JP4554730B2 - 電子内視鏡及び電子内視鏡システム - Google Patents

電子内視鏡及び電子内視鏡システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可撓性導管からなるスコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから成る電子内視鏡に関し、またそのような電子内視鏡と、そこに接続可能な画像処理用コンピュータとを具備する電子内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したようなタイプの電子内視鏡にあっては、スコープの先端部には固体撮像素子例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサが設けられ、このCCDイメージセンサは対物レンズ系と組み合わされる。また、かかるスコープ内には光ファイバー束からなる照明用光ガイドが挿通させられ、その先端部の端面に電子内視鏡のスコープの先端に位置して照明用レンズと組み合わされる。一方、スコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置内にも照明用光ガイドが設けられ、画像信号処理装置とスコープとの接続時に、双方の照明用光ガイドは互いに接続されられる。
【0003】
カラー映像を再現するために面順次方式を採用する電子内視鏡にあっては、画像信号処理装置内の照明用光ガイドは回転式三原色カラーフィルタを介して白色光源例えばキセノンランプと接続させられる。例えば、回転式三原色カラーフィルタとして回転式RGBカラーフィルタが用いられる場合には、画像信号処理装置内の照明用光ガイドには赤色光、緑色光及び青色光が順次導かれる。かくして、患者の体腔内へのスコープの挿入時、その先端側の対物レンズ系の前方が該スコープの照明用光ガイドの先端部端面から順次射出させられる三原色光でもって照明され、これにより光学的被写体像はCCDイメージセンサの受光面に結像させられてアナログカラー画素信号として光電変換される。
【0004】
画像信号処理装置には、CCDイメージセンサからアナログカラー画素信号を所定の周波数のクロックパルスで読み出すためのCCD駆動回路と、このCCD駆動回路で読み出されたアナログカラー画素信号をデジタルカラー画素信号に変換するアナログ/デジタル変換機と、このアナログ/デジタル変換機から得られるデジタルカラー画素信号をそれぞれの色毎に一時的に格納する3つのバッファメモリとが設けられる。3つのバッファメモリのそれぞれに各色の一フレーム分のデジタルカラー画素信号が格納されると、該バッファメモリからは三原色のデジタルカラー画素信号が同時に一水平走査分ずつ読み出され、このとき水平同期信号、垂直同期信号等の同期信号が加えられる。即ち、かかるバッファメモリからは三原色のデジタルカラービデオ信号が三原色のデジタルカラービデオ信号として読み出される。
【0005】
画像信号処理装置には、更に、三原色のデジタルカラービデオ信号をアナログカラービデオ信号に変換するためのデジタル/アナログ変換器と、これらデジタル/アナログ変換から得られるアナログカラービデオ信号から高周波ノイズを除去するローパスフィルタと、このローパスフィルタを経たアナログカラービデオ信号を増幅する増幅器とが設けられる。その後、三原色のアナログカラービデオ信号は画像信号処理装置からTVモニタ装置に対して出力され、そこで光学的被写体像が三原色のアナログカラービデオ信号に基づいて所定の映像再現方式(NTSC方式あるいはPAL方式)に従ってカラー映像として再現される。
【0006】
一方、カラー映像を再現するために微細な三原色フィルタ要素をモザイク状に配列したカラーフィルタアレイをCCDイメージセンサの受光面に適用したカラー同時方式を採用する電子内視鏡にあっても、CCDイメージセンサからアナログカラー画素信号が所定の周波数のクロックパルスで読み出された後、そのアナログカラー画素信号はデジタルカラー画素信号に変換されてバッファメモリに一時的に格納される。バッファメモリからは三原色のデジタルカラー画素信号が同時に一水平走査分ずつ分離されて読み出され、このとき水平同期信号、垂直同期信号等の同期信号が加えられる。即ち、バッファメモリからは三原色のデジタルカラー画素信号が三原色のデジタルカラービデオ信号として読み出される。その後、三原色のデジタルカラービデオ信号は上述の面順次方式の場合と同様な態様で処理される。
【0007】
以上で述べたように、従来の電子内視鏡では、CCDイメージセンサで得られたアナログ画素信号を一旦デジタル画素信号に変換し、次いでそのデジタル画素信号に基づいてデジタルビデオ信号を作成し、その後デジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換し、そのアナログビデオ信号じ基づいて光学的被写体像を再現するという複雑な画像信号処理が行われる。従って、電子内視鏡の画像信号処理装置の回路構成の規模が大きくなり、このため電子内視鏡の製造コストが高く付き、またその消費電力も大きなものとなる。
【0008】
ところで、電子内視鏡を用いる診療分野では、電子内視鏡による映像をその使用現場だけでTVモニタ装置で再現するだけでなく、そこから遠く離れた別室のTVモニタ装置での映像再現が望まれ、また再現映像をビデオテープレコーダ、プリンタ、画像処理用コンピュータ等で処理することも望まれている。このような要望に応えるためには、電子内視鏡の画像信号処理装置から出力されるアナログビデオ信号を再びデジタルビデオ信号に変換することが必要となる。そこで、従来では、電信内視鏡の画像信号処理装置にビデオ信号処理装置を接続し、そのビデオ信号処理装置で該画像信号処理装置からのアナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換した後に外部に出力するという方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来提案されているような方法では、アナログビデオ信号を出力する場合及びデジタルビデオ信号を出力する場合のいずれにおいても、そのビデオ信号を受信する個々の機器側の規格に応じてビデオ信号生成回路及び出力端子が必要となり、このため電子内視鏡の回路構成が複雑化して大型化するということが問題とされている。
【0010】
それ故、本発明の目的は、可撓性導管からなるスコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから成る電子内視鏡であって、その回路構成を大幅に簡略化すると共にその小型化を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の局面によれば、スコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから構成される電子内視鏡であって、スコープが光学的被写体像をアナログ画素信号に変換する光電変換撮像手段を包含し、画像信号処理装置が光電変換撮像手段からアナログが疎信号を所定の周波数のクロックパルスに従って読み出すアナログ画素信号読出し手段と、このアナログ画素信号読出し手段によって読み出されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って外部に出力するデジタル画素信号出力手段とを包含する電子内視鏡が得られる。
【0012】
本発明の第1の局面による電子内視鏡にあっては、デジタル画素信号出力手段の動作は画像処理用コンピュータの所定の規格化インターフェース回路、例えばRS−232Cインターフェース回路あるいはRS−422インターフェース回路等により制御され得る。
【0013】
本発明による第2の局面によれば、スコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから構成される電子内視鏡であって、スコープが光学的被写体像をアナログ画素信号に変換する光電変換撮像手段を包含し、画像信号処理装置が光電変換撮像手段からアナログ画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って読み出すアナログ画素信号読出し手段と、このアナログ画素信号読出し手段によって読み出されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号をシリアルデジタル画素信号に変換するパラレル/シリアル変換手段と、このパラレル変換手段からシリアルデジタル画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って外部に出力するデジタル画素信号出力手段とを包含する電子内視鏡が得られる。
【0014】
本発明の第2の局面による電子内視鏡にあっては、デジタル画素信号出力手段の動作は画像処理用コンピュータの所定の規格化インターフェース回路、例えばIEEE1394シリアルインターフェース回路等により制御され得る。
【0015】
本発明の第3の局面によれば、スコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから構成される電子内視鏡と、この電子内視鏡と接続可能な画像処理用コンピュータとを具備する電子内視鏡システムであって、スコープが光学的被写体像をアナログ画素信号に変換する光電変換撮像手段を包含し、画像信号処理装置が光電変換撮像手段からアナログ画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って読み出すアナログ画素信号読出し手段と、このアナログ画素信号読出し手段によって読み出されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って外部に出力するデジタル画素信号出力手段とを包含し、画像処理用コンピュータがデジタル画素信号出力手段と接続されるようになった所定の規格化インターフェース回路を包含し、デジタル画素信号出力手段の動作が規格化インターフェース、例えばRS−232Cインターフェース回路あるいはRS−422インターフェース回路により制御されることを特徴とする電子内視鏡システムが得られる。
【0016】
本発明の第4の局面によれば、スコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから構成される電子内視鏡と、この電子内視鏡と接続可能な画像処理用コンピュータとを具備する電子内視鏡システムであって、スコープが光学的被写体像をアナログ画素信号に変換する光電変換撮像手段を包含し、画像信号処理装置が光電変換撮像手段からアナログ画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って読み出すアナログ画素信号読出し手段と、このアナログ画素信号読出し手段によって読み出されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号をシリアルデジタル画素信号に変換するパラレル/シリアル変換手段と、このパラレル変換手段からシリアルデジタル画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って外部に出力するデジタル画素信号出力手段とを包含し、画像処理用コンピュータがデジタル画素信号出力手段と接続されるようになった所定の規格化インターフェース回路を包含し、デジタル画素信号出力手段の動作が規格化インターフェース回路、例えばIEEE1394シリアルインターフェース回路により制御されることを特徴とする電子内視鏡システムが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による電子内視鏡の幾つかの実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0018】
図1を参照すると、本発明による電子内視鏡の第1の実施形態がブロック図として示される。電子内視鏡は可撓性導管からなるスコープ10を具備し、このスコープ10はプロセッサと呼ばれる画像信号処理装置12に着脱自在に接続されるようになっている。スコープ10の先端部即ち遠位端には固体撮像素子としてCCDイメージセンサ14が設けられ、このCCDイメージセンサ14は対物レンズ16と組み合わされ、この対物レンズ系16によって撮られた光学的被写体像がCCDイメージセンサ14の受光面に結像させられる。
【0019】
また、スコープ10内には光ファイバー束からなる光ガイド18が挿通させられ、この光ガイド18の遠位端はスコープ10の遠位端まで延び、そこには照明用レンズ20が組み込まれる。光ガイド18の近位端は画像信号処理装置12へのスコープ10の接続時に該画像信号処理装置12内の光ガイド22の外側端に接続され、光ガイド22の内側端はキセノンランプあるいはハロゲンランプ等の白色光源24に光学的に接続される。即ち、白色光源24から光ガイド22の内側端面に到る経路は該白色光源24から射出される射出光のための光路とされ、この光路を介して光ガイド22の内側端は白色光源24と接続される。かかる光路には絞り26及び集光レンズ28が順次配置され、絞り26は白色光源24からの光量を適宜調節するために用いられ、また集光レンズ28は絞り26を経た光を光ガイド22の内側端面に集光させるために用いられる。
【0020】
図1に示す電子内視鏡では、カラー映像を再現するために面順次方式が採用されるので、光ガイド22の内側端面と集光レンズ28との間に回転式三原色カラーフィルタとして回転式RGBカラーフィルタ30が介在させられる。回転式RGBカラーフィルタ30は円板要素から成り、この円板要素には赤色フィルタ、緑色フィルタ及び青色フィルタが設けられ、これら色フィルタはそれぞれセクタ形状とされる。赤色フィルタ、緑色フィルタ及び青色フィルタはそれぞれの中心がほぼ120 ゜の角度間隔となるように円板要素の円集方向に沿って配置され、互いに隣接する色フィルタ間の領域は遮光領域とされる。
【0021】
回転式三原色カラーフィルタ30はサーボモータあるいはステップモータのような駆動モータ32によって回転駆動させられ、その回転周波数は適宜決められる。回転式RGBカラーフィルタの回転駆動中、光ガイド18の遠位端の端面からは赤色光、緑色光及び青色光が上述の回転周波数に応じた所定の時間間隔で順次射出させられて、被写体は赤色光、緑色光及び青色光でもって順次照明され、その各色の光学的被写体像が結像レンズ16によってCCDイメージセンサ14の受光面に順次結像される。CCDイメージセンサ14はその受光面に結像された各色の光学的被写体像を一フレーム分のアナログ画素信号に光電変換し、その各色の一フレーム分のアナログ画素信号は各色の照明時間に続く次の遮光時間に亘ってCCDイメージセンサ14から順次読み出される。
【0022】
図1に示すように、画像信号処理装置12にはシステムコントローラ34が設けられ、このシステムコントローラはマイクロコンピュータから構成される。即ち、システムコントローラ34は中央演算処理ユニット(CPU)、種々のルーチンを実行するためのプログラム、常数等を格納する読出し専用メモリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書込み/読出し自在なメモリ(RAM)から成り、電子内視鏡の作動全般を制御する。
【0023】
絞り26はアイリス駆動回路36によって駆動され、これにより絞り26の開度が調節させられる。また、白色光源24は電源回路38によって給電され、回転式RGBカラーフィルタ30の駆動モータ32は駆動回路40から出力される駆動パルスによって回転駆動作せられる。アイリス駆動回路36、電源回路38及び駆動回路40は出力ポートインターフェース回路42を介してシステムコントローラ34に接続され、それら回路の動作はシステムコントローラ34によって制御される。
【0024】
スコープ10が画像信号処理装置12に接続されると、図1に示すように、CCDイメージセンサ14は画像信号処理装置12内のCCDドライバ回路44及び相関二重サンプリング回路46に接続される。CCDドライバ回路44及び相関二重サンプリング回路46はタイミングジェネレータ48から出力される所定周波数のクロックパルスによって作動させられ、タイミングジェネレータ48はコントローラ50によって制御される。なお、コントローラ50もシステムコントローラ34と同様にマイクロコンピュータから構成される。
【0025】
CCDドライバ回路44からはCCDイメージセンサ14にCCD駆動信号が出力され、これによりCCDイメージセンサ14からアナログ画素信号が読み出され、その読出しアナログ画素信号は相関二重サンプリング回路46に対して出力され、そこでリセットノイズ等が低減される。次いで、アナログ画素信号はアナログ/デジタル(A/D)変換器52に対して出力され、そこでデジタル画素信号に変換される。A/D変換器52からのデジタル画素信号の出力はタイミングジェネレータ48から出力される所定周波数のサンプリングクロックパルスに従って行われる。A/D変換器52から出力されたデジタル画素信号はフォトカプラ54を介してバッファメモリ56に対して出力されてそこに一時的に保持される。また、バッファメモリ56からのデジタル画素信号の出力を制御するために、タイミングジェネレータ48から第1の制御信号がフォトカプラ58を介してバッファメモリ60に対して出力され、そこで該第1の制御信号はバッファメモリ60に一時的に保持される。
【0026】
バッファメモリ56から出力されるデジタル画素信号は例えば8ビット構成とされ、またバッファメモリ60から出力される第1の制御信号は例えば2ビット構成とされる。図2のタイミングチャートに示すように、2ビット構成の第1の制御信号のうちの一方は所定周波数のクロックパルス(CLK)であり、その他方はディスネーブル/イネーブル(D/E)信号である。クロックパルス(CLK)の出力はディスネーブル/イネーブル(D/E)信号によって制御される。
即ち、ディスネーブル/イネーブル(D/E)信号がローレベル(ディスネーブル)のとき、クロックパルス(CLK)の出力は無効化され、ディスネーブル/イネーブル(D/E)信号がハイレベル(イネーブル)のとき、クロックパルス(CLK)の出力が有効化される。バッファメモリ56からの8ビット構成のデジタル画素信号はクロックパルス(CLK)に従って出力される。なお、バッファメモリ56及び60からのデジタル画素信号及び第1の制御信号の出力タイミングはシステムコントローラ34によって制御される。
【0027】
図1に示すように、スコープ10には適当な読出し専用メモリ例えば再書込み可能な読出し専用メモリ(EPROM)62が設けられ、このEPROM62にはスコープ10についての種々の情報データが書き込まれている。特に、本発明に関連する情報として、スコープ10に用いられているCCDイメージセンサ14のアナログ画素信号を読み出して処理する際のクロックパルス周波数情報データ、CCDイメージセンサ14の画素数情報データ、三原色の各色のデジタル画素信号のゲイン情報データ、ガンマ補正情報データ、輪郭強調情報データ等が挙げられる。なお、画像信号処理装置12に接続可能なスコープとしては、現在のところ最低でも200 種類程知られており、これらスコープで用いられるCCDイメージセンサには種々のタイプのものがあり、それらタイプに応じて上述のクロックパルス周波数情報データ及び画素数情報データ等が異なったものとなる。
【0028】
スコープ10が画像信号処理装置12に接続されると、EPROM62はコントローラ50に接続され、コントローラ50はEPROM62から該スコープ10に関する情報データを読み出してそのRAM内に格納する。そこで、コントローラ50では、かかる情報データのうちクロックパルス周波数情報データに基づいて、タイミングジェネレータ48から相関二重サンプリング回路46に対して出力されるべきクロックパルスの周波数及びタイミングジェネレータ48からA/D変換器52に対して出力されるべきサンプリングクロックパルスの周波数が決定され、またかかる情報データのうちクロックパルス周波数情報データ及び画素数情報データに基づいて、タイミングジェネレータ48からバッファメモリ60に対して出力されるべき第1の制御信号が作成される。
【0029】
コントローラ50はフォトカプラ64を介してシステムコントローラ34に接続され、コントローラ50にはシステムコントローラ34から種々の指令信号等が送られ、またコントローラ50からシステムコントローラ34には種々の情報データ等が送られる。コントローラ50からシステムコントローラ34に送られた情報データは第2の制御信号としてインターフェース回路66を介して外部に出力される。
【0030】
本発明によれば、CCDイメージセンサ14で撮られた光学的被写体像を再現するために、図1に示すように、電子内視鏡の画像信号処理装置12には画像処理用コンピュータ68が接続され、かつ画像処理用コンピュータ68にはTVモニタ装置70が接続される。画像処理用コンピュータ68には中央演算処理ユニット(CPU)72が設けられ、また図1には図示されないが、種々のルーチンを実行するためのプログラム、常数等を格納する読出し専用メモリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書込み/読出し自在なメモリ(RAM)等も設けられる。画像処理用コンピュータ68には、更に、回路ボード74及びインターフェース(I/F)コントローラ76が設けられる。
【0031】
図1から明らかなように、回路ボード74にはバッファメモリ56からのデジタル画素信号及びバッファメモリ60からの第1の制御信号(CLK:D/E)が入力される。また、I/Fコントローラ76とインターフェース回路66とは互いに接続され、インターフェース回路66から第2の制御信号がI/Fコントローラ76に対して出力されるだけでなく、I/Fコントローラ76から種々の指令信号等がインターフェース回路66に対して出力される。なお、第2の制御信号には、上述したようなCCDイメージセンサ14の画素数情報データや三原色の各色のデジタル画素信号のゲイン情報データ等が含まれる。なお、インターフェース回路66には例えばRS−232Cインターフェースの回路構成あるいはRS−422インターフェースの回路構成を与えることができる。
【0032】
なお、CCDドライバ回路44、相関二重サンプリング回路46がタイミングジェネレータ48、コントローラ50及びA/D変換器52を含む回路がスコープ側回路として構成され、このスコープ側回路がフォトカプラ54、58及び64によって画像信号処理装置12の他の回路から電気的に絶縁される。即ち、各フォトカプラ54、58、64では、そこを通る電気信号が一旦光信号に変換された後に再び電気信号に戻されるので、上述のスコープ側回路と画像信号処理装置12の他の回路とは互いに電気的に絶縁された状態となるので、たとえ画像信号処理装置12のその他の回路あるいはそこに接続された画像処理用コンピュータ68側で漏れ電流等が発生したとしても、その漏れ電流がスコープ10まで至ることはなく、患者の安全が常に確保され得る。
【0033】
なお、図1に示す実施形態では、スコープ側回路と画像信号処理装置12の他の回路とを互いに電気的に絶縁するための絶縁回路手段として、フォトカプラが用いられているが、その他の絶縁回路手段として、例えば一次側コイル及び二次側コイルから成る絶縁トランスを用いることもできる。
【0034】
図3を参照すると、上述した回路ボード74の回路構成がが詳細に図示され、この回路ボード74は画像処理用コンピュータ68の内蔵スロットに着脱自在に装着されるようになっている。回路ボード68にはモニタコントローラ78が設けられ、このモニタコントローラ78はマイクロコンピュータとして構成される。モニタコントローラ78はバスインターフェース回路80を介して画像処理用コンピュータ68の中央演算処理ユニット(CPU)72に接続され、画像処理用コンピュータ68に接続されるTVモニタ装置70の作動を制御するためのものである。
【0035】
図3に示すように、回路ボード68にはデジタル信号処理回路82が設けられ、このデジタル信号処理回路82には画像信号処理装置12のバッファメモリ56及び60のそれぞれから出力されるデジタル画素信号及び第1の制御信号(CLK:D/E)が入力されるようになっている。一方、インターフェース回路66からI/Fコントローラ76に送られた第2の制御信号は画像処理用コンピュータ68のメモリ(RAM)内に取り込まれる。デジタル信号処理回路82では、そこに順次入力されて来る三原色のデジタル画素信号に対して、ゲイン補正処理、ガンマ補正処理、輪郭強調処理等の画像処理が適宜施され、そのような画像処理はインターフェース回路66からの第2の制御信号(情報データ)に基づいてCPU72によってバスインターフェース回路80を通して行われる。
【0036】
デジタル信号処理回路82には、一フレーム分のデジタル画素信号を格納し得るようなメモリが3つ設けられ、それらメモリには、上述したような画像処理後のデジタル画素信号が三原色の各色毎に一フレーム分ずつ書き込まれ、この書込みはデジタル信号処理回路74に入力される第1の制御信号(CLK、D/E)に従って行われる。上述した3つのメモリ三原色のデジタル画素信号が書き込まれた後、それらメモリからは三原色のデジタル画素信号がモニタコントローラ78から該メモリに対して出力される所定周波数のクロックパルス、水平同期信号及び垂直同期信号に従ってデジタルカラービデオ信号R、G及びBとして同時に読み出される。
【0037】
デジタルカラービデオ信号R、G及びBはデジタル/アナログ変換回路84に対して出力される。デジタル/アナログ変換回路84には3つのデジタル/アナログ(D/A)変換器84R、84G及び84Bが設けられ、デジタルカラービデオ信号R、G及びBのそれぞれはD/A変換器84R、84G及び84Bによってアナログカラービデオ信号R、G及びBに変換される。アナログカラービデオ信号R、G及びBのそれぞれは増幅器86R、86G及び86Bによって増幅され、次いで画像処理用コンピュータ68に接続されたTVモニタ装置70に送られ、そこでCCDイメージセンサ14によって撮られた光学的被写体像がカラー映像として再現される。
【0038】
図3に示すように、デジタル信号処理回路82から延びる信号ラインのそれぞれにはデジタル加算器88R、88G及び88Bが設けられ、各デジタル加算器88R、88G、88Bにはモニタコントローラ78からデジタル文字信号が適宜出力される。即ち、デジタル信号処理回路82から出力されるデジタルカラービデオ信号R、G及びBのそれぞれにはデジタル加算器88R、88G及び88Bによってデジタル文字信号が付加され、これによりTVモニタ装置70の表示画面には再現映像と共に適当な文字情報が表示され得る。なお、そのような文字情報としては、例えば患者についての情報等が挙げられ、またデジタル文字信号の入力については画像処理用コンピュータ68のキーボード等で行うことができる。
【0039】
図4を参照すると、本発明による電子内視鏡の第2の実施形態がブロック図として示される。第2の実施形態では、カラー映像の再現のためにカラー同時方式が採用され、この点を除けば、第2の実施形態は第1の実施形態と実質的に同じ構成を持つ。なお、図4では、第1の実施形態で説明した構成要素と同じ構成要素については同じ参照符号が用いられている。
【0040】
図4から明らかなように、第2の実施形態では、カラー同時方式が採用されているので、回転式RGBカラーフィルタ及びそれに関連した構成要素は省かれている。また、CCDイメージセンサ14の受光面には微細な三原色フィルタ要素例えば赤色フィルタ要素、緑色フィルタ要素及び青色フィルタ要素をモザイク状に配列したカラーフィルタアレイが適用される。この場合、CCDイメージセンサ14から読み出される一水平走査線分のアナログ画素信号にはアナログ赤色画素信号、アナログ緑色画素信号及びアナログ青色画素信号が周期的に含まれ、このためバッファメモリ56からはデジタル赤色画素信号、デジタル緑色画素信号及びデジタル青色画素信号が周期的に出力される。
【0041】
従って、第1の実施形態では、回路ボード68のデジタル信号処理回路74の3つのメモリのそれぞれに三原色のデジタル画素信号が一フレーム毎に書き分けられるのに対して、第2の実施形態では、デジタル信号処理回路74の転送されて来る三原色のデジタル画素信号は上述の3つのメモリのそれぞれに対して画素信号毎に書き分けられなければならない。この点を除けば、第2の実施形態でも第1の実施形態の場合同様な態様でデジタルカラービデオ信号を得ることができる。
【0042】
図5を参照すると、本発明による電子内視鏡の第3の実施形態がブロック図として示され、同図では、第1の実施形態で説明した構成要素と同様な構成要素については同じ参照符号が用いられている。なお、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様に、カラー映像の再現のために面順次方式が採用される。
【0043】
図5に示すように、第3の実施形態では、画像信号処理装置12のA/D変換器52からフォトカプラ54を介して出力されるデジタル画素信号並びにタイミングジェネレータ48からフォトカプラ58を介して出力される第1の制御信号(CLK、D/E)はシステムコントローラ34に入力され、そこでデジタル画素信号及び制御信号(CLK、D/E)はコントローラ50からフォトカプラ64を介してシステムコントローラ34に対して出力される情報データ即ち第2の制御信号と共に纏めて処理される。その後、デジタル画素信号、第1の制御信号(CLK、D/E)及び第2の制御信号は適当なビット数のパラレルデジタルデータとしてシステムコントローラ34からパラレル/シリアル(P/S)変換器90に対して出力され、そこでシリアルデジタルデータに順次変換される。次いで、シリアルデジタルデータはP/S変換器90から外部に出力される。
【0044】
第3の実施形態にあっては、電子内視鏡の画像信号処理装置12は近年注目されているIEEE1394シリアルインターフェース回路を搭載した画像処理用コンピュータ92に接続され得るように構成される。IEEE1394シリアルインターフェース回路では、データ転送速度は100Mビット/秒以上であり、非圧縮のデジタル動画データを転送するのに十分である。また、デジタル動画データの転送時にデジタル画像信号だけでなく種々の制御信号や情報データ等も同時に転送することが可能である。なお、IEEE1394シリアルインターフェース回路では、デジタルデータをシリアルデジタルデータとして転送することが要求される。
【0045】
図5に示すように、画像処理用コンピュータ92にはTVモニタ装置94が接続され、CCDイメージセンサ14で撮られた光学的被写体像はTVモニタ装置94で再現される。画像処理用コンピュータ92には中央演算処理ユニット(CPU)96が設けられ、また図5には図示されないが、種々のルーチンを実行するためのプログラム、常数等を格納する読出し専用メモリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書込み/読出し自在なメモリ(RAM)等も設けられる。画像処理用コンピュータ92には、更に、回路ボード98及びインターフェース(I/F)コントローラ100が設けられる。
【0046】
回路ボード98はバッファメモリ98A及びカラーエンコーダ98Bを包含し、I/Fコントローラ100には上述したIEEE1394シリアルインターフェース回路が含まれる。バッファメモリ98AはI/Fコントローラ100を介してP/S変換キーボード90に接続され、一方カラーエンコーダ98Bを介してTVモニタ装置94に接続される。バッファメモリ98B及びI/Fコントローラ100はそれぞれCPU96に接続される。
【0047】
上述したように、P/S変換器82からI/Fコントローラに送信されてくるデジタルシリアルデータにはデジタル画素信号だけでなく第1及び第2の制御信号も含まれ、I/Fコントローラ100では、一フレーム分の各色のデジタル画素信号は第2の制御信号(情報データ)に基づいて順次適宜処理された後に第1の制御信号(CLK:D/E)に基づいてバッファメモリ98Bに格納されて展開される。次いで、バッファメモリ98Bから読み出されたデジタル画素信号はカラーエンコーダ98Bに対して出力され、カラーエンコーダ98Bでは、該デジタル画素信号に基づいてカラービデオ信号が生成される。続いて、カラービデオ信号はTVモニタ装置94に送られ、該カラービデオ信号に基づく映像再現が行われる。
【0048】
図6を参照すると、本発明による電子内視鏡の第4の実施形態がブロック図として示され、同図では、第1の実施形態で説明した構成要素と同様な構成要素については同じ参照符号が用いられている。なお、第4の実施形態では、第2の実施形態と同様に、カラー映像の再現のためにカラー同時方式が採用される。
【0049】
第3の実施形態と同様、第4の実施形態でも、電子内視鏡の画像信号処理装置12は第3の実施形態で説明したような画像処理コンピュータ(92)に接続され、そのI/Fコントローラ(100)にはIEEE1394シリアルインターフェース回路が含まれる。第2の実施形態の説明で述べたように、カラー同時方式では、CCDイメージセンサ14の受光面には微細な三原色フィルタ要素例えば赤色フィルタ要素、緑色フィルタ要素及び青色フィルタ要素をモザイク状に配列したカラーフィルタアレイが適用される。従って、第2の実施形態の場合と同様に、CCDイメージセンサ14から読み出される一水平走査線分のアナログ画素信号にはアナログ赤色画素信号、アナログ緑色画素信号及びアナログ青色画素信号が周期的に含まれ、このためA/D変換器52からはデジタル赤色画素信号、デジタル緑色画素信号及びデジタル青色画素信号が周期的に出力され、これら三原色のデジタル画素信号はシステムコントローラ34に入力される。
【0050】
勿論、第4の実施形態でも、第3の実施形態と同様に、デジタル画素信号、制御信号(CLK、D/E)及び情報データは適当なビット数のパラレルデジタルデータとしてシステムコントローラ34からパラレル/シリアル(P/S)変換器90に対して出力され、そこでシリアルデジタルデータに順次変換される。次いで、シリアルデジタルデータはP/S変換器90から画像処理用コンピュータ(92)のI/Fコントローラ(100)に含まれるIEEE1394シリアルインターフェース回路に対して転送される。
【0051】
ところで、近年の画像処理用コンピュータの発展に伴い、TVモニタ装置での映像再現のために、従来の再現方式例えばNTSC方式やPAL方式が必ずしも必要とされない。この場合、画像処理用コンピュータでは、その画像処理用プログラムに応じたフォーマットでビデオ信号が作成され、そのビデオ信号に基づいてTVモニタ装置で映像再現が行われることになるので、電子内視鏡の画像信号処理装置からのアナログビデオ信号の出力を省いたとしても映像再現について特に問題となることはない。
【0052】
【発明の効果】
以上の記載から明らかなように、本発明による電子内視鏡では、固体撮像素子から得られたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換したものを外部に出力するようになっているので、電子内視鏡の画像信号処理装置の回路構成を簡素化し得ると共にその全体構成の小型化を図ることができる。また、アナログ画素信号は最も早い段階でデジタル画素信号に変換された状態で外部に出力されるので、ノイズの少ない状態でデータ画素信号を処理し得るという利点も得られる。更に、本発明によれば、画像処理コンピュータの回路ボードは着脱自在に装着されるようになっているので、映像再現についてはどのような規格のインターフェース回路を用いても対処し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子内視鏡の第1の実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の電子内視鏡の画像信号処理装置から転送されるデジタル画素信号とその転送を制御する制御信号との関係を示すタイミングチャートである。
【図3】図1の電子内視鏡の画像信号処理装置に接続されるようになった画像処理用コンピュータに搭載される回路ボードの回路構成を示す概略ブロック図である。
【図4】本発明による電子内視鏡の第2の実施形態を示す概略ブロック図である。
【図5】本発明による電子内視鏡の題3の実施形態を示す概略ブロック図である。
【図6】本発明による電子内視鏡の第4の実施形態を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 スコープ
12 画像信号処理装置
14 CCDイメージセンサ
30 回転式RGBカラーフィルタ
34 システムコントローラ
44 CCDドライバ回路
46 相関二重サンプリング回路
48 タイミングジェネレータ
50 コントローラ
52 アナログ/デジタル変換器
54 フォトカプラ
56 バッファメモリ
58 フォトカプラ
60 バッファメモリ
62 再書込み可能な読出し専用メモリ(EEPROM)
64 フォトカプラ
66 インターフェース回路
68 画像処理用コンピュータ
70 TVモニタ装置
72 中央演算処理ユニット
74 回路ボード
76 I/Fコントローラ
78 モニタコントローラ
80 バスインターフェース回路
82 デジタル信号処理回路
84 デジタル/アナログ変換回路
84R・84G・84B デジタル/アナログ変換器
86R・86G・86B 増幅器
88R・88G・88B デジタル加算器
90 パラレル/シリアル変換器
92 画像処理用コンピュータ
94 TVモニタ装置
96 CPU
98 回路ボード
98A バッファメモリ
98B カラーエンコーダ
100 I/Fコントローラ

Claims (8)

  1. スコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから構成される電子内視鏡において、
    前記スコープが光学的被写体像をアナログ画素信号に変換する光電変換撮像手段を包含し、前記画像信号処理装置が前記光電変換撮像手段からアナログ画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って読み出すアナログ画素信号読出し手段と、このアナログ画素信号読出し手段によって読み出されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、前記デジタル画素信号に対して画像信号処理を施す画像処理用コンピュータに前記アナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号をデジタル画素信号のまま所定の周波数のクロックパルスに従って出力するデジタル画素信号出力手段と、前記画像処理用コンピュータに装着することにより前記デジタル画素信号をデジタル画素信号のまま前記画像処理用コンピュータに受信させる回路基板とを包含することを特徴とする電子内視鏡。
  2. 請求項1に記載の電子内視鏡において、前記デジタル画素信号出力手段は前記アナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号を一時的に保持するバッファメモリを有することを特徴とする電子内視鏡。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子内視鏡において、前記デジタル画素信号出力手段の動作が前記画像処理用コンピュータの所定の規格化インターフェース回路により制御されることを特徴とする電子内視鏡。
  4. 請求項3に記載の電子内視鏡において、前記規格化インターフェース回路がRS−232Cインターフェース回路であることを特徴とする電子内視鏡。
  5. 請求項3に記載の電子内視鏡において、前記規格化インターフェース回路がRS−422インターフェース回路であることを特徴とする電子内視鏡。
  6. スコープと、このスコープを着脱自在に接続させるようになった画像信号処理装置とから構成される電子内視鏡と、この電子内視鏡と接続可能な画像処理用コンピュータとを具備する電子内視鏡システムであって、
    前記スコープが光学的被写体像をアナログ画素信号に変換する光電変換撮像手段を包含し、
    前記画像信号処理装置が前記光電変換撮像手段からアナログ画素信号を所定の周波数のクロックパルスに従って読み出すアナログ画素信号読出し手段と、このアナログ画素信号読出し手段によって読み出されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段によって変換されたデジタル画素信号をデジタル画素信号のまま所定の周波数のクロックパルスに従って前記画像処理用コンピュータに出力するデジタル画素信号出力手段とを包含し、
    前記画像処理用コンピュータが、前記画像処理用コンピュータに対して着脱自在となった回路基板として構成され、前記デジタル画素信号出力手段と接続されるようになった所定の規格化インターフェース回路を包含し、
    前記デジタル画素信号出力手段の動作が前記規格化インターフェース回路により制御されることを特徴とする電子内視鏡システム。
  7. 請求項6に記載の電子内視鏡システムにおいて、前記規格化インターフェース回路がRS−232Cインターフェース回路であることを特徴とする電子内視鏡システム。
  8. 請求項6に記載の電子内視鏡システムにおいて、前記規格化インターフェース回路がRS−422インターフェース回路であることを特徴とする電子内視鏡システム。
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