JP4559712B2 - アレイ基板およびアレイ基板の検査方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置を構成するアレイ基板と、このアレイ基板の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)のディスプレイ部、携帯電話器のディスプレイ部、テレビジョン受像機のディスプレイ部など種々の個所に使用されている。液晶表示装置は、アレイ基板と、複数の画素電極に対向する対向電極を有した対向基板と、アレイ基板と対向基板との間に保持される液晶層を有する。
【0003】
アレイ基板は、複数の走査線および複数の信号線がマトリクス状に形成され、走査線および信号線で囲まれた領域には画素が形成されている。この各画素は、走査線および信号線の交差部に配置されたスイッチング素子と、このスイッチング素子に接続された画素電極を含む。
【0004】
アレイ基板のタイプとして、2つのタイプがある。即ち、スイッチング素子が、アモルファスシリコンの半導体薄膜を用いた薄膜トランジスタであるアレイ基板と、スイッチング素子が、ポリシリコンの半導体薄膜を用いた薄膜トランジスタであるアレイ基板とがある。ポリシリコンは、アモルファスシリコンより高いキャリア移動度を持つ。ここで、ポリシリコンタイプのアレイ基板では、画素電極用のスイッチング素子だけでなく、走査線及び信号線の駆動回路をアレイ基板に組み込むことができる。
【0005】
上記のアレイ基板は、その製造過程において欠陥品を検出するために、検査工程を通ることになる。検査方法及び検査装置としては、特開平11−271177号、特開2000−3142、U.S.P.5,268,638 に開示された技術がある。
【0006】
特開平11−271177号は、アモルファスタイプのLCD基板の検査において、点欠陥検査プロセスに特徴を持たせた技術が開示されている。ここでは、LCD基板の全面に直流成分の直射光を当て、アモルファスシリコン膜が光感応して導通状態となることを利用する。補助容量に蓄積された電荷のリーク量を検出することで、欠陥の状況を判断できる。特開2000−3142に開示された技術では、電子ビームを画素電極に照射したとき、放出される2次電子は、薄膜トランジスタにかかっている電圧に比例することを利用している。U.S.P.5,268,638の技術でも、電子ビームを画素電極に照射したときに放出される2次電子を利用するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−271177号
【0008】
【特許文献2】
特開2000−3142
【0009】
【特許文献3】
U.S.P. 5,268,638
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶表示装置の用途としては、種々の形態がある。このために、走査線駆動回路による走査方向を順方向、逆方向切換えることができるような装置が要望される。たとえば、モニタとしての液晶表示装置を置く高さと視野角方向との関係で、観察者に見える画像が変化する場合がある。例えば、画像の明るさ、色合い、およびコントラストは、視角方向により変化してしまうことがある。
【0011】
目線より低い位置に液晶表示装置を置くと、画像を正常に見られるが、目線より高い位置に置くと画像を正常に見られないことがある。このような場合は、パネルを180°回転させて逆方向走査を行うと画像が良く現われる。
【0012】
そこでこの発明は、液晶表示装置の設計を工夫することにより、液晶表示装置の走査線駆動回路が順方向,逆方向いずれの方向にも動作するようにし、装置の用途を拡大することができ、かつ、製品検査においても信頼性の高い検査を実現し歩留まりの高い液晶表示装置を提供することができるアレイ基板およびアレイ基板の検査方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明に係るアレイ基板は、複数の走査線と複数の信号線とが交差して配置された基板と、前記基板上に形成され、前記走査線と信号線との交差部近傍に配置されており、薄膜トランジスタを含む複数の画素部と、前記基板上に形成され、前記複数の走査線に接続された走査線駆動回路と、を備え、前記走査線駆動回路は、前記複数の走査線にそれぞれの出力部が接続された複数の双方向シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の初段の前にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である初段側検査用シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の最終段の次にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である最終段側検査用シフトレジスタ回路とを有し、前記初段側検査用シフトレジスタ回路の出力端と、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路の出力端とがこの走査線駆動回路の検査用出力端子であり、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路は、前記初段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記初段に供給され前記複数の双方向シフトレジスタ回路により順方向へシフトされるスタートパルス信号を、シリアルアウト信号として出力させ、前記初段側検査用シフトレジスタ回路は、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記最終段に供給され前記複数の双方向シフトレジスタ回路により逆方向へシフトされるスタートパルス信号を、シリアルアウト信号として出力させることを特徴としている。
【0014】
また、本発明の他の態様に係るアレイ基板の検査方法は、複数の走査線と複数の信号線とが交差して配置された基板と、前記基板上に形成され、前記走査線と信号線との交差部近傍に配置されており、薄膜トランジスタを含む複数の画素部と、前記基板上に形成され、前記複数の走査線に接続された走査線駆動回路と、を備え、前記走査線駆動回路は、前記複数の走査線にそれぞれの出力部が接続された複数の双方向シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の初段の前にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である初段側検査用シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の最終段の次にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である最終段側検査用シフトレジスタ回路とを有し、前記初段側検査用シフトレジスタ回路の出力端と、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路の出力端とがこの走査線駆動回路の検査用出力端子であり、前記初段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記複数の双方向シフトレジスタ回路の初段にスタートパルス信号を供給し、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路の出力をシリアルアウト信号として検出し、又は、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記複数の双方向シフトレジスタ回路の最終段にスタートパルス信号を供給し、前記初段側検査用シフトレジスタ回路の出力をシリアルアウト信号として検出し、前記走査線駆動回路の動作状況を検査することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の前提となる技術を説明する。図1、図2に示すように、アレイ基板のタイプとして、アモルファスシリコンタイプのアレイ基板と、ポリシリコンタイプのアレイ基板とがある。XGA(eXtended Graphics Array)を例にとると、アモルファスシリコンタイプのアレイ基板は、画素領域30、および外付け回路接続用の約3000個の端子からなるパッド群PDaを有する。これに対しポリシリコンタイプのアレイ基板では、画素領域30の他に全てのX、Y座標の画素を駆動するための走査線駆動回路40および信号線駆動回路50が形成され、これらの回路は薄膜トランジスタ(以下、TFT素子と称する)で構成されている。
【0016】
したがって、パッド群PDpの端子数は走査線駆動回路40および信号線駆動回路50の入力分でよいため、合計で約300個となる。本発明の対象とするのは、ポリシリコンタイプのアレイ基板と、この基板を検査する方法についてである。ここで、上記のアレイ基板は、その製造過程において、製品検査が必要であるが、これについては後述する。
【0017】
図3、図4を参照して、ポリシリコンタイプのアレイ基板を有した液晶表示装置について説明する。ここで、ポリシリコンタイプのアレイ基板を、以下アレイ基板101として説明する。図3、図4に示すように、液晶表示装置は、アレイ基板101と、このアレイ基板に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板102と、これら両基板に狭持された液晶層103とを備える。アレイ基板101および対向基板102は、スペーサとして柱状スペーサ127により所定の隙間を保持している。アレイ基板101および対向基板102の周縁部同士はシール材160で接合されており、シール材の一部に形成された液晶注入口161は封止材162で封止されている。
【0018】
図5を参照して、アレイ基板101について詳述する。アレイ基板101上の画素領域30には、複数の走査線Y1、Y2、…(以下、総称Y)および複数の信号線X1、X2、…(以下、総称X)がマトリクス状に配置され、複数の補助容量線Cs1、Cs2、…(以下、総称Cs)が走査線Yと平行に延びている。
走査線および信号線で囲まれた領域には画素が形成されている。この各画素は、走査線Yおよび信号線Xの交差部に配置されたスイッチング素子としてTFT素子SWと、このTFT素子に接続された画素電極Pを含む。更に、アレイ基板101は、複数の走査線を駆動する走査線駆動回路40、複数の信号線を駆動する信号線駆動回路50を有する。この実施の形態において、アレイ基板101は、走査線駆動回路40を2つ設けた構成としている。
【0019】
各TFT素子SWは、対応走査線Yを介して駆動された時に対応信号線Xの信号電圧を対応画素電極Pに印加する。走査線駆動回路40および信号線駆動回路50は、アレイ基板101の端部に隣接するとともに画素領域30の外側領域に配置されている。また、走査線駆動回路40および信号線駆動回路50は、TFT素子SWと同様なポリシリコンの半導体膜を用いたTFT素子を利用して構成している。
【0020】
また、アレイ基板101は、アレイ基板の一側に沿って並ぶとともに、走査線駆動回路40および信号線駆動回路50に接続される複数の端子からなるパッド群PDpを備えている。パッド群PDpは、それぞれ異なる信号を入力する他、検査用の信号を入出力するために用いられる。
【0021】
図6を参照して、図5に示した走査線駆動回路40をとり出して更に説明する。ここでは1つの走査線駆動回路40を代表してその構成を説明する。走査線駆動回路40は、画素領域30につながる走査線Y1、Y2、…Y768と接続された双方向シフトレジスタ回路SR1、SR2、…SR768、および走査線と接続されていない検査用シフトレジスタ回路SRt1、SRt2が配置されている。
【0022】
各シフトレジスタ回路の入力ラインA、B、Cには、動作のタイミング信号となるクロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3が端子pCK1、端子pCK2、および端子pCK3、並びにブロックD1を介して供給されている。ここで、ブロックD1および他のブロックD2は、保護ダイオードを意味し、これら保護ダイオードはアレイ基板上に一体的に形成されている。端子pCK1、端子pCK2、および端子pCK3は、CK1およびCK2のブロックD1につながっており、クロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3は、3個所から各シフトレジスタ回路に入力される。
【0023】
双方向シフトレジスタ回路SR1ないしSR3の入力ラインA、B、Cと、これら入力ラインに供給されるクロック信号の組み合わせはそれぞれ異なる。双方向シフトレジスタ回路SR1の入力ラインA、B、Cに同一のクロック信号が入力される構成とした双方向シフトレジスタ回路は、3n+1段目(n=1、2…)である。その他、双方向シフトレジスタ回路SR2と同一の構成とした双方向シフトレジスタ回路は、3n+2段目、双方向シフトレジスタ回路SR3と同一の構成とした双方向シフトレジスタ回路は、3n+3段目である。
【0024】
順方向の走査の場合、双方向シフトレジスタ回路SR1ないしSR768はクロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3に同期して、端子pSTを介して初段の双方向シフトレジスタ回路として双方向シフトレジスタ回路SR1の入力ラインINPにスタートパルス信号YSTUが入力される。これにより、双方向シフトレジスタ回路SR1の出力ラインOUTから出力される走査信号は、走査線Y1に出力されるとともに、次段の双方向シフトレジスタ回路SR2の入力ラインINPに供給される。このように、スタートパルス信号YSTUは、各双方向シフトレジスタ回路において、一段ずつ次段にシフトするとともに、各段に対応する走査線Y1、Y2、…に順次走査信号として出力する。検査用シフトレジスタ回路SRt1には、クロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3に同期して、最終段の双方向シフトレジスタ回路SR768から出力される走査信号が入力され、端子pSR1にはシリアルアウト信号YTS1として出力される。
【0025】
この実施の形態では、走査線駆動回路40を構成する双方向シフトレジスタ回路SR1、SR2…の回路動作が正常であればシリアルアウト信号YTS1が出力されるが、異常があればシリアルアウト信号は出力されないため、走査線駆動回路が正常に動作しているかどうか検査することができる。
【0026】
一方、順方向とは逆の方向に走査する逆方向の走査の場合、双方向シフトレジスタ回路SR1ないしSR768はクロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3に同期して、初段の双方向シフトレジスタ回路として双方向シフトレジスタ回路SR768の入力ラインINNにスタートパルス信号YSTUが入力される。これにより、双方向シフトレジスタ回路SR768の出力ラインOUTから出力される走査信号は、走査線Y768に出力されるとともに、次段の双方向シフトレジスタ回路SR767の入力ラインINNに供給される。
【0027】
このように、スタートパルス信号YSTUは、各双方向シフトレジスタ回路において、一段ずつ次段にシフトするとともに、各段に対応する走査線Y768、Y767…に順次走査信号として出力する。検査用シフトレジスタ回路SRt2には、クロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3に同期して、最終段の双方向シフトレジスタ回路SR1からスタートパルス信号YSTUがシフトされ、端子pSR2にはシリアルアウト信号YTS2として出力される。なお、逆方向の走査の場合、上述した順方向の走査と同様にシリアルアウト信号YTS2の出力により走査線駆動回路が正常に動作しているかどうか検査することができる。
【0028】
上記のように、順方向の走査および逆方向の走査をする場合、最終段の双方向シフトレジスタ回路の次段に画素領域30と接続されていない検査用シフトレジスタ回路SRt1、SRt2を設けているため、画素につながる走査線Yの負荷が増えることがない。
【0029】
順方向の走査および逆方向の走査の何れかを選択する際は、端子pPおよび端子pNを介し、各シフトレジスタの入力ラインP、Nに入力される走査方向切り替え信号VSHIFTP、VSHIFTNにより選択される。例えば、走査方向切り替え信号VSHIFTPをハイレベル、走査方向切り替え信号VSHIFTNをロウレベルとしたとき、順方向の走査が行われる。走査方向切り替え信号VSHIFTPをロウレベル、走査方向切り替え信号VSHIFTNをハイレベルとしたとき、逆方向の走査が行われる。
【0030】
また、各双方向シフトレジスタ回路の入力ラインYには、端子pUを介してシャット信号YSHUTUが入力される。このシャット信号YSHUTUは、通常はハイレベルに設定されており、この信号をロウレベルにすることで、走査線駆動回路の出力ゲートは全段オフ状態となる。この様に、シャット信号YSHUTUは電源投入時の過電流対策のための信号である。
【0031】
上記した端子pP、端子pN、および端子pUはSH1のブロックD1につながっているため、走査方向切り替え信号VSHIFTP、VSHIFTN、およびシャット信号YSHUTUは、2個所から各シフトレジスタ回路に入力される。
【0032】
ここで、図6に示した端子pCK1、端子pCK2、端子pCK3、端子pST、端子pSR1、端子pSR2、端子pP、端子pN、端子pUは、パッド群PDp(図5参照)を構成している。その他、パッド群PDpは、ハイレベルの電源電圧VDD用の端子や、図示しないロウレベルの電源電圧VSSの端子を含む。なお、上記した端子pST、端子pSR1、端子pSR2は、検査用の端子である。
【0033】
次に、図7を参照して、図6に示した双方向シフトレジスタ回路SR1、SR2、…SR768および検査用シフトレジスタ回路SRt1、SRt2の具体的な回路構成を説明する。上記各シフトレジスタ回路の回路構成は同一のため、双方向シフトレジスタ回路SR1を代表して説明する。
【0034】
双方向シフトレジスタ回路SR1は、Pチャネルの第1トランジスタT1ないし第18とランジスタT18で構成されている。このうち、第18トランジスタT18は、オン状態のとき、出力ラインOUTに、入力ラインAに与えられるクロック信号YCKU1の信号レベルを導出することができる。また、第17のトランジスタT17はオン状態のとき出力ラインOUTに電源電圧VDDに相当するハイレベル出力を導出することができる。
【0035】
図8は、図7に示す双方向シフトレジスタ回路SR1の順方向の走査の場合の動作を説明するために示した。順方向走査の場合、入力ラインNに入力される走査方向切り替え信号VSHIFTNはロウレベルであり、入力ラインPに入力される走査方向切り替え信号VSHIFTPはハイレベルである。入力ラインINP,INNにはスタートパルスYSTUが供給されるが、順方向走査の場合は、INP側にスタートパルスが与えられ、INN側は固定のハイレベルである。
【0036】
時点t0から時点t1の直前までは、入力ラインINPのスタートパルスはハイレベル、入力ラインA,B,CのクロックYCKU1,YCKU2,YCKU3もハイレベルである。時点t1から時点t2直前までは、入力ラインINPのスタートパルス信号YSTUがロウレベルになる。すると、第1トランジスタT1の出力部(ノードn1)はローベルとなり、第14トランジスタT14がオンする。ノードn1がロウレベルであるから、第5トランジスタT5はオンし、その出力部(ノードn2)には電源電圧VDDに相当するハイレベルの出力があらわれる。
【0037】
ノードn2がハイレベルのとき、第17トランジスタT17はオフする。このとき、第14トランジスタT14はオン第13トランジスタT13もオンであるため、ノードn3はロウレベルとなる。このため、第16トランジスタT16は、オン状態であり、第18トランジスタT18もオン状態である。よって出力ラインOUTには、入力ラインAに供給されているクロック信号YCKU1のハイレベル信号電位が現われる。
【0038】
時点t2から時点t3直前では、入力ラインINPのスタートパルス信号YSTUがハイレベルになる。第1トランジスタT1の出力部(ノードn1)はハイレベルとなる。第14トランジスタT14はオフする。ノードn1がハイレベルになると、第5トランジスタT5はオフする。このとき、ノードn2は、クロック信号のハイレベルに相当する電位となる。このとき、第8トランジスタT8及び第17トランジスタT17はオフである。第14トランジスタT14はオフ、第13トランジスタT13はオンである。
【0039】
このとき、ノードn3はブートストラップノードとなるため、ロウレベルよりも更に低電圧となる。この結果、第18トランジスタT18のゲートには閾値以上の低い電圧が印加され、出力ラインOUTには、クロック信号YCKU1のハイレベルの信号電位がそのまま現われる。ブートストラップノードとは、そのノードの電位がフローティング状態にあり、かつそのノードには寄生容量(ここでは、トランジスタのゲート〜ソース・ドレイン容量)があり、その寄生容量先のノードの電位変動に伴い電位変動するようなノードをいう。
【0040】
時点t3〜時点t4の直前まで、入力ラインAのクロック信号YCKU1がロウレベルになる。すると、第12トランジスタT12がオンし、トランジスタT17のゲートには、電源電圧VDDの相当する電位がかかる。このためにトランジスタT17はオフ状態を維持する。このとき、ノードn3はロウレベルよりも更に低電圧となる。この結果、第18トランジスタT18には閾値以上の低い電圧が印加され、出力ラインOUTには、第18トランジスタT18は、入力ラインAのクロック信号YCKU1のロウレベルの信号電位を導出することができる。
【0041】
t4の時点では、クロック信号YCKU1がハイレベル、第18トランジスタT18は導通状態が維持され、出力ラインOUTには、クロック信号YCKU1のハイレベルの信号電位が現われる。
【0042】
上記のように、t1の時点で与えられた、ロウレベルのスタートパルス信号が、t3の時点で出力ラインOUTから出力信号として現われるシフト動作が完了したことになる。双方向シフトレジスタ回路SR1の出力ラインOUTの信号は、走査線Y1に出力されるとともに次段の双方向シフトレジスタ回路SR2の入力ラインINPに入力される。
【0043】
このように、スタートパルス信号YSTUは、クロック信号YCKU1、YCKU2、YCKU3に同期して、双方向シフトレジスタ回路SR1ないしSR768、および検査用シフトレジスタ回路SRt1を1段ずつ順次シフトされる。
このとき、双方向シフトレジスタ回路SR1ないしSR768の出力ラインOUTからの出力信号は、各段に対応する走査線Yに出力され、検査用シフトレジスタ回路SRt1の出力ラインOUTからの出力信号はシリアルアウト信号YST1として端子pSR1に出力される。ここで検査装置によりシリアルアウト信号YST1を検出すれば走査線駆動回路40の動作状態を点検検査することができる。
【0044】
次に、各双方向シフトレジスタ回路(図6参照)を逆方向に走査する場合の走査線駆動回路の動作を、図9のタイミングチャートに示す。この場合、入力ラインNに入力される走査方向切り替え信号VSHIFTNはハイレベルであり、入力ラインPに入力される走査方向切り替え信号VSHIFTPはロウレベルである。クロック信号YCKU1およびクロック信号YCKU3は、順方向の走査におけるクロック信号を入れ替えて入力される。そして、スタートパルス信号YSTUを双方向シフトレジスタ回路SR768に入力し、検査用シフトレジスタ回路SRt2からシリアルアウト信号YTS2として出力する。このシリアルアウト信号YTS2を検出することにより、走査線駆動回路40の動作状態が検査される。
【0045】
以上のように構成されたこの実施の形態に係るアレイ基板およびアレイ基板の検査方法によれば、走査線駆動回路40は、順方向へのスタートパルスシフト動作の検査と逆方向へのスタートパルスシフト動作の検査を行うことができる構成である。これにより、双方向シフトレジスタ回路を用いた走査線駆動回路40の動作テストを確実に行うことができ、アレイ基板の製品信頼性を向上することができる。このことは、用途に応じて走査方向を切り替えることができる液晶表示装置を得ることができ、その動作信頼性が向上することを意味する。また、液晶表示装置の多面的な利用方法が拡大し、製品価値を上げることができる。
【0046】
液晶表示装置を置く高さと視角方向に関わらずに良好な画像を表示することができる。例えば、液晶表示装置を低い位置に置く場合、順方向の走査により画像を表示し、液晶表示装置を高い位置に置く場合、液晶表示装置を180°回転させて配置し、逆方向の走査をすることにより画像を表示することができる。この場合、液晶表示装置を置く高さに関わらずに画像を正常に見ることができる。その他、タブレットPCとして用いる場合、画面を回転させても、走査方向を切り替えることにより画像を正常に見ることができる。これにより、液晶表示装置の用途を拡大することができる。
【0047】
また、順方向の走査において、検査用シフトレジスタ回路SRt1の出力としてシリアルアウト信号YTS1を、逆方向の走査において、検査用シフトレジスタ回路SRt2の出力としてシリアルアウト信号YTS2を、それぞれ検出することにより、走査線駆動回路40の動作状態を検査することができる。この場合、双方向シフトレジスタ回路SR1の前段および双方向シフトレジスタ回路SR768の後段に設けられた検査用シフトレジスタ回路SRt1、SRt2は、走査線Yと接続されていないため、走査線の負荷が増えることはない。このように、画質に影響を与えることなく双方向シフトレジスタ回路の動作を検査することにより、製品歩留まりの高い液晶表示装置を提供することができる。
【0048】
図10は、この発明の他の実施の形態に係るアレイ基板およびアレイ基板の検査方法を説明するために示した。図10には、図6に示した走査線駆動回路40(図5参照)の構成とは異なるタイプの駆動回路の例を説明する。ここでは、VGA(Video Graphics Array)を例に説明する。走査線駆動回路40は、画素領域30につながる走査線Y1、Y2、…Y480、および補助容量線Cs1、Cs2、…Cs480と接続されたシフトレジスタsSR0、sSR1、…sSR480、並びに走査線および補助容量線と接続されていない検査用シフトレジスタsSRt1、sSRt2が配置されている。
【0049】
各シフトレジスタには、クロック信号CK1/CK1B、CK2/CK2B、およびCK3/CK3Bのいずれかの信号が入力される。ここで、クロック信号CK1/CK1Bは、クロック信号CK1と、この信号の相補の信号であるクロック信号CK1Bを含む。その他、各シフトレジスタには、信号Ve1および信号Ve2のいずれか一方の信号と、信号OEVG1および信号OEVG2のいずれか一方の信号が入力される。各シフトレジスタsSR0ないしsSR480から出力されるゲート出力およびCSt出力のうち、ゲート出力は走査線Yに出力され、CSt出力は補助容量線Csに出力される。ここで、ゲート出力およびCSt出力は、電圧の異なる出力信号である。
【0050】
順方向の走査において、検査用シフトレジスタsSRt2、シフトレジスタsSR0、sSR1の各入力ラインDUには、スタートパルス信号STVが入力される。これにより、スタートパルス信号STVは、シフトレジスタsSR0ないしsSR480を一段ずつ次段にシフトするとともに、各段に対応する走査線Yおよび補助容量線Csにはゲート出力およびCSt出力として順次出力する。各シフトレジスタから各画素に出力されるゲート出力およびCSt出力のタイミングは異なっており、例えば、シフトレジスタsSR0からCSt出力が補助容量線Cs1に供給された後、シフトレジスタsSR1からゲート出力が走査線Y1に供給される。
【0051】
検査用シフトレジスタsSRt1は、入力ラインDUにシフトレジスタsSR480から信号が供給されることにより、検査用の端子TPY481、TPCs481にそれぞれゲート出力およびCSt出力がシリアルアウト信号として出力される。シフトレジスタsSR0、sSR1、…の回路動作が正常であればこれらシリアルアウト信号が出力される。また、ゲート出力およびCSt出力の2つの出力信号を検出することにより、ゲート出力およびCSt出力の電圧を検査することができる。
【0052】
逆方向の走査において、検査用シフトレジスタsSRt1、シフトレジスタsSR480の各入力ラインDDには、スタートパルス信号STVが入力される。
これにより、スタートパルス信号STVは、シフトレジスタsSR480、sSR479、…sSR0と一段ずつ次段にシフトするとともに、各段に対応する走査線Yおよび補助容量線Csにはゲート出力およびCSt出力として順次出力される。
【0053】
検査用シフトレジスタsSRt2は、入力ラインDDにシフトレジスタsSR0から信号が供給されることにより、シリアルアウト信号としてゲート出力およびCSt出力を、検査用の端子TPY0、TPCs0にそれぞれ出力する。シフトレジスタsSR0、sSR1、…の回路動作が正常であればこれらシリアルアウト信号が出力される。ゲート出力およびCSt出力の電圧も検査される。
【0054】
図11には、図10に示したシフトレジスタの回路構成の例を示す。ここで、各シフトレジスタの回路構成は同一であるため、検査用シフトレジスタsSRt1を例に説明する。検査用シフトレジスタsSRt1は、双方向シフトレジスタ回路SRt1、ゲート出力ブートストラップバッファ回路GBC、およびCst出力バッファ回路CsBCを含む。
【0055】
双方向シフトレジスタ回路SRt1の入力ラインCK、CKBにはクロック信号CK3、CK3Bがそれぞれ入力される。入力ラインUD、UDBには、走査方向切り替え信号として、信号UDとこの信号の相補の信号である信号UDBがそれぞれ入力される。出力ラインQから出力される信号は、ゲート出力ブートストラップバッファ回路GBC、およびCst出力バッファ回路CsBCの入力ラインQ、Dにそれぞれ入力される。
【0056】
ゲート出力ブートストラップバッファ回路GBCの出力ラインG、およびCst出力バッファ回路CsBCの出力ラインCから出力されるバッファ出力により、検査用の端子TPY481、TPCs481にそれぞれゲート出力およびCSt出力がシリアルアウト信号として出力される。
【0057】
図12、図13には、図11に示したゲート出力ブートストラップバッファ回路GBC、およびCst出力バッファ回路CsBCの回路構成の例を示す。なお、双方向シフトレジスタ回路SRt1の構成例は省略する。
【0058】
以上のように構成された、この実施の形態に係るアレイ基板およびアレイ基板の検査方法によれば、走査線駆動回路40は、順方向および逆方向ともに満たした走査を行うことのできる構成としている。これにより、液晶表示装置の用途に応じて走査方向を切り替えることができる。そのため、液晶表示装置を置く高さと視角方向に関わらずに良好な画像を表示することができ、液晶表示装置の用途を拡大することができる。
【0059】
また、一つの走査線駆動回路40の動作を検査するための端子として、端子TPY0、TPCs0、TPY481、TPCs481の合計4つの端子を含む。
これら検査用の端子には、シリアルアウト信号としてのゲートバッファ出力およびCsバッファ出力が、順方向の走査および逆方向の走査のそれぞれにおいて出力される。これにより、ゲートバッファ出力およびCsバッファ出力の電圧を検出することができる。これにより、製品歩留まりの高い液晶表示装置を提供することができる。
【0060】
シフトレジスタsSR0の前段およびシフトレジスタsSR480の後段に設けられた検査用シフトレジスタsSRt1、sSRt2は、走査線Yおよび補助容量線Csと接続されていないため、走査線および補助容量線の負荷が増えることはない。
【0061】
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。各シフトレジスタから各画素に出力されるゲート出力およびCSt出力のタイミングは異なる必要はなく、例えば補助容量線Cs1にCSt出力を供給するとともに走査線Y1にゲート出力を供給するようシフトレジスタsSR1を構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、良好な画像表示を可能とし、製品歩留まりの高い液晶表示装置を提供することができるアレイ基板およびアレイ基板の検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる技術を説明するために示した図であり、アモルファスシリコンタイプのアレイ基板の基本構成を示す説明図。
【図2】本発明の前提となる技術を説明するために示した図であり、ポリシリコンタイプのアレイ基板の基本構成を示す説明図。
【図3】液晶表示装置全体の概略構成を断面して示す説明図。
【図4】図3に示した液晶表示装置の一部を示す斜視図。
【図5】本発明に係るアレイ基板を取り出してその概略を示す図。
【図6】図5のアレイ基板の走査線駆動回路を更に取り出してその概略構成を示す図。
【図7】図6の走査線駆動回路のシフトレジスタ回路を更に取り出してその概略構成を示す図。
【図8】順方向の走査におけるタイミングチャートを示す図。
【図9】逆方向の走査におけるタイミングチャートを示す図。
【図10】図6の走査線駆動回路と異なる他の走査線駆動回路の概略構成を示す図。
【図11】図10の走査線駆動回路のシフトレジスタを更に取り出してその概略構成を示す図。
【図12】図11のシフトレジスタのゲート出力ブートストラップバッファ回路GBCを更に取り出してその概略構成を示す図。
【図13】図11のシフトレジスタのCst出力バッファ回路CsBCの回路を更に取り出してその概略構成を示す図。
【符号の説明】
30…画素領域,40…走査線駆動回路,50…信号線駆動回路,101…アレイ基板,X…走査線,Cs…補助容量線,SW…TFT素子,SR1〜SR768…双方向シフトレジスタ回路,SRt1、SRt2…検査用シフトレジスタ回路,YSTU…スタートパルス信号,YTS1、YTS2…シリアルアウト信号,VSHIFTP、VSHIFTN…走査方向切り替え信号,YCKU1、YCKU2、YCKU3…クロック信号,sSR0〜sSR480…シフトレジスタ,sSRt1、sSRt2…検査用シフトレジスタ,GBC…ゲート出力ブートストラップバッファ回路,CsBC…Cst出力バッファ回路
Claims (3)
- 複数の走査線と複数の信号線とが交差して配置された基板と、前記基板上に形成され、前記走査線と信号線との交差部近傍に配置されており、薄膜トランジスタを含む複数の画素部と、前記基板上に形成され、前記複数の走査線に接続された走査線駆動回路と、を備え、
前記走査線駆動回路は、前記複数の走査線にそれぞれの出力部が接続された複数の双方向シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の初段の前にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である初段側検査用シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の最終段の次にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である最終段側検査用シフトレジスタ回路とを有し、
前記初段側検査用シフトレジスタ回路の出力端と、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路の出力端とがこの走査線駆動回路の検査用出力端子であり、
前記最終段側検査用シフトレジスタ回路は、前記初段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記初段に供給され前記複数の双方向シフトレジスタ回路により順方向へシフトされるスタートパルス信号を、シリアルアウト信号として出力させ、
前記初段側検査用シフトレジスタ回路は、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記最終段に供給され前記複数の双方向シフトレジスタ回路により逆方向へシフトされるスタートパルス信号を、シリアルアウト信号として出力させることを特徴とするアレイ基板。 - 前記基板上に配置された複数の走査線に平行な補助容量線が複数配置され、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の各出力部は各々補助容量線とも接続されることを特徴とする請求項1に記載のアレイ基板。
- 複数の走査線と複数の信号線とが交差して配置された基板と、前記基板上に形成され、前記走査線と信号線との交差部近傍に配置されており、薄膜トランジスタを含む複数の画素部と、前記基板上に形成され、前記複数の走査線に接続された走査線駆動回路と、を備え、
前記走査線駆動回路は、前記複数の走査線にそれぞれの出力部が接続された複数の双方向シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の初段の前にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である初段側検査用シフトレジスタ回路と、前記複数の双方向シフトレジスタ回路の最終段の次にさらにバッファとして設けられ前記走査線には非接続である最終段側検査用シフトレジスタ回路とを有し、前記初段側検査用シフトレジスタ回路の出力端と、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路の出力端とがこの走査線駆動回路の検査用出力端子であり、
前記初段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記複数の双方向シフトレジスタ回路の初段にスタートパルス信号を供給し、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路の出力をシリアルアウト信号として検出し、又は、前記最終段側検査用シフトレジスタ回路を介すること無しに前記複数の双方向シフトレジスタ回路の最終段にスタートパルス信号を供給し、前記初段側検査用シフトレジスタ回路の出力をシリアルアウト信号として検出し、前記走査線駆動回路の動作状況を検査することを特徴とするアレイ基板の検査方法。
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