JP4678937B2 - 移動体位置検知システム、及び移動体位置検知方法 - Google Patents

移動体位置検知システム、及び移動体位置検知方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体位置検知システム、及び移動体位置検知方法に関し、特に、地上側に設置されたループアンテナから送信される情報によって移動体の位置を車上で検知する形式の移動体位置検知システム、及びこの移動体位置検知システムを用いた移動体位置検知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行路を移動体が走行する形式の移動体走行システムが提案されている。この移動体走行システムにおいては、同一の走行上で2つ以上の移動体が運転される場合に、追突や衝突等の事故を防止するため、走行路を複数の区間(以下、「閉そく区間」という。図示せず。)に分割し、1つの移動体が1つの閉そく区間を完全に通過し終るまでは、続行する移動体等をその閉そく区間内に進入させないように規制する運転保安方式(以下、「閉そく方式」という。)を採用している。
【0003】
このような方式のシステムの一つとして、図7に示すように、誘導線で形成されるループアンテナLc1、Lc2、Lc3、Lc4、…を各閉そく区間ごとに設置し、このループアンテナに地上装置送信部60から周波数f1、f2、…、f6が順に並べられ繰り返される位置検知用信号を送信し、各ループアンテナを中継する中継器61、62、63、…を設けた列車位置検知システムが提案されている。
【0004】
この列車位置検知システムでは、各中継器61等に帯域阻止フィルタ(図示せず)が設けられている。したがって、各中継器内の帯域阻止フィルタが正常であれば、地上装置送信部60からループアンテナLc1に送信された位置検知用信号f1、f2、…、f6のうち、周波数f1の信号(以下、「要素信号」という。)は、中継器61の帯域阻止フィルタにより除去される。この結果、ループアンテナLc1に隣接するループアンテナLc2には、周波数f2、…、f6が順に並べられ繰り返される信号が入力されることになる。
【0005】
以下、同様にして、ループアンテナLc2に隣接するループアンテナLc3には、中継器62のフィルタ作用により、周波数f3、…、f6が順に並べられ繰り返される信号が入力され、ループアンテナLc3に隣接するループアンテナLc4には、中継器63のフィルタ作用により、周波数f4、…、f6が順に並べられ繰り返される信号が入力されることになる。
【0006】
したがって、モノレール等の列車は、車上で受信した信号が、例えば、周波数f1、…、f6が順に並べられ繰り返される信号であれば、現在の列車位置が、ループアンテナLc1の位置である、と検知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の列車位置検知システムにおいては、例えば、中継器61の帯域阻止フィルタが故障し、要素信号f1が除去できなくなると、図7に示すように、ループアンテナLc2には、周波数f1、…、f6が順に並べられ繰り返される信号が入力されることになる。このため、列車がループアンテナLc2の位置に在線するにもかかわらず、「列車の現在位置はループアンテナLc1の位置である」と誤って認識されてしまう。このため、列車運転上、事故等につながる危険側の故障(フェイルアウト)となるおそれがある。
【0008】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、設備の故障を容易に検知し得るループアンテナ方式の移動体位置検知システム、及び移動体位置検知方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る移動体位置検知システムは、
移動体の移動方向に沿って閉そく区間ごとに線状に並設されるn個(n:2以上の整数)のループアンテナと、
複数の異なる要素信号からなる位置検知用信号を送信する地上送信手段と、
前記n個のループアンテナのいずれか一方の端部に前記位置検知用信号を交互に送信するように切り換える切換手段と、
隣接するループアンテナどうしを接続し、入力された信号から所定の要素信号を除去し隣接するループアンテナへ伝達する中継手段を有し、地上側に設けられる地上装置と、
前記ループアンテナから送信される信号を受信する車上受信手段と、
前記車上受信手段が受信した信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて移動体の現在の位置を検知する検知手段を有し、移動体側に設けられる車上装置を
備えた移動体位置検知システムであって
前記n個のループアンテナの一方の端部に送信される前記位置検知用信号と他方の端部に送信される前記位置検知用信号とは、同一の前記位置検知用信号であり、
記ループアンテナを第1方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態と、前記ループアンテナを前記第1方向とは逆の第2方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて、前記地上装置又は前記車上装置の故障検知を行うこと
を特徴とする。
【0010】
上記の移動体位置検知システムにおいて、好ましくは、各ループアンテナにおける前記第1方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号と前記第2方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号とを合わせて生成される信号の構成状態に基いて、前記故障の検知を行う
【0011】
また、上記の移動体位置検知システムにおいて、好ましくは、前記ループアンテナから前記車上受信手段へ送信される信号の中の前記要素信号の構成状態と、前記ループアンテナを伝達された後信号の中の前記要素信号の構成状態と、の少なくとも一方に基いて、前記故検知を行う
【0012】
また、本発明に係る移動体位置検知方法は、
移動体の移動方向に沿って閉そく区間ごとに線状に並設されるn個(n:2以上の整数)のループアンテナと、
複数の異なる要素信号からなる位置検知用信号を送信する地上送信手段と、
前記n個のループアンテナのいずれか一方の端部に前記位置検知用信号を交互に送信するように切り換える切換手段と、
隣接するループアンテナどうしを接続し、入力された信号から所定の要素信号を除去し隣接するループアンテナへ伝達する中継手段を有し、地上側に設けられる地上装置と、
前記ループアンテナから送信される信号を受信する車上受信手段と、
前記車上受信手段が受信した信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて移動体の現在の位置を検知する検知手段を有し、移動体側に設けられる車上装置を
備えた移動体位置検知システムを用い、
同一の前記位置検知用信号を、前記n個のループアンテナの一方の端部と他方の端部とに交互に送信し、
記ループアンテナを第1方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態と、前記ループアンテナを前記第1方向とは逆の第2方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて、前記地上装置又は前記車上装置の故障検知を行うこと
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る移動体位置検知システムの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態である列車位置検知システムの全体構成を示す図である。また、図2は、図1に示す列車位置検知システムにおける機器室の構成を示す図である。また、図3は、図1に示す列車位置検知システムにおける列車の構成を示す図である。また、図4は、図1に示す列車位置検知システムにおける作用を説明する第1の図である。また、図5は、図1に示す列車位置検知システムにおける作用を説明する第2の図である。また、図6は、図1に示す列車位置検知システムにおいて地上側と車上側で授受される情報の内容を示す図である。
【0015】
図1に示すように、この実施形態の列車位置検知システム100は、地上側に設けられる地上装置1と、モノレール、新交通システム等の編成車両を含む列車2を備えて構成されている。ここに、列車位置検知システム1は移動体位置検知システムに相当している。
【0016】
また、地上装置1は、複数の機器室3等を有している。また、1つの機器室3ごとに、ループアンテナL1、L2、L3、L4、L5、及びL6と、中継器4、5、6、7、及び8を有している。1つのループアンテナL1等は、1閉そく区間を構成している。
【0017】
各ループアンテナL1〜L6は、誘導線により形成されており、列車2の移動方向に沿って線状に並設されている。また、各中継器4〜8は、隣接するループアンテナどうしを接続している。また、各中継器4〜8は、内部に帯域阻止フィルタ(図示せず)を有しており、入力された信号から所定の要素信号を除去し、隣接するループアンテナへ伝達する。中継器4〜8は、中継手段に相当している。
【0018】
各中継器4〜8内の帯域阻止フィルタは、ハイパス・フィルタ、ローパス・フィルタ、又はバンドパス・フィルタ又はこれらの適宜の組み合わせによって構成されている。各帯域阻止フィルタは、それぞれ異なる値に設定された除去周波数を有しており、除去周波数の成分を除去し、除去周波数以外の成分を通過させるようになっている。
【0019】
すなわち、中継器4内の帯域阻止フィルタは、周波数f1の信号を除去して通過させず、周波数f1以外のすべての周波数の信号を通過させて出力する。また、中継器5内の帯域阻止フィルタは、周波数f2の信号を除去して通過させず、周波数f2以外のすべての周波数の信号を通過させて出力する。また、中継器6内の帯域阻止フィルタは、周波数f3の信号を除去して通過させず、周波数f3以外のすべての周波数の信号を通過させて出力する。また、中継器7内の帯域阻止フィルタは、周波数f4の信号を除去して通過させず、周波数f4以外のすべての周波数の信号を通過させて出力する。また、中継器8内の帯域阻止フィルタは、周波数f5の信号を除去して通過させず、周波数f5以外のすべての周波数の信号を通過させて出力する。
【0020】
また、ループアンテナL1は、接続線20によって機器室3に接続され、ループアンテナL6は、接続線21によって機器室3に接続されている。また、機器室3は、内方(列車の進行方向前方)の機器室3aとは、接続線21aによって接続され、外方(列車の進行方向後方)の機器室3bとは、接続線21によって接続されている。
【0021】
また、図2に示すように、機器室3は、ATC/TD送受信部10を有している。また、ATC/TD送受信部10は、TD送信部11と、TD受信部12と、モデム13と、モデム14と、インターフェイス部15と、加算器16と、増幅部17と、切換部18を有している。ここに、TD送信部11は、地上送信手段に相当している。
【0022】
また、図3に示すように、列車2は、先頭車両31と後尾車両32を有している。先頭車両31は、車上装置33を有している。車上装置33は、車上受信アンテナ41と、フィルタ部42と、フィルタ部43と、CPU44と、フィルタ部45と、モデム46と、増幅部47と、車上送信アンテナ48を有している。
【0023】
また、後尾車両32は、車上装置34を有している。車上装置34は、車上受信アンテナ51と、フィルタ部52と、フィルタ部53と、CPU54と、フィルタ部55と、モデム56と、増幅部57と、車上送信アンテナ58を有している。
【0024】
上記した車上受信アンテナ41及び51と車上送信アンテナ48及び58は、双方が電磁的な結合状態にあるときに、地上側と車上側との相互間で情報伝達が可能となっている。
【0025】
また、上記した地上側と車上側との間の通信では、相互間でディジタル情報(「0」又は「1」の二値からなる論理情報)を伝達する。この場合、0論理を(f+Δf)の周波数に変換し、1論理を(f−Δf)の周波数に変換するFSK(Frequency Shift Keying:周波数変調方式)という変調方式の一種であるMSKが採用されている。ここに、fは送信用搬送波の中心周波数であり、Δfは偏移周波数である。
【0026】
上記のように、0論理又は1論理を周波数に変換する手段としては、モデム13、14、46、56が用いられる。モデムは、モデュレータ(変調器)と、デモデュレータ(復調器)からなる変換器である。このうち、変調器は、入力された0論理又は1論理のディジタル信号を(f±Δf)の変調波として出力する。また、復調器は、入力された(f±Δf)の変調波を0論理又は1論理のディジタル信号に復元して出力する。
【0027】
まず、図2におけるモデム13では、図4(A)に示すC1、C2、C3、C4の内容を有するディジタル情報がMSK方式で変調された信号が生成される。
【0028】
機器室番号情報C1は、この信号を生成しているのは、機器室3であることを示す情報である。また、ループアンテナ番号情報C2は、ループアンテナの番号を示す情報である。また、問い合わせ情報C3は、列車に対して、「C2で示されるループアンテナの位置に在線する列車は応答せよ。」という内容の情報である。
【0029】
また、その他情報C4としては、例えば、ATC情報が挙げられる。
【0030】
ATC情報は、ATCシステム(ATC:Automatic Train Control:自動列車制御システム)において、地上側から列車側へ送られる情報である。ATCシステムは、鉄道において、列車を安全に運行するためのシステムの一つである。ATCシステムは、先行列車との間隔ならびに進路の開通状況に応じて、許容速度の値をATC情報として地上から列車側に伝送するとともに、列車側において列車の速度を連続的に照査し、許容速度(制限速度)を超える場合にはブレーキをかけ、許容速度以下の場合にはブレーキを緩めるといったブレーキ制御を行ない列車速度の減速制御又は停止制御を自動的に行なわせるシステムである。
【0031】
モデム13は、図4(A)に示すC1、C2、C3、C4の内容を有するディジタル情報をMSK方式で変調した信号(以下、「MSK1」という。)を生成し、加算器16に出力する。この場合、0論理の周波数(f+Δf)と、1論理の周波数(f−Δf)は、いずれも、上記した周波数f1、f2、f3、f4、f5、f6のいずれとも異なる周波数である。
【0032】
信号MSK1については、以下のように、順に送信される。まず、ループアンテナL1に対応する情報C1+C2+C3、すなわち「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL1の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が生成されて地上側から車上側へ送られる。次に、ループアンテナL2に対応する情報C1+C2+C3、すなわち「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL2の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が生成されて地上側から車上側へ送られる。次に、ループアンテナL3に対応する情報C1+C2+C3、すなわち「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL3の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が生成されて地上側から車上側へ送られる。次に、ループアンテナL4に対応する情報C1+C2+C3、すなわち「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL4の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が生成されて地上側から車上側へ送られる。次に、ループアンテナL5に対応する情報C1+C2+C3、すなわち「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL5の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が生成されて地上側から車上側へ送られる。次に、ループアンテナL6に対応する情報C1+C2+C3、すなわち「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL6の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が生成されて地上側から車上側へ送られる。
【0033】
車上側では、後述するように、現在位置を地上側に送信する。その場合には、上記のように地上側から順番に位置の問い合わせがされ、自車の位置に相当するループアンテナの問い合わせがあった後に自車位置を応答する。例えば、先頭車両31は、地上側から順番に送信されてくる情報のうち、「機器室3の担当範囲内で、ループアンテナL3の位置に在線する列車は応答せよ。」という情報が送信されてきた場合には、「ループアンテナL3の位置に在線している」旨の情報を地上側に送信する。地上側は、この情報を受けた後、「ループアンテナL3の閉そく区間のATC情報」を車上側に送信する。
【0034】
一方、信号TDは、列車の位置を検知するための信号であり、TD送信部11で生成される。この位置検知用信号TDは、図5(A)又は図6(A)に示すように、所定時間(t1:例えば80ms)の周波数信号f1、f2、…、f6が順に並べられたものが所定の時間(t2:例えば240ms)ごとに繰り返されるものである。ここに、周波数f1の信号は、要素信号に相当している。周波数f2の信号、周波数f3の信号、周波数f4の信号、周波数f5の信号、周波数f6の信号も、それぞれ要素信号に相当している。
【0035】
TD送信部11は、位置検知用信号TDを生成し、加算器16に出力する。信号MSK1と位置検知用信号TDは、加算器16によって重畳され、増幅部17により適宜増幅された後、切換部18に出力される。この信号を、以下、信号MSK1+TDという。
【0036】
切換部18は、上記の信号MSK1+TDを、ループアンテナL1又はL6のいずれかの方向へ交互に送信するように切り換える。切換部18は、切換手段に相当している。
【0037】
信号MSK1+TDをループアンテナL1の方向(第1方向)へ送信する場合には、切換部18は接続線20の側に切り換えられる。これにより、信号MSK1+TDは、ループアンテナL1に入力される。したがって、ループアンテナL1においては、上記したMSK1が流れる。また、信号TDがそのまま流れるため、信号TDに相当する部分は、図5(A)に示すようになる。
【0038】
次に、信号MSK1+TDは、中継器4に入力される。中継器4内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f1の信号を除去して通過させず、周波数f1以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL2に出力する。したがって、ループアンテナL2においては、上記したMSK1が流れる。また、図5(A)の状態から周波数f1が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図5(B)に示すようになる。
【0039】
次に、信号MSK1+TDは、中継器5に入力される。中継器5内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f2の信号を除去して通過させず、周波数f2以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL3に出力する。したがって、ループアンテナL3においては、上記したMSK1が流れる。また、図5(B)の状態から周波数f2が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図5(C)に示すようになる。
【0040】
次に、信号MSK1+TDは、中継器6に入力される。中継器6内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f3の信号を除去して通過させず、周波数f3以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL4に出力する。したがって、ループアンテナL4においては、上記したMSK1が流れる。また、図5(C)の状態から周波数f3が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図5(D)に示すようになる。
【0041】
次に、信号MSK1+TDは、中継器7に入力される。中継器7内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f4の信号を除去して通過させず、周波数f4以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL5に出力する。したがって、ループアンテナL5においては、上記したMSK1が流れる。また、図5(C)の状態から周波数f4が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図5(E)に示すようになる。
【0042】
次に、信号MSK1+TDは、中継器8に入力される。中継器8内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f5の信号を除去して通過させず、周波数f5以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL6に出力する。したがって、ループアンテナL6においては、上記したMSK1が流れる。また、図5(C)の状態から周波数f5が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図5(F)に示すようになる。そして、信号MSK1+TDは、ループアンテナL6の終端から接続線21を経て機器室3に戻り、TD受信部12に入力される。
【0043】
したがって、列車側では、車上で受信した信号のうち、信号TDに相当する部分が、周波数f1、…、f6の信号が順に並べられたものが所定の時間ごとに繰り返される信号(図5(A)参照)であれば、「現在の列車位置は、ループアンテナL1の位置である。」と検知することができる。また、車上で受信した信号のうち、信号TDに相当する部分が、周波数f2、…、f6の信号が順に並べられたものが所定の時間ごとに繰り返される信号(図5(B)参照)であれば、「現在の列車位置は、ループアンテナL2の位置である。」と検知することができる。また、車上で受信した信号のうち、信号TDに相当する部分が、周波数f3、…、f6の信号が順に並べられたものが所定の時間ごとに繰り返される信号(図5(C)参照)であれば、「現在の列車位置は、ループアンテナL3の位置である。」と検知することができる。
【0044】
また、車上で受信した信号のうち、信号TDに相当する部分が、周波数f4、f5、f6の信号が順に並べられたものが所定の時間ごとに繰り返される信号(図5(D)参照)であれば、「現在の列車位置は、ループアンテナL4の位置である。」と検知することができる。また、車上で受信した信号のうち、信号TDに相当する部分が、周波数f5、f6の信号が順に並べられたものが所定の時間ごとに繰り返される信号(図5(E)参照)であれば、「現在の列車位置は、ループアンテナL5の位置である。」と検知することができる。また、車上で受信した信号のうち、信号TDに相当する部分が、周波数f6の信号が所定の時間ごとに繰り返される信号(図5(B)参照)であれば、「現在の列車位置は、ループアンテナL6の位置である。」と検知することができる。
【0045】
次に、列車側の構成と作用について説明する。例えば、列車2の先頭車両31の車上受信アンテナ41が、ループアンテナL3の上方に位置していた場合には、ループアンテナL3を流れている信号MSK1+TDは、図3に示すように、車上受信アンテナ41により受電され、取り込まれる。
【0046】
取り込まれた信号MSK1+TDは、フィルタ部42により、信号TDの成分のみが抽出され、フィルタ部43に出力される。フィルタ部43では、各周波数成分f1、f2、f3、f4、f5、f6が抽出される。抽出された結果、信号TDに相当する部分は、図5(C)に示すようになる。この結果は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)44に出力される。CPU44は、信号TDに相当する部分の抽出結果から、「先頭車両31の現在位置は、ループアンテナL3上の位置である。」と検知する。
【0047】
一方、取り込まれた信号MSK1+TDは、フィルタ部45により、信号MSK1の成分のみが抽出され、モデム46に出力される。モデム46は、復調を行い、信号MSK1の内容を復元し、CPU44に出力する。この結果、CPU44は、信号MSK1の情報内容C1、C2、C3、C4から、「先頭車両31の在線する位置は、機器室3の担当範囲内の位置である。」と検知し、「機器室3側が、列車2の現在位置を応答せよ、と求めている」ことを検知し、「この閉そく区間におけるATC速度情報」を検知する。
【0048】
次に、CPU44は、図4(B)に示すC5、C6、C7、C8の内容を有するディジタル情報を生成し、モデム46によりMSK方式で変調させ、増幅部47で増幅させ、車上送信アンテナ48から信号MSK2として送信させる。信号MSK2は、上記と同様にして各ループアンテナと中継器を流れた後、接続線21を経てモデム13に入力される。
【0049】
機器室番号情報C5は、受信した機器室番号情報C1である。また、列車番号情報C6は、この列車2の列車番号を示すコード情報等である。また、アンサー情報C7は、地上側に対して、「C3で問い合わせのあったループアンテナの位置に在線している」旨の情報である。したがって、この場合には、アンサー情報C7は、「ループアンテナL3の位置に在線している」旨の情報となる。
【0050】
また、その他情報C8は、後述する「設備故障であると判別する」旨の情報などである。
【0051】
また、列車2の後尾車両32の車上受信アンテナ51が、ループアンテナL4の上方に位置していた場合には、ループアンテナL4を流れている信号MSK1+TDは、図3に示すように、車上受信アンテナ51により受電され、取り込まれる。
【0052】
取り込まれた信号MSK1+TDは、フィルタ部52により、信号TDの成分のみが抽出され、フィルタ部53に出力される。フィルタ部53では、各周波数成分f1、f2、f3、f4、f5、f6が抽出される。抽出された結果、信号TDに相当する部分は、図5(D)に示すようになる。この結果は、CPU54に出力される。CPU54は、信号TDに相当する部分の抽出結果から、「後尾車両32の現在位置は、ループアンテナL4上の位置である。」と検知する。
【0053】
一方、取り込まれた信号MSK1+TDは、フィルタ部55により、信号MSK1の成分のみが抽出され、モデム56に出力される。モデム56は、復調を行い、信号MSK1の内容を復元し、CPU54に出力する。この結果、CPU54は、信号MSK1の情報内容C1、C2、C3、C4から、「後尾車両32の在線する位置は、機器室3の担当範囲の位置である。」と検知し、「機器室3側が、列車2の現在位置を応答せよ、と求めている」ことを検知し、「この閉そく区間におけるATC速度情報」を検知する。
【0054】
次に、CPU54は、図4(B)に示すC5、C6、C7、C8の内容を有するディジタル情報を生成し、モデム56によりMSK方式で変調させ、増幅部57で増幅させ、車上送信アンテナ58から信号MSK3として送信させる。この場合、信号MSK2と信号MSK3は、周波数が異なる。信号MSK3は、上記と同様にして各ループアンテナと中継器を流れた後、接続線21を経てモデム13に入力される。
【0055】
機器室番号情報C5は、受信した機器室番号情報C1である。また、列車番号情報C6は、この列車2の列車番号を示すコード情報等である。また、アンサー情報C7は、地上側に対して、「C3で問い合わせのあったループアンテナの位置に在線している」旨の情報である。したがって、この場合には、アンサー情報C7は、「ループアンテナL4の位置に在線している」旨の情報となる。
【0056】
また、その他情報C8は、後述する「設備故障であると判別する」旨の情報などである。
【0057】
次に、所定周期後、切換部18は接続線21の側に切り換えられる。これにより、上記の信号MSK1+TDは、ループアンテナL6の方向(第2方向)に入力される。したがって、ループアンテナL6においては、上記したMSK1が流れる。また、信号TDがそのまま流れるため、信号TDに相当する部分は、図6(A)に示すようになる。
【0058】
次に、信号MSK1+TDは、中継器8に入力される。中継器8内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f5の信号を除去して通過させず、周波数f5以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL5に出力する。したがって、ループアンテナL5においては、上記したMSK1が流れる。また、図6(A)の状態から周波数f5が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図6(B)に示すようになる。
【0059】
次に、信号MSK1+TDは、中継器7に入力される。中継器7内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f4の信号を除去して通過させず、周波数f4以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL4に出力する。したがって、ループアンテナL4においては、上記したMSK1が流れる。また、図6(B)の状態から周波数f4が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図6(C)に示すようになる。
【0060】
次に、信号MSK1+TDは、中継器6に入力される。中継器6内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f3の信号を除去して通過させず、周波数f3以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL3に出力する。したがって、ループアンテナL3においては、上記したMSK1が流れる。また、図6(C)の状態から周波数f3が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図6(D)に示すようになる。
【0061】
次に、信号MSK1+TDは、中継器5に入力される。中継器5内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f2の信号を除去して通過させず、周波数f2以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL2に出力する。したがって、ループアンテナL2においては、上記したMSK1が流れる。また、図6(D)の状態から周波数f2が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図6(E)に示すようになる。
【0062】
次に、信号MSK1+TDは、中継器4に入力される。中継器4内の帯域阻止フィルタ(図示せず)は、周波数f1の信号を除去して通過させず、周波数f1以外のすべての周波数の信号を通過させ、ループアンテナL1に出力する。したがって、ループアンテナL1においては、上記したMSK1が流れる。また、図6(E)の状態から周波数f1が除去されるため、信号TDに相当する部分は、図6(F)に示すようになる。そして、信号MSK1+TDは、ループアンテナL1の始端から接続線20を経て機器室3に戻り、TD受信部12に入力される。
【0063】
本実施形態の列車位置検知システム100においては、図6に示す第2方向への信号TDを用いることにより、地上装置1、又は車上装置33、34の故障を検知することができる。
【0064】
すなわち、ループアンテナL1においては、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合には、信号TD部分は、図5(A)に示すようになる。また、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合には、信号TD部分は、図6(F)に示すようになる。
【0065】
また、ループアンテナL2においては、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合には、信号TD部分は、図5(B)に示すようになる。また、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合には、信号TD部分は、図6(E)に示すようになる。
【0066】
また、ループアンテナL3においては、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合には、信号TD部分は、図5(C)に示すようになる。また、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合には、信号TD部分は、図6(D)に示すようになる。
【0067】
また、ループアンテナL4においては、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合には、信号TD部分は、図5(D)に示すようになる。また、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合には、信号TD部分は、図6(C)に示すようになる。
【0068】
また、ループアンテナL5においては、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合には、信号TD部分は、図5(E)に示すようになる。また、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合には、信号TD部分は、図6(B)に示すようになる。
【0069】
また、ループアンテナL6においては、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合には、信号TD部分は、図5(F)に示すようになる。また、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合には、信号TD部分は、図6(A)に示すようになる。
【0070】
これらのことから、いずれのループアンテナにおいても、正常な場合には、信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合の信号TD部分と、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合の信号TD部分を合わせると、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f6となり、周波数f6の信号は重複するが、他の周波数のf1〜f5の信号には重複は生じない。
【0071】
したがって、以下の場合には、地上装置又は車上装置に故障が発生している、と検知することができる。
【0072】
(1)信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合の信号TD部分と、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合の信号TD部分を合わせたときに、周波数f1、f2、f3、f4、f5の信号のいずれかが重複している場合は、中継器内の帯域阻止フィルタにより除去されるべき周波数のいずれかが除去されていないこと等が考えられ、いずれかの中継器の故障と考えられる。
【0073】
(2)信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合の信号TD部分と、信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合の信号TD部分を合わせたときに、周波数f1、f2、f3、f4、f5、f6の信号のいずれかが存在しない場合は、TD送信部11で送信されるべき周波数のいずれかが送信されていないこと等が考えられ、TD送信部11の故障と考えられる。
【0074】
(3)信号MSK1+TDを第1方向に送信した場合の信号TD部分が図5に示すような構成とならない場合は、第1方向の送信ルートのいずれかの箇所における故障と考えられる。
【0075】
(4)信号MSK1+TDを第2方向に送信した場合の信号TD部分が図6に示すような構成とならない場合は、第2方向の送信ルートのいずれかの箇所における故障と考えられる。
【0076】
(5)周波数f6の信号は、第1方向送信の場合、第2方向送信の場合、両方向送信の場合のいずれにおいても、常に受信されるべきであるが、この信号f6が一部欠損したり、存在しない場合は、地上装置1のいずれかの箇所での故障、例えば、ループ断線等が考えられる。
【0077】
したがって、車上側のCPU44、54は、上記の状態を検出した場合には、その他情報C8に「故障検出」の旨を加えて信号MSK2又は信号MSK3を生成し、地上側に送信する。これにより、地上側は、故障の発生を認識することができる。また、地上装置1の側でも、上記の状態を検出することにより、装置故障を検知することができる。
【0078】
上記において、CPU44、54、又はTD受信部12は、検知手段に相当している。
【0079】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0080】
例えば、上記実施形態においては、列車位置検知システムの例としてモノレール、又は新交通システムを例に挙げて説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の交通機関に応用してもよく、例えば、鉄道、レールバス等であってもよい。
【0081】
また、上記実施形態においては、1機器室担当範囲内のループアンテナの個数を6個とした例について説明したが、本発明はこの例には限定されず、ループアンテナの個数は、n個(n:2以上の整数)であれば、どのような個数であってもよい。
【0082】
また、各中継器の帯域阻止フィルタで除去される周波数は、周波数の低い順に並んでいなくてもよく、ランダムであってもよい。要は、他の周波数と異なるもので、各区間や各フィルタ手段等が1対1に対応するようなものであればどのような周波数の組み合わせであってもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、ループアンテナ式の移動体位置検知システムにおいて、ループアンテナを第1方向へ伝達されてきた信号の中の要素信号の構成状態と、ループアンテナを第1方向とは逆の第2方向へ伝達されてきた信号の中の要素信号の構成状態に基いて、地上装置又は車上装置の故障検知を行うように構成したため、地上側又は車上側の設備の故障を容易に検知することができる、という利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である列車位置検知システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す列車位置検知システムにおける機器室の構成を示す図である。
【図3】図1に示す列車位置検知システムにおける列車の構成を示す図である。
【図4】図1に示す列車位置検知システムにおいて地上側と車上側で授受される情報の内容を示す図である。
【図5】図1に示す列車位置検知システムにおける作用を説明する第1の図である。
【図6】図1に示す列車位置検知システムにおける作用を説明する第2の図である。
【図7】従来の列車位置検知システムにおける問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1 地上装置
2 列車
3、3a、3b 機器室
4〜8 中継器
10 ATC/TD送受信部
11 TD送信部
12 TD受信部
13、14 モデム
15 インターフェイス部
16 加算器
17 増幅部
18 切換部
20〜21b 接続線
31 先頭車両
32 後尾車両
33、34 車上装置
41 車上受信アンテナ
42、43 フィルタ部
44 CPU
45 フィルタ部
46 モデム
47 増幅部
48 車上送信アンテナ
51 車上受信アンテナ
52、53 フィルタ部
54 CPU
55 フィルタ部
56 モデム
57 増幅部
58 車上送信アンテナ
60 地上装置送信部
61〜63 中継器
100 列車位置検知システム
C1〜C8 情報内容
L1〜L6 ループアンテナ
La5、La6 ループアンテナ
Lb1、Lb2 ループアンテナ
Lc1〜Lc4 ループアンテナ

Claims (4)

  1. 移動体の移動方向に沿って閉そく区間ごとに線状に並設されるn個(n:2以上の整数)のループアンテナと、
    複数の異なる要素信号からなる位置検知用信号を送信する地上送信手段と、
    前記n個のループアンテナのいずれか一方の端部に前記位置検知用信号を交互に送信するように切り換える切換手段と、
    隣接するループアンテナどうしを接続し、入力された信号から所定の要素信号を除去し隣接するループアンテナへ伝達する中継手段を有し、地上側に設けられる地上装置と、
    前記ループアンテナから送信される信号を受信する車上受信手段と、
    前記車上受信手段が受信した信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて移動体の現在の位置を検知する検知手段を有し、移動体側に設けられる車上装置を
    備えた移動体位置検知システムであって
    前記n個のループアンテナの一方の端部に送信される前記位置検知用信号と他方の端部に送信される前記位置検知用信号とは、同一の前記位置検知用信号であり、
    記ループアンテナを第1方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態と、前記ループアンテナを前記第1方向とは逆の第2方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて、前記地上装置又は前記車上装置の故障検知を行うこと
    を特徴とする移動体位置検知システム。
  2. 請求項1記載の移動体位置検出システムであって、
    各ループアンテナにおける前記第1方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号と前記第2方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号とを合わせて生成される信号の構成状態に基いて、前記故障の検知を行うこと
    を特徴とする移動体位置検知システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の移動体位置検知システムであって
    前記ループアンテナから前記車上受信手段へ送信される信号の中の前記要素信号の構成状態と、前記ループアンテナを伝達された後信号の中の前記要素信号の構成状態と、の少なくとも一方に基いて、前記故検知を行うこと
    を特徴とする移動体位置検知システム。
  4. 移動体の移動方向に沿って閉そく区間ごとに線状に並設されるn個(n:2以上の整数)のループアンテナと、
    複数の異なる要素信号からなる位置検知用信号を送信する地上送信手段と、
    前記n個のループアンテナのいずれか一方の端部に前記位置検知用信号を交互に送信するように切り換える切換手段と、
    隣接するループアンテナどうしを接続し、入力された信号から所定の要素信号を除去し隣接するループアンテナへ伝達する中継手段を有し、地上側に設けられる地上装置と、
    前記ループアンテナから送信される信号を受信する車上受信手段と、
    前記車上受信手段が受信した信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて移動体の現在の位置を検知する検知手段を有し、移動体側に設けられる車上装置を
    備えた移動体位置検知システムを用い、
    同一の前記位置検知用信号を、前記n個のループアンテナの一方の端部と他方の端部とに交互に送信し、
    記ループアンテナを第1方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態と、前記ループアンテナを前記第1方向とは逆の第2方向へ伝達されてきた信号の中の前記要素信号の構成状態に基いて、前記地上装置又は前記車上装置の故障検知を行うこと
    を特徴とする移動体位置検知方法。
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