JP4557172B2 - 車両の誘導装置 - Google Patents

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Description

本発明は、走行経路上に設置されたガイドレールの垂直案内面に車両側の被案内部を当接させるようにして車両を当該ガイドレールに沿って走行させる車両の誘導装置に関するものである。
車両の誘導装置として、車両走行経路に沿って垂直案内面を有するガイドレールが設置され、車両には、左右一対の走行用駆動車輪と前記ガイドレールの垂直案内面に当接移動可能な被案内部(一般的には前後一対の垂直軸ローラーなど)とが設けられ、この被案内部が前記ガイドレールの垂直案内面から離れないように前記左右一対の走行用駆動車輪を制御するように構成されたものが知られている。従来のこの種の車両の誘導装置における左右一対の走行用駆動車輪の制御方法は、特許文献1に示されるように、当該左右一対の走行用駆動車輪を車両側の被案内部から見て前記ガイドレールの垂直案内面がある方向に所要角度だけ傾けることにより、車両側の被案内部を前記ガイドレールの垂直案内面に押し付ける方向の操向力を車両に与えるものであった。
特開平9−216501号公報
上記のような従来の車両の誘導装置の構成では、左右一対の走行用駆動車輪の傾き角度が大き過ぎると走行用駆動車輪や床面に不当な磨耗が発生し、逆に前記傾き角度が小さ過ぎると車両側の被案内部を前記ガイドレールの垂直案内面に押し付ける力が小さくて当該被案内部が前記ガイドレールの垂直案内面から離れ、車両が所定の走行経路から外れてしまうことになる。又、車両の走行経路を構成する床面が、例えば完全な水平面ではなく、場所によって微妙に傾斜しているような場合など、床面の状況によっても車両側の被案内部を前記ガイドレールの垂直案内面に押し付ける力が変化することになる。このような状況に鑑みれば、走行用駆動車輪の微妙な傾き角度の調整が必要になる。このため、左右一対の走行用駆動車輪の傾き角度を微調整できる機構が必要になり、構造が非常に複雑になって大幅なコストアップを免れない。又、上記のように車両に操向力を与えてガイドレールの垂直案内面に車両側の被案内部を押し付けるという誘導方式による走行経路部と、例えば直進向きに固定した状態の左右一対の走行用駆動車輪の回転速度に差を与えて車両を一定走行経路に沿わせて自動走行させるような走行経路部とを1つの車両の走行経路中に混在させようとした場合、走行用駆動車輪を直進向きに固定した状態と所定角度だけ傾けた状態とに切り換える必要が生じ、更に構造及び制御が複雑になる。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る車両の誘導装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、第一の発明では、車両走行経路に沿って垂直案内面6aを有するガイドレール6が設置され、車両1には、左右一対の走行用駆動車輪3a,3bと前記ガイドレール6の垂直案内面6aに当接移動可能な被案内部7とが設けられ、この被案内部7が前記ガイドレール6の垂直案内面6aから離れないように前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bを制御する車両の誘導装置であって、前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bは直進方向に向き固定され、前記ガイドレール6に沿って車両1が走行するときに前記被案内部7を前記ガイドレール6の垂直案内面6aに押し付ける方向の操向力Sfを車両1に与えるように前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度Ls,Rsに差を与える制御手段9であって且つ、車両走行経路の直線経路区間S1とカーブ経路区間S2,S3とで前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度差を変えて制御する制御手段9が設けられている車両の誘導装置において、
車両走行経路の左右何れか同一側にのみ前記ガイドレール6が設置された車両走行経路が、直線経路区間S1、右回りカーブ経路区間S2、及び左回りカーブ経路区間S3を含み、前記制御手段9は、直線経路区間S1における前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度差よりもカーブ中心のある側に前記ガイドレール6が位置するカーブ経路区間S3における前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度差を大きくすると共に、カーブ中心のある側とは反対側に前記ガイドレール6が位置するカーブ経路区間S2における前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度差を小さくするように制御する構成となっている。
尚、車両走行経路中の直線経路区間S1ではその左右何れか片側にのみガイドレール20が設置され、車両走行経路中の右回りカーブ経路区間S2と左回りカーブ経路区間S3ではそのカーブ中心のある側とは反対側にのみガイドレール18,19が設置され、車両1には右側ガイドレール18,20に作用する右側被案内部7と左側ガイドレール19に作用する左側被案内部17とが設けられる場合には、請求項2に記載の第二発明のように、前記制御手段9は、直線経路区間S1における前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度差よりもカーブ経路区間S2,S3での前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度差を小さくするように構成できる。
又、請求項3に記載のように、車両走行経路中に、前記ガイドレール6(18〜20)が設置された第一エリアA1とは別に、床面に誘導ライン21が設けられた第二エリアA2を設け、車両1には第二エリアA2の誘導ライン21を検出する検出器22の検出信号に基づいて前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度を制御して当該車両1を誘導ライン21に追従走行させる自動操向制御手段9を設けることができる。この場合、車両1が第二エリアA2を走行するときは前記自動操向制御手段9により前記左右一対の走行用駆動車輪3a,3bの回転速度を制御して前記誘導ライン21に車両1を追従走行させることになる。
上記構成の本発明に係る車両の誘導装置によれば、車両側の被案内部を走行経路側のガイドレールの垂直案内面に押し付ける方向の操向力を車両に与えるための手段が左右一対の走行用駆動車輪の回転速度に差を与える制御手段であって、左右一対の走行用駆動車輪は直進方向に向き固定しておけば良いので、機械的な構成が非常にシンプルになり、しかも左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を微調整することは、左右一対の走行用駆動車輪の傾きを機械的に微調整する場合と比較して極めて容易且つ正確に行える。従って、本発明は容易且つ安価に実施することができるものでありながら、前記ガイドレールに沿って車両が走行するときの当該車両側の被案内部とガイドレールの垂直案内面との間に作用する圧接力を適正にし、走行用駆動車輪や床面などの不当な磨耗を防止しながら確実円滑に車両を前記ガイドレールに沿って高速走行させることができる。
尚、前記ガイドレールが設置された走行経路の状況、例えば張設された床面材の種類などにより床面の摩擦係数、走行方向の上り下り勾配、走行方向に対する左右横方向の傾きなどの走行経路の状況が場所により異なる場合があるとき、請求項2に記載の構成によれば、その走行経路の状況が異なるごとに区間を設定すると共に、各区間ごとに左右一対の走行用駆動車輪に最適の回転速度差を与え、走行経路の状況の変化に関係なく常に車両をして確実且つ円滑にガイドレールに沿って走行させることができる。
又、前記ガイドレールが設置された走行経路中に直線経路区間とカーブ経路区間とが存在する場合、直線経路区間で好適な操向力、換言すればガイドレールの垂直案内面に対する車両側の被案内部の圧接力、が最適であっても、当該車両がカーブ経路区間に入ると当該カーブ経路の曲がり方向によっては前記圧接力が過大になり過ぎたり、逆に小さくなり過ぎて車両がガイドレールから離れてしまう恐れが生じるのであるが、本発明の構成によれば、このような問題を伴うことがないように直線経路区間とカーブ経路区間とで前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を変えて、直線経路区間とカーブ経路区間の両方で車両を確実且つ円滑にガイドレールに追従走行させることができ、カーブ経路区間のみ別の誘導方式を採用する必要がなくなる。
更に、本発明の構成によれば、車両走行経路の左右何れか同一側にのみ前記ガイドレールを設置すると共に、車両側の被案内部も片側の前記ガイドレールにのみ対応させて設けた簡単な構成において、直線経路区間とカーブ経路区間の両方で車両を確実且つ円滑にガイドレールに追従走行させることができ、請求項2に記載の構成によれば、区間によってガイドレールの設置位置を左右に変える必要があり、車両側の被案内部も左右両側のガイドレールにそれぞれ対応させて設ける必要があるが、右回りカーブ経路区間と左回りカーブ経路区間の何れにおいても車両をして高速走行させながら確実にガイドレールに追従走行させることができる。
又、請求項3に記載の構成によれば、床面に誘導ラインが設けられ、車両には前記誘導ラインを検出する検出器の検出信号に基づいて左右一対の走行用駆動車輪の回転速度を制御して当該車両を誘導ラインに追従走行させる自動操向制御手段が設けられた従来の誘導ライン方式で誘導される車両、従って、左右一対の走行用駆動車輪は直進向きに向き固定されている車両を利用して本発明を実施し、車両の走行経路中に、本発明の誘導装置で車両を高速走行させるエリアと従来の誘導ライン方式で車両を走行させるエリアとを混在させることが容易にできる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は運搬用車両であって、上部には、昇降及び左右出退移動自在なランニングフォークなどの荷移載手段2が設けられ、底部には、前後方向の略中央位置に左右一対の走行用駆動車輪3a,3bが設けられると共に、前後左右の四隅近傍位置に自在遊転車輪(キャスター)4が設けられている。左右一対の走行用駆動車輪3a,3bは、各別にモーター5a,5bにより回転駆動されるもので、直進向きに向き固定状態で設けられている。
運搬用車両1の走行経路の左右何れか片側の床面上には、当該走行経路側に面する垂直案内面6aを備えたガイドレール6が設置されている。而して運搬用車両1の前記ガイドレール6に面する側には被案内部7が設けられている。この実施形態における被案内部7は、当該運搬用車両1がガイドレール6と平行な向きにあるときにガイドレール6の垂直案内面6aに接する前後一対の垂直軸ローラー7a,7bから構成されている。
運搬用車両1には、左右一対の走行用駆動車輪3a,3bを各別に駆動するモーター5a,5bそれぞれのコントローラー8a,8bを制御する制御手段9が搭載されている。この制御手段9には、地上側操作盤やホストコンピューターなどから無線伝送方式など適当な伝送手段で発信・停止指令10が与えられ、この発信・停止指令10に基づいて両コントローラー8a,8bを介して各モーター5a,5bの起動・停止制御を行い、運搬用車両1を走行させると共に所定位置で自動停止させることができる。尚、この運搬用車両1の走行時の速度(各モーター5a,5bで駆動する左右両走行用駆動車輪3a,3bの回転速度)は、予め制御手段9に対して行う走行速度設定11によって決められるように構成されるが、停止地点到着前の減速や走行経路中の特定区間での走行速度切り換えのための指令が、前記発信・停止指令10と同様に走行経路のマップ情報に基づいて地上側から適当な伝送手段で制御手段9に与えられるように構成し、この走行速度切換指令に基づいて制御手段9が両コントローラー8a,8bを介して各モーター5a,5bによる左右両走行用駆動車輪3a,3bの回転速度を自動制御して、運搬用車両1が適宜変速されながら走行するように構成することができる。
上記のように制御手段9の制御により自動走行する運搬用車両1をしてガイドレール6に沿った走行経路を走行させるために、当該制御手段9は、被案内部7である前後一対の垂直軸ローラー7a,7bが常にガイドレール6の垂直案内面6aから離れないように、左右両走行用駆動車輪3a,3bの回転速度に差を付けて運搬用車両1に操向力を付与する制御を行う。即ち、図1Aでは、運搬用車両1の進行方向に対して左側にガイドレール6が設置されているので、当該運搬用車両1に左方向に曲がってゆく操向力を与えると、前後一対の垂直軸ローラー7a,7bが常にガイドレール6の垂直案内面6aに圧接した状態を保って当該ガイドレール6に沿って走行することになるので、右側駆動車輪3aの回転速度Lsを左側駆動車輪3bの回転速度Rsよりも一定値だけ高めるように、両コントローラー8a,8bを介して各モーター5a,5bによる左右両走行用駆動車輪3a,3bの回転速度を自動制御するのである。
具体的には、右側駆動車輪3aの回転速度Lsを左側駆動車輪3bの回転速度Rsよりも速度値で
xm/min. だけ高くするというように制御手段9に設定することもできるが、先に説明したように運搬用車両1の走行速度が走行区間によって可変制御される場合、上記の設定では、低速走行時と高速走行時とで左向きの操向力に大きな差が生じ、前後一対の垂直軸ローラー7a,7bとガイドレール6の垂直案内面6aとの間の圧接力が低速走行時ほど大きくなることになるので、この実施形態では、左側駆動車輪3bの回転速度Lsと右側駆動車輪3aの回転速度Rsとの比(Ls:Rs)を、例えば(1:1.2)というように、制御手段9に設定するようにしている。
従って、制御手段9に対する回転速度比設定12により左右速度比(Ls:Rs=1:1.2)が設定された場合、左側駆動車輪3bの駆動用モーター5bを制御するモーターコントローラー8bに対して与えられる左車輪回転速度指令13bの速度値Lsと、右側駆動車輪3aの駆動用モーター5aを制御するモーターコントローラー8aに対して与えられる右車輪回転速度指令13aの速度値Rsとは、常に設定された左右速度比(Ls:Rs=1:1.2)となるように出力される。この結果、ガイドレール6に近い側で低速駆動される左側駆動車輪3bは、そのときに運搬用車両1に与えられている走行速度に適合した速度値Lsで回転駆動されるが、ガイドレール6から遠い側の右側駆動車輪3aは速度値Lsより(×1.2)だけ高い速度値Rsで回転駆動され、そのときの走行速度に関係なく運搬用車両1には左向きの略一定の操向力Sfが与えられることになる。この制御により、運搬用車両1は、その前後一対の垂直軸ローラー7a,7bがガイドレール6の垂直案内面6aに対し略一定の圧接力で当接した状態で当該ガイドレール6に沿って走行することができる。
運搬用車両1の走行経路は、実際には図2Aに示すように、直線経路区間S1、右回りカーブ経路区間S2、及び左回りカーブ経路区間S3の組み合わせから構成される。このような走行経路において、ガイドレール6が走行経路の左右何れか片側(図示例では進行方向に向かって左側)にのみ設置されている場合には、図示のように各走行区間S1〜S3の始端位置のガイドレール6や床面など適当な箇所に次の走行区間の種別を指示するマーカーM1〜M3を配設し、運搬用車両1には、前記マーカーM1〜M3から次の走行区間の種別を読み取るマークリーダー14を付設する。そして制御手段9には、各走行区間種別S1〜S3ごとの左右速度比調整値設定15を行っておく。例えば直線経路区間S1では調整値=0、右回りカーブ経路区間S2では調整値=×0.8、左回りカーブ経路区間S3では調整値=×1.3、というように、各走行区間種別S1〜S3ごとの左右速度比の調整値の設定15を予め行っておく。
この構成によれば、制御手段9による上記の左右両走行用駆動車輪3a,3bに対する回転速度差をつけた駆動制御により運搬用車両1がガイドレール6に沿って走行するとき、当運搬用車両1が走行区間S1〜S3の一つから次の種別が異なる走行区間に入るときにマークリーダー14によるマーカーM1〜M3の読み取りにより次の走行区間種別情報16が入手され、制御手段9は、この入手した走行区間種別情報16に基づいて予め左右速度比調整値設定15により設定されている走行区間種別ごとの左右速度比調整値で、そのときに回転速度比設定12により設定されている左右速度比(Ls:Rs=1:1.2)を調整することになる。従って、例えば上記のように、直線経路区間S1では調整値=0、右回りカーブ経路区間S2では調整値=×0.8、左回りカーブ経路区間S3では調整値=×1.3が設定されていると、図2Aの右回りカーブ経路区間S2を走行する運搬用車両1の左右両走行用駆動車輪3a,3bは、左側駆動車輪3bの回転速度Lsに対して右側駆動車輪3aの回転速度Rsが1.2×0.8倍(0.96倍)で回転駆動される状態になり、左回りカーブ経路区間S3を走行する運搬用車両1の左右両走行用駆動車輪3a,3bは、左側駆動車輪3bの回転速度Lsに対して右側駆動車輪3aの回転速度Rsが1.2×1.3倍(1.56倍)で回転駆動される状態になり、直線経路区間S1を走行する運搬用車両1の左右両走行用駆動車輪3a,3bは、左側駆動車輪3bの回転速度Lsに対して右側駆動車輪3aの回転速度Rsが初期設定通りの1.2倍で回転駆動されることになる。
即ち、図2Aのように、ガイドレール6が走行経路の進行方向に向かって左側にのみ設置されている場合で、左右両走行用駆動車輪3a,3bを初期設定通りの左右速度比(Ls:Rs=1:1.2)で回転駆動させている場合を想定すると、右回りカーブ経路区間S2ではガイドレール6が運搬用車両1の前進を遮る方向にカーブするので、当該ガイドレール6に対する前後一対の垂直軸ローラー7a,7bの圧接力は直線経路区間S1での走行中よりも著しく増大し、円滑な走行が望めないばかりでなく、ガイドレール6の垂直案内面6aや垂直軸ローラー7a,7bの不当磨耗につながる。反面、左回りカーブ経路区間S3ではガイドレール6が運搬用車両1の前進方向から左方向に逃げてゆくようにカーブするので、当該左回りカーブ経路区間S3の回転半径にもよるが、左右両走行用駆動車輪3a,3bを左右速度比(Ls:Rs=1:1.2)で回転駆動させていては、運搬用車両1に与えられる左向きの操向力が不足して前後一対の垂直軸ローラー7a,7bがガイドレール6に追従しないで離れてゆくことになる。
而るに上記の制御によれば、右回りカーブ経路区間S2では、右側駆動車輪3aの回転速度Rsを左側駆動車輪3bの回転速度Lsと同一か又はそれに近い速度(上記例では0.96倍)とし、ガイドレール6自体による右方向への操向力を利用して無理なく円滑に運搬用車両1をして右回りカーブ経路区間S2を走行させることができ、又、左回りカーブ経路区間S3では、左側駆動車輪3bの回転速度Lsに対し右側駆動車輪3aの回転速度Rsを初期設定の速度比(Ls:Rs=1:1.2)よりも高めて(上記例では1.56倍)左方向への操向力を増大させ、垂直軸ローラー7a,7bを確実にガイドレール6に追従圧接させ、運搬用車両1をして確実に左回りカーブ経路区間S3を走行させることができるのである。勿論、直線経路区間S1では、左右両走行用駆動車輪3a,3bをして初期設定通りの速度比(Ls:Rs=1:1.2)で回転駆動し、垂直軸ローラー7a,7bとガイドレール6との間の圧接力を最適に維持しながら運搬用車両1をしてガイドレール6に沿わせて円滑且つ確実に直進走行させることができるのである。
尚、図2に示すように、走行経路を複数の区間に分け、各走行区間をマーカーとマークリーダーとで運搬用車両1側に識別させ、各走行区間ごとに左右両走行用駆動車輪3a,3bの左右速度比を調整する構成は、直線経路区間内においても適用できる。例えば、1つの直線経路区間であっても、走行経路を構成する床面の水平度(走行方向の傾斜又は左右横方向の傾斜、若しくはその両方)や摩擦計数が走行方向に関して一定でない場合、走行経路を床面の水平度や摩擦計数の異なる領域ごとに複数区間に分割し、初期設定された左右速度比を上記のように各区間ごとに調整して、各区間ごとに最適な左右速度比で左右両走行用駆動車輪3a,3bを回転駆動し、運搬用車両1が円滑且つ確実にガイドレール6に沿って追従走行するように構成することができる
又、本発明は、図3に示すように、運搬用車両1の左右両側で前記被案内部7のある側とは反対側にも、例えば前後一対の垂直軸ローラー17a,17bから成る被案内部17を設け、右回りカーブ経路区間S2には、当該カーブ経路区間のカーブ中心から遠い側にある被案内部7に当接するようにガイドレール18を設置し、左回りカーブ経路区間S3には、当該カーブ経路区間のカーブ中心から遠い側にある被案内部17に当接するようにガイドレール19を設置することができる。直線経路区間S1では、左右何れか一方の被案内部、図示例では被案内部7に当接するようにガイドレール20が設置される。
この構成によるときは、直線経路区間S1でのガイドレール20と連続するガイドレール18を備えた右回りカーブ経路区間S2を運搬用車両1が走行するときに垂直軸ローラー7a,7bとガイドレール6との間の圧接力が不当に大きくなるのを回避すると共に、直線経路区間S1でのガイドレール20と連続しないガイドレール19を備えた左回りカーブ経路区間S3を運搬用車両1が走行するときに運搬用車両1がガイドレール19から離れてしまうか又は垂直軸ローラー7a,7bとガイドレール6との間の圧接力が不当に小さくなるのを回避するために、運搬用車両1が右回りカーブ経路区間S2又は左回りカーブ経路区間S3を走行するときには、直線経路区間S1に適合するように設定された左右両走行用駆動車輪3a,3bの左右速度比(Ls:Rs=1:1.2)を下げるように調整することになる。
尚、図2や図3に示すように本発明を実施する場合、制御手段9に必要な走行区間種別情報16を得るための手段(上記図示例ではマーカーM1〜M3とマークリーダー14)が併用されるが、走行区間種別としては、直線経路区間S1、右回りカーブ経路区間S2、及び左回りカーブ経路区間S3に限定されるものではなく、例えば図3に示す走行経路側の構成では、右回りカーブ経路区間S2と左回りカーブ経路区間S3とで左右速度比調整値を同じにする(どちらも初期設定値を同じだけ下げる)ことが可能であるから、右回りカーブ経路区間S2と左回りカーブ経路区間S3との区別をせずに単にカーブ経路区間であることを識別させるだけでも良いし、逆に、同じカーブ経路区間であっても、カーブの曲率半径に応じて左右速度比調整値を変えたい場合には、走行区間種別をカーブの曲率半径ごとに増やすことができる。
本発明は、従来周知の誘導ライン方式の誘導装置と組み合わせて実施することも可能である。即ち、図4に示すように、床面側に走行経路に沿って誘導ライン、例えば光線反射面を備えたテープや磁気テープの敷設などで形成された誘導ライン21が設けられ、運搬用車両1側には、前記誘導ライン21を左右何れ側に外れたかを検出できる誘導ライン検出器22と、この検出器22の検出結果に基づいて左右両走行用駆動車輪3a,3bの回転速度を自動調整して誘導ライン21に対する運搬用車両1の左右横方向のずれを矯正する自動操向制御手段とを設け、運搬用車両1をして誘導ライン21に沿って自動追従走行させることができるように構成された誘導ライン方式の誘導装置と併用することができる。この場合、走行経路中に、前記ガイドレール6(18〜20)と被案内部7(7,17)、及び制御手段9によって運搬用車両1をガイドレール6(18〜20)に沿って自動追従走行させる第一のエリアA1と、前記誘導ライン21と検出器22、及び自動操向制御手段とで運搬用車両1を誘導ライン21に沿って自動追従走行させる第二のエリアA2とが設けられることになるが、誘導ライン方式の誘導装置に使用される前記自動操向制御手段は、本発明の誘導装置において使用される制御手段9で兼用させることができる。又、運搬用車両1が一方のエリアA1又はA2から他方のエリアA2又はA1に進入するとき、制御方式を切り換えることになるが、この制御方式の切り換えには、地上側のマーカーを運搬用車両1側のマークリーダーで読み取ることで切り換えを行う方式の他、誘導ライン方式で運搬用車両1を操向制御しているときに原則的に検出器22が誘導ライン21から完全に外れてOFF状態になることがなければ、検出器22のON,OFF状態に基づいて切り換えを行う方式などが利用できる。
A図はハード構成を説明する概略平面図、B図は同概略正面図、C図は制御のための構成を説明するブロック線図である。 A図はカーブ経路区間を含む走行経路の構成を説明する概略平面図、B図は同走行経路に対応した制御のための構成を説明するブロック線図である。 カーブ経路区間を含む走行経路の別の構成を説明する概略平面図である。 誘導ライン方式の誘導装置と併用する実施形態を説明する概略平面図である。
符号の説明
1 運搬用車両
3a,3b 左右一対の走行用駆動車輪
4 自在遊転車輪(キャスター)
5a,5b モーター
6,18〜20 ガイドレール
6a 垂直案内面
7,17 被案内部
7a,7b,17a,17b 前後一対の垂直軸ローラー
8a,8b モーターコントローラー
9 制御手段
10 発信・停止指令
11 走行速度設定
12 回転速度比設定
13a 右車輪回転速度指令
13b 左車輪回転速度指令
14 マークリーダー
M1〜M3 マーカー
S1 直線経路区間
S2 右回りカーブ経路区間
S3 左回りカーブ経路区間
15 左右速度比調整値設定
16 走行区間種別情報
21 誘導ライン
22 誘導ライン検出器

Claims (3)

  1. 車両走行経路に沿って垂直案内面を有するガイドレールが設置され、車両には、左右一対の走行用駆動車輪と前記ガイドレールの垂直案内面に当接移動可能な被案内部とが設けられ、この被案内部が前記ガイドレールの垂直案内面から離れないように前記左右一対の走行用駆動車輪を制御する車両の誘導装置であって、前記左右一対の走行用駆動車輪は直進方向に向き固定され、前記ガイドレールに沿って車両が走行するときに前記被案内部を前記ガイドレールの垂直案内面に押し付ける方向の操向力を車両に与えるように前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度に差を与える制御手段であって且つ、車両走行経路の直線経路区間とカーブ経路区間とで前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を変えて制御する制御手段が設けられている車両の誘導装置において、
    車両走行経路の左右何れか同一側にのみ前記ガイドレールが設置された車両走行経路が、直線経路区間、右回りカーブ経路区間、及び左回りカーブ経路区間を含み、前記制御手段は、直線経路区間における前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差よりもカーブ中心のある側に前記ガイドレールが位置するカーブ経路区間における前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を大きくすると共に、カーブ中心のある側とは反対側に前記ガイドレールが位置するカーブ経路区間における前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を小さくするように制御する、車両の誘導装置。
  2. 車両走行経路に沿って垂直案内面を有するガイドレールが設置され、車両には、左右一対の走行用駆動車輪と前記ガイドレールの垂直案内面に当接移動可能な被案内部とが設けられ、この被案内部が前記ガイドレールの垂直案内面から離れないように前記左右一対の走行用駆動車輪を制御する車両の誘導装置であって、前記左右一対の走行用駆動車輪は直進方向に向き固定され、前記ガイドレールに沿って車両が走行するときに前記被案内部を前記ガイドレールの垂直案内面に押し付ける方向の操向力を車両に与えるように前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度に差を与える制御手段であって且つ、車両走行経路の直線経路区間とカーブ経路区間とで前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を変えて制御する制御手段が設けられている車両の誘導装置において、
    車両走行経路中の直線経路区間ではその左右何れか片側にのみ前記ガイドレールが設置され、車両走行経路中の右回りカーブ経路区間と左回りカーブ経路区間ではそのカーブ中心のある側とは反対側にのみ前記ガイドレールが設置され、車両には右側ガイドレールに作用する右側被案内部と左側ガイドレールに作用する左側被案内部とが設けられ、前記制御手段は、直線経路区間における前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差よりもカーブ経路区間での前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度差を小さくするように制御する、車両の誘導装置。
  3. 車両走行経路中に、前記ガイドレールが設置された第一エリアとは別に、床面に誘導ラインが設けられた第二エリアが設けられ、車両には第二エリアの誘導ラインを検出する検出器の検出信号に基づいて前記左右一対の走行用駆動車輪の回転速度を制御して当該車両を誘導ラインに追従走行させる自動操向制御手段が設けられている、請求項1又は2に記載の車両の誘導装置。
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