JP4551998B2 - 光プローブ、および、これを用いた計測システム - Google Patents

光プローブ、および、これを用いた計測システム Download PDF

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Description

本発明は、光プローブ、これを用いた計測システム、および、これを用いた反射光検出方法に関するものである。特に、本発明は、反射式の光プローブに関するものである。
従来の反射式光センサとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この光センサは、人体表面に照射され、人体内部で散乱した後、照射された表面に戻ってきた光(反射光)を検出するものである。この反射光を検出することにより、血液の酸素飽和度を測定することができる。血中の酸素飽和度を測定する装置は、パルスオキシメータと呼ばれている。
こうした反射式の光センサは、人体(例えば指)の表面に貼り付けるだけで使用することができる。一方、透過式の光センサは、発光体と受光体とで対象者の身体の一部を挟み込むため、傷害が起きたり、圧迫などの不快感を生じたりすることがある。したがって、反射式光センサは、透過式のものに較べて、対象者における負担が少ないという利点がある。
ところで、反射式の光センサを、従来のものよりも小型化することができれば、使用部位の制約が減少する。十分に小さいものであれば、例えば、小指の爪や小児の爪にも使用できるようになる。
また、特許文献1記載の光センサは、発光用のLEDを爪の表面に接着しているので、対象者が発熱の影響を受けやすいという問題もある。したがって、従来のものでは、発光時間や消費電力(つまり発光量)を制限して発熱量を抑制する等の対策が必要になる。
特表2001−501847号公報
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的の一つは、小型化が容易な光プローブおよびこれを用いた計測システムを提供することである。本発明の他の目的は、発光部による発熱の影響を測定対象(人、動植物または物)が受けにくい光センサを提供することである。
本発明に係る光プローブは、発光部と受光部と反射部と光通路とを備えている。前記受光部は、前記発光部から発せられ、かつ、前記光通路と外部とを通過した光を受光するものである。前記反射部は、前記発光部から前記光通路に入った光を反射して前記光通路の内部に戻すものである。前記光通路は、前記発光部から発せられた光を前記反射部または前記外部を介して前記受光部に送るものである。
前記発光部は、前記反射部または前記光通路に向けて光を発するものであってもよい。
前記発光部は、前記外部に向けて光を発するものであってもよい。
前記発光部は、少なくとも二種類の波長の光を発するものであってもよい。
前記発光部は、発光用のLEDまたはレーザダイオードを備えている構成であってもよい。
前記発光部は、第1発光部と第2発光部とを備えていてもよい。前記第1発光部は、第1の波長の光を発するLEDまたはレーザダイオードを備えていてもよい。前記第2発光部は、第2の波長の光を発するLEDまたはレーザダイオードを備えていてもよい。
前記受光部は、受光した光を検出するフォトダイオードを備えていてもよい。
前記反射部は、拡散反射面であってもよい。
前記反射部は、球面形状に形成されていてもよい。
前記光プローブは、本体をさらに備えていてもよい。さらに、前記反射部を、前記本体の内面に形成し、かつ、前記本体を変形可能とすることができる。
前記光通路は、前記発光部または受光部の周囲に配置された端部を備えていてもよい。
前記光通路の内部には、透明材料を充填してもよい。この透明材料の全部または一部をエポキシ樹脂とすることができる。また、透明材料の全部または一部をシリコーン樹脂とすることもできる。
前記受光部または前記発光部を基板に配置してもよい。さらに、基板を、変形可能としてもよい。
前記発光部を基板に配置し、前記基板に、前記発光部で発生した熱を外部に導く伝熱性を備える構成としてもよい。
前記発光部は、光ファイバ等の導光体を備えていてもよい。
前記受光部は、光ファイバ等の導光体を備えていてもよい。
本発明の光プローブは、次のような構成であってもよい。すなわち、この光プローブは、発光部と受光部と反射部と光通路とを備える。前記発光部は、前記反射部に向けて発光するものである。前記反射部は、前記発光部と対向しており、かつ、前記発光部から発せられた光を前記光通路に戻すものである。前記光通路は、前記発光部と前記反射部との間に配置されている。さらに、前記光通路は、前記発光部から発せられ、かつ、前記反射部で反射された光を外部に送り出すものである。前記受光部は、前記発光部から発せられ、かつ、前記光通路と前記外部とを通過した光を受光するものである。
本発明の光プローブは、次のような構成であってもよい。すなわち、この光プローブは、発光部と受光部と反射部と光通路とを備える。前記発光部は、外部に向けて発光するものである。前記光通路は、前記発光部から発せられ、かつ、前記外部を通過した光を取り込んで、前記反射部まで導くものである。前記反射部は、前記光通路に取り込まれた光を反射して、前記光通路を介して前記受光部に送るものである。前記受光部は、前記光通路により送られた光を受光するものである。
前記発光部は、基板の一面側に配置され、前記受光部は、前記基板の他面側に配置されていてもよい。
本発明に係る計測システムは、前記したいずれかの光プローブと、この光プローブで受光された光の特性を解析する解析部とを有している。
本発明に係る反射光検出方法は、次のステップを有している:
(1)発光部から発せられた光を受光部の周囲から外部に放出するステップ;
(2)前記外部に放出され、かつ、前記外部を通過した光の一部を、前記受光部で受光するステップ。
前記ステップ(1)において、前記発光部から発せられた光を拡散反射させた後、前記放出を行うこともできる。
本発明に係る反射光検出方法は、次のような構成であってもよい。すなわち、この方法は、次のステップを有している:
(1)発光部から外部に向けて光を発するステップ;
(2)前記外部に向けて発せられ、かつ、前記外部を通過した光の一部を、前記発光部の周囲から光通路に取り込むステップ;
(3)前記光通路に取り込まれた光を前記受光部で受光するステップ。
前記ステップ(3)において、前記光通路に取り込まれた光を拡散反射させた後、前記受光部で受光することもできる。
本発明の光プローブにおいて、前記基板が、第1基板体と第2基板体と中間層とを備えていてもよい。前記第1基板体は、前記基板の一面側に配置されている。前記第2基板体は、前記基板の他面側に配置されている。前記中間層は、前記第1基板体と第2基板体との間に配置されている。さらに、前記中間層は導電性を有している。
前記中間層は遮光性を有していてもよい。
本発明の光プローブは、本体をさらに備え、前記反射部が、前記本体の内面に形成され、かつ、前記本体の外表面に導電性材料を備える構成であってもよい。
本発明の光プローブは、前記基板に配置された前記受光部の周囲を少なくとも部分的に覆う保護部を備え、前記保護部が導電性材料を備えた構成でも良い。
本発明の光プローブは、前記光通路の端部の周辺に、爪用アタッチメントを取り付け、前記爪用アタッチメントの外表面を、略円筒状に形成する構成であっても良い。
前記爪用アタッチメントが、前記光通路の端部に面する位置の外側において遮光性を有していてもよい。
本発明の光プローブは、前記基板に配置された前記受光部の周囲を少なくとも部分的に覆う保護部を備え、前記保護部が遮光性を有する構成であっても良い。
本発明の光プローブは、前記透明材料の内部に光散乱性媒体を配置する構成であってもよい。
本発明の光プローブは、さらに熱導体を備えていてもよい。前記発光部は、前記反射部に対向する位置に配置されてもよい。前記熱導体は、前記発光部近傍から前記反射部またはその外部まで延長される。
本発明によれば、小型化が容易な光センサを提供することができる。
また、本発明によれば、発光部を対象者(または対象物)から離間させることができ、このようにすれば、発光部による発熱の影響を受けにくい光センサを提供することも可能である。
(第1実施形態の構成)
本発明の第1実施形態に係る計測システムを、図1〜図13に基づいて以下に説明する。この実施形態の計測システムは、パルスオキシメータとして用いられるものである。この計測システムは、光プローブ1と、解析部2と、配線3と、固定具4とを主体として構成されている(図1参照)。また、この計測システムは、この実施形態では、計測対象者の手5に取り付けられている。
光プローブ1は、発光部11と、受光部12と、本体13と、光通路14と、基板15と、保護部16とを主要な構成として備えている(図2〜図11参照)。
発光部11は、第1発光部111と第2発光部112(図5,図10および図11参照)とを備えている。第1発光部111は、具体的には、第1の波長の光を発する発光体としてのLEDである。第1の波長の光とは、例えば、波長が660[nm]付近の赤色光である。第2発光部112は、具体的には、第2の波長の光を発する発光体としてのLEDである。第2の波長の光とは、例えば、波長が880[nm]付近の近赤外光である。ただし、発光部11としては、一つの発光体のみを用いる構成であってもよい。さらに、発光体としては、LEDに限らず、レーザダイオードやランプなどの他の発光体を用いても良い。また、LED等の発光体の数は、単数でも複数でもよい。第1および第2発光部111および112は、基板15の一面(本体13を向く面)に取り付けられている。これにより、発光部11は、反射部131(後述)または光通路14に向けて光を発するものとなっている。
受光部12は、この実施形態では、受光体としてのフォトダイオードが用いられている。受光部12は、基板15の他面(外部を向く面)に取り付けられている(図5,図9および図10参照)。これにより、受光部12は、発光部11から発せられ、かつ、光通路14と外部(例えば対象物の内部)とを通過した光を受光するようになっている。
本体13の一面(内面)には、球面形状とされた反射部131が形成されている(図2,図3および図5参照)。本体13は、全体として、硬質な樹脂から構成されている。ただし、本体13を柔軟性のある樹脂から構成してもよく、樹脂でない材料により構成しても良い。
反射部131は、光(特に赤外光や赤色光)を高い反射率で反射する材質(例えば白色材質)で構成されている。また、反射部131には、微細な凹凸(すなわち「粗い表面」)(図示せず)が形成されている。これにより、反射部131は、拡散反射面とされている。このような微細な凹凸(粗い表面)は、例えば白色微粉末を塗布することにより得ることができる。反射部131は、発光部11から光通路14に入った光を反射して光通路14の内部に戻すものである。
光通路14は、反射部131(すなわち本体13の内面)と発光部11との間に形成された空間である(図5参照)。光通路14は、発光部11の周囲に配置された端部(すなわち光が出入りする部分)141を備えている。光通路14の内部には、透明材料142が充填されている。透明材料142は、発光体の発熱を放散できるものであることが好ましく、例えば、エポキシ樹脂である。ただし、透明材料142としては、シリコーン樹脂など、他の材料を用いることもできる。また、例えば、人体に接触する部分のみを柔軟なシリコーン樹脂とし、その他の部分をエポキシ樹脂とすることもできる。光通路14は、発光部11から発せられた光を反射部131および外部(例えば対象物の内部)を介して(つまり経由して)受光部12に送るようになっている。光通路14の端部141は、受光部12の周囲に形成されたものとなっている。なお、ここで、周囲とは、全周を必ずしも意味するものではなく、全周の一部である場合を含む。光通路14の端部141は、基板15に対応する部分を除いて、受光部12の周囲において、外部に面している。
基板15は、本体13の一面側に取り付けられている。基板15の一端は、反射部131の内面側に形成された光通路14のほぼ中央まで延長されている。基板15の他端は、本体13の外部まで延長されている。発光部11および受光部12は、基板15の一端の近傍に取り付けられている。これにより、基板15に取り付けられた発光部11は、反射部131のほぼ中央付近に面する位置に配置されている。受光部12は、基板15に取り付けられた状態において、前記したように、本体13の外部方向に向けられている。基板15は、フレキシブル基板とされており、柔軟性が付与されている。つまり、基板15は、変形可能なものとなっている。また、基板15のうち、光通路14に接触している面は、発光部11および受光部12を除いて、拡散反射面であることが望ましい。
保護部16は、図2,図3,および図5に示されているように、基板15の表面に取り付けられている。保護部16には、その厚さ方向に貫通した穴161が形成されている(図5参照)。穴161の内部には、受光部12が収納されている。穴161の内部には、光通路14に充填された透明材料142と同様な透明材料162が充填されている。もちろん、透明材料162は、透明材料142と異なる材質であっても良い。
解析部2は、信号増幅器21と、A/D変換器22と、CPU23と、インタフェース部24と、メモリ部25と、表示部26と、操作部27と、電源部28とを備えている(図12参照)。
信号増幅器21は、光プローブ1の受光部12からの信号を増幅する部分である。A/D変換器22は、光プローブ1からのアナログ信号をディジタル信号に変換してCPU23に送る部分である。CPU23は、A/D変換器22から送られた信号を、メモリ部25に格納されたプログラムに従って処理する部分である。
インタフェース部24は、CPU23とメモリ部25〜電源部28との間における信号や電力の受け渡しを行う部分である。
メモリ部25には、信号処理のために必要なプログラムやデータが格納されている。表示部26は、CPU23における処理結果を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイである。表示部26は、外部から見える位置に配置されている(図1参照)。
操作部27は、外部からの指示(例えば動作開始)を解析部2に入力するための部分である。
電源28は、例えば電池である。電源28は、解析部2の動作に必要な電力を供給する。さらに、電源28は、インタフェース部24および配線3を介して、発光部11に電力を供給する。電源28から発光部11への電力の供給量(つまり発光量)または供給時期(つまり発光時期)は、CPU23により制御されている。このような解析部2は、マイコンチップなどの適宜な部品を用いることにより容易に構成することができる。
配線3は、光プローブ1の基板15と解析部2の信号増幅器21とを接続しており、両者間での信号伝送や電力供給を行っているものである。配線3と基板15とは、着脱可能となっている。
固定具4は、ベルト状に形成されており、その両端が解析部2に取り付けられている。固定具4は、例えば伸縮可能なベルトである。固定具4としては、要するに、解析部2を身体に固定できるものであればよい。
(第1実施形態の動作)
つぎに、前記のように構成された本実施形態の装置を用いた反射光検出方法の一例について説明する。測定の前に、対象者の手5における親指51の爪511(図1参照)の表面に透明な接着剤(図示せず)を塗布する。ついで、爪511に、光プローブ1を取り付ける。このとき、光プローブ1の受光部12の側を爪511の表面に向ける(図13参照)。もちろん、光プローブ1の接着方法としては、例えば、本体13の底面(爪511と接触する面)に接着剤層を設けておく方法でも良い。さらに、固定具4を用いて、手首52に解析部2を取り付ける。
ついで、解析部2の電源部28からCPU23を介して発光部11の第1発光部111に電力を供給する。これにより、第1発光部111を発光させる。第1発光部111から発せられた赤色光は、光通路14を通り、反射部131によって拡散反射する。反射部131は、拡散反射面となっているので、光通路14の内部は積分球となる。したがって、この実施形態では、発光部11から発せられた光は、その指向性の高低に拘わらず、光通路14の端部141(つまり光通路14の出口)から外部へ放出される。しかも、この実施形態では、反射部131を拡散反射面としているので、端部141から放出された光の指向性を低下させることができる。
この実施形態では、光通路14の端部141を、受光部12の周囲に配置しているので、光は、受光部12の周囲から外部に放出する。ただし、基板15に相当する部分では、基板15で遮られるため、光は放出しない。このように、「周囲」とは、必ずしも全周を意味するものではない。
光通路14の端部141から外部に放出された光は、外部に位置する対象物としての爪511に照射される。照射された光は、図13に示されるように、人体組織、すなわち、爪511,爪の下の組織512,筋肉513および骨514を通過した後に反射される。また、光の一部は、爪511の表面で反射され、光通路14に戻る。
人体組織を通過した光の一部は、受光部12により受光される。受光された光は、受光部12により光電変換されて、光の強度信号が電気信号として解析部2へ送られる。
ついで、電源部28から発光部11の第2発光部112に電力を供給する。これにより、第2発光部112を発光させる。第2発光部112から発せられた赤外光は、第1発光部111の場合と同様にして、受光部12により受光され、光の強度信号が解析部2へ送られる。
このような第1発光部111の発光と第2発光部112の発光とを、短い周期で繰り返す。発光周期は、脈波の周期よりも十分に短いことが好ましい。例えば、発光周期は、予想される脈波周期の1/10以下の値に設定される。このようにすれば、一つの受光部12を用いた場合であっても、脈波の強度信号を二つの波長において取得することができる。
解析部2のCPU23は、それぞれの波長の強度信号における変動幅(直流成分を除いた変動量の幅)を求める。ついで、赤色光における変動幅をRとし、近赤外光をIRとすると、変動幅の比R/IRを求める。この比が高ければ血中酸素飽和度が低く、この比が低ければ酸素飽和度が高いことになる。このようなデータ処理方法は良く知られているので、これ以上の説明は省略する。さらに、CPU23は、変動幅の比に対応する酸素飽和度の数値をメモリ部25から検索し、表示部26に出力して表示する。
この実施形態では、発光部11からの光を、受光部12の周囲から外部に放出しているので、広い領域を通過した光を受光部12により受光することができる。したがって、広い範囲における対象物の情報を取得することができる。例えば、生体組織では、血管が局在しているため、狭い範囲の情報では、必ずしも脈波の変動を捉えることができない。これに対して、この実施形態では、脈波の変動を捉えやすいという利点がある。
また、この実施形態では、光通路14における端部(外部に面している部分)141の面積を調節することにより、対象物への光の照射量を容易に調節することができる。面積の調節は、例えば遮蔽物を取り付けることにより行うことができる。
さらに、この実施形態では、発光部11が基板15の一面側(対象物から離間した側)に配置されているので、対象物(例えば人体)が発熱の影響を受けにくいという利点がある。このため、例えば、発光量や発光時間を増加させることが容易となり、検出信号のSN比を向上させることが可能となる。さらには、対象者が発熱による傷害を受けにくく、不快感を感じにくいという利点もある。また、光プローブ1を小型化し、それによって光通路14の端部141の面積が小さくなった場合でも、発光部11からの光量を増加させることによって、十分な受光量を得ることが容易となる。
また、この実施形態の光プローブでは、発光部11からの光を、光通路14を介して外部に放出しているので、発光部11と受光部12とを、対象物から離間する方向に沿って配列することができる。特許文献1に記載された従来の光プローブでは、発光部と受光部とを体表面に沿う方向において並べている。しかも、この従来の光プローブでは、発光部と受光部がある程度離間していないと、十分な情報を得られない。したがって、従来の光プローブでは、さらなる小型化は難しい。これに対して、本実施形態の光プローブは、発光部11と受光部12とを、対象物から離間する方向に沿って配列することができるので、光プローブの設置に要する面積を小さくする(つまり小型化する)ことが容易となるという利点がある。しかも、本実施形態では、小型化した場合であっても、前記したように、受光部12の周囲という広い範囲から光を対象物に照射することができるので、十分な受光量を確保しやすい。
さらに、本実施形態の光プローブでは、爪511の表面で反射された光の一部は、端部141を通って光通路14に再び入る。光通路14に入った光は、光通路14の内部が積分球となっているために(つまり反射部131が拡散反射面となっているために)、再び端部141から外部に放射される。このように、この実施形態では、放射された光の一部を再利用することができる。したがって、この実施形態では、発光された光の利用効率を向上させることができ、このために、光プローブのさらなる小型化が可能になるという利点がある。
また、本実施形態の光プローブによれば、前記したとおりに小型化が可能になるので、生体や青果物の表面のような曲面への取り付けが容易となる。
さらに、この実施形態の光プローブにおいて、本体13を変形可能な材料とすれば、曲面への取り付けがさらに容易となる。また、この光プローブにおいて、透明材料142や基板15を変形可能なものとすれば、同様の利点を得ることができる。さらに、透明材料142のうち、特に、人体に接触する部分を柔軟な材料とすることによって、密着性の向上や使用感の向上という利点を得ることもできる。
また、この実施形態では、基板15に保護部16を取り付けているので、受光部12に接続された配線を保護することができるという利点もある。また、保護部16の穴161に透明材料162を充填しているので、受光部12をさらに確実に保護することができる。
さらに、この実施形態の光プローブでは、光通路14の内部に透明材料142を封入しているので、本体13の強度を向上させることができる。したがって、この光プローブは、例えば発光部11や受光部12の配線のような内部構造を保護することができるという利点も有する。
(第2実施形態)
つぎに、本発明の第2実施形態に係る計測システムを図14および図15に基づいて説明する。この計測システムの解析部2は、送信部29をさらに備えている。送信部29は、受信局6に対して無線信号を送信するものである。このようにすれば、解析部2で得た情報(例えば血中酸素飽和度)を、送信部29を介して、病院などの施設7に送ることができる。第2実施形態の他の構成および利点は、第1実施形態と同様なので、説明を省略する。
(第3実施形態)
つぎに、本発明の第3実施形態に係る光プローブ1を図16に基づいて説明する。この実施形態では、発光部11と受光部12との位置関係が、第1実施形態とは逆となっている。すなわち、第3実施形態においては、基板15の内面側(光通路14および反射部131を向く側)に、受光部12が取り付けられている。さらに、基板15の外面側に、発光部11が取り付けられている。なお、図16においては、基板15や保護部16の形状は適宜簡略化して記載している(後述する図17および図18においても同様)。
第3実施形態の光プローブ1では、発光部11から発せられた光は、直ちに外部に放出される。ついで、外部に放出された光の一部は、外部(つまり生体内部)を通過した後に、光通路14の端部141から光通路14の内部に入る。光通路14に入った光は、反射部131で反射されて、やがて受光部12により受光される。反射部131は、拡散反射面となっているので(つまり光通路14の内部は積分球となっているので)、光通路14に入った光は、入射角度に拘わらず、受光部12により効率よく受光される。第3実施形態における他の構成および利点は、前記第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。ただし、第3実施形態においては、発熱による生体組織への傷害を避けるために、発光部11を対象物から遠ざけるか、発光量を減らす設計とすることが好ましいと考えられる。
(第4実施形態)
つぎに、本発明の第4実施形態に係る光プローブ1を図17に基づいて説明する。この実施形態では、第3実施形態と異なり、反射部131に受光部12が取り付けられている。この実施形態においても、第3実施形態と同様に、外部を通過した後に光通路14に入った光を、その入射角に拘わらず、受光部12により受光することができる。このように、光通路14の内部が積分球となっている場合には、受光部12は、光通路14に面していれば、どこに配置されても良い。第4実施形態における他の構成および利点は、前記第3実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
(第5実施形態)
つぎに、本発明の第5実施形態に係る光プローブを図18に基づいて説明する。この実施形態では、光通路14の端部141の面積が狭められている。このようにすれば、光の利用効率が向上すると考えられる。第5実施形態における他の構成および利点は、前記第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
(第6実施形態)
つぎに、本発明の第6実施形態に係る光プローブ1を図19および図20に基づいて説明する。この実施形態では、基板15が、第1基板体151と第2基板体152と中間層153とから構成されている。
第1基板体151は、基板15の一面側(図中上側)に配置されている。発光部11は、第1基板体151の上面に配置されている。
第2基板体152は、基板15の他面側(図中下側)に配置されている。受光部12は、第2基板体151の下面に配置されている。
中間層153は、第1基板体151および第2基板体152とほぼ同形状とされ、かつ、これらの間に配置されている。中間層152は、導電性を有する材料により構成されている。このような材料としては、例えば、銅、アルミニウム、金、導電性樹脂などがある。また、単一素材以外にも、複合素材の材料であってもよい。中間層153は、電気的に接地されている。
第6実施形態の光プローブ1によれば、中間層152により、生体からの電気的ノイズの受信量を減少させることができる。これにより、受光部12における出力のSN比を向上させることが可能となる。
また、中間層153は、遮光性を有することが好ましい。遮光性を有する材料としては、例えば、銅、アルミニウム、金などがある。中間層153が遮光性を有していると、被測定部位を通過していない光が基板15を通過して受光部12に到達するおそれを減少させることができる。これによっても、受光部12における出力のSN比を向上させることができる。
第6実施形態における他の構成および利点は、前記第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
(第7実施形態)
つぎに、本発明の第7実施形態に係る光プローブ1を図21および図22に基づいて説明する。この実施形態では、本体13の外表面に、クロムメッキが施されている(図21および図22におけるハッチングによりメッキ箇所を示す)。これにより、本体13の外表面が導電性材料を備えている。さらに、本実施形態では、保護部16の外表面にもクロムメッキが施されている。また、この実施形態では、保護部16が本体13の外部まで延長されている(図21および図22参照)。このメッキを形成したことにより、この実施形態では、受光部12の周囲を少なくとも部分的に覆う保護部16が導電性材料を備えている。この実施形態では、各クロムメッキ部分が、電気的に接地されている(図21参照)。
本実施形態の光プローブ1によれば、各クロムメッキ部分により、生体からの電気的ノイズの受信量を減少させることができる。これにより、受光部12における出力のSN比を向上させることが可能となる。なお、クロム以外の導電性材料を用いることも可能である。さらに、塗布方法としては、メッキ以外の方法(例えば蒸着)も可能である。
第7実施形態における他の構成および利点は、前記第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
(第8実施形態)
つぎに、本発明の第8実施形態に係る光プローブ1を図23〜図25に基づいて説明する。本実施形態では、光通路14の端部141の周辺(本実施形態では本体13の底面)に、爪用アタッチメント30が取り付けられている。爪用アタッチメント30の外表面(底面)31は、略円筒状に形成されている(図25参照)。
また、本実施形態では、光通路14の端部141に面する部分32における爪用アタッチメント30は、透明材料により形成されており、光通路14の端部141に面する位置の外側部分33および内側部分34(図25参照)においては、遮光性を有する材料により構成されている。ただし、内側部分34において、受光部12に対応する部分35は、透明材料により構成されている。図23および24におけるハッチング部分は、遮光性を有する部分を示している。このような構成の爪用アタッチメント30は、例えば二色成形により構成できる。遮光性を有する材料とは、例えば、黒色の樹脂である。
このような爪用アタッチメント30を備えることにより、受光部12で受光される外乱光(外部から侵入する光または発光部11からの直接の光)の量を減少させることができ、受光部12における出力のSN比を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、光通路14の端部141に面する部分32における爪用アタッチメント30を透明材料により形成しているので、被測定部位を通過する光の量は維持することが可能である。
なお、爪用アタッチメント30を構成する素材としては、柔軟な材質(例えばゴム)が好ましい。このようにすると、爪と爪用アタッチメント30との密着性が向上し、外乱光の侵入を効果的に抑止することができる。
また、保護部16により受光部12の周囲を少なくとも部分的に覆い、さらに、保護部16に遮光性を持たせると、受光部12への外乱光の侵入をさらに効果的に抑止することができる。
第8実施形態における他の構成および利点は、前記第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
(第9実施形態)
つぎに、本発明の第9実施形態に係る光プローブ1を図26および図27に基づいて説明する。この実施形態では、透明材料142の内部に光散乱性媒体(微小であるため図示せず)が配置されている。光散乱性媒体は、透明材料142の内部に、なるべく分散して配置されることが好ましい。光散乱性媒体としては、硫酸バリウムなどの白色粉末を用いることが、光の散乱を高めるためには好ましい。
本実施形態の光プローブ1によれば、光散乱性媒体により光を散乱させることができる(図27参照)。図27における矢印が、光散乱性媒体で散乱された光の進行方向を模式的に示す。したがって、光通路14の端部141から外部に照射される光を均質化することができ、被測定箇所における広い範囲の情報を取得することができる。また、本実施形態のように光散乱性媒体を配置することにより、反射部131を拡散反射面に構成する必要がなくなり、反射部131を構成するためのコストを安価にできるという利点もある。
第9実施形態における他の構成および利点は、前記第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
(第10実施形態)
つぎに、本発明の第10実施形態に係る光プローブ1を図28〜図31に基づいて説明する。この実施形態の光プローブ1は、熱導体132を備えている。この実施形態においては、第1実施形態と同様に、発光部11が、反射部131に対向する位置に配置されている。
熱導体132は、発光部11の近傍から反射部131に達し、さらに本体13を突き抜けて、その外部まで延長されている。
熱導体132は、発光部11からの熱を実用上十分に放散できる程度に発光部11に接近していればよい。もちろん、熱導体132は、発光部11に接触していてもよく、発光部11の近傍における基板15に接続されていてもよい。発光部11またはその近傍と熱導体132との間を、他の部材で連結して、熱を伝達することも可能である。
熱導体132の材質としては、熱伝導性の高い材料(例えばアルミニウムなど)であることが好ましい。
本実施形態の光プローブ1によれば、発光部11における発熱の放散効率が高くなるので、発光部11の過熱や、それに伴う周囲の部材の過熱を抑制することができるという利点がある。
なお、前記各実施形態では、反射部131を拡散反射面としたが、反射部131を、拡散的でなく鏡面的な反射面とすることも可能である。ただし、この場合には、発光部11や受光部12の位置関係を調整し、光線が受光部12に到達するように設計する必要がある。
さらに、前記各実施形態では、光プローブを取り付ける対象物として指の爪を例示したが、これに限らず、例えば爪以外の皮膚であってもよい。これにより、皮膚における光の反射量(つまり皮膚の色)を計測することが可能となる。さらに、人間や動物などの生体に限らず、果実などの食品が対象であってもよい。これにより、たとえが果実の糖度や熟度の測定が可能となる。さらには、この光プローブを食品以外の各種製品における反射率の測定に用いることも可能である。また、この光プローブは、パルスオキシメータ用に用いることができるだけでなく、例えば反射光を用いた血中グルコースセンサ用の光プローブとしても用いることが可能と考えられる。
また、前記各実施形態では、反射部131を球面状としたが、反射部131の内面が拡散反射面である場合は、反射部131の形状はどのようなものであってもよい。
さらに、前記各実施形態における発光部は、光ファイバ等の導光体(光を伝送する部材)であってもよい。このようにすれば、光プローブの外部からの光(例えば外部に設置された発光体からの光)を、発光部からの光として用いることができる。同様に、前記各実施形態における受光部は、光ファイバ等の導光体であってもよい。このようにすれば、光プローブの外部に反射光を送り出し、外部において、光電変換や解析を行うことができる。
さらに、前記各実施形態の光プローブ1に温度センサを取り付けることもできる。温度センサの位置は、たとえば、基板15が使用者に向いている面(下面)である。このようにすると、使用者の近くでの温度を測定できる。また、温度センサを本体13の中心近傍に配置すると、本体13がもっとも高温となる地点での温度を測定できる。
ただし、温度センサの位置としては、基板15の上面(本体13の側を向く面)であってもよい。また、本体13の内表面や外表面やその内部であってもよい。測定したい地点から離れた位置にセンサを配置する場合は、測定温度を適宜補正する(例えば+2℃とする)ことにより、目的とする位置での温度を推測できる。
温度センサのための配線は、基板15を利用して行うことができる。使用できる温度センサは特に限定されない。例えば、温度センサとしては、サーミスタ、金属測温抵抗体、熱伝対などが使用可能である。光プローブ1の温度を温度センサで監視することにより、例えば、高温になったときに警告をしたり、発光部11の発光を停止したりするという対応が可能となる。
なお、前記各実施形態の記載は単なる一例に過ぎず、本発明に必須の構成を示したものではない。各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれば、上記に限らない。
さらに、前記した機能ブロックどうしは、複合して一つの機能ブロックに集約されても良い。また、一つの機能ブロックの機能が複数の機能ブロックの協働により実現されても良い。
本発明の第1実施形態に係る計測システムを対象者の手に取り付けた状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る光プローブを底面方向から見た斜視図である。 図2の光プローブの分解図である。 図2の光プローブの底面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図2の光プローブの平面図である。 図2の光プローブを図4中B方向から見た側面図である。 図4の要部拡大図である。 図2の光プローブに用いられる基板の底面図である。 図9の基板の側面図である。 図9の基板の平面図である。 図1の計測システムに用いられる解析部の概略的な構成を示すブロック図である。 図2の光プローブの動作を説明するための説明図であって、光プローブを爪に取り付けた状態における要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る計測システムを対象者の手に取り付けた状態を示す説明図である。 図14の計測システムに用いられる解析部の概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る光プローブの要部を示す概略的な断面図である。 本発明の第4実施形態に係る光プローブの要部を示す概略的な断面図である。 本発明の第5実施形態に係る光プローブの要部を示す概略的な断面図である。 本発明の第6実施形態に係る光プローブにおける基板の横断面図である。 図19に示す基板の分解斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る光プローブの本体部分の底面図である。 図21の右側面図である。 本発明の第8実施形態に係る光プローブの本体部分の底面図である。 図23の右側面図である。 図23におけるB−B線に沿う拡大断面図である。 本発明の第9実施形態に係る光プローブの本体部分の縦断面図である。 図26に相当する部分における図であって、光散乱性媒体による光の散乱状態を説明するための説明図である。 本発明の第10実施形態に係る光プローブの底面図である。 図28の右側面図である。 図28の平面図である。 図30におけるC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
1 光プローブ
11 発光部
111 第1発光部
112 第2発光部
12 受光部
13 本体
131 反射部(本体の内面)
132 熱導体
14 光通路
141 光通路の端部
142 光通路に充填された透明材料
15 基板
151 第1基板体
152 第2基板体
153 中間層
16 保護部
161 穴
162 穴に充填された透明材料
2 解析部
21 信号増幅器
22 A/D変換器
23 CPU
24 インタフェース部
25 メモリ部
26 表示部
27 操作部
28 電源部
29 送信部
30 爪用アタッチメント
31 爪用アタッチメントの外表面
32 爪用アタッチメントの透明部分
33 透明部分の外側における遮光部分
34 透明部分の内側における遮光部分
35 受光部に対応する位置における透明部分
3 配線
4 固定具
5 手
51 指
511 爪
512 爪の下の組織
513 筋肉
514 骨
6 受信局
7 施設

Claims (26)

  1. 発光部と受光部と反射部と光通路と基板とを備えており、
    前記発光部は、前記反射部に向けて発光するものであり、
    前記反射部は、前記発光部と対向しており、かつ、前記発光部から発せられた光を前記光通路に戻すものであり、
    前記反射部は拡散反射面とされており、
    前記光通路は、前記発光部と前記反射部との間に配置されており、さらに、前記光通路は、前記発光部から発せられ、かつ、前記反射部で反射された光を外部に送り出すものであり、
    前記受光部は、前記発光部から発せられ、かつ、前記光通路と前記外部とを通過した光を受光するものであり、
    前記発光部は、前記基板の一面側に配置され、前記受光部は、前記基板の他面側に配置されており、
    前記基板の一面側は、前記反射部に対向しており、前記基板の他面側は、前記外部に向けられており、
    前記基板の周囲には、前記光通路の端部が配置されており、
    前記光通路の端部は、前記発光部から発せられて前記光通路を通った光が前記外部に放出されるための出口となっている
    ことを特徴とする光プローブ。
  2. 前記基板は、前記発光部から発せられた光を透過させない構成となっている、請求項1に記載の光プローブ。
  3. 前記基板において、前記光通路に面する部分は拡散反射面とされている、請求項1又は2に記載の光プローブ。
  4. 前記発光部は、少なくとも二種類の波長の光を発するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の光プローブ。
  5. 前記発光部は、発光用のLEDまたはレーザダイオードを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の光プローブ。
  6. 前記発光部は、第1発光部と第2発光部とを備えており、前記第1発光部は、第1の波長の光を発するLEDまたはレーザダイオードを備えており、前記第2発光部は、第2の波長の光を発するLEDまたはレーザダイオードを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の光プローブ。
  7. 前記受光部は、受光した光を検出するフォトダイオードを備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の光プローブ。
  8. 前記反射部は、球面形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の光プローブ。
  9. 本体をさらに備えており、前記反射部は、前記本体の内面に形成されており、かつ、前記本体は変形可能とされていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の光プローブ。
  10. 前記光通路の内部には、透明材料が充填されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の光プローブ。
  11. 前記透明材料の全部または一部はエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項10記載の光プローブ。
  12. 前記透明材料の全部または一部はシリコーン樹脂であることを特徴とする請求項10記載の光プローブ。
  13. 記基板は、変形可能であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の光プローブ。
  14. 記基板は、前記発光部で発生した熱を外部に導く伝熱性を備えていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の光プローブ。
  15. 前記発光部は導光体を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の光プローブ。
  16. 前記受光部は導光体を備えていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項記載の光プローブ。
  17. 前記基板は、第1基板体と第2基板体と中間層とを備えており、前記第1基板体は、前記基板の一面側に配置されており、前記第2基板体は、前記基板の他面側に配置されており、前記中間層は、前記第1基板体と第2基板体との間に配置されており、前記中間層は導電性を有していることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の光プローブ。
  18. 前記基板は、第1基板体と第2基板体と中間層とを備えており、前記第1基板体は、前記基板の一面側に配置されており、前記第2基板体は、前記基板の他面側に配置されており、前記中間層は、前記第1基板体と第2基板体との間に配置されており、前記中間層は遮光性を有していることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の光プローブ。
  19. 本体をさらに備えており、前記反射部は、前記本体の内面に形成されており、かつ、前記本体の外表面には導電性材料が備えられていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の光プローブ。
  20. 前記基板に配置された前記受光部の周囲を少なくとも部分的に覆う保護部を備えており、前記保護部は導電性材料を備えていることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の光プローブ。
  21. 前記光通路の端部の周辺には、爪用アタッチメントが取り付けられており、前記爪用アタッチメントの外表面は、略円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の光プローブ。
  22. 前記爪用アタッチメントは、前記光通路の端部に面する位置の外側において遮光性を有していることを特徴とする請求項21記載の光プローブ。
  23. 前記基板に配置された前記受光部の周囲を少なくとも部分的に覆う保護部を備えており、前記保護部は遮光性を有していることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の光プローブ。
  24. 反射部を拡散反射面とすることに代えて、前記透明材料の内部に光散乱性媒体配置したことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の光プローブ。
  25. さらに熱導体を備え、前記発光部は、前記反射部に対向する位置に配置されており、前記熱導体は、前記発光部近傍から前記反射部またはその外部まで延長されていることを特徴とする請求項1〜24のいずれか1項に記載の光プローブ。
  26. 請求項1〜25のいずれか1項記載の光プローブと、この光プローブで受光された光の特性を解析する解析部とを有する計測システム。
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