JP4553438B2 - Atc地上装置、及びatc地上装置におけるatc情報の送信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道等において列車等の速度を制御する自動列車制御装置(ATC:Automatic Train Control)の地上側の装置であるATC地上装置、及びATC地上装置におけるATC情報の送信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道においては、列車を安全に運行するための手段との一つとして、ATCと呼ばれるシステムが用いられている。ATCにおいては、先行列車との間隔ならびに進路の開通状況に応じて、許容運転速度情報(列車に許容された最高速度値等)を地上側のATC地上装置から列車側に伝送する。一方、列車側においては、車両にATC車上装置が設けられ、ATC地上装置から送信されたATC信号に基き、列車の速度を連続的に照査し、許容速度(制限速度)を超える場合にはブレーキをかけ、許容速度以下の場合にはブレーキを緩めるといったブレーキ制御を行い、列車速度の減速制御を自動的に行なわせる。
【0003】
図3に示すように、ATC地上装置200は、ATC/TD送受信器61、62、…と、出力部51、52、…を備えて構成されている。ATC/TD送受信器61は、入力端がATC/TD送受信器62の出力端に接続されており、軌道400に設けられた軌道回路1T、3T、5T、7T、…のうち、軌道回路1T、3Tに送信するATC信号S21、S22を生成し、重畳して出力部51に出力する。
【0004】
軌道回路1T等は、軌道400のレールを電気回路の一部として利用し、列車300の存在(在線)の有無を検知したり、列車制御のための情報を伝送するための装置である。図3に示す軌道回路1T等は、隣接する軌道回路との境界部にレール絶縁が設けられていない無絶縁軌道回路である。軌道400が複線の場合には、一方の軌道の軌道回路が1T、3T、…のように構成され、他方の軌道の軌道回路は、同様にして2T、4T、…のように構成される。
【0005】
出力部51は、列車在線検知リレー1TR、3TR、5TRと、非常停止用リレーEmR1、EmR3を有しており、出力端の一方は軌道回路1Tと3Tの境界となる端子71に接続され、出力端の他方は軌道回路3Tと5Tの境界となる端子72に接続されている。
【0006】
上記のATC地上装置200においては、列車300が軌道400上を図3の左から右へ向けて進行し、軌道回路1Tに進入すると、列車在線検知リレー1TRが落下するように構成されている。図3は、列車在線検知リレー1TRが落下した状態を示している。列車在線検知リレー1TRが落下すると、端子71へATC信号S21が送出され、列車300が進入した軌道回路1Tに送信されるようになっている。同様にして、列車300がさらに図3の右方向に進行して軌道回路3Tに進入すると、列車在線検知リレー3TRが落下して端子72へATC信号S22が送出され軌道回路3Tに送信されるようになっている。このようなATC信号の送信の方式を、「踏込送信方式」という。
【0007】
出力部52は、図示はしていないが、在線検知リレーと非常停止用リレーを有しており、出力端の一方は軌道回路5Tと7Tの境界となる端子73に接続され、出力端の他方は軌道回路7Tと9T(図示せず。7Tに隣接する軌道回路。)の境界となる端子(図示せず)に接続されている。
【0008】
出力部52は、列車300が軌道400上を図3の左から右へ向けて進行し、軌道回路5Tに進入した場合に、対応する列車在線検知リレー(図示せず)が落下するように構成されており、これにより端子73へATC信号S23が送出され、列車300が進入した軌道回路5Tに送信されるようになっている。また、同様にして、列車300がさらに図3の右方向に進行して軌道回路7Tの内方(列車300の進行方向において前方)の軌道回路に進入した場合に、対応する列車在線検知リレー(図示せず)が落下して対応する端子(図示せず)へATC信号S24が送出され7Tの内方の軌道回路に送信されるようになっている。
【0009】
ATC/TD送受信器61は、図示はしていないが、内部にCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)と、ROM(読出し専用メモリ:Read Only Memory)と、RAM(随時書込み読出しメモリ:Random Access Memory)等を有している。
【0010】
これらのうち、CPUは、演算やプログラム実行等の処理を行う部分である。
また、ROMは、CPUの実行するプログラムやソフトウェア等を格納した記憶装置であり、ROMは、CPUの実行するプログラムやソフトウェア等を格納した記憶装置である。また、RAMは、CPUにより演算されたデータ等を一時記憶する記憶装置である。
【0011】
このような構成により、ATC/TD送受信器61内のCPU(図示せず)は、内方のATC/TD送受信器62から送られてくる内方軌道在線情報S25に基き、軌道回路1T、3Tに送出すべきATC信号S21、S22を生成し、重畳して出力部51に出力する。ATC信号S21とS22は、用いる周波数がそれぞれ異なっており、両者を分離し特定することができるようになっている。上記の内方軌道在線情報S25は、軌道回路1T、3Tよりも内方の軌道回路5T、7T、…における列車の在線状況等に基き、ATC/TD送受信器62が生成して出力する。
【0012】
ATC/TD送受信器62へは、さらに内方のATC/TD送受信器(図示せず)から、さらに内方の列車の在線状況等を含む内方軌道在線情報S26が送られる。また、同様にして、ATC/TD送受信器62内のCPU(図示せず)は、さらに内方のATC/TD送受信器(図示せず)から送られてくる内方軌道在線情報S26に基き、軌道回路5T、7Tに送出すべきATC信号S23、S24を生成し、重畳して出力部62に出力する。この場合も、ATC信号S23とS24は、用いる周波数がそれぞれ異なっており、両者を分離し特定することができるようになっている。
【0013】
また、非常停止用リレーEmR1が落下した場合には、端子71から軌道回路1Tへ無信号のATC信号が送出され、この無信号のATC信号を受信すると、列車300は非常停止するようになっている。また、同様に、非常停止用リレーEmR3が落下した場合には、端子72から軌道回路3Tへ無信号のATC信号が送出され、この無信号のATC信号を受信すると、列車300は非常停止するようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のATC地上装置においては、出力部51、52等が、各種リレーが複雑に組み合わされた回路構成となっており、その簡素化が求められていた。
【0015】
また、上記した従来のATC地上装置においては、リレーの動作時や復旧時にサージ対策として、図4に示すように、無信号制御を行っているが、リレーの個数が多いため、無信号制御動作を多く必要としていた。さらに、図4の下段に示すように、非常停止用リレーEmR1の無信号時間と重なることにより無信号の時間が長くなると、「非常停止」の場合と誤認するおそれがあった。
【0016】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、構成が簡素で、無信号制御動作が少ないATC地上装置、及びATC地上装置におけるATC情報の送信方法を提供することにある。
【0017】
上記課題を解決するため、本発明に係るATC地上装置は、列車のブレーキ制御を行い列車の速度を制御するためのATC情報を内方軌道の在線情報に基き生成するATC情報生成手段と、前記生成されたATC情報を2つの軌道回路に出力可能なATC情報出力手段を備えるATC地上装置であって、前記ATC情報出力手段は、前記2つの軌道回路のうちの第1の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御する第1送信制御リレーと、前記第1の軌道回路に隣接する第2の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御する第2送信制御リレーにより構成され、前記ATC情報生成手段は、前記内方軌道の在線情報内に含まれる、前記第1送信制御リレー又は前記第2送信制御リレーのいずれを落下させるかを決定する送信制御情報に基いて信号を出力し、前記第1及び第2の送信制御リレーは、前記ATC情報生成手段が出力する前記送信制御情報に基く前記信号により、落下制御されるように構成されたことを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係るATC地上装置におけるATC情報の送信方法は、列車のブレーキ制御を行い列車の速度を制御するためのATC情報を内方軌道の在線情報に基き生成するATC情報生成手段と、前記生成されたATC情報を2つの軌道回路に出力可能なATC情報出力手段を備えたATC地上装置におけるATC情報の送信方法であって、前記ATC情報出力手段に第1送信制御リレーを設け、前記2つの軌道回路のうちの第1の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御するとともに、前記ATC情報出力手段に第2送信制御リレーを設け、前記第1の軌道回路に隣接する第2の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御し、前記ATC情報生成手段は、前記内方軌道の在線情報内に含まれる、前記第1送信制御リレー又は前記第2送信制御リレーのいずれを落下させるかを決定する送信制御情報に基いて信号を出力し、前記第1及び第2の送信制御リレーは、前記ATC情報生成手段が出力する前記送信制御情報に基く前記信号により、落下制御されるように構成されたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るATC車上装置の実施形態について、図面を参照しながら説明を行う。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態であるATC地上装置の構成を示す図である。また、図2は、本発明の一実施形態であるATC地上装置の作用を説明する図である。なお、図1において、図3に示した従来例と同一の符号を有する部分は、図3に示した従来例と同様の構成及び作用を有しているため、その説明は省略する。
【0021】
図1に示すように、ATC地上装置100は、ATC/TD送受信器21、22、…と、出力部11、12、…を備えて構成されている。ATC/TD送受信器21は、入力端がATC/TD送受信器22の出力端に接続されており、軌道400に設けられた軌道回路1T、3T、5T、7T、…のうち、軌道回路1T、3Tに送信するATC信号S11、S12を生成し、重畳して出力部11に出力する。
【0022】
出力部11は、送信制御リレー1TSCR及び3TSCRを有して構成されている。送信制御リレー1TSCRは、軌道回路1Tに対応するリレーであり、送信制御リレー3TSCRは、軌道回路3Tに対応するリレーである。送信制御リレー1TSCRの出力端は、軌道回路1Tと3Tの境界となる端子31に接続され、送信制御リレー3TSCRの出力端は、軌道回路3Tと5Tの境界となる端子32に接続されている。
【0023】
また、出力部12は、図示はしていないが、出力部11と同様に、軌道回路5Tに対応する送信制御リレー(図示せず)と、軌道回路7Tに対応する送信制御リレー(図示せず)を有して構成されており、軌道回路5Tに対応する送信制御リレー(図示せず)の出力端は、軌道回路5Tと7Tの境界となる端子33に接続され、軌道回路5Tに対応する送信制御リレー(図示せず)の出力端は、軌道回路7Tと9T(図示せず。7Tに隣接する軌道回路。)の境界となる端子(図示せず)に接続されている。
【0024】
ATC/TD送受信器21は、図示はしていないが、内部にCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)と、ROM(読出し専用メモリ:Read Only Memory)と、RAM(随時書込み読出しメモリ:Random Access Memory)等を有している。
【0025】
これらのうち、CPUは、演算やプログラム実行等の処理を行う部分である。
また、ROMは、CPUの実行するプログラムやソフトウェア等を格納した記憶装置であり、ROMは、CPUの実行するプログラムやソフトウェア等を格納した記憶装置である。また、RAMは、CPUにより演算されたデータ等を一時記憶する記憶装置である。
【0026】
このような構成により、ATC/TD送受信器21内のCPU(図示せず)は、内方のATC/TD送受信器22から送られてくる内方軌道在線情報S15に基き、軌道回路1T、3Tに送出すべきATC信号S11、S12を生成し、重畳した信号として出力部11に出力する。ATC信号S11とS12は、用いる周波数がそれぞれ異なっており、両者を分離し特定することができるようになっている。
【0027】
上記の内方軌道在線情報S15は、軌道回路1T、3Tよりも内方の軌道回路5T、7T、…における列車の在線状況等に基き、ATC/TD送受信器22が生成してATC/TD送受信器21に出力する。この内方軌道在線情報S15内には、送信制御リレー1TSCR又は送信制御リレー3TSCRのいずれを落下させるかを決定する送信制御情報も含まれている。
【0028】
ATC/TD送受信器22へは、さらに内方のATC/TD送受信器(図示せず)から、さらに内方の列車の在線状況等を含む内方軌道在線情報S16が送られる。また、同様にして、ATC/TD送受信器22内のCPU(図示せず)は、さらに内方のATC/TD送受信器(図示せず)から送られてくる内方軌道在線情報S16に基き、軌道回路5T、7Tに送出すべきATC信号S13、S14を生成し、重畳した信号として出力部12に出力する。この場合も、ATC信号S13とS14は、用いる周波数がそれぞれ異なっており、両者を分離し特定することができるようになっている。また、内方軌道在線情報S16内には、出力部12内の送信制御リレー(図示せず)のいずれを落下させるかを決定する送信制御情報も含まれている。
【0029】
上記のATC地上装置100においては、列車300が軌道400上を図1の左から右へ向けて進行し、軌道回路1Tに進入すると、内方軌道在線情報S15内に含まれる送信制御情報に基いてATC/TD送受信器21が出力した信号により、送信制御リレー1TSCRが落下するように構成されている。図1は、送信制御リレー1TSCRが落下した状態を示している。送信制御リレー1TSCRが落下すると、端子31へATC信号S11が送出され、列車300が進入した軌道回路1Tに送信されるようになっている。
【0030】
同様にして、列車300がさらに図1の右方向に進行して軌道回路3Tに進入すると、ATC/TD送受信器21が出力した信号により送信制御リレー3TSCRが落下して端子32へATC信号S12が送出され軌道回路3Tに送信されるようになっている。
【0031】
出力部12においても同様であり、列車300が軌道回路5Tに進入すると、ATC/TD送受信器22が出力した信号により、出力部12内の軌道回路5Tに対応する送信制御リレー(図示せず)が落下して端子33へATC信号S13が送出され軌道回路5Tに送信され、列車300が軌道回路7Tに進入すると、ATC/TD送受信器22が出力した信号により、出力部12内の軌道回路7Tに対応する送信制御リレー(図示せず)が落下して端子(図示せず)へATC信号S14が送出され軌道回路7Tに送信されるようになっている。
【0032】
また、非常停止用の情報SEmR(無信号)は、ATC/TD送受信器21等に設けられた入力チャンネル21aから入力され、ATC/TD送受信器22から出力され、この信号により送信制御リレー1TSCR等が落下するとともに、ATC/TD送受信器21が出力した信号内に含まれた無信号のATC信号が端子31等から該当する軌道回路1T等へ送出される。この無信号のATC信号を受信すると、列車300は非常停止するようになっている。ATC/TD送受信器22ほかについても同様である。
【0033】
上記のように構成されることにより、本実施形態のATC地上装置100においては、従来例のATC地上装置200に比べて、出力部11等に含まれるリレーの個数、接点数等が減少し、構成が大幅に簡素化される、という利点がある。
【0034】
また、非常停止用の機構(入力チャンネル21a等)にかかわらず、ATC/TD送受信器21、22、…は構成が標準化される、という利点も有している。
【0035】
さらに、リレーの動作時や復旧時にサージ対策として、従来より無信号制御が行われているが、本実施形態の場合には、リレーの個数が減少するため、無信号制御動作が減り、かつ非常停止用リレーが無くなるため、図2に示すように、無信号時間が延びることがなく、従来例のように「非常停止」の場合と誤認するおそれもなくなる、という利点も有している。
【0036】
上記において、ATC信号S11〜S14等は、ATC情報に相当している。また、ATC/TD送受信器21、22等は、ATC情報生成手段に相当している。また、出力部11、12等は、ATC情報出力手段に相当している。
【0037】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0038】
例えば、上記実施形態においては、ATCが用いられる対象として鉄道を例に挙げて説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の適用対象、例えば、モノレール、新交通システムであってもよい。また、本発明は、通常のATCシステムだけでなく、デジタルATCシステムにも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、ATC情報出力手段を、2つの軌道回路のうちの第1の軌道回路へのATC情報の出力を内方軌道の在線情報に基いて制御する第1送信制御リレーと、第1の軌道回路に隣接する第2の軌道回路へのATC情報の出力を内方軌道の在線情報に基いて制御する第2送信制御リレーにより構成されるようにしたので、ATC情報出力手段に含まれるリレーの個数、接点数等が減少し、構成が大幅に簡素化される、という利点がある。また、非常停止用の機構にかかわらず、ATC情報出力手段の構成が標準化される、という利点も有している。さらに、リレーの動作時や復旧時にサージ対策として、従来より無信号制御が行われているが、本発明の場合には、リレーの個数が減少するため、無信号制御動作が減り、かつ非常停止用リレーが無くなるため、無信号時間が延びることがなく、「非常停止」の場合と誤認するおそれもなくなる、という利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるATC地上装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態であるATC地上装置の作用を説明する図である。
【図3】従来例のATC地上装置の構成を示す図である。
【図4】従来例のATC地上装置の作用を説明する図である。
【符号の説明】
1T〜7T 軌道回路
1TSCR 第1送信制御リレー
1TR 列車在線検知リレー
3TSCR 第2送信制御リレー
3TR 列車在線検知リレー
5TR 列車在線検知リレー
11、12 出力部(ATC情報出力手段)
21 ATC/TD送受信器(ATC情報生成手段)
21a 入力チャンネル
22 ATC/TD送受信器(ATC情報生成手段)
31〜33 端子
51、52 出力部
61、62 ATC/TD送受信器
71〜73 端子
100、200 ATC地上装置
300 列車
400 軌道
EmR1、EmR3 非常停止用リレー
S11〜S14 ATC信号(ATC情報)
S15、S16 内方軌道在線情報
S21〜S24 ATC信号(ATC情報)
S25、S26 内方軌道在線情報
SEmR 非常停止用情報
Claims (2)
- 列車のブレーキ制御を行い列車の速度を制御するためのATC情報を内方軌道の在線情報に基き生成するATC情報生成手段と、前記生成されたATC情報を2つの軌道回路に出力可能なATC情報出力手段を備えるATC地上装置であって、
前記ATC情報出力手段は、前記2つの軌道回路のうちの第1の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御する第1送信制御リレーと、前記第1の軌道回路に隣接する第2の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御する第2送信制御リレーにより構成され、
前記ATC情報生成手段は、前記内方軌道の在線情報内に含まれる、前記第1送信制御リレー又は前記第2送信制御リレーのいずれを落下させるかを決定する送信制御情報に基いて信号を出力し、
前記第1及び第2の送信制御リレーは、前記ATC情報生成手段が出力する前記送信制御情報に基く前記信号により、落下制御されるように構成されたことを特徴とするATC地上装置。 - 列車のブレーキ制御を行い列車の速度を制御するためのATC情報を内方軌道の在線情報に基き生成するATC情報生成手段と、前記生成されたATC情報を2つの軌道回路に出力可能なATC情報出力手段を備えたATC地上装置におけるATC情報の送信方法であって、
前記ATC情報出力手段に第1送信制御リレーを設け、前記2つの軌道回路のうちの第1の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御するとともに、前記ATC情報出力手段に第2送信制御リレーを設け、前記第1の軌道回路に隣接する第2の軌道回路への前記ATC情報の出力を制御し、
前記ATC情報生成手段は、前記内方軌道の在線情報内に含まれる、前記第1送信制御リレー又は前記第2送信制御リレーのいずれを落下させるかを決定する送信制御情報に基いて信号を出力し、
前記第1及び第2の送信制御リレーは、前記ATC情報生成手段が出力する前記送信制御情報に基く前記信号により、落下制御されるように構成されたことを特徴とするATC地上装置におけるATC情報の送信方法。
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