JP4560415B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、使用中に経血などの体液が隠蔽される隠蔽効果を有する、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
経血などの体液を吸収する吸収性物品は、一般に、身体と接触する液易透過性の表面シートと、その反対面となる液難透過性の裏面シートと、これら両シートとの間に介在する吸収体により形成されている。また、吸収性物品は、通常、装着時に着用者の前後方向に位置する長手方向と、着用者の左右方向に位置する短手方向(横手方向)とを有している。このような吸収性物品においては、近年、下着汚れ等を解消するために、吸収体の吸収力が向上している。
吸収体が体液を吸収すると、体液は、毛管作用で吸収体の前後左右へと均一に拡散する。このとき、上記の吸収性物品においては、短手方向への拡散距離が長手方向より短くなる。このため、体液は、まず、吸収体の短手方向の両端部まで拡散する。その後、長手方向の両端部まで拡散して、この段階で吸収体の吸収容量を使い切ることになる。
しかし、短手方向の両端部へ拡散した段階で、体圧によって拡散した体液が表面シートに移行し、この移行が着用者に視覚的に認識された場合、着用者は、この段階で吸収体の容量を使い切ったものと誤認してしまう。その結果、吸収容量をすべて使い切らずに、製品の取替えを行ってしまうことになるという問題がある。
このような問題を解決するために、特許文献1では、吸収体の周縁部にマスキング部材を設けている。これによって、吸収体の周辺に隠蔽効果を生じさせて、着用者に吸収体が飽和状態(換え時)であるという印象を与えるのを防止することが可能となっている。
特表平10−500048
特許文献1に開示されている吸収性物品では、周囲にマスキング部材を配置することで、着用者に誤った換え時という視覚的印象を与えずに済む。しかし、製品の全周に渡ってマスキング部材が配置されているため、製品の長手方向の両端部においてもマスキング効果を発揮してしまい、逆に換え時が、視覚的には判らない場合がある。
また、吸収性物品は体圧がかかった状態で使用されるが、体圧がかかると吸収体で一度獲得された体液が表面シ−ト側に戻る傾向がある(ウエットバック)。したがって、マスキング部材にも体液の通過を一時的に防止する機能がないと、吸収体から外方に拡散した体液が、マスキング部材を透過して表面シートに付着して汚してしまい、結果として充分にマスキング効果を発揮できない。しかし、このような体液の通過防止機能につては、特許文献1のマスキング部材においては検討されていない。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、着用者に誤った換え時を印象付けることがない吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明はより具体的には以下のような吸収性物品を提供する。
(1) 表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に配置される吸収体とを備え、装着時に、着用者の前後方向に位置する長手方向と、着用者の左右方向に位置する短手方向とを有する吸収性物品であって、前記吸収体の前記短手方向の両端部近傍には、前記長手方向に沿って一対のマスキング部材が配置されている吸収性物品。
(1)の発明によれば、マスキング部材を、吸収体の短手方向の両端部近傍に、長手方向に沿って一対配置したことによって、吸収体で獲得され、そこから毛管作用で吸収体の外方に拡散した体液が体圧によって表面シート側に戻ろうとしても、マスキング部材によって表面シートの部分を隠蔽できる。
一方、吸収体の長手方向の両端部近傍には、マスキング部材が配置されていない。このため、長手方向の両端部近傍においては隠蔽効果を発揮してないので、着用者は、最終的な換え時を視覚的に認識することができる。また、マスキング部材は吸収体よりも硬く、体圧に対して比較的耐性のある材料であるため、粘膜質である排泄口部位に配置すると着用者に違和感を与えるが、本発明においては、吸収体の長手方向の両端部近傍には、マスキング部材が配置されていないので、違和感を与えることもない。
このように、本発明によれば、マスキング部材を長手方向に沿ってのみ一対配置したことによって、マスキング部材が配置されていない部分とで液体を吸収した際の見た目が異なり、着用者に正しい換え時を知らせることが可能となる。なお、本発明における「マスキング部材」とは、液体を遮蔽することが可能な所定の嵩を有した部材をいう。具体的には、多孔質フィルム、不織布、ウレタンフォーム等が用いられる。
(2) 前記マスキング部材は、厚み方向に連通する空孔を有する多孔質フィルムである(1)記載の吸収性物品。
(2)の発明によれば、マスキング部材を厚み方向に連通する空孔を有する多孔質フィルムとしたことによって、体圧によって流出してきた体液を獲得し、一時的に空孔内に滞留させることが可能となる。これにより、吸収体の短手方向の両端部からの毛管作用による拡散が、漏れへと発展するのを防止できる。
(3) 前記多孔質フィルムの厚さは、20g/cm荷重下で0.4mm以上である(2)記載の吸収性物品。
(3)の発明によれば、多孔質フィルムの厚さを上記範囲としたことによって、体圧がかかった状態においても吸収体と表面シートとの接触を防ぐことができ、表面シートに染み出した液体が付着することを防止することが可能となり、隠蔽効果を発揮できる。この多孔質フィルムの厚さは、20g/cm荷重下で0.4mm以上であるが、好ましくは0.55mm以上、更に好ましくは0.7mm以上である。体液が表面シートに染み出すことがなくても、表面シート側からの見た目において、経血などの赤色を見せると着用者に不安を与えてしまうため、体液を吸収した吸収体との距離をできるだけ遠ざけた方が好ましいためである。
(4) 前記多孔質フィルムは開孔フィルムであり、前記開孔フィルムの一方の面には、他方の面のそれぞれの前記空孔の周縁部から延出する周状のリブが形成されており、前記開孔フィルムは、前記一方の面が前記吸収体側に向かうように配置されている(2)又は(3)記載の吸収性物品。
(4)の発明によれば、開孔フィルムの一方の面に空孔の周縁部から延出する周状のリブを設けることで、開孔フィルムの嵩(厚さ)を増すことができ、更に、「一方の面」には、隣り合うリブ同士によって設けられた「窪み」が形成される。そして、この一方の面を吸収体側に向かうように配置することで、体圧によって流出してきた体液を「窪み」で獲得し、体圧がかかった状態でも体液が表面シート側に染み出すことをより的確に防ぐことが可能となる。
(5) 前記周状のリブは、その終端部に向かって縮径するテーパー状をなしている(4)記載の吸収性物品。
(5)の発明によれば、周状のリブを、その終端部に向かって縮径するテーパー状とすることで、「窪み」の体積を増加し、かつ、空孔への流入口を狭めることができる。これによって、「窪み」で獲得できる体液を増加でき、逆に、空孔を通過する体液量を減少できるので、一時的に「窪み」内に滞留させつつ、体圧がかかった状態でも体液が空孔を通過して表面シート側に染み出すことをより的確に防ぐことが可能となる。また、このような配置とすることで、体液の隠蔽性を更に高めることができる。
(6) 前記開孔フィルムが複数枚重ねて配置されており、少なくとも前記吸収体側に配置される開孔フィルムは、前記一方の面が前記吸収体側に向かうように配置されている(4)又は(5)記載の吸収性物品。
(6)の発明によれば、開孔フィルムを複数枚用いることによって、吸収体から表面シートまでの距離が長くなるため、体圧がかかった場合においても体液が表面シートから染み出すことをより効率的に防ぐことが可能となる。また、表面シート側からの見た目における隠蔽効果がより高くなるので、経血などの赤色を見せることなく、着用者に不快感をより与えにくくすることが可能となる。
(7) 前記多孔質フィルムは、連続気泡を有する発泡フィルムである(2)又は(3)記載の吸収性物品。
(7)の発明によれば、厚み方向に連通する空孔を有する多孔質フィルムが容易に得られる。また、発泡の程度を調整することによって、空孔の大きさや数を自在に調整可能できる。
(8) 前記表面シートと前記吸収体との間に、前記マスキング部材が配置されている(1)から(7)いずれか記載の吸収性物品。
(8)の発明によれば、吸収体で獲得され、そこから毛管作用で吸収体の外方に拡散した体液が体圧によって表面シート側に戻ろうとしても、マスキング部材によって表面シートの部分を隠蔽できる。すなわち、まず、体液は表面シートの略中央部から流入して吸収体で一時的に獲得され、一部保持される。吸収された体液は、毛管作用により、吸収性物品の前後及び左右にほぼ同心円状に拡散する。拡散した体液は、吸収体のそれぞれの拡散した領域で一時的に獲得され、一部保持される。この一部保持された液以外の体液は、通常、体圧がかかることによって、表面シート側に染み出てしまう。しかし、吸収体の短手方向の両端部近傍にはマスキング部材が配置されているので、表面シートと吸収体とが離間しており、これによって、体液がマスキング部材を通過して表面シートに戻ろうとするのを防ぐことができる。
(9) 前記表面シート上に、前記マスキング部材が配置されている(1)から(7)いずれか記載の吸収性物品。
(9)の発明によれば、吸収体の短手方向の両端部近傍から拡散した体液が、表面シートに戻った場合でも、その上のマスキング部材によって表面シートの部分を隠蔽できる。
(10) 前記マスキング部材と、前記表面シートと、前記裏面シートと、前記吸収体とが、前記吸収体の前記短手方向の両端部近傍にて接合されて一体化されている(1)から(9)いずれか記載の吸収性物品。
(10)の発明によれば、上述のように、体液はマスキング部材が配置されていない表面シートから流入し、吸収体で拡散されるが、接合部は他よりも密度が高くなるため、体液が滲みやすい。例えば、表面シートが不織布で形成されている場合には、表面シートの繊維が毛管作用によって吸収体に蓄えられた体液が吸い上げられ、接合部が表面シートからみて滲んだようにみえてしまう。しかし、マスキング部材を含めて接合したことによって、接合部に体液が滲んでいるようには見えず、横もれに対する安心感が増すことになる。
特に、マスキング部材として多孔質フィルムを用いた場合には、接合によって、接部の空孔が潰れて平面フィルム様になるので、表面シートと吸収体との接触をより効果的に防止できる。なお、接合方法は特に限定されず、ホットメルトなどの接着剤接合でもよく、熱融着でもよい。
(11) 前記マスキング部材は、着色されているものである請求項1から10いずれか記載の吸収性物品。
(11)の発明によれば、例えば、マスキング部材を体液と同系色の色に着色することによって、更に、隠蔽効果を高めることが可能となる。より具体的には、マスキング部材を、ハンター色差系におけるハンター値が60未満の値とすることで、隠蔽効果をより高めることができる。
(12) 前記マスキング部材は、前記長手方向に張力がかけられた状態で配置されている(1)から(11)いずれか記載の吸収性物品。
(12)の発明によれば、長手方向に張力をかけることによって、製品が表面側に湾曲しやすくなり、より体の形状に沿いやすく、装着感を向上できる。この場合、張力としては、長手方向に対して1.03から1.45倍となるように張力をかけることが好ましい。
本発明に係る吸収性物品によれば、マスキング部材を吸収体の両側に配置することによって、表面シートの側縁部分に液体が染み出すことがなくなり、着用者に誤った換え時という視覚的印象を与えずに済む。また、肌を汚す領域が、限られた領域となるため、着用者に不快感を与えることが減少する。
以下、本発明の好適な実施形態について、吸収性物品としての生理用ナプキンを例として、図面を参照しながら説明する。なお、同一の構成要素には同一符号を付して、その説明を省略若しくは簡略化する。また、パーセントの表記に関し、本発明では重量%を意味するものとする。
<全体構成>
図1は本発明の一実施形態の生理用ナプキンを示す平面図であり、図2Aは図1のX−X’断面図である。この生理用ナプキン1は、図1、図2Aに示すように、表面シート2と、裏面シート3と、これら両層の間に介在する吸収体4と、吸収体4の短手方向の両端部近傍であって、表面シート2と裏面シート3との間に配置される一対のマスキング部材5、5とから主として構成されている。なお、この実施形態における短手方向とは図1のX−X’方向であり、長手方向とは図1のW1の方向である。
表面シート2は、液易透過性のトップシート21と、クッション層となる液易透過性もしくは液保持性のセカンドシート22とからなる。裏面シート3は液難透過性のシートである。吸収体4は、液保持性の吸収体コア41と、その下部から延出する延出部42とからなり、吸収体コア41は、表面シート2と裏面シート3との間に介在するように配置されており、延出部42は、表面シート2と裏面シート3との間に積層されるように配置されている。
吸収体4の短手方向の両端部近傍であって、延出部42上には、長手方向に沿って、一対の帯状のマスキング部材5が設けられている。そして、表面シート2であるトップシート21とセカンドシート22、吸収体4、裏面シート3は、それぞれホットメルト型接着剤(以下HMAと称する)で貼り合せて接合されている。更に、裏面シート3の下側で、吸収体41とマスキング部材5の下に相当する位置には、図示しない滑り止め部材が設けられている。
また、図1に示すように、表面シート2と、延出部42と、裏面シート3とは、周状の熱融着部23によって固定されており、吸収体4の短手方向の両端部近傍では、熱融着部23の一部はマスキング部材5にかかっている。したがって、図2Aに示すように、マスキング部材5の存在する位置では、表面シート2、マスキング部材5、延出部42、裏面シート3が熱融着部23によって固定されている。
なお、本発明におけるマスキング部材5は、図2Bに示すように、表面シート上に配置されている構成であってもよい。
<マスキング部材>
図1における、マスキング部材5が設けられている領域の長手方向の長さW1は、本実施形態に係る生理用ナプキン1と同等であることが最も好ましいが、40mm以上であることが好ましく、50mm以上であることがさらに好ましい。また、製品長によっても視覚的効果が変わるため、製品長の長さの20%以上の長さを必要とする。また、短手方向の長さW2の長さは、W3の側縁部から吸収体側縁部とほぼ同等かそれ以上の長さであることが好ましい。また、マスキング部材同士の間隔W3は、20mmから70mmであることが好ましく、26mmから50mmであることがさらに好ましい。W3が20mm以下であると排泄口部位から排出された体液がマスキング部材5の上に設けられたトップシート21とセカンドシート22から吸収体コア41に浸透する可能性があり、マスキング効果を発揮できない。また、W3が、70mm以上であると、体液が拡散された状態を使用者が確認することとなるため、マスキング効果の視覚的効果が発揮されない。
マスキング部材5は、織布材料及び不織布材料、開孔フィルム、ウレタンフォームのような多孔質フォーム等が用いられる。織布材料及び不織布材料としては、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、又はポリエチレン繊維のようなポリマー繊維)等が挙げられる。なかでも、開孔フィルムは、後述するように、液体に対して透過性であるが、着用者の皮膚に向かって液体を逆方向に通す傾向が小さいフィルムを用いることがより好ましい。なお、マスキング部材に主として吸湿性繊維が混じっているとマスキング部材が体液を吸い、その体液が表面シートに移行する可能性があるので、天然繊維を主とする材料は好ましくない。
上記のうち、本発明に係るマスキング部材5としては、厚み方向に連通する空孔を有する多孔質フィルムが好ましく、多孔質フィルムは開孔フィルムであり、この開孔フィルムの一方の面には、他方の面のそれぞれの前記空孔の周縁部から延出する周状のリブが形成されており、周状のリブは、その終端部に向かって縮径するテーパー状をなしていることがより好ましい。
具体的には、図3に示すような構造を有していることが好ましい。図3は、好ましいマスキング部材の拡大断面図を示したものである。
このマスキング部材5は開孔フィルムであり、図中の斜線部がフィルム基材56である。フィルム基材56以外の部分は空間となっており、空孔54(開孔部)と、窪み55とを交互に形成している。すなわち、この開孔フィルムは、図中の基準線52bの線を基準とした平面状のフィルムから、開孔部となる空孔54の部分の周壁が、基準線51bまで、その終端部に向かって縮径するテーパー状をなすように延出しており、本発明におけるリブ53を構成している。そして、このリブ53によって、開孔フィルムの両面には、表面開孔径の小さい小開孔部51aを有する低開孔率面51(基準線51bと同じ位置、図3における下側)と、表面開孔径の大きい大開孔部52aを有する高開孔率面52(基準線52bと同じ位置、図3における上側)とが形成されている。
図3における開孔フィルムの厚さdは、20g/cm荷重下で0.4mm以上となるようにリブ53が形成されていることが好ましい。また、小開孔部51aの開孔径は0.2mm以上0.8mm以下が好ましく、大開孔部52aの開孔径は0.6mm以上1.3mm以下が好ましい。(但し、小開孔部の方が大開孔部より小さい)。空孔54の開孔率(面積率)は小開孔部で5%以上45%以下であることが好ましい。このような開孔フィルムは、従来公知の製造方法によって得ることができる。
そして、この実施形態においては、図4に示すように、吸収体4の延出部42と当接する面側が低開孔率面51となるように配置されている。この低開孔率面51が本発明における「一方の面」に相当し、高開孔率面52が本発明における「他方の面」に相当する。このような配置をとることにより、体圧がかかった状態で、図中の矢印方向に体液のウエットバックが生じた場合にも、一時的に体液を窪み55内に滞留させ、体液が空孔を通過して表面シート側に染み出すことをより的確に防ぐことが可能となる。
なお、この多孔質フィルムは1枚のみ配置してもよく、複数枚を重ねて配置してもよいが、少なくとも、吸収体4の延出部42と当接する面側が低開孔率面51となるように配置されていることが好ましい。図5、6には、2枚重ねた場合の好ましい重ね方の一例が示されており、図7には、2枚重ねた場合の好ましくない重ね方が示されている。なお、この重ね方については、後述する実施例において、更に詳細に説明する。
<構成部材>
次に、生理用ナプキン1を構成する部材について説明する。
表面シートを構成するトップシート21は、親水性であり、肌に刺激を与えない材料が使用される。このようなものとしては、ポイントボンド、スパンレース、スパンボンド不織布や等があげられる。また、開孔フィルムを用いてもよい。なかでも、最も好ましいのは表面の風合いがよく、密度の小さいスルーエア不織布である。更に、スルーエア不織布としては、例えば目付35g/mで、ポリエチレンテレフタレート(酸化チタン1.1%含有)−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維で2.6dtex×51mmの繊維に親水油剤が塗布されたものが50%、ポリエチレンテレフタレート(酸化チタン1.1%含有)−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維で2.2dtex×44mmの繊維に親水油剤が塗布されたものが30%、ポリエチレンテレフタレート(酸化チタン1.1%含有)−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維で2.2dtex×44mmの繊維に撥水油剤が塗布されたものが20%の割合で混綿されたもので厚みは0.6mmである。また、芯鞘構造の芯部に酸化チタンを添加しているため、酸化チタンが添加されていないものより表面のすべり性及びドレープ性が高く風合いが良い。そして、スルーエア不織布なので、他の不織布(スパンボンド、スパンレース等)に比べ、嵩をもっており、空隙を多く設けることが可能であるので好ましい。
また、目付は15〜100g/mが好ましく、30〜60g/mがより好ましい。0.4〜2.0mmの嵩を有し、更に不織布繊維の芯鞘構造の芯部に酸化チタンが1.0%以上含有されているものであることで、表面シートの使用中のへたりが少なく、吸収体との距離を稼げる、更に、表面シート自体も隠蔽性を高めることができる。更に、撥水性の繊維を30%までいれることにより、表面シートの拡散性を抑える効果があり、かつ、撥水繊維をブレンドすることにより、吸収体からの液の吸い上げを抑制する効果もある。目付が15g/m以下だと表面強度が十分に得られず、使用中に破ける恐れがある。また100g/m以上の場合、過度のごわつきが発現し、使用中に違和感を生じる。また、密度は0.12g/cm以下で液透過性であれば特には限定されない。密度がこれ以上の場合、表面シートの繊維間をスムーズに透過することが難しい。経血の場合、尿などにくらべ粘性が高く、極力密度が低いものが良い。
表面シートを構成するセカンドシート22は液透過性もしくは液保持性である材料が使用される。このようなものとしては、トップシート21と同様にポイントボンド、スパンレース、スパンボンド不織布等があげられるが、最も好ましいのは表面の風合いがよく、密度の小さいスルーエア不織布である。このスルーエア不織布は、他の不織布(スパンボンド、スパンレース等)に比べ、嵩をもっており、空隙を多く設けることが可能であるので好ましい。具体的にはセカンドシート22に使用されるスルーエア不織布は、目付20g/m、で、ポリプロピレン−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維の3.3dtex×45mmと2.2dtex×45mmが重量比70:30の割合で混綿されたものが挙げられる。
また、スルーエア不織布の他に、液保持性のエアレイドパルプであってもよい。このエアレイドパルプの場合、親水作用をスルーエア不織布に比べて持ち合わせているため、表面シートに滞留している経血を引き寄せるという点で優れる。尚、このエアレイドパルプには、化学繊維で骨格を保つ構成をされていて、水分の影響を受けにくいものもあるが、ほとんどの構成を化学繊維で構成されているスルーエア不織布の方がより好ましい。
尚、セカンドシート22は、密度が0.1〜0.01g/cmの範囲であるのが好ましい。0.1g/cmより高い場合、空隙が少なく経血の透過性が悪くなる。また、0.01g/cmより低い場合、空隙は多く稼げるものの、空隙を維持するための骨格が弱くなる可能性があるので好ましくない。なお、セカンドシート22は、例えば、トップシート21の裏面側にスパイラル状に塗布されたHMAにて貼り合わせることができる。
吸収体4は、経血を吸収して保持する機能を有するもので、エアレイドパルプや、吸収性繊維が含まれる不織布(スパンレース、スルーエア法等)などの吸収性のシートが使用される。一例として、パルプは目付200g/m、ポリマーは目付4g/m(ポリマーは全体に分散している)で、パルプとポリマーは全体に均一に分布している化学パルプと吸収性ポリマーの混合体を15g/mのティッシュで包んだものが挙げられる。
また、裏面シート3を構成するバックシートは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等を主体とした液不透過性フィルム、通気性フィルム、スパンボンドなどの不織布の片面に液不透過性フィルムをラミネートした複合シートなどが挙げられる。具体的には、液不透過性フィルムは、着用感を損なわない柔軟性を考慮した上で、密度が0.900〜0.925g/cmの範囲である低密度ポリエチレン(LDPE)を主体とした目付15〜40g/mからなるものである。
以下に、本実施形態に係る生理用ナプキンについて、そのマスキング部材のマスキング効果を種々の開孔フィルムを用いて検討した結果を示す。
<多孔質フィルムA>
マスキング部材として、低密度ポリエチレン(MFR15g/10min、密度0.915g/cc)68%、低密度ポリエチレン(MFR7g/10min、密度0.917g/cc)28%、酸化チタン3.8%、親水剤(一例としてグリセリン脂肪酸エステル)0.2%の割合で配合して製膜した後、公知の方法により開孔し、図3に示すような開孔フィルム作成した(目付25g/m、開孔率25%、小開孔部51aの開孔径0.61mm、大開孔部52aの開孔径0.94mm)。
<多孔質フィルムB>
マスキング部材として、高密度ポリエチレン(MFR30g/10min、密度0.950g/cc)57.6%、低密度ポリエチレン(MFR7g/10min、密度0.917g/cc)38.4%、酸化多孔チタン3.8%、親水剤0.2%の割合で配合して製膜した後、公知の方法により開孔し、図3に示すような開孔フィルム作成した(目付20g/m、開孔率25%、小開孔部51aの開孔径0.55mm、大開孔部52aの開孔径0.82mm)。
<多孔質フィルムC>
マスキング部材として、高密度ポリエチレン(MFR30g/10min、密度0.950g/cc)57.6%、低密度ポリエチレン(MFR7g/10min、密度0.917g/cc)38.4%、酸化多孔チタン3.8%、親水剤0.2%の割合で配合して製膜した後、公知の方法により開孔し、図3に示すような開孔フィルム作成した(目付25g/m、開孔率25%、小開孔部51aの開孔径0.53mm、大開孔部52aの開孔径0.81mm)。
<ウレタンフォーム>
マスキング部材として、ポリエステル系ポリウレタンフォーム、厚み1.8mm、密度28kg/cm、セル数(連続気泡型)45〜50個/inchのもの(ブリジストン化成品社製、商品名:WG−(B))を用いた。
なお、表面シートとして、スルーエア不織布目付35g/mで、ポリエチレンテレフタレート(酸化チタン1.1%含有)−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維で2.6dtex×51mmの繊維に親水油剤が塗布されたものが50%、ポリエチレンテレフタレート(酸化チタン1.1%含有)−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維で2.2dtex×44mmの繊維に親水油剤が塗布されたものが30%、ポリエチレンテレフタレート(酸化チタン1.1%含有)−ポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維で2.2dtex×44mmの繊維に撥水油剤が塗布されたものが20%の割合で混綿されたもので厚みは0.6mmのものを使用した。また、セカンドシートとしてポリプロピレンーポリエチレンの芯鞘型複合熱可塑性繊維の3.3dtex×45mmと2.2dtex×45mmが重量比70:30の割合で混綿されたもので、厚みが0.3mmのものを使用した。さらに吸収体として、粉砕パルプ目付150g/mを目付15g/mのティッシュで挟んだもので、粉砕パルプの密度が0.054g/cmのものを使用した。
<染み出し試験>
各試料を10cm角にカットし、吸収体の上に10mlの人口経血を滴下し、滴下後1分後に各試料と更にその上にセカンドシート二枚と表面シートとを重ねて底面が10cm角の2kgの錘を載せる。加圧後3分後に重りを外し、表面シートに人口経血が付着したかを確認した。なお、マスキング部材の厚さは、厚み計((株)大栄科学精器製作所製 THICKNESS GAUGE MODEL UF−60)を用いて測定した。さらに、小開孔部と大開孔部の開孔径は、電子顕微鏡で撮影した拡大写真を元に測定し、縦と横の寸法の平均値で表した。
Figure 0004560415
表中、3.3g/cmとは、厚み計の端子の加重から端子の面積で割ったものである。また、20g/cmとは、厚みの端子の上部に重りを載せ、20g/cm加重の加圧がかかるようにして測定した時の値である。
表1より、20g/cmの厚みが0.4mm以上の場合には染み出しがなく、隠蔽効果が高いことがわかる。また、ウレタンフォームをマスキング部材として用いた場合にも、多孔質フィルムと同様のマスキング効果を奏することがわかる。
<多孔質フィルムの重ね合わせパターンの検討>
上述のように、多孔質フィルムの重ね合わせパターンが異なることによりマスキング部材のマスキング効果は異なる。そのため、最適なマスキング効果を奏する重ね合わせパターンの検討を行なった。試験は、上記の染み出し試験と同様の方法で行った。その結果を表2に示す。
Figure 0004560415
表2より、多孔質フィルムを高−低−高−低のパターンで重ねた場合(図7に相当)には、体圧がかかることによって吸収体に向かって広がる多孔質フィルムの空孔から液体がウェットバックしようとする(図7における矢印方向)。この場合、体液は、図7の空孔54に沿って、そのまま表面シートに移行してしまう。
一方、多孔質フィルムを低−高−低−高のパターンで重ねた場合(図6に相当)には、体液は、体圧がかかった際に、体液は窪み55に流入するが、その上面側は閉塞している。このため、表面シートと吸収体との接触を効率的に遮断でき、液体が表面シートに染み出るのを防止できる。
本実施形態に係る生理用ナプキンを示した図である。 本実施形態に係る生理用ナプキンのX−X’断面を示した図である。 別の実施形態における生理用ナプキンの断面を示した図である。 好ましいマスキング部材の拡大断面図である。 図1におけるマスキング部材付近の拡大断面図である。 本発明に係るマスキング部材の重ね合わせパターンを示した図である。 本発明に係るマスキング部材の重ね合わせパターンを示した図である。 本発明に係るマスキング部材の重ね合わせパターンを示した図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン
2 表面シート
21 トップシート
22 セカンドシート
23 熱融着部
3 裏面シート
4 吸収体
41 吸収体コア
42 延出部
5 マスキング部材
51 低開孔率面
51a 小開孔部
51b 基準線
52 高開孔率面
52a 大開孔部
52b 基準線
53 リブ
54 空孔
55 窪み
56 フィルム基材

Claims (7)

  1. 表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に配置される吸収体とを備え、
    装着時に、着用者の前後方向に位置する長手方向と、着用者の左右方向に位置する短手方向とを有する吸収性物品であって、
    前記吸収体の前記短手方向の両端部近傍には、前記長手方向に沿って該長手方向の略全長にわたり一対のマスキング部材が配置されており、前記吸収体の長手方向の両端部近傍にはマスキング部材が配置されておらず、
    前記マスキング部材は、着用者の肌側に配置され複数の開孔を有する上層開孔フィルムと、着用者の非肌側に配置され複数の開孔を有する下層開孔フィルムと、が積層されて構成され、
    前記上層開孔フィルム及び下層開孔フィルムそれぞれには、前記複数の開孔の周縁部から一方の面側に延出する周状のリブが形成され、
    前記リブは、その終端部に向かって縮径するテーパー状をなしており、
    前記上層開孔フィルムは、前記リブの終端部が着用者の肌側に向かうように配置され、
    前記下層開孔フィルムは、前記リブの終端部が前記吸収体側に向かうように配置される吸収性物品。
  2. 前記上層開孔フィルムの厚さ及び前記下層開孔フィルムの厚さは、それぞれ20g/cm荷重下で0.4mm以上である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記表面シートと前記吸収体との間に、前記マスキング部材が配置されている請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記表面シート上に、前記マスキング部材が配置されている請求項1又は2記載の吸収性物品。
  5. 前記マスキング部材と、前記表面シートと、前記裏面シートと、前記吸収体とが、前記吸収体の前記短手方向の両端部近傍にて接合されて一体化されている請求項1からいずれか記載の吸収性物品。
  6. 前記マスキング部材は、着色されているものである請求項1からいずれか記載の吸収性物品。
  7. 前記マスキング部材は、前記長手方向に張力がかけられた状態で配置されている請求項1からいずれか記載の吸収性物品。
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