JP4559172B2 - 画像処理回路および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、入力された画像信号のリサイズ処理、拡大処理に関するものであり、特に、入力された画像信号を出力先の機器に応じてリサイズ(画像サイズ変更)し、かつ拡大表示するための画像処理回路および画像処理方法に関する。
特許文献1に示されている、イメージセンサ等から入力される画像データにリサイズ処理(画像データのサイズを出力先の機器に適合するようにサイズ変更する処理)を行って出力する従来の画像処理回路の動作を図7、図8(従来図1、2)を用いて説明する。図7の画像表示装置108はクロック信号140の立ち上がりエッジを基準として、水平同期信号138の”L”期間により水平走査線の先頭を認識し、イネーブル信号139の”H”期間において画像データ135の表示を行うものである。図7の画像表示装置108に入力される画像データ135の水平走査線がy本、ゲート信号生成回路106に入力される画像の縮小率131がy’/y(y’は整数)であったとすると、まず第1の動作として、任意のフレーム画像において、画像データ135を構成するy本の水平走査線のうち連続しない(y−y’)本の水平走査線を選択し、これを処理ライン群とする。
選択された処理ライン群の1つの水平走査線が図8の水平走査線xであるとすると、ゲート信号生成回路106は、水平走査線xに対応する水平同期信号x、イネーブル信号x、また水平走査線xの期間内のクロック信号群xを間引き処理するためのゲート信号137Aを生成する。ゲート回路107では水平同期信号132、イネーブル信号133、クロック信号134のそれぞれの制御信号に対して間引き処理を行い、水平同期信号138A、イネーブル信号139A、クロック信号140Aを生成する。
この時、水平走査線x以外の処理ライン群についても同様に、対応する水平同期信号132、およびイネーブル信号133、およびクロック信号134が、ゲート回路107において間引き処理される。以上の手順において生成された水平同期信号138A、イネーブル信号139A、クロック信号140A、また垂直同期信号130、および入力される画像データ135により、画像表示装置108は画像を表示する。この時、処理ライン群として選択された水平走査線の画像データ135は、対応する制御信号がゲート回路107において間引き処理されたために、画像表示装置108には表示されずに、結果として垂直方向に縮小率y’/yで縮小された、水平走査線がy’本の画像が画像表示装置108に表示されることになる。
また特許文献2に示されている、画像データを拡大する従来の画像処理回路の動作を図9乃至図11を用いて説明する。タイミングコントロール部223(図9)からの画素クロックCK201が、図11(a)に示すように周期的に与えられる。アドレスカウンタ231(図10)では、この画素クロックCK201をカウントして、1パルスごとに増加または減少するアドレス信号を、画素クロックCK201のm個のパルスごとに、循環的に出力する。クロック用メモリ233では、この出力をアドレス入力として、その内部にストアされている上記データ(図11(b))を順次出力する。このデータを受けとったアンド回路234は、このデータによって画素クロックCK201をゲートし、図11(c)に示すような、画素クロックCK201のパルスを規則的に欠落させた形のクロックCK203を発生させる。アドレスカウンタ236は、周期的な画素クロックCK201に応じたアドレス出力(図11(d))を発生して画像メモリ装置218に与える。このため、書き込み時には、この装置に入力された原画画素データがそのまま画像メモリ装置218にストアされる。
次に、拡大の際における読出し動作を考える。この場合に、上記書込みの動作と異なるのは次の点である。すなわち、セレクタ235(図10)ではB入力、つまりクロックCK203が選択される。するとアドレスカウンタ236には、図11(c)の形でパルスが与えられることになり、同図(e)に示すように、クロックCK203のパルスが欠落した箇所では同一のアドレスをアクセスし続ける。このため、画像メモリ装置218からの画像データの読出しは、これらの箇所において、同一の内容を持つ画素が複数回連続して与えられた後に次の画素に移るということになり、画像が拡大した形で再生される。
尚、上記の関連技術として特許文献3乃至5が開示されている。
特開平10−171440号公報、段落21乃至23 特開昭61−227477号公報、7ページ 特開平7−129117号公報 特開昭59−205665号公報 特開平8−149287号公報
しかしながら、上記の背景技術においては、縮小(リサイズ)処理と拡大(ズーム)処理とを同時に行うことが開示されていない。すなわち画像データを、表示させたい画像表示装置に応じたデータとなるように、垂直方向または/および水平方向にリサイズすることと、画像データを表示させたい画像表示装置に拡大して表示させることとを同時に行うことが具体的に開示されておらず問題である。特に縮小処理においては、(n/m)倍(n、mは自然数、n<m)のように、自由な縮小倍率で縮小する場合、水平走査線を不均一に間引く必要がある場合があるが、そのような間引きについて具体的に開示されていないため問題である。
本発明は前記背景技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、入力用水平同期信号に同期して絶えず流れている入力用水平走査ラインデータに対して縮小(リサイズ)処理および拡大処理を行なった上で、ホストや表示装置等の外部機器へ転送する際に、水平同期信号を調整する機能を持つ事によりリアルタイムに転送を可能にする画像処理回路および画像処理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、第1の発明に係る画像処理回路は、水平同期信号として入力される入力水平同期信号に同期して画像データを構成する水平走査ラインデータが入力される画像処理回路において、画像データを垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、隣り合う入力水平同期信号の信号間に所定間隔で挿入される(k−1)本の拡大水平同期信号を生成する拡大回路と、隣り合う入力水平同期信号および拡大水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された入力水平同期信号および拡大水平同期信号をマスクする間引き処理を行う縮小回路とを備えることを特徴とする。
第1の発明の画像処理回路には、水平同期信号として入力される入力水平同期信号に同期して画像データを構成する水平走査ラインデータが入力される。拡大回路は、画像データを垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、隣り合う入力水平同期信号の信号間に所定間隔で挿入される(k−1)本の拡大水平同期信号を生成することで、水平同期信号を増加させて画像データを拡大する。拡大処理によって、例えば、画像表示装置に対して拡大した画像データを表示させることができる。水平同期信号ユニットは、隣り合う入力水平同期信号および拡大水平同期信号を所定数備える。縮小回路は、水平同期信号ユニットに対して、選択された入力水平同期信号および拡大水平同期信号をマスクすることで間引き処理を行い、画像データを縮小する。縮小処理によって、例えば、画像表示装置等の画素数に応じたデータとなるように画像データに対してリサイズ処理を行うことができる。
縮小回路の出力が拡大回路に入力される順番の場合には、拡大回路には、間引き処理が行われた入力水平同期信号が入力される。一方、拡大回路の出力が縮小回路に入力される順番の場合には、縮小回路には、入力水平同期信号と拡大水平同期信号との両信号が入力される。
これにより、入力水平同期信号および拡大水平同期信号の間引き処理を行う縮小回路と、隣り合う入力水平同期信号の信号間に対し、拡大水平同期信号を挿入する拡大回路とを組み合わせることにより、縮小(リサイズ)処理と拡大処理とを同時に行う制御が可能となる。
本発明によれば、入力用水平同期信号に同期して絶えず流れている入力用水平走査ラインデータに対して縮小(リサイズ)処理および拡大処理を行なった上で、ホストや表示装置等の外部機器へ転送する際に、水平同期信号を調整する機能を持つ事によりリアルタイムに転送を可能にする回路を提供することが可能となる。すなわちリアルタイムに入力される画像データを、送信先の画像表示装置に応じたデータとなるように、垂直方向または/および水平方向にリサイズすることと、所定倍率で拡大した上で送信先の画像表示装置にリアルタイムで送信し表示させることとを同時に行うことが可能となる。
以下、本発明の画像処理回路について具体化した実施形態を図1乃至図6に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明の第1実施形態を図1乃至図3を用いて説明する。第1実施形態の画像処理回路1を図1に示す。画像処理回路1は、内部で入力用水平同期信号HDに同期して絶えず流れている入力用水平走査ラインデータPDに対して縮小(リサイズ)処理および拡大処理を行なった上で、ホストや表示装置等の外部機器へ転送する際に、水平同期信号を調整する機能を持つ事によりリアルタイムに転送を可能にする回路である。
画像処理回路1は水平同期信号出力部2、画像信号出力部3を備える。水平同期信号出力部2からはデータ送信用水平同期信号EHSYNCが出力される。画像信号出力部3からは送信用水平走査ラインデータEDATAが出力される。水平同期信号出力部2は、縮小部10、拡大部11、合成部12を備え、縮小部10の出力が拡大部11に入力される。また合成部12には、縮小部10から出力される第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1および拡大部11から出力される第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が入力される。
縮小部10は、水平同期信号発生部13、ライン数カウンタ部14、縮小倍率設定部15を備える。ライン数カウンタ部14は、水平同期信号カウンタ25および間引きデコータ26を備える。縮小倍率設定部15からは縮小倍率設定値RSが出力される。水平同期信号カウンタ25には入力用水平同期信号HDが入力される。水平同期信号カウンタ25からは水平同期信号カウント値HDCNTが出力される。間引きデコータ26には、水平同期信号カウント値HDCNTおよび縮小倍率設定値RSが入力される。間引きデコータ26からは間引き要求信号EHSYNCTHが出力される。
水平同期信号発生部13には、間引き要求信号EHSYNCTHおよび入力用水平同期信号HDが入力される。そして水平同期信号発生部13からは、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が出力される。水平同期信号発生部13は、オアゲートと同様の作用を備える。ローレベルの間引き要求信号EHSYNCTHが入力される時は、ローレベルのパルス信号である入力用水平同期信号HDを、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1として出力する。またハイレベルの間引き要求信号EHSYNCTHが入力される時は、ローレベルのパルス信号である入力用水平同期信号HDをマスクする間引き処理を行う。
拡大部11は、サイクル数設定部20、サイクルカウンタ21、拡大水平同期信号発生部22、残回数カウンタ23、拡大倍率設定部24を備える。サイクル数設定部20からはサイクル数設定値CSが出力され、サイクルカウンタ21へ入力される。サイクルカウンタ21からは拡大水平同期信号発信信号EHSY2STが出力され、拡大水平同期信号発生部22へ入力される。拡大倍率設定部24からは水平同期信号挿入回数設定値ZSが出力され、残回数カウンタ23に入力される。残回数カウンタ23からは発生完了信号SEDが出力され、拡大水平同期信号発生部22に入力される。拡大水平同期信号発生部22は、オアゲートと同様の作用を備える。ローレベルの発生完了信号SEDが入力される時は、ローレベルのパルス信号である第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を出力する。またハイレベルの発生完了信号SEDが入力される時は、ローレベルのパルス信号である拡大水平同期信号発信信号EHSY2STをマスクする間引き動作を行う。
画像信号出力部3は、縮小演算部30、ラインメモリ出力セレクタ41、第1ラインメモリ36乃至第3ラインメモリ38、拡大演算部31を備える。縮小演算部30は、フリップフロップ42、水平縮小演算回路43、縮小ラインメモリ44、垂直縮小演算回路45を備える。拡大演算部31は、ラインメモリ入力セレクタ46、拡大演算回路47を備える。フリップフロップ42には、入力用水平走査ラインデータPDが入力される。水平縮小演算回路43には、入力用水平走査ラインデータPDおよびフリップフロップ42から出力された遅延水平走査ラインビットデータBPDが入力される。縮小ラインメモリ44には、水平縮小演算回路43から出力された縮小水平走査ラインデータRPDが入力される。垂直縮小演算回路45には、縮小水平走査ラインデータRPDおよび縮小ラインメモリ44から出力された遅延水平走査ラインデータDPDデータが入力される。ラインメモリ出力セレクタ41には、垂直縮小演算回路45から出力された縮小後水平走査ラインデータRSZPD、および水平同期信号発生部13から出力された第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が入力される。ラインメモリ出力セレクタ41の出力データは、第1ラインメモリ36乃至第3ラインメモリ38を介してラインメモリ入力セレクタ46に入力される。またラインメモリ入力セレクタ46には、水平同期信号発生部13から出力された第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が入力される。ラインメモリ入力セレクタ46の出力データおよび合成部12から出力されるデータ送信用水平同期信号EHSYNCは、拡大演算回路47に入力される。拡大演算回路47からは、送信用水平走査ラインデータEDATAが出力される。
画像処理回路1の作用を図1を用いて説明する。画像処理回路1には、入力用水平同期信号HDに同期した入力用水平走査ラインデータPDを垂直方向に所定数備える画像データが入力される。第1実施形態は、画像処理回路1において、入力用水平走査ラインデータPDに縮小(リサイズ)処理が行われた後に、拡大(ズーム)処理が行われるように、データ送信用水平同期信号EHSYNCおよび送信用水平走査ラインデータEDATAが制御される実施形態である。
リサイズ(縮小)倍率が水平方向1/4倍、垂直方向1/2倍であり、拡大倍率が水平、垂直方向共に3倍である場合を説明する。縮小倍率および拡大倍率は、予めユーザ等によって不図示のインターフェース等によって設定され、拡大倍率設定部24および縮小倍率設定部15にそれぞれ保持される。なお入力用水平走査ラインデータPDは、データクロックの1200(clk)分のデータを備えている。
縮小部10の作用を説明する。本実施形態では、入力される画像データの縮小倍率は垂直方向に(1/2)倍である。よって入力用水平同期信号HDの隣り合う2本ごとに水平同期信号ユニットHSU(図2)が構成される。また縮小倍率設定部15のレジスタに、縮小倍率(1/2)に応じた縮小倍率設定値RSが設定される。縮小倍率設定値RSは、水平同期信号ユニットHSUにおける、間引き処理の対象となる入力用水平同期信号HDの所定識別位置を設定する値である。本実施形態では、入力される画像データの縮小倍率は垂直方向に1/2倍であるため、水平同期信号カウント値HDCNTが奇数(最下位ビットが1のとき)には間引きを行うような縮小倍率設定値RSが保持される。
水平同期信号カウンタ25では、入力される入力用水平同期信号HD数がカウントされることで、各入力用水平同期信号HDを識別する動作が行われる。ここで図2の時間T12において、水平同期信号カウント値HDCNTが4である場合を用いて説明する。時間T12において、入力用水平同期信号HDが水平同期信号カウンタ25に入力されると、水平同期信号カウント値HDCNTは3から4にカウントアップされる(矢印YY0)。水平同期信号カウント値HDCNTは間引きデコータ26へ入力され、不図示の比較器で縮小倍率設定値RSと比較される。水平同期信号カウント値HDCNTと縮小倍率設定値RSとの偶奇が不一致のため、間引き要求信号EHSYNCTHはローレベル(間引きをしない)とされる(矢印YY1)。
次に時間T13において、間引き要求信号EHSYNCTHはローレベルであるため、入力用水平同期信号HDが水平同期信号発生部13に入力されることに応じて、水平同期信号発生部13からは第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が出力される(矢印YY2)。また時間T13において、水平同期信号カウント値HDCNTは5にカウントアップされた上で間引きデコータ26へ入力され、縮小倍率設定値RSと比較されることで、間引き要求信号EHSYNCTHはハイレベル(間引きをする)とされる(矢印YY3)。
次に時間T14において、間引き要求信号EHSYNCTHはハイレベルであるため、入力用水平同期信号HDが水平同期信号発生部13に入力されても、水平同期信号発生部13からは、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が出力されない(矢印YY4)。すなわち間引き処理が行われる。
以下同様の動作が繰り返されることにより、隣り合う2本の入力用水平同期信号HDで構成された水平同期信号ユニットHSUにつき、1本の割合で間引き処理が行われた第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1を生成することが可能となる。よって画像データの垂直方向の縮小(リサイズ)1/2倍が実現される。
拡大部11の作用を説明する。拡大部11は、縮小(リサイズ)された画像データに対して、垂直方向への拡大処理を行う回路である。まず拡大倍率設定部24において、水平同期信号挿入回数設定値ZSが設定される。ここで、入力される画像データを、垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するには、隣り合う第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1間の送信用水平同期信号間隔時間TC1に対し、(k−1)本の第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を所定間隔で挿入すればよい。本実施形態では垂直方向の拡大倍率は3倍であるため、水平同期信号挿入回数設定値ZSは2回に設定され、2本の第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を、送信用水平同期信号間隔時間TC1の各々に挿入すればよいことが分かる。ここで送信用水平同期信号間隔時間TC1は、データクロック1526×4=6104(clk)分の時間である。
またサイクル数設定部20では、サイクル数設定値CSが設定される。サイクル数設定値CSは、送信用水平同期信号間隔時間TC1に対して、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を挿入する際における、挿入時間の所定間隔を決定するデータクロックのクロックサイクル値である。なおサイクル数設定値CSは自由に設定することができる。ここで、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2同士が最大の時間間隔を有するサイクル数設定値CS1を設定する場合を説明する。この場合のサイクル数設定値CS1は、拡大倍率3に応じて、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1の送信用水平同期信号間隔時間TC1を均等に配分する値に設定される。具体的には、送信用水平同期信号間隔時間TC1のデータクロック数(1526×4=6104(clk))を、拡大倍率である3で除算して得られた商であるデータクロック数(2034(clk))に設定することで得られる。
図2の時間T13において、サイクルカウンタ21(図1)に第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1のパルス信号が入力されると、サイクルカウンタ21はリセットされた上でデータクロックのカウントを開始する。また時間T13において、残回数カウンタ23に第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1のパルス信号が入力されると、発生完了信号SEDはローレベルへリセットされる(矢印YY5)。
時間T15において、サイクルカウンタ21でのカウント値が、サイクル数設定値CS1の設定値(2034(clk))と一致すると、サイクルカウンタ21から拡大水平同期信号発生部22へ拡大水平同期信号発信信号EHSY2STが出力されると共に、サイクルカウンタ21のカウント値がリセットされる。このとき時間T15において発生完了信号SEDはローレベルであり、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2の発生未完了状態が報知されている。よって拡大水平同期信号発信信号EHSY2STに応じて、拡大水平同期信号発生部22からは、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が出力される(矢印YY6)。すなわちサイクルカウンタ21のカウント値とサイクル数設定値CS1との一致に応じて、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を挿入する際における、挿入時間の所定間隔がサイクル数設定値CS1に決定される。
発信された第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2は残回数カウンタ23に入力される。残回数カウンタ23は、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1の1つ当たりに、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を挿入する回数を設定するためのカウンタである。第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1の入力によって、残回数カウンタ23のカウント値は0に初期化されている。そして第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が入力されることで1カウントアップされ、カウント値1とされる。
次に時間T16において、サイクルカウンタ21でのカウント値が、サイクル数設定値CS1と再度一致すると、サイクルカウンタ21から拡大水平同期信号発生部22へ2回目の拡大水平同期信号発信信号EHSY2STが出力される。このとき発生完了信号SEDはローレベルであるため、拡大水平同期信号発生部22からは、2回目の第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が出力される(矢印YY7)。残回数カウンタ23は、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が入力されることで1カウントアップされ、カウント値1から2にされる。カウント値が2とされると、水平同期信号挿入回数設定値ZSの値(本実施形態では2回)と一致するため、発生完了信号SEDがハイレベルとされることで、挿入終了の旨が拡大水平同期信号発生部22に対して報知される。
以下同様の動作が拡大部11において繰り返されることにより、隣り合う第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1間の送信用水平同期信号間隔時間TC1を、互いに最大の時間間隔を有して3分割するように、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を2本挿入することが可能となる。そしてこのとき、縮小処理と拡大処理とを単純に組み合わせると、縮小処理前の入力用水平同期信号HDの信号間隔時間C1を3分割することになり、挿入される第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2間の時間を十分に長くとることができなくなるのに対し、本実施形態では、縮小処理後の第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1の送信用水平同期信号間隔時間TC1を基準とし、これを3分割するため、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2間の時間を十分に長くとることが可能となる。すなわち、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1に対して、サイクル数設定値CS1を最大の値に最適化することが可能となる。よって、送信用水平走査ラインデータEDATAの水平方向への拡大の余地時間ST(図2)が十分に得られ、水平方向拡大倍率を高めることが可能となる。
合成部12(図1)の作用を説明する。合成部12には、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1および第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が入力される。合成部12は、アンドゲートと同様の動作を行う。すなわち第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1と第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2との論理積をとることにより合成を行い、合成後の信号をデータ送信用水平同期信号EHSYNC(図2)として出力する。これにより、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1の1本当たりに対して、2本の第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を挿入した、データ送信用水平同期信号EHSYNC(図2)を得ることができる。すなわち画像データの垂直方向への3倍拡大が可能となる。
画像信号出力部3の動作を説明する。画像信号出力部3には入力用水平走査ラインデータPDが入力される。また水平同期信号発生部13から画像信号出力部3へは、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1およびデータ送信用水平同期信号EHSYNCが入力される。画像信号出力部3からは、送信用水平走査ラインデータEDATAが出力される。画像信号出力部3に備えられた縮小演算部30では、入力用水平走査ラインデータPDの縮小処理が行われる。フリップフロップ42と水平縮小演算回路43とによって水平方向の縮小が行われ、垂直縮小演算回路45によって垂直方向の縮小が行われる。
入力用水平走査ラインデータPDがフリップフロップ42および水平縮小演算回路43に入力される。フリップフロップ42からは、所定クロックサイクル数遅れた、遅延水平走査ラインビットデータBPDが出力され、水平縮小演算回路43に入力される。水平縮小演算回路43では、入力される入力用水平走査ラインデータPDと遅延水平走査ラインビットデータBPDとを用いて、重み付けによる補間処理や平均化処理等による縮小処理が行われる。その結果、データクロック1200(clk)分のデータ量を有する入力用水平走査ラインデータPDが、水平方向に縮小され、300(clk)分のデータ量を有する縮小水平走査ラインデータRPDが得られる。
縮小水平走査ラインデータRPDは、縮小ラインメモリ44および垂直縮小演算回路45に入力される。縮小ラインメモリ44からは、所定クロックサイクル数遅れた遅延水平走査ラインデータDPDが出力され、水平縮小演算回路43に入力される。水平縮小演算回路43では、平均化処理等の縮小処理が行われることにより、入力される縮小水平走査ラインデータRPDと遅延水平走査ラインデータDPDとを用いて、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1に対応する縮小後水平走査ラインデータRSZPDが得られる(図2)。
垂直縮小演算回路45から出力される縮小後水平走査ラインデータRSZPDは、ラインメモリ出力セレクタ41に入力される。ラインメモリ出力セレクタ41は、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1に応じて、縮小後水平走査ラインデータRSZPDを、順次第1ラインメモリ36乃至第3ラインメモリ38に順番に繰り返し格納するセレクタである(矢印YY8乃至YY10)。
画像信号出力部3に備えられた拡大演算部31では、縮小後水平走査ラインデータRSZPDの水平・垂直方向の拡大処理が行われる。ラインメモリ入力セレクタ46は、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1に応じて、第1ラインメモリ36乃至第3ラインメモリ38のうち、更新されなかったメモリ2つを選択する動作が行われる。例えば時間T17においては、ラインメモリ入力セレクタ46によって第1ラインメモリ36および第2ラインメモリ37が選択され、それぞれの出力が拡大演算回路47に入力される。拡大演算回路47では、第1ラインメモリ36および第2ラインメモリ37に格納された縮小後水平走査ラインデータRSZPD(データ量は300(clk)分)を用いて、重み付けによる補間処理や平均化処理等による拡大処理を行うことにより、水平方向へ3倍拡大(データ量は900(clk)分)して送信用水平走査ラインデータEDATAを得る処理が行われる。そして拡大演算回路47からは、データ送信用水平同期信号EHSYNCの入力に応じて、送信用水平走査ラインデータEDATAが出力される(矢印YY11乃至YY13)。以上により、入力用水平走査ラインデータPDに対して縮小・拡大処理を行なって得られた送信用水平走査ラインデータEDATAを、入力用水平同期信号HDを縮小・拡大処理に応じて調整して得られたデータ送信用水平同期信号EHSYNCを用いて、ホストや表示装置等の外部機器へ転送する事が可能となる。
なお、サイクル数設定部20におけるサイクル数設定値CSは自由に設定できるため、送信用水平同期信号間隔時間TC1を均等に分割するようなサイクル数設定値CS1(図2)ではなく、図3に示すように、サイクル数設定値CS1よりも小さな値であるサイクル数設定値CS2に設定することも可能である。この場合には、送信用水平同期信号間隔時間TC1に対して、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が均等ではなく偏在するように挿入される。するとデータ送信用水平同期信号EHSYNCごとに、空き時間MSが得られる。空き時間MSが確保されると、当該時間に画像処理以外の処理を行うことが可能となるため、ハード資源の節約・有効利用が可能となる利点がある。
以上詳細に説明したとおり、第1実施形態に係る画像処理回路1によれば、入力用水平同期信号HDの間引き処理、および指定したサイクルで第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を追加する追加処理を組み合わせることにより、縮小(リサイズ)処理と拡大処理とを同時に行う制御が可能となる。そして縮小処理および拡大処理後のデータ送信用水平同期信号EHSYNCを得ることができる。すなわちリアルタイムに入力される画像データを、送信先の画像表示装置に応じたデータとなるように、垂直方向または/および水平方向に縮小(リサイズ)することと、所定倍率で拡大した上で送信先の画像表示装置にリアルタイムで送信し表示させることとを同時に行うことが可能となる。
また、縮小処理後の第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1の送信用水平同期信号間隔時間TC1を基準として、サイクル数設定値CSが最大となるように、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を所定数挿入することができる。これにより、縮小処理前の入力用水平同期信号HDの信号間隔時間C1を基準にする場合に比して、サイクル数設定値CSを最大の値に設定できるため、送信用水平走査ラインデータEDATAの水平方向への拡大の余地時間ST(図2)が十分に得られ、水平方向拡大倍率を高めることができる。
また、送信用水平走査ラインデータEDATAの水平方向への拡大の余地時間STを十分に得ることができることから、入力用水平同期信号HDの信号間隔時間C1を狭めることが可能となり、入力用水平走査ラインデータPDの入力レートを上げることができるため、動画の動作を滑らかにすることが可能となる。
またサイクル数設定値を、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2同士が最大の時間間隔を有するようなサイクル数設定値CS1に比して小さな値であるサイクル数設定値CS2に設定することで、送信用水平同期信号間隔時間TC1に対して、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を偏在するように挿入することができる。するとデータ送信用水平同期信号EHSYNCごとに、空き時間MSを得ることが可能となり、空き時間MSが確保されると当該時間に画像処理以外の処理を行うことが可能となるため、ハード資源の節約・有効利用が可能となる。
本発明の第2実施形態を図4を用いて説明する。第2実施形態は、垂直方向の縮小(リサイズ)倍率が2/5倍であり、間引く水平同期信号の本数が変化する複雑な間引き処理が必要になる場合の実施形態である。なお水平方向のリサイズ(縮小)倍率は1/4倍、拡大倍率は水平、垂直方向共に3倍であるとする。
縮小部10の作用を説明する。本実施形態では、入力される画像データの縮小倍率は垂直方向に(2/5)倍である。よって入力用水平同期信号HDの隣り合う5本ごとに第2水平同期信号ユニットHSU2(図4)が構成される。また縮小倍率設定部15のレジスタに、縮小倍率(2/5)に応じた縮小倍率設定値RSが設定される。縮小倍率設定値RSは、第2水平同期信号ユニットHSU2における、間引き処理の対象となる入力用水平同期信号HDの所定識別位置を設定する値である。第2実施形態では縮小倍率設定値RSは、水平同期信号カウント値HDCNTが2、4、5のときには間引きを行うように所定識別位置が設定される。
水平同期信号カウンタ25は、入力用水平同期信号HDの入力に応じて1から5を繰り返しカウントする5カウンタであり、カウント値を水平同期信号カウント値HDCNTとして出力する(図4)。水平同期信号カウント値HDCNTは、間引きデコータ26に入力され、不図示の比較器によって縮小倍率設定値RSと比較される。比較結果が一致すると、間引きデコータ26からは信号を間引く旨のハイレベルの間引き要求信号EHSYNCTHが出力される。よって図4に示すように、水平同期信号カウント値HDCNTの“2、4、5”の値に応じて、間引き要求信号EHSYNCTHはハイレベルとされる。
時間T22、T24において、間引き要求信号EHSYNCTHはローレベル(間引き処理禁止)であるため、入力用水平同期信号HDが水平同期信号発生部13に入力されることに応じて、水平同期信号発生部13からは、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が出力される(矢印YY21、YY22)。また時間T23、T25、T26において、間引き要求信号EHSYNCTHはハイレベル(間引き処理要求)であるため、水平同期信号発生部13では間引き処理が行われ、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1が出力されない。
以下同様の動作を繰り返すことにより、隣り合う5本の入力用水平同期信号HDで構成された第2水平同期信号ユニットHSU2につき、カウント値2、4、5に対応して間引かれた第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1を生成することが可能となる。また拡大部11以降における拡大処理については第1実施形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
ここで、隣り合う第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1間の信号間隔時間には、送信用水平同期信号間隔時間TC1(データクロック1526×4=6104(clk))と、送信用水平同期信号間隔時間TC2(データクロック1526×6=9156(clk))との2種類が存在する(図4)。この場合には、最小のクロック数を有する送信用水平同期信号間隔時間TC1に対して、拡大倍率k(=3)で除算を行って得られた商(2034(clk))をサイクル数設定値CS1として設定すれば、互いに最大の時間間隔を有して3分割するように、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を2本挿入することが可能となる(図4)。
以上詳細に説明したとおり、第2実施形態によれば、入力用水平同期信号HDの入力に応じて、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1を1回発信するたびに、1回間引きと2回間引きとを交互に行うという、変則的な間引き処理を行うことが可能となる。よって縮小(リサイズ)2/5倍が実現される。また、縮小倍率設定値RSの設定値を1から5の間の自由な組み合わせに設定することで、(n/5)倍を実現することが可能となる。なお、水平同期信号カウンタ25を1からm(mは自然数)を繰り返しカウントするmカウンタとすれば、(n/m)倍の自由な縮小倍率を設定できることは言うまでもない。
本発明の第3実施形態を図5乃至図6を用いて説明する。第3実施形態の画像処理回路1aに係る水平同期信号出力部2aを図5に示す。画像処理回路1aは、入力用水平同期信号HDに対して、拡大部11で拡大処理が行われた後に、縮小部10で縮小処理が行われる回路である。
拡大部11のサイクルカウンタ21には入力用水平同期信号HDが入力される。合成部12には、入力用水平同期信号HDおよび第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が入力される。合成部12からは、入力用水平同期信号HDと第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2とを合成して得られた、第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3が出力される。第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3は、縮小部10の水平同期信号発生部13および水平同期信号カウンタ25に入力される。その他の構成は、第1実施形態の画像処理回路1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
水平同期信号出力部2aの作用を図5および図6を用いて説明する。拡大倍率が(水平、垂直方向共に)3倍、リサイズ(縮小)倍率が水平方向1/4倍、垂直方向1/2倍である場合を説明する。拡大部11の作用を説明する。拡大部11は、入力用水平走査ラインデータPDの垂直方向への拡大処理を行う回路である。まず拡大倍率設定部24において、水平同期信号挿入回数設定値ZSが設定される。本実施形態では、垂直方向の拡大倍率は3倍であるため、隣り合う入力用水平同期信号HD間の信号間隔時間C1に対して、2本の第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を挿入すればよいことが分かる。よって水平同期信号挿入回数設定値ZSは2回に設定される。
またサイクル数設定部20では、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2同士が最大の時間間隔を有する設定値であるサイクル数設定値CS3が設定される。そしてサイクル数設定値CS3は、信号間隔時間C1のデータクロック数(1526×2=3052(clk))を、拡大倍率である3で除算して得られた商であるデータクロック数(1017(clk))に設定することで得られる。
そして第1実施形態と同様の動作が拡大水平同期信号発生部22、残回数カウンタ23、拡大倍率設定部24で行われる。これにより、サイクル数設定値CS3を有して入力用水平同期信号HDの信号間隔時間C1を3分割するように、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を生成することが出来る(図6)。
合成部12(図5)の作用を説明する。合成部12には、入力用水平同期信号HDおよび第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が入力される。合成部12では、第1データ送信用水平同期信号EHSYNC1と第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2との論理積をとることにより合成が行われ、第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3として出力される(図6)。これにより、画像データの垂直方向への3倍拡大が行われる。
縮小部10の作用を説明する。縮小倍率設定部15のレジスタに、縮小倍率に応じた縮小倍率設定値RSが設定される。縮小倍率(n/m)倍において、水平同期信号ユニットを構成する第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3のうち、連続する(m−n)本以下かつ複数の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3に対して、間引き処理が行われる場合を説明する。ここでn=4、m=8の場合には、隣り合う8本の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3で、第3水平同期信号ユニットHSU3(図6)が構成される。また連続する4本の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3に対して、間引き処理が行われる場合を説明する。
水平同期信号カウンタ25は、第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3の入力に応じて1から8を繰り返しカウントする8カウンタであり、カウント値を水平同期信号カウント値HDCNTとして出力する(図6)。水平同期信号カウント値HDCNTは、間引きデコータ26に入力され、不図示の比較器によって縮小倍率設定値RSと比較される。比較結果が一致すると、間引きデコータ26からは信号を間引く旨のハイレベルの間引き要求信号EHSYNCTHが出力される。よって図6に示すように、水平同期信号カウント値HDCNTの“5、6、7、8”の値に応じて、間引き要求信号EHSYNCTHはハイレベルとされる。
時間T31からT32において、間引き要求信号EHSYNCTHはローレベルであるため、第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3が水平同期信号発生部13に入力されることに応じて、水平同期信号発生部13からは、データ送信用水平同期信号EHSYNCが出力される(領域A10)。また時間T33からT34において、間引き要求信号EHSYNCTHはハイレベルであるため、水平同期信号発生部13では間引き処理が行われ、データ送信用水平同期信号EHSYNCが出力されない(領域A11)。
以下同様の動作を繰り返すことにより、隣り合う8本の入力用水平同期信号HDで構成された第3水平同期信号ユニットHSU3につき、4本の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3をカウントしてデータ送信用水平同期信号EHSYNCを出力すると、次の連続する4本の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3に対して、間引き処理を行う動作を繰り返すことが可能となる。よって縮小(リサイズ)1/2倍が実現されると同時に、データ送信用水平同期信号EHSYNCが偏在するように発信され、空き時間MS1が得られる。
以上詳細に説明したとおり、第3実施形態によれば、拡大処理後に縮小処理を行う際、縮小倍率(n/m)倍の場合に、水平同期信号ユニットを構成する第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3のうち、連続する(m−n)本以下かつ複数の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3に対して、間引き処理を繰り返すような変則的な間引き処理を行うことが可能とされる。よってデータ送信用水平同期信号EHSYNCが偏在するように発信され、空き時間MS1が得られる。そして拡大してから縮小(間引き処理)を行う順番にすることで、入力用水平同期信号HDに対して間引き処理を行うのではなく、拡大後の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3に対して間引き処理を行うことができる。よって空き時間MSを、入力用水平同期信号HDの信号間隔時間C1に依存することなく、自由に信号間隔時間C1よりも長い時間に設定することが可能となる。空き時間MS1を長く設定できると、空き時間MS1に画像処理以外の各種処理を行うことが可能となるため、ハード資源の節約・有効利用がさらに高い自由度で可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。第1実施形態において、隣り合う第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2間の時間間隔は、サイクル数設定値CS1の整数倍であり、一定の間隔で第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2が挿入されるとしたが、この形態に限られない。サイクル数設定値CSを自由に変化させることで、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2間の時間間隔を自由に変化させることができることはいうまでもない。これにより、例えば画像データごとに処理時間が変化する場合には、処理速度が速い場合に応じて第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2間の時間間隔を狭くする制御を取り入れれば、データ送信用水平同期信号EHSYNCに空き時間を作ることが可能となり、当該空き時間に画像処理以外の処理を行うことが可能となるため、ハード資源の節約・有効利用が可能となる。
また本実施形態では、入力画像データを、垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大する場合を説明したが、整数倍に限られず、拡大倍率(k/j)倍(k、jは自然数、k>j)に拡大することができることは言うまでもない。この場合、隣り合うj本の入力水平同期信号からなる拡大水平同期信号ユニットを構成し、該拡大水平同期信号ユニットの入力水平同期信号間に、(k−j)本の拡大水平同期信号を挿入すればよい。そして拡大倍率設定部24から出力される水平同期信号挿入回数設定値ZSを、入力用水平同期信号HDの入力に応じて変化させる形態をとれば実現できる。例えば、拡大倍率(3/2)倍の場合には、入力用水平同期信号HDが入力される度に水平同期信号挿入回数設定値ZSを1、2、1、2・・・と交互に変化させればよい。これにより、入力用水平同期信号HD間に1本、2本、1本、2本・・・と交互に第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2を挿入させることができ、拡大倍率(3/2)倍を実現することが可能となる。
なお第3実施形態において、拡大処理後に縮小処理を行う際、データ送信用水平同期信号EHSYNCが偏在するように発信され、空き時間MS1が得られるとしたが、この形態に限られない。拡大処理後に縮小処理を行う場合であっても、均等にデータ送信用水平同期信号EHSYNCを発信することができることはいうまでもない。例えば縮小倍率(1/2)倍の場合には、隣り合う2本の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3によって水平同期信号ユニットが構成され、そのうち1本の第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3に対して間引き処理が行われるとすれば、間引き後のデータ送信用水平同期信号EHSYNCの信号間隔は均等とされる。
なお、拡大部11は拡大回路の一例、縮小部10は縮小回路の一例、入力用水平同期信号HDは入力水平同期信号の一例、第2データ送信用水平同期信号EHSYNC2は拡大水平同期信号の一例、第3データ送信用水平同期信号EHSYNC3は入力水平同期信号および拡大水平同期信号の一例、サイクル数設定値CS1乃至CS3は所定間隔の一例である。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1) 入力水平同期信号に同期して画像データが入力される画像処理回路において、
隣り合う前記入力水平同期信号間の信号間隔時間に対し、拡大水平同期信号を挿入する拡大回路と、
隣り合う前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号をマスクする間引き処理を行う縮小回路と
を備えることを特徴とする画像処理回路。
(付記2) 前記入力画像データを、垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、
前記入力水平同期信号間の前記信号間隔時間に対し、(k−1)本の前記拡大水平同期信号を所定間隔で挿入することを特徴とする付記1に記載の画像処理回路。
(付記3) 前記拡大回路は、
前記入力水平同期信号間の前記信号間隔時間を測定するサイクルカウンタと、
サイクル数設定値を設定するサイクル数設定部とを備え、
前記サイクルカウンタのカウント値と前記サイクル数設定値との一致に応じて前記所定間隔が得られることを特徴とする付記2に記載の画像処理回路。
(付記4) 前記サイクル数設定値は、前記拡大倍率kに応じて前記入力水平同期信号間の前記信号間隔時間を均等に配分する値であることを特徴とする付記3に記載の画像処理回路。
(付記5) 前記入力水平同期信号間の時間間隔が異なる場合において、
前記サイクル数設定値は、最小の前記入力水平同期信号間の前記信号間隔時間を均等に配分する値であることを特徴とする付記3に記載の画像処理回路。
(付記6) 前記画像データを、垂直方向に縮小倍率(n/m)倍(n、mは自然数、n<m)に縮小するに際し、
前記水平同期信号ユニットは、隣り合うm本の前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号を備え、
該水平同期信号ユニットにおける(m−n)本の前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号に対して、前記間引き処理を行うことを特徴とする付記1に記載の画像処理回路。
(付記7) 前記縮小回路は、前記水平同期信号ユニットにおける前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号を識別する水平同期信号カウンタと、
前記水平同期信号ユニット中における(m−n)個の前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号の所定識別位置を設定する縮小倍率設定部とを備え、
前記所定識別位置に対応する前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号に対して前記間引き処理が行われることを特徴とする付記6に記載の画像処理回路。
(付記8) 前記水平同期信号ユニットのうち、連続する(m−n)本以下かつ複数の前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号に対して前記間引き処理が行われることを特徴とする付記6に記載の画像処理回路。
(付記9) 前記縮小回路の出力が前記拡大回路に入力されることを特徴とする付記1に記載の画像処理回路。
(付記10) 前記拡大回路の出力が前記縮小回路に入力されることを特徴とする付記1に記載の画像処理回路。
(付記11) 入力水平同期信号に同期して画像データが入力される画像処理方法において、
隣り合う前記入力水平同期信号間の信号間隔時間に対し、拡大水平同期信号を挿入するステップと、
隣り合う前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された前記入力水平同期信号または/および前記拡大水平同期信号をマスクする間引き処理を行うステップと
を備えることを特徴とする画像処理方法。
第1実施形態の画像処理回路1である。 第1実施形態における画像処理回路1のタイミング図(その1)である。 画像処理回路における画像処理回路1のタイミング図(その2)である。 第2実施形態における画像処理回路1のタイミング図である。 第3実施形態の画像処理回路1aである。 第3実施形態における画像処理回路1aのタイミング図である。 従来技術における画像表示装置の図である。 従来の画像処理装置の動作を示す図である。 従来技術における画像表示装置の図(その2)である。 従来技術におけるメモリアドレス発生部の図である。 従来の画像処理装置の動作を示す図(その2)である。
1、1a 画像処理回路
2、2a 水平同期信号出力部
3 画像信号出力部
10 縮小部
11 拡大部
12 合成部
13 水平同期信号発生部
14 ライン数カウンタ部
15 縮小倍率設定部
30 縮小演算部
31 拡大演算部
CS サイクル数設定値
EDATA 送信用水平走査ラインデータ
EHSYNC1 第1データ送信用水平同期信号
EHSYNC2 第2データ送信用水平同期信号
EHSYNC3 第3データ送信用水平同期信号
EHSYNCTH 間引き要求信号
HD 入力用水平同期信号
HSU 水平同期信号ユニット
HSU2 第2水平同期信号ユニット
HSU3 第3水平同期信号ユニット
PD 入力用水平走査ラインデータ
k 拡大倍率

Claims (14)

  1. 水平同期信号として入力される入力水平同期信号に同期して画像データを構成する水平走査ラインデータが入力される画像処理回路において、
    前記画像データを垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、隣り合う前記入力水平同期信号の信号間に所定間隔で挿入される(k−1)本の拡大水平同期信号を生成する拡大回路と、
    前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号をマスクする間引き処理を行う縮小回路と
    を備える
    ことを特徴とする画像処理回路。
  2. 前記拡大回路は、
    前記入力水平同期信号間の信号間隔時間を測定するサイクルカウンタと、
    サイクル数設定値を設定するサイクル数設定部とを備え、
    前記サイクルカウンタのカウント値と前記サイクル数設定値との一致に応じて前記所定間隔が得られる
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  3. 前記サイクル数設定値は、前記拡大倍率kに応じて前記入力水平同期信号間の前記信号間隔時間を均等に配分する値である
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  4. 前記画像データを、垂直方向に縮小倍率(n/m)倍(n、mは自然数、n<m)に縮小するに際し、
    前記水平同期信号ユニットは、隣り合うm本の前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号を備え、
    該水平同期信号ユニットにおける(m−n)本の前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号に対して、前記間引き処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理回路。
  5. 前記縮小回路は、前記水平同期信号ユニットにおける前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号を識別する水平同期信号カウンタと、
    前記水平同期信号ユニット中における(m−n)個の前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号の所定識別位置を設定する縮小倍率設定部とを備え、
    前記所定識別位置に対応する前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号に対して前記間引き処理が行われる
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  6. 前記水平同期信号ユニットのうち、連続する(m−n)本以下かつ複数の前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号に対して前記間引き処理が行われる
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  7. 水平同期信号として入力される入力水平同期信号に同期して画像データを構成する水平走査ラインデータが入力される画像処理方法において、
    前記画像データを垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、隣り合う前記入力水平同期信号の信号間に所定間隔で挿入される(k−1)本の拡大水平同期信号を生成するステップと、
    隣り合う前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された前記入力水平同期信号および前記拡大水平同期信号をマスクする間引き処理を行うステップと
    を備える
    ことを特徴とする画像処理方法。
  8. 水平同期信号として入力される入力水平同期信号に同期して画像データを構成する水平走査ラインデータが入力される画像処理回路において、
    隣り合う前記入力水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された前記入力水平同期信号をマスクする間引き処理を行う縮小回路と、
    前記画像データを垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、前記間引き処理が行われた水平同期信号の信号間に所定間隔で挿入される(k−1)本の拡大水平同期信号を生成する拡大回路と
    を備える
    ことを特徴とする画像処理回路。
  9. 前記拡大回路は、
    前記間引き処理が行われた水平同期信号間の信号間隔時間を測定するサイクルカウンタと、
    サイクル数設定値を設定するサイクル数設定部とを備え、
    前記サイクルカウンタのカウント値と前記サイクル数設定値との一致に応じて前記所定間隔が得られる
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  10. 前記サイクル数設定値は、前記拡大倍率kに応じて前記間引き処理が行われた水平同期信号間の前記信号間隔時間を均等に配分する値である
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  11. 前記画像データを、垂直方向に縮小倍率(n/m)倍(n、mは自然数、n<m)に縮小するに際し、
    前記水平同期信号ユニットは、隣り合うm本の前記入力水平同期信号を備え、
    該水平同期信号ユニットにおける(m−n)本の前記入力水平同期信号に対して、前記間引き処理を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理回路。
  12. 前記縮小回路は、前記水平同期信号ユニットにおける前記入力水平同期信号を識別する水平同期信号カウンタと、
    前記水平同期信号ユニット中における(m−n)個の前記入力水平同期信号の所定識別位置を設定する縮小倍率設定部とを備え、
    前記所定識別位置に対応する前記入力水平同期信号に対して前記間引き処理が行われる
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理回路。
  13. 前記水平同期信号ユニットのうち、連続する(m−n)本以下かつ複数の前記入力水平同期信号に対して前記間引き処理が行われる
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理回路。
  14. 水平同期信号として入力される入力水平同期信号に同期して画像データを構成する水平走査ラインデータが入力される画像処理方法において、
    隣り合う前記入力水平同期信号を所定数備える水平同期信号ユニットに対し、選択された前記入力水平同期信号をマスクする間引き処理を行うステップと、
    前記画像データを垂直方向に拡大倍率k(kは自然数)に拡大するに際し、前記間引き処理が行われた水平同期信号の信号間に所定間隔で挿入される(k−1)本の拡大水平同期信号を生成するステップと
    を備える
    ことを特徴とする画像処理方法。
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