JP4552829B2 - コンセントの刃受構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コンセントの刃受構造に関するものである。
従来から、例えば特許文献1などには、接極子として2つの栓刃(例えば平栓刃など)がハウジングから突設されたプラグに対応するものであって、2つの差込口(刃受穴)からなるコンセント口が器体の前壁に設けられた第1従来例のコンセントが開示されている。なお、器体は、前面開口した箱状のボディと、ボディの前面側に配置されるカバーとを結合して構成されているものであり、カバーの前壁が器体の前壁を構成している。
上記第1従来例のコンセントは、ボディの内部において各差込口のそれぞれに対応する部位に、複数の刃受ばねが収納されている。各刃受ばねは、栓刃を受けるものであるから、板ばねからなる2つばね片が対向する形で配置されるとともに、後端部同士が連結片によって連続一体に連結されており、両ばね片の間に栓刃を挟持する。なお、各栓刃の先端部には、ボッチ穴が設けられている。このようなプラグ及びコンセントは、定格電流が15A、定格電圧が125Vである。また、コンセントにおける各刃受ばねのボッチの中心位置と器体の前面との間の距離は、電気用品安全法やJIS規格(JIS C 8303)などで11.7±1mmに設定されている。
ところが、第1従来例のコンセントでは、プラグの栓刃を差込口に挿入する際に、栓刃の先端が刃受ばねに接触する位置まで挿入された状態において、器体の前面とプラグのハウジングとの間の距離が人の指先が入る程度に長いので、指先が栓刃に触れて感電してしまう恐れがあるという問題があった。
そこで、上記問題を解決するものとして、図10に示すような第2従来例のコンセント6が提案されている。第2従来例のコンセント6では、プラグ8の平栓刃80の挿抜方向(図10の上下方向)における各ばね片70の長さを第1従来例のコンセントの各ばね片に比べて短くすることなく、第1従来例のコンセントよりも一対のばね片70,70の前端部(図10の上部)間の間隔を大きく設定して器体9の前面から遠い位置で、平栓刃80が一対のばね片70,70に接触する。つまり、第2従来例のコンセント6は、第1従来例のコンセントのように各刃受ばねの一対のばね片の前端部同士間に平栓刃80を挟持するものに比べて、平栓刃80の先端が刃受ばね7に接触する位置まで挿入された状態における器体9の前面とプラグ8のハウジング81との間の距離を第1従来例のコンセントに比べて短くすることができ、平栓刃80が刃受ばね7に接触した状態において平栓刃80に人の指先が触れるのを防止することができる。また、第2従来例のコンセント6の刃受ばね7は、平栓刃80を互いに対向する一対のばね片70,70の後端部(図10の下部)同士の間に挟持することで、第1従来例のコンセントの刃受ばねと同等の挿抜力と保持力を確保することができるので、各刃受ばね7の形状設計や製造を容易に行うことができる。
特開平10−326658号公報(第4〜13頁及び第1図)
しかしながら、第2従来例のコンセント6では、図11に示すように、刃受ばね7が塑性変形した場合、プラグ8の栓刃80と片あたり状態となるので、接触抵抗が増大し、温度の異常上昇が発生するという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、刃受ばねが塑性変形した場合であっても、上記刃受ばねが栓刃との片あたり状態を低減することができ、温度の異常上昇を抑えることができるコンセントの刃受構造を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、それぞれが、互いに対向する一対のばね片と、前記一対のばね片の一端部同士を連結する連結片と、前記一対のばね片の一方のばね片の他端部から他方のばね片に向かって延設される延設片と、前記延設片の先端部から前記一方のばね片と対向するように延設される補助ばね片とを含み、前記一対のばね片及び前記補助ばね片によって前記一対のばね片の一端部側から挿抜される栓刃を挟持する刃受ばねを備えることを特徴とする。
この構成では、刃受ばねが塑性変形した場合であっても、上記刃受ばねが、栓刃が挿入されたときに、栓刃との接触面積及び接触個所を増加して挟持することができるので、栓刃との片あたり状態を低減することができ、温度の異常上昇を抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、外部電線を接続する端子を備え、前記刃受ばねが、前記端子とかしめ固定によって接続されることを特徴とする。この構成では、刃受ばねと端子が接続している状態では十分な接続強度を維持しつつ、刃受ばねの取り替え時には上記取り替えを簡単に行うことができるので、刃受ばねの形状変更を容易に行うことができる。
本発明によれば、刃受ばねが塑性変形した場合であっても、上記刃受ばねが栓刃との片あたり状態を低減することができ、温度の異常上昇を抑えることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について図1〜3を用いて説明する。図1は実施形態1のコンセント及びプラグの概略断面図である。図2は実施形態1の刃受ばね及び端子の一面からの概略斜視図である。図3は実施形態1の刃受ばね及び端子の他面からの概略図である。
まず、実施形態1の基本的な構成について説明する。実施形態1のコンセント1は、図1に示すように、例えば壁面などの施工面に後部(図1の下部)を埋め込んだ形で施工面に取り付けられる埋込型のコンセントであり、器体2と、複数の刃受ばね3,3と、端子4(図2参照)とを備えている。上記コンセント1は、定格電流が15A、定格電圧が125Vで、プラグ5に対応するものである。
プラグ5は、ハウジング50と、ハウジング50から突設される2つの平栓刃51,51とを備えている。各平栓刃51は、ハウジング50から突出した部位が短冊状に形成された接極子である。上記各平栓刃51のハウジング50から突出した部位には、ボッチ穴510が形成されている。
器体2は、前面が開放された箱状のボディ20と、ボディ20の前面側に配置されるカバー21とが結合して直方体状に形成されるものである。ボディ20は熱可塑性合成樹脂の成形品である。一方、カバー21は熱硬化性合成樹脂の成形品である。なお、熱硬化性合成樹脂としては耐トラッキング性に優れたユリア樹脂を用いている。上記カバー21の前壁210には、2つの差込口211,211からなるコンセント口が、図1の紙面に直交する方向に並設されている。各差込口211は、プラグ5の平栓刃51が挿入されるように長方形状に開口している(開口面が長方形状となっている)。また、カバー21の前壁210の後面(図1の下面)には、ボディ20からの刃受ばね3の浮き上がりを防止する複数のリブ212・・・が後方(図1の下方)へ突設されている。
各刃受ばね3は、一対のばね片30,31と、リード片32(図2参照)と、連結片33と、延設片34と、補助ばね片35とを備え、器体2のボディ20においてカバー21の差込口211に対応する部位に収納されている。
一対のばね片30,31は、板ばねからなり、互いに対向している。上記一対のばね片30,31は、前端部(図1の上部)間の寸法が、平栓刃51が多少傾いて挿入された場合でも平栓刃51が接触しない程度に平栓刃51の厚み寸法よりも大きく設定されている。一方で、後端部(図1の下部)同士の間の寸法が、平栓刃51の厚み寸法よりも小さく設定されている。一対のばね片30,31の各後端部には、対向するばね片30,31に向かって凸となる形状に屈曲した部位が形成されている。また、一対のばね片30,31の中間部同士間の寸法は、器体2の前壁210から離れるほど狭くなっている。これにより、一対のばね片30,31の後端部同士の間に平栓刃51を挟持する。また、図2に示すように、ばね片31の幅方向の他側縁から、リード片32が連続一体に延設されている。
連結片33は、図2に示すように、平栓刃51(図1参照)の挿抜方向(図2の上下方向)に直交する断面の形状がU字状に形成されるものであり、一対のばね片30,31の前端部(図2の上部)における幅方向の一側縁同士を連続一体に連結している。延設片34は、図3に示すように、平栓刃51の挿抜方向の断面形状がU字状に形成され、ばね片30の後端部における幅方向の他側縁からばね片31に向かって延設されている。補助ばね片35は、延設片34の先端部の一側縁から平栓刃51の挿抜方向に向かってばね片30と対向するように延設されている。
上記構成の各刃受ばね3は、一対のばね片30,31及び補助ばね片35によって、一対のばね片30,31の後端部(図1の下部)よりで、一対のばね片30,31の前端部側から挿抜されるプラグ5の平栓刃51(図1参照)を挟持する。
端子4は、器体2のボディ20(図1参照)の後壁に開口する電線挿入口(図示せず)を通して器体2の内部に導入された外部電線(図示せず)を、板ばねのばね力を用いて鎖錠して接続する速結端子であって、図2に示すように、長方形状の基片40と、基片40の幅方向の一側縁から延設される2つのU字状の鎖錠片41と、基片40の幅方向の他側縁から各鎖錠片41の先端側の脚片に対向するように延設される2つの押さえ片42,42とを備えて、器体2に収納されている。鎖錠片41の先端側の脚片は、鎖錠片41の基片40側の脚片と押さえ片42との間に位置する。また、鎖錠片41の先端部は、先端に近い部位ほど押さえ片42寄りに傾斜している。押さえ片42には、鎖錠片41の先端と上記電線挿入口の間である中間部において、鎖錠片41に向かって凸となる形状に屈曲した部位が形成されている。
したがって、上記外部電線(図示せず)は、押さえ片42の先端側から鎖錠片41と押さえ片42の間に導入され、鎖錠片41と押さえ片42の間で挟持されることによって端子4と電気的に接続され、さらに鎖錠片41の先端縁が外部電線に食い込む鎖錠状態となって抜け止めがなされる。また、上記のように1つの基片40には鎖錠片41と押さえ片42とが2つずつ設けられているので、1つの端子4に2本の外部電線を接続することができる。
また、端子4は、コンセント口の並設方向に並ぶ2つの刃受ばね3,3にあるリード片32,32のそれぞれと連続一体に連結されている。つまり、刃受ばね3と端子4は1枚の金属の板材によって形成されている。このように刃受ばね3のリード片32が端子4と連続一体に連結されている構成にすると、リード片32と端子4を別部材とする構成に比べて、部品点数の削減による低コスト化を図ることができる。
次に、実施形態1のコンセント1とプラグ5の接続について図1を用いて説明する。まず、各刃受ばね3が塑性変形していない場合について説明する。コンセント1では、図1に示すように、プラグ5の各平栓刃51を、差込口211を通して器体2の内部に挿入した場合、まず、各平栓刃51が、対応する刃受ばね3の一対のばね片30,31の前端部には接触せず、両ばね片30,31の中間部と後端部(図1の下部)の境界付近で両ばね片30,31に接触する。平栓刃51を所定量だけ挿入し終えた状態では、プラグ5のハウジング50が器体2の前面210に略当接するとともに、一対のばね片30,31及び補助ばね片35によって平栓刃51の先端部が挟持される。
続いて、刃受ばね3が塑性変形している場合について説明する。コンセント1では、プラグ5の各平栓刃51を、差込口211を通して器体2の内部に挿入した場合、まず、各平栓刃51が、対応する刃受ばね3の一対のばね片30,31の前端部には接触せず、両ばね片30,31の中間部と後端部(図1の下部)の境界付近で両ばね片30,31の一方のみと接触する。平栓刃51をさらに挿入すると、平栓刃51の先端が補助ばね片35と接触する。このとき、補助ばね片35に平栓刃51から力が加わることによって、刃受ばね3が元の形状に戻るようになる。その後、平栓刃51を所定量だけ挿入し終えた状態では、プラグ5のハウジング50が器体2の前面210に略当接するとともに、一対のばね片30,31及び補助ばね片35によって平栓刃51の先端部が挟持される。
上記より、実施形態1のコンセント1では、刃受ばね3が塑性変形していない場合、塑性変形している場合のどちらであっても、平栓刃51が一対のばね片30,31及び補助ばね片35と接触面積及び接触個所を増加して接触することができ、十分な挿抜力と保持力を確保することができる。
以上、実施形態1によれば、刃受ばね3が塑性変形した場合であっても、上記刃受ばね3が、プラグ5の平栓刃51が挿入されたときに、平栓刃51との接触面積及び接触個所を増加して挟持することができるので、平栓刃51との片あたり状態を低減することができ、温度の異常上昇を抑えることができる。また、平栓刃51が刃受ばね3に接触した状態において平栓刃51に人の指先が触れるのを防止することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図4,5を用いて説明する。図4は実施形態2の刃受ばね及び端子の概略斜視図である。図5は実施形態2の刃受ばねの概略斜視図である。
実施形態2のコンセントは、実施形態1のコンセント1(図1参照)と同様に、器体2を備えているが、実施形態1のコンセント1にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態2のコンセントは、実施形態1の刃受ばね3及び端子4に代えて、図4に示すような刃受ばね3a及び端子4aを備えている。刃受ばね3aは、図5に示すように、一対のばね片30,31と、連結片33と、延設片34と、補助ばね片35とを備えているとともに、リード片32aを備えている。リード片32aは、2つのかしめ突起320,320を備えている。なお、刃受ばね3aは、上記以外の点において、実施形態1の刃受ばね3(図2参照)と同様である。
一方、端子4は、図4に示すように、基片40と、2つの押さえ片42,42とを備えているとともに、2つの鎖錠片41a,41aを備えている。各鎖錠片41aには、2つの貫通孔410,410が形成されている。上記貫通孔410,410とかしめ突起320,320によって、端子4aが各刃受ばね3aとかしめ固定によって接合している。なお、端子4aは、上記以外の点において、実施形態1の端子4(図2参照)と同様である。
以上、実施形態2によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、刃受ばね3aと端子4aが接続している状態では十分な接続強度を維持しつつ、刃受ばね3aの取り替え時には上記取り替えを簡単に行うことができるので、刃受ばね3aの形状変更を容易に行うことができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について図6〜8を用いて説明する。図6は実施形態3の刃受ばね及び端子の概略図である。図7は、実施形態3のコンセントであって、塑性変形していない刃受ばねに平栓刃が挿入された状態を示す図である。図8は、実施形態3のコンセントであって、塑性変形している刃受ばねに平栓刃が挿入された状態を示す図である。
実施形態3のコンセントは、実施形態1のコンセント1(図1参照)と同様に、器体2と、端子4とを備えているが、実施形態1のコンセント1にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態3のコンセントは、実施形態1の刃受ばね3に代えて、図6に示すような刃受ばね3bを備えている。刃受ばね3bは、一対のばね片30,31と、連結片33と、延設片34とを備えているとともに、延設片34aを備えているが、実施形態1の刃受ばね3とは異なって補助ばね片35を備えていないものである。延設片34aは、平栓刃51(図1参照)が挿入されたときに接触することできるほどに幅が広いものである。なお、刃受ばね3bは、上記以外の点において、実施形態1の刃受ばね3(図2参照)と同様である。
次に、実施形態3のコンセントとプラグ5の接続について説明する。まず、刃受ばね3bが塑性変形していない場合について図7を用いて説明する。上記の場合では、図7に示すように、各栓刃51が刃受ばね3bに挿入される。これに対して、刃受ばね3bが塑性変形している場合では、図8に示すように、各栓刃51が刃受ばね3bに挿入されたときに、刃受ばね3bが塑性変形しているので、栓刃51が片あたりしている。しかし、各延設片34が栓刃51の先端にあたることによって、刃受ばね3bを栓刃51に沿わせるように元の形状に戻る方向に変形する。上記より、刃受ばね3bが塑性変形していない場合と同様の挿入状態にすることができる。
以上、実施形態3によれば、刃受ばね3が塑性変形した場合であっても、上記刃受ばね3が、プラグ5の平栓刃51が挿入されたときに、刃受ばね3bを栓刃51に沿わせることによって平栓刃51との接触面積を増加して挟持することができるので、平栓刃51との片あたり状態を低減することができ、温度の異常上昇を抑えることができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4について図9を用いて説明する。図9は実施形態4のコンセント及びプラグの概略断面図である。
実施形態4のコンセントは、実施形態1のコンセント1(図1参照)と同様に、器体2と、端子4とを備えているが、実施形態1のコンセント1にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態4のコンセントは、実施形態1の刃受ばね3に代えて、図9に示すように、一方(左側)に刃受ばね3を備え、他方(右側)に刃受ばね3cを備えている。刃受ばね3cは、一対のばね片30,31と、連結片33とを備え、延設片や補助ばね片を備えていないものである。なお、刃受ばね3cは、上記以外の点において、実施形態1の刃受ばね3(図1参照)と同様である。また、実施形態4のコンセントとプラグ5(図1参照)の接続は実施形態1と同様である。
以上、実施形態4によれば、刃受ばね3が塑性変形した場合であっても、上記刃受ばね3が、プラグ5の平栓刃51が挿入されたときに、平栓刃51との接触面積及び接触個所を増加して挟持することができるので、平栓刃51との片あたり状態を低減することができ、温度の異常上昇を抑えることができる。
なお、実施形態3,4の変形例として、刃受ばねと端子をかしめ固定によって接合してもよい。このような構成にすると、実施形態3,4と同様の効果を得ることができるとともに、刃受ばねの取り替えを簡単に行うことができるので、刃受ばねの形状変更を容易に行うことができる。
また、実施形態1〜4の変形例として、プラグの栓刃として、平栓刃に代えて他の形状の栓刃を用いてもよい。このような構成にしても、実施形態1〜4と同様の効果を得ることができる。
本発明による実施形態1のコンセント及びプラグの概略断面図である。 同上の刃受ばね及び端子の一面からの概略斜視図である。 同上の刃受ばね及び端子の他面からの概略図である。 本発明による実施形態2の刃受ばね及び端子の概略斜視図である。 同上の刃受ばねの概略斜視図である。 本発明による実施形態3の刃受ばね及び端子の概略斜視図である。 同上のコンセントであって、塑性変形していない刃受ばねに平栓刃が挿入された状態を示す図である。 同上のコンセントであって、塑性変形している刃受ばねに平栓刃が挿入された状態を示す図である。 本発明による実施形態4のコンセント及びプラグの概略断面図である。 従来のコンセント及びプラグの概略断面図である。 同上のコンセント及びプラグであって、塑性変形している刃受ばねに平栓刃が挿入された状態を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 コンセント
2 器体
211 差込口
3 刃受ばね
30,31 ばね片
33 連結片
34 延設片
35 補助ばね片
5 プラグ
51 平栓刃

Claims (2)

  1. それぞれが、互いに対向する一対のばね片と、前記一対のばね片の一端部同士を連結する連結片と、前記一対のばね片の一方のばね片の他端部から他方のばね片に向かって延設される延設片と、前記延設片の先端部から前記一方のばね片と対向するように延設される補助ばね片とを含み、前記一対のばね片及び前記補助ばね片によって前記一対のばね片の一端部側から挿抜される栓刃を挟持する刃受ばねを備えることを特徴とするコンセントの刃受構造。
  2. 外部電線を接続する端子を備え、
    前記刃受ばねが、前記端子とかしめ固定によって接続される
    ことを特徴とする請求項1記載のコンセントの刃受構造。
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