JP4563889B2 - 駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降する制止部材により車両が駐車場から出るのを制限する駐車装置に関する。
駐車装置は、駐車場に車両が進入したら、地中に埋設したセンサにより車両を検知し、制止部材を上昇させて車両が退出するのを制限する。この状態で課金を開始する。一定時間経過後、駐車時間に対応する料金が支払われると、駐車装置は制止部材を下降させて車両が退出できるようにする。
この種の駐車装置には、昇降する制止部材が車両の前方に配置される構成(制止部材がバンパの前方に配置される構成)のものと、車両の底面の下方に配置される構成(上昇した制止部材が車両の底面に接触する構成)のものとの2種類がある。
図20は、昇降する制止板51が車両の前方に配置される構成の駐車装置を示す。制止板51は回転する駆動軸51aに取付けられる。駆動軸51aが時計方向又は反時計方向に回転駆動することによって、制止板51が上昇位置と下降位置との間を往復運動する。この駆動軸51aと、油圧シリンダ52のロッド53との間にはリンク54が設けられる。油圧シリンダ52を動作させてロッド53を伸ばしてリンク54を押すと、駆動軸51aが回転し、これにより制止板51が上昇する。一方、ロッド53を縮めてリンク54を引くと、駆動軸51aが逆方向に回転し、これにより制止板51が下降する。
制止部材には、いたずら荷重、例えば料金を支払わないで脱出しようとして、人が足で上昇した制止部材を蹴ったり、駐車した車両で制止板を乗り上げたり、また駐車した車両があるにもいかかわらず、バックして制止部材に衝突したりするときの荷重がかかる。
駐車装置には、制止部材を昇降できることのみならず、このようないたずら荷重に耐えること、また過度のいたずら荷重がかかったときには、制止部材自体や内部の機械が破損するのを防止できる機能が要求される。
従来の駐車装置では、比較的小さいボディで大きな力が出せる油圧シリンダ52を使用し、また油圧シリンダ52と駆動軸51aとの間に、てこのようにリンク54を介在することで、いたずら荷重に耐えていた。また、油圧シリンダ52のロッド53とリンク54との接合部分にシャーピン55を入れ、衝撃荷重や過大な回転力が発生したときはこのシャーピン55を切断させていた。
しかしシャーピン55が切断されると、作業員が修理にきて、ふたを開けてシャーピン55を取り替える必要がある。この間は油圧装置を作動させても、制止板51を昇降することができないので、無断で駐車場を使用する利用者から駐車料金を徴収できなくなる。
そこで本発明は、駐車装置の制止板に衝撃荷重や過大な回転力がかかった場合でも、制止板を元の位置に自動的に復帰させることができる駐車装置を提供することを目的とする。
以下本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、制止部材(2)を上昇させて車両が駐車場から出るのを制限する一方、制止部材(2)を下降させて車両が駐車場から出られるようにする駐車装置において、前記制止部材(2)を回転駆動させる駆動軸(2a)と、出力軸(16)を有するモータ(17)と、前記モータ(17)の前記出力軸(16)の回転運動を前記制止部材(2)の前記駆動軸(2a)の回転運動に伝える伝動機構(6,7,10,12)と、前記出力軸(16)から前記駆動軸(2a)までのいずれかの回転する軸(8)に設けられ、軸(8)とこの軸(8)に嵌められる歯車(10)とを結合する結合具(11)とを備え、前記結合具(11)は、前記制止部材(2)に過負荷がかかったときに、前記軸(8)に対してスリップする一方、前記制止部材(2)にかかる過負荷が解除されたときに、前記軸(8)に対してスリップするのが止まり、摩擦力によって前記歯車(10)を前記軸(8)に結合させ、前記結合具(11)は、内周にテーパ面(21)を有する外輪部(11b)と、外周にテーパ面(24)を有する内輪部(11a)とを有し、前記内輪部(11a)を前記外輪部(11b)に軸線方向に締め付ける際のくさびの作用によって、前記軸(8)と前記歯車(10)とを結合し、前記結合具(11)の前記内輪部(11a)には、内側に変形し易いようにスリット(25)が形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の駐車装置において、前記伝動機構(6,7,10,12)は、複数の歯車が組み合わされた歯車列によって構成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の駐車装置において、前記伝動機構は、ウォームギヤ(10,12)を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の駐車装置において、前記伝動機構(6,7,10,12)はさらに、前記ウォームギヤ(10,12)のウォームホイール(10)の回転数を減速して前記制止部材(2)の前記駆動軸(2a)に伝動する1組の歯車(6,7)を有し、前記ウォームギヤ(10,12)のウォーム(12)が前記モータ(17)の前記出力軸(16)に連結され、前記結合具(11)は、前記ウォームギヤ(10,12)のウォームホイール(10)に取り付けられることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の駐車装置において、前記ウォームギヤ(10,12)の前記ウォーム(12)は、前記ウォーム(12)が嵌められる軸(14)に、弾性体(38)の弾性力に抗して、前記軸(14)の軸線方向に移動可能に支持され、前記駐車装置はさらに、前記弾性体(38)の弾性力に抗した前記ウォーム(12)の移動を検知するウォームギヤ検知装置(39,40)を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし5いずれかに記載の駐車装置において、前記駐車装置はさらに、前記制止部材(2)の前記駆動軸(2a)に設けられ、センサをオンにする大径部(A,C)と、センサをオフにする小径部(B,D)を有するセンサードグ(32,43)と、前記センサードグ(32,43)の周方向に間隔を開けて配置された2つのセンサ(31a,31b,42a,42b)と、を備え、前記2つのセンサのオン・オフによって、前記制止部材(2)が所定の下降位置まで下降したときの状態、前記制止部材(2)が所定の上昇位置まで上昇したときの状態、前記制止部材(2)が下降位置から上昇位置までの間に位置する状態の少なくとも3つの状態を検知することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、過大なトルクによって破壊されるシャーピンではなく、スリップする結合具を設けているので、修理する人の手を借りなくても制止部材を元の位置に自動的に復帰させることができる。また、くさびの作用を利用して、小トルクではスリップすることなく、大トルクがかかったときにはじめてスリップする結合具が得られる。このため、制止部材に大トルクがかかる駐車装置に適したトルクリミッタが得られる。さらに、スリットによって内輪部を変形させることで、軸に結合させ易くなる。
請求項2に記載の発明によれば、モータの出力軸から制止部材の駆動軸までを全て回転する歯車で連結しているので、制止部材が折られた(結合具がスリップした)方向、量にかかわらず、制止部材を元の位置に復帰させることができる。これに対し、伝動機構の一部にシリンダを用いると、ロッドの動きが有限なので、結合具がスリップした量が大きいと、制止部材を元の位置に復帰させることができなくなる。
請求項に記載の発明によれば、ウォームギヤの、逆転しにくいという性質を利用して、制止部材に大きなトルクがかかっても、このトルクをモータに伝えにくくすることができる。このため、駆動源として、耐力の大きな油圧シリンダを使用する必要がなくなる。モータに制止部材を昇降させるだけの動力を持たせればよいので、モータを小さくすることができる。
請求項に記載の発明によれば、モータの出力軸に近いウォームホイールに結合具を配置しているので、制止部材に加わるトルクが小さくなって結合具にかかる。このため結合具を小さくしたり、逆に結合具がスリップするときの制止部材にかかるトルクを大きくしたりできる。これに対し、駆動軸に結合具を取付けた場合、結合具を大きくなったり、結合具がスリップするときの制止部材にかかるトルクが小さくなったりするという問題が生じる。
請求項に記載の発明によれば、例えば制止部材が下降する際に、制止部材と地面との間に缶、石、人の足等が挟まったなどの制止部材の作動中の異常や、制止部材にいたずら荷重がかかったときの異常を、検知することができる。
請求項に記載の発明によれば、センサードグ及びセンサによって制止部材の上述の少なくとも3つの状態を検知するので、制止部材の回転角度を制御することができる。
以下添付図面に基づいて、本発明の第1の実施形態における駐車装置を説明する。図1(A)は、車両の底面の下方に配置されるタイプの駐車装置1を示し、図1(B)はバンパーの前方に配置されるタイプの駐車装置1を示す。これらの駐車装置1は、車両が駐車場に入ったら、制止部材としての制止板2を上昇させて車両が駐車場から出るのを制限する一方、駐車時間に合わせた料金が支払われたら、制止板2を下降させて車両が駐車場から出られるようにする。
図1(B)に示されるタイプの駐車装置1では、図1(A)に示されるタイプの駐車装置1に比べ、より横方向に長い制止板が使用される。また、車両の底面に当たるので制止板2の上昇したときの回転角度αが小さくなるという特徴を有する。しかし、制止板2を駆動させるための基本的な構造は共通にすることができる。本発明の駐車装置は、図1(A)に示されるタイプの駐車装置に適用されてもよいし、図1(B)に示されるタイプの駐車装置に適用されてもよい。以下、図1(A)に示されるタイプの駐車装置に適用した実施形態について説明する。
図2は、図1(A)に示されるタイプの駐車装置の外観図を示す。図2中(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は制止板2が上昇したときの側面図を示す。駐車装置の下部のケーシング3は地中に埋設される。半円状の制止板2は地上に露出し、駆動軸2aを中心にして回転駆動される。ケーシング3には、駆動源としてのモータ、モータの出力軸の回転を制止板2の駆動軸2aに伝動する伝動機構が設けられる。
なおモータには、電力の供給を受けて機械動力を発生させる電動モータが用いられるが、油圧の供給を受けて機械動力を発生させるモータを用いてもよい。電動モータを使用すると、油圧を使用する場合に比べて制御が容易になり、また油漏れの心配もなくなるので、メンテナンスも容易になる。
制止板2は、図中(C)に示されるように、上昇して車両が駐車場から出るのを制限する一方、図中(B)に示されるように、下降して車両が駐車場から出られるようにする。下降した制止板2は地面と平行であり、上昇した制止板2と地面とのなす角度αは例えば70〜80度、この実施形態では75°に設定される。
図3ないし図6は駐車装置の構造図を示す。図3は駐車装置1の内部平面図、図4は図3のIV-IV線断面図を示し、図5は図3のV-V線断面図を示し、図6は図3のVI-VI線断面図を示す。
制止板2には、制止板2を回転駆動するための駆動軸2aが取付けられる。この駆動軸2aはベースに固定されたブラケット18に回転可能に支持されている(図5参照)。駆動軸2aにはキー5を用いて平歯車6が結合される。
平歯車6には、平歯車6よりも歯数の小さい平歯車7が噛み合わされる(図6参照)。平歯車7は中間軸8にキー9を用いて結合される。中間軸8には、平歯車7と同軸上にウォームギヤを構成するウォームホイール10が結合される。このウォームホイール10は中間軸8に結合具11を介して結合されている。結合具11の構造については後述する。ウォームホイール10に噛み合うウォーム12は、キー13を用いてウォーム支持軸14に結合される。ウォーム支持軸14と中間軸8とは直交している。図3に示されるように、ウォーム支持軸14は継ぎ手15を介してモータ17の出力軸16に連結される。なお継ぎ手15とウォーム支持軸14とを一体にしてもよい。
モータ17を回転させると、継ぎ手15を介して連結されたウォーム支持軸14が回転し、ウォーム12が回転する。ウォーム12の回転はウォームホイール10に伝動され、ウォーム支持軸14に直交する中間軸8が回転する。ウォームホイール10の歯数はウォーム12の歯数よりも大きいので、モータ17の出力軸の回転数は減速して中間軸8に伝動される。中間軸8には平歯車7が固定されているので、中間軸8の回転によって平歯車7が回転し、平歯車7に噛み合う平歯車6も回転する。平歯車6の歯数は平歯車7の歯数よりも大きいので、中間軸8の回転数は減速して平歯車6が結合される駆動軸2aに伝動される。
これらウォームギヤ10,12、一対の平歯車6,7が、モータ17の出力軸16の回転運動を制止板2の駆動軸2aの回転運動に伝える伝動機構を構成する。またこれらウォームギヤ10,12、一対の平歯車6,7は、数組の歯車を順次にかみあわせ回転数を増減させる歯車の組合せであるので、歯車列でもある。
ウォームギヤ10,12は速比が小さく、そのねじれ角が小さいと逆転不能になるという特徴がある。ウォームギヤ10,12の、逆転しにくいという性質を利用すると、制止板2に大きなトルクがかかっても、このトルクをモータ17に伝えにくくすることができる。このため、駆動源として、従来のような耐力の大きな油圧シリンダを使用する必要がなくなる。モータ17には制止板2を昇降させるだけの動力を持たせればよいので、モータ17を小さくすることができる。
次に本発明の特徴の一つである結合具11について説明する。この実施形態では、図6に示されるように、結合具11はウォームホイール10と中間軸8とを結合するのに用いられる。
図7は結合具11の外輪部11bを示し、図8は結合具11の内輪部11aを示す。図7ではウォームホイール10と外輪部11bとが一体に形成されていて、外輪部11bがウォームホイール10のボスとなっている。外輪部11bの内周にはテーパ面21が形成される。テーパ面21は例えば軸線方向にAだけ進むと、外輪部11bの内径がBだけ拡がるように形成される。外輪部11bの軸線方向の端面22には、周方向に複数のねじ孔23が形成される。
外輪部11bにはめ込まれる内輪部11aの外周にも、外輪部11bのテーパ面21に合わせたテーパ面24が形成される。このテーパ面24も例えば軸線方向にAだけ進むと、内輪部の外径がBだけ縮まるように形成される。内輪部11aの内側には中間軸が挿通される。また内輪部11aには、内輪部11aが内側に変形し易くなるように内輪部11aの軸線方向に伸び、内輪部11aの内周面から外周面まで貫通する複数のスリットが形成される。内輪部11aの軸線方向の一端には、フランジ26が形成される。フランジ26には、外輪部11bのねじ孔23に合わせて複数のボルト挿入孔27が形成される。内輪部11aには、スリットが形成されない場合もある。
図6に示されるように、内輪部11aを外輪部11bにこれらのテーパ面が接触するように嵌めこみ、ボルト28により内輪部11aを外輪部11b内に締めこむと、くさびの作用によって、外輪部11bは外側に拡がろうとし、内輪部11aは内側に縮もうとする。内輪部11aが内側に縮もうとすると、内輪部11aと中間軸8との間に圧力が発生し、摩擦力によって中間軸8がウォームホイール10に結合される。
このように、結合具11と中間軸8とは摩擦力によって結合されているので、結合具11と中間軸8との間に過大なトルクがかかると、中間軸8に対して結合具11がスリップする。一方、過大なトルクが解除されると、中間軸8に対して結合具11がスリップするのが止まり、再び摩擦力によって結合具11と中間軸8とが結合される。くさびの作用を利用すると、小トルクではスリップすることなく、大トルクがかかったときにはじめてスリップする結合具11が得られる。
駐車装置においては、過大なトルクは制止板2にいたずら荷重をかけることが原因となる。制止板2自体や内部の機械を壊すような過負荷がかかったときに結合具11がスリップするように、内輪部11aと外輪部11bの締め付け状態が調整される。
本実施形態では、過大なトルクによって破壊されるシャーピンではなく、スリップする結合具11を設けているので、修理する人の手を借りなくても制止板2を元の位置に自動的に復帰させることができる。またモータ17の出力軸16から制止板2の駆動軸2aまでを全て回転する歯車6,7,10,12で連結しているので、制止板2が折られた(結合具11がスリップした)方向、量にかかわらず、制止板2を元の位置に復帰させることができる。さらに、駆動軸2aではなく、モータ17の出力軸16に近いウォームホイール10に結合具11を配置しているので、制止板2に加わるトルクが小さくなって結合具11にかかる。このため結合具11を小さくしたり、逆に結合具11がスリップするときの制止板2にかかるトルクを大きくしたりできる。
図9は結合具11の他の例を示す。結合具11が内輪部11aと外輪部11bとを有し、くさびの作用によって軸と歯車のハブとを結合する点では、上記例と同じであるが、外輪部11bがハブ35と一体にされていない点で、上記例と異なる。この例では、別途締め付け具34を設け、締め付け具34をハブ35に対して締め付けることで、軸36と内輪部11a、外輪部11bとハブ35とが摩擦力によって一体化する。
例えば制止板が下降する際に、制止板2と地面との間に缶、石、人の足等が挟まったときなどの制止板2の作動中の異常時には、安全面を考慮してモータ17を停止又は逆転させることが望ましい。この作動中の異常状態は、ウォーム12の軸線方向の移動により検知される。以下これについて詳述する。
図3及び図4に示されるように、ウォーム12はウォーム支持軸14に軸線方向に移動可能に支持される。ウォーム12は、一対の付勢板37で挟まれている。一対の付勢板37の外側には、弾性体として一対のコイルスプリング38が設けられる。このコイルスプリング38は、ウォーム12がウォーム支持軸14の軸線方向に移動するのを規制し、ウォーム12をウォーム支持軸14の軸線方向の略中央に位置させる。
ウォームホイール10の回転を止めた状態で、モータ17でウォーム12を回転させようとすると、ウォーム12は回転することなく、コイルスプリング38のばね力に抗して軸線方向に逃げる。これとは逆に、モータ17の回転を止めた状態で、ウォームホイール10を回転させようとしても、ウォーム12は回転することなく、コイルスプリング38のばね力に抗して軸線方向に逃げる。コイルスプリング38は衝撃的な負荷を緩衝する役割を有する。図10にも示されるように、付勢板14には金属製のセンサードグ39が取付けられ、ウォーム12の軸線方向の一方向及び他方向への移動はウォームギヤ検知装置としての近接スイッチ40及びセンサードグ39により検知される。
制止板2が下降する際に、制止板2に異物が挟まったときは、ウォームホイール10の回転が止まり、ウォーム12が軸線方向に逃げる。近接スイッチ40がウォーム12の軸線方向への移動を検知すると、信号が制御装置に送られる。制御装置は、この信号により、作動中の異常状態を知り、モータ17を停止又は逆転させる。
なお、モータ17のトルク(電流値)の変動を検知し、検知されたトルク値から異常の有無(制止板の動作中の挟み込み)を判断することもできる。
図11は制止板2の角度を検知する角度検知装置33を示す。制止板2の回転角度は、角度検知装置33としての2つのセンサ31,31(この実施形態では近接スイッチ)及び駆動軸2aに取付けられる金属製のセンサードグ32によって検知される。2つのセンサ31,31のオン・オフによって、制止板2の回転角度の4つの状態が検知される。
図12は制止板2の回転角度と2つのセンサ31a,31bのオン・オフとの関係を示す。2つのセンサ31a,31bのオン・オフによって、制止板2が所定の下降位置まで下降したときの状態(制止板2の回転角度が0°)、制止板2が所定の上昇位置まで上昇したときの状態(制止板2の回転角度が75°)、制止板2が下降位置から上昇位置までの間に位置する状態(制止板の回転角度が0°を超えて75°未満)、制止板2が上昇位置から反対側に倒されるまでの間に位置する状態(制止板2の回転角度が75°を超えて180度以下)の合計4つの状態が検知される。ここで、制止板の0°以上75°以下の動作は通常運用の範囲内のものであり、制止板2が75°を超えた角度回転するのは、通常運用の範囲を超えた非常時である。上昇した制止板2に過負荷がかかり、結合具11がスリップした場合にこの非常時の状態になる。
図12中黒く塗りつぶしたセンサがオンになっており、白抜きのセンサがオフになっている。2つのセンサ31a,31bは駆動軸2aの周方向に所定の角度、この実施形態では180°−75°(制止板2の通常運用の範囲内の角度)だけ離して配置される。
センサードグ32には、周方向にセンサをオンにする大径部A,Cと、センサをオフにする小径部B,Dが交互に連続して形成される。大径部Aが形成される角度は、制止板2の通常運用の範囲内の角度に等しく75°に設定される。小径部Bが形成される角度は、180°−75°(制止板2の通常運用の範囲内の角度)に設定される。大径部Cが形成される角度は、180°−75°(制止板2の通常運用の範囲内の角度)に設定される。小径部Dが形成される角度は、制止板2の通常運用の範囲内の角度に等しく75°に設定される。
制止板2の回転角度が0°のときは、センサードグ32の小径部B,Dがセンサ31a,31b上に位置するので、センサ31a及びセンサ31bいずれもオフになる。制止板2が0°から75°回転する間は、センサ31b上にセンサードグ32の大径部Aが位置し、センサ31a上に小径部Bが位置するので、センサ31bがオンになり、センサ31aがオフになる。制止板2の回転角度が75°のときは、センサードグ32の大径部C,Aがセンサ31a,31b上に位置するので、センサ31a及びセンサ31bいずれもオンになる。制止板が75°を超えた角度回転すると、センサ31b上にセンサードグ32の小径部Bが位置し、センサ31a上に大径部Cが位置するので、センサ31bがオフになり、センサ31aがオンになる。
制御装置は、これら2つのセンサ31a,31bからの信号及びウォーム12の移動を検知する近接スイッチ40からの信号によって、モータ17を制御する。例えば通常運用時、車両が駐車場に入ったとき、オフになった2つのセンサ31a,31bがオンになるまでモータ17を回転させ、制止板2を下降位置(0°)から上昇位置(75°)まで回転させる。また、車両が駐車場を出るときには、オンになった2つのセンサ31a,31bがオフになるまでモータを回転させ、制止板2を上昇位置(75°)から下降位置(0°)まで回転させる。通常運用時に、制止板2に何か挟まったとき(近接スイッチ40がウォーム12の移動を検知したとき)には、モータ17を逆転又は停止する。モータ17を逆転するときは、制止板2を元の位置に復帰させる。また、制止板2が75°を超えた非常時には、制止板2を上昇位置又は下降位置に復帰させる。
図13はセンサ31a,31bの配置の他の例を示す。2つのセンサ31a,31b間の離間角度が180°−75°に設定されていれば、センサ31a,31bの配置は特に問われない。またセンサードグ32の駆動軸2aへの取り付け角度はセンサ31a,31bの配置に応じて適宜決定される。
図14ないし図16は、本発明の第2の実施形態の駐車装置の構造図を示す。図14は駐車装置の平面図を示し、図15は図14のXV-XV線断面図を示し、図16は図14のXVI-XVI線断面図を示す。
第2の実施形態の駐車装置でも、モータ17の出力軸16の回転をウォームギヤ10,12及び一対の平歯車6,7を介して制止板2の駆動軸2aに伝動する点は、上記第1の実施形態の駐車装置と同様である。すなわち、モータ17を回転させると、アダプタ41を介して連結されたウォーム支持軸14が回転し、ウォーム支持軸14に支持されたウォーム12が回転する。ウォーム12の回転はウォームホイール10に伝動され、ウォーム支持軸14に直交する中間軸8が回転する。中間軸8にはウォームホイール10と共に平歯車7が固定されているので、中間軸8の回転によって平歯車7が回転し、平歯車7に噛み合う平歯車6も回転する。平歯車6の回転は、平歯車6が結合される駆動軸2aに伝動される。
第2の実施形態の駐車装置においても、ウォームホイール10は中間軸8に結合具11を介して結合される。結合具11の構成は、上記第1の実施形態の結合具11と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。さらに、ウォーム12は、モータ17の出力軸16に連結されるウォーム支持軸14に、コイルスプリング38のばね力に抗して、ウォーム支持軸14の軸線方向に移動可能に支持される。この点も上記第1の実施形態と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
他方、第2の実施形態の駐車装置は、(1)モータ17がケーシング3の下側に配置される点、(2)ウォーム支持軸14が、モータ17の出力軸16に軸線方向に僅かにスライド可能に連結される点、(3)手動でウォーム支持軸14を回転させることができるように、ウォーム支持軸14の端部が六角形に形成される点、(4)センサ42a,42bによる制止板2の角度の検知方法がシンプルになっている点、が第1の実施形態の駐車装置と異なる。以下に、これらの異なる点を順番に説明する。
(1) モータ17がケーシング3の下側に配置される点
この実施形態では、ウォームギヤ10,12のウォーム12がケーシング3の下側に配置されると共に、ウォームホイール10がケーシング3の上側に配置される。これに伴い、ウォーム12に連結されるモータ17もケーシング3の下側に配置される。これは、駐車装置の高さ寸法を抑えるためのレイアウトである。駐車装置は地中に埋設されるので、あまり高さ寸法が大きくなると、地中に埋設された水道管や電線管等に当たるおそれが生じる。それゆえ、駐車装置の高さ寸法を抑える。さらに、地中に埋設されることから、ケーシング3も水を遮断できる構造であることが望ましい。この観点から、ケーシングを二部材で構成する替わりに、鋳物品の一部材で構成することが望ましい。
(2) ウォーム支持軸14が、モータ17の出力軸16に軸線方向に僅かにスライド可能に連結される点
上記に記載のように、ウォームギヤのウォーム12は、コイルスプリング38のばね力に抗して、ウォーム支持軸14に軸線方向に移動可能に支持される。ウォームホイール10の回転を止めた状態で、モータ17でウォーム12を回転させようとすると、ウォーム12は、回転することなく、コイルスプリング38のばね力に抗して軸線方向に移動する。これとは逆に、モータ17の回転を止めた状態で、ウォームホイール10を回転させようとしても、ウォーム12は回転することなく、コイルスプリング38のばね力に抗して軸線方向に移動する。このとき、ウォーム支持軸14がウォーム12と共に軸線方向に僅かに移動することがある。ウォーム支持軸14がモータ17の出力軸16に完全に結合されていると、ウォーム支持軸14の移動に伴ってモータ17の出力軸16にも過大な力がかかり、モータ17が壊れるおそれがある。この問題を解決するために、ウォーム支持軸14が、モータ17の出力軸16に軸線方向に僅かにスライド可能に連結されている。
具体的には、ウォーム支持軸14の端部には、図17に示されるように、嵌合溝14aが形成される。一方、出力軸16に結合されるアダプタ41には、図18に示されるように、円筒の外周面を平坦に形成した嵌合歯41aが形成される。この嵌合歯41aは、ウォーム支持軸14の嵌合溝14aに嵌まり、ウォーム支持軸14の軸線方向の移動を許容しつつウォーム支持軸14と噛み合う。これにより、モータ17の出力軸16の回転は、ウォーム支持軸14の軸線方向の移動を許容しつつウォーム支持軸14に伝動される。
(3) 手動でウォーム支持軸14を回転させることができるように、ウォーム支持軸14の端部が六角形に形成される点
停電が起きるとモータ17を作動させることができなくなり、車両が駐車場に閉じ込められてしまうおそれがある。これを防止し、手動でも制止板2を昇降させることができるように、図17に示されるように、ウォーム支持軸14の端部14bが六角形に形成される。停電時には、作業員がスパナ等の工具を用いてウォーム支持軸14bを手動で回転させて、制止板2を昇降させる。
(4) センサによる制止板2の角度の検知方法がシンプルになっている点
この実施形態では、2つのセンサ42a,42b(図14参照)のオン・オフによって、制止板2の回転角度の3つの状態が検知される。すなわち、2つのセンサ42a,42bのオン・オフによって、制止板2が所定の下降位置まで下降したときの状態(制止板2の回転角度が0°)、制止板2が所定の上昇位置まで上昇したときの状態(制止板2の回転角度が75°)、制止板2が下降位置から上昇位置までの間に位置する状態(制止板の回転角度が0°を超えて75°未満)が検知される。制止板2が上昇位置から反対側に倒されるまでの間に位置する状態(制止板2の回転角度が75°を超えて180度以下)のセンサ42a,42bのオン・オフは、制止板2が所定の上昇位置まで上昇したときと同じになる。
図19に示されるように、2つのセンサ42a,42bは駆動軸2aの周方向に所定の角度、この実施形態では180°−75°(制止板2の通常運用の範囲内の角度)だけ離して配置される。円盤状のセンサードグ43の外周部には、1箇所切欠きが設けられ、センサ42a,42bをオンにする大径部Aと、センサ42a,42bをオフにする小径部Bが1箇所ずつ形成される。大径部Aが形成される角度は、周方向に180°の広がり角度を持ち、小径部Bが形成される角度も、周方向に180°の広がり角度を持つ。
制止板2の回転角度が0°のときは、センサ42a上にセンサードグ43の大径部Aが、センサ42b上に小径部Bが位置するので、センサ42aがオンになり、センサ42bがオフになる。制止板2が0°から75°回転する間は、センサ42a,42b上にセンサードグ43の小径部Bがそれぞれ位置するので、センサ42a,42bはいずれもオフになる。制止板2が上昇して、制止板2の回転角度が75°になったとき、センサ42aはオフになったままで、センサードグ43の大径部Aがセンサ42b上にくるので、センサ42bがオンになる。制止板が75°を超えた角度になっても、センサ42a上にセンサードグ43の小径部Bが位置し、センサ42b上に大径部Aが位置するので、センサ42aがオフのままで、センサ42aがオンのままになる(なお、制止板2が完全に反対側に倒されて180°回転すると、センサ42a,42bともにオンになる)。
制御装置は、これら2つのセンサ42a,42bからの信号及びウォーム12の移動を検知する近接スイッチ40(図15参照)からの信号によって、モータ17を制御する。例えば通常運用時、車両が駐車場に入ったとき、オフになったセンサ42bがオンになるまでモータ17を回転させ、制止板2を下降位置(0°)から上昇位置(75°)まで回転させる。また、車両が駐車場を出るときには、オフになったセンサ42aがオンになるまでモータ17を逆転させ、制止板2を上昇位置(75°)から下降位置(0°)まで回転させる。通常運用時に、制止板2に何か挟まったとき(近接スイッチ40がウォーム12の移動を検知したとき)には、モータ17を逆転又は停止する。また、いたずら荷重によって、制止板2の角度が上昇位置(75°)から変化したとき(近接スイッチ40がウォーム12の移動を検知したとき)には、制止板2を上昇位置又は下降位置に復帰させる。ここで、近接スイッチ40をウォームの反対側にも取り付ける(すなわち最終的にはウォーム12の軸線方向の両側に配置)ことによって、制止板2の押し引き両方のいたずら荷重を検知できる。
なお本発明は上記実施形態に限られず、種々変更可能である。例えば、歯車列の替わりにボールねじ機構を用い、ねじ軸を回転させるところにスリップする結合具を設けてもよい。また結合具は中間軸に設けられているが、モータの出力軸から駆動軸までのいずれの軸に設けられてもよい。さらに結合具と軸との間をスリップさせているが、結合具と歯車との間をスリップさせてもよい。さらに各種センサの検知に基づく制御方法は、実際の運用方法に応じて適宜変更され得る。
車両と駐車装置を示す側面図(図1中(A)は、車両の底面の下方に配置されるタイプの駐車装置を示し、図1中(B)はバンパーの前方に配置されるタイプの駐車装置を示す)。 駐車装置の外観図(図2中(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は制止板が上昇したときの側面図)。 駐車装置の内部平面図。 図3のIV-IV線断面図。 図3のV-V線断面図。 図3のVI-VI線断面図。 結合具の外輪部を示す断面図。 結合具の内輪部を示す図(図中(A)は断面図を示し、図中(B)は正面図を示す)。 結合具の他の例を示す断面図。 ウォームの軸線方向への移動を検知するウォームギヤ検知装置を示す図。 制止板の角度を検知する角度検知装置を示す図。 制止板の回転角度と2つのセンサのオン・オフとの関係を示す図。 センサの配置の他の例を示す図。 本発明の第2の実施形態における駐車装置の平面図。 図14のXV-XV線断面図。 図14のXVI-XVI線断面図。 ウォーム支持軸を示す図(図中(B)は正面図を示し、(A)、(C)は左右側面図を示す)。 出力軸に結合されるアダプタを示す図(図中(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は側面図を示す)。 制止板の回転角度と2つのセンサのオン・オフとの関係を示す図。 従来の駐車装置を示す断面図。
符号の説明
1…駐車装置
2…制止板
2a…駆動軸
6,7…平歯車(伝道機構)
8…中間軸(軸)
10,12…ウォームギヤ(伝道機構)
11…結合具
11a…内輪部
11b…外輪部
12…ウォーム
16…出力軸
17…モータ
21…テーパ面
24…テーパ面
31a,31b,42a,42b…センサ
32,43…センサードグ
33…角度検知装置
38…コイルスプリング(弾性体)
39…センサードグ(ウォームギヤ検知装置)
40…近接スイッチ(ウォームギヤ検知装置)

Claims (6)

  1. 制止部材を上昇させて車両が駐車場から出るのを制限する一方、制止部材を下降させて車両が駐車場から出られるようにする駐車装置において、
    前記制止部材を回転駆動させる駆動軸と、
    出力軸を有するモータと、
    前記モータの前記出力軸の回転運動を前記制止部材の前記駆動軸の回転運動に伝える伝動機構と、
    前記出力軸から前記駆動軸までのいずれかの回転する軸に設けられ、軸とこの軸に嵌められる歯車とを結合する結合具とを備え、
    前記結合具は、前記制止部材に過負荷がかかったときに、前記軸に対してスリップする一方、前記制止部材にかかる過負荷が解除されたときに、前記軸に対してスリップするのが止まり、摩擦力によって前記歯車を前記軸に結合させ、
    前記結合具は、内周にテーパ面を有する外輪部と、外周にテーパ面を有する内輪部とを有し、前記内輪部を前記外輪部に軸線方向に締め付ける際のくさびの作用によって、前記軸と前記歯車とを結合し、
    前記結合具の前記内輪部には、内側に変形し易いようにスリットが形成されることを特徴とする駐車装置。
  2. 前記伝動機構は、複数の歯車が組み合わされた歯車列によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
  3. 前記伝動機構は、ウォームギヤを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車装置。
  4. 前記伝動機構はさらに、前記ウォームギヤのウォームホイールの回転数を減速して前記制止部材の前記駆動軸に伝動する1組の歯車を有し、
    前記ウォームギヤのウォームが前記モータの前記出力軸に連結され、
    前記結合具は、前記ウォームギヤのウォームホイールに取り付けられることを特徴とする請求項に記載の駐車装置。
  5. 前記ウォームギヤの前記ウォームは、前記ウォームが嵌められる軸に、弾性体の弾性力に抗して、前記軸の軸線方向に移動可能に支持され、
    前記駐車装置はさらに、
    前記弾性体の弾性力に抗した前記ウォームの移動を検知するウォームギヤ検知装置、を備えることを特徴とする請求項に記載の駐車装置。
  6. 前記駐車装置はさらに、
    前記制止部材の前記駆動軸に設けられ、センサをオンにする大径部と、センサをオフにする小径部を有するセンサードグと、
    前記センサードグの周方向に間隔を開けて配置された2つのセンサと、を備え、
    前記2つのセンサのオン・オフによって、前記制止部材が所定の下降位置まで下降したときの状態、前記制止部材が所定の上昇位置まで上昇したときの状態、前記制止部材が下降位置から上昇位置までの間に位置する状態の少なくとも3つの状態を検知することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の駐車装置。
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