JP4563239B2 - 太陽電池パネル - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池パネルおよびその製造方法に関する。
環境問題から太陽光発電等のクリーンエネルギに注目が集まっている。
太陽電池パネルは、屋外で使用される発電機器であり、紫外線、風雪、塩害、酸性雨、凍結、汚れの堆積、微生物の発生など、非常に過酷な条件下での耐久性が要求される。中でも太陽電池モジュール内部への水分の浸入は寿命を左右する最も深刻な問題である。そこで、多くの太陽電池パネルではガラスを基板や風防に用い、その周囲をアルミ製などの枠構造に接着して取り付けている。そして、太陽電池パネルは、枠構造によって架台に設置される。
そのような太陽電池モジュールの取付構造が特開平2003−78154号公報(特許文献1参照)に開示されている。図1に示されるように、太陽電池パネルは、太陽電池モジュール本体1の4辺の全周をアルミ製枠構造3で囲むことにより形成されている。太陽電池モジュール本体のサイズは、例えば、1400mm×1100mmである。太陽電池モジュール本体と枠構造との間には充填材としてゴムライナが挿入され、太陽電池モジュール本体の外周縁部からの水分の浸入が防がれている。
しかし、ガラスとアルミの間には熱膨張の差があり、両者を強固に固定すると接着部が剥離したり、ガラス割れに至る可能性があり、好ましくない。また、接着剤の塗布量に不均一があると、ガラスとアルミが直接接触することが考えられ、この場合、気象条件によってガラスとアルミの間に温度差が生じてガラスが割れる「熱割れ」の可能性があり好ましくない。
そこで、アルミ製の枠構造として、ガラス窓サッシのようにゴム製等のガスケットを介して太陽電池モジュールを支持するものがある。図2に従来の太陽電池モジュール枠構造を示す。ガスケット5はガラス基板を有する太陽電池モジュール本体2とアルミ枠構造4の間の熱的・機械的緩衝材の役割をする他、アルミ枠構造4とガラス基板を有する太陽電池モジュール本体2の位置関係を決める役割を有することもできる。
しかし、このようにガスケットを用いる場合、ガラスとガスケット、ガスケットとアルミ枠の間はいずれも接着されず、隙間や空間を有している。従って、このような隙間や空間に水分が侵入し、滞留することが考えられる。長期的な水分の滞留は、太陽電池モジュール内部への水分の侵入を引き起こす可能性がある。
また、太陽電池の普及を図るには、コストを下げることが必要である。そのためには、構造が簡単で、製造を容易にすることが必要である。
また、太陽電池モジュール本体が変位し、太陽電池モジュール本体の受光面の一部が枠構造により隠れた場合、所望の出力が得られない場合がある。そのため、太陽電池モジュール本体を規定の位置に位置決めすることが必要である。
上記説明と関連して、太陽電池モジュールの取付構造が特開2000−22191号公報(特許文献2参照)に開示されている。この従来例では、枠構造体としての封止枠材が凹溝を有するウレタン樹脂のような弾性体であり、引き延ばした凹溝に太陽電池本体の外周縁部を挿入した後、外力が取り除かれて太陽電池本体が封止されている。
また、太陽電池モジュールの取付構造が特開2001−230440号公報(特許文献3参照)に開示されている。この従来例では、嵌め込み溝に配設された発泡材製の止水部材を圧縮変形させながら太陽電池モジュール本体の外周部分が嵌め込み溝に嵌め込まれている。
さらに、太陽電池モジュール本体の受光面上に滞留した水を排水するための構造を有している太陽電池パネルが実開平6−17257号公報(特許文献4参照)および特開2002−94100号公報(特許文献5参照)に開示されている。これらの従来例では、枠構造の受光面側の一部に切欠部が設けられており、受光面上に滞留した水が排水される構造となされている。
さらに、枠構造に空洞部を有している太陽電池パネルであって、空洞部に水が滞留することを防止するために、充填材が空洞部に充填されている太陽電池パネルが特開2004−281801号公報(特許文献6)に開示されている。
特開2003−78154号公報 特開2000−22191号公報 特開2001−230440号公報 実開平6−17257号公報 特開2002−94100号公報 特開2004−281801号公報
本発明の目的は、構造が簡単で、製造が容易な太陽電池パネルとその製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、太陽電池モジュール本体を枠構造に関して規定の位置に位置決めすることができる太陽電池パネルとその製造方法を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、ガスケットを介した太陽電池モジュール本体の枠構造への取り付けにおいて、内部に水が滞留しないような構造を有する太陽電池パネルとその製造方法を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明およびその参考例の観点では、太陽電池パネルは、太陽電池モジュール本体(12)と、ガスケット部(6A〜6F)と、枠構造(8、13)とを具備する。ガスケット部(6A〜6F)は、上辺部(6−1)と、下辺部(6−2)と、前記上辺部と前記下辺部の一方の端部を接続する接続部(6−3)とを有するコの字状の構造を有し、開放側の前記上辺部と前記下辺部が前記太陽電池モジュール本体の周辺縁部に当接して、弾性力により前記太陽電池モジュール本体を挟持する。枠構造(8、13)は、雌型嵌合部(13−1、23−1)を有し、前記ガスケット部が前記雌型嵌合部と嵌合することにより、前記ガスケット部を介して前記太陽電池モジュール本体を支持する。これにより、太陽電池パネルの構造が簡単化され、製造が容易となる。
また、前記ガスケット部は、前記太陽電池モジュール本体と前記枠構造との間の機械的および/または熱的緩衝材として機能する。こうして、太陽電池モジュール本体を保護することができる。
また、前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部には、前記太陽電池モジュール本体の前記周辺縁部と密接合するように内側向きの突起部(6−4)が設けられていてもよい。このとき、前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方と前記突起部とは板バネ構造を形成する。これにより、さらに確実に水分の浸入を防止することができる。
また、前記ガスケット部の前記接続部には、前記太陽電池モジュール本体と前記ガスケット部の間の空間と前記ガスケット部と前記枠構造との間の空間をつなぐように、複数の穴(6−5)が設けられることが好ましい。前記のガスケット部の前記接続部に設けられた前記複数の穴の各々は、前記太陽電池モジュール本体の厚さがtであるとき、t×tの正方形と同じか又は大きく、前記複数の穴のピッチは2×tと同じか又は小さいことが好ましい。これにより、水分がガスケット内に浸入したとしても、その水分が太陽電池モジュール本体に影響することを防止することができる。
また、前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部には、前記枠構造に対して前記太陽電池モジュール本体を位置決めするために、外側向きの突起部(6−6)が設けられていることが好ましい。これにより、太陽電池モジュール本体の変位を防止することができ、発電効率を確実に達成することができる。
また、前記雌型嵌合部は、前記ガスケット部と嵌合している嵌合溝(13−7、23−7)と、前記雌型嵌合部を貫通している第1の排水孔(13−3、23−3)とを有している。そして、前記第1の排水孔は、前記嵌合溝に面している前記雌型嵌合部の上方向を向いている内面(13−6、23−6)に第1の開口を有しており、前記第1の開口から前記雌型嵌合部を下方向に貫通しており、前記雌型嵌合部の下方向を向いている外面(13−11、23−11)に第2の開口を有している。ここで、前記上方向は前期太陽電池モジュール本体の受光面(12−1)が向いている方向であり、前記下方向は前期太陽電池モジュール本体の裏面(12−2)が向いている方向である。太陽電池パネルは、通常受光面を上に向けて設置されることが多いため、前記第1の排水孔によって、前記嵌合溝の内部の水が効率良く排水される。
また、前記嵌合溝は、断面矩形に形成されていてもよいし、前記嵌合溝の奥部が下方向に屈曲している断面L字形状に形成されていてもよい。前記嵌合溝が断面L字形状をしている場合、前記第1の排水孔の前記第1の開口は、前記嵌合溝の前記奥部に面している前記内面に形成されている。
また、前記枠構造は、前記下方向を向いている前記外面から前記下方向に延伸している側面部(14−1)と、前記側面部の下端から前記枠構造の内側方向に延伸している底面部(14−2)とからなる断面L字形状に形成されている脚部(14)を有し、ここで、前記側面部は、前記第2の開口が設けられている位置よりも前記枠構造の内側において前記下方向を向いている前記外面に接合されていることが好ましい。これにより、本発明の太陽電池パネルを複数並べて設置した場合において、前記第1の排水孔の有する前記第2の開口は、隣接して設けられている他の太陽電池パネルによっては閉塞されない。
また、前記側面部は、前記側面部を前記枠構造の内側から外側へと貫通している第2の排水孔(13−4)を有していることが好ましい。これにより、前記太陽電池モジュール本体と前記脚部とによってコの字状に囲まれている空間にある水分が太陽電池パネルの外部へと効率良く排水される。
また、前記接続部と、前記接続部に対向している前記嵌合溝の底面(13−10、23−10)とは離間していることが好ましい。これにより、前記嵌合溝の奥に広い空間が設けられ、毛細管現象のために水が狭い空間に保持されることを防ぐことが可能である。したがって、前記嵌合溝の内部に水が滞留しにくい構造となされている。
また、 前記枠構造は、押出し成型品またはプレス成型品であることが好ましい。これにより、太陽電池パネルは廉価にて量産されうる。
また、本発明の他の観点では、太陽電池パネルの製造方法は、コの字状の構造を有するガスケット部(6A〜6F)の開口部と太陽電池モジュール本体を嵌合させることにより、ここで、前記ガスケット部は、上辺部(6−1)と、下辺部(6−2)と、前記上辺部と前記下辺部の一方の端部を接続する接続部(6−3)とを有し、また、前記上辺部と前記下辺部が前記太陽電池モジュール本体の周辺縁部に当接して、弾性力により前記太陽電池モジュール本体を挟持することにより、枠構造(8、13)の雌型嵌合部に前記ガスケット部を相対的に嵌合させて前記ガスケット部を介して前記池モジュール本体を支持することにより達成される。
この場合、前記ガスケット部は、単一のガスケットを備え、前記太陽電池モジュール本体のコーナーに対応する部位に90度の切り欠き部(6A−1)を有するとき、前記ガスケット部の開口部と前記太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記ガスケット部の前記切り欠き部で前記ガスケット部を直角に曲げることを含んでもよい。代わりに、前記ガスケット部は、4本のガスケットを備え、前記4本のガスケットの各々の端部は、所定の角度に切り落とされているとき、前記ガスケット部の開口部と前記太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記4本のガスケットを前記太陽電池モジュール本体に嵌合させることを含んでもよい。
また、前記ガスケット部の開口部と前記太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記太陽電池モジュール本体のコーナーに対応する部位で前記ガスケット部の接触線を接合することを含んでもよい。
また、前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部には、前記太陽電池モジュール本体の前記周辺縁部と密接合するように内側向きの突起部(6−4)が設けられているとき、前記ガスケット部の開口部と太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方と前記突起部との板バネ構造による弾性力により前記ガスケット部の内部を封止することを含んでもよい。
また、前記枠構造の前記雌型嵌合部に前記ガスケット部を相対的に嵌合させることは、前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部に設けられた外側向きの突起部(6−6)を用いて、前記ガスケット部を前記枠構造に対して前記太陽電池モジュール本体を位置決めすることを含んでもよい。
本発明によれば、太陽電池パネルの構造が簡単化され、製造が容易となる。また、ガスケットを介した太陽電池モジュール本体の枠構造への取り付けにおいて、内部に水が滞留しないような構造を有する太陽電池パネルが達成される。加えて、太陽電池モジュール本体を枠構造に関して規定の位置に位置決めすることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の太陽電池パネルについて詳細に説明する。以下の説明ではアモルファスシリコンなど薄膜系太陽電池を例にあげて本発明を説明する、しかしながら、本発明が薄膜系太陽電池に限らず結晶系太陽電池にも適用可能なことは当業者には明らかであろう。
薄膜系太陽電池モジュール本体では、透光性基板上に透明電極層とシリコン系薄膜発電層と裏面電極層が製膜され、透光性基板と反対側の裏面はEVAを介してバックシートで封止されている。以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、上方向とは、太陽電池モジュール本体の受光面が向いている方向を意味し、下方向とは、太陽電池モジュール本体の裏面が向いている方向を意味する。
(第1の実施形態)
図3(a)と(b)は、長方形の平板状の太陽電池モジュール本体12の周囲に略コの字状のガスケット5Aが取り付けられる場合を示している。一本のガスケット5Aが太陽電池モジュール本体12の全周に巻かれると、図3(b)に示されるように、コーナー部で折り重なる部分5A−1ができ、枠構造への組み付けが困難である。また、図4(a)に示されるように、4本のガスケット5Bが太陽電池モジュール本体12の4辺に別々に取りつけられると、図4(b)に示されるように、コーナー部ではガスケット同士が点5B−1でしか接触せず、太陽電池モジュール本体の内部への水の浸入を防ぐのに十分でない。
本発明では、ガスケット6Aは、上辺部6−1と下辺部6−2とそれらをつなぐ接続部6−3とを有している。図5(a)に示されるように、1本のガスケット6Aが太陽電池モジュール本体12の全周に巻かれる場合、ガスケット6Aの上辺部6−1と下辺部6−2の、太陽電池モジュール本体12のコーナー部に対応する部位に切り欠き部6A−1が形成される。切り欠き部6A−1は、頂角が略90度の三角形である。図5(b)に示されるように、そのようなガスケット6Aをコーナー部に対応する部位で折り曲げると、太陽電池モジュール本体12のコーナー部でガスケット6Aが継ぎ目6A−2で線接触する。こうして、太陽電池モジュール本体12の内部への水の浸入を防ぐことができる。また、図6(a)に示されるように、4本のガスケット6Bが太陽電池モジュール本体12の4辺に別々に取り付けられる場合は、図6(b)に示されるように、各ガスケット6Bの両端6B−1が45度の角度で切り落される。これにより、2本のガスケット6Bを太陽電池モジュール本体12のコーナー部で略90度でつき合わせることができ、コーナー部のガスケット6Bが継ぎ目6B−2で線接触することができ、太陽電池モジュール本体12の内部への水の浸入を防ぐことができる。図5と図6に示される例では、ともに、コーナー部のガスケットの継ぎ目を接着すると更に防水性を向上できる。ここで、図6に示される例では、ガスケットは、必ずしも45度に切り落とされなくとも、2本の切り落とし角の合計が90度であればよいことは明らかである。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による太陽電池パネルを説明する。図7(a)はガスケット5Cと太陽電池モジュール本体12とが嵌合する前の状態を示し、図7(b)はそれらの嵌合後の状態を示している。図7(a)に示されるように、ガスケット5Cの断面は略コの字状であり、図7(b)に示されるように、太陽電池モジュール本体12をガスケット5Cに嵌合したとき、ガスケット5Cの先端がめくれ上がり、水の浸入を許す場合がある。
本発明では図8(a)に示されるように、ガスケット6Cの接続部6−3と対向する上辺部6−1と下辺部6−2の各々の端部に突起部6−4が形成されている。この突起部6−4は、各辺とともに板バネ構造を形成している。図8(b)に示されるように、太陽電池モジュール本体12にガスケット6Cが取り付けられた場合、先端の突起部6−4が太陽電池モジュール本体12の受光面12−1および/または裏面12−2に密着し、水の浸入を防いでいる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による太陽電池パネルを説明する。図9(a)に示されるように、ガスケット5Dと太陽電池モジュール本体12の間には小さいながら空間が形成される。この空間には毛細管現象や結露などにより、微少ながら水分10が浸入することが考えられる。従って、本発明では図9(b)に示されるように、ガスケット6Dに穴6−5を設け、これらの水分を図中に矢印で示すように排出できるようにした。この場合、内部に浸入する水分は微少であり、表面張力や毛細管現象により、ガスケット6Dと太陽電池モジュール本体12との間の微細な隙間に保持される。従って、このような水分の排出は、主に蒸発による。そのため、ガスケット6Dの穴6−5は大きく、間隔は狭い方が好ましい。図10(a)に示されるように、モジュール本体12の厚さをtとして、穴6−5の高さhは厚さt以上、穴6−5の幅wは厚さt以上、穴と穴の間は厚さt以下、つまり、穴形状はt×tの略正方形と同じか又は大きく、穴ピッチpは2×tと同じか又は小さいことが好ましい。
ここで、ガスケット6Dの上辺部及び下辺部と太陽電池モジュール本体12との間の隙間に保持されている水分を排出するためには、これらの隙間に通じている穴6−5の上下だけを残して穴の中間部分が塞がっていてもよく、この形態を図10(b)に示す。さらに、図10(b)に示す穴6−5を上下交互に設けることで穴6−5の数を減らしてもよい。このようにすることでガスケット6Dの剛性が高まり、ガスケット6Dが太陽電池モジュール本体12を挟持する力が強くなる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態による太陽電池パネルについて説明する。図11に示されるように、単純な略コの字状のガスケット5Eの場合、太陽電池モジュール本体12が枠構造7に対して偏って取り付けられてしまうことがある。このような場合、前記ガスケットの穴6−5が枠構造7に接触7−2して機能しなくなることや、枠構造7と太陽電池モジュール本体12の間にポケット状の空間7−1が形成され、水の滞留が起きる可能性があるなど、好ましくない状況を発生させることが考えられる。従って、本発明では図12に示されるように、断面が略コの字状のガスケット6Eの両端に突起6−6を設け、この突起6−6により枠構造8と太陽電池モジュール本体12の位置が決められるようにした。
以上のように、本発明による太陽電池パネルでは、ガスケットと太陽電池モジュール本体の間に隙間を作らないことにより、雨水等が内部に浸入するのが防がれている。また、毛細管現象により内部に浸入する水分や、昼夜の気温差等により生じる内部と外部の気圧差により内部に吸引される水分や、水蒸気として内部に入り結露する水分は、ガスケットに設けられた穴から液滴や水蒸気として排出され、ガスケット内部に水が滞留することが防がれる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る太陽電池パネル11の横断面図を図13に示す。太陽電池パネル11は、太陽電池モジュール本体12と、その周辺縁部に取り付けられている断面コの字状のガスケット6Fと、ガスケット6Fを介して太陽電池モジュール本体12を支持する枠構造13とから構成されている。太陽電池パネル11は、受光面12−1を鉛直上向きにして設置されることが多いが、水平方向に向けて建物の壁面に設置される場合もある。また、太陽電池モジュール本体12の受光面と反対側の面は裏面12−2である。枠構造13は、断面略矩形の嵌合溝13−7を有している雌型嵌合部13−1と、断面L字形状の脚部13−2とから形成されている。この雌型嵌合部13−1に形成されている排水孔13−3は、嵌合溝13−7の上方向を向いているの内面13−6に第1の開口を有しており、雌型嵌合部13−1を下方向に貫通しており、雌型嵌合部13−1の下方向を向いている外面13−11に第2の開口を有している。ここで脚部13−2は、雌型嵌合部13−1の下方向を向いている外面13−11から下方向に延伸している側面部13−2−1と、側面部13−2−1の下端から枠構造13の内側方向に延伸している底面部13−2−2とから形成されている。そして、側面部13−2−1は、排水孔13−3の第2の開口が設けられている位置よりも枠構造13の内側において下方向を向いている外面13−11に接合されている。さらに、側面部13−2−1及び底面部13−2−2には、それぞれ排水孔13−4及び13−5が形成されている。そして、太陽電池プレート本体12は、嵌合溝13−7に挿入されることでガスケット6Fを介して雌型嵌合部13−1と嵌合している。
雌型嵌合部13−1に形成されている排水孔13−3の第2の開口の位置は、側面部13−2−1が雌型嵌合部13−1に接合されている位置よりも外側である。このため、太陽電池モジュール本体12の受光面12−1又は裏面12−2を伝って嵌合溝13−7の内部に浸入した水を太陽電池パネル11の外側へと排水することができる。また、側面部13−2−1及び底面部13−2−1にも排水孔13−4及び13−5が形成されているため、太陽電池モジュール本体12と、脚部13−2とによってコの字状に囲まれる空間に存在する水は太陽電池パネル11の外側へと排水される。これにより、太陽電池モジュール本体12の内部に水分が浸入することが防がれる。
本発明の第5の実施形態に係る太陽電池パネルを、複数並べて設置した状態の横断面図を図14に示す。太陽電池パネル11の排水孔13−3の第2の開口は、下方向を向いている外面13−11に設けられているため、排水孔13−3の第2の開口は、隣接して設置されている太陽電池パネル21によっては閉塞されない。また、雌型嵌合部13−1の外側の面13−8と側面部13−2−1の外側の面13−9とには段差が設けられており、外側の面13−9は外側の面13−8よりも枠構造13の内側に位置している。このため、排水孔13−4は隣接して設置されている太陽電池パネル21によっては閉塞されない。したがって、図14に矢印で示すように、太陽電池モジュール本体12と脚部13−2とによってコの字状に囲まれている空間及び嵌合溝13−7の内部にある水は、太陽電池パネル11及び21の間にある空間へと排水される。これにより、太陽電池モジュール本体12の内部に水分が浸入することが防がれる。
本発明の第5の実施形態に係る太陽電池パネルを、架台14に設置した状態の横断面図を図15に示す。架台14は側面部14−1と底面部14−1とから形成されている断面L字形状をなしている。そして、太陽電池パネル11は、雌型嵌合部13−1及び底面部13−2−2を架台14の側面部14−1及び底面部14−2にそれぞれ当接して設置されている。この場合も、排水孔13−3及び13−4は架台14によっては閉塞されない。このため、図15に矢印で示すように、太陽電池モジュール本体12と、脚部13−2とによってコの字状に囲まれる空間及び嵌合溝13−7の内部にある水は、太陽電池パネル11及び架台14の間にある空間へと排水される。これにより、太陽電池モジュール本体12の内部に水分が浸入することが防がれる。
(第6の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る太陽電池パネルにおいては、太陽電池モジュール本体12の周辺縁部は、嵌合溝13−7の奥まで挿入されている。このような構成とする換わりに、図16に示す本発明の第6の実施形態に係る太陽電池パネルのように、ガスケット6Fの接続部6−3と、接続部6−3に対向している嵌合溝13−7の底面13−10とを離間させることで嵌合溝13−7の奥に空間を設けた構成とすることも可能である。
このように、接続部6−3と嵌合溝13−7の底面13−10とを離間することにより嵌合溝13−7の奥に広い空間を設けることで、毛細管現象のために水が狭い空間に保持されることを防ぐことが可能である。したがって、本発明の第6の実施形態に係る太陽電池パネルにおいては、嵌合溝13−7の内部に水が滞留しにくい構造となされている。
なお、本実施形態においては、太陽電池モジュール本体を枠構造に対して位置決めするために、突起部6−6を有するガスケット6Eを用いるとよい。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態に係る太陽電池パネルにおいては、第5の実施形態に係る太陽電池パネルの雌型嵌合部13−1の換わりに、図17に示す雌型嵌合部23−1を備えた構成となされている。第7の実施形態に係る太陽電池パネルにおいては、雌型嵌合部23−1に形成されている嵌合溝23−7は奥部が下方向に屈曲している断面L字形状をなしている。そして、雌型嵌合部23−1に形成されている排水孔23−3は、嵌合溝23−7の奥部に面している上方向を向いている内面23−6に第1の開口を有しており、雌型嵌合部23−1を下方向に貫通しており、雌型嵌合部23−1の下方向を向いている外面23−11に第2の開口を有している。また、ガスケット6Fの下辺部6−2と、上方向を向いている内面23−6とは離間しており、この間に空間が形成されている。
このように、下辺部6−2と、上方向を向いている内面23−6とが離間しているため、この空間に水が毛細管現象により滞留することが防がれる。
(第8の実施形態)
本発明の第7の実施形態に係る太陽電池パネルにおいては、太陽電池モジュール本体12の周辺縁部は、嵌合溝23−7の奥まで挿入されている。このような構成とする換わりに、図18に示す本発明の第8の実施形態に係る太陽電池パネルのように、ガスケット6Fの接続部6−3と、接続部6−3と対向している嵌合溝23−7の底面23−10とを離間させることで嵌合溝13−7の奥に空間を設けた構成とすることも可能である。
このように、接続部6−3と嵌合溝23−7の底面23−10とを離間することにより広い空間を設けることで、毛細管現象のために水が狭い空間に保持されることを防ぐことが可能である。したがって、本発明の第8の実施形態に係る太陽電池パネルにおいては、嵌合溝23−7の内部に水が滞留しにくい構造となされている。
なお、本実施形態においては、太陽電池モジュール本体を枠構造に対して位置決めするために、突起部6−6を有するガスケット6Eを用いるとよい。
本発明の実施形態として示した太陽電池パネルにおいては、枠構造を押出し成型又はプレス成型により製造してもよい。このような製造方法を採ることにより、太陽電池パネルを廉価にて量産することが可能となる。
図1は、太陽電池モジュール本体の4辺の全周がアルミ製枠材で囲まれている従来の太陽電池パネルを示す図である。 図2は、従来の太陽電池モジュール枠構造を示す断面図である。 図3(a)と(b)は、太陽電池モジュール本体の全周を巻くように略コの字状のガスケットが取り付けられた状態を示している。 図4(a)は、4本のガスケットを示し、図4(b)は、4本のガスケットが太陽電池モジュール本体の4辺に別々に取り付けられた状態を示す図である。 図5(a)に示されるように、1本のガスケットが太陽電池モジュール本体の全周に巻かれる場合、ガスケットの上辺部と下辺部の、太陽電池モジュール本体のコーナー部に対応する部位に切り欠き部が形成され、図5(b)に示されるように、太陽電池モジュール本体のコーナー部においてガスケットが継ぎ目で線接触する。 図6(a)に示されるように、4本のガスケットが太陽電池モジュール本体の4辺に別々に取り付けられる場合は、図6(b)に示されるように、各ガスケットの両端が45度の角度で切り落される。 図7(a)はガスケットと太陽電池モジュール本体とが嵌合する前の状態を示し、図7(b)はそれらの嵌合後の状態を示している。 図8(a)に示されるように、ガスケットの接続部と対向する上辺部と下辺部の各々の端部に突起部が形成されている。この突起部は、各辺とともに板バネ構造を形成している。図8(b)に示されるように、太陽電池モジュール本体にガスケットが取り付けられた場合、先端の突起部が太陽電池モジュール本体の受光面および/または裏面に密着し、水の浸入を防いでいる。 図9(a)に示されるように、ガスケットと太陽電池モジュール本体の間には小さいながら空間が形成される。この空間には毛細管現象や結露などにより、微少ながら水分が浸入することが考えられる。従って、本発明では図9(b)に示されるように、ガスケットに穴を設け、これらの水分を排出できるようにした。 図10(a)に示されるように、太陽電池モジュール本体の厚さをtとして、穴の高さhは厚さt以上、穴の幅wは厚さt以上、穴と穴の間は厚さt以下、つまり、穴形状はt×tの略正方形より大きく、穴ピッチpは2×tより小さいことが好ましい。また、図10(b)に示されるように、ガスケットの上辺部および下辺部と太陽電池モジュール本体との間の隙間に通じている穴の上下の部分だけを残して穴の中間部分が塞がっていてもよい。 図11に示されるように、単純な略コの字状のガスケットの場合、太陽電池モジュール本体が枠構造に対して偏って取り付けられてしまうことがある。 図12に示されるように、断面が略コの字状のガスケットの両端に突起を設け、この突起により枠構造とモジュール本体の位置が決められるようにした。 図13に示されるように、枠構造の雌型嵌合部および脚部に排水孔を設け、この排水孔により枠構造の排水性が高められるようにした。 図14に示されるように、雌型嵌合部および脚部に設けられている排水孔は、隣接して設置されている他の太陽電池パネルによっては閉塞されない。 図15に示されるように、雌型嵌合部および脚部の側面部に設けられている排水孔は、架台によっては閉塞されない。 図16に示されるように、ガスケットの接続部と、接続部と対向している断面矩形の嵌合溝の底面とは離間しており、ガスケットと雌型嵌合部との間の空間に水が保持されない構造となされている。 図17に示されるように、嵌合溝が断面L字形状に形成されており、嵌合溝の奥の空間に水が保持されない構造となされている。 図18に示されるように、ガスケットの接続部と、接続部と対向している断面L字形状の嵌合溝の底面とは離間しており、ガスケットと雌型嵌合部との間の空間に水が保持されない構造となされている。
符号の説明
11、21…太陽電池パネル
1、2、12…太陽電池モジュール本体
3、4、7、8、13…枠構造
5、5A〜5E、6A〜6F…ガスケット
5A−1…折り重なる部分
5B−1…接触点
6A−1…切り欠き部
6B−1…切り落とし部
6A−2、6B−2…継ぎ目
6−1…上辺部
6−2…下辺部
6−3…接続部
6−4、6−6…突起部
6−5…穴
7−1…ポケット状の空間
7−2…接触部
10…水分
12−1…受光面
12−2…裏面
13−1、23−1…雌型嵌合部
13−2…脚部
13−2−1…脚部の側面部
13−2−2…脚部の底面部
13−3〜13−5、23−3…排水孔
13−6…嵌合溝の上方向を向いている内面
13−7、23−7…嵌合溝
13−8…雌型嵌合部の外側の面
13−9…側面部の外側の面
13−10、23−10…嵌合溝の底面
13−11、23−11…雌型嵌合部の下方向を向いている外面
14…架台
14−1…架台の側面部
14−2…架台の底面部
23−6…嵌合溝の奥部に面している上方向を向いている内面

Claims (14)

  1. 太陽電池モジュール本体と、
    上辺部と、下辺部と、前記上辺部と前記下辺部の一方の端部を接続する接続部とを有するコの字状の構造を有し、開放側の前記上辺部と前記下辺部が前記太陽電池モジュール本体の周辺縁部に当接して、弾性力により前記太陽電池モジュール本体を挟持するガスケット部と、
    雌型嵌合部を有し、前記ガスケット部が前記雌型嵌合部と嵌合することにより、前記ガスケット部を介して前記太陽電池モジュール本体を支持する枠構造と
    を具備し
    前記ガスケット部の前記接続部には、前記太陽電池モジュール本体と前記ガスケット部の間の空間と前記ガスケット部と前記枠構造との間の空間をつなぐように、複数の穴が設けられている太陽電池パネル。
  2. 請求項に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記ガスケット部の前記接続部に設けられた前記複数の穴の各々は、前記太陽電池モジュール本体の厚さがtであるとき、t×tの正方形と同じか又は大きく、前記複数の穴のピッチは2×tと同じか又は小さい太陽電池パネル。
  3. 請求項1又は2に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部には、前記枠構造に対して前記太陽電池モジュール本体を位置決めするために、外側向きの突起部が設けられている太陽電池パネル。
  4. 請求項1に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記雌型嵌合部は、前記ガスケット部と嵌合している嵌合溝と、前記雌型嵌合部を貫通している第1の排水孔とを有しており、
    前記第1の排水孔は、前記嵌合溝に面している前記雌型嵌合部の上方向を向いている内面に第1の開口を有しており、前記第1の開口から前記雌型嵌合部を下方向に貫通しており、前記雌型嵌合部の下方向を向いている外面に第2の開口を有しており、
    ここで、前記上方向は前期太陽電池モジュール本体の受光面が向いている方向であり、前記下方向は前期太陽電池モジュール本体の裏面が向いている方向である太陽電池パネル。
  5. 請求項に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記嵌合溝は、断面矩形に形成されている太陽電池パネル。
  6. 請求項に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記嵌合溝は、前記嵌合溝の奥部が前記下方向に屈曲している断面L字形状に形成されており、
    前記第1の排水孔の前記第1の開口は、前記嵌合溝の前記奥部に面している前記雌型嵌合部の前記内面に形成されている太陽電池パネル。
  7. 請求項又はに記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記枠構造は、前記下方向を向いている前記雌型嵌合部の前記外面から前記下方向に延伸している側面部と、前記側面部の下端から前記枠構造の内側方向に延伸している底面部とからなる断面L字形状に形成されている脚部を有しており、
    前記側面部は、前記第2の開口が設けられている位置よりも前記枠構造の内側において前記下方向を向いている前記雌型嵌合部の前記外面に接合されている太陽電池パネル。
  8. 請求項に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記側面部は、前記側面部を前記枠構造の内側から外側へと貫通している第2の排水孔を有している太陽電池パネル。
  9. 請求項に記載された太陽電池パネルにおいて、
    前記ガスケット部の前記接続部と、前記接続部に対向している前記嵌合溝の底面とは離間している太陽電池パネル。
  10. 請求項1に記載の太陽電池パネルにおいて、
    前記枠構造は、押出し成型品またはプレス成型品である太陽電池パネル。
  11. コの字状の構造を有するガスケット部の開口部と太陽電池モジュール本体を嵌合させることと、前記ガスケット部は、上辺部と、下辺部と、前記上辺部と前記下辺部の一方の端部を接続する接続部とを有し、
    前記上辺部と前記下辺部が前記太陽電池モジュール本体の周辺縁部に当接して、弾性力により前記太陽電池モジュール本体を挟持することと、
    枠構造の雌型嵌合部に前記ガスケット部を相対的に嵌合させて前記ガスケット部を介して前記太陽電池モジュール本体を支持することと
    前記ガスケット部は、4本のガスケットを備え、前記4本のガスケットの各々の端部は、所定の角度に切り落とされており、
    前記ガスケット部の開口部と前記太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記4本のガスケットを前記太陽電池モジュール本体に嵌合させることと、前記太陽電池モジュール本体のコーナーに対応する部位で前記ガスケット部の接触線を接合することとを含み、
    前記接続部に複数の穴を設けることと、
    を具備する太陽電池パネルの製造方法。
  12. 請求項1に記載の太陽電池パネルの製造方法において、
    前記ガスケット部は、単一のガスケットを備え、前記太陽電池モジュールのコーナーに対応する部位に90度の切り欠き部を有し、
    前記ガスケット部の開口部と前記太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記ガスケット部の前記切り欠き部で前記ガスケット部を直角に曲げること、
    を具備する太陽電池パネルの製造方法。
  13. 請求項11又は12に記載の太陽電池パネルの製造方法において、
    前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部には、前記太陽電池モジュール本体の前記周辺縁部と密接合するように内側向きの突起部が設けられ、
    前記ガスケット部の開口部と前記太陽電池モジュール本体を嵌合させることは、前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方と前記突起部との板バネ構造による弾性力により前記ガスケット部の内部を封止することを含む太陽電池パネルの製造方法。
  14. 請求項1乃至1のいずれかに記載の太陽電池パネルの製造方法において、
    前記枠構造の雌型嵌合部に前記ガスケット部を相対的に嵌合させることは、前記ガスケット部の前記上辺部と前記下辺部の少なくとも一方の、前記接続部と対向する側の端部に設けられた外側向きの突起部を用いて、前記ガスケット部を前記枠構造に対して前記太陽電池モジュール本体を位置決めすることを含む太陽電池パネルの製造方法。
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