JPH11115760A - ディジタルatc装置 - Google Patents

ディジタルatc装置

Info

Publication number
JPH11115760A
JPH11115760A JP9278582A JP27858297A JPH11115760A JP H11115760 A JPH11115760 A JP H11115760A JP 9278582 A JP9278582 A JP 9278582A JP 27858297 A JP27858297 A JP 27858297A JP H11115760 A JPH11115760 A JP H11115760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atc
train
track circuit
atc signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9278582A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Arai
衛 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP9278582A priority Critical patent/JPH11115760A/ja
Publication of JPH11115760A publication Critical patent/JPH11115760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L23/00Control, warning, or like safety means along the route or between vehicles or vehicle trains
    • B61L23/08Control, warning, or like safety means along the route or between vehicles or vehicle trains for controlling traffic in one direction only
    • B61L23/14Control, warning, or like safety means along the route or between vehicles or vehicle trains for controlling traffic in one direction only automatically operated
    • B61L23/16Track circuits specially adapted for section blocking

Abstract

(57)【要約】 【課題】車上側で受信したATC信号が自列車に適合す
るかをチェック可能にした送信点切り替え方式のディジ
タルATC装置を提供する。 【解決手段】地上装置として、許容運転情報に送信先の
軌道回路ID番号を付加したディジタルのATC信号を
生成し出力するATC送信器Sと、そのATC信号を軌
道回路1T,2T,…のうちの列車が在線する軌道回路に切り
替えて送信する切替器SWとを備え、車上装置としては、
地上からのATC信号を受信するアンテナ11と、受信し
たATC信号に含まれる軌道回路ID番号及び車上側で
特定した在線軌道回路のID番号を基に、そのATC信
号が自列車に適合するか否かを判定するATC受信器12
と、その判定結果及びATC信号に含まれる許容運転情
報に応じて列車を制御する制御装置13と、を備えて構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上側と車上側の
間でディジタル信号を伝送して列車の自動制御を行うデ
ィジタルATC(Automatic Train Control;自動列車制
御)装置に関し、特に、地上側から車上側へのATC信
号の送信点を列車の在線位置に応じて順次切り替える方
式のディジタルATC装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATC装置は、先行列車との間
隔及び進路の開通状況に応じて、許容運転情報を示すA
TC信号を地上装置から車上装置に伝送すると共に、車
上側において列車の速度を連続的に照査し、許容速度以
下になるよう列車の速度制御を自動的に行うシステムで
ある。
【0003】近年、高速・高密度運転等に対応するきめ
細かい列車運転制御のニーズが高まっており、また、多
様な車両性能の列車が混在しても最適な制御が行えるよ
うな制御方式が望まれている。制御精度を高めようとす
ると、地上側と車上側の間で伝送する情報量が非常に多
くなるため、これまでのアナログ伝送方式ではその実現
が難しい。そこで、ディジタル信号を使用して地上と車
上の間の多情報伝送を実現するディジタルATC装置が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ディジ
タルATC装置では、例えば、列車の在線位置に応じて
ATC信号の送信点を順次切り替えることにより、複数
の軌道回路へのATC信号の送信を行うことが可能であ
る。具体的には、例えば、図4に示すように、複数の軌
道回路1T〜4Tに対して1つのATC送信器Sを設け、列
車10の在線位置に応じて、ATC信号の送信点を切替器
SWにより順次切り替えるものや、図5に示すように、軌
道回路1T〜4T毎に設けられたATC送信器S1〜S4及び中
央装置S0を互いに接続してLANを構成し、中央装置S0
から各ATC送信器S1〜S4に対してそれぞれATC情報
を与えるものなどが考えられる。
【0005】しかしながら、上記のようなATC信号の
送信点を切り替える方式のディジタルATC装置では、
切替器SWや中央装置S0に故障等が発生してATC信号の
送信先を誤った場合に、不適切なATC信号が車上側に
送られてしまう虞がある。このような場合でも列車の安
全を確保するためには、車上側において、受信したAT
C信号が自列車に適合するかを判断できるようにするこ
とが望まれる。
【0006】本発明は上記問題点に着目してなされたも
ので、車上側でのATC信号のチェックを可能にした送
信点切り替え方式のディジタルATC装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明のうちの
請求項1に記載のディジタルATC装置は、許容運転情
報をディジタル化したATC信号を軌道回路を介して地
上側から車上側に伝送し自動列車制御を行うディジタル
ATC装置において、送信先の軌道回路を特定する情報
を含んだ前記ATC信号を生成し、列車の在線位置に応
じて送信点を切り替えることにより、複数の軌道回路の
うちの列車が在線する軌道回路に前記ATC信号を送信
可能にした地上装置と、該地上装置から軌道回路を介し
て送信される前記ATC信号を受信し、そのATC信号
に含まれる前記送信先の軌道回路を特定する情報及び車
上側で検知した自列車の在線位置を基に、前記ATC信
号が自列車に適合するか否かを判定し、該判定結果及び
前記ATC信号に含まれる許容運転情報に応じて列車を
制御する車上装置と、を備えて構成される。
【0008】かかる構成によれば、地上装置において、
許容運転情報及び送信先の軌道回路を特定する情報を含
むATC信号が生成され、列車の在線位置に応じて切り
替えられた軌道回路に送信される。車上装置は、軌道回
路を伝わるATC信号を受信すると共に自列車の在線位
置を検知し、ATC信号に含まれる送信先の軌道回路を
特定する情報と車上側で検知した在線位置とに基いて、
受信したATC信号が自列車に適合するか否かを判別し
地上側のATC信号の誤送信をチェックする。そして、
その判別結果と受信したATC信号に含まれる許容運転
情報とに応じて列車を制御する。これにより、ATC信
号が誤って送信されても列車の安全が確保されるように
なる。
【0009】また、請求項1に記載の発明の車上装置の
具体的な構成として、請求項2に記載の発明では、前記
地上装置から軌道回路を介して送信される前記ATC信
号を受信する受信手段と、前記複数の軌道回路に関する
情報を記憶する記憶手段と、自列車の在線位置を求める
位置演算手段と、前記記憶手段の記憶情報及び前記位置
演算手段の演算結果より、自列車の在線する軌道回路を
特定する軌道回路特定手段と、前記受信手段で受信した
ATC信号に含まれる送信先の軌道回路を特定する情報
及び前記軌道回路特定手段で特定した在線する軌道回路
の情報を比較して各情報が一致するときに、前記ATC
信号が自列車に適合すると判定するATC信号判定手段
と、該ATC信号判定手段で適合と判定されたときに
は、前記ATC信号に含まれる許容運転情報に従って列
車を制御し、一方、前記ATC信号判定手段で不適と判
定されたときには、列車を停止させる制御を行う列車制
御手段と、を備えるものとする。
【0010】更に、請求項1又は2に記載の発明の地上
装置の具体的な構成として、請求項3に記載の発明で
は、複数の軌道回路から成る軌道回路グループに対し
て、前記ATC信号を生成し出力する1つのATC信号
送信手段と、該ATC信号送信手段から出力されるAT
C信号を、前記軌道回路グループ内の列車が在線する軌
道回路に切り替えて送信する切替手段と、を備えるもの
とし、また、請求項4に記載の発明では、複数の軌道回
路から成る軌道回路グループに対して、前記軌道回路グ
ループ内の各軌道回路毎に設けられて前記ATC信号を
生成し出力する複数のATC信号送信手段と、該複数の
ATC信号送信手段それぞれの動作を制御する1つの中
央制御手段と、を備え、前記複数のATC信号送信手段
及び前記中央制御手段を順次接続してLAN構成前記地
上装置が、複数の軌道回路グループ内の各軌道回路毎に
設けられて前記ATC信号を生成し出力する複数のAT
C信号送信手段と、該複数のATC信号送信手段それぞ
れの動作を制御する1つの中央制御手段と、を備え、前
記複数のATC信号送信手段及び前記中央制御手段を順
次接続してLAN構成とするものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本実施形態のディジタルA
TC装置の構成を示す図である。図1において、本ディ
ジタルATC装置は、前述の図4に示した従来のディジ
タルATC装置と同様に、複数の軌道回路1T,2T,…(軌
道回路グループ)に対して、ATC信号送信手段として
のATC送信器Sを地上側に1つ設け、切替手段として
の切替器SWによりATC信号の送信点を順次切り替える
方式のものである。その車上装置の構成としては、列車
10の前端下部に設けた受信手段としてのアンテナ11と、
各軌道回路1T,2T,…からアンテナ11を介して受信したA
TC信号を、図示されない速度発電機等からの情報を基
に処理するATC受信器12と、ATC受信器12からの信
号及び速度発電機等からの情報を基にブレーキ指令を発
して列車を制御する制御装置13と、を備える。
【0012】ATC送信器Sは、軌道回路1T,2T,…毎に
行われる図示しない列車検知の結果を基に列車10の在線
位置に応じてATC信号を生成する。このATC信号
は、列車10と先行列車との間隔及び進路の開通状況に従
って選択された許容運転情報をディジタル信号にしたも
のである。また、ATC信号には、その許容運転情報が
送信されるべき軌道回路のID番号が付加される。した
がって、許容運転情報及び軌道回路ID番号を含むディ
ジタルのATC信号が、ATC送信器Sから切替器SWを
介して軌道回路1T,2T,…のいずれかに送られる。
【0013】切替器SWは、上記の列車検知結果に応じ
て、列車10の在線する軌道回路に繋がる接点とATC送
信器Sの出力端子とを接続する。具体的には、列車10の
進行に従って、軌道回路1T,2T,…に繋がる各接点が順次
切り替わるように動作する。ATC受信器12は、図2に
示すように、記憶手段としての記憶部20、位置演算手段
及び軌道回路特定手段としての演算部21、ATC信号判
定手段としての判定部22及び識別部23とから構成され
る。記憶部20には、各軌道回路1T,2T,…の位置とそのI
D番号とを含む地上設備データが予め記憶される。演算
部21は、記憶部20の地上設備データと速度発電機等から
の情報とを基に、自列車の位置を演算し在線する軌道回
路のID番号を特定する。ここでの自列車の位置は、例
えば、地上側に所定の間隔で設けたトランスポンダ等の
地上子P(図1参照)を基準として、速度発電機等から
の情報を補正して演算される。判定部22は、アンテナ11
で受信したATC信号に含まれる軌道回路ID番号を識
別し、演算部21で特定したID番号に一致するか否かを
判定する。識別部23は、後述するように、判定部22の結
果に応じて、アンテナ11で受信したATC信号に含まれ
る許容運転情報を識別して制御装置13に出力する。
【0014】制御装置13は、ATC受信器12からの許容
運転情報と速度発電機等からの速度情報とを比較して、
実際の列車速度が許容速度を超えているとき、列車速度
が許容速度以下になるようにブレーキ指令を出力して列
車10を制御する。ここでは、制御装置13及びATC受信
器12の識別部23が、列車制御手段として機能する。次
に、本実施形態の作用について説明する。
【0015】列車10が軌道回路1T上に進入すると、地上
側では、その列車進入が検知され、軌道回路1T上の列車
在線がATC送信器S及び切替器SWに伝達される。AT
C送信器Sは、軌道回路1T上の列車在線を受けて、列車
10に対する許容運転情報と、その送信先である軌道回路
1TのID番号とを含んだディジタルのATC信号を生成
し切替器SWに出力する。切替器SWは、軌道回路1T上の列
車在線を受けて、正常動作時には、ATC送信器Sの出
力端子と軌道回路1Tに繋がる接点とを接続し、ATC送
信器Sから出力されるATC信号を軌道回路1Tに送る。
そして、このATC信号は、軌道回路1Tから車上側に伝
送される。
【0016】次に、車上側の動作について、図3のフロ
ーチャートに従って説明する。図3において、まず、ス
テップ10(図中S10で示し、以下同様とする)で、軌道
回路1Tを伝わるATC信号がアンテナ11を介してATC
受信器12に受信される。ATC受信器12では、ステップ
20において、自列車の位置が求められ在線する軌道回路
のID番号が特定される。具体的には、演算部21におい
て、速度発電機等からの情報を基に現在の列車位置を演
算し、この列車位置と記憶部20に記憶された地上設備デ
ータとから、在線する軌道回路1TのID番号を特定す
る。
【0017】そして、ステップ30では、判定部22におい
て、地上側からのATC信号に含まれる軌道回路ID番
号と演算部21で特定した軌道回路ID番号との比較が行
われ、ステップ40で、それぞれの軌道回路ID番号が一
致するか否かが判定される。即ち、判定部22は、受信し
たATC信号から軌道回路ID番号を識別し、そのAT
C信号に示される軌道回路ID番号が、演算部21で特定
されたID番号に一致するか否かを判定する。一致する
と判定され場合には、受信したATC信号が自列車に適
合した有効な信号であると判断してステップ50に進む。
一方、一致しないと判定された場合、例えば、切替器SW
の誤動作により、他の軌道回路2T, …に送るべきATC
信号が軌道回路1Tに送られてしまった場合などには、受
信したATC信号が自列車に不適な信号であると判断し
てステップ80に移る。
【0018】ステップ50では、判定部22の判定結果が識
別部23に伝えられ、識別部23は、受信したATC信号か
ら許容運転情報を識別し制御装置13に出力する。そし
て、ステップ60では、制御装置13において、識別部23か
らの許容運転情報と速度発電機等からの速度情報とが比
較され、実速度が許容速度を越える場合は、列車10の実
速度を許容速度以下に制御するブレーキ指令が発せられ
る。この指令に従って、ステップ70で列車の速度制御が
行われる。
【0019】ステップ80では、受信したATC信号が誤
って送信されたことが識別部23に伝えられると、識別部
23は、そのATC信号から許容運転情報を識別すること
なく、例えば、ATC信号を受信しなかったとき(無信
号検知)と同様の出力を発生し、その出力を受けた制御
装置13が列車を停止させるブレーキ指令を発する。この
ブレーキ指令により、ステップ90で列車が停止し安全が
確保される。
【0020】このように本実施形態は、ATC送信器S
から切替器SWを介して各軌道回路1T,2T,…に送られるA
TC信号に送信先の軌道回路ID番号を付加し、車上側
において、受信したATC信号が自列車に対する信号で
あるが否かを判別するようにしたことで、地上側の故障
等によりATC信号の送信点が誤った場合でも、その誤
動作を車上側で検知して安全側の列車制御を実行可能と
なるため、送信点を切り替える方式のディジタルATC
装置の安全性を向上させることができる。
【0021】尚、上記の実施形態では、複数の軌道回路
1T,2T,…に対して1つのATC送信器Sを設け、その送
信点を切替器SWで順次切り替える構成としたが、本発明
はこれに限られるものではなく、上述の図5に示したL
AN構成により送信点を切り替える方式のディジタルA
TC装置にも応用可能である。この場合、図5の中央装
置S0(中央制御手段)から各ATC送信器S1〜S4(AT
C信号送信手段)に対して与えられるATC情報が、A
TC信号の送信先の軌道回路ID番号を有し、その軌道
回路ID番号が各ATC送信器S1〜S4から出力されるA
TC信号に付加されるようにすればよい。
【0022】また、列車の在線する軌道回路にATC信
号の送信点を順次切り替える方式であるため、軌道回路
については、有絶縁軌道回路及び無絶縁軌道回路のいず
れとしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、地上装
置から軌道回路を介して車上装置へ送信されるATC信
号に送信先の軌道回路を特定する情報を付加し、車上装
置において、受信したATC信号が自列車に適合する信
号であるが否かを判定するようにしたことで、地上側の
ATC信号の誤送信を車上側で検知して安全側の列車制
御を実行できるため、安全性に優れた送信点切り替え方
式のディジタルATC装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す図
【図2】同上実施形態のATC受信器の構成を示すブロ
ック図
【図3】同上実施形態の車上側の動作を説明するフロー
チャート
【図4】切替器により送信点を切り替える方式のディジ
タルATC装置の構成例を示す図
【図5】LAN構成により送信点を切り替える方式のデ
ィジタルATC装置の構成例を示す図
【符号の説明】
10 列車 11 アンテナ 12 ATC受信器 13 制御装置 20 記憶部 21 演算部 22 判定部 23 識別部 S ATC送信器 SW 切替器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 許容運転情報をディジタル化したATC
    信号を軌道回路を介して地上側から車上側に伝送し自動
    列車制御を行うディジタルATC装置において、 送信先の軌道回路を特定する情報を含んだ前記ATC信
    号を生成し、列車の在線位置に応じて送信点を切り替え
    ることにより、複数の軌道回路のうちの列車が在線する
    軌道回路に前記ATC信号を送信可能にした地上装置
    と、 該地上装置から軌道回路を介して送信される前記ATC
    信号を受信し、そのATC信号に含まれる前記送信先の
    軌道回路を特定する情報及び車上側で検知した自列車の
    在線位置を基に、前記ATC信号が自列車に適合するか
    否かを判定し、該判定結果及び前記ATC信号に含まれ
    る許容運転情報に応じて列車を制御する車上装置と、を
    備えて構成されることを特徴とするディジタルATC装
    置。
  2. 【請求項2】 前記車上装置が、前記地上装置から軌道
    回路を介して送信される前記ATC信号を受信する受信
    手段と、前記複数の軌道回路に関する情報を記憶する記
    憶手段と、自列車の在線位置を求める位置演算手段と、
    前記記憶手段の記憶情報及び前記位置演算手段の演算結
    果より、自列車の在線する軌道回路を特定する軌道回路
    特定手段と、前記受信手段で受信したATC信号に含ま
    れる送信先の軌道回路を特定する情報及び前記軌道回路
    特定手段で特定した在線する軌道回路の情報を比較して
    各情報が一致するときに、前記ATC信号が自列車に適
    合すると判定するATC信号判定手段と、該ATC信号
    判定手段で適合と判定されたときには、前記ATC信号
    に含まれる許容運転情報に従って列車を制御し、一方、
    前記ATC信号判定手段で不適と判定されたときには、
    列車を停止させる制御を行う列車制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタルATC装
    置。
  3. 【請求項3】 前記地上装置が、複数の軌道回路から成
    る軌道回路グループに対して、前記ATC信号を生成し
    出力する1つのATC信号送信手段と、該ATC信号送
    信手段から出力されるATC信号を、前記軌道回路グル
    ープ内の列車が在線する軌道回路に切り替えて送信する
    切替手段と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のディジタルATC装置。
  4. 【請求項4】 前記地上装置が、複数の軌道回路から成
    る軌道回路グループに対して、該軌道回路グループ内の
    各軌道回路毎に設けられて前記ATC信号を生成し出力
    する複数のATC信号送信手段と、該複数のATC信号
    送信手段それぞれの動作を制御する1つの中央制御手段
    と、を備え、前記複数のATC信号送信手段及び前記中
    央制御手段を順次接続してLAN構成としたことを特徴
    とする請求項1又は2記載のディジタルATC装置。
JP9278582A 1997-10-13 1997-10-13 ディジタルatc装置 Pending JPH11115760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278582A JPH11115760A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 ディジタルatc装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278582A JPH11115760A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 ディジタルatc装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11115760A true JPH11115760A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17599279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9278582A Pending JPH11115760A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 ディジタルatc装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11115760A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166830A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Nippon Signal Co Ltd:The 列車用信号供給システム
JP2003002202A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Nippon Signal Co Ltd:The 列車用信号供給システム
JP2006248433A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Hitachi Ltd 列車検知装置
JP2008037155A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Hitachi Ltd デジタルatcシステム
JP2010228687A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Hitachi Ltd 列車制御地上装置および列車制御システム
JP2011057051A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Hitachi Ltd ディジタルatc装置
JP4711519B2 (ja) * 2001-01-19 2011-06-29 日本信号株式会社 列車用信号供給システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166830A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Nippon Signal Co Ltd:The 列車用信号供給システム
JP4689033B2 (ja) * 2000-11-30 2011-05-25 日本信号株式会社 列車用信号供給システム
JP4711519B2 (ja) * 2001-01-19 2011-06-29 日本信号株式会社 列車用信号供給システム
JP2003002202A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Nippon Signal Co Ltd:The 列車用信号供給システム
JP4626928B2 (ja) * 2001-06-25 2011-02-09 日本信号株式会社 列車用信号供給システム
JP2006248433A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Hitachi Ltd 列車検知装置
JP4693447B2 (ja) * 2005-03-11 2011-06-01 株式会社日立製作所 列車検知装置
JP2008037155A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Hitachi Ltd デジタルatcシステム
JP2010228687A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Hitachi Ltd 列車制御地上装置および列車制御システム
JP2011057051A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Hitachi Ltd ディジタルatc装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018202848B2 (en) Improved automatic train control system and corresponding method
CA1166727A (en) Vehicle collision avoidance system
JPH11115760A (ja) ディジタルatc装置
JPH09193804A (ja) 列車制御システム
JPH10278799A (ja) 自動列車制御装置
Matsumoto et al. The new ATC system with an autonomous speed control with on-board equipment
JP4024443B2 (ja) Atc車上装置の試験装置、及びatc車上装置における車上アンテナと受信部間の導通試験方法
JPH0398406A (ja) 列車自動運転制御装置
KR20020060892A (ko) 무선통신을 이용한 열차 자동제어시스템 및 그 제어방법
JP4798868B2 (ja) 列車制御装置
JP3410229B2 (ja) 地上装置
JPH09301176A (ja) 列車検知装置
JPH06144227A (ja) 車両在線位置検知装置
JP3798411B2 (ja) 自動列車制御装置
JPH0622402A (ja) 列車制御装置
JP5024995B2 (ja) 駅通過停止制御装置
KR200228612Y1 (ko) 무선통신을 이용한 열차 자동제어시스템
JP2966808B2 (ja) 定位置停止制御装置
JP4034093B2 (ja) Atc車上装置
JP4233716B2 (ja) 自動列車制御装置
JPH0578463B2 (ja)
JPH0686214B2 (ja) 車両制御装置
JP2004080912A (ja) 自動列車停止車上装置、自動列車停止地上装置、自動列車停止システム及び自動列車停止方法
JPH09309436A (ja) 鉄道信号回線を利用した列車情報伝送方法
JPS6114241Y2 (ja)