデータブロック(b〜b)を記憶する第一のバッファ手段(1005)、
    第一のバッファ手段(1005)からパケット(P)を取得し、それから符号化データブロック(B〜BΓ)を含む符号化パケット(Pci)を作成する符号化手段(1010)、
    (i)現在利用可能の資源の各通信資源(ch1〜chN)につき、品質測定値(Q〜Q、Y、PΓ(z))を求め、
    (ii)現在利用可能の資源から、符号化パケット(Pci)を送信するための指定の通信資源(ch1〜chn)のセットを決定し、
    (iii)指定の通信資源(ch1〜chn)のセットへの符号化データブロック(B〜BΓ)の対応分布(d〜dj+d)を決定し、
    (iv)2つ以上の異なる符号化方式(c)と分布(d)の組み合わせによる符号化パケット(Pci)を転送するための推定通信時間(Ttrans)を計算するための
    演算手段(1030)、および
    符号化パケット(Pci)を、特定の符号化方式(c)との組み合わせで最短の推定通信時間(Ttrans)が得られる分布(d)に従って、指定された通信資源(ch1〜chn)のセットに含まれる1つ以上の資源を介して受信側に送信するための送信手段(1055)を有することを特徴とする構成。
  19. 通信資源(chα〜chω)の品質測定値(Q〜Q、Y、PΓ(z))の基となる、通信資源(chα〜chω)における過去の事象および統計(A、N、S、BER)を記憶するためのログ手段(1090)、および
    パケット(P)の2つ以上の異なる符号化方式による符号化パケット(Pci)の符号化データブロックの数を表わす値、品質測定値(Q〜Q、Y、PΓ(z))および対応分布(d〜dj+d)を記憶するための記憶手段(1020〜1045)をさらに有することを特徴とする請求項18による構成。
  20. 符号化手段(1010)が、2つ以上の異なる符号化方式(c、c、...、ci+k)を含むバンク(1015)を有し、
    送信手段が、送信された各符号化データブロック(B〜BΓ)の受信側での状態を求めるための状態検出手段(1065)および符号化パケット(Pci)を記憶するための第二のバッファ手段(1060)を有することを特徴とする請求項18または19による構成。
  21. 請求項18〜20のうちいずれかによる構成を有することを特徴とする無線通信システム用の基地局制御装置。
  22. 請求項18〜20のうちいずれかによる構成を有することを特徴とするパケット交換型通信網における交換装置。
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