JP4560883B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷が搭載される搬送台を備え、複数の区間からなる循環軌道に沿って搬送台を移動させて荷を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば病院の物品保管庫や物流センターなどにおいて所定の物品(以後、荷と称する)を入出庫するために、複数の区間からなる循環軌道に沿って搬送台を移動させて荷を搬送する搬送装置が用いられる場合がある。
【0003】
図6は、上述した搬送装置の従来例を示している。この搬送装置は、環状に形成される4つの伝動部材80〜83(例えばチェーンなど)が内外2つずつ離間して配設され、荷LAが搭載される搬送台84の4隅が前記伝動部材80〜83にそれぞれ連結されるように構成されている。そして、伝動部材80〜83に連結される4隅において搬送台84の荷重が支持されることにより、循環移動に伴う搬送台84の移動方向の変化に対応して、搬送台84の姿勢が一定に保持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の搬送装置では、搬送台84の4隅に伝動部材80〜83が連結されることから、搬送台84に対して荷LAの搬入・搬出作業を行う場合に、図6(b)に示すように、伝動部材80〜83間に荷LAを通さなければならず、伝動部材80〜83が邪魔になって搬出・搬入する方向が限定され、搬入・搬出動作に制約が多いという問題があった。また、搬送台84の姿勢を制御するために伝動部材80〜83が少なくとも4つ必要であるので、伝動部材80〜83を配設するための構成が複雑になり、製作コストが増大しやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、上述する事情に鑑みてなされたものであり、荷の搬入・搬出動作を容易に行うことができ、しかも簡単な構成で搬送台の姿勢を安定して制御することができる搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための搬送装置に係る発明は、
荷が搭載される搬送台を備え、垂直方向に伸びる垂直搬送区間を有する循環軌道に沿って前記送台を移動させる搬送装置において
前記循環軌道に沿って平行に配置されている環状の伝動部材と、前記伝動部材を循環運動させる駆動装置と、前記搬送台の幅方向に伸び、前記伝動部材に対して前記搬送台を回転自在に吊り支持すために、前記伝動部材に連結されている支持シャフトと、前記搬送台の重心を前記支持シャフトの真下から水平方向にずれた位置に配するとともに、前記支持シャフトを基準にして周方向に作用する前記搬送台の荷重を支持することにより、前記搬送台の姿勢を制御する制御する姿勢制御部と、を備え、
前記姿勢制御部は、前記循環軌道に沿って平行に配置され、前記支持シャフトが伸びている方向に並んでいる第一ガイドレール及び第二ガイドレールと、前記搬送台に回転自在に取り付けられ、前記第一ガイドレールに接する第一ガイドローラと、前記搬送台に回転自在に取り付けられ、前記第二ガイドレールに接する第二ガイドローラと、を有し、
前記第一ガイドレール及び前記第二ガイドレールのそれぞれには、前記支持シャフトの干渉を避ける切欠部が形成され、前記支持シャフトには、前記第一ガイドレールと前記第二ガイドレールとのうちの一方のガイドレールと対向する部分に、前記支持シャフトが伸びている方向に対して垂直な方向に凹んだクランク部が形成され、前記一方のガイドレールの前記切欠き部は、前記支持シャフトの前記クランク部の干渉を避ける部分であり、前記一方のガイドレールの前記切欠き部と他方のガイドレールの前記切欠き部とは、前記支持シャフトが伸びている方向から見て、ずれた位置に形成されている、ことを特徴としている。
【0007】
この搬送装置では、搬送台を回転自在に伝動部に連結するとともに搬送台の重心を伝動部材からずれた位置に配するので、搬送台の周囲の空間のうち、伝動部材側とは反対側の空間が開放され、伝動部材との干渉を避けて容易に荷の搬入・搬出動作を行うことが可能となる。また、姿勢制御部によって、周方向に作用する搬送台の荷重が支持されるので、搬送台の周方向の荷重を利用して、搬送台の姿勢を一定(例えば水平)に保持することが可能となる。
【0008】
ここで、前記第一ガイドローラは、前記環状軌道に沿って平行に配置されている前記第一ガイドレールの内周側に接する内周側ガイドローラと、該第一ガイドレールの外周側に接する外周側ガイドローラと、を有し、前記第二ガイドローラは、前記環状軌道に沿って平行に配置されている前記第二ガイドレールの内周側に接する内周側ガイドローラと、該第二ガイドレールの外周側に接する外周側ガイドローラと、を有している、ことが好ましい。
【0010】
また、前記循環軌道は、前記垂直搬送区間として、前記搬送台が上方に移動する第一垂直搬送区間と、前記搬送台が下方へ移動する第二垂直搬送区間とを有すると共に、該第一垂直搬送区間と該第二搬送区間と間で前記搬送台が移動する連結区間を有し、前記連結区間では、水平面に対して傾いた状態に軌道が形成されている、ことが好ましい。
【0011】
この構成では、軌道と平行なガイドレールが水平面に対して傾いて形成されるために、連絡区間においても搬送台の荷重がガイドレールに確実に伝わり、水平方向に軌道が形成されている場合に比べて搬送台の荷重をガイドレールで支持しやすい。そのため、搬送台の姿勢をより簡単な構成で制御することが可能となる。
【0012】
た、前記姿勢制御部は、前記搬送台の回転を一方向に限定するための逆転防止機構を有する構成としてもよい。この構成では、逆転防止機構によって、搬送台の回転を一方向に限定することにより、重心のずれに伴う搬送台の回転移動が防止されるため、より簡単な構成で搬送台の姿勢を制御することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る搬送装置の第1実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
この搬送装置10は、図1に示すように、荷LAが搭載される搬送台12と、レール等により循環状に配設される循環軌道COBと、循環軌道COBに略平行になるように複数のスプロケット14に架け渡される無端環状のチェーン15,16と、スプロケット14を介してチェーン15,16を駆動するための駆動装置17と、チェーン15,16に対して搬送台12を吊り支持するために、チェーン15,16に連結される支持シャフト18とを備えている。
【0015】
搬送台12は荷LAを搭載するための搭載面12aを有しており、所定の地点(例えば図1に示す搬入ステーション部AP1や搬出ステーション部AP2など)において、不図示の装置により、荷LAの搬出・搬入が行われるようになっている。支持シャフト18は、チェーン15,16の長手方向に所定のピッチで複数配されており、一の支持シャフト18に対して一の搬送台12が回転自在に吊り下げ支持されている。また、支持シャフト18の両端には、図2に示すように、回転自在な移動案内ローラ19が取り付けられており、この移動案内ローラ19が循環軌道COBを走行することにより、チェーン15,16を介して駆動された搬送台12が循環軌道COBに沿って移動するようになっている。
【0016】
図1に戻り、循環軌道COBは、搬送台12を上昇もしくは下降させて荷LAを垂直方向に搬送するための第1及び第2垂直搬送区間VS1,VS2と、一の垂直搬送区間から他の垂直搬送区間に搬送台12を移動させるための第1及び第2連絡区間CS1,CS2とからなり、本実施形態では、第1及び第2連絡区間において軌道が水平に形成されている。また、この循環軌道COBにおいて、例えば、第1垂直搬送区間VS1→第1連絡区間CS1→第2垂直搬送区間VS2→第2連絡区間CS2→第1垂直搬送区間VS1→…というように、移動方向が異なる各区間を垂直方向の高さ位置を変えながら搬送台12が循環移動するようになっている。
【0017】
また、本実施形態の搬送装置10は、搬送台12の姿勢を制御するための姿勢制御部25を備えている。
この姿勢制御部25は、搬送台12の重心を支持シャフト18の真下からずれた状態(図1では支持シャフト18に対して重心が紙面左側にずれた状態)に配するとともに、支持シャフト18を中心に周方向に作用する搬送台12の荷重を支持するように構成されている。
【0018】
具体的には、姿勢制御部25は、搬送台12の背面側に回転自在に取り付けられるガイドローラ26と、ガイドローラ26を案内するために上述した各区間ごとに循環軌道COBに略平行に配されるガイドレール27,28とを含んで構成されている。ガイドローラ26とガイドレール27,28とは複数(ここでは2つ)のペアを構成し、両者は搬送台12の幅方向に分かれて配されている。そして、ガイドローラ26の外周面がガイドレール27,28に当接し、周方向に作用する搬送台12の荷重をガイドレール27,28が支持することにより、搬送台12の姿勢が制御され、搬送台12の搭載面12aがほぼ水平に保持される。
【0019】
また、ガイドローラ26は、図2に示すように、ガイドレール27,28を外周面で挟むように複数(ここでは2つ)が径方向に並べて配されている。すなわち、ガイドレール27,28の一面にガイドローラ26の一つが当接し、その裏面に他のガイドローラ26が当接するようになっている。
【0020】
ここで姿勢制御部25の作用について説明する。
第1及び第2垂直搬送区間VS1,VS2において、図1に示すように、ガイドレール27,28は垂直方向に延びて設けられており、支持シャフト18を中心として周方向に作用する搬送台12の荷重は、略水平方向の力として、ガイドローラ26を介してガイドレール27,28に支持される。これにより、搬送台12の搭載面12aが略水平に保持される。このとき、搬送台12の重心は支持シャフト18の真下からずれており、搭載面12aはチェーン15,16から離れた位置にずれて配される。そのため、所定の地点(例えば搬入ステーション部AP1や搬出ステーション部AP2など)において、搬送台12に対して荷の搬入・搬出動作を行う場合にも、搬送台12の周囲の空間のうち、チェーン15,16側とは反対側の空間(搬送台12の前方及び左右)が広く開放され、チェーン15,16が搬入・搬出動作の邪魔になることが少なく、搬送台12の前方(搭載面12a側)における任意の方向からチェーン15,16との干渉を避けて容易に荷LAの搬入・搬出動作を行うことが可能となる。
【0021】
また、第1及び第2連絡区間CS1,CS2においても、垂直搬送区間VS1,VS2と同様に、重心のずれにより搬送台12の荷重が周方向に作用する。ところが、この第1及び第2連絡区間CS1,CS2では、ガイドレール27,28が水平方向に延びて設けられているために、ガイドレール27,28に対して搬送台12の荷重が作用する方向とガイドレール27,28の延設方向とがともに略水平方向となって互いに平行になるために、搬送台12の荷重をガイドレール27,28で支持するのが難しい。しかしながら、搬送台12の姿勢を制御しない場合、移動中に搬送台12の姿勢が変化し、搬送台12に揺れが生じて他の物体と衝突したり騒音の原因になったりするなど、装置に不具合が生じる恐れがある。本実施形態では、ガイドレール27,28を挟むように複数のガイドローラ26が配されているので、重心のずれによって作用する搬送台12の荷重とその逆方向の荷重とをともにガイドレール27,28によって支持する。したがって、搬送台12の回転方向の移動(揺れ)が抑制され、搬送台12の姿勢が安定して保持される。
【0022】
ところで、ガイドレール27,28と循環軌道COBとが交差する地点では、チェーン15,16に連結された支持シャフト18がガイドレール27,28と干渉する恐れがある。本実施形態では、ガイドレール27,28に切り欠きを設け、上述した干渉を避けるようになっている。つまり、図2に示すように、支持シャフト18の一部(CR部)をクランク状に形成し、支持シャフト18と交差するタイミングを2つのガイドレール27,28間でずらすことにより、図3に示すように、ガイドレール27とガイドレール28とで切り欠きCTの位置を周方向にずらしている。これにより、切り欠きCTによって一方のペアのガイドレール27とガイドローラ26とが非当接状態にあるときにも、他のペアのガイドレール27とガイドローラ26との当接状態が保たれる。そのため、循環軌道COBの各区間に亘り、搬送台12の姿勢を連続して制御することが可能となる。
【0023】
このように、本実施形態の搬送装置10では、支持シャフト18を中心とする搬送台12の周方向の荷重を姿勢制御部25で支持することにより、簡単な構成で搬送台12の姿勢を連続的かつ安定して制御することができる。また、チェーン15,16は2つでよいため、従来に比べて構成を簡略化することができる。
さらに、搬送台12の前方(搭載面12a側)において、任意の方向から荷LAの搬入・搬出動作が可能であるため、搬入・搬出動作に制約が少ない。
【0024】
次に、本発明に係る搬送装置の第2実施形態について図4を参照して説明する。本実施形態の搬送装置30は、上述した第1実施形態と異なり、第1及び第2連絡区間CS1,CS2において、水平面に対して傾いた状態に軌道COBが形成されている。
【0025】
したがって、本実施形態の搬送装置30では、第1及び第2連絡区間CS1,CS2においてガイドレール35の延設方向と搬送台36の荷重が作用する方向とが角度を有して交わるために、搬送台36の荷重がガイドレール35に確実に伝わり、水平軌道に比べてガイドローラ37を介して搬送台36の荷重をガイドレール35で支持しやすい。そのため、循環軌道COBの各区間において、一のガイドローラ37だけで搬送台36の荷重を確実に支持することが可能となり、搬送台36の姿勢をより簡単な構成で制御することができる。
【0026】
なお、この図4に示すように、ガイドローラ37が周方向に分割され、ガイドローラ37とガイドレール35とが非当接状態となる区間が生じる場合には、急激に搬送台36の姿勢が傾くのを避けるために、ガイドレール35の端部付近をガイドローラ37から離れる方向に曲げておくとよい。
【0027】
次に、本発明に係る搬送装置の第3実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態の搬送装置40は、上述した第1及び第2実施形態と異なり、支持シャフト41を中心とする搬送台42の回転を一方向に限定するための逆転防止機構43を姿勢制御部44に有している。
【0028】
逆転防止機構43は、重心のずれにより荷重が作用する方向(図中矢印R1方向)に搬送台42が回転するのを防止する一方、その逆方向に(図中矢印R2方向)に搬送台42が回転するのを自在とするように構成されている。逆転防止機構43としては、支持シャフト41と搬送台42との間に配される一方向クラッチ、あるいはラチェット機構といったものが用いられる。
【0029】
本実施形態の搬送装置40では、逆転防止機構43によって、搬送台42の重心が支持シャフト41の真下からずらして配されるとともに、周方向に作用する搬送台42の荷重が支持される。すなわち、逆転防止機構43に対して重心のずれによる荷重が常に作用することにより、重心のずれに伴う搬送台42の回転移動が防止され、搬送台42の姿勢が保持される。循環軌道COBに沿って搬送台42が移動すると、循環軌道COBの各区間における搬送台42の移動方向の変化に対応して、チェーン45に対する搬送台42の相対位置関係(主として取付角度)が変化し、この変化に応じて支持シャフト41を中心に搬送台42が随時回転する。このときの支持シャフト41を中心とした搬送台42の回転方向は、チェーン45の循環移動方向に対して逆方向となる。
【0030】
また、本実施形態の搬送装置40では、姿勢制御部44として、支持シャフト41と搬送台42との間に逆転防止機構43を配すればよいだけであるため、姿勢制御部44の占有スペースが極めて少なく、装置の小型化や構成の簡略化が容易に図れる。
【0031】
なお、姿勢制御部44として、上述した逆転防止機構43に加え、図5(b)に示すように、前記実施形態で説明したようなガイドローラ47及びガイドレール48を設けることにより、各区間ごとの搬送台42の姿勢をさらに安定させることが可能である。すなわち、上述した各実施形態で示した姿勢制御部の形態を目的に応じて組み合わせて用いることにより、搬送台の姿勢を効果的に制御することが可能となる。
【0032】
また、上述した各実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。例えば、上述した各実施形態では、伝動部材としてチェーンを2つ用いる構成としているが、これに限るものではなく、1つあるいは3つ以上のチェーンを用いてもよい。特に、ガイドローラ及びガイドレールの配設方法を変更することで伝動部材を1つだけ用いる構成とすれば、さらに装置の簡略化が図れる。また、伝動部材としてチェーンに限らずタイミングベルト等を用いてもよいことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の搬送装置によれば、搬送台の重心を伝動部からずれた状態に配することにより、伝動部との干渉を避けて荷の搬入・搬出動作を容易に行うことができる。そのため、搬入・搬出動作に対する制約が少なく、様々な荷の搬入・搬出動作に対して柔軟に対応することができる。また、支持部材を中心とする搬送台の周方向の荷重を姿勢制御部で支持することにより、簡単な構成でありながら、循環移動に伴う搬送台の移動方向の変化に応じて搬送台の姿勢を安定して制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る搬送装置の第1実施形態を示す構成図である。
【図2】 図1に示す概略的なA−A断面図である。
【図3】 ガイドレールに形成される切り込みの配置例を示す図である。
【図4】 本発明に係る搬送装置の第2実施形態を示す構成図である。
【図5】 本発明に係る搬送装置の第3実施形態を示す構成図である。
【図6】 従来の搬送装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
LA 荷
COB 循環軌道
10,30,40 搬送装置
12,36,42 搬送台
12a 搭載面
14 スプロケット(回転体)
15,16,45 チェーン(伝動部、伝動部材)
17 駆動装置
18,41 支持シャフト(支持部材)
VS1,VS2 垂直搬送区間
CS1,CS2 連絡区間
25,44 姿勢制御部
26,37,47 ガイドローラ
27,28,35,48 ガイドレール
43 逆転防止機構

Claims (4)

  1. 荷が搭載される搬送台を備え、垂直方向に伸びる垂直搬送区間を有する循環軌道に沿って前記送台を移動させる搬送装置において、
    前記循環軌道に沿って平行に配置されている環状の伝動部材と、
    前記伝動部材を循環運動させる駆動装置と、
    前記搬送台の幅方向に伸び、前記伝動部材に対して前記搬送台を回転自在に吊り支持すために前記伝動部材に連結されている支持シャフトと、
    前記搬送台の重心を前記支持シャフトの真下から水平方向にずれた位置に配するとともに、前記支持シャフトを基準にして周方向に作用する前記搬送台の荷重を支持することにより、前記搬送台の姿勢を制御する制御する姿勢制御部と、
    を備え
    前記姿勢制御部は、前記循環軌道に沿って平行に配置され、前記支持シャフトが伸びている方向に並んでいる第一ガイドレール及び第二ガイドレールと、前記搬送台に回転自在に取り付けられ、前記第一ガイドレールに接する第一ガイドローラと、前記搬送台に回転自在に取り付けられ、前記第二ガイドレールに接する第二ガイドローラと、を有し、
    前記第一ガイドレール及び前記第二ガイドレールのそれぞれには、前記支持シャフトの干渉を避ける切欠部が形成され、
    前記支持シャフトには、前記第一ガイドレールと前記第二ガイドレールとのうちの一方のガイドレールと対向する部分に、前記支持シャフトが伸びている方向に対して垂直な方向に凹んだクランク部が形成され、前記一方のガイドレールの前記切欠き部は、前記支持シャフトの前記クランク部の干渉を避ける部分であり、前記一方のガイドレールの前記切欠き部と他方のガイドレールの前記切欠き部とは、前記支持シャフトが伸びている方向から見て、ずれた位置に形成されている、
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記第一ガイドローラは、前記環状軌道に沿って平行に配置されている前記第一ガイドレールの内周側に接する内周側ガイドローラと、該第一ガイドレールの外周側に接する外周側ガイドローラと、を有し、
    前記第二ガイドローラは、前記環状軌道に沿って平行に配置されている前記第二ガイドレールの内周側に接する内周側ガイドローラと、該第二ガイドレールの外周側に接する外周側ガイドローラと、を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記循環軌道は、前記垂直搬送区間として、前記搬送台が上方に移動する第一垂直搬送区間と、前記搬送台が下方へ移動する第二垂直搬送区間とを有すると共に、該第一垂直搬送区間と該第二搬送区間と間で前記搬送台が移動する連結区間を有し、
    前記連結区間では、水平面に対して傾いた状態に軌道が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記姿勢制御部は、前記搬送台の回転を一方に限定する逆転防止機構を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の搬送装置。
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