JP4562660B2 - 刃具折損検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺な形状の刃具の折損の有無を検出するための刃具折損検査装置に関する。
ファインボーリングやドリル等の長尺な刃具は不測の事態によって折損することもあり、これらの刃具を用いた自動加工を行っている場合に刃具が折損した場合には、折損したことを速やかに検出して該刃具を交換することが望まれる。
このような長尺な刃具の折損を自動的に検出するために、例えば、特許文献1に記載された刃具折損検査装置では、切替バルブの操作部を刃具の先端で押圧することにより流体通路を大気に対して開放又は閉鎖の切り替えを行い、この操作に連動して流体通路の圧力が変化することを圧力スイッチにより検出している。この装置によれば、刃具が折損している場合には切替バルブの操作がなされないので、流体通路の圧力変化がないことを圧力スイッチにより検知可能であり、これに基づいて刃具が折損したことを自動的に検出することができる。
特許第3431837号公報
ところで、上記の特許文献1に記載された刃具折損検査装置では、規定長さの刃具が存在することによって切替バルブ及び流体通路の圧力を介して圧力スイッチが操作されるのであって、異なる長さの刃具については適用することができない。すなわち、規定長さより短い場合には切替バルブを操作することができず、逆に長い場合には切替バルブの操作部以外の箇所に干渉してしまう。
また、ワークの種類によっては、加工効率を向上させるために複数の回転工具を備える多軸切削加工ユニットが用いられる場合があるが、上記の刃具折損検査装置では各刃具毎に対応した個別の装置を設ける必要があり、構成が複雑となる。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、長さの異なる刃具に対して適用可能であって、簡便且つ確実に、折損や誤取付による長さのエラーを検出することのできる刃具折損検査装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、簡便な構成で、複数の刃具の折損を一度に検査することのできる刃具折損検査装置を提供することにある。
本発明に係る刃具折損検査装置は、刃具の先端が押圧することによって、前記刃具の長さに応じて初期位置から移動する刃具当接部と、前記刃具当接部の移動によって加圧又は減圧される流体室と、前記流体室の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサによって検出された前記流体室の圧力の変化に基づいて、前記刃具の折損を調べる判断部とを有することを特徴とする。
このように、刃具当接部に移動に応じて加圧(又は減圧)される流体室の圧力の変化を圧力センサで検出することによって、刃具の長さに対応した圧力変化が正しく発生していれば折損がないことを確実に検査することができる。
この場合、前記刃具が前記刃具当接部に対して非接触であるときに、前記刃具当接部を初期位置に復帰させるように前記流体室を一時的に加圧又は減圧し、その後前記流体室を規定の初期圧力に設定する圧力調整部を有していてもよい。
このような圧力調整部によれば、検査前に刃具当接部を初期位置に確実に復帰させることから、正確な検査が可能である。しかも、検査時には流体室を適当な初期圧力にしておくことから、刃具当接部に当接させて押圧させる際に刃具に対して過大な反力が加わることがない。
本発明に係る刃具折損検査装置は、各刃具の先端が押圧することによって、前記刃具の長さに応じて初期位置から移動する複数の刃具当接部と、各刃具当接部の移動によって加圧又は減圧される複数の流体室と、各流体室に連通する集合路と、前記集合路又は前記流体室の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサによって検出された前記集合路又は前記流体室の圧力の変化に基づいて、前記刃具の折損を調べる判断部とを有することを特徴とする。
このように、各刃具を対応する刃具当接部に当接させて移動させることにより、各流体室の加圧(又は減圧)の変化は集合路の圧力センサで統括的に検出することができ、簡便な構成で、複数の刃具の折損を一度に検査することができる。
本発明に係る刃具折損検査装置によれば、刃具当接部に移動に応じて加圧(又は減圧)される流体室の圧力の変化を圧力センサで検出することによって、刃具の長さに対応した圧力変化が正しく発生していれば折損がないことを確実に検査することができ、長さの異なる刃具に対しても適用可能である。
また、本発明に係る刃具折損検査装置によれば、各刃具を対応する刃具当接部に当接させて移動させることにより、各流体室の加圧(又は減圧)の変化は集合路の圧力センサで統括的に検出することができる。このとき、いずれか1以上の刃具が折損していれば、集合路の圧力は所定の圧力変化を発生しないことになり、圧力センサの値に基づいて、複数の刃具の折損を一度に検査することができる。
以下、本発明に係る刃具折損検査装置について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図12を参照しながら説明する。本実施の形態に係る刃具折損検査装置10は、ユニット交換式工作機械11の多軸切削加工ユニット20に対して適用されるものである。
図1は、本実施の形態に係る刃具折損検査装置10の概略平面図である。図1に示すように、ユニット交換式工作機械11はワーク12を加工する工作機械であって、搬送ライン14の近傍に設けられている。ユニット交換式工作機械11は、6つのアーム16を備える回転インデックス装置18を有し、60°ずつの間欠回転が可能であって、アーム16のいずれか1つを搬送ライン14の方向に位置決めすることができる。アーム16の先端にはワーク12を加工するための多軸切削加工ユニット20が設けられている。
ワーク12は、搬送ライン14上を搬送されユニット交換式工作機械11の正面で停止して固定される。このとき、多軸切削加工ユニット20がワーク12に対して接近して、多軸切削加工ユニット20に設けられた複数の回転工具22(図2参照)によって、複数箇所を一度に加工する。所定の多軸切削加工ユニット20によって加工が終了し、多軸切削加工ユニット20が後退した後、回転インデックス装置18が間欠回転し他の多軸切削加工ユニット20をワーク12に対して対向させる。この後、新しくワーク12に対向した多軸切削加工ユニット20によってワーク12を加工をする。このようにしてワーク12は、1台のユニット交換式工作機械11によって最大6回の加工がなされる。また、ワーク12は、停止した位置における両側のユニット交換式工作機械11から同時に加工することも可能である。
図2及び図3に示すように、多軸切削加工ユニット20は四角の箱形状であって、広い面積のフロントプレート21に複数の回転工具(刃具)22が設けられている。各回転工具22はフロントプレート21から突出したスピンドルハウジング23によって回転可能に軸支されている。多軸切削加工ユニット20の内部には、アーム16の回転軸によって駆動される入力シャフトが設けられており、内部のギア機構を回転させる。各回転工具22はこのギア機構によって回転駆動される。図2等において回転工具22は代表的にドリルを示しているが、刃具折損検査装置10における折損の検査対象となる刃具はこれに限らず、ファインボーリング、リーマ、タップ及びラフボーリング等の長尺な刃具の検査を行うことができる。
刃具折損検査装置10は、ユニット交換式工作機械11の6つの多軸切削加工ユニット20のうち、図1における左後方に配置された1つの多軸切削加工ユニット20の回転工具22が折損しているか否かを自動的に検出する装置であって、ユニット交換式工作機械11の左後方の近傍に配置されている。
刃具折損検査装置10は、120°間隔で間欠回転するインデックス装置30と、該インデックス装置30に設けられた120°間隔の3つの検査ユニット32と、各検査ユニット32を対向配置された多軸切削加工ユニット20に対して進退させる進退機構34と、全体を統括的に制御する制御部(判断部)36とを有する。制御部36はユニット交換式工作機械11にも接続されており、いずれの多軸切削加工ユニット20が刃具折損検査装置10の正面に配置されているかを認識することができる。
3つの検査ユニット32は、6つの多軸切削加工ユニット20のうちいずれか1つ以上の回転工具22が折損しているか否かを検査できるように構成されており、左後方に配置された多軸切削加工ユニット20の刃具の折損を検査できるものを選択的に対向配置するように制御部36がインデックス装置30の向きを制御する。例えば、3つの検査ユニット32を32a、32b及び32cと区別し、6つの多軸切削加工ユニット20を20a、20b、20c、20d、20e及び20fと区別するとき、検査ユニット32aを多軸切削加工ユニット20a及び20bに対応させ、検査ユニット32bを多軸切削加工ユニット20c及び20dに対応させ、検査ユニット32cを多軸切削加工ユニット20e及び20fに対応させるとよい。各多軸切削加工ユニット20の回転工具22の位置及び型式によっては、3つの検査ユニット32で対応できないものが存在する場合もあり得るが、そのような場合には、多軸切削加工ユニット20の種類に応じて4〜6本のアームを備えたインデックス装置30にそれぞれ検査ユニット32を設けた刃具折損検査装置10を用いるとよい。
図3に示すように、検査ユニット32aは、多軸切削加工ユニット20aのフロントプレート21と対向するように同じ四角形状のフロントプレート40と、該フロントプレート40から正面(矢印A1方向)に向かって突出した複数のロッド42と、該ロッド42の先端にそれぞれ設けられた刃具当接部44と、各ロッド42に嵌挿されて刃具当接部44をフロントプレート40から離間するように正面に向かって弾性付勢しているばね46とを有する。以下、ロッド42、刃具当接部44及びばね46からなる一組をロッド体50と呼ぶ。
図3から明らかなように、ロッド体50は、対向する回転工具22の正面に配置されており、進退機構34によって正面に進出するときに刃具当接部44が回転工具22の先端に当接・押圧することになり、刃具当接部44は、初期位置から回転工具22の長さに応じて移動する。各ロッド体50は同じ長さであり、対応する回転工具22のうち最も長いものに対応する長さを有している。
なお、検査ユニット32aは多軸切削加工ユニット20a及び20bの双方に兼用に適用されることから、双方の全ての回転工具22に対応する位置にロッド体50が設けられている。したがって、例えば、多軸切削加工ユニット20aには、6本の回転工具22が設けられており、多軸切削加工ユニット20bには7本以上の回転工具22が設けられている場合で、多軸切削加工ユニット20aの検査をするときには、ロッド体50のいくつかは刃具当接部44が押圧されることはない。このように冗長的にロッド体50を設けておくことにより、複数の多軸切削加工ユニット20に対して適用可能となって汎用性が向上する。
また、図3から明らかなように、回転工具22aが細い場合には、対応するロッド体50aのロッド42は細く、嵌挿されるばね46には弱いばねが用いられる。逆に回転工具22bが太い場合には、対応するロッド体50bのロッド42は太く、嵌挿されるばね46には強いばねが用いられる。これにより、刃具当接部44を押圧する際に、回転工具22の太さに応じた適度なばね反力が発生することになり、回転工具22に過度な力が加えられることが防止され、検査時に回転工具22を折損してしまうことを防ぐことができる。
図4に示すように、刃具当接部44の先端部44aは、回転工具22の先端形状に対応して形成されており、例えば、円錐穴形状となっている。これにより、回転工具22の先端に局所的に力が加わることがなく、回転工具22を保護することができる。また、先端部44aが円錐穴形状である場合には、溝の最深部に小さい逃げ穴44bをさらに設けておくと、回転工具22の最先端部に力が加わることを防止できる。刃具当接部44は、回転工具22を傷つけることのない適度に柔らかい材料(例えば、銅等)を用いるとよい。
図5に示すように、検査ユニット32aは、前記のフロントプレート40及び複数のロッド体50と、各ロッド42の一端に設けられたピストン52と、これらのピストン52が摺動するシリンダ(流体室)54と、各シリンダ54の矢印A2方向の端部を相互に連通する集合路(流体室)56と、該集合路56の圧力を検出する圧力センサ58と、集合路56を介して各シリンダ54内の圧力を調整する圧力調整部60と、ロッド体50に付着した切り屑を落とす切屑排出部61とを有する。シリンダ54は、ロッド42が十分に進退可能な長さを有し、回転工具22が刃具当接部44を最大変位させたときにピストン52がシリンダ54内の矢印A2方向端部に当接することがないように設定されている。
各シリンダ54は、シリンダ集合体62として一体的且つ並行に配置されており、回転工具22が非当接状態の初期状態(図5に示す状態)では、各ピストン52は、ばね46が刃具当接部44を押し出す作用によってシリンダ54内の最も矢印A1方向側に変位している。検査ユニット32aのシリンダ54、集合路56及び圧力調整部60は空気圧回路であり、圧縮性を有することから、刃具当接部44が回転工具22によって矢印A2方向に押し出されるときには、ピストン52はシリンダ54内の空気を圧縮して矢印A2方向に変位することになる。
圧力調整部60は、圧力源64と、該圧力源64に基づいて規定の初期圧力を設定するレギュレータ66と、切換弁68とを有する。切換弁68は制御部36の作用下に3位置に管路を切り換え可能であって、1次側に接続された圧力源64、レギュレータ66及び閉塞プラグ70のいずれか1つと2次側管路60aとを連通させる。2次側管路60aは集合路56と接続されている。圧力調整部60の内部スプールが第1の位置にあるときには、2次側管路60aは圧力源64に接続され、集合路56及びシリンダ54は加圧されてピストン52を矢印A1方向の端部まで確実に押し出すことができる。したがって、ばね46に弱いものを用いているロッド体50a(図3参照)もロッド42を初期位置に正確に戻すことができる。
圧力調整部60の内部スプールが第2の位置にあるときには、2次側管路60aはレギュレータ66に接続され、集合路56及びシリンダ54内は検査圧力に設定される。
圧力調整部60の内部スプールが第3の位置にあるときには、2次側管路60aは閉塞プラグ70に接続され、集合路56及びシリンダ54は気密に保たれる。この気密の状態で回転工具22が刃具当接部44を押圧・変位させると、回転工具22の長さに応じて対応するピストン52が矢印A2方向に変位してシリンダ54内が増圧される。
切屑排出部61は、制御部36によって切り替え操作される切換弁61aと、該切換弁61aを介して圧力源64から供給される圧力流体をロッド体50に吹き付けるノズル61bとを有する。この切屑排出部61によれば、ロッド体50のばね46等に圧力流体を吹き付けることによって付着した切り屑を排出し、ロッド体50を確実に作用させることができる。切屑排出部61には、ノズル61bの向きを変化させる首振り機構を設け、向きを変えながら圧力流体を吹き付けてもよい。
これらのシリンダ54内の圧力の増加は集合路56の圧力センサ58によって統括的に検出され、制御部36で圧力センサ58から得られる信号に基づいて回転工具22の折損の有無が判断される。なお、図5では検査ユニット32aについて代表的に図示して説明したが、他の検査ユニット32b及び32cも基本的に同構造であることから詳細な説明を省略する。
次に、このように構成される刃具折損検査装置10を用いて多軸切削加工ユニット20における回転工具22の折損の有無を検査する方法について図6を参照しながら説明する。
先ず、ステップS1において、ユニット交換式工作機械11の6つの多軸切削加工ユニット20のうち、図1における左後方に配置されたものを認識し、対応する検査ユニット32が対向する向きとなるようにインデックス装置30を動作させる。
ステップS2において、圧力調整部60の切換弁68のスプールを第1の位置となるように切り換え、2次側管路60aを圧力源64と連通させる。これにより、集合路56及び各シリンダ54に圧力源64の圧力が加わり、ピストン52を矢印A1方向に最大変位させる。これによりばね46の弾性力を補い、刃具当接部44を確実に矢印A1方向の最大変位位置(つまり初期位置)に戻すことができる。
さらに、切屑排出部61によってロッド体50に圧縮空気を吹き付け、ばね46等に付着した切り屑等を排出させ、ロッド体50が正しく作用するように清掃しておく。
ステップS3において、圧力調整部60の切換弁68のスプールを第2の位置となるように切り換え、2次側管路60aをレギュレータ66と連通させる。これにより、集合路56及び各シリンダ54内はレギュレータ66によって規定の初期圧力Piに設定される。この初期圧力Piは、圧力源64の圧力よりは低く、且つ、後のステップS5において回転工具22が刃具当接部44を押圧・変位させるのに過度に強い反力を発生させない程度の圧力(例えば、大気圧程度)に設定されている。初期圧力Piを大気圧とする場合には、レギュレータ66を省略することができる。
なお、初期圧力Piは、圧力源64の圧力よりは低いため、ステップS2の状態と比較すると、各シリンダ54内は減圧されることになるが、ばね46によって刃具当接部44は適度に弾性付勢されていることから初期位置に維持される。
ステップS4において、圧力調整部60の切換弁68のスプールを第3の位置となるように切り換え、2次側管路60aを閉塞プラグ70と接続させる。これにより、集合路56及び各シリンダ54内は規定の初期圧力Piのまま気密に保たれる。このとき、制御部36は集合路56内の圧力が初期圧力Piとなっていることを圧力センサ58の信号によって確認しておく。
ステップS5において、進退機構34(図1参照)を矢印A1方向に進出させ、図7に示すように、各回転工具22の先端を対応する刃具当接部44に当接・押圧させる。回転工具22によって押圧された刃具当接部44は、初期位置から回転工具22の長さに応じて移動し、ロッド42を介してピストン52をシリンダ54内で矢印A2方向に摺動させる。これにより、回転工具22によって押圧されたロッド体50に対応するシリンダ54内は空気が圧縮され増圧する。
このとき、各シリンダ54と集合路56は全て連通していることから同じように増圧する。その圧力値Pは、ピストン52によって空気が押し出される領域T=T1+T2+…+Tn(1,2、…nの添え字は複数のロッド体50を区別する識別子であり、nは回転工具22によって押し出されるものの最大数。図7の例ではn=3)の体積−ΔVと、初期状態の全体積Va(つまり、図7における各シリンダ54の体積と集合路56の体積の合計)と、初期圧力Piによって求められる。各領域T1、T2、…、Tnの体積は、進退機構34による進出量、各回転工具22の規定長さ、及びシリンダ54の内径によって求められることは明らかであろう。
ステップS6において、制御部36は圧力センサ58から得られる信号を調べ、集合路56の圧力値Pが予め求められた閾値圧力の範囲内にあるか否かを確認する。圧力値Pが閾値圧力の範囲内にある場合には、各回転工具22が規定長さを有していることになるから折損はないと判断されステップS7へ移る。
一方、集合路56の圧力値Pが閾値圧力の範囲内にない場合(つまり、圧力値Pが閾値圧力に達してなく、閾値圧力より低い場合)には、図8に示すように、いずれか1つ以上の回転工具22が折損しており、規定長さを有していないために領域T1、T2、…、Tnのいずれか(図8の例では領域T2)が小さい体積となっていると判断できる。この場合にはステップS8へ移る。また、圧力値Pが閾値圧力を超えて閾値圧力より高い場合には、いずれか1つ以上のスピンドルハウジング23に、間違って長い回転工具22が取り付けられていて、規定の長さを超えているために、領域T1、T2、…Tnのいずれかが大きい体積となっていると判断できる。この場合には、ステップS10に移る。
ステップS7においては、進退機構34を後退させるとともに、所定の管理コンピュータに検査した多軸切削加工ユニット20が正常であることを通知し、ワーク12の加工を継続する。
一方、ステップS8においては、進退機構34を後退させるとともに、所定の管理コンピュータに検査した多軸切削加工ユニット20の回転工具22が折損していることを通知し、ワーク12の加工を一時停止する。この場合、管理コンピュータは所定の手段によって作業員に回転工具22の折損が発生したことを報知する。
ステップS9において、作業員は管理コンピュータから得られる情報に基づいて多軸切削加工ユニット20の各回転工具22を目視によって確認し、折損している回転工具22を交換する。多軸切削加工ユニット20には複数の回転工具22が設けられているが、折損しているものは目視により容易に特定が可能である。この後、作業員は管理コンピュータに対して回転工具22の交換が終了したことを入力設定し、ワーク12の加工を再開させる。
他方、ステップS10においては、進退機構34を後退させるとともに、所定の管理コンピュータに検査した多軸切削加工ユニット20の回転工具22が、間違って長いものが取り付けられていることを通知し、ワーク12の加工を一時停止する。この場合、管理コンピュータは所定の手段によって作業員に回転工具22が間違って取り付けられていることを報知する。
ステップS11において、作業員は管理コンピュータから得られる情報に基づいて多軸切削加工ユニット20の各回転工具22のうち、間違って取り付けられたものを確認し、正しいものに交換する。間違って取り付けられた回転工具22を確認する方法は、例えば、回転工具22に付された工具番号を目視により確認する方法、各回転工具22に付されたコード(バーコード、2次元コード等)を所定のリーダで読み取る方法、及び所定の長さ確認治具を用いる方法等がある。
この後、作業員は管理コンピュータに対して回転工具22の交換が終了したことを入力設定し、ワーク12の加工を再開させる。
なお、検査ユニット32aは、上記のとおり、多軸切削加工ユニット20の20a及び20bに対して適用可能であって、回転工具22の配置が異なっていても、対応する位置にロッド体50を設けておけば、回転工具22が刃具当接部44を押圧・変位させる変位量を圧力センサ58によって検知が可能である。また、回転工具22の長さが異なる場合であっても、それに対応して領域T1、T2、…、Tnの体積が変化するのであるから、予め規定の閾値圧力の範囲を求めておくことにより、長さの異なる回転工具22に対しても折損の有無及び長さの異なるものの誤取付を検出することができる。
さらに、本実施の形態に係る刃具折損検査装置10によれば、各回転工具22を対応する刃具当接部44に当接させて押圧・移動させることにより、各シリンダ54の圧力の変化は集合路56の1つの圧力センサ58で統括的に検出することができる。このとき、いずれか1以上の回転工具22が折損し、又は長さの異なるものの誤取付が存在すれば、集合路56の圧力値Pは所定の圧力変化を示さないことになり、圧力センサ58の信号に基づいて、複数の回転工具22の折損又は誤取付を一度に検査することができる。
さらにまた、刃具折損検査装置10の検査ユニット32では圧力調整部60の圧力調整作用があることから、切削屑やクーラントが掛かってしまうことによりばね46が本来の弾性力を発揮できない場合であっても、ピストン52に圧力源64の圧力をかけることによって確実に初期位置に戻すことができる。また、切屑排出部61の作用によって、ロッド体50に付着した切り屑等の異物は圧力流体によって排出・清掃されることから、ロッド体50は確実に作用する。
刃具折損検査装置10では、光電センサ等のように光学的な検査ではなく、流体の圧力変化によって回転工具22の折損を検査するため、切削屑等が存在することによる光学的影響を受けない。
次に、検査ユニット32の第1及び第2の変形例に係る検査ユニット100及び200について図9〜図12を参照しながら説明する。検査ユニット100及び200において検査ユニット32と同じ箇所については同符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9に示すように、第1の変形例に係る検査ユニット100は、各回転工具22に対応したロッド体102と、それぞれのロッド体102に対応して設けられたシリンダ104と、各シリンダ104に連通する集合路56と、圧力センサ58と、圧力調整部60とを有する。シリンダ104、集合路56及び圧力調整部60は液圧回路であり、作動油、水、クーラント等の液体が充填されている。ロッド体102は前記のロッド体50に相当し、シリンダ104は前記のシリンダ54に相当する。
ロッド体102は、刃具当接部44と、該刃具当接部44に接続されたロッド42と、該ロッド42を案内するガイド106と、ロッド42の矢印A2側の端部に設けられた第1ばね受座108と、シリンダ104内に摺動自在に設けられたピストン52と、該ピストン52に接続されてフロントプレート40を通って矢印A1方向にやや突出しているピストンロッド110と、該ピストンロッド110の矢印A1方向端部に設けられた第2ばね受座112と、第1ばね受座108と第2ばね受座112との間に装入されたばね114とを有する。
シリンダ104内は圧縮性の小さい液体で満たされていおり、しかも切換弁68のスプールが第3位置にあるときにはシリンダ104は液密に維持されることからピストン52が摺動する距離は小さく、シリンダ104は短く設定されている。
このような検査ユニット100によれば、図10に示すように、回転工具22が刃具当接部44を押圧するとき、ばね114は回転工具22の長さに応じて圧縮され、該ばね114は圧縮量に応じた弾性力を第2ばね受座112、ピストンロッド110及びピストン52を介してシリンダ104内を加圧することになる。各シリンダ104と集合路56は全て連通していることから同じように増圧する。その圧力値Pは、第1ばね受座108の各移動量X1,X2、…、Xn(1,2、…nの添え字は複数のロッド体50を区別する識別子であり、nは回転工具22によって押し出されるものの最大数。図10の例ではn=3)に対して全加圧力W=k1・X1+k2・X2+…+kn・Xn(k1,k2、…、knはばね114のばね定数)と、ピストン52の面積と、初期圧力Piによって求められる。各移動量X1,X2、…、Xnは、進退機構34による進出量、各回転工具22の規定長さによって求められることは明らかであろう。
従って、前記のステップS6の判断と同様に、制御部36は圧力センサ58から得られる信号を調べ、集合路56の圧力値Pが予め求められた閾値圧力の範囲内にあるか否かを確認することによって、回転工具22のいずれか1つ以上が折損していることを検査することができる。
この検査ユニット100では、作動流体に水やクーラントを用いると切削用の冷却系と回路の一部を共用化することができて好適である。また、作動流体に水やクーラントを用いると切屑排出部61の作用によって、ロッド体50に付着した切り屑等の異物は、圧力流体(すなわち水やクーラント)によって排出・清掃される。したがって、気体を用いるときと比較してより大きな切屑等を除去することができ、ロッド体50を確実に作用させることができる。
検査ユニット100においては、第2ばね受座112の力をシリンダ104内の液体に伝達する手段はピストン52に限らず、例えばダイヤフラム等でもよい。
次に、図11に示すように、第2の変形例に係る検査ユニット200は、各回転工具22に対応したロッド体50と、それぞれのロッド体50に対応して設けられたシリンダ202と、各シリンダ202に連通する集合路56と、圧力センサ58と、圧力調整部60とを有する。シリンダ202、集合路56及び圧力調整部60は空気圧回路である。シリンダ202は前記のシリンダ54に相当する。
検査ユニット200における集合路56は各シリンダ202の矢印A1方向端部に設けられており、矢印A2方向の端部は孔202aを介して外部に連通しており大気開放となっている。
シリンダ202の内部には内方に向かってやや突出した環状リング202bが設けられており、初期状態(図11に示す状態)においてはピストン52は環状リング202bに当接するまで矢印A1方向に変位している。一方、図12に示すように、回転工具22が刃具当接部44に対して押圧・変位させる際には、ピストン52はロッド42を介して矢印A2方向に押し出される。ことのき、ピストン52よりも矢印A2側の室202cは孔202aの作用によって大気開放となっていることから圧力の変化はないが、ピストン52よりも矢印A1側の室202dは膨張・減圧することになる。
このとき、各シリンダ202の室202dと集合路56は全て連通していることから同じように減圧する。その圧力値Pは、ピストン52によって空気が引き延ばされる領域T=T1+T2+…+Tnの体積+ΔVと、初期状態の全体積Va(つまり、図11における各シリンダ202の室202dの体積と集合路56の体積の合計)と、初期圧力Piによって求められる。
したがって、制御部36は圧力センサ58から得られる信号を調べ、集合路56の圧力値Pが予め求められた閾値圧力の範囲内であるか否かを確認することによって、回転工具22のいずれか1つ以上が折損し、又は間違って長いものが取付られていることを検査することができる。ただし、この場合は前記のステップS6の判断とは逆に、圧力値Pが閾値圧力の範囲より高いときには回転工具22が折損していると判断され、閾値圧力の範囲より低いときには長い回転工具22が取り付けられていると判断される。
また、検査ユニット200における圧力調整部60の圧力源64としては、負圧を発生させるもの(例えば、真空ポンプやエジェクタ等)を用いるとよい。これにより、各室202dを負圧にしてピストン52を環状リング202bに当接するまで確実に矢印A1方向に変位させて正確な初期状態を設定することができる。さらに、検査ユニット200における切屑排出部61では、吸引効果によってロッド体50の切り屑等を排出しておくことができる。
上述の各実施の形態では、複数の回転工具22について同時に折損又は誤取付の有無を検査する例について説明したが、対象となる回転工具22が1本であるときには、検査ユニット32、100又は200におけるロッド体50又は102は1組だけ設けておいてもよい。なお、誤取付については、長い回転工具22を間違って取り付けた場合について説明したが、短い回転工具22を間違って取り付けた場合には折損の場合と同様に検出可能であることはもちろんである。
本発明に係る刃具折損検査装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
ユニット交換式工作機械及び本実施の形態に係る刃具折損検査装置の概略平面図である。 多軸切削加工ユニットの斜視図である。 多軸切削加工ユニットと検査ユニットが対向している状態の斜視図である。 刃具当接部の断面側面図である。 初期状態における検査ユニットのブロック構成図である。 刃具折損検査装置を用いて回転工具の検査を行う手順を示すフローチャートである。 回転工具が当接した状態の検査ユニットのブロック構成図である。 一部の回転工具が折損している状態で当接した状態の検査ユニットのブロック構成図である。 初期状態における第1の変形例に係る検査ユニットのブロック構成図である。 回転工具が当接した状態の第1の変形例に係る検査ユニットのブロック構成図である。 初期状態における第2の変形例に係る検査ユニットのブロック構成図である。 回転工具が当接した状態の第2の変形例に係る検査ユニットのブロック構成図である。
符号の説明
10…刃具折損検査装置 11…ユニット交換式工作機械
20、20a〜20f…多軸切削加工ユニット
22、22a、22b…回転工具 30…インデックス装置
32、32a〜32c、100、200…検査ユニット
36…制御部 42…ロッド
44…刃具当接部 46、114…ばね
50、50a、50b、102…ロッド体
52…ピストン 54、104、202…シリンダ
56…集合路 58…圧力センサ
60…圧力調整部 61…切屑排出部
61a、68…切換弁 64…圧力源
66…レギュレータ 70…閉塞プラグ
106…ガイド 110…ピストンロッド

Claims (5)

  1. 刃具の先端が押圧することによって、前記刃具の長さに応じて初期位置から移動する刃具当接部と、
    前記刃具当接部の移動に応じて圧される流体室と、
    前記流体室の圧力を検出する圧力センサと、
    前記刃具の先端の押圧後に前記圧力センサによって検出された前記流体室の圧力が閾値圧力より低い場合は、前記刃具折損していると判断する判断部と、
    を有することを特徴とする刃具折損検査装置。
  2. 請求項1記載の刃具折損検査装置において、
    前記刃具が前記刃具当接部に対して非接触であるときに、前記刃具当接部を初期位置に復帰させるように前記流体室を一時的に加圧し、その後前記流体室を規定の初期圧力に設定する圧力調整部を有することを特徴とする刃具折損検査装置。
  3. 複数の刃具の折損を検出する刃具折損検査装置であって、
    各刃具の先端が押圧することによって、前記刃具の長さに応じて初期位置から移動する複数の刃具当接部と、
    各刃具当接部の移動によって加圧又は減圧される複数の流体室と、
    各流体室に連通する集合路と、
    前記集合路又は前記流体室の圧力を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサによって検出された前記集合路又は前記流体室の圧力の変化に基づいて、前記刃具の折損を調べる判断部と、
    を有することを特徴とする刃具折損検査装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の刃具折損検査装置において、
    前記刃具当接部から前記流体室へ繋がるロッド体に圧力流体を吹き付ける切屑排出部を有することを特徴とする刃具折損検査装置。
  5. 請求項4記載の刃具折損検査装置において、
    前記圧力流体は、水又はクーラントであることを特徴とする刃具折損検査装置。
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